
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
「第一生命のサマーインターンに応募したいけれど、エントリー後のWebテストでどこまで点を取れば通るのか分からない」——理工系や数理系の研究に打ち込みながら就活を進める28卒の中には、こうした不安を抱える人が多いはずです。
第一生命はアクチュアリーやクオンツ&データサイエンティスト、IT・デジタルといった理系学生の専門性を活かせるコースを多数用意しており、サマーインターンの段階から数理力や論理的思考力を持つ学生が集まります。
そのインターン選考の入り口に立つのが玉手箱形式のWebテストです。計数が得意な理系でも、玉手箱特有の時間設計や言語・英語の出題に慣れていないと、思わぬ足切りに遭うことがあります。
編集部では、第一生命のインターン体験談や各コースの募集要項、玉手箱の出題構成を突き合わせて、通過率の目安・ボーダー・落ちない対策を検証しました。「通過率はどのくらいか」「ボーダーは何割か」「結果の使いまわしはできるのか」といった疑問に、データと体験談ベースで答えていきます。
研究や院進準備と両立しながら効率よく対策したい理系学生に向けて、玉手箱の種類・形式から落ちる人の傾向、ES・面接対策までを一気通貫で整理しました。
読み終えるころには「研究の合間に、何をどの順番でやれば良いか」が明確になっているはずです。ぜひ最後まで読み進めてください。
- 第一生命サマーインターンの選考フローと玉手箱Webテストの位置づけ(28卒スケジュール)
- 編集部が体験談ベースで検証した通過率・ボーダーの目安と結果の使いまわし可否
- 玉手箱の種類・形式(計数・言語・英語・性格)と理系の得意/不得意の活かし方
- 落ちる人の傾向と、解答集に頼らない効率的な対策ロードマップ
- 大学3年生・院1年(28卒)で2026年サマーインターンに応募予定の人
- アクチュアリー・クオンツ・データサイエンス・IT・資産運用など理系コースを志望する人
- 研究や院進準備と並行して玉手箱を効率よく仕上げたい理工系・数理系の学生
- 計数は得意だが言語・英語や性格検査に不安があり、落ちない確実な対策を知りたい人
目次[目次を全て表示する]
第一生命サマーインターン選考の全体像と適性検査の位置づけ
まずは第一生命のインターン選考が全体としてどう進むのか、その中で玉手箱がどこに置かれているのかを俯瞰します。研究で多忙な理系学生こそ、選考の地図を先に持っておくことで、対策に割く時間を最小化できます。サマー・秋・冬の流れと本選考との違いを押さえましょう。
サマー・秋・冬の選考フローと28卒スケジュール
第一生命のインターンはサマー・秋・冬と複数回開催され、それぞれエントリー後に玉手箱のWebテストが課されるのが一般的です。28卒の場合、サマーは例年6〜7月にエントリー、8〜9月に開催という流れになります。
秋インターンは10〜11月ごろ、冬インターンは12月〜2月ごろが目安です。理系学生は研究テーマが本格化する時期と重なるため、サマーエントリーの1か月前、つまり5月ごろには玉手箱対策に着手しておくのが理想的なスケジュール感です。
アクチュアリーやクオンツなど専門コースは募集人数が限られ、応募が集中します。早い時期に形式へ慣れておけば、サマーで結果が出なくても秋・冬で同じ準備を使いまわせるため、複数時期に挑戦する余地が広がります。
院進を予定する人は、学会や中間発表の日程とエントリー締切が重なりやすい点に注意が必要です。受検期間は数日設定されることが多いので、研究の山場を避けた日に受検できるよう、応募前に各時期のスケジュールを手帳に落とし込んでおきましょう。
インターン選考と本選考の違い
インターン選考は本選考に比べて参加までのステップがコンパクトです。本選考が複数回の面接を重ねるのに対し、インターンはES・玉手箱・簡易な面接やグループディスカッションで参加可否が決まるケースが目立ちます。
