
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
アステラス製薬は、がん・眼科・泌尿器疾患・免疫領域を中心にグローバルで事業展開する国内大手製薬企業です。研究開発職を志望する理系学生にとって、アステラス製薬のインターンシップは将来のキャリアを具体的にイメージできる貴重な機会として知られています。
インターンシップのプログラムは複数のコースに分かれており、理系大学院生を中心に高い人気を誇ります。そのぶん選考の難易度も高く、エントリーシート・Webテスト・面接といった複数の選考ステップを突破しなければなりません。
本記事では、アステラス製薬のインターンシップの選考フロー・倍率・優遇制度・落ちた後の本選考対策まで、理系就活生の視点から詳しく解説します。インターンシップへの参加を検討している28卒の方はぜひ参考にしてください。
また、製薬業界の研究開発職は競争率が非常に高いため、早めの情報収集と準備が合否を分けます。インターンシップに参加することで企業理解が深まり、本選考での志望動機の説得力が増すため、積極的にエントリーすることをおすすめします。
アステラス製薬のインターンは優遇・早期選考ルートが存在すると言われており、参加できるかどうかが本選考の有利・不利に直結する可能性があります。選考対策を万全にして、インターンシップへの参加を目指しましょう。
目次[目次を全て表示する]
【アステラス製薬のインターン】特徴と魅力は?
アステラス製薬のインターンシップは、単なる会社説明にとどまらない「実務体験型」プログラムである点が大きな特徴です。研究開発職コースでは、実際の創薬・製薬プロセスに即した課題に取り組み、社員メンターとともに業務に近い体験ができます。
主な特徴は以下の通りです。
- 複数の職種・コースが用意されており、研究職・製薬技術職・臨床開発職・MR職など幅広い分野をカバーしている
- 少人数制で実施されるコースが多く、社員との距離が近く質問や交流がしやすい環境
- グローバルな製薬企業としてのビジネス視点や研究開発の流れを実体験できる
- インターンシップ参加後に早期選考ルートへ招待されるケースがあると言われている
- 夏・冬ともに複数回の開催が確認されており、参加機会が複数ある
アステラス製薬は「医療用医薬品に特化したグローバル企業」というポジションを明確にしており、インターンシップでもその強みが体感できるプログラム設計になっています。理系院生にとっては、自身の研究との接点を見つける絶好の機会です。
【アステラス製薬のインターン】会社概要の紹介
| 正式名称 | アステラス製薬株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中央区日本橋本町2-5-1 |
| 代表者 | 代表取締役社長 安川 健司 |
| 設立 | 2005年4月1日(山之内製薬と藤沢薬品工業の合併により設立) |
| 資本金 | 1,030億円(2024年3月期) |
| 事業内容 | 医療用医薬品の研究開発・製造・販売。がん・眼科・泌尿器疾患・免疫・ウィメンズヘルス等の疾患領域に注力。世界70以上の国と地域で事業展開。 |
| 従業員数 | 約14,754名(連結、2024年3月期) |
| HP | https://www.astellas.com/jp/ |
アステラス製薬の採用倍率
アステラス製薬の採用倍率は非公開ですが、大手製薬メーカーの中でも特に研究開発職は競争率が高く、数十倍程度にのぼるとも言われています。研究開発職を志望する場合、学部・修士・博士の別や専攻分野によっても倍率が変動します。インターンシップ選考も同様に競争率が高く、応募者の多さに対して採用枠が限られていることが特徴です。
アステラス製薬の平均年収
アステラス製薬の平均年収は約1,046万円程度とも言われており(2025年3月期・有価証券報告書ベース)、国内製薬大手の中でも高水準に位置します。研究職・開発職では専門性が高く評価されるため、理系院卒の新卒採用でも初任給から比較的高い水準が設定されている傾向があります。
理系はどのような職種がある?
