
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
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【5月から就活は遅い】大学4年の5月から就活を始めるのは遅いのか
大学4年の5月から就活を始めるのは遅いと言えます。
周囲と比較し、遅れているため危機感が必要です。
「就活はなんとかなるだろう」「周囲の友人もまだ就活している」など、悠長に考えていると志望企業から内定を獲得できるチャンスを逃します。
本記事では、就活を5月から始めた人向けに、巻き返すために必要なポイントを解説します。
何から始めるべきか理解できていない就活生は、ぜひ参考にしてください。
【5月から就活は遅い】一般的な大学4年生の5月の就活
本章では、一般的な大学4年生の5月の就活について解説します。
周囲の就活生が、どう行動しているのか理解することで、あなたが行動するべきことを明確にしましょう。
就活は、闇雲に行動しても遠回りになります。遅れた分を取り戻すためにも、まずは現状を把握してください。
まず、行動したくなる気持ちは理解できます。
しかし、焦って誤った方向に進まないためにも、本章の解説を最後まで読んでください。
5月時点の内定率
就職みらい研究所の就職プロセス調査によると、2024年5月1日時点での内定率は72.4%でした。
過去の調査では、2023年で65.1%、2022年は58.4%といった結果です。
近年は、就活の早期化傾向にあるため、2025年5月1日ではさらに内定率は高くなると推測できます。
確かに、内定率72.4%は高い数値です。
しかし、全員が5月1日で就活を終えるわけではありません。
そのため、必要以上に落ち込む必要はありません。
今からでも、きちんと対策し、行動することで挽回は可能です。
また、卒業年の3月時点を見ると内定率は、2022年と2023年ともに96%を超えています。
つまり、5月以降に内定を獲得する人がいることは明らかです。
過去の内定率を理解し、今後のスケジュールに役立ててください。
出典:就職プロセス調査(2025年卒)「2024年5月1日時点 内定状況」 | 就職みらい研究所
選考の多くは面接
5月に入ると、選考の多くは面接の段階に入ります。
3月や4月を経て、書類選考を突破する就活生が増えるからです。
そのため、5月は面接に参加する人数が増えることを理解しましょう。
もちろん、すべての企業が面接するわけではありません。
5月からエントリーする企業もあるでしょう。
しかし、就活における5月は、面接が多くあることを理解してください。
面接に参加するには、書類選考を突破する必要があります。
そこで、5月から就活を始めた人は、企業にエントリーしたのち書類を提出しましょう。
書類の書き方については、以降の章で詳しく解説します。面接に参加するために参考にしてください。
エントリーを締め切る企業が多い
5月は、エントリーを締め切る企業が多くなります。
3月の情報解禁と同時にエントリーを開始し、5月ごろに採用人数に達するからです。
企業によっては選考を続けることもあります。
しかし、多くの企業が一度エントリーを締め切る時期であることを理解しましょう。
採用人数に達しない企業や内定辞退により、枠に空きができた企業は二次募集することもあります。
一方で、あなたが志望する企業が二次募集するかどうかは不明です。もし、採用人数に達していた場合、今年度中のエントリーはできません。
そのため、志望企業を見つけた場合、すぐにエントリーすることをおすすめします。
「あとで対応しよう」「時間ができたら」と考えると忘れるため、注意してください。
【5月から就活は遅い】5月の就活が大切になる理由
大学4年生の5月は、就活において非常に大切な時期です。
すでに多くの企業が選考を進めており、エントリーを締め切るところも増えてきています。
そのため、5月の行動が、今後の就職活動を左右するといっても過言ではありません。
焦りを感じるかもしれませんが、今からでも間に合います。
大切なのは、今の状況を正しく理解し、すぐに行動を起こすことです。
ここからの巻き返しは十分に可能ですので、一つ一つのステップを着実に踏んでいきましょう。
- エントリー締め切りを迎えている企業が多いから
- 本格的な選考がすでにはじまっているから
- すでに内定を獲得している就活生も多いから
特に、情報収集と自己分析をしっかり行い、自分に合った企業を見極めることが重要です。
短期間で成果を出すためには、優先順位を意識した動き方がカギになります。
まずは気になる企業をリストアップし、エントリーや面接対策をスピーディーに進めていきましょう。
エントリー締め切りを迎えている企業が多いから
5月に入ると、多くの企業がエントリー締め切りを迎えます。
3月から本格的にスタートした新卒採用活動は、5月ごろには一旦区切りをつける企業も少なくありません。
このタイミングを逃してしまうと、応募できる企業の選択肢が一気に狭まってしまいます。
特に人気の高い企業や、大手企業は早期に募集を締め切る傾向が強いため、のんびり構えていると「行きたかった企業がもうエントリーできない」という事態になりかねません。
早めに動き出すことが、後悔しない就活への第一歩となります。
今からエントリーできる企業ももちろんありますが、数は3月ほど多くはないですし、5月に採用活動を行っていても急にエントリーを締め切り、採用活動を終えるケースも少なくありません。
ですが、選べる範囲を広げるためには、できるだけ早く行動を起こすことが大切です。
少しでも気になる企業があれば、迷わずエントリーを進めていきましょう。
エントリー締め切りが迫るこの時期は、焦りや不安を感じる方も多いかと思いますが、今から行動することで、まだ十分にチャンスを掴むことができます。5月以降も積極的に採用を行っている企業は存在しますし、中には自分にぴったり合う企業に出会える可能性も広がっています。一つひとつの出会いを大切に、前向きに進めていきましょうね。
本格的な選考がすでにはじまっているから
大学4年生の5月は、すでに多くの企業で本格的な選考が始まっている時期です。
一般的なスケジュールでは、6月に面接解禁とされていますが、実際にはそれ以前から選考を進める企業も多く存在します。
