
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
富士通の有償インターンの倍率や選考フロー、参加すると優遇があるのかを調べていませんか。
富士通は倍率を公表していませんが、28卒向けの冬の有償インターンは195件の求人があり、前年度の参加者は400名を超えています(2026年10月1日確認)。
この記事では、富士通の採用サイトとナビサイトの企業掲載をもとに、有償インターンの日程・給与・選考フロー、倍率の目安、本選考とのつながりを整理します。
富士通のインターンの特徴は?1〜3か月の有償インターン
富士通のインターンの特徴は、職場に受け入れられて1〜3か月ほど実際の業務に取り組み、時給が支払われる有償型であることです。
富士通の採用サイト(有償インターンシップ)に載っている28卒向けの有償インターンは次のとおりです。
| 時期 | 実施期間 | 応募期間 |
|---|---|---|
| 夏季 | 9月1日開始(1〜3か月)、10月1日開始(1〜2か月) | 5月15日〜5月26日(終了) |
| 冬季 | 12月1日〜12月25日(1か月)、12月1日〜2027年1月29日(2か月) | 8月7日〜8月18日(終了・面談中) |
給与は時給1,800円で、交通費と宿泊費は別に支給されます。
対象は2028年卒を中心に、2029年卒以降の人も応募でき、期間内に合計30時間以上働けることが条件です。
一般的な1日や数日のインターンと違い、1か月以上、実際の職場の一員として働くのが富士通の有償インターンの大きな特徴です。
求人ごとに仕事の内容と必要なスキルが決まっているので、自分のスキルに合う求人を選ぶことが参加への第一歩になります。
週3日程度の勤務の求人もあり、授業や研究と両立しながら働ける形になっています。
働いた分の給与が支払われるので、アルバイトの代わりに実務経験を積めるのも魅力です。
富士通の会社概要
富士通は1935年設立のITサービス企業で、本店は神奈川県川崎市にあります。
| 会社名 | 富士通株式会社 |
|---|---|
| 設立 | 1935年6月20日 |
| 本店 | 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 |
| 代表者 | 代表取締役社長 時田 隆仁 |
| 従業員数 | 113,000人(2025年3月31日現在) |
富士通は、企業や官公庁のシステムを作り、運用するITサービスを中心に事業を展開している会社です。
国内のITサービスで大きなシェアを持ち、海外にも多くの拠点があります。
理化学研究所と共同で開発したスーパーコンピュータ「富岳」のように、先端の研究開発にも力を入れています。
本店は神奈川県川崎市にあり、Fujitsu Technology Parkが開発の中心的な拠点です。
どの業界や社会の課題に関わりたいかを考えておくと、職種や求人を選ぶときの軸になります。
富士通の採用倍率
富士通は採用倍率を公表していません。
マイナビの企業掲載では、計画数を定めずに必要な職務を担う人材を採用する予定と書かれていて、募集人数は301名以上です。
計画数を定めずに必要な職務を担う人材を採用するという方針は、職務を軸に採用するジョブ型の考え方を表しています。
キャリタスの富士通グループ名義の企業掲載には、2026年度の採用実績・見込数が800名程度と載っていますが、富士通単体の数かグループの数かは書かれていません。
応募者数は公表されていないため倍率は計算できず、就活サイトで見かける数字は会社が出したものではありません。
倍率より、どの職務で何ができるかを示せるかが、選考の結果を大きく左右すると考えて準備しましょう。
人数の情報が限られていても、職務の理解とスキルの準備に集中すれば十分に戦えます。
準備すべき中身は、採用人数の多い少ないで変わりません。
初任給と休日
富士通の初任給は担う職責に応じて決まり、2026年4月時点(予定)で31万5,000円または29万4,000円(諸手当を除く)です。
より高い職責を担う人には、さらに高い金額が個別に設定されます。
賞与は年2回(6月・12月)、年間休日は126日(2025年度)です。
初任給が職責によって決まる仕組みは、入社時点の専門性やスキルが給与に反映されるということを意味します。
31万5,000円と29万4,000円の2つの水準があり、より高い職責を担う人にはさらに高い金額が個別に設定されます。
マイナビとキャリタスの掲載では28万4,000円という古い金額が載っているので、最新の金額は公式の募集要項で確かめましょう。
年間休日は126日(2025年度)で、休みは取りやすい環境だと読み取れます。
住まいの制度や働き方については、説明会で社員に直接聞いてみると具体的なイメージがわきます。
理系はどのような職種がある?
