
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動の適性検査では、「GAB」を受検することがあります。
GABの受検が明日に迫っているけれど、まだ対策ができていないと焦っている就活生もいるでしょう。
この記事では、GABの前日の過ごし方と当日のテクニックを紹介します。
- GABは一夜漬けで受かるのか
- 前日夜の効率的な対策法
- 当日朝の本番前ルーティン
- 本番中に点数を最大化するテクニック
- GABの受検が明日に迫っている人
- 一夜漬けで最善を尽くしたい人
- 本番で実力を最大限発揮したい人
目次[目次を全て表示する]
GABとは?テストの特徴をおさらい
まずはGABの基本情報を確認しましょう。テストの特徴を理解しておくと、前日の対策を効率よく進めることができます。
GABの基本情報
GABは日本エス・エイチ・エル(SHL社)が提供する総合適性検査です。
GABは「Graduate Aptitude Battery」の略で、新卒総合職の採用向けに開発されたテストです。
コンサルティング企業や総合商社、金融機関などの大手企業で多く導入されています。
ペーパーテスト形式の「GAB」とWeb形式の「Web-GAB」があり、近年はWeb-GABが主流です。
玉手箱と同じSHL社が提供していますが、GABはより高い処理能力が求められるテストです。
GABの出題形式と制限時間
GABの能力検査は「言語理解」と「計数理解」の2科目で構成されています。
言語理解では長文を読んで設問に答える形式で、論理的読解力が問われます。
計数理解では図表やグラフを読み取って計算する問題が中心です。
ペーパー形式のGABは言語理解25分・計数理解35分ですが、Web-GABは言語理解25分・計数理解35分とほぼ同じ時間配分です。
問題数に対して制限時間が短いため、スピード重視の解答が求められます。
GABのボーダーライン目安
GABのボーダーラインは企業の選考基準によって異なります。
コンサルティング企業など高い能力が求められる業種では、正答率7割以上が必要になることもあります。
一般的な企業では正答率6割前後が通過の目安とされています。
一夜漬けの場合は正答率6割を目標に設定し、解ける問題を確実に正解する戦略が有効です。
GABはスピードが求められるため、全問正解よりも全問に手をつけることを優先しましょう。
GABは一夜漬けで受かるのか?
GABは難易度が高いテストですが、一夜漬けでも一定の効果を出すことは可能です。ポイントを絞った対策が合否を分けます。
一夜漬けで到達できるレベル
GABの一夜漬けでは、出題形式の把握と解法パターンの習得が最も効果的です。
計数理解は図表の読み取り方と計算手順を知っているかどうかで、解答スピードに大きな差が出ます。
言語理解は長文読解力が問われるため一夜漬けでの伸びに限界がありますが、回答方法のコツを知っておくだけでも違います。
GABの設問は「A:正しい B:誤り C:判断できない」の3択形式が特徴で、この形式に慣れておくことが重要です。
出題形式を知っているだけで、本番での対応力が格段に上がります。
テストの種類別・一夜漬けの効果
計数理解は図表の読み取りが中心のため、練習すれば解答スピードが向上します。
前日に10問程度の図表問題を解いておくだけでも、本番での処理速度は明らかに変わります。
言語理解は長文の論理構造を素早く把握する力が必要で、一夜漬けでの効果は限定的です。
ただし、回答の3択形式に慣れておくことで、不要な迷いを減らすことができます。
計数理解を重点的に対策するのが、GABの一夜漬けで最も効率の良い戦略です。
最低限カバーすべき範囲
一夜漬けでは計数理解の図表問題に集中して対策しましょう。
図表の読み取り、割合計算、前年比の計算パターンを練習するのが最優先です。
言語理解は出題形式の確認と、3択の判断基準を理解しておく程度で十分です。
「判断できない」を選ぶべきケースの見極め方を知っておくと、正答率が安定します。
