SaaS業界に向いている人の特徴は?よくある質問や向いていない人の特徴を徹底紹介!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

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はじめに

就職活動を進める中でSaaS業界という言葉を耳にする機会が増え、興味を持っている方も多いのではないでしょうか。

SaaS業界は右肩上がりで成長を続けており、魅力的な労働環境が整っている企業が多いことから就活生からの人気も高まっています。

しかし、業界特有のビジネスモデルやスピード感があるため、適性がないまま入社してしまうとミスマッチを感じてしまう可能性もあります。

本記事では、SaaS業界に向いている人の特徴から、メリットやデメリット、そして具体的な就活対策までを詳しく解説していきます。

自分がSaaS業界で活躍できるタイプなのかどうかを判断する材料として、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

【SaaS業界 向いている人】SaaS業界とは?

SaaSとは、クラウドサーバーにあるソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのことです。

従来のソフトウェアは買い切り型でパソコンにインストールして使用するのが一般的でしたが、SaaSは月額課金などのサブスクリプション型で提供されるのが特徴です。

身近な例としては、ビジネスチャットツールやWeb会議システム、顧客管理システムなどがあります。

初期費用を抑えて手軽に導入できることや、常に最新の機能を利用できるといった利点から、多くの企業がSaaSの導入を進めています。

ここではSaaS業界についての基本的な知識を整理しておきましょう。

具体的な職種

SaaS業界には従来の業界には見られないような特有の職種が存在しており、それぞれが連携しながらビジネスを推進しています。

代表的な職種として、マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスの四つが挙げられます。

マーケティングは広告やイベントを通じて見込み顧客を獲得する役割を担います。

インサイドセールスは獲得した顧客に対して電話やメールでアプローチを行い、商談の機会を作り出します。

フィールドセールスは具体的な商談を行い、サービスの導入を提案して契約を獲得する役割です。

そして契約後に顧客がサービスを使いこなせるよう伴走し、解約を防ぎつつ利用拡大を促すのがカスタマーサクセスの重要な役割となります。

近年の傾向

近年のSaaS業界は、企業のデジタルトランスフォーメーション推進の波に乗り、市場規模を順調に拡大させています。

働き方改革やリモートワークの普及も追い風となり、あらゆる業務を効率化するための新しいSaaSツールが次々と誕生しています。

また、一つの特定の業界や業務に特化したバーティカルSaaSと呼ばれるサービスも増えており、顧客の細かいニーズに対応できるようになっています。

さらに、AI技術をサービスに組み込むことで、データの自動入力や分析機能の高度化を図る企業も増えてきました。

各社が機能開発に力を入れており、より使いやすく顧客の事業成長に直結するようなサービスの提供を目指して切磋琢磨しているのが現在の状況です。

今後の課題

順調に成長を続けるSaaS業界ですが、今後の課題もいくつか見えてきています。

一つは、似たような機能を持つ競合サービスが増加したことによる価格競争の激化です。

機能面での差別化が難しくなってきているため、いかにして独自の付加価値を提供し、顧客に長く使い続けてもらうかが問われています。

また、多くの企業がSaaSを導入したことで、異なるサービス間のデータ連携をどうスムーズに行うかという技術的な課題も生じています。

さらに、業界全体として慢性的なIT人材不足に直面しており、優秀なエンジニアやカスタマーサクセス担当者を採用し、定着させることが各企業の成長を左右する重要な課題となっています。

