【例文付き】面接でガクチカの話し方は?就活で好評価をもらえる内容や方法を解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

 
 

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※画像の質問はイメージです。

トーク画像

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目次目次を全て表示する

【面接でのガクチカの話し方】はじめに

面接では志望動機などをはじめ、さまざまな質問をされます。

その中でもほとんどの企業で必ず聞く質問の中に、ガクチカがあります。

聞かれるとわかっているので、答えられるように準備しておきましょう。

しっかりと伝わるように話すことで、興味を持ってもらえるので選考を有利に進めることができます。

ここではガクチカを話すうえでどんなことに気を付けていけば良いのか、どんな風な質問の仕方で聞かれるのかなどを説明していきます。

伝え方で差がつく

ガクチカは、話し方や伝え方によって評価が大きく変わる質問です。

同じ内容でも、ただ事実を並べるだけでは印象に残りにくく、説得力も弱くなってしまいます。

面接官が知りたいのは、単なる成果ではなく、その経験を通してどのように考え、どのように行動し、何を学んだのかという過程です。

そのため、取り組みのきっかけ、課題、工夫した点、結果、学びといった流れを整理して話すことが大切です。

また、伝えるときに自分の感情や思考を明確にすることで、よりリアリティのある話になります。

淡々と話すのではなく、自分がどう感じ、どう変化したのかを言葉で伝えることで、面接官の印象に残りやすくなります。

さらに、話の構成がしっかりしていれば、緊張していてもブレずに伝えることができ、自信を持って面接に臨むことができます。

【面接でのガクチカの話し方】ESだけじゃない!

始めに企業へ提出するエントリーシートでもほとんどガクチカについて聞かれ、答えていることでしょう。

エントリーシートで聞いているから面接では聞かれないということはほとんどなく、面接でも同じように聞かれます

まずはエントリーシートで書いたことと同じように答えられるようにしておきましょう。

質問され答えたときにエントリーシートで大きく矛盾したことを話してしまうと、面接官にも不審に思われてしまいます。

面接においてガクチカは重要な要素

どんなことに情熱を向けて頑張る学生なのかを、面接では知りたいと思っています。

そしてガクチカで聞ける内容は仕事にも直接つながる価値観と面接官は捉えていますので、面接において大変重要です。

学生時代に大きく頑張ってきたと感じるエピソードが聞けると、自社で働いてからも少しのことでもへこたれず頑張れる人だと思ってもらえます。

ですので薄っぺらい内容である場合やあまり深く考えず適当にガクチカを作ってしまうと、突っ込まれたときに話せなくなり印象も落ちてしまいます

学生は仕事としてのスキルはないので、ガクチカでどのくらい能力や経験があるのか見られているということを覚えておきましょう。

【面接でのガクチカの話し方】なぜ聞かれるの?

学生の見た目だけでなく、中身も知って本当に自社に合うかどうかを見極めたいという気持ちから、どの会社でもガクチカについて聞いてきます。

お互いの考えや価値観にズレがあると、入社してから学生も苦労してしまいます。

すぐに辞められても困るため、お互いに考えがマッチする人材をほしいと思っているので、ガクチカから価値観を探ろうとしているのです

経験のレベルからその人を知るため

同じ学生時代を生活してきたとしても、その人によって行動や生活の仕方は違います。

顔写真や外見だけではわからない部分をガクチカから見て、経験やレベルを知りたいと思っているのです。

皆がそうではないと思いますが、中には普通の学生以上の経験をしている方もいるでしょう。

そのような方はほかの人に比べて経験のレベルが高いと感じてもらえますし、評価の1つになります

普通であれば途中で挫折してしまうあるいは成し遂げられない方が多いものを達成していたとしたならば、それも大きな評価につながります。

ただ大きく自慢できるものばかりが評価されるわけではないので、何もないと感じている方でも大丈夫です。

企業と価値観がマッチしているかを見るため

エントリーシートや面接で大変優秀な学生だと感じても、話ているうちになんとなく自社との価値観が違うとなれば内定が難しい場合もあります。

大変優秀な学生よりも少し経験値などが劣る学生であっても、話をしているうちに人柄が見えてきて自社でも違和感なく溶け込んで働いてもらえそうだと感じたら内定する確率が上がります。

