【例文7選】面接で学生時代頑張ったことを魅力的に伝える最強の方法を就活生向けに解説

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

「ガクチカってどう書けば良いの?」

「面接官はガクチカを見て何が知りたいの?」

そう思われる方も多いでしょう。

選考の中でも、エントリーシートや面接で必ず聞かれる質問が「学生時代に頑張ったこと」や「学生時代に力を入れたこと」を総称した「ガクチカ」と呼ばれるものです。

今回は、面接のシチュエーションで「ガクチカ」をどのようにして面接官により響かせるのかを説明します。

効果的な準備をしてライバルと差別化し、選考を乗り切りましょう。

【面接で学生時代に頑張ったこと】ガクチカとは?

ガクチカとは「学生時代に力を入れたこと」の略で、「学生時代に頑張ったこと」や「学生時代に注力したこと」などの総称でもあります。

面接でよく問われるガクチカは、学生がどのような取り組みや活動に熱心に取り組んできたかを知るための質問です。

自己PRとの違いとして、ガクチカは特定の取り組みや活動の過程を重視し、その中での人柄や価値観、モチベーションの源泉を評価することに重点があります。

一方、自己PRは、学生が持っているスキルや強みがどのように企業で活かせるかを評価するものです。

【面接で学生時代に頑張ったこと】企業の意図

三つの企業の意図
  1. 能力を知るため
  2. 仕事への姿勢を見極めるため
  3. 自社との相性確認

企業が面接で学生時代頑張ったことを聞いてくる意図や背景を理解しておくことが重要です。

面接は企業とのマッチングを図る場所なので、自分が言いたいことを伝えるだけではなく、自分を採用するメリットを感じてもらうように工夫してください。

企業と学生のマッチング

能力を知るため

企業が学生に「学生時代頑張ったこと」を尋ねる主な理由の一つは、応募者の能力を把握するためです。

この質問を通じて、企業は応募者がどんな能力を持っているか、物事に対して熱心に取り組む姿勢があるか、将来的にも継続してその力が発揮されるかどうかを確認します。

また、この情報を基に、応募者が自社のニーズに適した能力や資質を持っているかを評価し、長く働ける人材を選ぶ参考にします。

人柄や仕事への姿勢を見極めるため

「学生時代に頑張ったこと」を尋ねる理由の二つ目は、応募者の人柄や仕事への姿勢を見極めるためです。

企業は、学生がどのように困難に立ち向かい、努力してきたかを知ることで、その人の性格や仕事に対する取り組み方をみています。

また、これらのエピソードから、将来の仕事に対する意欲やモチベーションの程度も見極められます。

この情報は、企業が求める人材と応募者の資質が合致しているかどうかを判断する上で非常に重要です。

自社との相性

「学生時代に頑張ったこと」を尋ねる理由の三つめは、自社との相性を確認するためです。

企業はこの質問を通じて、応募者が自社の文化や求める人物像に適しているかどうかを評価します。

そのため、応募者は事前に企業研究をしっかりと行い、企業が求める特性や価値観に合致するような回答を準備する必要があります。

また、正確な企業理解と適切な自己表現が、成功する面接には不可欠であり、自分がその企業に合った人材であることを効果的にアピールするチャンスとなります。

【面接で学生時代に頑張ったこと】評価ポイント

面接で学生時代に頑張ったことの評価ポイント

「ガクチカ 」では学生の優秀さを判断するために、以下の6つのポイントを評価しています。

評価ポイント
  1. 目的意識
  2. 行動力
  3. 思考力
  4. 判断力
  5. チームワーク
  6. ビジネスでの再現性

詳しくは下記で説明をしていきます。

目的意識

「目的意識」は企業が学生を評価しやすいポイントの一つです。

何かを成し遂げる過程で明確な目的を持っているかどうかは、応募者が将来に向けて計画的に物事を考え、行動できるかを示します。

また、目的意識を持って取り組むことは、単に目標を達成するだけでなく、そのプロセスがどのように自己成長や周囲への貢献に繋がるかを理解していることを表します。

したがって、面接でこの点を強調することは、将来的なビジョンを持ち、戦略的に挑戦できる人材であるという強いアピールになります。

行動力

「行動力」は、応募者がどれだけ迅速に課題に対処し、実際の行動に移せるかを示すのに効果的です。

行動力がある人は、問題を前にしてもためらわず、すぐに具体的なアクションを起こすことができるため、ビジネスの現場で即戦力となり得ます。

また、行動を起こす際には、単に速さだけでなく、効果的な結果を目指す意識も求められます。

したがって、面接では具体的なエピソードを通じて、どのようにして自発的に行動し、その結果どのような成果を出したかを明確に説明することが重要です。

思考力

「思考力」は、未知の問題に直面した時にどれだけうまく思考し、適切な判断ができるかを示すことができます。

企業は応募者がどのようにして問題を認識し、課題解決に向けどのような思考過程を経て行動に移したのかを評価します。

思考力を示すには、単に結果を述べるだけでなく、その結果に至るまでの流れ異なる選択肢の中からなぜその方法を選んだのかといった背景を詳しく説明できるとより効果的です。

