コミュニケーションをガクチカで用いる方法を解説!ガクチカについて詳しく分かる!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

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【ガクチカコミュニケーション】ガクチカでコミュニケーションを題材にするのはオススメしない

確かに、多くの学生がコミュニケーション能力を学生時代に力を入れたこととしてアピールしたいと考えていることでしょう。

しかし、残念ながらガクチカをコミュニケーションの題材に各地でコミュニケーションを題材にするのはあまりおすすめできません。

すでにコミュニケーション能力を伸ばすために取り組んだことを中心に書いている人もいるでしょうからあまり言いたくないのですが、学生時代に力を入れたこととしてコミュニケーション能力の向上を挙げるのはあまり得策とは言えません。

ではなぜ、ガクチカの題材としてコミュニケーションをアピールするのはあまり良くないのかについて、ここからは一緒に考えていきます。

社会人と学生の認識の差があるから

学生時代に力を入れたこととしてコミュニケーション能力をアピールすることがあまり良くない理由の一つとして、「社会人と学生の認識の差がある」ということが挙げられます。

社会人に求められるコミュニケーション能力と、学生で求められるコミュニケーション能力には大きな違いがあります。

学生は基本的に「仲良くするためのコミュニケーション能力」が第一ですが、それ以上に社会人には、批判的思考をして伝えることができるか、相手を納得させられるような論理立て話せるか、といったことが求められています。

つまり、学生に求められるコミュニケーションと、社会人に求められるコミュニケーション能力は違うのです。

よって、自信を持って「私は学生時代、コミュニケーション能力を伸ばすことに力を入れました」と述べても、好印象を与えることは難しいでしょう。

コミュニケーション力はアピールするものではないから

そもそも、「コミュニケーション能力はアピールするものではない」ということも「学生時代に力を入れたことは何ですか」という質問に対して、コミュニケーション能力の向上を挙げることに意味がない理由の一つです。

コミュニケーション能力はわざわざアピールするものではなく、相手との会話の中でアピールするものです。

「あなたが面接の途中でどのように会話をするか」「円滑にコミュニケーションを取ることができるか」などを通して、コミュニケーション能力をアピールする必要があります。

つまり、他のガクチカをアピールする余地があるにもかかわらず、わざわざガクチカをコミュニケーション能力にしてしまうのはもったいないのです。

アピールするチャンスが限られている中で、コミュニケーション能力をわざわざ選んでしまうのは、あまり賢い選択肢であるとは言えないでしょう。

他の学生と差がつけられないから

こういった理由があるにも関わらず、コミュニケーション能力をガクチカに採用する人は非常に多いです。

あなたが学生時代に力を入れたこととしてコミュニケーション能力をアピールしてしまった場合、「またコミュニケーション能力をアピールしている学生が来たな」と思われてしまうことでしょう。

そこで、題材は他のものにすることをおすすめします。

そもそもコミュニケーション能力が無い、学生でも可能な限り面接ではハキハキと回答しようとします。

よって、本当にその人にコミュニケーション能力があるのかについても判断しづらいものとなってしまいます。

こういった意味から考えても、ガクチカではコミュニケーション能力をアピールしない方が良いと言えるでしょう。

【ガクチカコミュニケーション】どうしてもアピールしたい場合の方法

しかし、どうしてもコミュニケーション能力の向上を学生時代に力を入れたこととしてアピールしたいという人はいることでしょう。

例えば「高校生までは自分が引っ込み思案だったために友達ができなかったので、積極的にコミュニケーション能力を磨いて友達を作ることを大切にしてきた」という人もいるでしょう。