一方で、母集団の大きさはインターンのほうが大きくなりがちです。とくにサマーは「とりあえず応募」する学生も含むため、本選考よりもWebテストでの絞り込みが厳しく感じられる場面があります。問題が難しいというより、競争が激しいという性質です。
理系コースの場合、本選考では専門知識や研究内容の深掘りが面接の中心になりますが、インターン段階では玉手箱で示す基礎的な処理力と論理性がまず問われます。専門性をアピールする前段として、適性検査を確実に通過する必要があります。
また、インターン参加は本選考の早期選考ルートへの足がかりになり得ます。第一生命でもインターン経由でWebテストが免除・優遇されたという体験談があり、サマーの玉手箱突破は就活全体を有利に進める投資になります。
選考全体におけるWebテストの位置づけ
選考フローを並べると、ES提出→玉手箱→面接・GD→インターン参加という順序が想定されます。この中で玉手箱は「面接でアピールする権利を得るための前提条件」であり、ここを通らなければ研究の話をする機会すら得られません。
理系学生は計数で点を稼ぎやすい反面、玉手箱の言語(論理的読解)や英語、性格検査で取りこぼすと、せっかくの計数の強みが活きません。Webテストは総合点で見られるため、不得意科目を底上げして全体を安定させる意識が重要です。
なお、アクチュアリーコースなどでは選考やインターン本編で数理的な課題に取り組む場面もありますが、入り口の足切りはあくまで玉手箱です。専門的な数理試験とWebテストは別物として、両方に備えておく必要があります。
つまりWebテストは「軽い通過点」ではなく、母集団を絞る実質的な関門です。研究と両立する理系学生こそ、短時間で形式に習熟し、確実に通過できる状態を作っておくことが、その後の選考に進むための土台になります。
第一生命インターンで実施される玉手箱の傾向
次に、第一生命のインターンで課される玉手箱がどんなテストなのかを具体的に見ていきます。玉手箱は出題形式が固定されているため、種類と試験時間を正しく理解すれば、理系の処理力を最大限に活かせます。受検方式や科目構成、本選考との共通点を確認しましょう。
玉手箱の種類と受検方式
第一生命のインターンWebテストは玉手箱形式が中心とされています。玉手箱は日本SHL社が提供する適性検査で、金融・生命保険業界の選考で広く採用されている種類です。受検方式は自宅でのWEB受検が基本になります。
玉手箱最大の特徴は、同じ形式の問題が一定時間ひたすら連続して出題される点です。SPIのように一問ごとに形式が切り替わるのではなく、たとえば図表の読み取りだけが連続するため、最初の数問で解法を体得できれば一気に処理が安定します。
自宅受検では電卓の使用が認められているのも理系にとって追い風です。テストセンターと違い手元で電卓を叩けるため、計算そのものより「必要な数値を素早く見極める情報処理力」が問われます。研究でデータ処理に慣れた人ほど相性が良い形式です。
ただし自宅受検は通信トラブルや時間管理が自己責任になります。安定したネット環境と静かな受検場所を確保し、締切ぎりぎりではなく余裕を持った日程で受けることが、実力を出し切る前提条件になります。
出題科目と試験時間(計数・言語・英語・性格)
玉手箱の出題科目は大きく計数(非言語)・言語・英語・性格検査の4つです。企業ごとにどの科目を課すかは異なりますが、生保の玉手箱では計数・言語・性格が中心で、コースによっては英語が加わると考えておくとよいでしょう。
計数は「図表の読み取り」「四則逆算」「表の空欄推測」の3形式があり、いずれか1形式が連続出題されます。たとえば四則逆算は50問9分、図表の読み取りは29問15分など、1問あたり数十秒という極端にタイトな時間設計が特徴です。理系でも速度に慣れていないと取りこぼします。
言語はGAB形式の論理的読解や趣旨判定が中心で、長文を読み「論理的に正しい/誤っている/本文からは判断できない」を見極めます。英語も同様にGAB形式の長文読解で、各24問10分程度。理系が苦手にしやすい言語・英語こそ事前の形式慣れが効きます。
