【28卒】SPIの7割はどのレベル?通過できる企業の目安と偏差値換算をわかりやすく解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

SPIの対策を進める28卒から、「7割取れればどのくらいのレベルなの?」という質問がよく寄せられます。

SPIは点数が開示されないため、7割という得点がどの程度の位置づけなのか、イメージしにくいのが実情です。

この記事では、SPIの7割がどのレベルにあたるのかを偏差値換算とともに解説し、通過できる企業の目安を編集部が整理します。目標設定の参考にしてください。

この記事の対象読者
  • 28卒でサマー選考・秋インターンに挑む大学3年生
  • SPIの7割がどのレベルか知りたい
  • 通過できる企業の目安を把握したい人
  • 偏差値換算で自分の位置を知りたい人

SPIの7割はどのくらいのレベルか

まずは、SPIで7割を取るということがどの程度の実力を意味するのかを確認しましょう。全体像をつかむと目標が明確になります。

7割の位置づけ

SPIで7割を取れる実力は、受検者全体の中で平均よりやや上に位置すると考えられます。多くの企業のボーダーを超えられる、実用的な水準です。

SPIは受検者のレベルが幅広いため、7割を安定して取れれば上位層に食い込めます。しっかり対策した人が到達できるラインといえます。

ただし、人気企業や難関企業ではさらに高い得点が求められることもあります。7割で万全とは限らない点は理解しておきましょう。

それでも、7割は多くの企業で通用する現実的な目標です。まずはここを目指して対策を進めるのが賢明といえます。

7割という水準は、努力すれば十分に到達可能なラインです。地頭の良し悪しよりも、どれだけ演習を積んだかで到達できるかどうかが決まります。

逆に言えば、対策なしで臨むと7割に届かないことも多いテストです。だからこそ、事前の準備がそのまま結果に反映される公平な関門ともいえます。

偏差値に換算するとどのくらいか

SPIの得点を偏差値に換算すると、7割はおおむね偏差値55〜60程度に相当すると考えられます。ただしこれは編集部が公開情報から推定した目安です。

偏差値50が平均であることを踏まえると、7割は平均を明確に上回る水準です。上位3割程度に入るイメージを持つとよいでしょう。

偏差値60を超えると、多くの企業のボーダーを余裕を持って超えられるとされます。7割はその一歩手前の、実用的な位置づけです。

企業のボーダーは偏差値で設定されることが多いため、偏差値の感覚を持っておくと目標が立てやすくなります。自分の位置を客観視できます。

偏差値換算はあくまで目安ですが、自分の立ち位置を把握する手がかりになります。

素点と偏差値の関係

SPIでは、素点そのものではなく偏差値で評価されるのが基本です。同じ7割でも、問題の難易度によって偏差値は変わります。

難しい回で7割を取れば偏差値は高くなり、易しい回なら偏差値は低くなります。周囲との相対的な位置で評価される仕組みです。

そのため、「7割=常に同じ評価」ではない点に注意が必要です。あくまで受検者集団の中での位置づけが重視されます。

とはいえ、安定して7割を取れる実力があれば、多くの場面で偏差値55以上を確保できると考えられます。実力の底上げが最も確実です。

素点と偏差値の関係を理解し、相対評価であることを前提に対策を進めましょう。

編集部からのワンポイント

SPIの7割は偏差値55〜60程度、上位3割ほどのイメージです。多くの企業のボーダーを超えられる実用的な水準なので、まずは7割の安定を目標にするのがおすすめです。数字は目安として捉えましょう。