判断力

判断力を持っているかどうかは、応募者が複雑な状況下で的確に意思決定ができるかを示す重要な指標です。

この能力をアピールするためには、具体的な状況を例に挙げて、どのような問題に直面し、どのような選択肢から最良の決断を下したのかを説明することが効果的です。

単に結果だけでなく、どのような思考プロセスを経てその決断に至ったのかを明確にすることで、判断力の強さをより鮮明に示すことができます。

チームワーク

チームワークは、応募者がチームの一員として他のメンバーとどのように協力し、共に目標に向かって努力できるかを示します。

特に、複雑なプロジェクトや課題において、異なる意見やスキルを持つチームメンバー間で協力し、問題を解決する能力は価値が高いとされています。

面接では、具体的なチーム活動のエピソードを通じて、どのようにしてチーム内の調和を保ちながら成果を出したのかを詳細に説明することが望ましいです。

再現性

「再現性」は応募者が過去に経験してきたことを将来の職務にどれだけ再現できるかを判断するために重視されます。

企業は、応募者が達成した成果を、新たな環境や状況でも同様に発揮できるかどうかを見極めようとします。

具体的には、成功した体験や成果の背後にあるスキル、行動、方法論を詳しく聞き、それらが一貫しているか、または様々な状況で適応可能かを評価します。

再現性を示すことができれば、応募者が任された職務を確実にこなし、安定した成果を提供できると見なされ、採用において非常に有利です。

【面接で学生時代に頑張ったこと】伝える時の構成

面接で学生時代に頑張ったことを伝える際には、結論、動機、課題、結果、学びという順番で伝えると効果的です。

この順番に従うことで、論理的かつ分かりやすく自分の経験を伝えることができます。

  • 1

    結論
    「学生時代に頑張ったことは〜」
  • 2

    動機
    「なぜ頑張ったのか」
  • 3

    課題
    「どんな目標や課題があったのか」
  • 4

    結果
    「課題への取り組みの結果は何か」
  • 5

    学び
    「取り組みから何を学んだか」

結論

面接では、最初に結論を述べることで、面接官に話の主題を明確に伝えることが重要です。

具体的には、「私が学生時代に最も力を入れたのはサッカー部での活動です」といったように、一言目で何に力を入れたのかを明確に示します。

これにより、面接官は話の全体像を理解しやすくなり、以降の説明がスムーズになり、話の焦点がぶれずに一貫したメッセージを伝えることができます。

また、最初に結論を述べることで、面接官が興味を持ちやすくなり、詳細を聞きたいと思わせる効果も期待できます。

動機

次に、なぜその活動に力を入れたのかを説明します。

これは、その活動を選んだ背景や動機を明確にするためです。

例えば、「チームで目標を達成する喜びを感じたかったからです」といった理由が考えられます。

ここでは具体的な目標なりたい姿があり、それを達成するために頑張ったという根拠を述べることが重要です。

動機を説明することで、面接官はその活動があなたにとってどれほど重要であったかを理解し、あなたの情熱や意欲を評価することができます。

課題

取り組みの中で直面した課題や困難について詳しく説明します。

この部分は、活動の過程でどのような障壁があったのか、それを克服するためにどのような思考や行動を取ったのかを示すために最も多くの時間を割くべきです。

具体的な課題とその解決策を述べることで、問題解決能力や粘り強さをアピールすることができます。

例えば、メンバー間の意見の対立やそれに対する具体的な対策を説明します。

課題に対するアプローチを詳細に説明することで、実行力と柔軟性を強調することができます。

結果

その取り組みの結果について、具体的な事実を述べます。

目標に対して達成したかどうか、またはどこまで進展したかを正確に伝えることが大切です。

例えば、「その結果、全国大会で優勝しました」といった具体的な成果を挙げます。

当然ですが、結果は解釈ではなく事実に基づくものにし、面接官にあなたの努力がどのような成果を生んだかを具体的に示してください。

また、達成したことだけでなく、そこに至るまでのプロセスを強調することも重要で、具体的な数字や評価もアピールしてください。

学び

最後に、その活動を通じて得た学びやスキルが入社後どのように活かせるかを説明します。

これは、志望企業が求める人物像や企業のビジョンと一致することを示すためです。

例えば、「この経験から学んだ協調性とリーダーシップは、御社のプロジェクトチームで大いに役立つと考えています」といった具体的な例を挙げます。

得たスキルや経験がどのようにして企業に貢献できるかを具体的に述べることで、あなたの価値を明確に示すことができます。

【面接で学生時代に頑張ったこと】注意点

面接でガクチカを話すうえで、抑えるべき注意点をまとめました。

今までの経験を無駄にしないようポイントに注意してください。

注意点
  • 嘘はつかない
  • 自慢話はしない
  • 丸暗記で話さない

嘘はつかない

すごいと思われたいからといって、嘘をついても仕方ありません。

深く掘り下げられていくと必ずボロがでてバレてしまうので、やめておきましょう。

また、仮にバレなかったとしても、自分の人物像を偽ることにもなりかねないので、その後のミスマッチにもなる可能性があります。

すごいエピソードである必要はなく、エピソードがしっかりと掘り下げられているか、課題に対してどんな思考を働かせてどのようにアプローチをしたのか、といったことをしっかりと伝えることができていれば大丈夫です。

