
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
バーモントカレーやウコンの力でおなじみのハウス食品グループ本社は、カレールウ・シチュー・香辛料(スパイス)で国内最大手を誇り、研究開発や生産技術を志す理系学生からも毎年高い人気を集めています。
編集部がワンキャリアや就活会議などの就活体験談を調べたところ、ハウス食品のサマーインターン選考では本選考と同じくSPIが課されるケースが多く、高学歴の院生でもあっさり落とされるという声が目立ちました。
とくに研究開発職や品質保証職は院生中心の応募で倍率が高く、Webテストの段階で大きく絞り込まれます。
そのため、サマー・秋・冬それぞれの通過率やボーダーの目安を事前に押さえ、研究と両立しながら効率よく対策を進めることが、内定への近道になります。
この記事では、Digmedia編集部が28卒向けに2026年スケジュールを踏まえつつ、ハウス食品インターンSPIの種類・通過率・ボーダーから、落ちる人の傾向と落ちない対策法までを検証型で解説します。
- ハウス食品インターンSPIの種類・形式と試験時間
- サマー・秋・冬別の通過率とボーダーの目安(編集部検証)
- インターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
- 「答え」を探すより効率的な言語・非言語の対策ロードマップ
- 28卒で2026年サマー/秋/冬インターンに応募予定の人
- 農学・化学・食品科学・バイオ系で研究開発/生産技術/品質保証コースを志す理系学生・院生
- 研究と就活の両立で対策時間が限られている人
- 食品メーカーのインターン選考でSPIを控えている人
目次[目次を全て表示する]
ハウス食品サマーインターン選考の全体像と適性検査の位置づけ
ハウス食品のサマーインターン選考は、エントリーからインターン参加までの流れと、その中で適性検査がどこに置かれているかを理解することが対策設計の出発点になります。理系の研究開発・技術系志望は本選考に近いレベル感で評価されるため、全体像を早めに掴んでおきましょう。
サマー・秋・冬の選考フローと28卒スケジュール
ハウス食品のインターンは、サマー・秋・冬と複数シーズンで開催されます。
28卒向けのサマーインターンは2026年6月頃にエントリーが始まり、応募締切は6月下旬〜7月上旬、実施は8〜9月になると想定されます。
秋インターンは2026年9〜10月にエントリー開始で11月実施、冬インターンは10〜11月エントリーで12月〜2027年2月の開催が見込まれます。
28卒は本選考が2027年3月から本格化するため、冬インターンでの好成績が本選考の優遇につながる可能性があります。
理系院生は研究の中間発表や学会と日程が重なりやすいので、エントリー開始2〜3か月前から逆算してWebテスト対策を始めるのが安全です。
サマーで一度経験しておくと、秋・冬のエントリーでは形式に慣れた状態で臨めるため、シーズンをまたいで応募する人ほど早期着手のメリットが大きくなります。
本選考との違い
インターン選考と本選考では、評価される段階の重みが異なります。
本選考は面接回数が多く人物面を深く見られるのに対し、インターン選考はESとWebテストでの絞り込みが厳しく、面接は1〜2回と少なめな傾向があります。
つまり、インターンに進むうえではSPIの足切りラインを越えられるかが最初の勝負どころになります。
一方で、研究開発職向けの長期プログラムや本選考接続型は、面接が複数回設定され本選考と同等の厳しさになる点に注意が必要です。
研究内容の説明に自信があっても、その面接にたどり着く前にWebテストで落ちては意味がありません。
サマーは「まず数を絞る」段階なので、理系学生もWebテストを軽視せず確実に通過する準備を整えましょう。
サマーインターンにおけるWebテストの位置づけ
サマーインターンでのWebテストは、ESと並ぶ「最初の関門」として機能します。
ハウス食品は採用人数が20人前後に対し毎年5,000〜6,000人規模の応募があるとされ、倍率は数百倍に達するシーズンもあるため、母集団を効率よく絞るためにSPIが使われます。
ESとSPIはほぼ同時期に提出・受検を求められることが多く、両方を通過して初めて面接に進めます。
理系の研究開発・品質保証コースは院生中心で平均レベルが高く、相対評価で上位に入るにはSPIで安定した得点が欠かせません。
本選考と違い「人柄でカバー」が効きにくい段階なので、Webテストの優先度を高く置いて準備するのが賢明です。
とくに研究と並行する院生は、限られた時間でSPIを仕上げる計画性そのものが評価への第一歩になると考えておきましょう。