SPIの得点と偏差値の仕組み

SPIの評価がどのように決まるのか、その仕組みを理解しておくと対策の方向性が定まります。

SPIは相対評価

SPIの能力検査は、受検者全体の中での相対的な位置で評価されます。絶対的な点数ではなく、周囲と比べてどうかが問われます。

つまり、自分が難しいと感じた問題は、他の受検者も難しく感じている可能性が高いのです。全体の出来が悪ければ、多少の失点は相対的にカバーされます。

この仕組みを知っていれば、「できなかった」という感覚に振り回されずに済みます。手応えと実際の評価はずれることが多いものです。

相対評価だからこそ、周囲より一歩上を行く実力をつけることが通過の鍵になります。人並みの対策では平均止まりです。

相対評価の性質を理解し、上位に入る対策を意識しましょう。

偏差値でスコアが決まる

SPIのスコアは、偏差値の形で企業に報告されると考えられています。企業はこの偏差値に基づいて合否を判断します。

偏差値50が平均で、そこからどれだけ上にいるかで評価が決まります。偏差値が高いほど、通過できる企業の幅が広がります。

企業ごとにボーダーとなる偏差値は異なります。人気企業ほど高い偏差値を求める傾向があります。

自分の偏差値を直接知ることはできませんが、通過実績からおおよその位置を推定できます。複数企業の結果を見ると傾向がつかめます。

偏差値でスコアが決まる以上、相対的に上位に入ることが目標になります。

段階評価との関係

SPIの結果は、企業向けに段階評価(7段階など)で示されることもあるとされます。偏差値を段階に分けて、わかりやすく報告する形式です。

段階が高いほど、能力検査で高い評価を得ていることを意味します。企業は段階を見て足切りの判断をすることがあります。

7割の実力があれば、段階評価でも上位に位置づけられると考えられます。安定した得点が高い段階につながります。

段階評価の詳細は公開されていないため、確実なことは言えません。仕組みの一端として理解しておくとよいでしょう。

いずれの評価方式でも、正答率を高く保つことが高評価への道です。

7割で通過できる企業の目安

では、7割の実力でどのような企業を通過できるのでしょうか。企業レベル別の目安を整理します。

7割で通る企業レベル

7割を安定して取れれば、多くの一般的な大手企業・優良企業のボーダーを超えられると考えられます。実用的な水準の目安です。

中堅からそこそこの人気企業まで、幅広くカバーできる実力といえます。就活の選択肢を大きく広げられます。

ただし、最難関企業では7割でも届かないことがあります。志望企業のレベルによっては、さらなる上積みが必要です。

7割は「多くの企業に通用するが、最難関には一歩足りない」水準と捉えるとよいでしょう。目標として現実的です。

まずは7割を確実にして、選択肢を広げることを目指しましょう。多くの企業に通用する実力があれば、就活の進め方に余裕が生まれます。

7割を確保できれば、あとは志望企業の水準に応じて上積みするだけです。土台さえ固めておけば、応用は難しくありません。

8割以上が必要な企業

外資系金融やコンサル、超人気企業では、8割以上の高い得点が求められるとされます。応募者のレベルが高く、競争が激しいためです。

これらの企業を志望するなら、7割では安心できません。さらに上を目指した入念な対策が必要になります。

8割を取るには、苦手分野をなくし、スピードと正確性を両立させる必要があります。相応の努力が求められます。

高ボーダー企業を目指すなら、早い段階から計画的に対策を進めることが不可欠です。夏のうちに動き出しましょう。

最難関企業志望者は、8割を目標に対策を組み立てるのが現実的です。

6割前後で通る企業

一方、それほどボーダーが高くない企業では、6割前後でも通過できることがあります。すべての企業が高得点を求めるわけではありません。

ただし、6割はあくまで最低ラインに近い水準です。安心して臨むには、もう少し上を目指しておくのが無難です。

6割で通る企業でも、他の受検者の出来次第では届かないこともあります。相対評価であることを忘れないようにしましょう。

幅広い企業に対応するには、やはり7割を目標にしておくのが安全です。余裕を持った得点力を身につけましょう。

企業レベルに応じて、必要な得点の目安を把握しておくことが大切です。すべての企業で満点を狙う必要はなく、志望度に応じて力の入れどころを変えるのが効率的です。

本命企業のボーダーが高いなら、そこに照準を合わせて対策を組み立てましょう。滑り止めの企業まで完璧を求めると、時間がいくらあっても足りません。

