
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
HIS(株式会社エイチ・アイ・エス)は格安航空券の販売から成長した旅行代理店大手ですが、近年はWeb予約基盤の刷新や生成AIを活用したアプリ開発など、デジタル領域への投資を強めています。
そのため「旅行会社=文系の世界」というイメージとは裏腹に、システム・データ・Webサービス分野で理系学生が活躍できるインターンの間口が広がっているのが実態です。
HISは2014年に社内エンジニアチームを立ち上げ、サイト改修や顧客接点の改善、新規サービス開発を内製化してきました。
そのIT・DX領域のインターンに応募する際、最初の関門となるのがSPI形式のWebテストであり、通過率とボーダーを定量的に把握しておくことが早期選考ルートに乗るための分岐点になります。
HISのインターン選考は本選考と同じくSPIが中心で、サマーは応募集中によってボーダーが上振れしやすいため、編集部としては理系の得点源である非言語を軸にした準備を推奨します。
この記事では、編集部がHISインターンWebテストの通過率・ボーダー・落ちる人の傾向・対策ロードマップを検証し、28卒の2026年スケジュールに沿って理系学生向けに解説します。
- HISインターンWebテストで実施されるSPIの種類・形式
- サマー・秋・冬インターン別の通過率とボーダーの目安
- HISのインターン選考で落ちる人に共通する傾向
- 非言語を得点源にする理系向けの効率的な対策法
- 28卒で2026年サマー/秋/冬インターンに応募予定の人
- 情報・数学・統計・電気電子系などでHISのIT・DX・データ職インターンを志望する理系学生・院生
- 研究と就活を両立させながら効率よくSPI対策を進めたい理系の人
目次[目次を全て表示する]
HISサマーインターン選考の全体像と適性検査の位置づけ
HISのインターン選考は、エントリーからインターン参加まで複数のステップで構成され、その入口にSPIのWebテストが配置されています。サマー・秋・冬で時期が分かれるため、28卒は自分の応募シーズンに合わせて対策スケジュールを逆算しておくことが重要です。ここでは選考フロー全体と本選考との違い、そしてWebテストがどの位置づけにあるのかを理系の視点で整理します。
サマー・秋・冬の選考フローと28卒スケジュール
HISのインターン選考フローは「エントリー → ES提出 → Webテスト → 面接 → インターン参加」が基本構成です。
28卒向けのサマーインターンは2026年6月頃にエントリーが始まり、応募締切は6月下旬〜7月上旬、本番実施は2026年8月〜9月が標準的な流れと見込まれます。
秋インターンは2026年10月〜11月頃にエントリーと実施が集中し、冬インターンは2026年12月〜2027年2月の開催で本選考直結色が強まります。
理系院生は学会や研究の繁忙期がサマーと重なりやすいため、エントリー2〜3か月前にあたる4〜5月からWebテスト対策を前倒しで進めるのが安全です。
ESとWebテストはほぼ同時に提出・受検を求められるケースが多く、Webテストの足切りを抜けて初めて面接に進める仕組みになっています。
本選考とインターン選考の違い
HISのインターン選考は、本選考と比べて面接回数が1〜2回と少ない代わりに、ESとWebテストでの絞り込みがシビアになる傾向があります。
本選考では志望度やキャリアビジョンが深掘りされますが、インターン選考は「適性と地頭」をWebテストで先に見極める設計になっています。
IT・DX職のインターンでは、PHPを使ったアプリ開発体験や生成AI活用ワークなど実務寄りのプログラムが用意され、本選考に近いレベルで評価される場合があります。
つまりインターンWebテストは「本選考の前哨戦」であり、ここで結果を残せば早期選考の優遇につながるのが本選考との最大の違いです。
サマー・秋・冬いずれのシーズンでも、Webテストの足切りライン自体は年間を通じて高水準で固定されていると考えておくと判断を誤りません。
インターン選考におけるWebテストの位置づけ
HISのインターン選考において、Webテストは「最初に学生を大量に絞り込むフィルター」として機能します。
応募者数がESの精読可能件数を大きく上回るため、Webテストのスコアで一定ラインを切る学生はES内容に関わらず先に落とされる構造です。
逆に言えば、Webテストさえ安定して突破できれば、理系の研究ガクチカや技術スキルをESや面接で正面からアピールするステージに進めます。
理系は非言語で高得点を取りやすい一方、言語で取りこぼすと総合点が伸びないため、Webテストの位置づけを「足切り突破の確実化」と捉えて準備するのが得策です。
