
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「CBTS」を受検することがあります。
CBTSの対策をまったくしていないけれど、ノー勉のまま受検しても大丈夫なのか不安に思っている就活生もいるでしょう。
この記事では、CBTSをノー勉で受検する際の立ち回り術と、焦らず受検するためのポイントを紹介します。
- CBTSはノー勉で受かるのか
- ノー勉でも使える解答テクニック
- 受検直前に最低限やるべきこと
- ノー勉で受検した後のリカバリー法
- CBTSをノー勉で受検する予定の人
- 対策する時間がない人
- ノー勉でも最善を尽くしたい人
目次[目次を全て表示する]
CBTSとは?テストの特徴をおさらい
CBTSはCBT-Solutionsが運営するテストセンターで受検する適性検査の総称です。ここでは基本情報を確認しておきましょう。
CBTSの基本情報
CBTSはCBT-Solutions(シービーティー・ソリューションズ)が運営するテストセンターで実施される適性検査の受検方式を指します。
CBTSはテストの名前というよりも受検会場の名称であり、実際に受検するテストの種類は企業によって異なります。
SPIのテストセンター方式とは別の受検会場として運営されており、さまざまな種類の適性検査がCBTSの会場で実施されています。
受検するテストの種類を事前に特定することが対策の第一歩であり、CBTS自体に対する対策というものは厳密には存在しません。
全国に多数の受検会場があり、自分の都合の良い日時と会場を選んで受検することができます。
企業から受検案内が届いた際に、どのテストを受検するのかを確認することが重要です。
CBTSの出題形式と制限時間
CBTSで受検するテストの出題形式と制限時間は、実施されるテストの種類によって大きく異なります。
能力検査が含まれるテストであれば、言語・非言語・英語などの科目ごとに制限時間が設定されています。
性格検査が含まれるテストであれば、質問に対して選択肢から回答する形式が一般的です。
CBTSの会場で受検する場合はパソコンを使った受検となり、専用の受検環境が提供されます。
会場では周囲に他の受検者がいるため、自宅での受検とは異なる緊張感があるかもしれません。
制限時間はテストの種類によって30分から90分程度まで幅があり、事前の確認が重要です。
CBTSのボーダーライン目安
CBTSのボーダーラインは受検するテストの種類と企業によって異なります。
一般的な適性検査であれば正答率6〜7割程度が目安とされることが多いですが、テストによって基準は変わります。
CBTSで受検するテストの種類がわかれば、そのテスト固有のボーダーライン情報を参考にできるでしょう。
テストの種類を特定できない場合は、一般的な適性検査の基準を目安にしておくのが現実的です。
大手企業ではボーダーが高く設定されていることが多く、中小企業では比較的緩やかな基準のことが多いです。
口コミサイトや先輩の体験談でテストの種類とボーダーの目安を調べておくと安心でしょう。
CBTSはノー勉で受かるのか?