性格検査は時間制限こそ緩いものの設問数が多く、正直かつ一貫性のある回答が求められます。全科目を合わせた試験時間は40〜60分程度が目安で、短時間に大量処理する設計です。時間配分の感覚を事前に掴むことが通過のカギになります。
本選考と同じか・インターン特有の傾向
第一生命では本選考でもWebテストが課されますが、形式はインターンと共通の玉手箱(または近い適性検査)が用いられる傾向があります。つまりインターンで仕上げた玉手箱対策は本選考にもそのまま活きると考えてよいでしょう。
インターン特有の傾向として、サマーは母集団が大きいぶん足切りラインの体感が厳しくなりやすい点が挙げられます。本選考はボーダー自体が高いというより、面接や研究内容の評価ウェイトが上がるため、玉手箱は「確実に通過すれば良い関門」という位置づけに近づきます。
理系コースを志望する場合でも、玉手箱の難易度がコースごとに大きく変わるわけではありません。アクチュアリー志望だからといって計数が特別難化するわけではなく、標準的な玉手箱を高い正答率で安定して通すことが求められます。
体験談を見ると、出題科目や問題セットは受検時期によって細部が異なる場合があります。そのため「この形式だけ覚えれば良い」と決め打ちせず、計数3形式・言語・英語をひと通り練習し、どの組み合わせが来ても対応できる状態にしておくのが安全です。
編集部が分析する第一生命インターンWebテストの通過率とボーダー
ここからは多くの理系学生が気にする通過率とボーダーを、編集部が体験談ベースで検証します。第一生命は正式な通過率を公表していないため、あくまで目安として「どの水準を目指せば安心か」を整理します。時期別の傾向や正答率の考え方、結果の使いまわしまで確認しましょう。
通過率の目安(サマー・秋・冬別)
第一生命のインターンWebテストの正確な通過率は公表されていません。ただし生命保険業界トップクラスの人気企業であり、理系専門コースにも応募が集中するため、サマーの通過率は決して高くないと見ておくのが安全です。
サマーは応募者数が最も多く、玉手箱が実質的な足切りとして機能しやすい時期です。母集団が大きいぶん、平凡な正答率では埋もれてしまうため、ボーダーぎりぎりではなく余裕を持って上回る水準を目標にすべきでしょう。
秋・冬インターンは本選考に近づくにつれ、対策を重ねた学生が応募してきます。応募者全体の質が上がるため、相対的にボーダーが高くなる可能性を意識しておくと安心です。形式自体はどの時期も玉手箱で共通しています。
逆に言えば、玉手箱の形式に習熟して安定して高得点を取れる状態に仕上げれば、通過率の壁は十分越えられます。「人気企業だから無理」と諦めるのではなく、形式対策で着実に得点を積み上げることが、理系学生にとって現実的な突破ルートです。
ボーダーと正答率の目安
ボーダーラインも公式には示されていませんが、体験談ベースでは人気企業の玉手箱は正答率6〜7割前後が一つの目安とされることが多いです。金融・生保は計数能力を重視するため、計数で確実に得点したいところです。
玉手箱は問題数に対して時間が極端にタイトなため、「全問を丁寧に解く」より「解ける問題を高速で確実に正解する」発想が重要です。難問に時間を溶かさず、取れる問題を取りこぼさない処理力がボーダー突破を左右します。
理系学生は計数で7〜8割を狙いやすい一方、言語・英語が足を引っ張ると総合点でボーダーに届かないことがあります。不得意科目を6割以上に底上げし、得意の計数で全体を押し上げる戦略が現実的です。性格検査も一貫性を保ち、総合で安定させましょう。
サマーは母集団が大きいぶん、ボーダーぎりぎりだと運次第になります。言語・計数ともに余裕を持って上回れるレベルまで仕上げておくのが理想です。正答率の管理は本番形式の模試で測るのが最も確実で、自分の弱点科目を数値で把握しておきましょう。
テスト結果の使いまわしはできる?
