【28卒】キオクシアのインターン倍率・選考フローは?優遇や落ちた場合の本選考まで解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

キオクシアはNAND型フラッシュメモリ分野で世界トップクラスのシェアを誇る日本の半導体メーカーです。

理系学生、なかでも大学院生からの人気が特に高く、インターンシップの倍率や選考対策を事前に把握しておくことが合格への近道となります。

本記事では、キオクシアのインターンにおける選考フロー・倍率・優遇情報・落ちた場合の本選考対策まで、就活生が気になるポイントを網羅的に解説します。

なお、本記事では就活慣例に従いインターンと表記していますが、正式名称はインターンシップです。

半導体・メモリ業界でのキャリアを本気で目指す方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次目次を全て表示する

【キオクシアのインターン】特徴と魅力は?

キオクシアのインターンシップは、技術系の職場に実際に配属される「現場受け入れ型」が中心です。

参加学生は社員のプロジェクトに実際に携わり、NAND型フラッシュメモリという最先端の半導体技術を身近で体験できます。

プログラムは夏季を中心に、京浜(横浜)エリアと四日市エリアの2拠点で実施され、職種(JD)ごとに細かくコースが設定されているのが特徴です。

参加者のフィードバックによると、インターンシップへの参加が本選考での優遇につながると感じた割合は8割を超えるとも言われており、本選考を見据えた実質的な選考機会としての色合いが強い点も見逃せません。

メモリ半導体という高度な技術領域で、大学・大学院で培った専門知識を実践に近い環境で活かせるのがキオクシアのインターン最大の魅力です。

【キオクシアのインターン】会社概要の紹介

選考を受ける前に、まずキオクシアがどのような企業なのかを正確に把握しておきましょう。

同社は1987年に東芝が世界初のNAND型フラッシュメモリを発明したことを起源とし、2017年に東芝メモリとして分社化、2019年に現社名へ変更した比較的新しい独立企業です。

会社名 キオクシア株式会社(KIOXIA Corporation)
設立 2017年(東芝メモリ株式会社として分社化)、2019年に現社名へ変更
本社所在地 東京都港区芝浦3丁目1番21号
主要拠点 横浜(研究開発)、三重県四日市市(製造)
事業内容 NAND型フラッシュメモリおよびSSDの設計・製造・販売
従業員数 単独:約10,156名、連結:約15,218名(2026年3月時点)
平均年収 約1,149万円程度とも言われています(平均年齢46.5歳時点)

キオクシアの採用倍率

キオクシアの本選考における採用倍率は、公式には非公開です。

ただし、例年の採用人数は200名を超える規模とも言われており、大手半導体メーカーとしては比較的まとまった採用枠があります。

一方で応募者の多くが国立大学・大学院の理系学生であることから、実質的な競争率は相応に高いと考えておくのが賢明です。

インターンシップ経由で早期選考に進んだ場合は、プロセスが一部短縮されるとも言われており、インターン参加の意義は大きいと言えます。

キオクシアの平均年収

キオクシアの平均年収は約1,149万円程度とも言われており、日本の製造業の中でも高水準に位置するとされています。

半導体業界全体の待遇改善が進むなか、同社も技術者への報酬水準は高めに設定されている傾向があります。

新卒初任給については公式採用情報での確認が必要ですが、理系大学院卒の初任給は一般的に高く設定されているケースが多く、同社も例外ではないと見られています。

理系はどのような職種がある?

キオクシアの技術系職種は大きく4つのJD(職種区分)に分類されています。

  • 製品・デバイス技術開発(メモリセル・デバイス構造の設計・評価)
  • プロセス・パッケージ技術開発(製造プロセスの開発・改善)
  • システム・ソフトウェア・回路設計技術開発(コントローラ設計・ファームウェア・回路設計)
  • 顧客対応技術・評価解析・品質技術開発(品質保証・信頼性評価・顧客技術支援)

インターンシップも同じ4JD区分で募集されるため、自分が希望するキャリアに直結したコースを選んで参加できる点が魅力です。

採用実績のある大学・大学院

キオクシアの採用実績のある大学・大学院は多岐にわたりますが、過去の傾向では三重大学・東京理科大学・東京科学大学・京都大学・東北大学・名古屋大学・芝浦工業大学などの名前が挙がることが多いとされています。

