
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「CAB」を受検することがあります。
CABの対策をまったくしていないけれど、ノー勉のまま受検して大丈夫なのか不安な就活生もいるでしょう。
この記事では、CABをノー勉で受検する際の立ち回り術と、焦らず受検するためのポイントを紹介します。
- CABはノー勉で受かるのか
- ノー勉でも使える解答テクニック
- 受検直前10分でできること
- ノー勉で失敗した場合のリカバリー法
- CABをノー勉で受検する予定の人
- 対策する時間がない人
- ノー勉でも焦らず受検したい人
目次[目次を全て表示する]
CABとは?テストの特徴をおさらい
CABは日本エス・エイチ・エルが提供するIT職種向けの適性検査で、プログラマーやSEの適性を測るテストです。まずは基本的な特徴を確認しましょう。
CABの基本情報
CABはIT企業やSIer、ソフトウェア会社を中心に導入されている適性検査です。
コンピュータ職としての適性を測定するために設計されており、一般的な適性検査とは出題内容が大きく異なります。
検査内容は「暗算」「法則性」「命令表」「暗号」の4つの能力検査と「性格検査」で構成されています。
暗算以外の3分野は論理的思考力やパターン認識能力を測る問題で、独特の出題形式が特徴です。
IT業界を志望する就活生は受検する機会が多いテストであり、事前に出題形式を知っておくことが重要です。
ペーパーテスト版のCABとWeb版のWeb-CABがあり、企業によって指定される形式が異なります。
CABの出題形式と制限時間
CABのペーパーテスト版は暗算10分・法則性15分・命令表15分・暗号16分の制限時間が設けられています。
暗算は四則演算の問題を素早く解く分野で、計算スピードが求められます。
法則性は図形の変化パターンを見つけて次に来る図形を予測する問題です。
命令表はプログラミングのフローチャートに似た形式で、指示に従って図形を変化させる問題が出題されます。
暗号は記号の規則性を見つけて解読する問題で、論理的思考力が試される分野です。
いずれの分野も制限時間に対して問題数が多いため、スピーディに解答を進める必要があります。
CABのボーダーライン目安
CABのボーダーラインは企業によって異なりますが、正答率5〜7割程度が通過の目安とされています。
大手SIerやIT企業ではボーダーが高めに設定される傾向がありますが、中小のIT企業ではやや低めのケースもあります。
CABは問題の形式が独特であるため、対策している受検者とそうでない受検者のスコア差が大きくなりやすいテストです。
法則性・命令表・暗号の3分野は慣れが重要で、初見では時間内に解ききるのが難しいとされています。
志望企業のボーダー情報を事前に確認し、ノー勉で挑むリスクを把握しておくことが大切です。
暗算分野は計算力さえあれば対応できるため、ノー勉でも得点源にしやすい分野と言えるでしょう。
CABはノー勉で受かるのか?