「一度受けた結果を他社や本選考で使いまわせるのか」という疑問は多いですが、玉手箱は基本的に企業ごとに個別受検する形式で、SPIのテストセンターのような明確な結果使いまわしの仕組みはありません。第一生命を受けるなら第一生命向けに受け直すのが原則です。
SPIのテストセンターなら過去の受検結果を別企業へ送信できる場合がありますが、玉手箱はWEB受検前提のため、結果そのものの使いまわしは基本的にできないと考えておきましょう。各社・各時期で受け直す前提で準備しておくのが安全です。
ただし、玉手箱は他の生保・金融・コンサルでも広く採用されているため、第一生命の対策がそのまま他社の玉手箱選考にも転用できます。一度形式に習熟すれば、複数社の選考を効率よく進められるという意味で「練習の使いまわし」は十分可能です。
結果の使いまわしは難しくても、対策の蓄積は確実に他社へ活きます。研究で時間が限られる理系学生こそ、サマーの早い段階で玉手箱を仕上げておけば、その後のインターン・本選考すべてで同じ準備を再利用でき、就活全体を効率化できます。
第一生命インターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
対策の精度を高めるには、「どんな人が落ちるのか」を知ることが近道です。ここでは玉手箱で落ちる理系学生に共通する傾向を整理し、自分が同じ失敗をしないためのチェックポイントを示します。形式理解・時間配分・性格検査の3つの観点から確認しましょう。
落ちる人に共通する3つの傾向
第一生命のインターンWebテストで落ちる人には共通点があります。最も多いのが出題形式を知らないまま受検するパターンです。玉手箱の独特な連続出題に初見で挑むと、解法を理解する前に時間切れになります。
2つ目は対策開始が遅い人です。理系は研究やレポートで多忙なため、応募してから慌てて始めても演習量が足りません。形式に慣れるには一定の反復が必要で、直前の付け焼き刃では安定した得点は望めません。
3つ目は、計数が得意なゆえに言語・英語を軽視する人です。理系は計数で稼げる反面、GAB形式の論理的読解や英語長文を対策せず受けると、ここで失点して総合ボーダーに届かないことがあります。得意科目への過信が落とし穴になります。
これら3つはいずれも事前準備で確実に避けられます。形式を知り、早めに着手し、不得意科目まで含めて底上げする。この3点を押さえるだけで、地頭の良し悪しに関わらず通過率を大きく引き上げられます。逆にここを怠ると、計数が得意でも落ちてしまうのです。
時間配分ミスで失敗するパターン
玉手箱で最も多い失敗が時間配分のミスです。問題数に対して制限時間が非常に短いため、1問に時間をかけすぎると、後半に手をつけられないまま終わってしまいます。理系でも計算の正確さにこだわりすぎると陥りがちな罠です。
とくにありがちなのが、難しい問題に固執して時間を溶かすパターンです。玉手箱は解ける問題を確実に取ることが重要で、分からない問題は潔く飛ばす判断力が求められます。1問あたりにかけられる秒数を事前に把握しておかないと、この見切りができません。
自宅受検では時間管理も自己責任です。残り時間の表示を意識し、ペースが遅れていないか常に確認する習慣が大切です。練習段階から本番と同じ制限時間で解き、時間内に解き切る感覚を体に染み込ませておきましょう。
時間配分のミスは実力不足というより「慣れ不足」が原因であることがほとんどです。本番形式の模試で時間を計りながら演習を重ねれば、最適なペース配分が自然と身につきます。計数の速度に自信がある人ほど、過信せず時間制約下での演習を重ねることが大切です。
性格検査で落ちる人
計数や言語に注目しがちですが、性格検査で評価を落とす人も一定数います。明確な正解はないものの、回答の一貫性が崩れていたり極端な回答が多かったりすると、信頼性を疑われる可能性があります。
落ちる傾向として多いのが、良く見せようとして自分を偽るケースです。同じ趣旨の質問が形を変えて何度も出るため、その場しのぎで取り繕うと矛盾が生じ、かえってマイナスに働きます。研究に没頭しがちな理系ほど、対人面の設問で素直に答える意識が必要です。
第一生命のように顧客と長く向き合う生命保険会社では、誠実さや継続性、チームで働く姿勢が重視されます。技術職・専門職であっても、組織で協働する適性は見られるため、企業が求める人物像と大きくかけ離れた回答が続くとマッチ度を疑われます。