対策をしていない状態でCBTSに挑んだ場合、実際に通過できるのかどうかを率直に分析します。
ノー勉で通過できる可能性
CBTSで受検するテストの内容によりますが、基礎学力が高い人であればノー勉でも通過できる可能性はあります。
能力検査が含まれるテストの場合、中学から高校レベルの基礎的な問題が出題されることが多く、学力のある人は有利です。
性格検査が含まれる場合はそもそも対策不要のため、ノー勉であることがデメリットになることはありません。
企業によってはテストの結果を参考程度に使っていることもあり、ボーダーが低めに設定されているケースもあります。
テストの種類がSPIやSCOAなど基礎的な内容であれば、大学受験の学力がそのまま活きるでしょう。
全体的に見て、基礎学力があればノー勉でも十分に通過できるチャンスはあります。
ノー勉が致命的になるケース
CBTSで専門的な内容を含むテストを受検する場合、ノー勉だと大きなハンディを負うことになります。
テストの種類によっては独自の出題形式があり、形式を知らないだけで時間をロスしてしまいます。
また会場での受検は独特の緊張感があるため、自宅受検よりも焦りを感じやすい環境です。
大手企業や人気企業でボーダーラインが高く設定されている場合、ノー勉での突破はかなり厳しくなるでしょう。
受検するテストの種類を事前に特定できていないと、対策はおろか心構えすらできない状態になります。
最低限、どのテストを受検するのかだけでも事前に確認しておくことが重要です。
地頭で乗り切れる範囲と限界
CBTSで受検するテストの多くは基礎学力をベースにしているため、地頭の良さがある程度は得点に反映されます。
言語分野の読解問題や基本的な計算問題は、学力のある人であれば対策なしでも正答できるでしょう。
論理的思考力を問う問題も、普段から論理的に考える習慣がある人は有利です。
ただし出題形式に特化した対策をしている受検者と比べると、解答スピードに差がつくことは避けられません。
特にテストセンターでは時間制限が厳しめに設定されていることが多く、解答スピードが重要になります。
地頭で7割程度はカバーできますが、残りは出題形式への慣れと時間配分のスキルに左右されるでしょう。
ノー勉でCBTSに臨む際の心構え
CBTSを対策なしで受検する際に持っておくべき心構えを紹介します。会場受検ならではの注意点もあります。
完璧を目指さず得点を最大化する
ノー勉でCBTSに臨む場合はすべての問題を完璧に解くことは諦めるのが現実的です。
解ける問題を確実に正答することに集中し、難問に時間をかけすぎないことが大切です。
会場受検は周囲の受検者のキーボード音が聞こえるため、焦りを感じやすい環境です。
6〜7割の正答率を目標に設定して、それを達成するための戦略的な解答を心がけましょう。
完璧主義を捨てることで心理的な余裕が生まれ、冷静に問題に取り組めるようになります。
得点の最大化を意識することが、ノー勉で最善の結果を出すための基本戦略です。
得意分野で確実に得点を稼ぐ
CBTSで受検するテストに言語と非言語が含まれる場合は、得意な方の分野で確実に得点を稼ぐことが重要です。
文系の学生であれば言語分野に注力し、理系の学生であれば非言語分野で高得点を狙いましょう。
得意分野の問題は解答スピードも速いため、時間の余裕を作って苦手分野にも取り組むことができます。
基本的な問題を取りこぼさないことがノー勉での合格に直結します。
難問は後回しにして、解ける問題を確実に処理してから残り時間で難問に挑戦しましょう。
得意分野での安定した得点が、全体のスコアを底上げする基盤になります。
焦りをコントロールする方法
CBTSの会場で受検する場合、周囲の受検者の存在が焦りの原因になることがあります。
他の受検者が早くキーボードを打つ音が聞こえると「自分は遅れている」と感じてしまうかもしれません。
しかし受検者ごとに受検しているテストの種類が異なることもあるため、周囲のペースは参考になりません。
焦りを感じたら一度画面から目を離して深呼吸し、自分のペースを取り戻しましょう。
「自分は自分のテストに集中する」という意識を持ち、周囲と比較しないことが大切です。
焦りをコントロールできるかどうかが、会場受検の成否を大きく左右します。
ノー勉でも使える解答テクニック
CBTSをノー勉で受検する際にも、知っておくだけで得点が変わる解答テクニックがあります。実践してみましょう。
時間配分で差をつける方法