業界・企業別のボーダー傾向

ボーダーは業界によっても傾向が異なります。志望業界の目安を知っておくと、対策の計画が立てやすくなります。

金融・コンサル業界

金融やコンサルティング業界は、ボーダーが高い傾向があります。8割前後を求められることも珍しくありません。

これらの業界は応募者が優秀で競争が激しいため、Webテストは高得点で通過して当然という前提があります。油断は禁物です。

特に外資系は、玉手箱やGABなど難度の高いテストを課すこともあります。テストの種類に応じた対策も必要です。

金融・コンサル志望なら、早い段階から高得点を狙った対策を進めましょう。周囲との差をつける準備が求められます。

高ボーダー業界では、余裕を持った得点力が安心につながります。

大手メーカー・商社

大手メーカーや商社では、7割前後がボーダーの目安とされます。金融・コンサルほど高くはないものの、一定の得点は必要です。

商社は特に人気が高く、企業によってはボーダーが上振れすることもあります。志望企業ごとに傾向を確認しておきましょう。

メーカーは職種によって求められる水準が変わることもあります。技術職と事務職で基準が異なる場合があります。

これらの業界を志望するなら、7割を安定して取れる実力を目指すのが現実的です。堅実な対策が通過につながります。

大手志望なら、7割の安定を一つの基準にしましょう。

その他業界

その他の業界では、6〜7割がボーダーの目安となることが多いとされます。ただし、これも企業の人気度によって変動します。

ボーダーが低めの業界でも、最低限の得点は必要です。5割を切るような結果では、足切りされる可能性が高まります。

業界にかかわらず、7割を目標にしておけば幅広く対応できます。汎用的な実力を身につけておくと安心です。

志望業界がまだ定まっていない場合も、7割を目指しておけば選択肢を狭めずに済みます。柔軟に対応できる準備をしましょう。

どの業界も、7割を目安にすれば大きく外しません。業界研究を進めながら、志望度に応じて目標を微調整していきましょう。

7割を安定して取るための対策

目標の7割を安定して取るために、分野ごとの対策を紹介します。バランスよく取り組みましょう。

非言語の対策

非言語は出題パターンが決まっているため、対策の効果が出やすい分野です。頻出単元を繰り返し解いて解法の型を身につけましょう。

推論・確率・割合・速さといった単元は特に頻出です。これらを確実に解けるようにすることが得点の底上げにつながります。

解けなかった問題は解説を読み、翌日に解き直すことで定着します。同じ問題を繰り返すうちに、初見の類題にも対応できるようになります。

非言語は努力が得点に反映されやすい分野です。地道な演習が7割達成の土台になります。

非言語を固めることが、安定した得点への近道です。計算問題は一度型を覚えれば、本番でも安定して得点源になります。

非言語で確実に稼げるようになると、言語での多少の失点をカバーできます。得点の柱として非言語を優先的に固めましょう。

言語の対策

言語は語彙や長文読解が中心で、スピードを上げる練習が得点に直結します。知識で解ける問題は取りこぼさないようにしましょう。

二語の関係や熟語の意味など、暗記で対応できる問題は事前に覚えておきます。隙間時間を活用すると効率的です。

長文は設問を先に読んでから本文を確認すると、必要な情報を素早く拾えます。全文を精読する時間はありません。

言語は知識問題で確実に得点できる分野です。コストパフォーマンスが高いので、しっかり対策しましょう。

言語の安定が、7割達成を後押しします。

時間配分

SPIは時間が厳しいため、時間配分が得点を大きく左右します。1問にかける時間の目安を決めておきましょう。

難しい問題に時間をかけすぎると、後半の解ける問題を落としてしまいます。目安を超えたら次に進む判断が大切です。

時間を計って演習する習慣をつければ、本番でも自然にペースを保てます。実戦形式の練習が欠かせません。

解ける問題を確実に取り、限られた時間で得点を最大化する意識を持ちましょう。全問正解を狙う必要はありません。

時間配分の巧拙が、7割の分かれ目になります。

7割から8割に上げる方法

7割を安定させたうえで、さらに8割を目指す人のための対策を紹介します。最難関企業志望者は参考にしてください。

苦手分野の克服

8割を目指すには、苦手分野を完全になくすことが必要です。7割止まりの人は、特定の分野で失点していることが多いものです。

苦手分野を洗い出し、集中的に対策しましょう。伸びしろが大きい分、克服できれば得点の底上げ効果は絶大です。