性格検査で落ちないためには、正直かつ一貫性のある回答が基本です。事前に自己分析を済ませ、自分の価値観や強みを言語化しておけばブレずに答えられます。能力検査だけでなく性格検査まで含めてトータルで仕上げることが、確実な通過につながります。
編集部おすすめの第一生命インターンWebテスト対策ロードマップ
ここからは具体的な対策の順番を提案します。玉手箱は形式が固定されているため、正しい手順で取り組めば研究の合間の短時間でも得点を伸ばせます。理系学生の得意・不得意を踏まえ、言語・計数・効率的な学習法の順に整理しました。
言語対策(理系が苦手にしやすい論理的読解)
言語対策では、まず玉手箱特有のGAB形式の論理的読解に慣れることが最優先です。長文を読み、設問が「論理的に正しい/誤っている/本文からは判断できない」のどれに当たるかを素早く見極める練習を繰り返しましょう。
理系がつまずきやすいのが、本文に書いていないことを自分の知識や常識で勝手に補ってしまうミスです。あくまで本文に書かれた情報だけを根拠に判断するという玉手箱のルールを徹底することが、正答率を上げる近道になります。
時間配分も重要です。1問あたりの時間が短いため、長文を最初から完璧に読もうとすると間に合いません。設問を先に確認し、必要な箇所を本文から探す「逆引き」の読み方を身につけると、処理速度が大きく上がります。英語の長文読解も同じ発想が有効です。
対策としては、玉手箱の言語・英語形式に対応した問題集や練習サイトで同じ形式を繰り返すのが効果的です。本番では同形式が連続するため、一度コツを掴めば一気に得点が安定します。言語が苦手な理系こそ、ここを早めに固めると総合点が大きく底上げされます。
非言語(計数)対策
計数は、第一生命のような金融・生保がとくに重視し、理系が得点源にしやすい領域です。「図表の読み取り」「四則逆算」「表の空欄推測」のいずれかが連続出題され、電卓を使った高速処理が前提になります。
図表の読み取りでは、グラフや表から必要な数値を素早く拾い、割合や増減を計算します。差がつくのは計算力よりも「どの数字を使えばよいかを瞬時に判断する力」です。研究でデータを扱う理系の強みが活きる一方、初見では戸惑うため練習で慣れておきましょう。
四則逆算は空欄の数値を逆算で求める形式で、慣れれば非常に速く解けます。電卓を使いこなし計算順序を頭の中で組み立てられれば、安定した得点源になります。表の空欄推測も含めパターンが決まっているため、反復練習が最も効く分野です。
計数は形式さえ知っていれば理系にとって武器になります。本番で同形式が連続する特性を逆手に取り、得意な形式を作っておけば、時間に追われる中でも確実に得点を積み上げられます。計数で稼ぎ、言語・英語の取りこぼしを補うのが、理系の合格戦略の核心です。
「答え」を探すより効率的な対策法
対策を進めると、ネット上の「解答集」や「答え」を探したくなる人がいます。しかし解答集に頼る対策は危険であり、結果的に遠回りになることを理解しておきましょう。論理性を重んじる理系学生こそ、再現性のない方法は避けるべきです。
第一に、出回る解答集はバージョン違いや誤答が多く、正確性が保証されていません。間違った答えを覚えれば本番で失点しますし、出題セットが変われば手元の答えは役に立ちません。答え探しに費やす時間は、実力の蓄積につながらないのです。
さらに、不正な手段に頼る姿勢は就活全体にとってマイナスです。Webテストは本選考でも繰り返し課されるため、ここで自力の処理力を身につけておかないと、結局あとで苦労します。インターンはその力を鍛える絶好の機会と捉えましょう。
本当に効率的なのは、同じ形式を繰り返し解いて解法スピードを上げることです。玉手箱は形式が固定されているからこそ、正攻法の反復が最も再現性の高い対策になります。研究で限られた時間を、解答集探しではなく本番形式の演習に集中投下することが、ボーダー突破への確実な近道です。
第一生命インターンのES・面接・GD対策
Webテストを突破した先には、ESや面接、グループディスカッションが待っています。理系学生は研究内容をどう伝えるかが鍵になります。ここでは選考で問われやすいポイントと、第一生命ならではの志望動機の作り方を整理します。本選考との違いも意識しながら準備しましょう。
ESの傾向
第一生命のインターンESでは、志望動機やガクチカに加え、なぜ生命保険業界か・なぜ第一生命かを問う設問が中心になります。理系コースでは、研究内容や数理・データ分析の経験をどう仕事に活かしたいかを問われることもあります。