製造拠点が三重県四日市にあることから、地元の三重大学からの採用実績が目立つのもキオクシアの特徴のひとつです。

大学名よりも専攻分野の適合性や研究内容が重視される傾向があり、全国各地の理系学生が採用されています。

【キオクシアのインターン】インターンの概要

応募前に、インターンシップの基本的な情報を押さえておきましょう。

インターンの内容

キオクシアのインターンシップは、主に「現場受け入れ型」と「テーマ選択型」の2形式で実施されています。

現場受け入れ型では、実際の研究・開発現場に配属され、社員とともに実務プロジェクトの一部を担います。期間は約2週間(10〜14日間程度)が基本とされており、横浜エリアまたは四日市エリアのいずれかで実施されます。

テーマ選択型では、全100種類を超えるテーマ(プログラム)のなかから興味のあるテーマを選んで応募する形式で、より専門的・研究的な内容に取り組むことができます。

いずれのコースでも、NAND型フラッシュメモリの開発・製造に関する技術知識を実際の業務を通じて吸収できます。

キオクシアのインターンシップは、教室型の研修ではなく現場での実習が中心であるため、実践的なスキルと業界理解を同時に深められる内容となっています。

締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール

キオクシアのインターンシップは主に夏季(8〜9月)に開催されており、募集・エントリーは春から初夏にかけて行われるのが通例です。

夏インターンのエントリー締め切りは5〜6月頃が目安となることが多く、早めのエントリーが求められます。

冬季のインターンについては、年によって実施状況が異なるため、公式採用サイトやマイナビ・リクナビ等の情報を随時確認することを強く推奨します。

スケジュールは年度によって変更される場合があるため、最新情報は必ず公式採用ページ(graduates-jp.kioxia.com)で確認してください。

キオクシアのインターンの特徴

キオクシアのインターンシップには、以下のような特徴があります。

まず、理系限定であることが挙げられます。文系学生向けのインターンシップは現状設定されておらず、対象は高専生(専攻科)・大学生・大学院生の理系学生のみです。

また、インターンシップ参加者の多くが大学院生(修士・博士課程)とも言われており、研究経験の有無がひとつの評価軸になっています。

参加後のフォロー体制も充実しており、インターンシップ参加が本選考における早期選考や優遇につながるケースが多いとの報告が複数の就活サイトで見られます。

【キオクシアのインターン】インターンの選考フロー

キオクシアのインターンシップ選考は、以下のステップで進むとされています。

1
エントリー・マイページ登録

公式採用ページまたはリクナビ・マイナビ等からエントリー。希望コース・JD・エリアを選択する。

2
エントリーシート(ES)提出

志望動機・研究概要・キオクシアで取り組みたいことなどを記述する。研究内容の具体的な記述が重要とされる。

3
Webテスト(適性検査)

SPI等の適性検査が課される。言語・非言語の基本的な問題が中心とされているが、ボーダーラインは非公開。

4
オンライン個人面接

ESをもとに志望動機・研究内容・キオクシアで実現したいことなどが問われる。技術的な質問が含まれる場合もある。

5
インターンシップ参加

合格後、指定のエリア・コースで約2週間の実習。社員との交流・フィードバック等もプログラムに含まれる。

上記は一般的に報告されている流れです。年度やコースによってステップが変わる可能性があるため、公式情報を必ず確認してください。

【キオクシアのインターン】インターンの倍率・難易度

キオクシアのインターンシップに挑戦するにあたって、倍率と難易度はあらかじめ把握しておきたいポイントです。

難易度

キオクシアのインターンシップ選考の難易度は、大手メーカーのなかでは「比較的取り組みやすい」と評価されることもありますが、応募者は理系の優秀な学生が中心であるため、相対的な競争は決して低くはありません。

選考ステップはES・Webテスト・面接1回程度とシンプルな構成であるため、対策ポイントが明確な点はメリットと言えます。

倍率が高い理由

NAND型フラッシュメモリは、スマートフォン・SSD・データセンター等で広く使われる重要部品であり、業界注目度が高いため、半導体に興味を持つ理系学生が集中しやすい傾向があります。

また、東芝メモリとしての歴史的な知名度や、インターンが本選考優遇につながりやすいという口コミが広まっていることも、応募者増加の一因とみられています。

選考通過率

インターンシップの選考通過率(合格率)について公式データは公表されていません。

複数の就活サイトの体験談を参考にすると、ESと面接をしっかり準備した学生は通過しやすいとの声もある一方、競争が激しい年度もあるとの報告もあります。

通過率を上げるには、志望動機の独自性と研究内容の分かりやすい説明が特に重要とされています。

夏と冬どっちが倍率が高い?

キオクシアのインターンシップは夏季開催が主体とされており、冬季の実施は年度によって異なります。

一般的に、夏インターンは募集人数が多い分、応募者数も多くなる傾向があります。冬インターンは実施される場合、枠が絞られることが多く、参加難易度が上がるケースもあります。

どちらを狙うにしても、早めのエントリーと十分な選考対策が重要であることに変わりはありません。

【キオクシアのインターン】インターン優遇はある?