【SaaS業界 向いている人】向いている人の特徴

ここからは、SaaS業界で働くのに向いている人の具体的な特徴について解説していきます。

成長著しい業界だからこそ、求められるスキルやマインドセットには独自のものがあります。

SaaSビジネスの成功は、顧客にサービスを継続して利用してもらうことにかかっているため、短期的な売り上げだけでなく中長期的な関係構築を重視する姿勢が必要です。

以下の特徴に自分が多く当てはまるかどうかを確認し、適性を測る参考にしてみてください。

論理的思考力がある

SaaS業界では、データに基づいて物事を考え、筋道立てて説明できる論理的思考力が強く求められます。

顧客の抱える課題をヒアリングする際にも、表面的な悩みだけでなく、その根本にある原因を論理的に分析する力が欠かせません。

自社のサービスを提案する場面でも、導入することでどのようなメリットがあり、費用対効果がどれくらいあるのかを明確な根拠を示して説明する必要があります。

また、社内においても様々な数値データを分析し、マーケティング施策の改善やプロダクトの機能改修に活かしていくため、常に論理的な思考を持ち、仮説を立てて検証を繰り返すプロセスを楽しめる人が向いています。

変化の速い環境を好む人

SaaS業界はテクノロジーの進化とともに新しいサービスが次々と生まれ、市場のトレンドも目まぐるしく変わっていきます。

そのため、変化を恐れず、むしろ新しい環境を楽しめるような柔軟性のある人がSaaS業界には適しています。

自社のサービスも頻繁にアップデートされ、機能が追加されたり仕様が変更されたりするため、昨日までの正解が今日には通用しなくなることも珍しくありません。

業務の進め方や組織体制も柔軟に変わっていく企業が多いため、ルーティンワークを繰り返すよりも、状況に合わせて臨機応変に対応し、新しいことにどんどん挑戦していきたいという前向きな姿勢を持つ人が活躍できる環境です。

自分から情報収集して行動できる人

業界のスピード感が速いSaaS業界において、受け身の姿勢ではすぐに周囲から取り残されてしまいます。

そのため、自ら進んで必要な情報を集め、主体的に行動できる人が求められます。

IT技術の最新動向や競合他社の情報、顧客の業界知識など、キャッチアップすべき情報は多岐にわたります。

会社からの研修や指示を待つのではなく、自発的に勉強会に参加したり、専門書を読んだりして知識をアップデートしていく姿勢が重要です。

また、業務上の課題を見つけた際にも、誰かが解決してくれるのを待つのではなく、自ら改善策を提案し、周囲を巻き込んで解決に向けて行動を起こせるような主体性のある人が高く評価されます。

人と話すことが好きな人

SaaSのビジネスは、インサイドセールスやフィールドセールス、カスタマーサクセスなど、どの職種においても顧客との密なコミュニケーションが基本となります。

そのため、人と会話をすること自体が好きで、初対面の人とも臆せずに信頼関係を築いていける人はSaaS業界に向いています。

顧客の悩みを聞き出したり、サービスの活用方法を提案したりと、日々の業務の大半はコミュニケーションによって成り立っています。

また、社内でも開発部門やマーケティング部門など、他の部署と連携してプロジェクトを進めることが多いため、相手の意見を尊重しながら円滑な人間関係を構築できるコミュニケーション能力が不可欠です。

相手の立場に立って考えるのが得意な人

SaaSビジネスの根幹は顧客の成功体験を作り出すことにあります。

そのため、自分の都合や売り上げのノルマだけを優先するのではなく、顧客の立場に立って物事を考えられる共感力の高い人が向いています。

顧客がどのような業務で困っているのか、どうすればより便利になるのかを顧客の目線で想像し、親身になってサポートする姿勢が求められます。

特にカスタマーサクセスの職種では、顧客のビジネスを深く理解し、サービスの活用を通じて顧客の目標達成に伴走することがミッションとなります。

相手の思いを汲み取り、真の課題解決に向けて寄り添い続けることができる人は、顧客からの信頼を得て大きな成果を上げることができます。

SaaSのビジネスモデルに興味がある人

SaaS業界で長くモチベーションを保って働くためには、SaaSというビジネスモデルそのものに面白さを感じられるかどうかが重要です。

売り切り型のビジネスとは異なり、継続利用によって利益を積み上げていく仕組みや、顧客の声をプロダクト開発にすぐに反映できる開発スピードなど、SaaS特有のビジネス構造に知的な興味を持てる人は向いています。