企業によっては、「面談」や「座談会」などの名目で、実質的な選考を行っている場合もあります。
これらはリラックスした場を演出しているものの、しっかりと評価されているケースがほとんどですので、油断は禁物です。
また、5月は選考のスピードも速まる傾向にあります。
早期選考で内定を出し始める企業も増えており、出遅れると選考枠が少なくなってしまう可能性も考えられます。
だからこそ、今すぐにでも選考に参加できるよう準備を整え、積極的に動いていくことが重要です。
すでに内定を獲得している就活生も多いから
5月の時点で、すでに多くの就活生が内定を獲得しています。
キャリアチケットが実施した調査によれば、大学4年生の5月時点で7割以上の学生が内定を得ているという結果が出ています。
この数字を見ると焦りを感じるかもしれませんが、大切なのは「周りと比べすぎないこと」です。
焦りに飲まれて無理な就活をしてしまうと、自分に合わない企業を選んでしまうリスクもあるからこそ、冷静に、自分にとって本当に納得できる就職先を目指す姿勢が求められます。
まだまだ募集を続けている企業もたくさんありますし、これから就活を始める方でも、短期集中で行動を積み重ねていけば、十分に内定獲得を目指すことが可能です。
一歩ずつ着実に、前向きに進めていきましょう。
【5月から就活は遅い】5月から巻き返すために今すぐすべきこと
5月から巻き返すために今すぐするべきことは、以下の5つです。
- 自己分析をして就活の軸を決める
- エントリーしながら業界・企業研究をする
- ES・履歴書を作成する
- Webテストの対策をする
- 面接対策をする
5月から挽回するには、効率よく対策する必要があります。
適当に就活していては、募集締め切りに間に合わないかもしれません。
そこで、本章の解説を読み、必要な行動が何かを知るきっかけにしてください。
自己分析をして就活の軸を決める
まずは、自己分析をして就活の軸を決めましょう。
あなたの強みや価値観が明確になり、就活の軸が作りやすくなるからです。
たとえば、チームで協力して取り組むことで、実力が発揮できる人がいたとします。
その場合、個人で働くよりも、組織単位での業務が多い企業に応募した方が、強みを発揮できるでしょう。
もし、個人プレーが多い企業に就職すると、自分の得意が活かせません。仮に内定がもらえたとしても、大きな後悔を生んだり、早期離職につながったりします。
納得のいく企業から内定を獲得するためにも、最初は自己分析から始めてください。
自己分析の結果をもとに就活の軸を決めることで、自分の価値観にマッチしたものが完成します。
エントリーしながら業界・企業研究をする
5月から就活する人は、エントリーしながら業界・企業研究してください。
同時進行することで、出遅れた分を取り返せるからです。気になる業界・企業にエントリーしつつ、業界・企業ごとに研究を進めましょう。
業界研究するには、業界の特徴や流行を調査してください。
また、企業について知るには、業界内での立ち位置や経営方針が重要です。自分の価値観にあった業界、企業を選択することで、強みが発揮でき、選考を通過しやすくなります。
業界・企業研究の方法のポイントは、次の翔で詳しく解説します。業界・企業研究を意識せずに実施していた就活生は、解説を読みやり方を変えましょう。
業界は1つに絞る
5月から就活し始めた人は、業界を1つに絞りましょう。
就活を始めて、1週間程度が理想です。1つの業界に絞ることで、業界・企業に関する理解が深まります。
たとえば、食品に興味がある人は食品業界に専念してください。
ITや建築などの別業界まで調べると時間が足りません。そこで、食品業界に絞って研究してください。
確かに、複数の業界を研究することで、エントリーできる企業数は増加します。
しかし、きちんとした研究が済んでいない業界に応募しても、不採用になる可能性が高くなるでしょう。
志望動機や自己PRなどが曖昧になり、あなたの魅力をアピールできないからです。
そのため、早期に業界を絞り「食品業界の情報なら負けない」と自信が持てるように行動しましょう。
ベンチャーや中小企業も見る
ベンチャーや中小企業も見ることも重要です。エントリーできる企業数が増え、自分の価値観に合った企業に出会える可能性が高くなります。
就活を始めると大手企業や有名企業に目がいきがちです。TVCMやインターネット広告により、親近感を覚えているからです。
しかし、5月から就活する人は、大手企業ばかりでなく、ベンチャーや中小企業も候補に入れましょう。
大手企業は、多くの就活生がエントリーし、就活難易度は高くなります。一方で、ベンチャー企業や中小企業であれば、採用枠に余裕があり、5月からでも間に合うでしょう。
大手企業ばかりに応募したくなる気持ちは理解できますが、大手企業のみのエントリーは危険です。
エントリー数が限られ、内定獲得に遠ざかる可能性があります。
ES・履歴書を作成する
続いてES・履歴を作成しましょう。
エントリーすると、企業からESと履歴書を提出するよう指示されるからです。
ESと履歴書は、企業との最初の接点になります。
面接官が読んだ結果「この就活生と会ってみたい」と思わせる内容にしましょう。
ESは、企業が求める人物像とあなたが、マッチしているか確かめるための書類です。
あなたの強みや特性、入社意欲を伝えましょう。
一方で、履歴書はあなたの基本情報を伝える書類です。学歴や資格、連絡先など選考を受けるにあたって必要な情報を提供します。
2つの特徴を理解し、混同しないようにしましょう。
以下で、さらに詳しくESと履歴書の作成方法を解説します。
添削をしてもらう
完成したESと履歴書は、第三者に添削してもらいましょう。自分以外の視点を加えることで、気がつかなかったミスを発見できるからです。
たとえば、就職エージェントや大学のキャリアセンターが挙げられます。就職に関するプロにチェックしてもらうことで、効果的に添削してもらえるでしょう。
とくに就職エージェントがおすすめです。書類添削はもちろんのこと、面接対策にも力を貸してくれます。
あなたに特化したプランを練ってくれるため、効率よく選考を突破できるようになるでしょう。
志望動機の使いまわしは絶対にダメ
志望動機の使い回しは絶対にダメです。面接官は、面接のプロであるため、使い回したことを見抜きます。
たとえば、不採用になったA社の志望動機を、そのままB社に提出するのは危険です。入社意欲のアピールにつながらず、内定獲得に近づけません。