インパクトも重要ですが、それ以上に エピソードから学び得たことの方が重要視されるので深く言語化しておきましょう。

自慢話はしない

自慢話に聞こえるような話し方は避けましょう。

特に、自分の経験や成果を誇張して話すと、聞き手に自意識過剰自信過剰と受け取られることがあります。

このような話し方は、面接官の気分を害する可能性があり、結果として良い印象を持たれない原因になり得ます。

したがって、自分の経験を語る際には、事実を正確に伝え、謙虚な姿勢を保つことが大切です。

具体的な成果を挙げる場合も、それがチームの協力や他者の支援のもとで達成されたことを強調すると、より好感を持たれやすくなります。

丸暗記で話さない

面接で「学生時代に頑張ったこと」を話す際には、丸暗記で話さないことが重要です。

面接では「臨場感」が大切であり、「あなたに話していますよ」という姿勢が伝わる話し方をすることが求められます。

丸暗記した内容を思い出しながら話すと、トーンや表情、身振り手振りが一定になりがちで、自然なコミュニケーションができなくなります。

面接前には、結論、動機、課題、結果、学びといった各項目のポイントだけを覚えておき、面接の場ではその雰囲気や面接官の反応を見ながら話すことが大切です。

【面接で学生時代に頑張ったこと】ない場合

ここからは学生時代に頑張ったことが特に思い浮かばない場合の対策について解説します。

過去の経験を思い起こしたり、周囲の人に聞いてみたり、タイミングによってはこれから作ることも十分可能です。

それぞれについて詳しく解説しますので参考にしてください。

頑張ったことを書き出す

就活生にとって、ガクチカは「大きな成果」でなければいけないと思われがちですが決してそうではありません。

ガクチカで重要なことはあなたが「一番頑張った」と思えることです。

企業側が知りたいことは、いかに困難を乗り越えようとしたかということです。

就活生が困難に取り組む姿勢が見えれば、ちょっとやそっとのことでは仕事を投げ出さないだろうという「信用」につながります。

まずは、物事の大小にかかわらず頑張ったと思うことをすべて書き出しましょう。

テスト勉強やダイエット、趣味などでも構いません。

前述の通り経験の内容よりも「頑張った過程」が重視されます。

書き出したものの中から一番自分が成長したと思う経験をテーマにしてみましょう。

定番のテーマを参考にする

「洗い出し方はわかったけど、具体的な内容・テーマについてはどうやって決めれば良いの?」

と思われるでしょう。

結論から言いますと、迷った時は定番のテーマを参考にしてOKです。

部活、サークル、ゼミ、バイト、資格試験、長期インターンなどがあげられます。

「そんな定番のもので良いの?」と思われるかもしれませんがそれで良いです。

ここで多くの方が気にされているのが「差別化」ではないでしょうか。

差別化について、よくある勘違いは「誰もできないことを自分はできなければいけない」ということです。

あなたの今まで経験された人生が既に他者と差別化できていますし、そこからあなたの人柄が見えます。

就活ではあなたの人柄を明確にして伝えることが大事ですので、テーマは定番のもので問題ありません。

これから作り出す