そのくらい企業の求める人物像と、自分自身が近いというのは重要です。

企業でも新入社員には途中で辞めずに長く働いてほしいと考えていますし、自社で活躍している姿が想像できる人と働きたいと思ってもいるのです。

まだ日本では年功序列・終身雇用の意識が大きいので、マッチングは重視されています。

一貫性を図るため

企業がガクチカを面接で重視するもう一つの理由は、学生の人柄や価値観に一貫性があるかを確認するためです。

ガクチカで語られる経験には、その人の考え方や行動の特徴が色濃く反映されます。

面接官は、このエピソードと志望動機、将来の目標、自己PRの内容に矛盾がないかを注意深く見ています

ここに一貫性があると、信頼感が生まれ、採用後の活躍がイメージしやすくなります。

反対に、話の内容に統一感がないと、本心が伝わりにくく、信頼を得ることが難しくなります。

そのため、ガクチカを話す前に、自分の価値観や強みを明確にしておくことが重要です。

また、企業が求める人物像と自分の経験を重ね合わせて伝えることで、より説得力が増します。

【面接でのガクチカの話し方】聞かれる際の流れ

実際に面接のときに、どのような形でガクチカについて聞かれるのでしょうか。

これから面接を受ける学生たちにとって気になる部分だと思います。

いくつかガクチカを質問されるときのパターンがありますので、こちらで詳しく紹介していきます。

ぜひ本番をイメージしながらどのように聞かれるのか、頭の中にインプットしておきましょう。

自己紹介の流れで

自己紹介の仕方はその企業によってさまざまで、どの大学から来たのかと名前だけで良いと指定される場合もあります。

逆に指定などもない場合や自己紹介を長めの時間に設定している場合もあるのです。

長めの時間になっているときには、自分の名前や大学名などを言った後にガクチカを入れるケースも多いです。

ただここで話すときの注意点として、自己紹介での流れになるのでガクチカをアピールすることがメインではありません。

中には自分を知ってもらいたいという気持ちからガクチカの部分を長く話してしまう学生もいますが、そうすると本来の自己紹介から少し外れてしまいます。

長々と話すのではなく、要点だけを短くわかりやすいように話しましょう

ガクチカについては、また面接中に「学生時代特に力を入れたことは?」と聞かれたら詳しく答えていきましょう。

「学生時代に力を入れたことはなんですか?」

ダイレクトに聞かれるパターンで、ここでは詳しくガクチカについて答えてOKです。

ただ話がどんどんとさまざまな方向に飛んでしまうと、いったい何を話しているのかわかりません。

まずは今からどんなガクチカの話をするのかを伝えるために、結果やエピソードを簡単に伝えましょう

ここで面接官にも何の話が始まるのかわかってもらったら、具体的にどんな問題点を感じどのように行動したのか話していきます。

問題点を感じ行動する内容は、特に重要な点になります。

面接官がそのときの情景を思い描けるように話し、最後に結果、ガクチカを通してどのように仕事をしていきたいのか話しましょう。

【面接でのガクチカの話し方】対策必須!深堀り質問

面接でガクチカを話すとき、表面的なエピソードだけでなく、深堀り質問にどのように答えるかが合否を分ける大きなポイントになります。

企業は、学生の過去の経験を通して人柄や価値観、課題に向き合う姿勢を見極めています。

特に、困難な状況や失敗をどう乗り越えたかという点は、入社後の活躍を判断する大事な材料です。

事前に質問の意図を理解し、自分の考えを整理しておくことで、落ち着いて説得力のある回答ができるようになります。

ここでは、実際に面接でよく聞かれる深堀り質問と、その背景や意図を詳しく解説します。

1.「なぜそれを行ったのですか?」

ガクチカの話を聞き、もっと突っ込んで聞きたい場合にこのセリフを言われます。

ほかの話でもなんでどのような行動をしたのか興味を持ってもらえたときにも聞かれるので、なぜに対して答えられるようにしておきましょう。

面接官は、このなぜの部分から学生が日頃考えていることや価値観、人間性を探り出そうとしています。

頑張ろうと思ったモチベーションの源はいったいどこにあったのを探り、それは自社で求める人材とマッチしているのかどうかを見ます。

ハッキリしているその人の価値観というのは、面接官にとっても共感しやすいもので好印象を与えられるでしょう。