キオクシアのインターンシップに参加した場合、本選考にどのような影響があるのかは多くの学生が気になるポイントです。

早期選考優遇

インターンシップへの参加が、本選考における早期選考ルートへの案内につながるケースがあると、複数の就活情報サイトや体験談で報告されています。

早期選考では、通常選考よりも選考スタート時期が早まり、内定獲得のタイミングも前倒しになる可能性があります。

ただし、早期選考が保証されるわけではなく、インターンシップでの評価内容や状況によって異なると考えておきましょう。

本選考優遇

就活情報サイトの調査によると、キオクシアのインターンシップ参加者の8割超が「インターンが本選考に有利だった」と回答しているとも言われています。

本選考では、インターン参加を通じて得た企業理解や業務体験が志望動機の深化につながるため、インターン未参加の学生に比べて説得力のある選考対策が可能になります。

インターンシップを本選考の「第一関門」として捉え、真剣に取り組む姿勢が重要です。

リクルーター・推薦との関係

キオクシアでは、内定後にリクルーターとの面談が設けられたとの体験談が確認されています。

インターンシップ参加後に社員との接点が生まれ、そのつながりが選考プロセスに何らかの形で影響するケースもあるとみられていますが、詳細は非公開であることが多く、体験談ベースで判断する必要があります。

大学推薦・教授推薦については、キオクシアが理系大学院との連携を大切にしている企業であることから、大学を通じた推薦ルートも存在すると考えられますが、公式な情報は必ず大学のキャリアセンター等で確認してください。

【キオクシアのインターン】学部生と院生どちらが有利?

キオクシアのインターンシップ参加者の傾向を見ると、大学院生(修士・博士課程)の割合が高いとの体験談が複数あります。

NAND型フラッシュメモリの開発は、材料科学・電気電子・情報工学などの高度な専門知識を必要とするため、研究室での実験・研究経験を積んだ院生が技術面接でも評価されやすい傾向があります。

一方で、インターンシップの応募資格は学部生(大学生)も対象となっており、大学3年生のタイミングで積極的に挑戦することは十分に意義があります。

学部生の場合は、専攻分野との一致度や「なぜキオクシアのメモリ技術に興味を持ったのか」という動機の説明力が特に重要になります。

総じて院生のほうが選考上有利になりやすい面はありますが、学部生であっても専門性と熱意を丁寧に伝えることで十分に通過の可能性があります。

【キオクシアのインターン】選考通過するためのポイント

キオクシアのインターンシップ選考を通過するために押さえておきたいポイントを解説します。

志望動機

キオクシアの志望動機で最も重要なのは、「なぜメモリ半導体なのか」「なぜキオクシアなのか」の2点を具体的に結びつけることです。

「半導体業界全般に興味があります」といった漠然とした表現ではなく、NAND型フラッシュメモリが社会のデジタルインフラを支えていること、そのなかでキオクシアが果たす役割、自分の研究・専攻がどのように貢献できるかをセットで語れるようにしましょう。

インターンシップ後にどのようなエンジニアになりたいか、というビジョンを交えると説得力がさらに増します。

「記憶(キオク)と閃き(クシア)」というブランドの由来や同社の歴史的経緯に触れることも、企業理解の深さを示す有効な方法です。

Webテスト・適性検査

キオクシアのインターンシップ選考では、SPI等のWebテストが課されるとされています。

言語・非言語の基礎的な問題が中心と見られていますが、難易度のボーダーラインは公式に公表されていないため、基本的な問題を確実に解ける実力を身につけておくことが重要です。