そうした場合、「学生時代において最も頑張ったことは友達を作ること」と言えます。

こういった人がコミュニケーション能力をガクチカに使うなと言われたところで、なかなか難しいことでしょう。

そこで、ここからはどうしてもコミュニケーション能力をガクチカに採用したい人向けに、どのような点に気をつければ良いのかについて詳しく紹介していきます。

コミュニケーション×〇〇を作る

コミュニケーション能力だけをアピールするのは、やはりどう考えてももったいないことです。

そもそも与えられた文字数を全て埋められるかどうかすら怪しいですし、せっかく他の場面でアピールできることなので、もったいないです。

そこで、コミュニケーションだけをアピールするのではなく、何かと掛け合わせた能力をアピールすることが非常に重要となってきます。

コミュニケーション能力だけを挙げる場合はありふれたガクチカになってしまいますが、工夫次第で、十分企業にとって魅力的なものを作ることは可能です。

コミュニケーション能力と合わせてアピールできる能力には下記の3つがあるので、それぞれ一緒に確認していきましょう。

コミュニケーション×巻き込み力

コミュニケーション能力と「巻き込み力」を掛け合わせることで、魅力的なガクチカを作成できることでしょう。

例えば、「コミュニケーションを通じてサークルをまとめ上げ、学園祭をやり抜いた」などの例を見てみると、企業に魅力を感じさせられるガクチカにできることがわかります。

コミュニケーションとチームは一体なので、非常に書きやすいのではないでしょうか。

あなたがこれまで取り組んできたものの中には部活、サークル、ゼミの活動、アルバイトなどがあるでしょう。

その経験の中で、最もチームをまとめ上げた経験について説明しやすいエピソードを選ぶことがおすすめです。

複数の経験がある場合は、全部を紹介するのではなく、「これまで何度かコミュニティをまとめてきましたが...」などと前置きだけして、詳しく紹介するのは一つのエピソードに絞るのが良いでしょう。

コミュニケーション×思考力

コミュニケーション能力と思考力を掛け合わせるのも、あなたのコミュニケーション力をアピールできるガクチカを作成するにあたって重要です。

例えば「コミュニケーションを通じて、チームの問題点を見つけることができた」などと述べると良いでしょう。

コミュニケーションを通じて何かに気づくことができ、そしてそれを解決するために動いたという趣旨の話ができれば非常に良いでしょう。

あなたがこれまでアルバイトや部活、サークルなどに取り組む際、問題が生じたことはあるでしょう。

その際、あなたのコミュニケーション能力と思考力を用いて解決に導いたことがあれば、それを積極的に述べていくことが大切です。

コミュニケーション×継続力

コミュニケーション能力は継続力とも非常に相性が良いので、ガクチカでアピールするにあたって魅力的な文章を作成できることでしょう。

例えば、「仲間とコミュニケーションを通じて互いに切磋琢磨し、1年間部活の練習を継続できた」など、コミュニケーションと継続力は意外と繋がっていたりします。

一見すると関係ないことでも、つなげてアピールできることが多いでしょう。

ここまで紹介してきた巻き込み力や思考力と自分のガクチカが当てはまらないと考えた際は、継続力とつなぎ合わせて考えると、良いガクチカが作れるかもしれません。

自分のガクチカに継続力を当てはめてみて、しっくりくるものがあれば、そのエピソードを紹介するようにしましょう。

エピソードにインパクトを持たせる

エピソードにインパクトを持たせるというのも非常に重要なポイントです。

特にコミュニケーション能力は多くの学生がアピールするガクチカでもあるので、しっかりとインパクトを持たせることができないと差別化を図ることができません。

つまり、エピソードが陳腐なものだと、あなたの魅力が全く伝わらなくなってしまうのです。

エピソード自体にインパクトを持たせるために、可能な限り印象的なものを採用するようにしましょう。

コミュニケーションは日常で使うものなのでアピールがしにくいだけに、差別化もしにくいのです。

よって、あなたがコミュニケーション能力を磨くことを通じてどのようなことを達成できたのか、他人から見て印象に残りそうなものを挙げることができれば良いです。

【ガクチカコミュニケーション】ガクチカの刺さる書き方

企業の採用担当者に良い印象を持ってもらうためのガクチカの雛形というものが存在します。

これはコミュニケーションだけでなく、どのような経験をアピールする際でも活用できるものなので、ぜひ参考にしてみてください。

結論

まず結論として、学生時代何に取り組んでいたのかを詳しく説明していきましょう。

企業の採用担当者は就活の時期になると無数の志望動機や自己PR、そしてガクチカを読む必要があるので、全てに隈なく目を通している余裕はありません。

そこで、あなたが学生時代に何に力を入れたのかを一言で先に説明することで、今後の文章の展開についても念頭に置いた上で読んでもらえることでしょう。

何が言いたいのかわからない文章は読む気も失せてしまうため、あなたのガクチカが何であるのか、まずは一言で説明することが重要です。

背景

なぜその活動に打ち込んでいたのか、どういうことに興味を持ってその活動をしていたのかについても詳しく説明していく必要があります。

なぜならばガクチカは自己PRと異なり、能力をアピールするところではなく、どのようなものに興味を持つのか、どのようなものならば頑張ることができるのかということを話す部分だからです。