計数理解に8割、言語理解に2割の時間配分で対策を進めましょう。
【前日夜】効率的な一夜漬け対策
GABの前日夜は、計数理解の演習を中心に2〜3時間で対策を完了させましょう。具体的な進め方を紹介します。
頻出分野に絞って2時間で総復習
まず計数理解の図表問題から対策を始めましょう。
GABの計数理解は表やグラフのデータを読み取って計算する問題が中心です。
割合の計算、前年比、構成比など、頻出の計算パターンを10〜15問解いて感覚をつかみます。
電卓の使用が可能なWeb-GABの場合は、電卓の操作にも慣れておきましょう。
計数理解に1.5時間、言語理解の形式確認に30分を目安に進めてください。
公式・解法パターンの暗記
GABの計数理解で必要な公式は基本的な割合計算が中心です。
「増加率=(今期−前期)÷前期×100」「構成比=項目値÷合計値×100」が頻出公式です。
複数のデータを比較する問題も多いため、素早く表を読み取る練習が重要です。
言語理解では「本文に書かれている内容のみで判断する」というルールを必ず押さえておきましょう。
公式をメモにまとめて翌朝の見直し用に準備しておくのがおすすめです。
1回だけ模擬テストを解く
個別演習が終わったら、GABの模擬テストを1回だけ解きましょう。
本番形式で解くことで、時間配分の感覚と問題の難易度をつかむことができます。
制限時間を設定して解き、時間切れになった場合はペース配分を見直します。
間違えた問題の解法だけ確認すれば、追加の演習は不要です。
模擬テスト後は速やかに就寝し、翌日に備えましょう。
【当日朝】本番前のルーティン
当日朝は前夜の対策を定着させ、脳のコンディションを整える時間です。焦って新しいことを詰め込む必要はありません。
前夜のポイントを10分で見直す
当日朝は前夜にまとめた公式メモを10分で見直しましょう。
計算公式の確認と、言語理解の3択の判断基準を軽く思い出す程度で十分です。
新しい問題を解こうとするのではなく、前日に確認した内容を頭に定着させることが目的です。
「昨日確認したことを思い出す」だけの軽い作業にとどめましょう。
10分の見直しが終わったら、残りの時間はリラックスに充ててください。
脳を活性化する準備
GABはスピード重視のテストのため、脳が十分に覚醒した状態で受検することが重要です。
受検の1〜2時間前に起床し、朝食を摂って脳にエネルギーを補給しましょう。
炭水化物を中心とした朝食がブドウ糖を供給し、脳の働きを活発にします。
軽いストレッチや洗顔で体を目覚めさせることも効果的です。
万全のコンディションで本番に臨むことが、一夜漬けの効果を最大化します。
受検環境の最終確認
Web-GABの場合はパソコンとネット環境の最終確認を行いましょう。
ブラウザの動作、インターネット接続の安定性、パソコンの充電を確認します。
電卓、メモ用紙、筆記用具を手元に準備しておきましょう。
ペーパーテスト形式の場合は、会場までの経路と持ち物を再確認します。
受検に必要なID・パスワードも事前に準備しておいてください。
【本番中】点数を最大化するテクニック
GABの本番中はスピードを意識しつつ、正答率を最大化するテクニックが必要です。一夜漬けでも使える実践的なポイントを紹介します。
時間配分の黄金ルール
GABでは全問に手をつけることを最優先にしましょう。
計数理解は1問あたり1〜2分を目安に、テンポよく解き進めます。
言語理解は長文を素早く読み取り、設問に答えるスピードが求められます。
長文は全文を精読するよりも、設問に関連する部分を重点的に読む方が効率的です。
残り時間と残り問題数を常に確認し、ペースを調整してください。
迷った問題の処理法
計数理解で解法が分からない問題は30秒で見切りをつけて次に進みましょう。
言語理解の3択で迷った場合は、「判断できない」を安易に選ばないよう注意してください。
本文に明確な根拠がない場合のみ「判断できない」を選び、推測で回答することは避けましょう。
1問に時間をかけすぎると、他の解ける問題を落としてしまうリスクがあります。