確かに、同じ業界には似た企業が存在します。しかし、同じ志望動機になるのは、自己分析と企業研究が足りない証拠です。
時間が惜しいと思う気持ちは理解できますが、企業ごとに志望動機は変えてください。
Webテストの対策をする
Webテストの対策も欠かせません。
Webテストは、書類選考と同時、もしくは書類選考を通過した人が受けるテストです。
就活生の基礎能力や性格や特性をチェックする意味があります。Webテストは、時間制限が存在します。
問題の解き方を知っておくことで、効率よく回答することが可能です。もちろん、その場で考えられる人もいるでしょう。
しかし、面接へのチャンスがかかった場面で運に任せるのは危険です。あらかじめWebテスト対策をおすすめします。
事前にテストの種類を調べる
まずは、事前にテストの種類を調べてください。
Webテストには、いくつかの種類が存在します。テストごとに問題傾向が違うため、あらかじめ調査・対策しましょう。
たとえば、SPIや玉手箱、TG-WEBなどが挙げられます。志望企業の種類を把握することで、適切な対策が可能です。
就活サイトやSNSを通じて情報収集しましょう。
また、勉強教材は書籍がおすすめです。ジャンルごとに頻出問題をまとめてくれています。
1週間前から対策をする
Webテスト対策は、1週間前から対策しましょう。
きちんと対策すれば点数は上がるからです。
直前や当日の対策では、幅広い問題範囲をカバーできません。Webテストは、解法を知っているか知らないかで大きく点数が変わります。
そのため、出題範囲を一周できる時間を確保しましょう。また、コツコツ勉強することで、1日あたりの勉強時間が少なくて済みます。
ほかの対策にも時間がかかるため、バランスよく進めましょう。
面接対策をする
最後は面接対策です。
面接は、直接あなたの魅力をアピールできる機会になります。事前に準備を重ねましょう。面接対策には相手が必要です。
そこで、就職エージェントをおすすめします。就活のプロがあなたの良い点と改善点を教えてくれます。
指摘されたポイントを意識し、改善することで効率よく成長することが可能です。
以下では、詳しく対策するべき点を解説します。
頻出質問に対する答えを作る
最初に頻出質問に対する答えを作ってください。頻出質問とは、どの企業の面接でも質問される質問のことです。
一度対策しておくことで、さまざまな面接に転用できます。
たとえば、自己紹介や自己PR、ガクチカなどです。ほかにも志望動機も挙げられます。
企業独自の質問に対策するのは困難です。
しかし、頻出質問であれば、ある程度の対策ができます。また、回答を用意した質問がくることで、落ち着いた状態で対応できます。
一次・二次・最終面接ごとに対策をする
面接対策は一次・二次・最終面接ごとに対策しましょう。面接で見られるポイントが、選考フローによって異なるからです。
たとえば、一次面接は基本的な情報を確かめる面接になります。社会人に必要なコミュニケーション能力を持ち合わせているか、チェックしています。
二次・最終面接では、企業との相性や将来性が重要です。面接ごとに対策するべきポイントを理解し、適切に準備しましょう。
【5月から就活は遅い】5月から巻き返すためのコツ
5月から巻き返すためのコツは、以下の5つです。
- スケジュール管理ツールを使う
- ぶれない就活の軸を持つ
- 面接対策の時間は必ず作る
- 選考の振り返りをする
- 持ち駒の管理をする
5月から就活を始めた人は、追いつくための工夫が必要です。
周囲の就活生と同じペースで進めると差は縮まりません。
本章では、巻き返すためのコツを解説します。
内定を少しでも早く獲得したい人は、ぜひ参考にしてください。
スケジュール管理ツールを使う
まずは、スケジュール管理ツールを使いましょう。就活は、さまざまな企業の選考が同時進行で進むからです。
たとえば、就活を始めると「A社は明日面接がある」「B社の書類提出は明後日まで」「C社の企業説明会は14時から」など、さまざまな情報を扱います。
もし、1つでも予定を忘れてしまうと、内定獲得のチャンスを失うことになります。
そのため、スケジュール管理ツールの使用が欠かせません。
管理するにあたってアプリや紙媒体がありますが、どちらでも大丈夫です。
自分が使い慣れており、定期的に確認する癖のあるものを選択してください。
また、スケジュール管理は自分の現在地を確認するのに役立ちます。
自分の状況を可視化することで、内定獲得に必要な行動が明らかになります。
ぶれない就活の軸を持つ
ぶれない就活の軸を持つことが重要です。
就活は、さまざまな企業に出会います。
それぞれに魅力があるため、判断基準に迷うでしょう。
そこで、活躍するのが就活の軸です。
ぶれない就活の軸を持つことで、企業選びに割く時間を削減できます。
さらに、面接でも一貫した答えが可能です。
もし、志望動機が書類と面接で異なる回答をしたとします。
面接官は、どちらの発言が正しいのか判断できません。
その結果、入社意欲が伝わらず、次の選考に進める可能性が低くなります。
5月から就活を始めた人は、早期からぶれない就活の軸を持つようにしましょう。
ぶれない就活の軸を持つには、自己分析が重要です。
見つからない人は、一度立ち止まり、考えてみましょう。
面接対策の時間は必ず作る
面接対策の時間は必ず作ってください。面接は練習した分、うまくなるからです。
面接に苦手意識がある人は、練習時間が足りていない可能性があります。
そのため、面接日までにきちんと時間を確保しましょう。
たとえば、作成した回答を口に出してみてください。
想像することと口に出すことはまったく違います。
質問された際、スラスラ言えるように練習しましょう。
近年は、AIで面接練習ができるようになりました。スマートフォンに向かって話すことで、AIが改善点を教えてくれます。
自分では気がつきにくい表情や身振り、言葉遣いを把握するきっかけになるでしょう。
面接に慣れるには練習が欠かせません。いきなり本番を迎えるのではなく、練習を重ねて対策しましょう。
選考の振り返りをする
選考を振り返ることも重要です。
面接の多くは同じ質問もしくは、似た質問が投げられます。
そこで、面接で聞かれた内容と自分の答えた内容をメモしましょう。
面接中にはメモできないため、終了次第で記録してください。