データ分析やマーケティングの手法もSaaS独自のものが多いため、新しいビジネスモデルの仕組みを学び、それを自分の仕事にどう活かすかを考えるのが好きな人にとっては、知的好奇心を満たしながら働ける魅力的な環境となるはずです。

【SaaS業界 向いている人】向いていない人の特徴

SaaS業界には魅力的な側面が多くありますが、一方で環境の激しさやビジネスモデルの特性から、向いていないと感じる人がいるのも事実です。

適性のないまま入社してしまうと、業務についていくのが苦痛になり、早期離職につながるリスクもあります。

ここでは、SaaS業界での仕事にストレスを感じやすい人の特徴について解説します。

自分に当てはまる部分がないか、客観的な視点で確認してみてください。

変化の少ない環境を好む

マニュアル通りに仕事を進めることに安心感を覚え、変化の少ない安定した環境で働きたいと考えている人は、SaaS業界にはあまり向いていません。

SaaS企業ではサービスのアップデートや組織変更が日常茶飯事であり、業務フローも常に見直されます。

確立された手順をコツコツと繰り返す仕事よりも、新しいやり方を模索し続ける仕事の方が圧倒的に多いため、予期せぬ変更やスピード感に対応するのが苦手な人にとっては、日々の業務が大きなストレスとなってしまいます。

腰を据えて一つのことにじっくりと取り組みたいタイプの方は、他の業界を検討したほうが力を発揮しやすいかもしれません。

単独作業を好む

チームで協力するよりも、自分一人で黙々と作業を進めることを好む人も、SaaS業界では苦労する可能性があります。

SaaSビジネスは、マーケティングから営業、開発、サポートに至るまで、各部門が密接に連携しながら一つのサービスを作り上げていくという特徴があります。

顧客からのフィードバックを他部署に共有したり、部門をまたいだプロジェクトに参加したりと、チームで成果を出すことが求められます。

そのため、他者とのコミュニケーションを最小限に抑え、自分のペースで仕事を進めたいと考える人にとっては、周囲との調整業務が多く、煩わしさを感じてしまう場面が多くなるでしょう。

数値目標にストレスを感じる

SaaS業界はデータを重視する傾向が強いため、日々の業務成果が細かく数値化されます。

営業ノルマだけでなく、商談数や顧客の継続率、解約率など、様々な指標を追うことになります。

こうした明確な数値目標に対して過度なプレッシャーを感じてしまう人は、SaaS業界で働くのが辛くなるかもしれません。

目標を達成するためにどうすべきかを前向きに考えられる人であれば問題ありませんが、数字に追われることに精神的な負担を感じ、のびのびと働くことができないタイプの人は注意が必要です。