ハウス食品インターンで実施されるSPIの傾向
対策を始める前に、ハウス食品のインターンで出題されるSPIの受検方式・科目・試験時間を正確に把握しておくことが重要です。形式を取り違えると練習の方向性がずれてしまうため、ここで全体像を整理します。
SPIの種類と受検方式
ハウス食品のインターン選考では、就活体験談を見る限りSPI(テストセンター形式)が中心で、年度やプログラムによりWEBテスティング形式が使われることもあります。
本選考でもテストセンターのSPIが実施されているため、インターンでも同系統と考えておくと準備しやすいです。
テストセンターは専用会場で受検し、WEBテスティングは自宅PCから受検する方式です。
研究職・品質職など技術系では、SPIに加えて研究内容に関する課題や小論文が組み合わさるケースもあるため、能力検査だけでなく職種別の準備も視野に入れましょう。
食品科学やバイオ系の研究テーマを、専門外の面接官にも伝わる形で要約しておくと、追加課題にもそのまま応用できます。
応募予定のプログラムでどの形式が出たかは、就活サイトの体験談で事前に確認しておくと安心です。
出題科目と試験時間
ハウス食品のインターンSPIは、言語・非言語・性格検査の3科目で構成されます。
テストセンター形式では言語と非言語を合わせて約35分、性格検査は約30分が標準で、全体では1時間半程度を見込んでおきましょう。
言語は二語の関係・語句の意味・長文読解が中心で、研究レポートや商品コンセプト文を素早く読み解く力に通じます。
非言語は推論・割合・損益算・確率・場合の数が頻出で、スパイスの配合比や新商品の市場規模試算に近い論理的思考力が問われます。
理系学生は非言語が得点源になりやすい一方、言語の語彙対策が手薄になりがちなので、両科目のバランスを意識してください。
性格検査は所要時間こそ長めですが、対策本での演習より自分の価値観を事前に整理しておくことが通過の近道になります。
本選考と同じか・インターン特有の傾向
インターンSPIは本選考と同じ系統が使われることが多いものの、いくつか特有の傾向があります。
サマーは応募者が最多のため、効率的に絞り込めるテストセンター形式が採用されやすく、ボーダーが上振れしやすい点に注意が必要です。
性格検査では、ハウス食品が掲げる「食を通じて家庭の幸せに役立つ」という理念や、誠実さ・協調性・ものづくりへの探究心と一貫した回答かが見られます。
本選考では性格検査の結果が面接でも参照されるため、インターン段階から回答の軸を固めておくと後で役立ちます。
技術職は英語論文に触れる機会が多いことから、英語観点の設問が含まれる年度もあり、案内メールで出題範囲を確認しておきましょう。
編集部が分析するハウス食品インターンWebテストの通過率とボーダー
通過率とボーダーは公式には非公表ですが、就活体験談ベースで目安を掴んでおくと、自分が確保すべき得点ラインが見えてきます。ここでは編集部が複数の体験談から推定した数字を、あくまで目安として整理します。
通過率の目安(サマー/秋/冬別)
編集部が体験談を分析した限り、サマーインターンWebテストの通過率は15〜25%程度、秋・冬は20〜30%程度が目安と見られます。
サマーはバーモントカレーやCoCo壱番屋を運営する壱番屋を含むグループの知名度から応募が急増し、Webテストの段階で大きく絞られます。
とくに研究開発・品質保証コースは院生中心で平均点が高く、相対評価で押し出されやすい点に注意が必要です。
本選考のWebテスト通過率は推定2〜3割とされ、インターンはそれと同等かやや厳しめと考えておくのが現実的です。
通過率が低くても、形式に慣れて正答率を引き上げれば十分に越えられる水準なので、対策時間の確保を優先しましょう。
これらの数字はあくまで体験談から推定した目安であり、年度やプログラムで変動する点には留意してください。
ボーダーと正答率の目安
ハウス食品インターンSPIのボーダーも非公表ですが、食品メーカー大手のボーダーは正答率6〜7割程度が一般的な目安とされています。
サマーは応募者が多くボーダーが上振れしやすいため、7割を最低ラインと捉えて準備しましょう。
安全圏を狙うなら7.5割以上を目標に置くと、相対評価でも押し出されにくくなります。
秋・冬は応募者が落ち着くぶんボーダーがやや下がる可能性もありますが、研究開発職向けプログラムでは選抜が厳しく、結局7割前後が必要になります。
性格検査に正答率の概念はありませんが、回答の一貫性が崩れると足切りされるため、能力検査と同じく軽視は禁物です。
ボーダーは相対評価で動くため、応募者層の平均が高いサマーでは、同じ正答率でも秋・冬より厳しく判定されると考えておきましょう。
テスト結果の使いまわしはできる?