HISが力を入れるWeb販売・DXのインターンほど論理的処理能力を重視する傾向があり、Webテストの比重は実質的に高いと考えておきましょう。
HISインターンで実施されるSPIの傾向
HISのインターンWebテストでは、本選考と同じくSPIが採用されるケースが体験談ベースで多く報告されています。出題形式や試験時間を事前に把握しておくことで、限られた時間を非言語と言語のどちらに配分すべきかが見えてきます。ここではSPIの受検方式・出題科目・インターン特有の傾向を編集部の視点で整理します。
SPIの種類と受検方式
HISのインターン選考では、SPIのテストセンター形式またはWEBテスティング形式(自宅受検)が用いられるケースが体験談で多く確認されています。
テストセンター形式は専用会場またはオンライン監視下で受検し、WEBテスティング形式は自宅のPCで完結する方式です。
年度や応募職種によっては玉手箱や独自テストが課された事例もあるため、応募前に最新の選考体験談で形式を確認しておきましょう。
理系院生は研究室のPC環境で自宅受検する場合、有線LANを確保し通信切断による再受検不可リスクを完全に排除することが鉄則です。
SPIで使われる問題に近い演習ができる「Lognavi(ログナビ)」などのスマホアプリも、スキマ時間の形式慣れに役立ちます。
出題科目と試験時間
HISのインターンWebテストは、SPIの標準構成である言語・非言語・性格検査の3科目で出題されます。
体験談では言語20問(約15分)・非言語20問(約15分)という構成が報告されており、1問あたりの持ち時間がタイトな点が特徴です。
言語は二語の関係・語句の意味・文章並び替え・空欄補充・長文読解が頻出で、語彙力と読解スピードが得点を左右します。
非言語は推論・割合・損益算・速度算・場合の数・確率・集合などが頻出で、理系にとっては得点源にしやすい分野です。
性格検査は約300問を自宅で事前受検する形式が一般的で、HISの挑戦心やグローバル志向との整合性が見られます。
理系の技術職応募でも性格検査は省略されないため、能力検査と合わせて両輪で準備しておく意識が大切です。
本選考と同じか・インターン特有の傾向
HISのインターンWebテストは、本選考とほぼ同じSPI形式が使われると考えて差し支えありません。
一方で、サマーインターンは応募者が集中するため、本選考よりもボーダーが厳しく設定される傾向がインターン特有のポイントです。
IT・DX職のインターンでは、Webテストの非言語スコアが論理的処理能力の指標として実質的に重視される場面があります。
理系学生は非言語で稼げる一方、言語対策を後回しにすると総合点でボーダーを割るパターンが多いため、両分野のバランスが鍵です。
インターンで一度受けたSPIの感触は本選考でもそのまま活きるため、早期に形式へ習熟しておくことが後々の効率につながります。
編集部が分析するHISインターンWebテストの通過率とボーダー
インターンWebテストを抜けるには、通過率とボーダーを数値で把握し、自分の到達目標を定量化することが欠かせません。HISは通過率を公表していないため、ここでの数値はすべて就活体験談ベースの「目安」ですが、準備の指針としては十分機能します。シーズン別の傾向と結果の使い回しまで含めて検証します。
通過率の目安(サマー/秋/冬別)
HISのインターンWebテスト通過率は非公表ですが、体験談ベースではサマーが20〜30%程度、秋・冬が30〜40%程度が目安と見られます。
コロナ後にインバウンド・アウトバウンド需要が力強く回復したことで、旅行業界大手HISへの応募者数も増加傾向にあります。
特にサマーは母集団が最も大きく、IT・DX職のインターンでも理系上位層が集まるため、相対評価の難易度が上がります。
秋・冬は応募者がやや落ち着く一方、本選考直結プログラムでは選抜が厳しくなり、結果的に高い通過水準が求められます。
通過率が低いシーズンほど対策時間が結果に直結する構造のため、サマー志望なら早期着手が有利に働きます。
ボーダーと正答率の目安
HISインターンWebテストのボーダーも非公表ですが、旅行業界大手の一般的な目安として正答率5〜7割程度が想定されます。
安全圏を狙うなら正答率7割以上を確保しておきたく、サマーは応募集中でボーダーが上振れしやすいため7割を最低ラインと捉えるのが現実的です。
理系は非言語で7〜8割を取りやすい反面、言語が5割前後に沈むと総合点が足切りライン付近に落ちてしまいます。
そのため非言語を盤石にしつつ、言語を最低6割まで底上げするのが理系の現実的なボーダー突破戦略です。
性格検査には正答率の概念はありませんが、HISの挑戦と変革の姿勢に沿った一貫性のある回答軸を作っておくことが通過の前提になります。
テスト結果の使い回しはできる?
