
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
キリンホールディングスのインターンシップへの参加を検討している28卒の就活生のなかには、「倍率はどれくらい?」「選考フローが知りたい」「理系・院生でも参加できる?」といった疑問を持つ方が多いのではないでしょうか。
キリンホールディングスはビール・飲料・医薬・ヘルスサイエンスにまたがる事業を展開するキリングループの持株会社であり、就活生からの人気・知名度ともに高い企業です。そのためインターンシップの競争率も高く、事前の対策なしに臨むのは難しいといえます。
インターンシップにはマーケティングコース・エンジニアリングコース・生産/品質保証/技術開発コースなど複数のコースがあり、特に理系学生・大学院生を対象とした技術系コースが充実しています。インターンシップへの参加が本選考に有利に働くと感じている参加者は8割超ともいわれており、早期から対策しておくことが重要です。
本記事では、キリンホールディングスのインターンシップの概要・選考フロー・倍率・優遇制度・落ちた後の本選考対応まで、理系視点を交えながら詳しく解説します。インターンシップへの参加を通じて早期内定につなげるためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次[目次を全て表示する]
【キリンホールディングスのインターン】特徴と魅力は?
キリンホールディングスのインターンは、単なる職場見学にとどまらず、実際のビジネス課題に取り組むワークショップ型のプログラムが中心です。マーケティングコースでは新商品開発や既存ブランドの戦略立案、エンジニアリングコースでは工場での課題解決型グループワークなど、現場に近い体験ができます。
特に理系学生にとっての魅力は、研究・生産・品質保証・技術開発の各領域で実務に近い課題に取り組めるコースが用意されている点です。キリンビール横浜工場などでの現場体験と、中野本社でのプレゼンテーションを組み合わせたプログラムは、技術職・研究職の仕事を体感できる貴重な機会といえます。
また、社員との座談会や個別面談の機会が設けられることが多く、実際に働く社員のリアルな声を聞けることも大きな魅力の一つです。キリングループ全体の事業フィールドの広さ(飲料・医薬・ヘルスサイエンス)を肌で感じられるため、入社後のキャリアイメージも描きやすくなるでしょう。
【キリンホールディングスのインターン】会社概要の紹介
| 正式名称 | キリンホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都中野区中野四丁目10番2号 中野セントラルパークサウス |
| 代表者 | 代表取締役社長 磯崎功典(2025年時点) |
| 設立 | 2007年7月(持株会社体制移行) |
| 資本金 | 約1,021億円(2024年12月期時点) |
| 事業内容 | ビール・飲料・食品・医薬・ヘルスサイエンス事業(キリングループの統括) |
| 従業員数 | 連結約31,144名(2025年12月期) |
| 公式HP | https://www.kirinholdings.com/ |
キリンホールディングスの採用倍率
キリンホールディングスの本選考における採用倍率は、数十倍から100倍以上ともいわれています。ただし、コース・職種・年度によって大きく変動するため、正確な数値として断定することは難しい状況です。知名度・ブランド力の高さから応募者数は多く、全体として高倍率の選考が続いているといえます。
キリンホールディングスの平均年収
有価証券報告書および各種調査データによると、キリンホールディングスの平均年収は約999万円程度(平均年齢41.6歳)とされています。国内上場企業のなかでも高水準の年収帯であり、長期的なキャリアを見据えた就職先として魅力的な水準といえるでしょう。
理系はどのような職種がある?
