
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「GROW」を受検することがあります。
GROWの対策をまったくしていないけれど、ノー勉のまま受検しても大丈夫なのか不安に思っている就活生もいるでしょう。
この記事では、GROWを対策なしで受検する際のコツと、落ち着いて受検するためのポイントを紹介します。
- GROWはノー勉で大丈夫か
- ノー勉でも意識すべき回答ポイント
- 受検直前に最低限やるべきこと
- ノー勉で受検した後の対処法
- GROWをノー勉で受検する予定の人
- 性格検査に対策が必要か不安な人
- ノー勉でも落ち着いて受検したい人
目次[目次を全て表示する]
GROWとは?テストの特徴をおさらい
GROWはIGS社が提供する次世代型の適性検査で、AIや360度評価を活用した独自の仕組みが特徴です。ここでは基本情報を確認しましょう。
GROWの基本情報
GROWはIGS社が開発したAIを活用した適性検査で、従来の性格検査とは大きく異なるアプローチを採用しています。
最大の特徴はAI技術と360度評価を組み合わせた測定方法で、受検者のコンピテンシーを多角的に分析します。
一部のバージョンでは動画撮影を通じた表情分析もおこなわれ、言語情報だけでなく非言語情報も評価対象となります。
ベンチャー企業やIT企業を中心に導入が増加傾向にあり、就活生が受検する機会も増えています。
従来の適性検査では測れなかった「行動特性」や「成長可能性」を測定できる点が企業に評価されています。
能力検査は含まれておらず、性格面やコンピテンシーの測定に特化した検査です。
GROWの出題形式と所要時間
GROWは質問回答形式に加え、動画撮影やAI分析を含む独自の形式で構成されています。
質問回答のパートでは、日常の行動や考え方に関する質問に選択肢で回答する一般的な形式がとられます。
動画撮影が含まれるバージョンでは、カメラの前で質問に対して口頭で回答する場面があります。
所要時間は全体で約20〜30分程度ですが、受検形式によって多少前後することがあります。
360度評価のパートでは他の受検者による相互評価がおこなわれることもありますが、就活では省略されるケースもあります。
独特の形式に戸惑うかもしれませんが、素直に自分を表現すればよいという点は他の性格検査と同じです。
GROWで測定される項目
GROWでは受検者のコンピテンシーと呼ばれる行動特性が主な測定対象です。
具体的にはリーダーシップ、コミュニケーション力、主体性、課題解決力、誠実性などの項目が分析されます。
AI技術を活用して受検者の表情や声のトーンからも情報を収集し、多角的な分析をおこないます。
従来の性格検査では質問回答のみで判定していたのに対し、GROWはより立体的な評価が可能です。
企業はGROWの結果を使って、受検者の成長可能性やチームへの適合性を判断しています。
対策が難しい検査として知られており、ありのままの自分で受検することが最も望ましいとされています。
GROWはノー勉で大丈夫?
GROWはAIを活用した次世代型の検査ですが、性格検査である点は変わりません。ノー勉で問題ないかを分析します。
性格検査はそもそも対策不要?
GROWは行動特性やコンピテンシーを測定する検査であり、知識や学力を問うものではないため勉強による対策は不要です。
AI分析や表情分析が含まれるため、回答内容を意図的にコントロールすること自体が非常に困難です。
GROWは受検者の素の状態を多角的に評価するよう設計されているため、対策をすることが本末転倒になります。
むしろ対策をしようとすることで不自然な振る舞いになり、かえって評価が下がるリスクがあります。
GROWにおいてはノー勉であること自体がデメリットにならない検査だと言えるでしょう。
自然体で受検することが最も良い結果を得るための方法です。
ノー勉でも問題ないケース
GROWは性格・行動特性を測定する検査のため、ほぼすべてのケースでノー勉のまま受検して問題ありません。
普段から主体的に行動し、コミュニケーションを大切にしている人であれば、自然体で良い結果が出やすいです。
自己分析を進めている就活生は、自分の強みや行動パターンを把握した状態で受検できるので特に安心でしょう。
GROWは「この人は成長するポテンシャルがあるか」を測定する検査のため、現時点のスキルレベルは問われません。
動画撮影パートがある場合でも、面接と同様に自分の考えを素直に話せば大丈夫です。
対策のしようがない検査だからこそ、ノー勉を過度に心配する必要はないのです。
最低限知っておくべきこと
ノー勉で受検する場合でも、GROWの形式が独特であることは知っておくと安心です。
特に動画撮影パートがある場合、事前に知らないと本番で驚いてしまい本来の力を発揮できない可能性があります。
カメラの前で話す形式があることを知っておけば、心構えができてスムーズに対応できるでしょう。
回答に正解・不正解はなく、自分のコンピテンシーをそのまま表現すればよいことを理解しておきましょう。
AIが分析するということに不安を感じるかもしれませんが、普通に振る舞えば問題ありません。
検査の形式を知っているだけで、本番での不安が大きく軽減されるでしょう。
ノー勉でGROWに臨む際の心構え