就活の初期であれば、まだ本選考まで時間があったりします。

今やっているバイトやサークル活動で少し背伸びをして頑張ったと言える経験を作り出してみるというのは良い手法と言えます。

また、今特段何をやっているわけでもない人でも、夏休みを利用して短期の留学に行ってみたり、ボランティアをしてみたり、長期インターンを初めてみたりとこれから作り出すことができます。

自分には何もないという不安を抱えたままでいるよりは、 一歩動き出してみてこれは頑張ったという経験をしてみてはいかがでしょうか。

今ある経験を他の人に聞いてもらう

準備編でも経験の棚卸しということをしたと思いますが、自分ではあまり大した経験ではないと思っていることでも、他人からみたら結構すごいことだったということが往々にしてあります。

一度自分の経験を棚卸ししてみて仲良い友達や就活経験者の先輩に頼んで、 ガクチカに使えそうな経験はないかというのを一緒に考えてもらいましょう。

自分では気づかなかった良いガクチカ材料が見つかるかもしれませんよ。

【面接で学生時代に頑張ったこと】例文集

学生時代に頑張ったことを面接で話す際、上手く伝えられている例文をいくつか紹介します。

サークルやバイトなど、一般的な大学生であれば経験している可能性が高い事例を取り上げているので、ぜひ参考にしてみてください。

例文1. サークル(軽音)

私は軽音サークルに力を注いできました。私が所属していたサークルはメンバーが少なく、演奏する機会が圧倒的に少ないことが問題でした。
サークルメンバーには少しでも技術を向上させてほしい、音楽の楽しさをもっと実感してほしいと思い、打開策を考えました。
そして、文化会軽音楽部と交渉してライブの出演枠を1つ獲得することができました。
出演枠をもらう代わりに、軽音サークルメンバーでもライブの集客を手伝うことにしました。
すると年2回だけだったライブ出演が、年5回出演できる機会が増えました。
サークルメンバーの数も年々増えていき、1〜4年生まで20人しかいなかったのですが、3年間でトータル50人まで増やすことができました。
このことから、新しい何かに挑戦してみることの大切さに気づいたり、人との交渉力が身についたと感じています。

例文2. 部活動(バスケ)

私が学生時代に最も力を入れたのは、バスケットボール部での活動です。 元々体育が得意ではなかった私ですが、友人の影響でバスケットボールを始め、その魅力に気づきました。 しかし、経験の浅さと周りの選手との技術差は大きな課題で、さらに、私たちのチームにはリーグ優勝という高い目標がありました。 少しでもうまくなるため、私は週4回の朝練と別に個人でも練習を重ねました。 練習は基本技術の向上だけでなく、試合での実践的な技術を磨くことにも注力しました。 このような努力が実を結び、メンバー入りすることができ、最終的には私たちはリーグ優勝を果たすことができました。 この経験から、私は「高い目標を設定し、それに向かってコツコツと努力を積み重ねることの大切さ」を学びました。 また、個人の成長がチームの成果にどのように貢献するかも実感することができました。 これらの経験は、これからの社会人生活においても私の行動指針になると思います。

例文3. ゼミ(経営)

