GPSはノー勉で受かる?焦らず受検するための立ち回り術を紹介

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就職活動の適性検査では、「GPS」を受検することがあります。

GPSの対策をまったくしていないけれど、ノー勉のまま受検しても大丈夫なのか不安に思っている就活生もいるでしょう。

この記事では、GPSをノー勉で受検する際の立ち回り術と、焦らず受検するためのポイントを紹介します。

この記事を読んでわかること
  • GPSはノー勉で受かるのか
  • ノー勉でも使える解答テクニック
  • 受検直前に最低限やるべきこと
  • ノー勉で受検した後のリカバリー法
この記事をおすすめしたい人
  • GPSをノー勉で受検する予定の人
  • 対策する時間がない
  • ノー勉でも最善を尽くしたい

GPSとは?テストの特徴をおさらい

GPSはベネッセが提供する適性検査で、思考力と性格の両方を測定する独自のテストです。ここでは基本情報を確認しておきましょう。

GPSの基本情報

GPSはベネッセi-キャリアが開発した適性検査で、「Global Proficiency & Skills」の略称です。

従来のSPIなどとは異なり、思考力テストに動画視聴型の問題が含まれることが大きな特徴です。

検査は「思考力テスト」と「性格検査」の2つで構成されており、思考力テストでは批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の3つを測定します。

大学のキャリアセンター経由で導入する企業が増えているテストで、教育機関との連携が強いのが特徴です。

思考力テストは単純な知識を問うのではなく、情報を整理して判断する力を測定する内容になっています。

企業はGPSの結果を書類選考や面接の参考資料として活用しています。

GPSの出題形式と制限時間

GPSの思考力テストは動画視聴型と文章読解型の2つの形式で出題されます。

動画視聴型では会議や議論の動画を視聴した後に、登場人物の発言や論理の妥当性について問われます。

文章読解型では資料や文章を読んで、情報を整理したり結論を導いたりする問題が出題されます。

制限時間は思考力テストと性格検査を合わせて約60分程度で、他のテストと比較してやや長めです。

動画を視聴する時間が含まれるため、テンポよく進めないと時間が不足する可能性があります。

Webで受検する形式が一般的で、自宅のパソコンから受検できるケースがほとんどです。

GPSのボーダーライン目安

GPSのボーダーラインは企業ごとに異なりますが、思考力テストの得点率6割前後が目安とされることが多いです。

思考力テストは知識の暗記ではなく論理的思考力を測定するため、地頭の良さがダイレクトに反映されます。

大手企業では高めのボーダーを設定しているケースもありますが、中小企業では比較的緩やかな基準のことが多いです。

性格検査部分は合否判定よりも面接の参考資料として使われることが一般的です。

GPSは導入企業がまだ限定的なため、ボーダーラインに関する情報が少ないのが現状です。

志望企業がGPSを採用している場合は、口コミサイトなどで通過ラインの目安を調べておくと良いでしょう。

GPSはノー勉で受かるのか?