キリンホールディングスのグループ全体では、理系学生・大学院生を対象とした職種が幅広く用意されています。主な職種・配属先としては以下のようなものが挙げられます。
- 研究開発職(飲料・食品・医薬・ヘルスサイエンス領域の研究)
- 生産技術職(製造ライン設計・改善・効率化)
- 品質保証職(原料から製品までの品質管理・分析)
- エンジニアリング職(設備・機械・プラント管理)
- 情報システム・デジタル職(DX推進・データ活用)
特に大学院修士課程・博士課程を修了見込みの学生向けには、研究所への配属を想定した採用ルートが設けられており、専門性を活かしたキャリアを歩みやすい環境が整っています。
採用実績のある大学・大学院
キリンホールディングスは採用実績のある大学を公式に開示していませんが、一般に旧帝大・早慶・MARCH・理系単科大学など幅広い大学・大学院からの採用実績があるとも言われています。技術系職種においては研究内容や専門性が重視される傾向があり、大学名よりも研究テーマとの適合性や実績を重視した選考が行われるともいわれています。
【キリンホールディングスのインターン】インターンの概要
インターンの内容
キリンホールディングスのインターンシップは、コースによって内容が大きく異なります。主なコースの概要は以下のとおりです。
- マーケティングコース(KIRIN WORKSHOP):3日間のワークショップ形式。ブランド戦略立案・新商品提案などのグループワークを通じて、マーケターの思考プロセスを体感します。全学部・全学科が対象です。
- エンジニアリングコース:2〜3日間。工場でのフィールドワークと本社でのグループ発表を組み合わせた形式。製造・技術部門の実務を体感できます。主に理工系学生が対象となることが多いとされています。
- 生産・品質保証・技術開発コース:研究や品質管理の現場に触れるプログラム。大学院生や技術系学部生を中心に募集されることが多いとされています。
締め切りはいつ?夏・冬の募集スケジュール
キリンホールディングスのインターンシップは、夏(8〜9月)と冬(1〜2月)の2シーズンに分けて開催される傾向があります。各コースの応募締め切りは開催月の1〜2カ月前に設定されることが多く、夏のプログラムであれば6〜7月ごろ、冬のプログラムであれば11〜12月ごろが目安とも言われています。ただし年度によってスケジュールが変わるため、公式採用サイト(careers.kirinholdings.com)や就活ナビサイトで最新情報を確認するようにしてください。
キリンホールディングスのインターンの特徴
キリンホールディングスのインターンシップは、次のような特徴があります。
- 対面開催が基本:中野本社や工場での対面プログラムが多く、現場のリアルな雰囲気を体感できます。
- グループワーク中心:チームで課題に取り組むワークショップ形式のため、コミュニケーション力・論理的思考力が求められます。
- 社員との接点が多い:座談会・フィードバック面談など、現役社員から直接話を聞く機会が設けられています。
- 本選考への影響が大きい:後述するように、インターンシップ参加が本選考に有利に働くとの声が多く報告されています。
【キリンホールディングスのインターン】インターンの選考フロー
キリンホールディングスのインターンシップ選考は、一般的に以下のフローで進むとされています。コースや年度によって一部異なる場合があるため、応募時に必ず公式情報を確認してください。
公式採用サイトまたは就活ナビサイトからエントリー。マイページを作成し、基本情報を入力します。
志望動機・自己PR・学業や研究内容などを記入します。技術系コースでは研究概要の記載が求められることが多いとされています。
TG-WEBや玉手箱などのWebテストが課されることが多いとも言われています。言語・非言語・英語・性格適性が含まれます。
一部のコースでは、対面面接前にAI面接や録画式の動画面接が実施されることがあります。論理的な回答と丁寧なコミュニケーションが評価ポイントとされています。
人事・現場社員による面接が行われます。志望動機の深掘り・研究内容の説明・コンピテンシー確認などが中心です。結論ファーストで答えることが重要といわれています。
合否の連絡があり、通過者はインターンシップに参加します。複数の日程から選択できる場合もあります。
【キリンホールディングスのインターン】インターンの倍率・難易度
難易度はどれくらい?
キリンホールディングスのインターンシップは、就活生からの人気が非常に高く、全体として難易度は高めといえます。ES・Webテスト・面接と複数の選考ステップがあるため、各段階でしっかりとした対策が必要です。特にESと面接では「なぜキリンなのか」という志望動機の具体性が重視される傾向があるとも言われています。
倍率が高い理由
倍率が高い主な理由として、以下が挙げられます。
- ブランド力の高さ:キリングループは国内外に広く知られたブランドであり、毎年多くの就活生が応募します。
- 事業領域の広さ:飲料・医薬・ヘルスサイエンスと多岐にわたる事業があり、理系・文系問わず興味を持つ学生が多いです。
- 本選考への優遇:インターン参加が本選考に有利に働くとの評判が広まっており、インターンそのものへの応募が増加しています。
- 定員が限られる:各コースの定員が絞られているため、必然的に競争率が高くなります。
選考通過率はどれくらい?