理系学生が陥りやすいのが、研究内容を専門用語のまま書いてしまうことです。読み手は必ずしも同じ分野の専門家ではないため、専門外の人にも伝わる言葉で、研究で培った論理的思考や課題解決のプロセスを示すことが大切です。
志望動機では、アクチュアリーやクオンツ、データサイエンスといった専門性が活きるコースと自分の強みを結びつけると説得力が増します。「数理を使って人々の人生を支えたい」といった軸を、自分の経験に紐づけて語りましょう。
本選考のESより設問数は少なめでも、内容の濃さは妥協できません。インターン段階のESが早期選考の評価に引き継がれる可能性もあるため、ガクチカと志望動機を一本の線でつなぎ、研究と第一生命での貢献イメージを具体的に描いておくことが重要です。
GD対策
インターン選考ではグループディスカッション(GD)が課されることもあります。見られているのは答えの正しさよりもチームの中でどう振る舞うかです。研究室で個人作業が中心の理系ほど、協働姿勢を意識しておきたい場面です。
第一生命のように顧客と向き合う仕事では、相手の意見を尊重し合意形成する力が重視されます。自分の意見を一方的に押し通すのではなく、他のメンバーの発言を引き出し議論を前に進める姿勢が高く評価されます。
役割にはファシリテーター、書記、タイムキーパーなどがありますが、無理に目立つ役を取りにいく必要はありません。理系の強みを活かし、データや数字で論点を整理する立ち位置で価値を加えるのも有効です。論理的に議論を構造化できる人は重宝されます。
対策としては、時事問題に触れて自分の意見を持つ習慣をつけ、結論と根拠をセットで述べる練習をしておきましょう。インターンで協働する仲間との出会いの場と捉えれば、自然と協調的な振る舞いができ、好印象につながります。
面接質問
面接では「自己紹介・自己PR」「ガクチカ」「なぜインターンに参加したいか」といった定番に加え、研究内容とその面白さ・苦労した点を問われやすいのが理系コースの特徴です。研究を分かりやすく語れるよう準備しておきましょう。
「なぜ生命保険業界か」「数ある生保の中でなぜ第一生命か」も頻出です。ここで業界研究と企業研究の深さが表れます。第一生命は国内生保大手として海外保険事業や資産運用事業も展開する総合的な保険グループである点を踏まえると、志望動機に厚みが出ます。
アクチュアリーやクオンツ志望なら、なぜその専門職を目指すのか、数理やデータの力で何を実現したいのかを自分の言葉で語れることが重要です。研究で培った力と第一生命での貢献を一本の線でつなぐと、他の学生と差別化できます。
面接は人柄とコミュニケーション力を見る場でもあります。質問の意図を正確に汲み取り、結論から簡潔に話す構成を心がけましょう。Webテストで時間配分を意識したのと同じく、面接でも端的に伝える力が評価されます。想定質問への回答は声に出して練習しておくと安心です。
まとめ:第一生命サマーインターンWebテストを突破するために
ここまで、第一生命サマーインターンの選考フローから玉手箱の傾向、通過率・ボーダー、落ちる人の傾向、対策、ES・面接まで、理系学生の視点で検証してきました。最後に突破のポイントを整理します。
第一生命のインターンWebテストは玉手箱形式が中心で、計数・言語・英語・性格検査が課されます。同一形式が連続し電卓使用が前提という特性は、データ処理に慣れた理系に有利に働きます。一方で言語・英語の取りこぼしには注意が必要です。
通過率は非公表ですが、人気企業ゆえ母集団が大きく、ボーダーは正答率6〜7割前後を目安に余裕を持って上回る水準まで仕上げるのが安全です。サマー・秋・冬で形式は共通し、結果の使いまわしは難しくても対策の蓄積は他社にも本選考にも活きます。
落ちる人の傾向は「形式を知らない」「対策が遅い」「言語・英語を軽視する」「時間配分をミスする」「性格検査で取り繕う」に集約されます。これらはすべて事前準備で避けられるものばかりです。解答集を探すより、本番形式の演習を繰り返すことがボーダー突破の最短ルートです。
28卒の理系学生は、2026年サマー(6〜7月応募・8〜9月開催)、秋(10〜11月)、冬(12〜2月)のスケジュールから逆算し、研究の山場を避けつつエントリーの1か月前には玉手箱対策を始めましょう。アクチュアリーコースなどでは別途数理的な課題に向き合う場面もありますが、入り口の足切りはあくまで玉手箱です。
Webテストを突破した先のES・面接では、研究で培った論理性や数理の力を第一生命での貢献イメージに結びつけることで、他の学生と差をつけられます。Webテスト攻略と企業研究を両輪で進め、サマーインターン合格をつかみ取ってください。