面接官から受けた質問を集計することで、次の面接を対策する材料になります。
とくに同じ業界を志望する場合、質問が被る可能性が高くなります。
初見の際はうまく回答できなくても、回数を重ねることで、自分の意見をうまく伝えられるようになるでしょう。
もし、選考を振り返らないと、自分の改善点に気がつけません。同じミスで選考に落ちる可能性があります。
自分で期限を設けて、定期的に選考を振り返ってください。
持ち駒の管理をする
持ち駒の管理も大切です。
持ち駒とは、企業にエントリーし、選考結果を待っている企業の数です。
志望企業にエントリーすることで増加し、合否の連絡を受け取ることで減少します。
5月から就活を始めた人は、10社以下をキープしましょう。
持ち駒が少ないと内定を獲得できる可能性が低くなります。
一方で、持ち駒が多すぎると管理できません。
1社あたりにかけられる時間が少なくなり、対策がおろそかになる危険性があります。
そのため、10社いかない数を維持してください。
5月は周囲と比較して遅れているとはいえ、適当に応募するのは避けましょう。
就活の軸と比較し、エントリーしても問題がないかチェックしてください。
早く内定を獲得したい気持ちは理解できますが、管理できる範囲内で行動することが重要です。
持ち駒の管理は、限られた時間の中で最善の結果を引き出すための“戦略”です。数を増やすことに意識が向きがちですが、むしろ「自分の就活軸に合った企業に、しっかり向き合う姿勢」が成功の鍵を握ります。10社以下という目安は、集中力や選考対策の質を保つうえで非常に現実的です。焦るあまりに手当たり次第エントリーするのではなく、冷静に優先順位をつけ、自分が納得できる選考に臨んでください。それが、最短で内定にたどり着く近道でもありますよ。
【5月から就活は遅い】5月から始める就活生が狙うべき企業の特徴
5月から就活を始める場合、既に多くの学生が動き始めているため、「出遅れてしまった」と不安になる方も多いかもしれません。
しかし、5月以降も積極的に採用を続けている企業は数多く存在します。
大切なのは、自分に合った企業の特徴を見極め、的確にアプローチすることです。
たとえば、経営が安定しており福利厚生が充実した大手グループ企業や、知名度は高くないものの業界内では評価の高いBtoB企業、さらには今後の成長が期待されるベンチャー・中小企業などが挙げられます。
こうした企業は、5月以降も採用の枠を設けていたり、比較的競争率が低い傾向があるため、戦略的に狙っていくことで十分に巻き返すことが可能です。
ここでは5月以降に狙い目な企業の特徴を詳しく解説していきますので、自分の価値観や希望と照らし合わせながら、柔軟に視野を広げて企業探しをしていきましょう。
福利厚生が整っている大手グループ企業
大手企業のグループ会社は、安定した経営基盤と充実した福利厚生が大きな魅力です。
親会社からの出資やサポートを受けて運営されているため、景気の影響を受けにくく、安心して働ける環境が整っている傾向にあります。
また、制度面でも、住宅手当や育児支援、キャリア支援などが整っており、長期的なキャリア形成がしやすい点もポイントです。
5月以降でも採用を行っているグループ企業は多く存在し、採用活動のピークを過ぎた今だからこそ、じっくりと情報収集ができるメリットもあります。
安定志向の方や、福利厚生を重視して企業を選びたい方にとっては、非常におすすめの選択肢と言えるでしょう。
優良企業だが知名度は低いBtoB企業
BtoB企業とは、一般消費者ではなく企業同士でサービスや製品をやり取りするビジネスモデルの企業です。
日常生活での接点が少ないため知名度は高くありませんが、実は業界内で非常に高い評価を得ている優良企業も多くあります。
こうした企業は、安定した取引先を持ち、ニッチな技術やサービスで業界を支えていることが多いため、将来性も十分です。
また、知名度が低い分、競争率も比較的低めであることが多く、5月からの就活でも狙いやすいのが魅力です。
企業研究を進めることで、「知らなかったけれど魅力的」と感じられる企業に出会えるかもしれません。
表面的な知名度にとらわれず、視野を広げて企業探しをすることが大切です。
今後の高成長が見込めるベンチャー・中小企業
ベンチャーや中小企業は、柔軟な社風と成長の可能性が魅力です。
特に設立から数年のベンチャー企業では、事業の拡大に伴い新卒採用に積極的なケースも多く見られます。
知名度が高くないことから応募者数が限られ、選考に通過しやすい点も、5月からの就活生にとっては大きな利点です。
また、少人数の環境では早い段階から裁量のある仕事を任される可能性が高く、自身の成長にもつながります。
企業選びの際は、企業のビジョンや事業内容、将来の展望などをしっかりと確認し、自分の価値観とマッチするかを見極めましょう。
ベンチャーならではのスピード感ある環境に魅力を感じる方には、とても有望な選択肢です。
5月から就活を始めることに不安を感じる方もいらっしゃるかと思いますが、チャンスはまだまだ十分にあります。この記事でも紹介されている通り、視野を広げて柔軟に企業を探すことが、これからの成功のカギです。特にBtoB企業や成長中のベンチャー・中小企業は、隠れた優良企業が多く存在します。焦らず、着実に情報収集と自己分析を重ね、自分に合った企業と出会えるよう前向きに取り組んでいきましょう。「今からでも遅くない」という気持ちを大切に、一歩一歩進めば必ず道は開けます。応援しています!
【5月から就活は遅い】5月からでも応募できる企業の探し方
就活を5月から本格的に始めるとなると、「まだ応募できる企業はあるのか」と不安を感じる方もいるかもしれません。
しかし、5月以降も採用活動を行っている企業は少なくありません。
重要なのは、情報の集め方と、効率の良い探し方を知っておくことです。
- 就活サイトの求人情報
- 合同説明会への参加
- 就活エージェントへの相談
- 企業SNSでの情報発信
- 大学の就活支援(キャリアセンター)への相談
就活サイトや合同説明会、エージェントの活用など、複数の方法を並行して使うことで、まだまだチャンスを見つけることができます。
特に、これから夏採用や秋採用に力を入れる企業もあり、戦略的に動くことで、十分に内定獲得を目指せます。
焦らず、しかしスピード感を持って行動することが大切です。