基礎に立ち返り、簡単な問題から段階的にレベルを上げていくのがコツです。焦らず着実に取り組みましょう。

苦手分野をなくすことで、どの回でも安定して高得点を出せるようになります。得点のブレがなくなります。

苦手克服が、8割への最大の鍵です。

スピードアップ

8割を取るには、解くスピードをさらに上げる必要があります。同じ時間でより多くの問題を正確に解けるようにしましょう。

頻出パターンは、考えずに手が動くレベルまで反復します。瞬時に解法が浮かぶようになれば、時間に余裕が生まれます。

計算の速さも重要です。暗算や筆算を鍛え、計算に時間を取られないようにしましょう。

スピードが上がると、見直しの時間も確保できます。これがケアレスミスの削減にもつながります。

スピードアップが、高得点の余裕を生みます。

ケアレスミス対策

8割を目指すなら、ケアレスミスをなくすことも欠かせません。実力があってもミスで失点すれば、高得点には届きません。

問題文の読み間違いや、選択肢の見落としがミスの典型です。落ち着いて問題文を最後まで読む習慣をつけましょう。

計算ミスを防ぐには、途中式を丁寧に扱うことが有効です。焦って雑に計算すると、ミスが増えます。

時間に余裕があれば見直しをすることで、ミスを拾えます。スピードアップと合わせて取り組みましょう。

ミスをなくすことが、8割達成の総仕上げになります。実力が同じでも、ミスの少なさで最終的な得点は大きく変わります。

普段の演習から「ミスをしない」意識を持つことが大切です。本番だけ気をつけようとしても、習慣になっていなければ防げません。

28卒が夏に意識すべきこと

最後に、28卒がこの夏に意識すべきポイントを整理します。夏の動き方が秋以降を左右します。

目標得点を決める

まずは志望企業に応じた目標得点を決めましょう。金融・コンサルなら8割、一般的な大手なら7割が目安になります。

目標が明確になれば、どこまで対策すればよいかが見えてきます。ゴールが定まれば計画も立てやすくなります。

志望業界がまだ定まっていないなら、7割を目標にしておくと幅広く対応できます。汎用的な実力を目指しましょう。

目標得点を決めることが、効率的な対策の出発点です。逆算して学習計画を組み立てましょう。

明確な目標が、対策のモチベーションを支えます。漠然と勉強するより、具体的な数字を掲げたほうが日々の演習にも身が入ります。

早めの対策

SPIは対策の効果が出るまで時間がかかるため、早めの着手が肝心です。夏のうちに基礎を固めておきましょう。

サマー選考が本格化する時期に間に合わせるには、今から動き出す必要があります。後回しにすると準備が間に合いません。

早く始めるほど、繰り返し演習する時間を確保できます。反復の回数が得点の安定につながります。

夏は比較的時間に余裕がある時期です。この時期を活用して対策を進めるのが賢明です。

早期の着手が、7割達成の余裕を生みます。

秋以降のスケジュール

28卒の早期選考は秋以降に本格化する企業が多くあります。夏にSPI対策を固めておけば、秋の選考でも実力を発揮できます。

秋は説明会や面接が重なり、まとまった勉強時間を取りにくくなります。だからこそ夏のうちに対策を終えておく価値があります。

夏に基礎を固め、秋はES・面接に集中する——この流れが理想的です。計画的にスケジュールを組みましょう。

SPIの対策は複数の企業で使い回せます。早めに仕上げておけば、その後の就活全体が有利になります。

先を見据えた計画で、最初の関門を早めに突破しておきましょう。

偏差値換算の数字を鵜呑みにしないよう注意

本記事の偏差値換算やボーダー目安は編集部推定です。SPIの採点方式は公開されておらず、実際の基準は企業・年度で変わります。数字は目安と捉え、余裕を持って通過できる実力を目指しましょう。

まとめ

SPIの7割は偏差値55〜60程度、上位3割ほどの実用的な水準で、多くの企業のボーダーを超えられると考えられます。

金融・コンサルなど最難関企業では8割以上が求められる一方、一般的な企業なら7割で幅広く対応できます。

7割を安定させるには非言語・言語をバランスよく固め、時間配分を身につけることが鍵です。8割を目指すなら苦手克服とミス削減も欠かせません。

そして、志望企業に応じた目標を決めて早めに対策を始めることが確実な近道です。28卒はこの夏から動き出し、目標のボーダーを突破しましょう。

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