対策をしていない状態でGPSに挑んだ場合、実際に通過できるのかどうかを率直に分析します。

ノー勉で通過できる可能性

GPSの思考力テストは知識を問う問題ではなく論理的思考力を測定するため、もともと思考力が高い人であればノー勉でも通過できる可能性があります。

批判的思考力は普段から論理的に物事を考える習慣がある人であれば、対策なしでも一定の得点が見込めます。

大学の授業でディスカッションやレポート作成に取り組んできた経験があれば、GPSの問題との親和性が高いでしょう。

動画視聴型の問題は情報の整理力と判断力が問われるため、日常的にニュースや議論に触れている人は有利です。

性格検査部分は対策不要のため、ノー勉であることのデメリットは思考力テスト部分に限定されます。

基礎的な論理的思考力があれば、ノー勉でも合格ラインに達することは十分に可能です。

ノー勉が致命的になるケース

GPSの動画視聴型の問題に慣れていないと、時間配分を大きく誤るリスクがあります。

動画を何度も見返してしまうと時間が足りなくなり、後半の問題に手が回らないケースが発生します。

また動画の中で複数の登場人物が異なる意見を述べる問題では、情報の整理ができないと混乱しやすいです。

思考力テストの問題形式がSPIなどの一般的な適性検査とはまったく異なるため、形式を知らないこと自体がハンディになります。

約60分という長めの検査時間を通して集中力を維持できないと、後半のパフォーマンスが落ちるリスクもあるでしょう。

動画視聴型の出題形式を事前に知っておくかどうかで、結果に大きな差が出る可能性があります。

地頭で乗り切れる範囲と限界

GPSは思考力を測定するテストのため、地頭の良さがそのまま得点に反映されやすいテストです。

批判的思考力の問題は論理の矛盾を見つけたり、根拠の妥当性を判断したりする内容で、普段の思考習慣が活きます。

協働的思考力の問題はディスカッションの流れを理解する力が問われ、部活動やゼミでの経験が役立つでしょう。

ただし動画視聴型の問題は形式に慣れていないと実力を発揮しにくいという側面があります。

創造的思考力の問題は新しいアイデアを生み出す力が求められるため、地頭だけでは対応が難しいこともあります。

地頭で6〜7割程度はカバーできますが、残りは出題形式への慣れや時間配分のスキルに左右されるでしょう。

ノー勉でGPSに臨む際の心構え

GPSを対策なしで受検する際に持っておくべき心構えを紹介します。焦らず冷静に取り組むことが重要です。

完璧を目指さず得点を最大化する

ノー勉でGPSに臨む場合はすべての問題を完璧に解くことは目指さないのが現実的です。

特に動画視聴型の問題は初見だと戸惑いやすいため、解ける問題を確実に正解することに集中しましょう。

思考力テストは問題ごとの配点が均一であることが多いため、難問に時間をかけるよりも解ける問題を確実に拾う方が効率的です。

6〜7割の正答率を目標に設定して、それを達成するための戦略的な解答を心がけましょう。

完璧主義を捨てることで心理的な余裕が生まれ、冷静に問題に取り組めるようになります。

得点の最大化を意識することが、ノー勉で結果を出すための最善の戦略です。

得意分野で確実に得点を稼ぐ

GPSの思考力テストは3つの思考力を測定するため、自分が得意な分野で確実に得点を稼ぐことが重要です。

論理的に考えるのが得意な人は批判的思考力の問題で高得点を狙い、ディスカッションが得意な人は協働的思考力の問題に注力しましょう。

創造的思考力の問題は独特の視点が求められるため、他の分野で得点を確保してから余裕を持って取り組むのが良いでしょう。

自分の得意分野がわからない場合は、文章読解型の問題から解き始めるのがおすすめです。

文章読解型は動画視聴型と比べて他の適性検査と形式が近いため、取り組みやすいはずです。

得意分野で確実に得点を積み重ねることが、ノー勉での合格につながります。

焦りをコントロールする方法

GPSの動画視聴型の問題を初めて見たとき、焦りを感じるのは自然なことです。

動画を見て問題に答えるという形式は他のテストにはないため、最初は戸惑うかもしれません。

焦りを感じたら一度深呼吸をして、「落ち着いて動画の内容を整理しよう」と自分に言い聞かせましょう。

動画は1回の視聴で要点をメモしておくと、問題に取り組む際にスムーズに回答できます。

初見の形式に戸惑うのは自分だけではなく、多くの受検者が同じ状況であることを思い出してください。

焦りは判断力を低下させるため、意識的に冷静さを保つことが得点向上に直結します。