インターンシップの選考通過率については、公式に開示されていないため正確な数値は不明です。ただし複数の就活情報サイトでの体験談をもとにすると、ESから最終的なインターン参加まで通過できる割合はかなり低いとも言われており、十分な対策が必要といえます。
夏と冬どっちが倍率が高い?
一般的に夏インターンシップは応募者数が多く、競争が激しい傾向があるともいわれています。冬インターンシップは夏に比べて募集コース・定員が絞られる場合もありますが、本選考直前期のため参加意義は大きいとされています。どちらも早めのエントリーと丁寧な対策が不可欠です。
【キリンホールディングスのインターン】インターン優遇はある?
早期選考優遇
キリンホールディングスのインターンシップに参加した学生の多くが「インターン参加が本選考に有利に働いた」と感じているという調査結果があります。インターン参加後に早期の選考案内やイベント案内が届くケースがあるとも言われており、早期選考ルートへの入り口として機能することがあるとされています。ただし公式に「早期選考保証」を明言しているわけではなく、参加したからといって必ず優遇されるとは限りません。
本選考優遇
特にエンジニアリングコースなど一部の技術系インターンシップでは、本選考において優遇制度が設けられているとの情報があります。インターンシップでの評価が良好だった学生には、本選考の一部ステップが免除・短縮される可能性があるとも言われています。ただし優遇の有無や内容は年度によって変わるため、参加後に個別に確認することを推奨します。
リクルーター・推薦との関係
キリンホールディングスでは、インターンシップを通じて社員との接点ができ、参加後にリクルーターが付くケースがあるとも言われています。リクルーターとの面談やフォローアップは非公式のサポートにとどまることが多いですが、本選考に向けた情報収集・モチベーション維持において大きな役割を果たすとされています。大学推薦制度については公式に詳細が公開されていないため、大学のキャリアセンターへの確認も有効です。
【キリンホールディングスのインターン】学部生と院生どちらが有利?
技術系コース(エンジニアリング・生産/品質保証/技術開発・研究開発)については、大学院修士課程・博士課程に在籍する学生を対象とした募集が設けられている場合があり、専門的な研究実績が評価されやすい傾向があるともいわれています。特に研究内容と事業領域(飲料・食品・医薬・ヘルスサイエンス)が合致している院生は、技術面接などでアピールしやすい状況にあるといえるでしょう。
一方、マーケティングコースや営業コースは全学部・全学科を対象としており、学部生でも十分に挑戦できます。文系・理系・学部生・院生を問わず、コースに合わせた志望理由と自己PRの完成度が選考通過の鍵になります。一概に「院生が有利」とはいえず、コース選びとそれに合わせた準備が重要です。
【キリンホールディングスのインターン】選考通過するためのポイント
志望動機を完璧に答えられるようにする
インターンシップ選考における面接では、「なぜキリンホールディングスなのか」「なぜこのコースなのか」という志望動機の深掘りが必ず行われるとも言われています。キリングループの競合他社(サントリー・アサヒ・サッポロなど)との差別化を意識し、「キリンでなければならない理由」を具体的に語れるように準備しましょう。事業内容・企業理念・社員のインタビュー記事などを事前にしっかりリサーチしておくことが重要です。
Webテスト・適性検査の対策をする
TG-WEBや玉手箱が実施されるとも言われており、特に非言語(数的処理)の難易度が高いとされています。市販の問題集や模擬テストサイトを活用して、速く正確に解く訓練を積んでおきましょう。また性格適性検査では「協調性」「チャレンジ精神」「誠実さ」が問われる傾向があるとも言われており、無理に取り繕うのではなく自然体で答えることが推奨されています。
研究概要・技術面接の対策をする
技術系コースを志望する理系学生・院生にとっては、研究概要の説明と技術面接の対策が非常に重要です。自分の研究テーマをわかりやすく説明できる「3分・1分研究プレゼン」を事前に用意しておきましょう。また「研究とキリンの事業との接点」を説明できるよう、グループ内研究や製品への応用可能性を考えておくと面接での印象が格段に上がります。専門用語を多用しすぎず、文系の面接官にも伝わる言葉で説明する練習も有効です。
【キリンホールディングスのインターン】評価される人物像
チームで課題を動かせる協働力がある人
キリンホールディングスのインターンシップはグループワーク中心のプログラムが多く、チームの中で自分の役割を理解し、他者と協力しながら成果を出す力が評価されます。リーダーシップ一辺倒ではなく、チームの状況を読んで動けるかどうかが重視されるともいわれています。過去の経験の中でチームに貢献した具体的なエピソードを準備しておきましょう。
キリンのビジネスへの深い興味と好奇心がある人
キリングループが展開する飲料・医薬・ヘルスサイエンスなどの事業領域に対して、自分なりの視点で興味や問いを持てる学生が評価される傾向があるとも言われています。「好きな商品があるから」という表面的な動機にとどまらず、「なぜその事業に社会的意義があるのか」「自分はどう貢献できるか」という視点を持つことが重要です。業界研究・競合比較を通じて、キリングループならではの強みを自分の言葉で語れるよう準備しましょう。
【キリンホールディングスのインターン】インターンに落ちたら本選考は受けられない?