富士通の本選考は、研究所以外のJOBマッチングコースと研究所コースに分かれています。
JOBマッチングコースは、内定時に配属先の職場と職種が約束される採用です。
JOBマッチングコースでは、内定の時点で配属される職場と職種が約束されるので、入社後の仕事をはっきりイメージしたうえで応募できます。
職種は、システムエンジニア、コンサルタント、研究開発、ソフトウェア開発、インフラなど多岐にわたり、求人ごとに仕事の中身が詳しく書かれています。
研究所コースは修士課程修了見込みか博士号取得予定の人が対象で、研究職を目指す人向けの道です。
応募資格は全学部全学科なので、文系の人もITの仕事を選ぶことができます。
有償インターンの求人を見ると、どんな職種でどんなスキルが求められているかが分かるので、参加しない人も求人一覧に目を通しておくと職種選びに役立ちます。
気になる職種が決まったら、社員紹介で仕事の一日の流れも読んでおきましょう。
採用実績のある大学・大学院
富士通は採用大学の一覧を自社の採用サイトでは公表していません。
応募資格は全学部全学科です。
キャリタスの企業掲載には、早稲田大学、明治大学、慶應義塾大学などから高専まで、幅広い採用実績校が載っています。
富士通の採用は職務を軸にしたジョブ型なので、大学名よりも、その職務で何ができるかが選考で見られると考えておきましょう。
自分のスキルや経験が求人のどの条件に当てはまるかを整理することが、学歴よりも大きな差になります。
同じ大学の先輩が富士通に勤めていれば、キャリアセンターを通じて話を聞ける場合もあるので、一度相談してみるとよいでしょう。
大学名は自分では変えられないので、変えられるスキルの準備に時間を使うほうが前向きです。
一覧に自分の大学が無くても、それだけで不利になると考える必要はありません。
自分のスキルと求人の条件を照らし合わせることに時間を使いましょう。
富士通の事業内容の変遷
日本のIT業界を牽引し続けてきた大手電機メーカーである富士通は、時代とともにその役割やビジネスモデルを大きく変化させてきました。
かつて私たちが日常的に目にしてきたパソコンや携帯電話などの事業から、現在は企業や社会のインフラを支える高度なデジタルソリューションへと舵を切っています。
こうした事業の進化を知ることは、単に企業の歴史を学ぶだけでなく、企業が目指す将来像や求める人材像を深く理解するために不可欠です。
本記事では、同社の事業内容がどのように変遷してきたのかを分かりやすく解説し、志望動機や面接対策に役立つ企業研究の視点をお伝えします。
過去から現在への変化を押さえることで、選考を突破する鍵が見えてくるはずです。
かつては個人向け製品が中心
昭和から平成の時代にかけて、富士通という名前は一般の消費者にとって非常に身近な存在でした。
家庭で広く使われていたデスクトップパソコンやノートパソコン、さらに携帯電話のブランドなどは、多くの人々にとって生活の一部となっていたからです。
当時は、個人の購買意欲に応える製品の開発や販売を行うメーカーとしての認知度が高く、テレビコマーシャルなどを通じても親しみやすいイメージが確立されていました。
しかし、国内外の競合他社との価格競争が激化したことや、スマートフォンをはじめとする急速なデジタルデバイスの進化に伴い、個人の消費者に直接製品を売るビジネスモデルの収益性は徐々に低下していきました。
このような市場環境の激変に対して、同社は事業構造の抜本的な見直しを決断しました。
不採算分野や競争が激化した個人向けハードウェア事業を段階的に縮小または売却し、事業の選択と集中を大胆に推し進めたのです。
就活生が企業研究を行う際には、かつての製品イメージだけで会社を評価するのではなく、ビジネス構造の大改革が行われた歴史をしっかりと認識しておくことが重要です。
今は法人や国家向けのBtoBビジネスが中心
個人向け事業からのシフトを終えた現在の富士通は、企業や官公庁などの組織を対象としたBtoBビジネスを核として成長を続けています。
具体的には、金融機関の勘定系システムや医療機関の電子カルテシステム、官公庁の行政データ基盤など、社会の営みに欠かせない大型ITインフラの構築と運用を担っています。
さらには、クラウド技術やAIを活用したデジタル変革の支援サービスにも力を入れており、顧客企業が抱える経営課題を包括的に解決するコンサルティング型のビジネスを展開しています。
こうした大規模な社会インフラや基幹システムを手掛けるビジネスは、収益が安定しているだけでなく、社会的責任と影響力が極めて大きいという特徴を持っています。
就活生が面接でアピールする際には、単にITが好きという理由にとどまらず、社会全体の仕組みをデジタルで支えたいという姿勢を示すことが有効です。