自分なりにガクチカが出来上がったら、なぜという疑問を文章に持ち自己分析をしていきましょう。

2.「活動の中で一番苦労したことは何ですか?それをどう乗り越えましたか?」

この質問は、ストレス耐性と困難への対応力を見極めるために行われます。

多くの学生は成功体験を中心に話しますが、企業が注目しているのは困難に直面した時の姿勢と行動です。

苦労した経験を避けるのではなく、どのような状況だったのかを具体的に話すことが重要です。

さらに、その課題をどう受け止め、どのような工夫で乗り越えたのかを丁寧に説明することで、あなたの粘り強さや行動力が伝わります。

また、ただ結果を伝えるだけでなく、その過程で得た学びを明確に言語化することで、面接官の印象は大きく変わります。

この質問は、困難な状況を恐れず前向きに向き合える人材かどうかを判断するための大切な項目です。

準備段階で具体的なエピソードと乗り越えた工夫を整理しておくと、説得力のある回答ができます。

3.「失敗した時、どのように気持ちを切り替え、次へと進みましたか?」

この質問では、失敗への向き合い方と立ち直る力が見られています。

誰にでも失敗はありますが、その後の行動が人を大きく成長させます。

面接官は、失敗からどのようにして切り替え、次にどう進んだかというプロセスを知りたいのです。

このとき、失敗を隠したり曖昧にしたりするのではなく、具体的な出来事として話すことが信頼につながります。

さらに、その経験から何を学び、どう成長できたかを加えることで、より前向きな印象を与えることができます。

企業は、完璧な人材よりも失敗から立ち上がれる人材を評価します。

自分の弱点や課題を正直に語り、それを乗り越えた経験をしっかり伝えることが大切です。

4.「もしもう一度同じ活動に取り組むとしたら、どこを改善しますか?」

この質問は、経験から学び、次に活かす力があるかを見極めるためのものです。

企業は、失敗や課題をただ語るだけではなく、それを冷静に分析して改善につなげられる人材を求めています。

エピソードを話す際には、当時の状況を振り返り、どの部分に改善の余地があったのかを具体的に説明することがポイントです。

そのうえで、もし再び同じ状況になった場合にどのような対策をとるかまで話すと、成長意欲と分析力がしっかり伝わります。

この質問では、失敗そのものよりも、次に向けて何を考え、どう行動するかが評価されます。

過去の経験を未来につなげる視点を持つことが、他の候補者との差をつける大きな要素になります。

5.「その経験は、あなたの価値観や考え方にどう影響しましたか?」

この質問は、あなたの内面に踏み込んだ深い問いです。

企業は、ガクチカの経験を通して、どんな価値観を持ち、どのように成長したかを知ろうとしています。

エピソードを話すだけでなく、その経験が自分自身の考え方や行動にどんな変化を与えたのかを明確に言語化することが大切です。

また、その価値観が志望企業や希望職種とどのように重なるのかを意識して話すことで、説得力がさらに増します。

この質問は、自分の過去をどう受け止め、それを今と未来にどう活かしているかを示すチャンスです。

単なる出来事ではなく、自分の内面に落とし込み、自分の言葉で伝えることで強い印象を残すことができます。

価値観の一貫性を見せることが、信頼感のある人物として評価される鍵になります。

6.「それを行ったことで何を得ましたか?」

ガクチカはストーリーも大切ですが、そこから何を学んだのかという点は大変重要です。

頑張ったことで何を学んだのか得をしたのかというのは、面接官の知りたい部分です。

そこからどのような価値観を持っていて、自社でも活かしながら働いてくれそうな学生かどうかを見極めています。

たとえば何か困難があってもそこであきらめずに取り組むことで問題がいずれ打破できることを学んだなど、何を得たのか話すようにしましょう。

会社で働いても問題が出てくることは日常茶飯事なので、継続することで問題解決すると経験を持って学んだというのも好印象を得耐えます。

【面接でのガクチカの話し方】好印象を与えるポイント

ガクチカは面接においても重要な項目であり、必ずといっていいほど聞かれるということを、紹介してきました。

ここからは面接で評価されるポイントについて紹介していきたいと思います。

人事は応募者のどういった点をみているのかについて考えていきましょう。

経験・実績を具体的に伝える

