
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
電通総研(旧:電通国際情報サービス・ISID)は、電通グループのSIerとして、ITコンサルティングから先端技術を使ったシステム開発までを一気通貫で手がける企業です。
金融機関向けの証券・保険システム、製造業向けのエンジニアリングチェーン、SAP・ERPを軸にしたエンタープライズソリューションなど、専門領域で確かな実績を積み上げてきました。
2024年に電通国際情報サービスから「電通総研」へ社名を変え、X(クロス)イノベーションによる事業横断のDXとコンサルティング機能を強化している点が、近年の就活生からの注目を集めています。
そんな電通総研のサマーインターンは、技術職(システムエンジニア・ITコンサルタント・データサイエンティストなど)を志す理系学生にとって、本選考の早期ルートにつながり得る重要な接点です。
編集部がワンキャリア・unistyle・就活会議などの選考体験談を読み込んだ限りでも、その入口に置かれたSPIをどう突破するかが、理系学生にとって最初の関門になっています。
本記事では、電通総研インターンWebテストの通過率・ボーダー・落ちる人の傾向を、28卒の2026年スケジュールに沿って編集部が検証していきます。
- 電通総研インターンで実施されるSPIの種類と形式
- サマー・秋・冬別の通過率とボーダーの目安(編集部検証)
- インターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
- 「答え」を探すより効率的なSPI対策ロードマップ
- 28卒で2026年サマー/秋/冬インターンに応募予定の人
- 情報・数学・物理・電気電子系などの理系でSE・データサイエンス・ITコンサル職を志望する人
- 研究や院進準備と就活を両立しながら非言語を得点源にしたい理系学生
- SIer・ITコンサルのインターンWebテストを控えている人
目次[目次を全て表示する]
電通総研サマーインターン選考の全体像と適性検査の位置づけ
電通総研のインターン選考を突破するには、まずサマー・秋・冬という複数シーズンの選考フローと、その中でWebテストがどこに置かれているかを把握することが出発点になります。研究との両立に追われる理系学生こそ、全体像を先に押さえて準備時期を逆算しましょう。
サマー・秋・冬の選考フローと28卒スケジュール
電通総研のインターンは、サマー・秋・冬の複数シーズンで開催される傾向があります。
28卒のスケジュール感としては、サマーが2026年6〜9月、秋が10〜11月、冬が12〜2月が目安です。
サマーインターンはエントリーシート提出が6〜7月に集中し、Webテストと合わせて選考が進むのが一般的です。
理系の院進予定者は、6〜7月が研究の中間発表や学会準備と重なりやすいため、ES・Webテストの時期を逆算して早めに着手しておくと安全です。
秋・冬は応募者数が落ち着くものの、本選考直結型のプログラムでは選考が厳しく組まれるため、サマーで結果が出なくても秋冬で再挑戦できる前提でスケジュールを引くのが現実的です。
編集部が体験談を確認したところ、サマーの締切前後は研究室の活動が活発な時期と重なりやすく、Webテストの予約枠が取りづらくなる傾向が見られました。
院進予定者は学会や中間発表のスケジュールを先に押さえ、その合間にWebテストを差し込む形で逆算しておくと、研究と就活の両立がしやすくなります。
本選考との違い
インターン選考と本選考では、求められる完成度と評価の重みが異なります。
本選考はWebテストの基準点が高く設定されやすく、ESや面接でも志望動機の深さが厳しく問われます。
一方でインターン選考は、ポテンシャルや適性を見る側面が強く、Webテストのボーダーも本選考よりやや緩やかになりやすい傾向があります。
ただし電通総研は技術職採用の比率が高く、理系のSE・データサイエンス志望ではインターン段階でも論理的思考力が重視されます。
編集部の見立てでは、インターンを「本選考の練習」と軽く捉えず、本選考と地続きの評価ととらえて準備するのが得策です。
とくにサマーインターンの参加者には本選考の早期ルートが案内されるケースがあるため、入口のWebテストで落ちると早期選考の機会そのものを逃すことになります。
選考全体におけるWebテストの位置づけ
電通総研の選考では、Webテストはエントリーシートと並ぶ初期の絞り込み関門として機能します。
多くのSIer・ITコンサルと同様、ES提出後にWebテストを課し、両方の結果で面接・GDへ進む候補者を選抜するのが基本的な流れです。
つまりWebテストで一定のボーダーを超えなければ、どれだけESや研究内容が優れていても面接に進めません。