顧客の課題に寄り添いながら社会課題の解決に貢献するという同社の理念を理解し、自らの言葉で志望動機を語ることができれば、面接官に対して非常に高い評価と説得力を与えることができるでしょう。
富士通が誇るスーパーコンピュータ 「富岳」
同社の高度な技術力を象徴する世界的な実績として挙げられるのが、理化学研究所と共同開発したスーパーコンピュータの富岳です。
富岳は計算速度だけでなく、省電力性能や幅広いアプリケーションでの実用性においても世界最高水準の評価を獲得し、日本の科学技術の発展に大きく寄与してきました。
創薬や気象予測、防災対策や先端材料の開発に至るまで、人類が直面する地球規模の難題を解き明かすための研究基盤として活用されています。
この圧倒的な開発力と計算力は、同社が長年にわたり培ってきたハードウェアの設計能力とソフトウェアの最適化技術が融合した成果にほかなりません。
面接やエントリーシートで富岳に触れる際は、単にすごい技術だと感心するだけでは不十分です。
世界をリードする高度な技術を武器にして、未知の領域に挑む姿勢に共感し、自分自身も高い目標に向かって挑戦したいという情熱と紐づけて伝えることが大切です。
最先端技術をどのように社会へ還元していくかという視点を持つことで、他の候補者と差をつける深いアピールが可能になります。
富士通のインターンの概要
富士通の28卒向けの有償インターンは、夏季・冬季とも応募を終えていて、冬季は10月1日〜4日に受入職場との面談が行われています。
有償インターンは1年に2回、夏と冬に募集があり、どちらも1〜3か月ほどの長期のプログラムです。
10月1日時点では受付中の有償インターンは無く、冬の受入職場との面談が行われている時期です。
ここでは、インターンの内容、求人の数と受入先、日程と締め切りを順に見ていきます。
来年度に挑戦する人は、夏と冬の応募期間を手帳に入れておくところから始めましょう。
夏と冬のどちらか、または両方に応募するつもりで準備しておくと、参加の機会を広げられます。
インターンの内容
有償インターンは、求人ごとに受入職場が決まっていて、職場の一員として実際の業務に取り組みます。
求人ごとに、仕事の内容、勤務の頻度(週3日・1日7時間45分程度など)、必要なスキルが書かれています。
有償インターンでは、実際のプロジェクトや業務の一部を任されることが多く、学生の立場で職場の仕事を体験できます。
たとえばソフトウェア開発やデータ分析、システムの設計など、求人によって取り組む内容は大きく違います。
受入職場の社員と一緒に働くので、仕事の進め方だけでなく、職場の雰囲気やチームでのやり取りも肌で感じられます。
働いた経験は、本選考で自分が何をできるかを具体的に示す材料になります。
参加の前に、求人の業務に関係する技術を少し勉強しておくと、初日から仕事に入りやすくなります。
期間中に感じたことは、こまめにメモしておくと、後で振り返るときに役立ちます。
求人の数と受入先
富士通の採用サイト(インターンシップの求人一覧)に載っている冬季の求人は195件です。
| 受入会社 | 求人数 |
|---|---|
| 富士通 | 88件 |
| 富士通Japan(FJJ) | 43件 |
| 1FINITY | 30件 |
| エフサステクノロジーズ(Fsas) | 30件 |
| その他(トランストロン・FLM・FETEC) | 4件 |
求人数は受け入れる人数ではなく、ポジションの数です。
富士通本体のほかに、富士通Japan、1FINITY、エフサステクノロジーズなどのグループ会社でも受け入れがあります。
会社ごとに得意な事業や仕事の中身が違うので、求人を選ぶときは、どの会社の求人かも確かめておきましょう。
富士通Japanは国内の自治体や企業向けのシステム、1FINITYはネットワーク、エフサステクノロジーズはハードウェアやインフラの保守などを担う会社です。
求人数が多い分、自分のスキルや関心に合う求人を見つけやすいのも、富士通の有償インターンの特徴です。
気になる求人があれば、その会社の事業も一緒に調べておくと理解が深まります。
グループ会社の求人も、富士通の事業を知る機会として十分に価値があります。
締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール
28卒向けの夏季は5月15日〜26日、冬季は8月7日〜18日が応募期間でした。
10月1日時点で受付中の有償インターンはありません。
ICT業界研究セミナー(10月14日)やFujitsu Group Career Workshop(10月17日・31日、11月14日)などのイベントには申し込めます。
夏は5月中旬、冬は8月上旬に応募が始まり、どちらも応募期間が約10日間と短いので、見逃さないよう注意が必要です。