対策なしでCABに挑んだ場合に通過できる可能性があるのか、現実的に分析します。
ノー勉で通過できる可能性
CABは出題形式が非常に独特であるため、ノー勉での通過は他の適性検査よりも難しい傾向にあります。
暗算分野は基本的な計算力があれば対応できますが、法則性・命令表・暗号の3分野は初見では戸惑う可能性が高いです。
特に命令表は指示書に従って図形を操作する独特の形式で、出題パターンを知らないと何をすればよいかわからないこともあります。
しかし論理的思考力やパターン認識能力が高い人であれば、初見でもある程度対応できる可能性はあります。
パズルやロジック系のゲームが得意な人は、CABの問題形式にも適応しやすいでしょう。
全体として、ノー勉では厳しい面がありますが、地頭次第では通過の可能性はゼロではありません。
テストの種類別・ノー勉の通過率
CABの4つの分野によってノー勉での対応のしやすさに差があります。
暗算は純粋な計算スピードの勝負なので、計算が得意な人であればノー勉でも高得点を狙えます。
法則性は図形の変化パターンを見つける問題で、観察力がある人はノー勉でもある程度対応できるでしょう。
命令表は最も独特な形式で、出題パターンを知らないと初見では解きにくい分野です。
暗号も規則性の発見が鍵で、論理的思考力が高い人であれば初見でも挑戦できます。
性格検査は正解がない形式なので、ノー勉でも問題なく回答できるでしょう。
地頭で乗り切れる範囲と限界
CABの暗算は基礎的な四則演算の力があれば十分に対応できる分野です。
法則性はIQテストの図形問題に似た形式なので、パターン認識が得意な人は地頭で乗り切れることがあります。
しかし命令表と暗号はCAB独自の出題形式であり、初見では問題の意味を理解するだけで時間がかかってしまいます。
出題形式を知らない状態ではスピーディに解くことが難しいのがCABの特徴です。
地頭だけで乗り切れるのは暗算と法則性の一部であり、命令表と暗号は慣れが必要な分野と言えるでしょう。
ノー勉で挑む場合は暗算で確実に得点し、他の分野は解ける問題だけ拾う戦略が有効です。
ノー勉でCABに臨む際の心構え
ノー勉でCABを受検する際は独特の出題形式に戸惑わないための心構えが重要です。焦らず臨むためのポイントを紹介します。
完璧を目指さず確実に取れる問題を拾う
CABは出題形式が独特であるため、ノー勉ですべてを正解しようとするのは非常に難しいです。
暗算分野は計算力だけで得点できるため、ここを得点源として確実に正解を積み重ねましょう。
法則性では比較的パターンが見つけやすい問題を優先して解き、複雑なものは後回しにする戦略が有効です。
命令表や暗号は最初の数問で形式を理解し、解ける問題だけ確実に取るという意識で臨みましょう。
全体で6割程度の正答率があれば多くの企業のボーダーをクリアできるため、完璧を目指す必要はありません。
取れる問題を確実に取ることが、ノー勉でCABに挑む場合の最も合理的な戦略です。
焦りは最大の敵と心得る
CABの問題形式を初めて見ると「何を問われているかわからない」と焦りを感じやすいものです。
しかし焦れば焦るほど冷静な判断ができなくなり、暗算のような得点源の分野でもケアレスミスが増えてしまいます。
未知の形式の問題に出くわしたら、まず落ち着いて問題文をよく読み、何を求められているのかを理解しましょう。
それでもわからない場合は潔く飛ばして次の問題に進む判断が必要です。
CABは分野ごとに制限時間が独立しているため、1つの分野で苦戦しても他の分野には影響しません。
焦りを感じたら深呼吸して気持ちをリセットし、冷静さを取り戻してから続けましょう。
結果が悪くても選考全体で巻き返せる
CABの結果が振るわなかったとしても、選考全体の評価はCABだけで決まるわけではありません。
IT企業の選考ではプログラミングスキルやポートフォリオ、技術面接の評価なども重視されます。
CABを足切りに使う企業もありますが、面接での技術力やコミュニケーション能力を重視する企業も多いです。
テストの結果が良くなくても、面接でIT業界への熱意や技術力をアピールすれば挽回は十分に可能です。
CABの結果に囚われすぎず、選考全体で自分の強みを伝えることに集中しましょう。
今回の経験をバネにして、次回の受検に向けた対策を始めることが大切です。
ノー勉でも使える解答テクニック