理系学生は研究や技術力をアピールしたくなりますが、その土俵に立つにはまずSPIを通過する必要があります。
Webテストは対策量がスコアに直結しやすい関門なので、後述する対策ロードマップで着実に得点を積み上げましょう。
ESとWebテストは提出期限が近接しがちなので、ESの推敲とWebテストの予約・受検を同じ週に詰め込みすぎないよう、早めにWebテストを済ませておくと心理的な余裕が生まれます。
電通総研インターンで実施されるSPIの傾向
電通総研のインターンWebテストはSPIが中心とされ、その種類・受検方式・出題科目を把握することが対策の前提になります。理系学生にとっては非言語が得点源になりやすい一方、言語が手薄になりがちなので、出題傾向を正確につかんでおきましょう。
SPIの種類と受検方式
電通総研のインターン選考では、テストセンター形式のSPIが課される可能性が高いと考えられます。
本選考でもテストセンター形式のSPIが実施された実績があり、インターン段階でも同系統が採用されるのが自然な流れです。
SPIはリクルートマネジメントソリューションズが提供する適性検査で、正答状況に応じて問題難易度が変化するアダプティブ方式が特徴です。
テストセンターは会場受検が基本ですが、年度によってはオンライン会場(自宅受検型のテストセンター)が案内されるケースもあります。
案内メールに記載された受検方式と期限を確認し、希望日時の枠は締切に近づくほど埋まるため即日予約することが鉄則です。
出題科目と試験時間
SPIの基本構成は言語・非言語・性格検査の3科目で、試験時間の目安も把握しておきましょう。
テストセンター形式の場合、言語と非言語を合わせて約35分、性格検査は約30分が標準的です。
情報・数学・物理系の理系学生にとって、非言語(推論・確率・図表の読み取りなど)は得点源にしやすい領域です。
一方で、語彙や長文読解を含む言語分野は理系が手薄になりやすく、ここで失点すると総合スコアを落としやすい点に注意が必要です。
技術職コースでは構造的把握力検査や英語が追加される報告もあるため、案内に応じてフルセットで備えておくと安心です。
英語が課される場合は約20分が目安で、同意語・反意語・長文読解など語彙力と読解スピードが問われるため、TOEIC対策とは別に出題形式に慣れておく必要があります。
理系の院生は英語論文に触れる機会が多く読解の素地はありますが、短時間で大量の設問を処理するSPI英語特有のリズムには事前の演習で対応しておきましょう。
本選考と同じか・インターン特有の傾向
インターンと本選考のSPIは、形式自体は同じテストセンター系でも、求められる得点水準に差があります。
本選考はボーダーが高く設定されやすいのに対し、インターン選考はやや緩やかなボーダーで運用される傾向があります。
ただし、性格検査の結果はインターン・本選考の両方で参照され得るため、その場しのぎの回答は避けるべきです。
理系のSE・データサイエンス志望では、性格検査で「論理性」「探究心」「協調性」といった技術職適性が見られると考えておきましょう。
インターンで受けたSPIの感触は本選考の準備にも直結するので、結果に関わらず復習しておくと無駄になりません。
編集部が分析する電通総研インターンWebテストの通過率とボーダー
Webテストを突破するには、通過率とボーダーの目安を踏まえて自分が確保すべき得点ラインを明確にすることが欠かせません。ここでは公式値ではなく、編集部が就活体験談ベースで推計した目安として整理します。理系学生は非言語の得点で全体を引き上げる戦略が有効です。
サマー・秋・冬別の通過率の目安
電通総研のインターンWebテスト通過率は公式に公表されていません。
編集部が選考体験談から推計すると、応募が集中するサマーは通過率15〜25%程度、秋・冬は25〜35%程度が目安と考えられます。
サマーは技術職人気が高く応募母数が多いため、Webテストでの絞り込みが相対的に厳しくなりやすい傾向です。
秋・冬は母数が落ち着くものの、本選考直結プログラムでは選考設計がサマーと同等以上に厳しいこともあります。
いずれの数値も体験談ベースの目安であり、「シーズンで通過率が変わる前提で複数回挑戦する」のが現実的な戦略です。
同じSIer・ITコンサル業界でも企業によって通過率の体感はばらつくため、電通総研1社に絞らず複数社のインターンに並行応募し、母数を増やしておくとリスク分散になります。
ボーダーと正答率の目安
SPIはアダプティブ方式のため、単純な正答数ではなく相対的なスコアでボーダーが判定されます。
編集部の見立てでは、人気SIer・ITコンサルのインターンでは正答率7割前後が一つの目安と考えられます。
理系学生は非言語で8割以上を安定させ、言語で大崩れしないことが、総合スコアを押し上げる近道です。