来年度に挑戦する人は、5月と8月のはじめに採用サイトの求人一覧を確かめる予定を、手帳に入れておきましょう。
応募の前に、求人の内容と必要なスキルを読み込んで、自分に合う求人を最大3つまで選んでおくと、短い応募期間でも慌てずに済みます。
短い応募期間に備えて、求人の候補を事前に絞っておくのが確実です。
マイページの案内は他社の連絡に埋もれやすいので、見落とさない工夫もしておきましょう。
富士通のインターンの選考フロー
富士通の有償インターンは、求人を選んで応募し、適性検査、書類審査、受入職場との面談の順に進みます。
最大3求人まで併願して応募でき、履歴書などを提出します。
冬季は8月27日が適性検査の受検締切でした。
冬季は10月1日〜4日に面談があり、その後に受入が決まります。
夏季の有償インターンに参加する予定の人は、冬季には応募できません。
有償インターンの選考は、適性検査、書類審査、受入職場との面談の3つの段階で進みます。
面談では、求人の業務に対して自分がどんなことをできるか、どんなことを学びたいかを具体的に聞かれると考えて準備しておきましょう。
本選考も適性検査と書類のあとに面接が続く流れなので、インターンの選考の準備は本選考にもそのまま生かせます。
面談で話す内容は、書類に書いた内容と一貫させることが大切です。
書類を出したら、面談の前に必ず読み返しておきましょう。
面談の日程は限られているので、案内が来たらすぐ予定を確保しましょう。
富士通のインターンの倍率・難易度
富士通は有償インターンの応募者数や倍率を公表していません。
富士通は倍率を公表していませんが、求人の数と前年度の参加者の数から、参加のしやすさの目安はつかめます。
求人ごとに必要なスキルが決まっているので、スキルが合っているかどうかが参加の可否を大きく左右します。
ここでは、難易度の考え方、求人数と参加者数から見た難易度、倍率の公表状況を順に説明します。
倍率の数字より、求人のスキルの条件を見ておくほうが、準備には役立ちます。
数字に不安を感じるより、自分のスキルに合う求人を探すことに時間を使いましょう。
難易度
有償インターンは、適性検査、書類審査、受入職場との面談を通った人だけが参加できます。
求人ごとに必要なスキルが書かれていて、そのスキルを持っているかどうかが受入の判断材料になります。
有償インターンは、受入職場が実際の業務を任せる前提で学生を選ぶので、求人のスキルの条件に合っているかがとても大切です。
プログラミングの経験やデータ分析の経験など、求人に書かれた条件を満たしている人ほど、受入の可能性は高くなります。
一方で、必須のスキルが少ない求人もあるので、自分の経験に合う求人を探すことが参加への近道です。
最大3求人まで併願できるので、条件に合う求人を複数選んで応募するのがおすすめです。
条件を満たす求人を探すこと自体が、最初の準備になります。
必須のスキルに少し届かない場合も、近い経験を具体的に説明できれば補えることがあります。
求人数と参加者数から見た難易度
冬季の求人は195件で、キャリタスの企業掲載には、2025年度・2024年度ともに参加者が400名を超えたと書かれています。
マイナビの企業掲載では、参加学生数は100人以上とされています。
冬の求人が195件、前年度の参加者が400名を超えていることから、1つの求人で数名程度を受け入れていると考えられます。
求人の数が多い分、さまざまな職種やスキルの学生に参加の機会があるのが特徴です。
ただし人気のある職種の求人には応募が集まりやすいので、第二、第三の候補も用意しておくと安心です。
求人の一覧は応募期間に入る前から公開されることがあるので、早めに目を通して候補を絞っておきましょう。
求人の多さを生かして、自分に合う求人を複数選ぶのが参加への近道です。
どの求人に応募するか迷ったら、自分が最も具体的に話せる経験に近い求人を選びましょう。
倍率は公表されている?
採用サイトとナビサイトの企業掲載には、有償インターンの倍率や通過率の記載はありません。
就活サイトなどで倍率の数字を見かけても、富士通が出した数字ではない点に注意します。
採用サイトとナビサイトの企業掲載には、有償インターンの倍率や通過率の記載はありません。
就活サイトなどで倍率の数字を見かけても、富士通が出した数字ではない点に注意します。
倍率を気にするより、求人のスキルの条件を読み込み、自分が何をできるかを具体的に説明できるようにしておくほうが、結果につながります。
分からないことは、説明会やイベントで社員に直接聞いてみるのが確実です。
数字に振り回されず、自分で変えられる準備の質に目を向けましょう。
分からないことを推測で埋めず、確かめる姿勢が大切です。
その積み重ねが、面談での受け答えの確かさにもつながります。
富士通にインターン優遇はある?