自分に合った探し方を見つけ、積極的に動き出していきましょう。
就活サイトの求人情報
就活サイトは、5月以降も積極的に活用したい情報源の一つです。
大手求人サイトでは、春採用に限らず、夏や秋採用を実施している企業の情報が随時更新されており、時期に関係なくエントリーが可能な求人が多く掲載されています。
特に、採用活動を長期的に行う企業や、急遽追加募集を開始した企業の情報も見つけやすく、効率的な企業探しができます。
条件検索やスカウト機能を使えば、自分に合った企業を見つけやすくなるでしょう。
また、サイトによっては、自己分析ツールやES添削機能などのサポートも充実しているため、初めての就活にも心強い味方となります。
日々更新される求人情報をこまめにチェックし、タイミングを逃さず応募することがポイントです。
合同説明会への参加
合同説明会は、複数の企業と一度に出会える貴重な機会です。
5月以降も、オンライン・対面問わず各地で定期的に開催されており、参加することで今まで知らなかった企業と出会える可能性も広がります。
特に、各企業の担当者から直接話を聞けるため、企業の雰囲気や採用方針、具体的な業務内容などをリアルに理解できるのが大きなメリットです。
また、その場で選考情報が得られたり、気になる企業の説明会予約やエントリーに進めることもあります。
短期間で多くの情報を得たい方には非常に有効な方法です。
参加する際は、事前に参加企業のリストをチェックし、質問を準備しておくことで、より有意義な時間にすることができます。
就活エージェントへの相談
就活エージェントは、プロのアドバイザーが個別にサポートしてくれるサービスです。
5月からの就活でも、エージェントに相談することで自分に合った企業をスピーディに紹介してもらえます。
特に、自分で求人を探す時間が取りにくい方や、自己分析や企業選びに迷っている方にはおすすめです。
エージェントは、企業とのマッチングだけでなく、エントリーシートの添削や面接対策も行ってくれるため、選考通過率を高める上でも心強い味方となります。
また、一般公開されていない非公開求人を紹介してもらえるケースもあり、就活の幅が広がる点も大きな魅力です。
自分ひとりで抱え込まず、第三者の力を借りながら効率的に就活を進めましょう。
企業SNSでの情報発信
近年では、SNSを活用して採用情報を発信する企業が増えてきています。
特にX(旧Twitter)やInstagram、LinkedInなどでは、企業の雰囲気や働く人々の様子、説明会の開催日時、選考スケジュールなどがリアルタイムで更新されていることがあります。
SNSは気軽にチェックできるため、普段から使い慣れている方には特におすすめの情報収集ツールです。
また、SNSを通じて企業の人事担当者と直接やり取りできる場合もあり、興味を持っていることをアピールするチャンスにもつながります。
公式アカウントのフォローや通知設定をしておけば、最新の採用情報を見逃すことなくキャッチできるでしょう。
SNSも就活の立派な情報源の一つとして、積極的に活用していきましょう。
大学の就活支援(キャリアセンター)への相談
大学のキャリアセンターは、就活における非常に心強い存在です。
多くの大学では、企業からの求人情報を独自に取りまとめており、一般には出回らない地域限定の求人やOB・OG経由の特別ルート求人なども取り扱っています。
また、キャリアアドバイザーが常駐しており、自己分析や業界研究、エントリーシートの添削、模擬面接といった選考対策に関するサポートを受けることも可能です。
5月からの就活はスピードも重要ですが、戦略的に進めるためにはこうしたサポートの活用が欠かせません。
1人で悩むよりも、経験豊富なスタッフに相談することで新たな視点や情報が得られるはずです。
まだ一度も相談していないという方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
5月以降の就活は、情報の集め方と行動の工夫がとても重要です。この記事で紹介されているように、就活サイト・合同説明会・エージェント・SNS・キャリアセンターなど、複数の手段を組み合わせることで、まだまだ十分にチャンスを掴むことができます。
特に「スピード感を持ちつつ、焦らず着実に」という姿勢が、これからの活動には欠かせません。自分に合った探し方を見つけ、前向きに一歩ずつ進めば、必ず納得のいく内定にたどり着けるはずです。自信を持って、就活を進めていきましょう。
【5月から就活は遅い】5月から就活を成功させるための注意点
5月から就活を成功させるための注意点は、以下の3点です。
- 周りの学生と比べない
- 選考結果に一喜一憂しない
- 適度に息抜きをする
5月から就活を始めた人は、焦りや不安を覚えている人も多いでしょう。
しかし、闇雲に行動しても就活はうまく進みません。
そこで、本章の解説を読み、就活に役立ててください。
周りの学生と比べない
5月から就活を成功させるための注意点の1つ目は、周りの学生と比べないことです。
周囲と比較することで、気持ちが落ち込むからです。
5月から就活を始めた人は、周囲と比較して出遅れています。
そのため、他人よりも対策に時間をかける必要はあるでしょう。
しかし、必要以上に他人と比較して、モチベーションが下がるのは避けてください。
自分の現在地を冷静に把握する程度に留めましょう。
確かに、早くから就活している人を羨ましく感じたり、内定を多く獲得した人を見て落ち込んだりするかもしれません。
一方で、就活は自分が納得した企業に就職することが重要です。
他人が満足する企業にあなたが就職する必要はありません。
周りの学生との比較は、ほどほどにしましょう。
選考結果に一喜一憂しない
5月から就活を成功させるための注意点の2つ目は、選考結果に一喜一憂しないことです。
就活は長期目線で行動する必要があります。
選考結果によって気分が上下すると、長期間にわたって活動するのが難しくなります。
とくに悪い結果が続くと、就活のモチベーションが大きく低下するでしょう。
選考を突破するたびに、嬉しくなる気持ちは理解できます。
しかし、テンションを上げ過ぎると、落ちたときの反動が大きくなります。
気分を一定に保つためにも、一喜一憂しないよう意識してください。
就活における不採用は、あなたのすべてを否定するものではありません。
企業との相性が悪かった可能性があります。