逆に、非言語に自信があっても言語で4〜5割に沈むと、せっかくの強みが相殺されてボーダーを割り込みかねません。
「得意科目で稼ぐ」より「苦手科目で落とさない」という発想で、両科目をボーダー超えに引き上げましょう。
テストセンターは正答率が上がるほど難問が出る仕組みのため、難しい問題が続いたら手応えとして前向きに捉えてよいという点も知っておくと、本番で焦らずに済みます。
SPI結果の使い回しと注意点
テストセンター形式のSPIは、過去に受検した結果を別企業へ使い回せる仕組みがあります。
そのため高スコアが取れた回の結果をインターン選考に使い回す運用も理論上は可能です。
ただし、企業ごとに英語や構造的把握力検査の要否が異なるため、科目構成が合わない場合は使い回せないこともあります。
また、納得のいかない結果を安易に使い回すと、本選考でも同じスコアを引きずるリスクがある点に注意が必要です。
理系学生は研究が落ち着いた時期に一度ベストスコアを取り、それを軸に使い回しの可否を判断するのが効率的です。
編集部としては、まず本命より前のインターンで一度受検して感触をつかみ、納得のスコアが出た回を使い回すのが、研究で忙しい理系にとって時間効率の良い進め方だと考えます。
電通総研インターンWebテストで落ちる人の傾向と回避策
Webテストで不合格になる人には、いくつか共通した傾向があります。事前に「落ちるパターン」を知っておけば、回避策を仕込んで通過率を高められます。研究で忙しい理系学生ほど、効率の悪い対策で時間を浪費しないことが重要です。
落ちる人に共通する3つの傾向
編集部が体験談を分析すると、落ちる人には3つの傾向が見られます。
1つ目は対策開始が遅く、出題形式に慣れないまま本番を迎えるケースです。
2つ目は、非言語ばかり対策して言語・英語を後回しにし、苦手科目で大きく失点するケースです。
3つ目は、性格検査を軽視して一貫性のない回答をしてしまうケースです。
理系学生は1つ目と2つ目に陥りやすいため、研究の合間に言語も含めた全科目を計画的に回しておくことが回避策になります。
時間配分のミスで落ちるケース
SPIで意外と多いのが、実力不足ではなく時間配分のミスで落ちるケースです。
テストセンターのSPIは設問ごとに制限時間があり、1問に時間をかけすぎると後半の問題に手が回らなくなる仕組みです。
難しい問題で粘りすぎると、本来解けるはずの後半の問題を落とし、スコアが伸び悩みます。
理系学生は「正解にこだわる」姿勢が強い分、難問に固執して時間を溶かしやすい傾向があります。
本番では解けない問題は潔く飛ばし、確実に取れる問題で得点を積むという割り切りが通過率を左右します。
対策段階から1問あたりの目標時間を計りながら解く習慣をつけておくと、本番で時間に追われる感覚を減らせます。
性格検査で落ちる人の特徴
能力検査が高得点でも、性格検査の結果次第で落ちることがあります。
電通総研は技術職採用が中心で、論理性・探究心・協調性といった特性が求められると考えられます。
回答に一貫性がなく、矛盾した自己像が浮かび上がると、信頼性が低いと判断されかねません。
一方で、企業に合わせて自分を偽りすぎると、入社後のミスマッチにつながるため逆効果です。
事前に自己分析を整理し、技術職としての自分の強みを正直に、かつ一貫性を保って回答することが回避策になります。
編集部おすすめの電通総研インターンWebテスト対策ロードマップ
ここからは、限られた時間で成果を出すための具体的な対策手順を、編集部の検証目線でまとめます。研究と両立しながら効率的にボーダーを超えるために、言語・非言語・性格検査をバランスよく仕上げるロードマップを示します。
言語分野の対策
理系学生が後回しにしがちな言語分野こそ、早めに着手する価値があります。
言語は語彙(二語の関係・熟語)と長文読解が中心で、出題パターンが決まっているため対策効果が出やすい領域です。
市販のSPI問題集を1冊、言語分野だけ通しで2〜3周すれば、頻出パターンに慣れて取りこぼしを減らせます。
長文読解は、研究論文を読む読解力を活かしつつ、設問の根拠を本文から素早く探す練習をしておくと安定します。
言語で4〜5割に沈む状態を脱し、7割前後で安定させることが理系の通過率を底上げする近道です。
語彙問題は暗記でカバーできる範囲が広いため、研究の移動時間や実験の待ち時間などのスキマ時間に少しずつ覚えておくと効率的です。
非言語分野の対策
非言語は理系の得点源ですが、油断は禁物です。
推論・確率・割合・図表の読み取りなど、出題範囲は広いものの解法パターンは限られているため、パターン習得が効きます。
数学的な難しさよりも、短時間で正確に処理するスピードが問われる点が大学入試との違いです。