迷ったら最善の選択肢を選んで先に進むことが、全体の得点を最大化します。
焦りをコントロールする方法
GABは難易度が高いため、わからない問題が出ても当然と考えましょう。
焦りを感じたら深呼吸をして、「解ける問題を確実に取る」ことに意識を戻してください。
GABは相対評価のため、難しい問題は他の受検者にとっても難しい問題です。
一夜漬けで臨んでいる以上、すべての問題を完璧に解く必要はありません。
冷静にペースを守ることが、結果的に最も高い得点につながります。
一夜漬けで使えるおすすめツール
GABの一夜漬け対策に役立つ無料ツールを活用して、限られた時間で効率的に準備しましょう。
無料アプリで頻出問題を総ざらい
スマートフォンで使えるGAB・玉手箱対策アプリを活用しましょう。
GABと玉手箱は同じSHL社のテストであり、計数理解の出題形式が共通しています。
玉手箱の図表問題の対策アプリはGABの計数理解の練習にもなります。
分野別に問題が整理されているアプリなら、苦手分野を集中的に演習できます。
解説付きのアプリを選ぶことで、間違えた問題の理解を深められます。
YouTube動画で解法を短時間インプット
YouTubeにはGABの解法解説動画が公開されています。
「GAB 計数 解き方」「GAB 図表 コツ」などで検索すると、分野別の解説が見つかります。
テキストよりも動画の方が理解しやすい場合は、YouTube動画での対策が効率的です。
1本5〜10分程度の動画を2〜3本視聴すれば、解法のイメージが十分につかめます。
再生速度を上げて短時間で学習すれば、さらに効率が上がります。
無料模擬テストで最終チェック
Web上にはGABの無料模擬テストを提供しているサイトがあります。
本番形式で1回だけ模擬テストを解き、時間配分の感覚をつかみましょう。
模擬テストで時間が足りなかった場合は、1問あたりの解答時間を短縮する工夫を考えます。
正答率が低い分野があれば、その分野の解法パターンを重点的に復習しましょう。
模擬テストは最終確認用であり、やりすぎないことが重要です。
一夜漬けでやってはいけないNG行動
一夜漬けの効果を損なう行動を知っておくことも大切です。やりがちなNG行動を確認しておきましょう。
徹夜で詰め込もうとする
GABはスピードと正確さが求められるテストのため、徹夜は最悪の選択です。
睡眠不足は処理速度と判断力を著しく低下させ、本番のパフォーマンスに直結します。
特にGABの制限時間の厳しさを考えると、寝不足の状態では太刀打ちできません。
対策は2〜3時間に留め、しっかりと睡眠をとりましょう。
6時間以上の睡眠を確保することが、一夜漬けの効果を最大化します。
全範囲を網羅しようとする
GABの全出題パターンを一晩で完璧にするのは不可能です。
計数理解の図表問題を最優先にし、言語理解は出題形式の確認にとどめましょう。
頻出パターンに絞ることで、限られた時間の中で最大の効果が得られます。
完璧を目指すよりも、基本問題の確実な正答を目標にしてください。
選択と集中が一夜漬けの鉄則です。
カンニングの準備をする
Web-GABだからといってカンニングの準備をするのは絶対にNGです。
GABは制限時間が非常に短いため、検索や参照をする時間的余裕はほぼありません。
カンニングに頼ると解答ペースが崩れ、かえって得点が下がることがあります。
不正が発覚した場合は選考失格となり、取り返しのつかない結果になります。
正攻法の対策こそが最も確実な合格への道です。
まとめ
GABの一夜漬け対策は、前日夜・当日朝・本番中の3フェーズに分けて計画的に進めましょう。
前日夜は計数理解の図表問題を中心に2〜3時間の対策を行い、言語理解は出題形式の確認にとどめます。
当日朝は公式メモの見直しと脳の活性化に集中し、万全のコンディションで本番に臨みましょう。
本番中は全問に手をつけることを最優先にし、迷った問題は素早く判断して先に進んでください。
GABは難易度が高いテストですが、一夜漬けでも戦略次第で十分に通過可能です。
限られた時間を有効に使い、最善の結果を目指しましょう。