私は経営に関するゼミに所属していました。
「新規獲得に力を入れるべきか、リピーターを増やすべきか」について論文を書くことに挑戦しました。
「リピーターを増やす方が経営は安定する」という結論にするため、根拠となる統計データが必要だったのですが、どうすべきか悩みました。
実例データを取るために、個人商店様や地元の中小企業様50件ほどにメールやお電話で取材を試みましたが、なかなか話を聞いてもらえず苦戦しました。
アプローチ方法を工夫して粘り強く続けていると、取材を受けても良いという企業様5社にアポイントが取れました。
5社分の事例とデータをもとに論文を書き上げることができました。
何事もすぐあきらめず粘り強く続けることや、工夫することの大切さを学びました。

例文4. アルバイト(中華料理屋)

私は中華料理店のアルバイトに力を入れてきました。
私が働いているお店は、最寄駅から少し遠いため人通りが少なく、集客に課題がありました。
また、出前もしているため、配達時は人員が足りずお客様が他のお店へ行ってしまい、機会損失を生んでいました。
そこで、デリバリーアプリのウーバーイーツや出前館を取り入れることを提案しました。
するとデリバリーの売上も増え、その分スタッフも十分に配置されて、お店のピーク時も問題なく回すことができるようになりました。
また、新規のお客様にリピートしていただけるように、接客やお店のメニューも考えたところ、徐々に売上高も上がりお店の経営を安定させることに貢献できました。
何か問題が出てきた際に、工夫してどんな小さな策でも挑戦してみることの大切さを学びました。

例文5. 長期インターン(事務サポート)

私は長期インターンとして、企業の事務サポートとして参加いたしました。
事務サポートの仕事は資料づくり、備品管理、スケジュール管理と多岐にわたり、本当に細やかな気配りが必要不可欠だと感じました。
やってみると大変なことが多かったです。
例えばスケジュール管理は作業ですが、ダブルブッキングや納期間違いなどが起きると信用を損ない、業績悪化につながります。
社員の方とお話させていただき、事務はできて当然というイメージが強くミスが許されないことが辛いとおっしゃられていました。
一方で、必ず陰で見ていてくれる人がいて、何か大きなプロジェクトを無事完遂できると、労いの言葉をいただけることがやりがいだともおっしゃられました。
サポート業務は大変だけれど、やりがいもある仕事なんだと気づきました。

例文6. その他(家事)

学生時代に私が一番力を入れて取り組んだのは、家庭での家事全般でした。 両親が仕事で忙しく、自分よりも年少の弟妹の世話が必要だったため、家族を支え、両親の負担を軽減するために、私は積極的に家事に取り組んできました。 私の目標は、限られた時間の中で効率的に家事をこなし、学業とアルバイトとの両立を実現することでした。 具体的な取り組みとしては、毎朝自分と弟妹のためのお弁当作り、掃除、洗濯、料理、皿洗いなど、家のことは一通り行っていました。 これにより、効率的な時間管理と計画の立て方を学び、自己管理能力が格段に向上しました。 この経験から得た最大の学びは、人の役に立つことの喜びと、家事という日々の無償の労働がいかに大変かということでした。 両親からは「家族のために本当に助かる」と感謝されることが多く、それが何よりの励みになりました。 また、この経験は人に対する思いやりや責任感を深め、どんな状況でも前向きに努力を続ける大切さを教えてくれました。

【面接で学生時代に頑張ったこと】NG例

私は学生時代、ダンスサークルでの活動に力を入れました。ダンスは幼少期から続けており、自分の日常の一部となっています。週に何回も練習しなければなりませんでしたが、大好きなダンスのために夜の練習にも積極的に参加しました。この経験から、仲間の大切さやダンスの楽しさを学びました。社会人になってもダンスは続けていきたいですし、この活動で学んだ責任感は社会人になっても活かされると思っています。

まとめ

いかがでしたか? 「学生時代に頑張ったこと」は全就活生が一度は聞かれる問いです。

特に面接では対話形式で進むので、事前に自分の中で深掘りをしておき、焦らずに説明できるようにしておくと良いでしょう。

面接が緊張して思ったように話せない、という方はぜひ場数を踏んでください

友達や先輩に聞いてもらうといった方法でもかまいません。

いきなり上手に話せる方がまれなので、自分の口で説明する機会をどんどん増やしていきましょう。

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