アステラス製薬における理系向けの主な職種は以下の通りです。
- 研究職:新薬の候補物質を探索・最適化する業務。有機化学・薬理学・生化学・分子生物学などのバックグラウンドを持つ院生が多い
- 製薬技術職:製剤開発・生産プロセス開発などを担当。化学工学・薬学系の知識が活きる
- 臨床開発職(クリニカルサイエンティスト):治験の計画・管理・解析を担う。医学・薬学・統計学のバックグラウンドを持つ人材が求められる
- ファーマコヴィジランス(PV)職:医薬品安全性情報の収集・評価・報告を担当
- エンジニアリング職:製造設備・生産設備のエンジニアリングを担う。機械・電気・化学系が対象
採用実績のある大学・大学院
アステラス製薬は理系大学院修士・博士課程を中心に採用を行っており、東京大学・京都大学・大阪大学・東北大学・名古屋大学・北海道大学などの旧帝大や、早稲田大学・慶應義塾大学・東京工業大学・薬系大学(東京薬科大学・北里大学等)から採用実績があると言われています。ただし公式の採用大学リストは公開されていないため、出身大学だけで合否が決まるものではありません。専攻・研究内容・スキルが重視される傾向があります。
【アステラス製薬のインターン】インターンの概要
インターンの内容
アステラス製薬のインターンシップは複数のコースに分かれており、コースによって内容・対象者・期間が異なります。主なコースは以下の通りです。
- 研究開発職インターンシップ:研究職・製薬技術職を対象としたプログラム。実際の研究テーマに近い課題への取り組みや、研究員との交流が中心
- 臨床開発・プロジェクト推進コース:治験の立案・評価など臨床開発業務を体験する2日間程度のプログラム
- ファーマコヴィジランス(PV)職インターンシップ:医薬品安全性情報の評価業務を体験する短期プログラム
- エンジニアリング職 仕事体験プログラム:製造・設備エンジニアリングの現場を体験するプログラム
- MR職インターンシップ:医療情報担当者(MR)の業務を体験するプログラム。文理問わず参加可能なコースが含まれる
いずれのコースも、業務に近いリアルな体験ができる実務型プログラムとして設計されています。
締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール
アステラス製薬のインターンシップは夏・秋・冬にわたって複数回開催される傾向があります。過去の開催実績をもとにした目安は以下の通りです(年度・コースによって変動するため、必ず公式採用サイトで確認してください)。
- 夏インターン:6〜8月頃エントリー受付、8〜9月頃開催
- 秋・冬インターン:9〜10月頃エントリー受付、10〜12月頃開催
エントリー締め切りは早いコースで夏に8月中旬までとなるケースもあるため、公式の採用サイトやマイページで早めに情報を確認するようにしましょう。
アステラス製薬のインターンの特徴
アステラス製薬のインターンシップの特徴として、コース別の専門性の高さが挙げられます。研究開発職コースでは、単に職場見学をするだけでなく、実際に業務に近い課題に取り組む実務体験型の内容が中心です。また、少人数制で行われるコースが多いため、社員との交流時間が設けられており、現場のリアルな声を聞く機会が得やすいと言われています。グローバル展開する企業としての視点や、創薬のプロセス全体を俯瞰できる点も魅力のひとつです。
【アステラス製薬のインターン】インターンの選考フロー
アステラス製薬のインターンシップ選考は、コースによって一部異なりますが、以下のような流れが基本となっています。
公式採用サイトからマイページを作成し、希望コースにエントリーします。コースごとに募集期間が異なるため早めの確認が必要です。
志望動機・自己PR・研究概要(理系コースの場合)などをESに記載して提出します。研究職コースでは研究の概要や取り組みの姿勢を問う設問が多い傾向があります。
言語・非言語の基礎学力テストおよび性格診断が課されます。SPI形式またはそれに類するテストが採用されていると言われています。
コースによってグループディスカッションが実施される場合と、個人面接が実施される場合があります。GDでは製薬業界に関連するテーマが出題されるケースがあります。
人事担当者や現場社員による面接が実施されます。志望動機・研究内容・入社後にやりたいことなどが問われます。
選考通過者に参加案内が届きます。プログラム当日は全日程への参加が前提となるコースが多いため、スケジュールを確認しておきましょう。
なお、コース・年度によって選考ステップの構成が変わる場合があります。最新情報は公式採用サイトで確認することをおすすめします。
【アステラス製薬のインターン】インターンの倍率・難易度
難易度はどれくらい?
アステラス製薬のインターンシップ選考は、国内製薬メーカーの中でも難易度が高い部類に入ると言われています。特に研究開発職コースは理系大学院生が主なターゲットであり、専門的な研究背景と論理的な思考力の両方が求められます。ESの段階で研究概要の記述が必要なコースもあり、単純な汎用的エントリーとは異なる準備が必要です。
倍率が高い理由
倍率が高くなる背景には、以下のような要因があります。
- アステラス製薬は国内製薬大手5社の一角であり、製薬業界を志望する理系院生のあこがれ企業として名前が挙がりやすい
- インターンシップへの参加が優遇・早期選考につながる可能性があると広く知られており、本選考を見据えて多くの学生がエントリーする
- コースごとの採用枠が少人数に設定されているため、応募者数に対して通過枠が絞られやすい
選考通過率はどれくらい?