GROWを対策なしで受検する際に持っておくべき心構えを紹介します。AI検査に対する過度な不安は不要です。
素直に回答することの重要性
GROWで最も大切なのは自分のありのままの姿を表現することです。
AI技術が受検者の回答だけでなく表情や行動パターンも分析するため、偽った回答は矛盾として検出されやすくなっています。
質問回答パートでも動画パートでも、自分の考えや普段の行動を素直に伝えることが重要です。
企業に合わせて自分を偽ることは、GROWのAI分析では逆効果になるリスクが高いです。
素直に自分を表現した結果でマッチする企業こそが、自分にとって本当に合った企業でしょう。
ありのままの自分で受検することが、最も良い結果を得るための唯一の方法です。
考えすぎないで直感で答える
GROWの質問に対しては深く考えすぎず直感的に回答するのがベストです。
AI分析を意識しすぎると不自然な行動になり、かえってマイナスの評価につながりかねません。
質問回答パートは1問あたり数秒から10秒程度で回答し、動画パートは面接と同じ感覚で話しましょう。
「AIに見られている」と意識しすぎると表情が硬くなったり声が不自然になったりするため注意が必要です。
普段の会話と同じように自然体で臨むことが、GROWでは最も重要なポイントです。
直感で答えた回答と自然な表情こそが、最も信頼性の高いデータを生み出します。
結果を気にしすぎない
GROWの受検後に結果を気にしすぎることは就活のメンタルにとって逆効果です。
AI分析による評価は受検者にとって不透明な部分が多く、結果を推測しても正確にはわかりません。
GROWは成長可能性を測定する検査なので、現時点の結果がすべてを決めるわけではありません。
検査結果ひとつで就活の成否が決まることはないことを覚えておきましょう。
面接やエントリーシートなど、選考にはさまざまな要素が関わっています。
受検が終わったら結果を気にせず、次のステップに集中するのが賢明です。
ノー勉でも意識すべき回答ポイント
GROWをノー勉で受検する際にも、意識しておくだけで結果が変わるポイントがあります。以下の3点を押さえましょう。
一貫性を保つ
GROWでは質問回答と動画回答の両方で一貫した姿勢を示すことが重要です。
質問パートで「主体的に行動する」と回答しているのに、動画パートで消極的な印象を与えると矛盾が生じます。
GROWはAIが複数の情報源を照合して分析するため、回答と行動の整合性は特に重視されます。
一貫性を保つための最善策はすべてのパートで素直に自分を表現することです。
自分を偽ろうとすると質問回答と動画回答で別人格が出やすくなり、一貫性が損なわれるリスクがあります。
普段の自分をイメージしながら、どのパートでも自然体で臨みましょう。
極端な回答を避ける
GROWの回答では極端な選択肢ばかりを選ぶことは避けた方が無難です。
すべての質問で「強くあてはまる」や「まったくあてはまらない」ばかりを選ぶと、回答パターンの偏りとして検出されます。
人間の行動特性は場面によって異なるため、適度にバラツキのある回答が自然です。
動画パートがある場合も過度にハキハキ話そうとしたり、不自然に笑顔を作ったりする必要はありません。
自然体で話すことが最も好印象につながり、AI分析でも良い評価を得やすくなります。
等身大の自分を表現することを心がけましょう。
テンポよく回答する
GROWの質問パートはテンポよく回答を進めることが大切です。
1問あたり数秒から10秒程度で回答するのが理想的なペースで、迷っても長時間考え込まないようにしましょう。
動画パートがある場合は、回答時間の制限内で簡潔にまとめて話すことを意識してください。
迷ったときは「普段の自分ならどうするか」を基準に素早く判断するのがコツです。
考えすぎると回答が不自然になり、AIの分析結果にも影響が出る可能性があります。
テンポよく自然体で受検を進めることが、安定した結果を得るための秘訣です。
GROWで測定される特性と回答のコツ
GROWで測定される主な特性と、回答で意識すべきポイントを紹介します。
リーダーシップ・主体性の回答ポイント
GROWではリーダーシップや主体性に関するコンピテンシーが重要な測定項目です。
自分から行動を起こす傾向があるか、チームを引っ張る経験があるかなどの質問が出題されます。
リーダーシップを発揮した経験が少なくても、日常の中で主体的に行動している場面を思い出しながら回答しましょう。
リーダータイプでなくても、自分なりの形でチームに貢献していることを素直に表現すれば問題ありません。
すべての人がリーダータイプである必要はなく、企業によって求める行動特性は異なります。
自分の行動パターンを正直に表現することが、最善の回答方法です。
コミュニケーション力・誠実性の回答ポイント
コミュニケーション力や誠実性もGROWで重要視される測定項目のひとつです。
他者との関わり方、信頼関係の構築、約束を守る姿勢などに関する質問が出題されます。
動画パートがある場合は、話し方や表情からもコミュニケーション力が評価される可能性があります。
普段通りの自然な話し方で、相手に伝わるように回答することを心がけましょう。
無理に完璧なコミュニケーションを演じる必要はなく、誠実に自分の考えを伝えれば十分です。
誠実さは作り物では伝わりにくいため、素直な態度で臨むことが最も効果的です。