選考結果には、過剰に反応せず、客観的に受け止めましょう。
適度に息抜きをする
5月から就活を成功させるための注意点の3つ目は、適度に息抜きをすることです。
良い心身の状態を維持することで、高いパフォーマンスを発揮できます。
そのため、就活の合間をぬって休憩する時間を設けてください。
たとえば、友人とカフェに行ったり、趣味に没頭したりするのがおすすめです。
就活以外に時間を使うことでリフレッシュできます。
5月からの就活は、周囲と比較して出遅れています。
しかし、納得いく就活にするためには、ペース配分が重要です。
焦る気持ちは理解できますが、定期的に休憩しましょう。
途中で気持ちが切れたり、やる気を失ったりする可能性があるので注意してください。
【5月から就活は遅い】5月からの就活が不安な人におすすめの対処法
5月からの就活が不安な人におすすめの対処法は、以下の2つです。
- 大学のキャリアセンターを活用する
- 就活エージェントを活用する
就活は1人で実施するイメージがあるかもしれません。
しかし、あなたをサポートしてくれる存在がいます。
本章の解説を読むことで、不安を解消した状態で就活に挑めるでしょう。
不安な気持ちを持つのは自然なことです。
自分の気持ちを自分だけで抱えるのではなく、うまく外部の力を利用してください。
大学のキャリアセンターを活用する
大学のキャリアセンターを活用するのがおすすめです。
大学のキャリアセンターは、選考対策に加え、先輩の情報など大学独自の情報を持っています。
そのため、効率よく就活対策が可能です。
就活を始めると、何から行動すればいいか迷う人もいるでしょう。
しかし、キャリアセンターに相談することで、就活の流れをわかりやすく説明してください。
就活の全体像がわからない、志望業界が見つかっていないなど、準備が完了していない人は、利用を検討しましょう。
ほかにも、キャリアセンターを利用することで、大学と提携している企業を紹介してもらえます。
大学と関係性があるため、選考を突破するために必要な情報を多く持っているでしょう。
就活エージェントを活用する
就活エージェントの利用も効果的です。
就活のプロに相談することで、総合的なサポートが受けられます。
たとえば、書類添削に始まり、面接対策や企業紹介です。
就活エージェントは、非公開求人を持っています。
非公開求人とは、就活サイトには掲載されていない貴重な求人です。
就活エージェントから見て、企業との相性が良いと判断された求人を紹介してもらうことで、選考が突破しやすくなります。
もちろん、必ず内定がもらえるわけではありません。
しかし、あなたの価値観とマッチしているため、志望動機や自己PRが作成しやすくなります。
また、一般的な求人と比較して、エントリー数が少ないのが利点です。
倍率が低くなるため、プレッシャーを感じにくくなります。
【5月から就活は遅い】5月に就活をする26卒が知っておくべき内定獲得のチャンス
5月に就活をする26卒が知っておくべき内定獲得のチャンスは、以下の3つです。
- 夏採用・秋採用
- 通年採用
- 就活留年・浪人からの第二新卒就活
5月に就活する人は、どういったチャンスが身近にあるのか理解しましょう。
チャンスはチャンスと認識しないと、掴み取れません。
本章では、5月以降に就活する人向けに、内定獲得のチャンスを解説します。
自分の身の回りにどういった機会があるか、チェックしてください。
夏採用・秋採用
5月から就活する人は、夏採用・秋採用を視野に入れてください。
5月になると春採用の募集が締め切られるため、次の採用に移りましょう。
夏採用は6月から8月に行われ、秋採用は8月末から11月ごろまで実施される採用です。
5月に就活することは大切ですが、次の採用に向けての準備も忘れてはいけません。
夏・秋採用は、春採用と比較して、募集人数が少ない傾向にあります。
春採用で枠に空きができた企業が、夏や秋に追加募集するからです。
そのため、より一層対策に力を入れてください。
また、夏・秋採用は大手企業よりも中小企業やベンチャー企業に多い傾向があります。
エントリー数を担保するためにも、大手企業以外も選択肢に入れるようにしましょう。
通年採用
通年採用も選択肢の1つになります。
通年採用とは、1年を通して常に採用活動する採用です。
企業は、留学生や第二新卒、特定のスキルを持った人を幅広く採用する目的で実施します。
時期に関係なくエントリーできるため、5月から就活する人もチャンスがあります。
通年採用は、一般的な採用と異なり、就活スケジュールが就活生次第です。
応募した段階からスケジュールが決まるため、自分自身のペースに合わせた就活ができます。
きちんと企業研究が終わった段階でエントリーしましょう。
一方で、自分で就活スケジュールを管理する必要があります。
「あとでエントリーしよう」「明日、書類を提出しよう」など、ダラダラ就活する原因になります。
自分で期限を設けて就活しましょう。
就活留年・浪人からの第二新卒就活
就活留年・浪人からの第二新卒就活も可能です。
5月から就活を始めるのは遅れているため、来年から就活を始める方法になります。
現在は、少子化かつ人手不足により、必ずしも新卒の必要はありません。
そのため、企業は第二新卒も視野に入れた採用を計画します。
新卒採用と同様で、社会経験よりもポテンシャルが重要視されるため、チャンスがあります。
ただし、5月からの就活でも年内の内定獲得は可能です。
まだ、チャンスは残っているため、挑戦してみることをおすすめします。
努力した結果、第二新卒就活になるのであれば問題ありません。
就活を問題の先送りにしないようにしましょう。
5月以降の就活にも、実はまだ多くの「内定獲得のチャンス」が残されています。夏・秋採用や通年採用はもちろん、第二新卒枠など、現在の就活市場は多様化が進んでおり、柔軟な選択が可能になっています。「自分にはどんな可能性があるか」を理解し、それに合った行動をとることが今は大切です。特に通年採用では、自分のペースで進められる反面、スケジュール管理の自己責任が求められます。就活を先延ばしにせず、「このタイミングからでも本気で向き合えば結果がついてくる」という姿勢で、ぜひ一歩踏み出してください。焦らず、でも確実に、自分の未来を切り拓いていきましょう。
【5月から就活】大学3年生の就活における5月とはどんな時期?