CBTSでの受検では時間配分が合否を分ける重要な要素です。
テスト開始時に全体の問題数と制限時間を確認し、1問あたりにかけられる時間を把握しましょう。
テストセンターの受検ではパソコン画面に残り時間が表示されるため、定期的に確認する習慣をつけてください。
1問に1分以上かかる場合は次の問題に進むというルールを自分の中で決めておくと、時間切れを防げます。
前半でペースをつかめれば、後半も安定したリズムで解答を進められるでしょう。
時間配分を意識するだけで、同じ実力でもスコアに大きな差が生まれます。
消去法で正答率を上げるコツ
CBTSで受検する多くのテストでも消去法は有効な解答テクニックです。
選択肢の中から明らかに間違っているものを先に除外することで、正答率を高めることができます。
言語分野では文脈に合わない選択肢を消去し、非言語分野では計算結果と明らかに異なる選択肢を除外しましょう。
4択問題で2つの選択肢を消去できれば正答率は50%まで上がるため、確信のない問題でも得点のチャンスがあります。
消去法は問題の種類に関わらず汎用的に使えるテクニックなので、受検するテストの種類がわからなくても活用できます。
ノー勉であっても消去法を駆使すれば、全体の正答率を着実に改善できるでしょう。
わからない問題の処理法
CBTSでわからない問題に遭遇した場合は、必ず何かしらの選択肢を選んでから次に進むことが鉄則です。
無回答は確実に0点ですが、消去法で絞った上で選択すれば正解する確率が上がります。
テストセンターの受検では問題を飛ばして後から戻れないテストもあるため、必ず回答してから進みましょう。
30秒考えても解法が思いつかない場合は、割り切って次の問題に進むべきです。
わからない問題に時間を使うよりも、解ける問題を確実に正答する方が得点効率は高くなります。
割り切って次に進む判断力が、ノー勉での受検を成功に導くカギとなります。
CBTSの分野別ノー勉攻略ポイント
CBTSで受検するテストの分野ごとに、ノー勉でも使える攻略のポイントを紹介します。テストの種類に応じて活用してください。
言語分野のノー勉攻略
CBTSで受検するテストに言語分野が含まれる場合、語彙問題と読解問題が出題されるのが一般的です。
語彙問題は知識の有無で決まるため、知らない問題にはこだわらずテンポよく進めることが大切です。
読解問題は本文を丁寧に読めば正答できることが多いため、ノー勉でも得点を稼ぎやすい分野です。
選択肢を先に読んでから本文を読むと、必要な情報を効率的に見つけることができるでしょう。
語句の意味がわからない問題は文脈から推測し、消去法と組み合わせて正答率を上げましょう。
言語分野はノー勉でも比較的安定した得点が期待できるため、確実に得点を積み重ねてください。
非言語分野のノー勉攻略
非言語分野が含まれる場合は計算問題と論理的推論が出題されるのが一般的です。
基本的な四則演算や割合の計算は中学レベルの知識で対応できるため、ノー勉でも得点を稼ぎやすい問題です。
速度・距離・時間の問題や確率の問題は公式を思い出せれば解けるので、学生時代の記憶を頼りに取り組みましょう。
論理的推論の問題は独特の出題パターンがあるため初見では苦戦しやすい分野です。
推論問題に時間をかけすぎると他の問題に影響が出るため、素早く判断して解答するか飛ばすかを決めましょう。
筆算や計算用紙が使える場合は積極的に活用し、計算ミスを防ぐことも重要なポイントです。
性格検査のノー勉攻略
CBTSで受検するテストに性格検査が含まれる場合は、ノー勉でもまったく問題ありません。
性格検査は正解がない検査であり、素直に自分の性格を表現する回答をするだけで最善の結果が得られます。
一貫性のある回答を心がけ、似たような質問に対して矛盾した回答をしないよう注意しましょう。
極端な回答を避け、直感的にテンポよく回答することで信頼性の高い結果になります。
性格検査に時間をかけすぎず、能力検査の方に時間を多めに配分することを意識しましょう。
性格検査部分はリラックスして素直に取り組むことが何よりも大切です。
受検直前にやるべき最低限のこと
ノー勉の状態でも受検直前のわずかな時間で準備できることはあります。CBTSならではの準備も含めて確認しましょう。
出題形式だけでも確認する(10分)
CBTSで受検するテストの種類と出題形式を10分でも確認しておくことが最も重要な直前対策です。
企業からの受検案内メールを確認し、どのテストを受検するのかを特定しましょう。