アステラス製薬のインターンシップ選考通過率は公式には発表されていません。就活生の体験記をもとにした推測では、人気コース(研究開発職等)では数%〜十数%程度にとどまる可能性があるとも言われていますが、年度・コース・応募者の質によって変動します。通過率の数値にとらわれず、ES・Webテスト・面接それぞれの対策を丁寧に行うことが重要です。
夏と冬どっちが倍率が高い?
一般的に夏インターンは就活解禁後の最初の機会として知名度が高く、応募者数が集中しやすいため倍率が高くなる傾向があると言われています。一方、冬インターンは秋以降に開催されるため、夏に参加できなかった学生が再度エントリーするほか、夏と異なるコースが追加されることもあります。どちらが有利かは一概には言えませんが、エントリー機会を増やすという意味では、夏・冬ともに積極的にエントリーすることをおすすめします。
【アステラス製薬のインターン】インターン優遇はある?
早期選考優遇
アステラス製薬のインターンシップ参加者が早期選考に招待されるケースがあると、複数の就活情報サービスで報告されています。ただし、優遇が確約されているわけではなく、インターンシップ中のパフォーマンスや評価が関係するとも言われています。インターンシップへの参加は早期選考への入り口になり得るという意識で、積極的に取り組むことが大切です。
本選考優遇
インターンシップ参加者が本選考の一部ステップを免除・優遇されるケースがあるとも報告されていますが、制度の詳細は年度によって変わる可能性があります。本選考優遇の有無や内容については、インターンシップ期間中に社員や採用担当者に直接確認するのがもっとも確実です。
リクルーター・推薦との関係
アステラス製薬では、インターンシップ参加後に社員からのフォローアップ連絡(いわゆるリクルーター制度)が行われるケースがあると言われています。リクルーターとの接触は本選考への道筋を作る重要な機会です。一方、学校推薦(学部・大学院からの指定校推薦)については、研究開発職での活用実績があるとも言われますが、詳細は大学のキャリアセンターへ確認することをおすすめします。
【アステラス製薬のインターン】学部生と院生どちらが有利?
アステラス製薬の研究開発職インターンシップにおいては、大学院修士・博士課程の理系学生が主なターゲットになっていると言われています。実際の募集要項でも「大学院生対象」と明記されているコースが存在します。研究概要の記述が求められるコースでは、研究室での実験・分析経験が評価されるため、院生が有利になりやすい傾向があります。
一方で、MR職コースや仕事体験型プログラムなど、学部生・文系学生を含む広い層を対象としたコースも存在します。自分の学年・専攻に合ったコースを選んでエントリーすることが重要です。
なお、インターンシップを経て本選考に進む場合も、研究開発職は修士・博士号取得(見込み)が条件となるケースが多いため、学部生の場合は将来の大学院進学も視野に入れた情報収集をするとよいでしょう。
【アステラス製薬のインターン】選考通過するためのポイント
志望動機を完璧に答えられるようにする
アステラス製薬のインターンシップ選考では、「なぜ製薬業界か」「なぜアステラス製薬か」「インターンシップで何を学びたいか」という三段構えの志望動機が問われます。特に研究開発職コースでは、自身の研究テーマとアステラス製薬の注力領域(がん・眼科・泌尿器・免疫等)との接点を具体的に語れることが高い評価につながります。他社との差別化ポイントを事前に調べ、「アステラスでなければならない理由」を明確にしておきましょう。
Webテスト・適性検査の対策をする
Webテストは多くの大手企業で足切りとして機能しています。アステラス製薬でもWebテストが選考に使われているとされており、特に基礎的な数的処理・言語能力の問題が出題されると言われています。SPIや玉手箱などの主要な形式の問題集を繰り返し解き、時間内に正確に解答できる状態を作っておくことが重要です。
研究概要・技術面接の対策をする
理系コースの選考では、研究内容についての質問が必ずと言っていいほど行われます。「研究テーマの概要」「研究の意義・目的」「現状の課題と取り組み方」「研究から得た学び」をA4用紙1〜2枚程度でまとめ、専門外の人にもわかりやすく説明できるよう練習しておきましょう。研究の深さよりも、論理的に伝える力・仮説思考・問題解決への姿勢が評価されると言われています。
【アステラス製薬のインターン】評価される人物像
変化の中でも自ら課題を設定し行動できる人
アステラス製薬はグローバルな製薬企業として、急速に変化する医療・科学の最前線に立ち続けています。そのため、与えられた業務をこなすだけでなく、自ら課題を発見し、主体的に行動できる人材が評価される傾向があります。インターンシップの選考においても、「問題に直面したときにどう動いたか」「自分の研究で工夫した点はどこか」などが問われることがあります。具体的なエピソードを通して主体性を示せるように準備しておきましょう。
多様な他者と協働し成果を出せる人
アステラス製薬の企業文化として、多様性(ダイバーシティ)と協働(コラボレーション)が重視されています。グループディスカッション選考では、自分の意見を論理的に発信しつつ、他者の意見を尊重してチームとして結論を導く能力が評価されます。自分だけが目立とうとするのではなく、チーム全体のアウトプットを高めることを意識した行動が求められます。
【アステラス製薬のインターン】インターンに落ちたら本選考は受けられない?