大学3年生の5月は、就活準備が本格化する重要な時期です。
3月にはインターンシップ情報が公開され始め、多くの学生が徐々に情報収集を始めています。
5月はその流れを受けて、サマーインターンシップへのエントリー準備を進める学生が増えていきます。
この段階で就活に向けた意識を高め、行動を始めることが、後の選考活動に大きな差を生むことになるでしょう。
5月は、まだ本選考までは時間があるため、焦らずじっくり自己分析や業界研究に取り組めるタイミングでもあります。
ここでどれだけ準備できるかが今後の自信につながるため、就活をもう5月からスタートさせていきたいという方は積極的に就活準備から取り掛かりましょう。
大学3年生の一般的な就活スケジュール
一般的な大学3年生の就活スケジュールは、春から夏にかけてサマーインターンシップのエントリー・参加が中心となります。
秋から冬にかけてはオータムインターンやウィンターインターンに参加し、本格的な自己分析や企業研究を深める期間となります。
- 3年生3月頃:サマーインターン情報の公開、エントリー開始
- 3年生5月〜7月頃:サマーインターンシップの選考・参加準備
- 3年生8月〜9月頃:サマーインターンシップ本番
- 3年生10月〜12月頃:オータム・ウィンターインターンへの参加
- 3年生12月〜4年生2月頃:本格的な自己分析・業界研究の深堀り
- 3年生3月:企業説明会解禁、エントリーシート提出開始
- 4年生6月:正式な面接・本選考スタート
3年生の3月には企業説明会が解禁され、4年生の6月には正式な面接が始まるという流れが基本です。
そのため、5月はインターンに向けた準備と並行して、自己PRや志望動機を整理し始める絶好のタイミングです。
無理なく着実にステップアップしていきましょう。
大学3年生の就活における5月の位置付け
大学3年生にとって5月は、サマーインターンシップへのエントリー準備期間と位置付けられます。
この時期にしっかり準備をしておくことで、夏以降の就活がスムーズになります。
- サマーインターンシップのエントリー受付が本格化
- 自己分析や業界・企業研究を進める絶好のタイミング
- 外資系企業など、早期選考を実施する企業の動きが活発化
- インターン選考に向けたエントリーシート(ES)の作成が必要
- 初めての面談・面接対策を始める学生も増える
- インターン参加後の選考優遇を狙える企業情報を収集する時期
大学3年生の5月のうちに自己分析や業界・企業研究を進めることで、自分に合った企業を見つけやすくなります。
5月をうまく活用できれば、周囲と差をつけることも十分可能です。
焦らず一歩ずつ準備を重ねていきましょう。
大学3年生の就活に向けた5月の企業の動き
企業側でも5月は、サマーインターンシップのエントリー受付を開始するタイミングです。
特に大手企業や外資系企業は、早期にインターン情報を公開し、エントリーシート(ES)の提出を求めるところもあります。
また、5月には会社説明会やセミナーを実施して、学生との接点を増やそうとする動きも活発化します。
この機会を逃さず、興味のある企業には積極的にアプローチしていきましょう。
早めの行動が、自信とチャンスにつながります。
5月はサマーインターンシップの動きが本格化し、就活準備を進めるうえで非常に重要な時期となります。特に早期から動き出す企業は、学生の意欲や主体性を重視する傾向があるため、今から積極的にチャレンジすることで、就活本番で大きなアドバンテージを得ることができます。小さな一歩の積み重ねが、自信と成長につながりますよ。
【5月から就活】大学3年生が5月にやるべきこと
大学3年生が5月にやるべきことは、サマーインターンへのエントリー準備を中心に、就活に向けた基礎固めを行うことです。
自己分析や企業研究、エントリーシート作成といった基本作業を進めることで、夏以降の就活が格段に進めやすくなります。
また、外資系企業を志望する方は、早めのエントリーが必要な場合も多いため、情報収集を怠らないようにしましょう。
焦らず、しかし着実に行動を積み重ねていくことが成功への第一歩です。
サマーインターンのES作成と提出
サマーインターンシップに参加するためには、まずエントリーシート(ES)の作成が欠かせません。
5月は、多くの企業がインターン応募を受け付ける時期ですので、しっかりと準備しておきましょう。
- 自己PR
- 志望動機
- 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
- 将来のビジョン
- 学業で力を入れたこと など
ESでは自己PRや志望動機が問われることが多く、自分の強みを言語化できるかどうかが重要なポイントとなります。
早めに取り組むことで、内容をブラッシュアップする時間も確保できます。
完璧を目指すよりも、まず一歩踏み出すことを意識してくださいね。
外資系企業のES提出
外資系企業を目指している場合、5月は特に注意が必要です。
なぜなら、外資系企業のインターン募集は非常に早く、5月中に締め切りを迎えるところも多いからです。
また、外資系ではESの提出だけでなく、英語力や論理的思考力を問う選考が行われることもあります。
余裕をもって準備を進めるためにも、興味のある企業のスケジュールは必ずチェックし、早めにエントリーすることをおすすめします。
外資系企業を目指す皆さんにとって、5月は非常に重要なタイミングです。締切の早さに加えて、選考基準も高めに設定されているため、計画的な準備が成功の鍵となります。今この時期に一歩踏み出すことで、限られたチャンスを確実にものにする力が身についていきます。焦らず、着実に準備を進めていきましょう。
就活準備・選考対策のスタート
5月は、サマーインターンに向けた就活準備と並行して、選考対策も少しずつ始めていきましょう。
自己分析や企業研究を進めるのはもちろん、模擬面接やグループディスカッション対策も有効です。
- 自己分析を深めて自己PR・志望動機を整理する
- 業界・企業研究を進め、志望業界の理解を深める
- サマーインターン向けのエントリーシート(ES)を作成・提出する
- 模擬面接に参加して、基本的な受け答えを練習する
- グループディスカッション(GD)の練習に取り組む
- SPIや玉手箱など、適性検査対策を始める
- キャリアセンターや就活イベントに参加し、情報収集をする
SPIなどの適性検査に向けた勉強もこの時期から始めておくと、後々余裕を持って対応できます。
最初から完璧を目指す必要はありませんが、少しずつ積み重ねることが大切です。
未来の自分のために、今できることから取り組んでいきましょう。
【5月から就活】大学3年生向け!サマーインターンの探し方4選
サマーインターンは、就活準備を加速させる貴重な機会です。
早めに動くことで、より多くの選択肢を手に入れることができます。
ここでは、サマーインターンの探し方を4つご紹介します。
- 企業のHPやSNSを見る
- 就活サイト・インターンサイトを活用
- 学校のキャリアセンターで探す
- 先輩・知人に紹介してもらう
自分に合った方法を活用し、納得のいくインターン先を見つけましょう。
焦らず、でも着実に行動することが大切です。
企業のHPやSNSを見る
気になる企業がある場合は、まず企業の公式ホームページやSNSをチェックしてみましょう。
採用ページにインターン情報が掲載されていることが多く、最新情報をいち早くキャッチできます。
また、企業のSNSでは、社内の雰囲気や働く社員の声などが紹介されていることもあり、企業理解を深める良いきっかけになります。