SPIのテストセンター形式で受検した場合は、過去に他社で受けたテストセンター結果を使い回すことが可能です。
HISより前に練習企業でテストセンターを受け、手応えの良いスコアを取れていれば、その結果を提出して選考ピーク時の負担を減らせます。
一方、WEBテスティング形式(自宅受検)は企業ごとに毎回受け直す仕組みのため、結果の使い回しは原則できません。
研究で多忙な理系院生ほど、テストセンターの使い回しを前提に「早めに高スコアを1つ作っておく」戦略が効率的です。
テストセンターのスコアは正確に開示されないため、手応えが悪ければ他社で再受検し、より良いスコアでHIS応募に臨むのが賢明です。
HISインターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
HISのインターンWebテストで落ちる人には共通する傾向があり、その典型パターンを知るだけで通過確率を引き上げられます。理系は非言語に余裕があるぶん油断しがちですが、時間配分や性格検査で足をすくわれるケースが少なくありません。ここでは落ちる人の特徴を3つの観点から整理し、回避策をセットで示します。
落ちる人に共通する3つの傾向
HISのインターンWebテストで落ちる人には、大きく3つの典型パターンがあります。
1つ目は対策本を1周もせず本番に臨む人で、SPIは出題パターンの習熟度で得点が大きく動くため、ぶっつけ本番はほぼボーダーを下回ります。
2つ目は性格検査を軽視する人で、能力検査が高得点でも企業の求める人物像と合致しないと足切りされる可能性があります。
3つ目は受検環境を整えない人で、Wi-Fi接続のまま自宅受検して試験中に通信が切れ、再受検不可となる事故が想像以上に多いのが現実です。
理系学生は非言語で稼げる安心感から「対策不要」と誤解しがちですが、言語と環境整備の手薄さがそのまま不通過要因になります。
時間配分ミスで落ちるパターン
Webテストで落ちる人に最も多いのが、時間配分のミスで多くの問題を解き残すパターンです。
HISのSPIは言語・非言語ともに20問15分前後とタイトで、1問あたり40〜50秒で判断する処理スピードが必要です。
理系は1問を丁寧に解こうとして時間を使いすぎ、得意な後半の非言語を取りこぼすケースが目立ちます。
「分からない問題は飛ばす」「迷ったら直感で選んで次へ進む」判断を反射的にできるまで練習することが回避策です。
普段からストップウォッチで時間を計って解き、本番と同じペース感覚を体に染み込ませておきましょう。
性格検査で落ちる人の傾向
性格検査で落ちる人の典型は、自分を良く見せようとして矛盾した回答をしてしまうパターンです。
性格検査には同じ趣旨の質問が表現を変えて何度も登場し、回答の一貫性が機械的にチェックされます。
「新しい環境への適応が得意」と答えながら後半で「慣れた環境で働きたい」と答えると、信頼性が低いと判定されてしまいます。
HISが大切にする挑戦心・グローバル志向・行動力と真逆の回答が続くと、企業文化に合わないと判断され足切りされるケースもあります。
理系の技術職でも性格検査は必ず課され、自分を偽らない範囲でHISの求める像と重なる側面を素直に答えるのが通過のコツです。
編集部おすすめのHISインターンWebテスト対策ロードマップ
HISのインターンWebテストを突破するには、SPIに特化した効率的な学習プランで対策を進めるのが王道です。理系は限られた研究の合間に対策する必要があるため、得点効率の高い順に手をつけることが重要になります。ここでは言語・非言語の具体的な勉強法と、「答え」探しより効率的な対策法を編集部の視点でまとめます。
言語分野の対策
言語分野は理系が取りこぼしやすい領域で、語彙・二語の関係・文章並び替え・長文読解が中心です。
語彙問題は対策本で頻出語句を覚えるだけで得点が伸びるため、「これが本当のSPI3だ!」などの定番本で頻出語をまず潰しましょう。
長文読解は全文を精読せず、段落ごとの要旨を素早く掴むスキミング技術で時短するのが攻略のカギです。
二語の関係は出題パターンが限定的なので、関係性のバリエーション(職業と職場・原料と製品・上位下位概念など)を一度頭に入れれば確実に得点できます。
理系は毎日15〜20分でも言語に触れる習慣を作り、非言語の貯金を言語の弱さで相殺しない状態を目指してください。
非言語分野の対策
非言語は理系の得点源であり、推論・割合・損益算・速度算・場合の数・確率・集合などが頻出です。
数学的素養がある理系でも、SPI特有の「速く解くための型」を知らないと時間切れになるため、対策本でパターンを再確認しておきましょう。
推論は問題文の情報を表や図に落とし込んで整理する訓練を重ねれば、得点とスピードが同時に上がります。