インターンシップの選考に落ちても、本選考へのエントリー資格は基本的に失われません。インターンシップと本選考は別の選考ルートであり、インターン不合格が本選考の応募資格に影響するわけではないとされています。
ただし、インターンシップ参加者が早期選考ルートや優遇を受ける場合、非参加者は通常の本選考ルートで応募することになるため、スタートラインが異なる可能性はあります。インターンに落ちた場合は、落ちた原因を分析し(ESの完成度・Webテストの点数・面接の準備不足など)、本選考に向けて改善することが大切です。
また、冬のインターンシップや会社説明会・OB/OG訪問などを通じて、インターン非参加でも企業理解を深める機会はあります。あきらめずに本選考に挑むことが、最終的な内定への近道といえるでしょう。
【キリンホールディングスのインターン】キリンホールディングスのインターンに関するよくある質問
なお、正式にはオープン・カンパニーやキャリア教育区分に当たるプログラムも含まれますが、本記事では慣例に従いインターンと表記しています。
Q. 文系でも参加できる?
マーケティングコースや営業コースは全学部・全学科が対象です。文系学生でも積極的に応募できます。ただし技術系コース(エンジニアリング・生産/品質保証・研究開発など)は理工系学部・大学院生を対象としていることが多く、応募要件を事前に確認することが重要です。
Q. 研究・授業と両立できる?
インターンシップは2〜3日間の短期プログラムが多いため、授業・研究との両立は比較的しやすいとも言われています。ただし選考期間(ES提出・Webテスト・面接)は1〜2カ月に及ぶため、学業との日程調整を早めに行うことが重要です。夏休みや年末年始の休暇期間に日程が組まれていることも多いため、スケジュールを確認しながら計画的に準備しましょう。
Q. インターンシップに参加しないと本選考は不利になる?
インターンシップへの参加が本選考に有利に働くとの声は多くあります。ただし、インターン未参加であっても本選考への応募は可能です。インターン参加者が得られる社員との接点や早期情報という点で差が生まれる可能性はありますが、本選考での志望動機・ES・面接の完成度が最終的には評価の核心になります。OB/OG訪問や説明会を積極的に活用することで、インターン非参加のハンデを補うことができます。
Q. 理系院生はどのコースに応募するべき?
理系院生は技術系のコース(エンジニアリング・生産/品質保証/技術開発・研究開発)への応募が研究内容をアピールしやすく、有利に働く可能性があるとも言われています。自分の研究領域(食品科学・生命科学・化学・機械・情報など)とキリングループの事業領域との接点を事前に整理したうえで、最も強みをアピールできるコースを選ぶことを推奨します。
【キリンホールディングスのインターン】まとめ
本記事では、キリンホールディングスのインターンシップについて、特徴・会社概要・選考フロー・倍率・優遇制度・落ちた後の対応まで詳しく解説しました。
キリンホールディングスのインターンシップは人気・競争率ともに高く、ES・Webテスト・面接のすべてにおいてしっかりとした準備が必要です。特に「なぜキリンなのか」という志望動機の具体性と、技術系コース志望者における研究内容の説明力が選考通過の鍵となります。
インターンシップへの参加は本選考優遇や早期選考ルートへの入り口になる可能性があり、早めのエントリーと対策が内定への近道です。ぜひ本記事の内容を参考に、万全の準備でキリンホールディングスのインターンシップに挑んでください。