よって、なぜその活動に打ち込んでいたのか、どういったことに興味を持って一生懸命取り組んでいたのかを詳しく説明するようにすれば良いでしょう。

それが企業の業務内容と親和性が高いものである場合、「一生懸命業務に打ち込んでくれる、期待できる人材」であると思ってもらえることでしょう。

目標や課題

目標や課題についても詳しく説明していく必要があります。

これから話していくエピソードの目標や課題を明確にすることが重要です。

また、どのような問題意識を持っているのかもアピールすることができます。

仕事というのは基本的に問題が発生して、それを解決することを繰り返していくものです。

よって、目標や課題についてしっかりと理解することができ、どうすれば解決することができるのか、日々考え続けることができる人材こそ、どのような企業にも求められる素晴らしい人材であると言えるでしょう。

行動

目標や課題について説明することができれば、続いてどのように行動して解決を目指したのかについて詳しく説明していく必要があります。

目標や課題を設定しておいて、どのような行動をしたのか、工夫したポイントなどもあればアピールしていきましょう。

これにより、実際に問題が起きたとしてもただ眺めているだけでなく、実際に行動できる人物であるということがアピールできます。

また、どのくらい課題に対して工夫をすることができ、解決に向かって取り組むことができる人物であるかということについても話すことができるため、あなたが問題解決能力がある人物であるかというのも確認することができます。