テストの種類がわかったらスマートフォンで検索し、出題形式と制限時間の概要を把握してください。
テストの種類がわからない場合でも、CBTSで実施される主要なテストの特徴を確認しておくと心の準備ができます。
出題形式を知っているだけで本番の焦りが大幅に軽減され、より冷静に問題に取り組めるようになります。
10分の形式確認は、ノー勉で受検する人にとって最もコストパフォーマンスの高い対策です。
受検環境を整える
CBTSの会場で受検する場合は、会場へのアクセスと持ち物の準備が重要です。
受検会場の場所を事前に確認し、当日に迷わないようにルートを把握しておきましょう。
本人確認書類(身分証明書)は必ず持参し、受検案内に記載された持ち物をチェックしてください。
会場には余裕を持って到着し、受付や説明の時間を考慮してスケジュールを組みましょう。
ギリギリの到着は焦りの原因になるため、受検開始の15〜20分前には会場に着くのが理想的です。
会場での受検は環境が整っているため、自分自身の準備さえ万全にすれば問題ないでしょう。
コンディションを最優先にする
CBTSでの受検は能力検査が含まれることが多いため、脳のコンディションが結果に直結します。
受検前日は十分な睡眠をとり、当日は頭がクリアな状態で会場に向かいましょう。
空腹のまま受検すると集中力が低下するため、適度に食事を摂ってから会場に向かうことが大切です。
会場に到着したら深呼吸をして気持ちを落ち着け、ノー勉への不安を和らげましょう。
水分補給も忘れずにおこない、脳が最高のパフォーマンスを発揮できる状態で臨んでください。
コンディション管理はノー勉だからこそ重要で、体調ひとつで結果が変わることを忘れないでください。
ノー勉で受検した後のリカバリー
ノー勉でCBTSを受検して結果が振るわなかった場合でも、挽回の方法はあります。前向きに対処しましょう。
結果が悪くても通過するケース
CBTSでの受検結果が良くなかったとしても、それだけで不合格になるとは限りません。
多くの企業は適性検査の結果を選考の一要素として捉えており、面接やエントリーシートの評価と総合的に判断しています。
テストの結果を参考程度に使っている企業であれば、スコアが多少低くても通過できる可能性は十分にあります。
企業が重視するのはテストの点数よりも人柄やポテンシャルであることも少なくありません。
CBTSでの受検結果に落ち込まず、選考全体で自分の強みをアピールすることに集中しましょう。
結果がどうであれ、他の選考要素で巻き返すチャンスは十分に残されています。
再受検のチャンスを活かす
CBTSで受検するテストの中には再受検が可能なものがあります。
たとえばSPIのテストセンター方式であれば、別の企業の受検機会を利用して再挑戦することができます。
ノー勉での1回目の受検は、出題形式や会場の雰囲気に慣れるための練習として大きな価値があります。
2回目以降は形式に慣れ、会場の環境にも慣れた状態で臨めるため、パフォーマンスが確実に向上するでしょう。
志望度の低い企業の受検を先に経験し、本命企業に向けて実力を高めていくのも有効な戦略です。
1回目の経験を活かして次のチャンスに備えることが、就活成功への近道です。
次回に向けた最短の対策プラン
ノー勉で受検した経験を踏まえて、次回に向けた最短の対策をおこないましょう。
まずは受検したテストの種類を特定し、そのテストに特化した対策をおこなうことが最も効率的です。
テストの種類がわかったら、対策アプリや問題集で出題パターンを把握しましょう。
苦手だった分野に集中して対策するだけでも、ノー勉の状態とは大きな差が生まれます。
1日30分の対策を1週間続けるだけでも、テストセンターでの受検に対する自信がつくはずです。
完璧な対策は不要で、弱点を少し補強するだけでもスコアは着実に向上するでしょう。
まとめ
CBTSはCBT-Solutionsが運営するテストセンターでの受検方式で、ノー勉でも落ち着いた立ち回りで通過の可能性を高めることができます。
まずは受検するテストの種類を特定し、出題形式を把握しておくことが最も重要な準備です。
能力検査では解ける問題を確実に拾い、消去法や時間配分を意識することで得点を最大化できます。
会場には余裕を持って到着し、リラックスした状態で受検に臨むことが大切です。
この記事で紹介した立ち回り術を参考に、焦らず冷静にCBTSでの受検に臨んでください。