理系学生であれば非言語(数学的推論)は得意な方が多いですが、言語(文章読解・語彙)も油断せず対策しておくことを推奨します。

市販のSPI対策テキストや就活サイトの模擬テストを活用し、本番前に十分な演習を積んでおきましょう。

研究概要・技術面接の対策をする

キオクシアのインターンシップ面接では、研究内容について深掘りされる場合があります。

理系の専門知識を持たない人(人事担当者など)にも伝わるよう、研究の背景・目的・手法・成果を簡潔に説明できるよう事前に整理しておくことが重要です。

また、「その研究成果がキオクシアの事業にどう活きるか」を自分の言葉で語れるようにしておくと、面接官への印象が大きく変わります。

技術面接では、「分からないことを分からないと言える誠実さ」も評価される場合があるため、見栄を張らず正直に回答する姿勢も大切にしましょう。

【キオクシアのインターン】評価される人物像

キオクシアが求める人物像を把握しておくことで、ESや面接での自己表現の方向性が定まります。

技術への深い好奇心と探究心を持つ人

キオクシアはNAND型フラッシュメモリという非常に専門性の高い技術領域で世界と戦っている企業です。

そのため、技術そのものへの興味・好奇心が強く、課題に対して粘り強く取り組める探究心を持つ人材が評価される傾向があります。

研究で行き詰まりを経験し、そこからどう乗り越えたかという具体的なエピソードを持っている学生は、この人物像に合致した自己PRがしやすいと言えます。

チームで成果を出す協調性と発信力を持つ人

半導体の開発・製造は、多数の部門・専門家が連携して行うチームプロジェクトです。

個人の技術力だけでなく、自分の考えや知識を他者にわかりやすく伝え、チームとして成果を出していく協調性と発信力が重視されます。

研究室でのチームワーク経験や、異なる専門を持つメンバーとの協働経験をESや面接で具体的に語れると効果的です。

【キオクシアのインターン】インターンに落ちたら本選考は受けられない?

インターンシップの選考に落ちた場合でも、本選考へのエントリーは基本的に可能です。

キオクシアの本選考では、インターンシップ参加の有無に関わらず、改めて正規のエントリーを経て選考が行われます。

インターンに落ちた経験は決して無駄ではなく、どのESがうまく書けなかったか、面接でどのような問いに詰まったかを振り返ることで、本選考対策の重要なヒントになります。

インターン落選後は、競合他社のインターンシップや別の理系メーカーでの実習経験を積むことで、技術面接力や自己表現力をさらに高めることができます。

インターン落選はあくまで通過点であり、本選考で逆転合格した事例も複数報告されています。諦めず準備を続けることが重要です。

【キオクシアのインターン】キオクシアのインターンに関するよくある質問

最後に、キオクシアのインターンシップに関してよくある質問をまとめました。

Q. 文系学生でもキオクシアのインターンに参加できますか?
キオクシアのインターンシップは理系学生を対象とした募集が主体であり、現状では文系学生向けのコースは設定されていません。応募資格は理系の高専生(専攻科)・大学生・大学院生となっています。文系学生が参加を希望する場合は、公式採用サイトで最新の募集要項を必ず確認してください。
Q. 大学の授業と両立しながらインターンに参加できますか?
キオクシアのインターンシップは夏季(8〜9月)に開催されることが多く、大学の夏休み期間と重なるスケジュール設計がされているケースが多いです。期間は2週間程度が基本とされていますが、参加前に所属大学のカリキュラムと照合し、指導教員への事前相談も行っておくことをおすすめします。
Q. インターンシップの参加費用や交通費は支給されますか?
インターンシップ参加にかかる費用(交通費・宿泊費等)の支給有無は年度・コースによって異なることが多く、公式採用ページの募集要項で必ず確認してください。なお、インターンシップに給与や報酬が支払われるかどうかも、同様に公式情報を参照することを推奨します。
Q. インターンシップは横浜と四日市、どちらを選べばよいですか?
キオクシアのインターンシップは横浜(研究開発)と四日市(製造・プロセス)の2拠点で実施されます。研究開発・設計系の職種に興味がある方は横浜、製造プロセス・量産技術に関心がある方は四日市が合いやすい傾向があります。希望する職種(JD)ごとにエリアが決まるケースもあるため、応募前に募集要項で確認しましょう。
Q. キオクシアのインターンシップに参加すると内定につながりますか?
インターンシップへの参加が直接内定を保証するわけではありませんが、参加者の多くが「本選考に有利だった」と感じているとの報告があります。インターンシップを通じて得た企業理解・業務体験が志望動機の深みにつながり、本選考での評価向上に寄与するケースが多いと見られています。

【キオクシアのインターン】まとめ

キオクシアのインターンシップは、NAND型フラッシュメモリという最先端の半導体技術を現場で体験できる、理系学生にとって非常に価値の高いプログラムです。

選考フローはES・Webテスト・面接と比較的シンプルですが、参加者の多くが大学院生であり、専門的な研究背景と「なぜキオクシアなのか」を明確に語れる準備が合否を分けます。

インターンシップへの参加は本選考における早期選考優遇や企業理解の深化につながるため、夏インターンのエントリー締め切りを見据えて早めに準備を進めることが重要です。

仮にインターン選考に落ちた場合でも本選考へのエントリーは可能です。落選を前向きに振り返り、対策を強化して本選考に臨んでください。

半導体業界でのキャリアを描く理系学生にとって、キオクシアのインターンシップは本選考突破への最短ルートのひとつと言えます。

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