ノー勉でも使える解答テクニック

GPSをノー勉で受検する際にも、知っておくだけで得点が変わる解答テクニックがあります。実践してみましょう。

時間配分で差をつける方法

GPSは約60分の検査時間の中で思考力テストと性格検査の両方を解く必要があるため、時間配分が非常に重要です。

動画視聴型の問題は動画の視聴時間が必要なため、文章読解型の問題よりも1問あたりの所要時間が長くなります。

最初に全体の問題数を把握し、1問あたりにかけられる時間の目安を計算しておきましょう。

動画は2回以上見返すと時間が大幅に消費されるため、1回の視聴で要点をしっかり把握することを心がけてください。

性格検査は直感的に回答できるため、思考力テストに時間を多めに配分するのが賢明です。

残り時間を定期的に確認しながら、ペースが遅れていないかチェックする習慣をつけましょう。

消去法で正答率を上げるコツ

GPSの思考力テストでも消去法は有効な解答テクニックです。

選択肢の中から明らかに間違っているものを先に除外することで、正答率を高めることができます。

批判的思考力の問題では、論理的に矛盾している選択肢を見つけて消去するのが効果的です。

動画視聴型の問題では、動画で言及されていない内容を含む選択肢は不正解の可能性が高いでしょう。

4択問題で2つの選択肢を消去できれば、残り2つからの選択で正答率は50%まで上がります。

消去法は確信が持てない問題でも正答率を上げられるため、ノー勉の受検者にとって非常に有効な戦略です。

わからない問題の処理法

GPSでわからない問題に遭遇した場合は、長時間悩まずに次の問題に進むことが大切です。

1問に3分以上かけてしまうと、後半の問題に取り組む時間がなくなってしまいます。

わからない問題でも必ず何かしらの選択肢を選んでから次に進みましょう。

無回答は確実に0点ですが、とりあえず選択肢を選べば正解する確率があるからです。

動画視聴型の問題で動画の内容が理解できなかった場合でも、選択肢のヒントから推測できることがあります。

解ける問題に時間を使い、わからない問題は割り切って処理するのがノー勉での最善の立ち回りです。

GPSの分野別ノー勉攻略ポイント

GPSの出題分野ごとにノー勉でも使える攻略のポイントがあります。各分野の特徴を押さえて本番に臨みましょう。

批判的思考力のノー勉攻略

批判的思考力の問題は論理の妥当性を判断する力が問われます。

与えられた情報や主張に対して、根拠が十分かどうか、論理に飛躍がないかを見極める問題が中心です。

ノー勉でも「この主張の根拠は何か」「前提と結論のつながりは正しいか」を意識するだけで正答率が上がります。

選択肢を読む際は「必ず」「絶対」「すべて」などの断定的な表現を含む選択肢は不正解の可能性が高いことを覚えておきましょう。

日常的にニュースを見て「この報道の根拠は何だろう」と考える習慣がある人は、この分野で高得点を狙えます。

情報を鵜呑みにせず批判的に考えるという姿勢で問題に取り組むことが攻略のポイントです。

協働的思考力のノー勉攻略

協働的思考力の問題はディスカッションの流れを理解する力が問われます。

動画視聴型の問題では複数の登場人物がそれぞれの意見を述べ、その中から最も適切な判断を選ぶ形式です。

動画を視聴する際は各人物の立場と主張をメモしておくと、問題に取り組む際にスムーズに回答できます。

「誰が何を主張しているか」「どの意見が最も論理的か」を整理することが攻略の基本です。

グループディスカッションやゼミでの議論経験がある人は、この分野との親和性が高いでしょう。

複数の意見を客観的に比較・評価する姿勢で取り組むことが、得点につながります。

創造的思考力のノー勉攻略

創造的思考力の問題は新しいアイデアや視点を生み出す力が問われます。

与えられた状況に対して最も創造的な解決策を選んだり、異なる視点から物事を考える力が試されます。

ノー勉の場合は「常識的な答え」ではなく「ユニークな視点の答え」を選ぶことを意識してみましょう。

この分野は対策が最も難しい反面、地頭とセンスが活きやすい分野でもあります。

固定観念にとらわれず柔軟に考えることが、創造的思考力の問題を解くコツです。

日常的に「もっと良い方法はないか」と考える習慣がある人は、この分野で力を発揮できるでしょう。

受検直前にやるべき最低限のこと

ノー勉の状態でも受検直前のわずかな時間で準備できることはあります。短時間でできる対策を確認しておきましょう。

出題形式だけでも確認する(10分)