テストセンター形式のSPIが出た場合は、他社で受検した結果を使いまわすことが可能です。
そのため、ハウス食品の選考前に練習企業でテストセンターを受検し、手応えの良いスコアを確保しておけば、その結果を提出できます。
使いまわしを活用すると、選考ピーク時のWebテスト負担を減らし、研究やESに時間を集中できます。
一方、WEBテスティング形式は企業ごとに毎回受検するため、結果の使いまわしはできません。
テストセンターはスコアが自分には見えないので、手応えが悪い回は再受検を検討し、より良いスコアで応募するのが安全です。
本選考でも同じテストセンターのスコアが活きる場面があるため、インターン前の練習はそのまま本選考対策にもつながります。
ハウス食品インターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
Webテストに落ちる人には共通する傾向があり、事前に知っておくだけで通過率を大きく上げられます。とくに研究で多忙な理系学生は対策が後回しになりがちなので、自分に当てはまる点がないか確認しておきましょう。
落ちる人に共通する3つの傾向
ハウス食品インターンSPIで落ちる人には、大きく3つの傾向があります。
1つ目は対策本を1周もせず本番に臨む人で、SPIは出題パターンを知っているかで得点が大きく変わるため、ぶっつけ本番ではボーダーを下回りがちです。
2つ目は性格検査を軽視する人で、能力検査が良くても回答が理念や求める人物像とずれていると判断されると落ちることがあります。
3つ目は受検環境を整えない人で、Wi-Fiのみで自宅受検し通信切断で再受検不可になる失敗が意外と多いです。
研究と並行する院生ほど、対策本1周・性格検査の理解・有線LAN環境の3点を早めに済ませておきましょう。
時間配分ミスで失敗するパターン
落ちる人に最も多いのが、時間配分のミスで問題を解き残すパターンです。
SPIの能力検査は約35分で言語・非言語を解くため、1問あたり1分前後を保たないと最後まで届きません。
1問に時間をかけすぎると後半が手つかずになり、正答率は高いのに得点が伸びない事態に陥ります。
分からない問題は飛ばし、迷ったら直感で選んで次へ進む判断を瞬時にできるよう練習しておきましょう。
練習段階からストップウォッチで本番と同じ制限時間を計り、ペース感覚を体に覚えさせることが有効です。
性格検査で落ちる人
性格検査で落ちる人の典型は、自分を良く見せようとして矛盾した回答をしてしまうパターンです。
同じ趣旨の質問が表現を変えて何度も登場し、回答の一貫性がチェックされます。
「チームで協力するのが好き」と答えながら後半で「一人で黙々と作業する方が向く」と答えると、矛盾と判定され信頼性が下がります。
技術職は黙々と研究に向き合う姿勢と、チームでの協働の両方を求められるため、自分を偽らない範囲で誠実さ・協調性・探究心が伝わる回答を心がけましょう。
性格検査の結果は面接でも参照されるため、回答と面接での発言に矛盾が出ないよう軸を整理してから受検してください。
編集部おすすめのハウス食品インターンWebテスト対策ロードマップ
ハウス食品インターンSPIを突破するには、限られた時間で言語・非言語を効率よく仕上げることが鍵です。研究と両立する理系学生でも回せるよう、編集部が推奨する対策の進め方をロードマップ形式で整理します。
言語対策
言語は二語の関係・語句の意味・長文読解が中心で、理系学生が後回しにしがちな分野です。
語彙問題は対策本で頻出語句を覚えるだけで得点が伸びるため、まずは定番のSPI対策本で頻出語彙を一通り押さえることから始めましょう。
長文読解は全文精読ではなく、段落ごとの要旨を素早く掴むスキミングが攻略のカギになります。
1つの長文を3分以内で読み切る練習を繰り返すと、本番でのスピードが安定します。
研究で実験データを読む感覚で「結論はどこか」を先に探すと、長文も短時間で要旨を掴めるようになります。
二語の関係は、同義・反義・職業と勤務先・包含関係などのパターンを整理しておくと初見でも素早く答えられます。
研究で英語論文を読み慣れている人ほど、日本語の語彙を意識的に補強すると言語全体の得点が安定します。
非言語対策
非言語は推論・確率・損益算・割合が頻出で、理系学生にとって最大の得点源になりやすい分野です。
割合問題では、表やグラフから構成比や増減率を読み取る力が問われ、市場分析業務にも通じます。
「カレールウ市場でのシェアは何%か」といった食品メーカーらしい設定でも、解法は基本公式の組み合わせです。
推論は条件を整理して論理的に絞り込む練習を重ねることで、初見でも素早く解法を組み立てられるようになります。
確率・場合の数は対策本を2周して解法パターンを体に染み込ませ、得点を取りこぼさないようにしましょう。