数字の達成度合いが評価に直結しやすい環境であることを理解しておく必要があります。

コミュニケーションが苦手

顧客対応から社内調整まで、ありとあらゆる場面でコミュニケーションが発生するため、人と関わることが苦手な人にはSaaS業界は厳しい環境と言えます。

顧客の潜在的なニーズを引き出すヒアリングや、複雑なサービスの機能を分かりやすく伝える説明能力など、高度な対人スキルが求められます。

また、トラブル発生時には顧客の不満を和らげながら冷静に対応する場面もあります。

テキストコミュニケーションが中心となる場面も多いですが、相手の意図を正確に読み取り、誤解のないように伝える文章力も不可欠です。

人と向き合い、対話を通じて課題を解決していくことに苦手意識がある場合は、適性を慎重に判断すべきです。

【SaaS業界 向いている人】働くメリット

SaaS業界に向いていると判断できれば、この業界で働くことには多くのメリットがあります。

成長市場ならではの活気があり、ビジネスパーソンとしての市場価値を高めやすい環境が整っています。

また、働きやすさを重視する企業も多く、仕事とプライベートのバランスを取りやすいという声もよく聞かれます。

ここでは、SaaS業界で働くことで得られる主なメリットについて詳しく見ていきましょう。

年収が高い傾向にある

SaaS業界の企業は利益率が高いビジネスモデルを構築していることが多く、一般的な企業と比較して給与水準が高い傾向にあります。

特に、実力を評価する成果主義を取り入れている企業が多いため、年齢や社歴に関係なく、実績を出せばそれに比例して年収が上がっていく仕組みが整っています。

営業職であればインセンティブ制度が充実していることも多く、高い目標を達成すれば若いうちから高収入を得ることも夢ではありません。

また、カスタマーサクセスやエンジニアといった専門性の高い職種についても、需要の高さから高い給与が設定されていることが多く、経済的な豊かさを手に入れやすい環境だと言えます。

リモートワークなど柔軟な働き方ができる

SaaS企業は自社でも最新のITツールを積極的に導入しているため、働く場所や時間に縛られない柔軟な働き方を実現しやすいという大きなメリットがあります。

フルリモートワークを導入している企業や、出社とリモートワークを自由に選択できるハイブリッド型の勤務形態を採用している企業が多く存在します。

また、フレックスタイム制を取り入れている企業も珍しくなく、個人のライフスタイルに合わせた働き方が可能です。

通勤のストレスを減らし、仕事と家庭の両立を図りやすい環境が整っているため、長期的に働き続けたいと考える人にとって魅力的なポイントとなっています。

スキルの市場価値が上がりやすい

SaaS業界で経験を積むことで、市場価値の高い汎用的なビジネススキルを身につけることができます。

データ分析に基づく論理的な思考力や、ITリテラシー、顧客の課題解決に向けた提案力などは、SaaS業界に限らずあらゆる業界で求められる重要なスキルです。

特にカスタマーサクセスやインサイドセールスといった、SaaS特有の職種で専門的なノウハウを蓄積すれば、労働市場における希少価値が高まります。

変化の激しい環境で適応力を鍛えられるため、将来的に他のIT企業や別業界へ転職を考えた際にも、即戦力として高く評価されやすく、キャリアの選択肢が大きく広がるというメリットがあります。

成長産業のため将来性が高い

SaaS業界は今後も継続的な成長が見込まれる有望な産業です。

企業のDX化はまだ道半ばであり、今後さらに多くの企業が業務効率化のためにSaaSを導入していくと考えられています。

成長産業に身を置くということは、会社自体が拡大していくため、新しいポジションや重要なプロジェクトに関わるチャンスが豊富にあるということを意味します。

停滞している業界ではなかなかポストが空かず昇進が難しいことがありますが、SaaS業界であれば入社数年でマネージャーに抜擢されるといったキャリアアップも十分にあり得ます。

業界全体の成長という追い風を受けながら、自分自身も大きく成長できる環境です。

【SaaS業界 向いている人】働くデメリット

魅力が多いSaaS業界ですが、良い面ばかりではなく、いくつか気をつけておくべきデメリットも存在します。

入社後にこんなはずではなかったと後悔しないためにも、厳しい側面についてもしっかりと理解しておくことが重要です。

デメリットを知った上で、自分がその環境に適応できるかどうか、あるいはそのデメリットを上回るだけのやりがいを感じられるかどうかを考えてみましょう。

常にキャッチアップが必要

SaaS業界で働く上での大きなデメリットは、常に新しい知識をキャッチアップし続けなければならない点です。

IT技術の進歩は速く、自社サービスのアップデートはもちろんのこと、競合他社の動向や、顧客が属する業界の最新トレンドなど、学ぶべきことは尽きません。

業務時間内だけでは情報のアップデートが追いつかないことも多く、自主的に休日に勉強したり、関連するニュースをチェックしたりする努力が求められます。

学ぶこと自体を楽しめる人であれば苦になりませんが、仕事とプライベートを完全に切り離し、業務外で仕事の勉強をしたくないという人にとっては、負担に感じてしまう可能性が高いです。