成果や結果

続いて、ガクチカを通してどのような成果や結果が得られたのかについても詳しく説明していきましょう。

この成果や結果においては必ずしも100%の素晴らしいものを得られている必要はありません。

なぜならばガクチカで重視されているのは、その経験を通してどのような能力を身につけたのか、どのような経験をしたのかだからです。

よって、必ずしも結果が成功である必要はないと言えます。

ただし、失敗しているからといって結果について述べないのは間違いです。

成果や結果について述べないということは、「何かしら後ろめたいことがあるのか」「そもそも本当のエピソードなのか」などと疑われてしまうからです。

成功した場合でも失敗した場合でも、どのような結果に至ったのかについては説明しておくことが重要であると言えます。

学んだこと

続いて、ガクチカを通してどのようなことを学んだのかを詳しく紹介していきます。

どのような学びがあったのか、コミュニケーション能力をどのように身につけたのかについて分かりやすく説明していきましょう。

ガクチカで最も重要なのは、何度も言うように、その経験を通してどのようなことを学んだのか、どのようなスキルを身につけたのかです。

結果はあまり重要視されていませんが、何も得られていない場合はガクチカとして意味をなさないので、自分がどのようなことを学んだのか詳しく説明していく必要があります。

学んだことが可能な限り企業の業務内容と親和性が高いものであるとなお良いでしょう。

入社後のビジョン

最後の部分では、入社後のビジョンについて詳しく説明することができると非常に良い印象を与えることができます。

文字数に余裕があれば入社後の具体的なビジョンについて詳しく説明していきましょう。

具体的に述べることで、企業の採用担当者もあなたを採用した場合について詳しくイメージすることができます。

何より企業で活躍するイメージができているということは、しっかりと企業研究を行っていることにもなります。

そして、入社への意欲が強いということでもあり、実際に内定を出した場合、蹴らずにしっかりと就職してくれる人物であるという信頼感を持たせることもできます。

よって、「入社後のビジョンをはっきりと描いている」ということを分かりやすく説明していくことが重要です。

【ガクチカコミュニケーション】例文

ここまで説明してきた内容を元に、ガクチカで身につけたコミュニケーション能力をアピールする例文を作成しました。

構成やそれぞれの文字数など、ぜひ自分の作成した文章と比較してみてください。

アルバイト:コミュニケーション×巻き込み力

学生時代に力を入れたのは塾講師としてのアルバイトです。

私は対人スキルを磨くことを目的としてこのアルバイトを始めましたが、多くの生徒が勉強に対してやる気を示さず、授業に集中しないという課題に直面しました。

そこで私は他の講師たちと積極的に情報交換を行い、生徒たちが興味を示す話題や問題を共有しました。

また、授業の進め方を工夫し、生徒たちが自ら学ぶ楽しさを感じられるようなアクティビティを取り入れました。

これらの取り組みの結果、生徒たちは徐々に授業に積極的に参加するようになり、学習に対する意欲も見られるようになりました。

最終的には、生徒全体の成績が平均で約20%向上するという成果を達成しました。

この経験から学んだのは、周囲を巻き込んで目標に向かって進むためのスキルの重要性です。

貴社での仕事においても、この経験を活かし、周囲を巻き込みながらチーム全体で目標達成を目指していきたいと考えています。

サークル:コミュニケ―ション×思考力

私は学生時代、サークル長としてイベントを計画することに力を入れていました。

法学部生を中心とするサークルに所属していたのですが、どの授業も厳しく、息抜きの時間が無いことを嘆いてる学生が多く居ました。

そこで私は健全かつ、皆が楽しめるイベントの計画を目指しました。

思考をめぐらせた結果、身体を動かせるレジャー施設での簡単な体育祭とその後の食事会を提案しました。

多くのメンバーが身体を動かすことを楽しんでくれ、食事会で交流を深めることもできました。

その結果、多くのメンバーが勉強の間に身体を動かしてリフレッシュするようになり、「学業に集中できるようになった」と好評でした。

この経験を通して得たコミュニケーション力と思考力は、貴社の業務にも役立つと考えています。

貴社に入社した暁には、多くの方と良好な関係を築きつつ、問題が発生した際には思考力を活かして改善策を提案する所存です。

ゼミ:コミュニケーション×継続力

学生時代に最も力を入れたのはゼミ活動での研究です。

私は大学で学んだマーケティングの知識を深め、新たな発見をするため、ゼミ活動に積極的に参加しました。

研究を進める中で、私をはじめ多くのメンバーの施策の結果が予想と異なり、なかなかうまくいきませんでした。

そこでゼミのメンバーとお互いの問題点と良い点を週に2回確認することにしました。

これにより正しいアプローチ方法がわかり、問題の原因を特定し、解決策を見出すことができました。

この持続的な努力の結果、最終的には想定していた結果を得ることができ、研究は成功に終わりました。

途中で困難にぶつかっても、皆で協力して根気強く取り組むことで、多くの問題を乗り越えることが可能であるということを実感しました。

貴社においても、このゼミ活動で培った根気強さとコミュニケーション力を活かし、どんな課題にも前向きに取り組み、最適な解決策を見出していくことで、チームの成果に貢献していきたいと考えています。

【ガクチカコミュニケーション】好印象なガクチカとは

好印象なガクチカにはどのようなものがあるのかについても考えていきましょう。

あなたが企業の採用担当者になったと仮定して考えて、深く掘り下げることができれば、この問題についてより的確な回答が得られるはずです。

まず好印象なガクチカの特徴として、差別化ができているということが挙げられます。

就活を進めていく上で、誰のガクチカも読まずに一筆書きで作成するということはほとんどないでしょう。

ということは、多くの例を読むことで、自分のガクチカがありふれたものであるか、そうでないかについては分かっていることでしょう。

誰もがすぐに提出できるような簡単なガクチカを提出してしまうと企業からすると、やる気がないと見なされる可能性もあります。

またエピソードがあり、思考が明確であるということも非常に重要です。

自分がどのような場面においてコミュニケーション能力を磨いてきたのか、どのような目的を持って業務に取り組んだのかなど強調するポイントは明確化して述べると良いでしょう。