GPSの出題形式を10分程度で把握しておくだけで本番の焦りを大幅に減らすことができます。

スマートフォンで「GPS 適性検査 形式」と検索すれば、動画視聴型や文章読解型の概要をすぐに確認できるでしょう。

特に動画視聴型の問題があることを知っておくだけで、本番で初めて見たときの驚きを減らせます。

3つの思考力(批判的・協働的・創造的)のどれが出題されるのかを事前に把握しておくだけでも心の準備ができます。

約60分の検査時間であることを知っていれば、時間配分の計画も立てやすくなるでしょう。

出題形式の把握は短時間で効果が高い、ノー勉の人にこそおすすめの直前対策です。

受検環境を整える

GPSをWebで受検する場合は、受検環境を整えることが合格率に直結します。

約60分の検査時間を集中して取り組むために、静かで落ち着いた場所を確保しましょう。

動画視聴型の問題があるため、音声が聞き取れる環境でイヤホンやヘッドホンを用意しておくことが重要です。

インターネット回線が安定しているか確認し、動画がスムーズに再生できる状態にしておきましょう。

メモ用紙とペンを手元に用意して、動画の内容をメモできるようにしておくと便利です。

スマートフォンの通知をオフにし、集中を妨げる要素を排除した環境で臨むことが大切です。

コンディションを最優先にする

GPSは思考力を測定するテストのため、脳のコンディションが結果に直結します。

受検前に十分な睡眠をとり、脳がクリアな状態で臨むことがノー勉でできる最大の対策です。

空腹で受検すると集中力が低下するため、適度に食事を摂ってから受検しましょう。

カフェインを適度に摂取することで集中力を高める効果も期待できます。

受検前の深呼吸でリラックスし、焦りや不安を和らげてから臨むことが大切です。

体調とメンタルのコンディションを整えることが、ノー勉でも最大限の力を発揮する秘訣です。

ノー勉で受検した後のリカバリー

ノー勉でGPSを受検して結果が振るわなかった場合でも、挽回の方法はあります。前向きに対処しましょう。

結果が悪くても通過するケース

GPSの結果が良くなかったとしても、それだけで不合格になるとは限りません

多くの企業はGPSの結果を選考の一要素として捉えており、エントリーシートや面接の評価と総合的に判断しています。

GPSを参考程度に使っている企業であれば、テストの得点が多少低くても通過できる可能性は十分にあります。

企業がGPSに求めるのは足切りラインのクリアであることが多いため、極端に低い得点でなければ問題ないケースもあります。

GPSの結果だけで落ち込まず、選考全体で自分の強みをアピールすることに集中しましょう。

性格検査の部分は面接の参考として活用されるため、面接で巻き返すチャンスは十分にあります。

再受検のチャンスを活かす

GPSは企業によっては再受検が可能なケースがあります。

異なる企業がGPSを採用している場合、別の機会に受検し直すことでスコアを更新できる可能性があります。

ノー勉で受検した1回目の経験は、出題形式や時間配分を把握するための貴重な練習になります。

2回目以降は形式に慣れた状態で臨めるため、ノー勉の初回よりも確実にパフォーマンスが向上するでしょう。

動画視聴型の問題への対応力も1回経験するだけで大きく改善されます。

1回目の結果が悪くても諦めず、次のチャンスに備えることが大切です。

次回に向けた最短の対策プラン

ノー勉で受検した経験を踏まえて、次回に向けた最短の対策をおこないましょう。

まずは今回の受検で特に苦手だった分野を振り返り、そこに集中して対策するのが効率的です。

GPSの思考力テストは問題集が少ないですが、批判的思考力は論理的思考の問題集で代替できます。

動画視聴型の問題は形式に慣れることが最大の対策なので、GPSの問題形式に関する情報を集めておきましょう。

普段からニュースの論点を整理したり、議論の構造を分析したりする習慣をつけると思考力が向上します。

完璧な対策を目指す必要はなく、弱点を補強するだけでもノー勉の状態とは大きな差が生まれるでしょう。

まとめ

GPSはベネッセが提供する思考力と性格を測定する適性検査で、ノー勉でも落ち着いた立ち回りで通過の可能性を高めることができます。

動画視聴型という独特の形式があるため、出題形式だけでも事前に確認しておくと本番の焦りが大幅に減ります。

批判的思考力・協働的思考力・創造的思考力の各分野で、得意な分野を中心に確実に得点を積み重ねることが大切です。

消去法や時間配分を意識し、わからない問題は割り切って次に進む立ち回りを心がけましょう。

この記事で紹介した立ち回り術を参考に、焦らず冷静にGPSの受検に臨んでください。

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