「解ける」だけでなく「速く解ける」状態を作るため、1問あたりの目標時間を決めて反復しましょう。
理系であっても基礎パターンの取りこぼしは起きるので、得意科目こそ満点を狙う気持ちで仕上げるのが理想です。
とくに割合や損益算など、大学の専門分野では扱わない中学・高校レベルの基礎計算でケアレスミスが出やすいため、苦手意識のない範囲も一度は通しで確認しておきましょう。
「答え」を探すより効率的な対策法
SPIの「答え」や解答集をネットで探す就活生は少なくありませんが、編集部はこれを推奨しません。
テストセンターはアダプティブ方式で出題が変動するため、出回っている「答え」が自分の問題と一致する保証はないからです。
不正な手段に頼るリスクを負うより、頻出パターンを自力で解ける状態にする方が確実で再現性があります。
研究で忙しい理系学生こそ、解答探しに費やす時間を問題集の反復に充てた方が費用対効果は高くなります。
本番形式の模試で実力と時間配分を確認し、弱点だけを集中的に潰すサイクルが、最短でボーダーを超える方法です。
具体的には、問題集を1〜2周→模試で弱点把握→苦手分野だけ再演習という流れを回すと、限られた時間でも得点が伸びやすくなります。
電通総研インターンのES・面接・GD対策
Webテストを通過した先には、ES・GD・面接が待っています。技術職志望の理系学生が見られるポイントを押さえ、Webテスト対策と並行して準備を進めておきましょう。電通総研固有の事業特性に触れられると差別化につながります。
ESの傾向
電通総研のESでは、志望動機やガクチカに加えて、電通総研で何を実現したいかが問われやすい傾向があります。
金融・製造・エンタープライズ(SAP/ERP)といった事業領域のどこに惹かれたかを、自分の研究や経験と結び付けて書くと説得力が増します。
理系学生は研究内容を専門用語のまま書きがちですが、非技術者にも伝わる言葉で噛み砕くことが大切です。
「電通グループのSIer」「X(クロス)イノベーション」といった同社固有の強みに触れ、競合SIerとの違いを理解していると示しましょう。
旧電通国際情報サービス(ISID)時代から続く金融・製造領域の専門性とコンサルティング機能の融合は、他のSIerにはない強みなので、企業研究の軸として押さえておくと説得力が増します。
GD対策
電通総研のインターンでは、経営シミュレーション型のグループワークが行われることがあります。
GDでは結論の質だけでなく、チーム内での役割の取り方や論理的に議論を前進させる力が見られます。
理系学生は分析や数値処理で貢献しやすい一方、発言量が少なくなりがちなので意識的に発信しましょう。
ITコンサル・SE職では協調性とリーダーシップの両方が評価されるため、傾聴と提案のバランスを意識することが重要です。
論点を整理して可視化したり、議論の前提を確認したりする動きは、理系学生が自然に発揮しやすい貢献なので、自分の強みとして意識的に発揮しましょう。
面接でよく聞かれる質問
面接では、志望動機・ガクチカに加えて、技術職としての適性を確認する質問が多くなります。
「なぜSIerか」「なぜ電通総研か」「研究で工夫した点は何か」といった質問への準備が欠かせません。
理系の場合、研究で直面した課題をどう論理的に解決したかを、SE・コンサル業務に通じる形で語れると評価されやすくなります。
性格検査の結果と面接での印象に一貫性があると、信頼性が高いと受け取られます。
インターン段階から自己分析を深め、技術職としての自分の強みを言語化しておきましょう。
電通総研の金融ソリューションや製造ビジネス、SAP・ERP領域など、自分の研究や興味と接点のある事業を一つ挙げて語れるようにしておくと、面接での志望度の高さが伝わりやすくなります。
まとめ:電通総研サマーインターンWebテストを突破するために
電通総研のサマーインターンWebテストは、理系学生が技術職の早期ルートをつかむための最初の関門です。SPIの種類・形式・通過率・落ちる人の傾向を理解し、研究と両立しながら計画的に対策を進めれば、十分に突破は可能です。
編集部の検証によれば、テストセンター形式のSPIが中心で、サマーの通過率は15〜25%、秋・冬は25〜35%程度が目安と考えられます。
理系学生は非言語を得点源にしつつ、手薄になりがちな言語を7割前後まで引き上げることが通過率を左右します。
本選考と比べてボーダーはやや緩やかでも、性格検査や時間配分のミスで落ちるケースは多いため、油断は禁物です。
28卒のスケジュール(サマー6〜9月・秋10〜11月・冬12〜2月)を逆算し、研究の合間に問題集を反復して全科目を仕上げましょう。
「答え」を探すより本番形式の模試で弱点を潰す方が確実なので、早めに着手して電通総研インターンの突破を目指してください。