目的がはっきりとしているかそうでないかは、ガクチカの印象を大きく左右するものの一つです。

【ガクチカコミュニケーション】周りと差が付くガクチカの見つけ方

ここからは学生時代に力を入れたことをアピールするにあたって周りと差をつけるにはどのようにすれば良いのかについて一緒に考えていきましょう。

あなたのことをよく知っている友人が採用担当者ならば、もしかしたら多少は融通がきくかもしれません。

しかし、残念ながらあなたが会う面接官は初対面、せいぜい「企業の説明会で会ったことがある」という程度でしょう。

つまり、ガクチカは分かりやすく、そして差別化して作成する必要があるのです。

周りと差別化したガクチカを作成するためのポイントは大きく分けて3つあるので、一緒に確認していきましょう。

起承転結があるエピソードを見つける

まずは起承転結があるエピソードを見つけるということが非常に重要になってきます。

なぜそのような問題やイベントが起きたのか、なぜそのように行動したのかについてしっかりと話すことが大切です。

また、どのような結果が生じたのかについても、詳しく説明できると非常に良いでしょう。

ただ取り組んだことだけを話してしまうと「最終的にどうなったのか」のイメージがつきません。

ガクチカには必ず、話をする時は起承転結のあるエピソードを入れるようにしましょう。

そのため、学生生活の中で経験した、起承転結がしっかりしているエピソードをあらかじめ思い出しておくことが非常に大切です。

チームが関わる出来事ならばコミュニケーションに関わるので、なお良いことでしょう。

自分の思考と行動を明確にする

自分の思考と行動を明確にするというのも非常に重要なポイントです。

あなたがガクチカに挙げるエピソードにおいて、自分の思考と行動、つまり何を考え、どのような目的で行動したのかについてしっかりと話していくことが大切です。

その自分の行動とストーリーを関連付けて話すことができればより魅力的に映ることでしょう。

あなたが何を考えて、どのように行動したのかが初対面の人にもわかるような話し方をすることが大切なのです。

あなたが何を考えて行動したのか説明していない場合、初対面の面接官に意図をわかってくれと言う方が難しいです。

アピールポイントを見つける

アピールポイントを見つけるというのも、非常に重要なポイントです。

特にコミュニケーション能力をアピールするガクチカにおいては他の学生と差別化を図ることができず、あまり魅力的な文章を作成できない可能性があります。

そこで、必ずコミュニケーション能力と合わせて他の能力もアピールできるようなエピソードを考えることが重要なのです。

あなたが他に持っている魅力にはどのようなものがあるのかをしっかりと考え、それが伝わるようなガクチカを作成することが大切です。

あなたのことを全く知らない人が見ても魅力が伝わり、「採用したい」と考えるような文章を作成することが重要であると言えるでしょう。

【ガクチカコミュニケーション】周りと差が付くガクチカの作り方

周りと差をつけるため、ガクチカの作り方も工夫していく必要があります。

そこで、どのような工夫を凝らすことで、周りと差が付くガクチカを作れるのかについても一緒に考えていきましょう。

コミュニケーションを具体化する

コミュニケーションを具現化し、より分かりやすく説明するというのも非常に重要なポイントの一つです。

コミュニケーションとひとくちに言っても、かなり意味が広い言葉なので、どのような意味を指しているのかが分かりづらくなってしまいます。

「抽象的すぎる」ことこそが、コミュニケーションというガクチカにおける大きな問題です。

そこで、より意味を絞って分かりやすく説明していくように工夫するのが重要となります。

具体的にどのようなコミュニケーションなのかを明確にして述べることが重要になると言えるでしょう。

思考を明確に記す

思考を明確に記すというのも非常に重要なポイントです。

先ほども伝えたように、「どのように考えて行動したのか」について詳しく話すことが大切です。

あなたがどのような考え方を持っているのか、どのように工夫するのかができるのかについてわかることで、他社との差別化も容易にできることでしょう。

対策をしていない就活生は、何が目的なのかよくわからない文章を書いてくることも多いです。

あなたもそのような、やる気の無い学生と勘違いされないようにしましょう。

一方、あなたがどのように考え、工夫したのかについてしっかりと述べることができていれば、必ず印象に残るはずです。

周りにどう影響を与えたのか記す

周りにどのような影響を与えたのかについても、詳しく述べることができれば魅力的な文章を作成することができるはずです。

企業において、周りとの関わり方は非常に重要になってきます。

あなた1人で仕事をしているわけではなく、チームで一つの目標に向かって円滑に業務を進めていくことが重要になってくるからです。

よって、あなたがどのような影響をチームに与えることができるのかについて詳しく述べることができれば良いでしょう。

周りに影響を与えた経験があれば、積極的に述べていくことが大切です。

ガクチカに悩んでいるなら

ガクチカに悩んでいる場合、友人や大学の教授に相談するのも選択肢の一つですが、就職エージェントを利用するのが最もおすすめです。

有料の場合、確かにアルバイトする余裕のない就活生にとって大きなダメージとなります。

しかし、ジョブコミットは無料でESの添削はもちろんのこと、面接対策なども行ってくれるので、ガクチカの作成に悩んでいる方にもおすすめです。

自己分析の手伝いなどもしてくれますし、ガクチカが作成できないという方はもちろんのこと、客観的な意見が欲しいという方、就活まであまり時間がないので、色々な対策を短時間で済ませたいという方にもおすすめです。

これまで何人もの就活生と向き合ってきた時間プロに相談することで、時間も節約できることでしょう。

【ガクチカコミュニケーション】結論

今回はなぜガクチカにコミュニケーション能力の話を持ち出さない方が良いのか、もし使用する場合はどのような工夫をすれば良いのかについて詳しく解説してきました。

コミュニケーション能力をどうしてもガクチカに採用したいという人であれば仕方ありませんが、コミュニケーション能力をアピールできるということは、おそらく他に使えるエピソードはあるはずです。

よって、ガクチカをもう一度考え直してみるのも良いでしょう。

ガクチカの見つけ方についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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