対策なしでも本番で使えるテクニックはあります。CABで即実践できる解答のコツを紹介します。
消去法で選択肢を絞る
CABも選択式の問題が中心であるため、消去法は有効なテクニックとして活用できます。
法則性の問題では明らかにパターンから外れている選択肢を除外し、残りの候補から正解を選びましょう。
暗号問題でも規則性に合わない選択肢を先に排除することで、正解にたどり着きやすくなります。
暗算では概算をおこなって明らかに範囲外の数値を除外し、計算の手間を減らすことができます。
命令表でも最終的な図形の特徴から選択肢を絞り込むアプローチが有効です。
消去法はどの分野でも使える汎用的なテクニックなので、積極的に活用しましょう。
時間配分を守って最後まで解く
CABは分野ごとに制限時間が設定されているため、各分野内での時間配分が重要になります。
暗算は1問あたり15秒から20秒程度のペースで解き進める必要があります。
法則性・命令表・暗号はそれぞれ1問あたり30秒から1分程度を目安にしましょう。
目安の時間を超えた問題は適当にマークして次に進む判断が求められます。
未回答の問題があると確実に不正解になるため、時間が足りない場合でもランダムにマークしておきましょう。
全問に回答することを最優先にして、時間配分を守る意識で臨むのがノー勉の最善策です。
わからない問題を飛ばす判断基準
ノー勉だと特に命令表や暗号で解けない問題が出てくるため、飛ばす判断を素早くおこなうことが重要です。
問題を読んで15秒以内に解法のイメージが湧かない場合は、その問題は飛ばすのが賢明です。
法則性で図形の変化パターンがすぐに見つからない場合も、深追いせずに次に進みましょう。
飛ばす際は必ず何かしらの選択肢をマークしてから次の問題に移ってください。
無回答は確実に0点ですが、マークしておけば正解する可能性が残ります。
解ける問題で確実に得点し、難問は確率に任せるという戦略がノー勉での合理的な立ち回りです。
CABの分野別ノー勉攻略ポイント
CABの4つの能力検査分野にはそれぞれ攻略のポイントがあります。各分野の立ち回りを確認しましょう。
暗算・法則性の立ち回り
暗算は四則演算のスピードと正確性が問われる分野で、ノー勉でも最も得点しやすい科目です。
足し算・引き算・掛け算・割り算の基本的な計算問題が出題されるため、計算力があれば対策なしでも対応できます。
計算ミスを防ぐために、回答前に概算で結果の妥当性を確認する習慣をつけましょう。
法則性は図形の変化パターンを見つけて次の図形を予測する問題で、観察力が鍵になります。
図形の回転・反転・色の変化などのパターンに注目し、規則性を見つける作業を素早くおこないましょう。
パターンがすぐに見つからない場合は消去法で選択肢を絞り込む方法も有効です。
命令表の立ち回り
命令表はプログラムのフローチャートのような指示書に従って図形を操作する問題です。
指示書には「回転」「反転」「色の変更」などの命令が書かれており、順番に実行した結果を答えます。
初見では何をすればよいかわかりにくいですが、問題文を丁寧に読めば指示の内容は理解できるでしょう。
命令を一つずつ順番に実行し、途中の状態をメモしながら進めると間違いを防げます。
焦って命令を飛ばしたり順番を間違えたりすると正解にたどり着けないため、落ち着いて取り組むことが大切です。
時間がかかりそうな問題は飛ばして、シンプルな命令数の問題を先に処理する戦略が有効です。
暗号の立ち回り
暗号は記号と文字の対応関係を見つけて暗号を解読する問題です。
問題では暗号化のルールが示されており、そのルールを理解して正しい解読結果を選ぶ形式になっています。
暗号問題は論理的に考えればルールを特定できることが多いため、地頭が良い人は初見でも対応できるでしょう。
ルールの特定に時間がかかる場合は、選択肢から逆算してルールを推測する方法も有効です。
複雑なルールの問題は時間がかかりやすいため、シンプルな問題を先に解いてスコアを稼ぎましょう。
暗号分野は慣れが大きく影響するため、ノー勉の場合は解ける問題だけ確実に正解する意識で臨んでください。
受検直前10分でできること
ノー勉でも受検直前のわずかな時間で準備できることがあります。残り10分を有効に活用しましょう。
出題形式だけでも確認する
CABの問題を解く時間がなくても、出題形式を知っておくだけで本番の焦りが大幅に軽減されます。