富士通の採用サイトとナビサイトの企業掲載には、インターン参加者への優遇や早期選考の記載はありません(2026年10月1日確認)。
有償インターンの参加者が本選考で優遇されると読み取れる公式の記載は無く、参加しなかった人も同じ本選考に応募できます。
インターンに参加する価値は、優遇よりも、実際の職場で働いて自分の適性を確かめられることにあります。
ここでは、選考への活用と、本選考の流れを順に見ていきます。
参加しなかった人も不利にならない前提で、自分の予定に合わせて参加を決めて大丈夫です。
どちらを選んでも、本選考の準備は自分で進める必要があります。
選考への活用
キャリタスの企業掲載には、プログラムで取得した個人情報は採用広報・選考に活用すると書かれています。
ただし、本選考の一部が免除されるといった記載はありません。
キャリタスの掲載では、プログラムで取得した個人情報を採用広報・選考に活用すると書かれていますが、選考の一部が免除されるとは書かれていません。
情報が選考に使われることと、選考で有利になることは別の話なので、参加者も本選考の準備は同じように必要だと考えておくのが安全です。
一方で、有償インターンで実際に働いた経験は、本選考で自分が何をできるかを示す、とても具体的な材料になります。
参加した人は、どんな業務にどう取り組み、何を学んだかを、その都度メモしておくと後で生かしやすくなります。
参加しなかった人も、説明会や求人の読み込みで企業理解を深められます。
本選考の流れ
富士通の採用サイト(選考フロー)には、27卒の本選考は応募、適性検査、書類、一次面接(人事)、二次面接(職場)、最終面接、内定の順で、毎月の募集だったと載っています。
28卒の本選考は、2027年2月頃に情報が更新される予定です。
27卒の本選考は、3月から8月まで毎月応募のタームがあり、自分の準備に合わせて応募できる形でした。
一次面接は人事、二次面接は配属先の職場の社員が担当するので、職場の面接では業務への理解とスキルが深く見られると考えられます。
28卒の情報は2027年2月頃に更新される予定なので、それまでに職務の理解と適性検査の準備を進めておきましょう。
毎月応募のタームがあったので、準備が整ったタイミングで応募できたのが27卒の特徴です。
職場の社員との面接に備えて、応募する職種の仕事を具体的に調べておきましょう。
学部生と院生どちらが有利?
富士通の採用サイトには、学部生と院生のどちらが有利かの記載はありません。
研究所コースは修士課程修了見込みまたは博士号取得予定の人が対象で、JOBマッチングコースは全学部全学科が対象です。
初任給は学歴ではなく担う職責に応じて決まります。
富士通の採用は職務を軸にしているので、学歴よりも、その職務で何ができるかが見られると考えておきましょう。
院生は研究で身につけたスキルを求人の条件に結びつけやすく、学部生は授業や個人での開発、アルバイトでの経験を材料にできます。
初任給も学歴ではなく職責で決まるので、学部生でも専門性を示せれば、高い職責を任される可能性があります。
学歴より、何ができるかを示せる材料を増やしておくことが、どちらの立場でも準備の中心になります。
選考通過するためのポイント
富士通の有償インターンと本選考に向けては、求人の選び方、適性検査、スキルの示し方の3つを準備しておきます。
富士通の選考は、求人や職務に対して自分が何をできるかを中心に見られるのが特徴です。
ここでは、求人の読み込み方、適性検査、職場で何ができるかの示し方の3つを順に見ていきます。
3つとも、有償インターンの応募から本選考の面接まで続けて使える準備です。
早めに手をつけておけば、夏の募集にも間に合います。
どれも他社の選考にも生かせるので、早めに始めて損はありません。
求人の内容と必要なスキルを読み込む
有償インターンは、求人ごとに仕事の内容と必要なスキルが決まっています。
最大3求人まで併願できるため、自分のスキルに合う求人を選びます。
求人には、仕事の内容、勤務の頻度、必須のスキル、歓迎するスキルなどが詳しく書かれています。
必須のスキルを満たしているかを最初に確かめ、満たしていない場合は、近い経験で補えるかを考えましょう。
歓迎するスキルに当てはまる経験があれば、応募の書類や面談で積極的に伝えると評価につながります。
求人を読み込んだ内容は、本選考で職種を選ぶときの判断材料にもなるので、気になる求人はメモしておきましょう。
読み込んだ求人は、自分のスキルの棚卸しにも使えます。
分からない用語があれば、その場で調べておくと理解が深まります。
Webテスト・適性検査
有償インターンと本選考の両方で、書類の前に適性検査があります。
言語・非言語の基本を一通り解けるようにしておきます。