非言語は対策の有無で最も点差が開く分野なので、得意な理系学生こそ満点近くを狙い、言語の取りこぼしを補う得点源に育てておくと安心です。
「答え」を探すより効率的な対策法
Webテストの「答え」をネットで探す就活生もいますが、解答集頼みの対策はハウス食品のインターン選考では通用しません。
テストセンターは受検者ごとに問題が組み替わるため、解答を暗記しても次の問題に適用できないからです。
WEBテスティングも企業ごとに出題が変わり、出回っている「答え」が自分の本番と一致する保証はありません。
性格検査には正解がなく、解答集を見ても点数は上がらず、むしろ矛盾が生じて信頼性を損ねるリスクがあります。
結局は出題形式に慣れて解くスピードを上げる王道の練習が最短ルートで、研究の合間に毎日30分でも手を動かすほうが確実に得点につながります。
「答え」を探す時間を演習に充てれば、テストセンターでもWEBテスティングでも通用する実力が身につき、結果的に最短で通過に近づきます。
ハウス食品インターンのES・面接・GD対策
Webテストを突破した先には、ES・グループディスカッション・面接が控えています。理系の研究開発・技術系志望ならではの観点も踏まえ、インターン段階から本選考を意識した準備を進めましょう。
ESの傾向
ハウス食品のESは、志望動機や自己PRに加え、研究内容・食に関する興味関心・一押しのグルメなどユニークな設問が出るのが特徴です。
ES通過率は体験談ベースで5〜6割前後と推定され、SPIと同時期に提出を求められます。
理系は研究内容を専門外の人にも伝わる言葉で要約し、ハウス食品の事業(カレー・スパイス・健康食品・海外事業)と結びつける視点が評価されます。
「食を通じた家庭の幸せ」という理念に共感する具体的なエピソードを添えると、志望度の高さが伝わります。
ウコンの力やC1000などの健康食品、CoCo壱番屋を運営する壱番屋といったグループ全体の事業も押さえておくと、業界研究の深さを示せます。
研究室で多忙でも、ESはWebテストと並行して早めに着手し、推敲の時間を確保しておきましょう。
GD対策
ハウス食品のインターン選考では、グループディスカッション(GD)が実施されるケースがあります。
テーマは食品業界の課題や、健康食品の新カテゴリ・米国や中国でのカレー事業など海外展開といった業界知識を前提とする内容が多い傾向です。
評価されるのは議論をリードする力だけでなく、メンバーの意見を引き出す協調性や結論へ収束させる論理性です。
理系は研究で鍛えた論点整理力を活かし、無理に司会を取らずとも建設的な発言で十分に評価されます。
就活仲間との模擬GDで場慣れし、前提確認・時間配分・結論への集約の3点を意識して臨みましょう。
データや論理で裏づける発言は理系の強みなので、思いつきではなく根拠を添えて話す姿勢を意識すると差がつきます。
面接質問
インターン面接では、ガクチカと志望動機に加え、研究内容を深掘りされるケースが多いです。
「なぜ食品業界の中でハウス食品か」を、カレー・スパイス・機能性食品・海外事業の理解とともに語れるようにしておきましょう。
技術系志望なら研究内容や食品科学・スパイス研究への関心を、入社後にどう活かすかまで踏み込んで説明できると説得力が増します。
少子高齢化や健康志向、原材料価格の高騰といった業界の流れに自分なりの見解を持っておくと、最終に近い面接でも対応しやすくなります。
院進者はスケジュールが詰まりやすいので、想定質問への回答を早めに整理し、研究の合間に練習を重ねておきましょう。
本選考接続型のプログラムでは面接が本選考に近いレベルになるため、インターンでの受け答えがそのまま早期選考の評価材料になります。
まとめ:ハウス食品サマーインターンWebテストを突破するために
ハウス食品のサマーインターンWebテストは、SPI(テストセンター形式が中心、WEBテスティング形式の年度もあり)で出題され、言語・非言語・性格検査の3科目で構成されます。
編集部の検証では、通過率の目安はサマーが15〜25%、秋・冬が20〜30%、ボーダーは正答率6〜7割が目安で、安全圏を狙うなら7.5割以上が望ましい水準です。
落ちる人の傾向は「対策本未着手」「性格検査軽視」「受検環境未整備」「時間配分ミス」「性格検査での回答矛盾」に集約されます。
研究開発・品質保証コースは院生中心で倍率が高いため、非言語の強みを活かしつつ手薄になりがちな言語を底上げし、結果の使いまわしも活用して効率よく対策するのが理系の勝ち筋です。
「答え」を探すより対策本で手を動かす王道の準備こそが、ハウス食品インターンWebテスト突破の最短ルートです。
28卒のサマー・秋・冬インターンで結果を残せば、本選考の早期選考ルートにつながる可能性もあるため、研究と両立しながらWebテスト対策を計画的に進め、確実にインターンの席を掴み取りに行きましょう。