興味を持った企業には、自ら情報を取りに行く姿勢を大切にしてくださいね。
企業研究を進めるうえで、公式ホームページやSNSのチェックは非常に効果的です。公式情報だけでなく、現場のリアルな声に触れることで、より具体的なイメージを持つことができます。自ら積極的に情報を取りに行く姿勢が、企業からの評価にもつながりやすいので、ぜひ習慣にしていきましょう。
就活サイト・インターンサイトを活用
マイナビやリクナビといった就活サイト、インターン専門サイトを活用するのも効果的です。
自分の興味や条件に合わせて検索できるため、効率的に情報収集が進みます。
- マイナビ2026(国内最大級の就活情報サイト、インターン情報も豊富)
- リクナビ2026(エントリー数が多く、幅広い業界を網羅)
- キャリタス就活(インターン情報から本選考情報まで一括で探せる)
- ONE CAREER(ワンキャリア)(選考体験談が充実しており、企業研究に最適)
- Goodfind(外資系や難関企業志望者向け、ハイレベルなインターン情報が多い)
サイトによっては、エントリーや説明会予約がワンクリックでできるところもあり、忙しい大学生活の中でも手軽に活動を進められます。
こまめにチェックし、チャンスを逃さないようにしましょう。
学校のキャリアセンターで探す
大学のキャリアセンターも、サマーインターン探しの大切なサポート機関です。
企業から大学宛てに直接届くインターン情報や、非公開求人を紹介してもらえることもあります。
また、エントリーシートの添削や面接練習など、就活準備に役立つ支援も充実しています。
就活に関する不安や疑問があれば、ぜひ積極的に活用してみてください。
相談することで新たな気づきも得られるかもしれませんよ。
キャリアセンターは、就職活動を一人で抱え込まず、専門的なサポートを受けられる心強い味方です。非公開求人や実践的なアドバイスを得られる機会も多いため、迷ったらまず相談してみる行動が、大きな前進につながります。少しの勇気が、新しいチャンスを引き寄せるきっかけになりますよ。
先輩・知人に紹介してもらう
就活経験のある先輩や、社会人の知人に相談してみるのも有効な方法です。
いわゆる「OB・OG訪問」です。
実際にインターンに参加した先輩からは、リアルな体験談を聞くことができるため、イメージがぐっと湧きやすくなります。
また、企業によっては紹介を通じてエントリーできるケースもあるため、チャンスが広がる可能性もあります。
人とのつながりを大切にしながら、情報を集めていきましょう。
OB・OG訪問は、ネットだけでは得られない「生きた情報」を手に入れられる貴重な機会です。先輩方のリアルな経験談から得られる気づきやアドバイスは、これからの活動に大きなヒントをもたらしてくれます。人とのつながりを大切にし、自分から一歩踏み出す姿勢が、未来の可能性を広げます。ぜひ積極的に動いてみてくださいね。
【5月から就活は遅い】5月から就活を始める人からよくある質問
5月から就活を始めようとする学生の中には、「もう遅いのでは?」と不安になる方が少なくありません。
しかし、実際には5月からのスタートでも十分に巻き返すことは可能です。
とはいえ、周囲のペースが速まっているこの時期は、さまざまな疑問や焦りが生まれやすいタイミングでもあります。
本章では、5月から就活を始める方がよく抱く代表的な質問について、具体的にお答えしていきます。
疑問が解消されれば、自分のペースで前向きに行動することができるはずです。
焦る気持ちを抱きがちな時期だからこそ、正しい情報をもとに、自分に合ったスタイルで就活を進めていきましょう。
就活は遅くて何月までに終わらないとやばいですか?
就活を終える時期に「正解」はありませんが、一般的には6月から7月までに内定を得る学生が多い傾向にあります。ただし、それ以降も採用を継続している企業は多数存在しますし、大学4年の3月まで就職活動を続けることも決して珍しくありません。つまり、就活のゴールは人それぞれであり、内定のタイミングによって卒業や入社の時期が変わるわけではないため、「○月までに終わらないとやばい」ということは基本的にありません。周囲と比べて焦る必要はなく、自分の納得のいく就職先を見つけることを第一に考えて行動しましょう。大切なのは、途中で諦めず、最後まで取り組む姿勢です。
5月から就活をやり直せますか?
はい、5月からでも就活をやり直すことは十分に可能です。むしろ、「このままでいいのか」と立ち止まり、自分と向き合う時間を経て再スタートを切ることは、とても前向きな行動です。内定を一度辞退した後でも、あるいは一時的に就活を休んでいた場合でも、再び企業にエントリーして選考を受けることは問題ありません。やり直す際には、自己分析や企業研究をあらためて行い、自分の軸を整理してから臨むと、以前よりも納得感のある活動になるでしょう。また、5月は夏採用を始める企業が増えてくる時期でもあります。新たな気持ちでスタートを切るには良いタイミングですので、気持ちを切り替えてチャレンジしていきましょう。
何月までに内定がないとやばいですか?
多くの学生は大学4年の5月から6月にかけて内定を獲得し始めるため、この時期がひとつの目安とされています。ただし、内定をもらう時期には個人差があり、7月以降に決まる方も珍しくありません。ただし、10月を過ぎても内定がない状態だと、採用枠が減ってきたり、選択肢が限られてきたりと、少しずつ厳しい状況になる可能性があります。そのため、5月時点で内定がなくても焦らず、まずは目の前の選考一つひとつに丁寧に向き合うことが大切です。計画的に活動を進めていけば、10月までには十分に結果を出すことが可能です。諦めるのではなく、自分のペースで就活を続けていきましょう。
5月は就活で忙しい時期ですか?
はい、5月は就活の忙しさを実感しやすい時期です。多くの企業がエントリー締切や面接を本格化させる時期であり、選考のスケジュールが一気に詰まってくるため、慌ただしさを感じる方も多いでしょう。特に、複数の企業を同時並行で受けている場合、面接の準備や日程調整、書類提出など、やることが一気に増えていきます。こうした時期こそ、スケジュール管理や優先順位の整理が重要です。無理のない範囲でスケジュールを組み、準備の時間も確保しながら、効率よく動くことを意識しましょう。大変な時期ではありますが、この時期を乗り越えることで、大きな成果につながる可能性も高まります。
まとめ
本記事では、就活を5月から始める人が巻き返すためのポイントを解説してきました。
就活を5月から始めるのは、周囲と比較して遅れています。
しかし、効率よく対策・準備することで、内定獲得は可能です。
とくに、就活エージェントの力を借りることをおすすめします。
書類の添削から面接対策と包括的なサポートが受けられます。
5月は遅れているとはいえ、挽回のチャンスがある時期です。
諦めずに内定獲得に向けて行動しましょう。
伊東美奈
(Digmedia監修者/新卒リクルーティング本部幹部)
伊東美奈
(Digmedia監修者)
5月からの就活スタートに対して焦りを感じるのは自然なことですが、実際にはここからの行動次第で十分に巻き返せる時期でもあります。企業の選考はまだ続いており、夏採用や秋採用を積極的に行う企業も少なくありません。大切なのは「遅れた」ことに意識を向けすぎず、今、何をすべきかにフォーカスすることです。自分の軸を明確にし、短期集中で準備を進めていくことで、納得のいく進路を実現するチャンスはまだ十分に残されていますよ。