有償インターンでも本選考でも、書類の前に適性検査があります。
問題集を1冊決めて最低でも2周解き、間違えた問題だけを繰り返すと、短い時間で点数が安定します。
本番の前に時間を計って模擬テストを解いておくと、1問にかけられる時間の感覚がつかめます。
有償インターンの適性検査は応募締切の約1週間後が受検の締切だったので、応募と同時に受検の予定も立てておきましょう。
性格を見る検査は、良く見せようとせず、正直に迷わず答えることが基本です。
一度身につければ他社の選考にも生かせるので、早めに始めておきましょう。
苦手な分野が分かったら、その分野だけを毎日少しずつ解く習慣をつけると、短い期間でも力がつきます。
問題集は解説が詳しいものを選ぶと、間違えた理由を自分で理解しやすくなります。
職場で何ができるかを具体的に示す
受入職場との面談では、求人の業務に対して自分が何をできるかが見られます。
授業や研究、開発の経験を、求人のスキルと結びつけて説明できるようにしておきましょう。
面談では、作ったもの、使った技術、そこで工夫したことを具体的に話せると、職場の社員が受け入れた後の姿を想像しやすくなります。
授業の課題で作ったプログラムや、研究で使った分析の手法なども、十分な材料になります。
自分ができないことも正直に伝え、どう学んでいきたいかを話せると、誠実な印象につながります。
話す内容は、求人に書かれた業務とつなげて組み立てておくと、面談の短い時間でも伝わりやすくなります。
話すことを丸暗記せず、要点だけを覚えておくと、深掘りの質問にも自然に答えられます。
作ったものがあれば、画面や資料を見せられるように準備しておくと、話に説得力が出ます。
競合他社との違いは?
IT業界を目指す就活生にとって、大手SIerやITメーカーの中で富士通がどのような立ち位置にあるのかを正しく把握することは志望動機を作る上で欠かせません。
国内トップクラスのシェアを誇る富士通ですが、他社と比較した際の特徴や強みを言葉にできずに悩む方は多いものです。
ライバル企業との差別化ポイントを理解しておくことで、面接や書類選考において説得力のあるアピールが可能になります。
この記事では、富士通の事業における独自の強みや特徴的な社風、さらには就活イベントの開催情報までわかりやすく解説していきます。
富士通が持つ独自の価値をしっかりと理解し、他社との明確な差別化を図ることで、選考を突破するための説得力のある志望動機を完成させていきましょう。
富士通ならではの強み
富士通の最大の強みは、ITサービス分野において国内トップクラスの市場シェアを長年にわたり維持している点にあります。
単にシステムを構築するだけでなく、顧客の経営課題に深く踏み込んで解決策を提示するトータルソリューションの提供能力に優れています。
また、製造業としての歴史を持つことから、ハードウェアからソフトウェア、さらにはクラウドやAIに至るまで、幅広い技術領域を自社でカバーできる総合力も大きな特徴です。
近年では、富士通ユーバンスと呼ばれるグローバルブランドを立ち上げ、社会課題の解決を目指したクロスインダストリーな事業展開を強力に推進しています。
従来の受託開発にとどまらず、持続可能な社会を実現するためのデジタル変革を牽引する姿勢は、競合他社にはない大きな魅力と言えます。
さらに、世界各国に拠点を持ち、グローバルな規模で大規模プロジェクトを推進できる技術基盤と実績も備えています。
総合的な技術力と社会課題解決へのアプローチを併せ持つ点が、富士通ならではの揺るぎない強みとなっています。
他の類似メーカーとの社風や働き方の違い
他の大手ITメーカーや総合電機メーカーと比較した際、富士通は働き方改革や人事制度の革新において業界の先陣を切っている点が大きく異なります。
従来の年功序列型から脱却し、個人のスキルや果たすべき役割に応じて評価されるジョブ型人事制度をいち早く全社的に導入しました。
これにより、若手社員であっても意欲と能力があれば重要度の高い仕事に挑戦し、正当な評価を受けられる環境が整っています。
さらに、社内ポスティング制度が非常に活発であり、社員が自らの意志で希望する部署やプロジェクトに応募してキャリアを切り開くことができます。
働く場所に関しても、テレワークを基本としたフレキシブルな制度が定着しており、自律的な働き方が推奨されています。
堅実で厳格なイメージを持たれがちな伝統的メーカーでありながら、個人の主体性を尊重する社風と先進的な労働環境が実現されている点は、同業他社との大きな違いと言えます。
主体的にキャリアを形成したいと考えている就活生にとって、非常に魅力的で働き甲斐のある企業風土が醸成されています。
富士通が求める人物像