割合・損益算は公式に頼らず「全体を100」「原価を100」と置く解き方を体に染み込ませると、応用問題でもスムーズに対応できます。
理系は非言語で8割以上を安定させ、ここを総合点の柱にする戦略が最も効率的です。
「答え」を探すより効率的な対策法
Webテスト対策で「答え」をネットで探そうとする学生がいますが、解答集に頼った対策はHISのインターン選考では通用しません。
SPIのテストセンター形式は受検者ごとに問題が組み替わるアダプティブ方式で、解答を暗記しても次の問題には適用できません。
WEBテスティング形式も企業ごとに出題セットが変わるため、出回っている「答え」が本番と一致する保証はありません。
性格検査には正解が存在せず、解答集を見ても得点は上がらず、回答に矛盾が出れば信頼性が逆に下がるリスクすらあります。
研究で忙しい理系こそ、「答え」を探す時間を対策本1ページ分の演習に充てるほうが確実に得点につながると意識してください。
HISインターンのES・面接・GD対策
Webテストを突破した先には、ES・GD・面接が待っています。理系学生は研究内容を旅行業の事業文脈にどう接続するかが評価の分かれ目になります。ここではHIS特有の事業を踏まえたES・GD・面接の対策を、本選考との違いを意識しながら整理します。
ESの傾向
HISインターンのESでは、志望動機・ガクチカ・インターンで学びたいことが定番で問われます。
理系は研究テーマやプログラミング経験を、HISのWeb販売基盤やDX・生成AI活用といった事業にどう貢献できるかへ翻訳して書くと説得力が増します。
「なぜ旅行業界のなかでHISか」を、格安航空券発祥の挑戦的文化や海外駐在のチャンスと結びつけて言語化しておきましょう。
本選考のESより設問はシンプルですが、応募者数が多いぶん一文目の具体性が通過の決め手になります。
結論ファーストで書き、研究で培った論理的思考力を旅行体験の改善というテーマに接続するのが理系の勝ち筋です。
GD対策
HISのインターン選考では、グループディスカッション(GD)が実施されるケースがあります。
テーマは「インバウンド需要をどう取り込むか」「オンライン予約・DXで旅行体験をどう変えるか」など、業界知識と発想力を要する内容が多い傾向です。
理系はデータや論理で議論を構造化する役割を担うと強みを発揮でき、無理に司会を取らずとも高評価を得られます。
「議論の前提を確認する」「時間配分を意識する」「結論に向けて発言をまとめる」の3点を意識すれば、評価される動き方ができます。
就活仲間との模擬GDやエージェントのGDイベントで場慣れしておくと、本番で落ち着いて発言できます。
面接で聞かれる質問
HISインターンの面接では、ガクチカ・志望動機に加え、「インターンで何を学びたいか」が中心に問われます。
理系は研究内容を分かりやすく説明する力が試されるため、専門用語を噛み砕いてPREP法(結論→理由→具体例→結論)で語る練習が有効です。
HISのWeb販売強化やDX、生成AI活用、地域創生・インバウンド送客など多角的な事業を押さえておくと、業界理解の深さを示せます。
本選考の面接ではキャリアビジョンが深掘りされるため、インターン段階から「技術で旅行体験をどう変えたいか」を言語化しておきましょう。
逆質問では、エンジニア組織やDX推進体制に関する質問を2〜3個準備しておくと、理系としての関心の高さを伝えられます。
まとめ:HISサマーインターンWebテストを突破するために
HISのインターンWebテストは、SPIのテストセンター形式または自宅受検が中心で、言語・非言語・性格検査の3科目で構成されます。編集部の検証では、Webテストは「最初に大量の応募者を絞り込む足切りフィルター」であり、ここを安定して抜けることが早期選考ルートへの第一歩になります。
通過率の目安はサマーが20〜30%、秋・冬が30〜40%程度で、ボーダーは正答率5〜7割、安全圏を狙うなら7割以上が現実的なターゲットです。
理系学生は非言語で8割を盤石にしつつ、手薄になりがちな言語を6割まで底上げすることが、総合点でボーダーを割らないための鍵になります。
落ちる人の傾向は「対策本未着手」「性格検査軽視」「受検環境未整備」「時間配分ミス」「性格検査での回答矛盾」に集約され、いずれも事前準備で回避可能です。
研究で多忙な理系こそ、テストセンター結果の使い回しを前提に早めに高スコアを1つ作り、「答え」探しより対策本での演習に時間を投じる王道が最短ルートです。
HISが力を入れるWeb販売・DX領域のインターンほど論理的処理能力が重視されるため、非言語の安定はそのまま選考評価の土台になります。
28卒のサマー・秋・冬インターンで結果を残せれば、本選考の早期選考優遇につながる可能性が高いため、Webテスト対策を最優先で進め、DXを加速させる旅行業界最大手HISへの第一歩を確実に踏み出しましょう。