「CAB 出題形式」で検索すれば、暗算・法則性・命令表・暗号それぞれの問題イメージを数分で把握できます。
特に命令表と暗号は独特の形式であるため、事前にどのような問題が出るか知っておくことが非常に重要です。
命令表がフローチャート形式の問題であることを知っているだけでも、本番での戸惑いが減ります。
法則性は図形パターンの問題であることを把握しておけば、すぐに問題に取りかかれるでしょう。
出題形式の把握はCABにおいて特に効果が高い直前対策です。
受検環境を整える
Web-CABで受検する場合は、受検環境を整えることがパフォーマンスに影響します。
インターネット回線が安定しているか確認し、できれば有線接続で受検しましょう。
筆記用具とメモ用紙は必ず手元に準備しておき、命令表の操作をメモしながら解けるようにしておきましょう。
不要なアプリやブラウザタブは閉じて、テストに集中できる環境を作ってください。
ペーパーテスト版の場合も筆記用具に加えて計算用のスペースを確保しておくと便利です。
スマートフォンの通知をオフにして、集中力を維持できる状態で臨みましょう。
深呼吸してリラックスする
CABは独特の出題形式で不安を感じやすいテストですが、深呼吸でリラックスしてから臨みましょう。
4秒吸って7秒止めて8秒で吐く呼吸法を3回繰り返すだけで、気持ちが落ち着きます。
「見たことない問題が出ても大丈夫」と自分に言い聞かせて、前向きな気持ちで受検に臨みましょう。
リラックスした状態のほうがパターン認識力や論理的思考力が発揮されやすくなります。
過度な緊張は判断力を鈍らせるため、深呼吸で緊張を解いてからスタートすることが大切です。
ノー勉でも冷静に臨めば、解ける問題は必ずあるはずです。
ノー勉で失敗した場合のリカバリー法
ノー勉で受検して結果が思わしくなかった場合でも、挽回の方法はあります。前向きに対処しましょう。
Webテストの結果だけで落ちるとは限らない
CABの結果が良くなかったとしても、それだけで選考に落ちるわけではありません。
IT企業の選考では技術面接やポートフォリオの評価、グループディスカッションなども重要な判断材料になります。
CABを足切りに使う企業もありますが、人柄や技術力を重視する企業では面接での評価が合否を大きく左右します。
プログラミングスキルやIT業界への熱意を面接でしっかりアピールすれば、テスト結果の不振を挽回できるでしょう。
CABの結果だけで自己評価を下げず、選考全体で自分の強みを伝えることに集中してください。
テスト結果が良くなくても、就活全体に致命的な影響はないと理解しておきましょう。
再受検のチャンスを活かす
CABは企業ごとに受検するテストなので、別の企業で改めて受検するチャンスがあります。
一度受検すれば出題形式に慣れた状態で臨めるため、初回よりも確実にスコアが向上するでしょう。
志望度の低い企業で先に受検して練習し、本命企業に備える戦略も有効です。
特に命令表や暗号は一度経験するだけで解き方のコツが掴める分野です。
ノー勉での初回受検は形式を知るための経験と割り切って、次回に備えましょう。
失敗を活かして対策することで、次の受検では大幅なスコアアップが期待できます。
次回に向けた最短対策プラン
ノー勉での受検経験を踏まえて、次回に向けた効率的な対策をおこないましょう。
CABは出題パターンが限られているため、問題集で各分野10問ずつ練習するだけでも大きな効果があります。
特に命令表と暗号は慣れが重要なので、解法パターンを理解するための練習が最優先です。
暗算は計算スピードを上げる練習を短時間おこなうだけでもスコアが改善します。
法則性はIQテスト系の図形問題をWebで数問解けば感覚が掴めるでしょう。
完璧な対策を目指す必要はなく、弱点分野の補強に絞った最短対策が効果的です。
まとめ
CABはIT職種向けの独特な適性検査ですが、ノー勉でも冷静な立ち回りで得点を確保することは可能です。
暗算分野を得点源にして、法則性・命令表・暗号では解ける問題を確実に拾う戦略が有効です。
出題形式を直前10分で確認するだけでも本番での焦りが大幅に軽減されます。
仮に結果が振るわなくても再受検や面接での挽回が可能なので、過度に落ち込む必要はありません。
この記事の立ち回り術を参考に、焦らず冷静にCABの受検に臨んでください。