富士通の採用サイト(メッセージ)には、富士通のパーパスに共感し、自らのパーパスと重ね合わせて未来を描き、「挑戦」していく人を求めていると書かれています。
この人物像は、自分の目指すことと会社のパーパスを重ね合わせられる人を求めていることを表しています。
自分がこれから何をしたいかを言葉にしておくと、面接でパーパスとのつながりを話しやすくなります。
挑戦、信頼、共感の3つの言葉を物差しにして、自分の経験を整理しておきましょう。
人物像の言葉を使うより、具体的な行動の話で伝えるほうが説得力があります。
パーパスに共感し挑戦できる人
自分がこれから何をしたいかと、富士通の事業がどうつながるかを、自分の言葉で話せるようにしておきます。
富士通は、イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくことをパーパスとして掲げています。
そのため、自分のやりたいことが社会や人の役に立つことにどうつながるかを説明できる人が求められていると読み取れます。
学生時代に、新しいことに挑戦した経験や、誰かの役に立つために工夫した経験があれば、何を考えてどう動いたかまで話せるようにしておきましょう。
挑戦がまだ途中の経験でも、今どこまで進んでいて、次に何をしようとしているかを話せれば十分です。
その経験から何を学び、富士通の仕事でどう生かしたいかまでつなげると、説得力が増します。
面接の前に声に出して話してみて、1分ほどで伝わる長さに整えておきましょう。
自分の言葉でパーパスとのつながりを話せるように準備しておくと、面接で落ち着いて答えられます。
信頼と共感をつくれる人
同じメッセージには、周囲と「信頼」を構築し、「共感」を引き出し合いながら進められる人とも書かれています。
ITの仕事は、顧客やチームの仲間と話し合いながら、システムを形にしていくものが中心です。
そのため、相手の話をよく聞き、信頼を築きながら一緒に進める力が欠かせません。
学生時代に、チームで意見の違いを乗り越えて成果を出した経験があれば、自分がどんな役割を担ったかまで話せるようにしておきましょう。
話すときは、チームの状況、自分の行動、結果の順に整理すると、信頼と共感をつくる姿勢が伝わります。
結果だけでなく、その経験から何を学んだかまで話せると、入社後の姿も想像してもらいやすくなります。
エピソードは1つに絞り、深く話せるようにしておきましょう。
面接では、その経験を富士通の仕事でどう生かしたいかまで話せると評価につながります。
周りの意見を受け止めながら前に進めた経験は、強い材料になります。
オススメの併願企業
富士通を志望する際には、同業他社や類似の事業を展開する企業を併願することで、就職活動全体の視野が広がり選考の成功率も高まります。
システムインテグレーターやITコンサルティング業界には、富士通と競合する魅力的な企業が数多く存在します。
各社の強みや社風、得意とする業界を比較分析することは、富士通への志望理由をより強固にするためにも必要不可欠なプロセスです。
ここからは、富士通の受検生が併願先として検討すべき代表的な4社をご紹介します。
各企業の特徴を理解し、説得力のある併願理由を用意しながら、自分に最適な企業選びを進めていきましょう。
NTTデータ
NTTデータは、国内SIer業界において富士通と並びトップクラスの規模を誇るITサービス企業です。
官公庁や自治体などの行政分野をはじめ、銀行や保険などの金融インフラにおいて極めて強固な顧客基盤を有しています。
大規模かつ社会的影響力の高いシステム構築に強みがあり、国の基盤を支えるようなビッグプロジェクトに携わりたい学生にとって絶好の環境です。
富士通がメーカー発祥の総合力や自社製品を武器にするのに対し、NTTデータは専業SIerとしてマルチベンダーの立場から最適なソリューションを構築する点に特徴があります。
また、海外企業の買収を積極的に進めており、グローバル展開のスピード感も魅力の一つです。
社会の仕組みそのものをITで創り変えたいという強い思いを持つ方や、安定した経営基盤のもとで社会貢献度の高い仕事に挑戦したい方には、最適な併願先となります。
富士通との違いとしてシステム構築の専門性を意識して志望動機を作成すると良いでしょう。
NEC
NECは、富士通と同様に電機・ITメーカーとしての歴史を持ち、長年にわたりライバル関係にある企業です。
特に顔認証をはじめとする生体認証技術やAI技術において世界トップレベルの研究開発力を誇り、社会インフラや防衛、国家レベルのセキュリティ事業に強いアセットを有しています。
富士通が企業向けのDX支援やITサービス全般に強みを持つのに対し、NECは最先端の独自技術を活用した社会ソリューション事業に注力している点が大きな差別化ポイントです。