インターンシップの選考に落ちたとしても、本選考にエントリーすることは可能です。インターンシップの不合格が本選考に直接影響するという公式の情報はなく、本選考は独立した選考プロセスとして進められます。
ただし、インターンシップに参加した学生が優遇・早期選考ルートで有利に進む可能性があるため、参加できなかった場合はその分を通常の選考対策で補う必要があります。OB・OG訪問を活用して企業理解を深めたり、業界研究を強化したりすることで、インターン参加者との差を縮めることができます。
インターンシップに落ちた経験は、ES・面接の弱点を見直す機会ととらえ、本選考に向けて対策を立て直す時間として活用しましょう。
【アステラス製薬のインターン】アステラス製薬のインターンに関するよくある質問
正式には「オープン・カンパニー」「仕事体験」などの区分が設けられていますが、本記事では就活生の間での慣例に従い「インターンシップ」「インターン」と表記しています。
文系でも参加できますか?
コースによっては文系学生も参加可能です。MR職インターンシップや一部の仕事体験型プログラムは文理問わず参加できるケースがあります。一方、研究開発職・製薬技術職・臨床開発職などのコースは理系学生(特に大学院生)を対象としていることが多いです。エントリー前に各コースの応募資格を公式サイトで確認することをおすすめします。
研究・授業と両立できますか?
インターンシップの期間は数日〜1週間程度のプログラムが多く、長期間にわたる拘束は少ない傾向があります。ただし、ESの作成・Webテスト・面接の準備に一定の時間を要するため、研究の繁忙期と重なる場合は計画的にスケジュールを管理することが必要です。インターンシップへの参加は長期的なキャリア形成にも役立つため、時間を確保してでも参加する価値は十分にあると言えます。
インターンシップに参加すると内定に有利になりますか?
アステラス製薬のインターンシップ参加者が早期選考や本選考で優遇されるケースがあると就活生の間で報告されています。ただし、優遇が保証されているわけではなく、インターンシップ中のパフォーマンスや企業との相性も関係すると考えられます。参加するだけでなく、プログラムを通して企業理解を深め、積極的に社員と交流することが大切です。
何年生からエントリーできますか?
コースによって対象学年が異なります。研究開発職コースは大学院生(修士1年・2年、博士課程)を対象とすることが多く、学部生向けのコースや学年不問のコースも存在します。自分の学年・専攻に合ったコースを選んでエントリーするようにしましょう。
【アステラス製薬のインターン】まとめ
本記事では、アステラス製薬のインターンシップについて、特徴・会社概要・選考フロー・倍率・優遇制度・本選考との関係まで幅広く解説しました。
アステラス製薬はグローバルな医療用医薬品メーカーとして高い知名度を持ち、理系院生に人気の就職先のひとつです。インターンシップは複数のコースが設けられており、研究開発職をはじめとした実務体験型プログラムが特徴です。
選考はES・Webテスト・GD・面接という複数のステップで構成され、難易度は高いものの、しっかり対策すれば通過の可能性を高めることができます。特に研究概要の整理・志望動機の深掘り・Webテスト対策を早めに始めることが重要です。
インターンシップへの参加が早期選考や本選考への優遇につながる可能性もあるため、28卒の理系就活生はできるだけ早い段階でエントリーを検討してください。本記事を参考に、アステラス製薬のインターンシップ選考突破に向けた準備を進めていきましょう。