成果主義のため結果が出ないと評価されにくい

年功序列ではなく成果主義を取り入れている企業が多いため、どれだけ頑張ってプロセスを踏んでも、最終的な結果が出なければ評価されにくいという厳しさがあります。

目標数値を達成できなければ、給与が上がらないどころか、社内での居心地が悪くなってしまうケースも考えられます。

実力主義は若手でも活躍できるチャンスがある一方で、常に成果を出し続けなければならないというプレッシャーと隣り合わせでもあります。

自分自身でモチベーションを管理し、うまくいかない時でも課題を分析して次に活かせるタフさがないと、精神的に疲弊してしまい、長期間働き続けるのが難しくなってしまうかもしれません。

競争が激しく離職率が高い場合がある

成長市場であるがゆえに企業間の競争が激しく、会社によっては一人あたりの業務量が多くなることがあります。

事業の拡大スピードに対して人員の採用が追いつかず、常に忙しい状態が続いているスタートアップ企業も少なくありません。

また、成果主義によるプレッシャーや、変化の激しい環境についていけずに退職を選ぶ人もおり、業界全体として人の入れ替わりが激しい傾向があります。

もちろん、充実したサポート体制を整え、離職率の低い優良企業も多数存在しますが、企業選びを間違えるとブラックな労働環境に陥ってしまうリスクがあるため、事前の企業研究をしっかりと行うことが欠かせません。

業務範囲が広く、マルチタスクが求められる

特に立ち上げ期や成長途中にあるSaaS企業では、一人ひとりの業務範囲が明確に定まりきっておらず、幅広い業務を兼任しなければならないケースがあります。

営業担当であってもマーケティングの施策を考えたり、カスタマーサポートの対応を手伝ったりと、自分の専門領域を超えた仕事が舞い込んでくることも珍しくありません。

複数のプロジェクトを同時に進行させるマルチタスクが日常的に発生するため、優先順位をつけて効率的に業務を捌いていく能力が求められます。

一つの仕事にじっくり集中したいタイプの人にとっては、あちこちからボールが飛んでくるような状況にストレスを感じる可能性があります。

【SaaS業界 向いている人】よくある質問

SaaS業界を目指すにあたって、就活生や転職希望者からよく寄せられる疑問や不安について回答していきます。

自分には特別なスキルがないから無理なのではないか、文系だから不利なのではないかといった不安を抱えている方も多いでしょう。

ここでは、選考に進む前に知っておきたい基礎的な疑問を取り上げ、SaaS業界の実態に基づいた回答をまとめましたので、参考にしてください。

文系出身でもSaaS企業で活躍できますか?

文系出身であってもSaaS企業で活躍することは可能です。

SaaSと聞くと高度なIT知識を持つ理系出身者が有利だと思われがちですが、実際には文系出身者が多数在籍し、中核を担っています。

特にインサイドセールスやフィールドセールス、カスタマーサクセスといった顧客と直接関わる職種においては、相手の課題を汲み取るコミュニケーション能力や、分かりやすく伝える論理的思考力が何よりも重視されます。

もちろん、入社後にITの基礎知識を学ぶ努力は必要ですが、文系で培った言語能力や対人関係のスキルは、SaaSビジネスにおいて強力な武器となりますので、出身学部を気にする必要はありません。

SaaS業界で求められる資格・スキルはありますか?

SaaS業界に入るために必須となる公的な資格は基本的にはありません。

資格よりも、論理的思考力やコミュニケーション能力、主体性といったポータブルスキルが重視されます。

ただし、持っているとアピールになる資格やスキルは存在します。

例えば、ITパスポートや基本情報技術者試験などの資格は、ITに関する基礎知識があることの証明になります。

また、エクセルを用いたデータ分析のスキルや、マーケティングの基礎知識なども業務に直結するため高く評価されます。

何より重要なのは、新しいツールや概念に対する抵抗感がなく、入社後も自ら学び続けることができる学習意欲の高さを示すことです。

新卒でSaaS企業に入るのはリスクがありますか?