研究開発重視の姿勢が強く、最先端技術を活用して社会問題の解決に貢献したいと考える学生に深くマッチします。
社風としては堅実で誠実な文化が根付いており、組織として着実にプロジェクトを遂行するチームワークが重視されます。
技術主導で社会課題に向き合う姿勢に共感する方は、独自性の高い技術力と国家規模のプロジェクト実績に着目し、富士通との技術的な違いや事業アプローチの差異を整理した上で選考に臨むことが大切です。
日立製作所
日立製作所は、ITと社会インフラ、プロダクトを融合させた社会イノベーション事業を展開する総合電機・IT企業です。
独自開発のIoTプラットフォームであるルマーダを活用し、製造、エネルギー、交通、都市開発など多岐にわたる産業分野のDX推進に強みを持っています。
富士通が企業のITシステムやビジネスDXの支援に強みを持つのに対し、日立製作所は鉄道や電力などのリアルな物理インフラとITを組み合わせた超大型ソリューションに強みがあります。
圧倒的な事業規模とグローバル市場での存在感があり、世界を舞台にダイナミックな仕事をしたい学生にとって非常に魅力的な環境です。
また、ジョブ型雇用の導入を精力的に進めており、専門性を磨いてキャリアを形成したい方に適しています。
社会基盤全体のイノベーションに関わりたいという意欲がある方は、物理インフラとの融合や圧倒的な事業スケールという日立ならではの強みを理解し、富士通の事業領域との違いを明確にして併願対策を行いましょう。
野村総合研究所(NRI)
野村総合研究所は、シンクタンク由来の高いビジネスコンサルティング能力と、高度なシステム開発力を兼ね備えた超大手ITコンサルティング・SIer企業です。
顧客の経営戦略立案という上流工程からシステムの構築、運用までを一貫して手がけるナビゲーション&ソリューションのビジネスモデルを確立しています。
富士通が幅広い業界に向けて包括的なITサービスを提供するのに対し、野村総合研究所は金融業界や流通業界のコアシステムにおいて圧倒的な強みを持ち、顧客に対する深い業務理解と高い収益性が特徴です。
徹底的な顧客志向と高い成果主義の文化があり、若手のうちからビジネスの第一線でハードに成長できる環境が整っています。
ITを活用して顧客のビジネス価値を極限まで高めたい方や、論理的思考力を活かして経営層に近い位置で働きたい方にとって最高の選択肢となります。
選考では高度な論理的思考力と上流工程へのこだわりが求められるため、富士通との役割の違いを意識して準備を進めてください。
富士通のインターンに落ちたら本選考は受けられない?
富士通の有償インターンに落ちても、本選考には応募できます。
27卒の本選考の応募資格は全学部全学科で、卒業見込みの人または既卒の人とされ、インターンへの参加は入っていませんでした。
27卒の本選考は3月から8月まで毎月募集があったため、応募の機会は1回ではありません。
10月以降は、ICT業界研究セミナーやFujitsu Group Career Workshopなどで企業理解を深められます。
有償インターンは求人ごとのスキルの条件で選ばれるので、落ちたとしても、それは求人との相性によるものと考えましょう。
落ちた理由を振り返るときは、選んだ求人のスキルの条件と自分の経験が合っていたかを見直すと、本選考の職種選びにそのまま生かせます。
富士通のインターンに関するよくある質問
富士通の有償インターンの応募条件に学部の指定はありません。求人ごとに必要なスキルが書かれているため、自分のスキルに合う求人を選んで応募します。
富士通の有償インターンの給与は時給1,800円で、交通費と宿泊費は別に支給されます。
富士通の採用サイトのFAQには、2027年卒の募集では学校推薦と自由応募を一元化し、自由応募での募集のみとしたと書かれています。
富士通の勤務地は、Fujitsu Technology Park(川崎)など国内外の全事業所です。
まとめ
富士通の有償インターンは、1〜3か月ほど職場で実際の業務に取り組み、時給1,800円が支払われるプログラムです。
倍率は公表されていませんが、冬季の求人は195件、前年度の参加者は400名超で、優遇の公式な記載はありません。
28卒の本選考は2027年2月頃に情報が更新される予定なので、プレエントリーを済ませて、求人に必要なスキルを今のうちに磨いておくのが確実です。
本選考は職務を軸にした選考なので、求人や職種の仕事を理解し、自分が何をできるかを具体的に話せるようにしておくことが大切です。
分からないことは、マイページのお知らせや説明会で確かめるようにしましょう。
有償インターンに関心のある人は、来年度の夏の募集に向けて、今からスキルを磨いておきましょう。