企業が重視するポイント
GROWを導入する企業が重視するのは受検者の成長可能性とチームへの適合性です。
現時点のスキルレベルよりも、今後成長していけるポテンシャルがあるかどうかを見ています。
ベンチャー企業が多く導入しているため、変化への適応力や主体性を重視する傾向があります。
ただし企業ごとに求めるコンピテンシーの優先順位は異なるため、万能な正解パターンは存在しません。
GROWの結果で不合格になった場合は、その企業の求める人材像と自分のタイプが異なっただけです。
自分に合った企業を見つけるためにも、ありのままの自分で受検することが大切でしょう。
受検直前にやるべき最低限のこと
ノー勉でGROWを受検する場合でも、直前にやっておくべき最低限の準備があります。短時間で済む準備を確認しましょう。
テストの形式だけ確認する(5分)
GROWの受検形式を5分程度で把握しておくだけでも、受検時の不安が大幅に軽減されます。
スマートフォンで「GROW 適性検査」と検索すれば、AI分析や動画撮影の有無など形式の概要をすぐに確認できるでしょう。
特に動画撮影パートがあるかどうかを事前に知っておくと、心の準備ができて落ち着いて臨めます。
検査形式を知っているだけで「想定外」の事態が減り、本来の力を発揮しやすくなります。
AI分析という言葉に身構える必要はなく、普通に受検すれば問題ないことを理解しておきましょう。
形式を把握するだけの5分間が、受検全体のパフォーマンスを大きく左右します。
受検環境を整える
GROWをWebで受検する場合は受検環境の整備が特に重要です。
動画撮影パートがある場合、カメラの映りや照明、背景にも気を配る必要があります。
明るい場所で顔がはっきり映る環境を確保し、背景がごちゃごちゃしていないか確認しましょう。
インターネット回線が安定していることを確認し、動画がスムーズに撮影・送信できる状態にしておくことも大切です。
スマートフォンの通知をオフにし、集中できる静かな環境で受検に臨んでください。
環境が整っていれば余計なストレスを感じずに、本来の自分を表現できるでしょう。
リラックスして臨む
GROWはリラックスした状態で受検することが最も良い結果につながります。
AI分析や動画撮影という言葉に緊張するかもしれませんが、普段の自分を見せるだけで大丈夫です。
受検前に深呼吸を数回おこない、肩の力を抜いてリラックスしましょう。
「性格検査だから正解はない」「自然体が一番」と自分に言い聞かせるだけでも緊張が和らぎます。
動画撮影がある場合は、友人と話すときのような自然な表情を意識すると良いでしょう。
リラックスした状態こそが、GROWで最も良い評価につながるアプローチです。
ノー勉で受検した後の対処法
GROWをノー勉で受検した後に不安を感じている人に向けて、受検後の対処法を紹介します。
結果を振り返る方法
GROWの詳細な結果は受検者には通常開示されません。
AIがどのように分析したか、自分のコンピテンシーがどう評価されたかを正確に知ることは難しいです。
ただし受検中の自分の振る舞いを振り返ることで、自己理解を深めるきっかけにすることはできます。
動画パートで自分がどのように話したか、表情や声のトーンはどうだったかを振り返ると面接対策にも活きるでしょう。
結果を気にするよりも、受検経験を今後の就活に活かすことを考えましょう。
GROWの受検は自分を客観視する良い機会だと前向きに捉えることが大切です。
面接での整合性に備える
GROWの結果が面接官に共有されるケースがあるため、面接での整合性を意識しておきましょう。
GROWで主体性が高いと評価されているのに、面接で受動的なエピソードばかり話すと矛盾が生じます。
ただしGROWで素直に受検していれば、面接でも普段の自分を表現するだけで整合性は保たれます。
ありのままの自分で受検していれば、面接で特別な対策は不要です。
自分のコンピテンシーに関するエピソードを整理しておくと、面接でも一貫した印象を与えられるでしょう。
検査と面接のどちらでも「本来の自分」を表現することが、就活成功への最短ルートです。
次回に向けた準備
GROWを再度受検する可能性がある場合は、自分のコンピテンシーへの理解を深めておくことが有効です。
自分がどのような行動特性を持っているか、どのような場面で力を発揮するかを客観的に把握しておきましょう。
動画パートがあった場合は、話し方や表情の改善点を意識しておくと次回はよりスムーズに臨めます。
ただしGROWの結果を意図的に操作しようとすることはおすすめしません。
自己理解を深めた上で、自信を持って自然体で受検することが最善の準備です。
GROWは対策よりも自己理解の深さと自然さが結果に直結する検査なので、自分自身と向き合う時間を大切にしましょう。
まとめ
GROWはAIと360度評価を活用した次世代型の適性検査ですが、ノー勉で受検してもまったく問題ないテストです。
AI分析が含まれるからこそ、素直に自分を表現する自然体の受検が最も良い結果につながります。
動画撮影パートがある場合も、面接と同じ感覚で自分の考えを素直に話せば大丈夫です。
一貫性を保ち、リラックスした状態で受検すれば、ノー勉でも自分らしい結果が得られるでしょう。
この記事で紹介したポイントを参考に、落ち着いてGROWの受検に臨んでください。