新卒でSaaS企業に入ることには、リスクよりもメリットの方が多いと言えます。

確かに、大企業のような手厚い数ヶ月間の研修制度が整っていない企業もあるため、自らキャッチアップする大変さはあります。

しかし、若いうちから裁量権を持って働き、圧倒的なスピードで成長できる環境は、長期的なキャリアを考えた際に大きな財産となります。

市場価値の高いスキルを早い段階で身につけることができるため、将来の転職や独立にも有利に働きます。

会社の業績に左右されるリスクはゼロではありませんが、それはどの業界でも同じです。

挑戦意欲があり、変化を楽しめる人であれば、新卒から飛び込む価値は十分にあります。

【SaaS業界 向いている人】対策方法

自分がSaaS業界に向いていると感じ、本格的に選考を目指すのであれば、適切な準備を行うことが内定への近道となります。

SaaS企業は成長意欲が高く、自律して行動できる人材を求めているため、選考でもそのポテンシャルをしっかりとアピールしなければなりません。

ここでは、SaaS業界の内定を勝ち取るために実践すべき、おすすめの対策方法を三つご紹介しますので、就職活動に取り入れてみてください。

自己分析を行う

就職活動の基本とも言えますが、SaaS業界を志望する際は特に徹底した自己分析が必要です。

なぜなら、SaaS業界で求められる論理的思考力や主体性、変化への対応力といった強みが自分に備わっているかを、過去のエピソードを交えて具体的に説明する必要があるからです。

これまでの人生で、困難な課題に対してどのように仮説を立てて解決してきたか、新しい環境にどのように適応してきたかを振り返ってみてください。

また、自分がどのような環境でモチベーションが上がるのか、何を成し遂げたいのかを言語化することで、SaaS業界の中でもどの企業や職種が最も自分にフィットするのかを見極める軸が明確になります。

OB・OG訪問を行う

インターネット上の情報だけでは、企業のリアルな社風や働き方を知るには限界があります。

そこでおすすめなのが、実際にSaaS企業で働いている先輩に直接話を聞くOB・OG訪問です。

現場で活躍している社員から、日々の業務内容ややりがい、さらには残業の実態や数字のプレッシャーなど、良い面も厳しい面も包み隠さず聞いてみましょう。

特に、SaaS特有のカスタマーサクセスやインサイドセールスが具体的にどのような動きをしているのかを把握することは、面接での志望動機に説得力を持たせる上で非常に役立ちます。

自分が入社後に働く姿をイメージするためにも、積極的に社員と接点を持つようにしてください。

就活エージェントを利用する

SaaS業界は企業数が多く、事業内容や社風も多種多様であるため、自分に合った企業を一人で見つけるのは大変です。

そこでおすすめなのが、就活エージェントを利用することです。

エージェントは各企業の詳細な情報や求める人物像を把握しているため、あなたの自己分析の結果をもとに、適性にマッチした優良企業を紹介してくれます。

また、SaaS企業の面接では論理的な受け答えが重視されるため、模擬面接を通じてプロの視点からフィードバックをもらうことで、面接の通過率を大幅に引き上げることができます。

履歴書の添削などもサポートしてくれるため、効率的に就活を進めたい方はぜひ活用してみてください。

まとめ

SaaS業界は、最先端のテクノロジーに触れながらスピード感を持って成長できる魅力的な業界です。

論理的に物事を考え、自ら主体的に行動し、変化を楽しめる人にとっては、高いモチベーションを維持しながら充実したキャリアを築ける最適な環境と言えるでしょう。

一方で、ルーティンワークを好む人や変化にストレスを感じる人には不向きな側面もあります。

まずは自己分析をしっかりと行い、ご自身の性格や強みがSaaS業界の求める人物像とマッチしているかを冷静に判断することが大切です。

本記事で紹介した向いている人の特徴や対策方法を参考に、ぜひ自分に合った納得のいく就職活動を進めていってください。

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