ガクチカを実際の面接で話す時には、自身の経験や実績を人事にわかるように話していきましょう。

経験や実績は人事の目に止まりやすいものにする必要があり、また評価の対象になります。

具体的にするには、実際に数値を用いたり、結果を話したりといった工夫が必要です。

しかし、この経験や実績は評価ポイントの1つにすぎません。

それにもかかわらず、多くの就活生はこの経験だけに力を入れすぎてしまいます。

面接官にはこの経験や実績に付随する、就活生自身の性格や人柄、価値観について知りたいという意図があります。

それも意識して実績を話していきましょう。

思考力・判断力をアピールする

働いていた際の課題に対してどう考えて、どう行動してきたかを伝えるようにしましょう。

その際のアイデアや物事に対する考え方を、企業側を知りたいのです。

「どんなことに問題意識を向け、なぜその行動をとったのか。

もし今後同じような状況に遭遇した場合にどのような選択をするか。

」など、様々な事例はありますが、そういった経験に対して当事者意識を持ち、しっかりと考えることができているかも当然、評価項目の一つになります。

企業での再現性を示す

面接でガクチカを話す際に、ただ経験を語るだけでは十分な評価は得られません。

企業が注目しているのは、その経験が入社後の仕事にどう活かせるかという再現性です。

再現性とは、過去に発揮した力を、今後の業務でも同じように発揮できるかどうかを指します。

そのため、成果よりも課題に対してどのように取り組み、どんな工夫をして結果を出したのかというプロセスが重要になります。

例えば、アルバイトでの接客経験を話すときも、ただ「丁寧に対応した」という話では印象が弱くなってしまいます。

「なぜ顧客が不満を抱えているのかを考え、自分なりに改善策を立て、実行した」というように、主体的な行動を明確に示すことで、面接官に強い印象を与えることができます。

自分の経験を振り返るときには、成果ではなく、考え方と行動の再現性を意識して整理することが大切です。

【面接でのガクチカの話し方】面接官に評価される構成3選

面接でガクチカを話すとき、どんなに素晴らしい経験があっても、話の構成が曖昧だと面接官にうまく伝わりません。

一方で、整理された話し方ができると、それだけで評価が上がるケースも多くあります。

企業は経験の中身だけでなく、論理的に説明できる力や自分の考えを整理して伝える力も重視しています。

そこで効果的なのが、ビジネスの現場でもよく使われる3つの構成方法です。

PREP法、STAR法、Why-What-How法を活用することで、話に一貫性と説得力を持たせ、面接官の印象に残るガクチカがつくれます。

PREP法は面接でも使える!

PREP法は、結論(Point)→理由(Reason)→具体例(Example)→再度結論(Point)の順番で話す構成です。

ビジネスのプレゼンなどでも広く使われる方法で、短い時間で論理的に伝えたいときに非常に効果的です。

まず最初に結論を伝えることで、面接官が話の方向性をつかみやすくなります。

次に、その理由や背景を説明し、さらに具体的なエピソードを加えることで説得力を高めます。

最後にもう一度結論を繰り返すことで、印象が強く残ります。

例えば、アルバイトでの改善経験を話す場合も、ただ経緯を時系列で説明するよりも、最初に「私は業務改善を行い、売上を伸ばしました」と結論から入ると、面接官は話の全体像をつかみやすくなります。

STAR法でエピソードを具体的に伝える

STAR法は、状況(Situation)→課題(Task)→行動(Action)→結果(Result)の流れで話す構成です。

特に、具体的な行動力や問題解決力を伝えたいときに向いています。

単なる成果だけでなく、どのような状況で、何に直面し、どう考えて行動したのかを丁寧に説明できるのがこの方法の強みです。

例えば、サークル活動での経験を語る場合、「どんな状況だったのか」「何が課題だったのか」「自分が何をしたのか」「その結果どうなったのか」という順に話すことで、ストーリー性が生まれます。

この構成を使うと、面接官があなたの行動や考え方を具体的にイメージしやすくなり、評価が高まりやすくなります。

特に、リーダーシップやチームでの働き方をアピールしたいときに効果的です。

Why-What-How法で価値観・人間性をアピールする

Why-What-How法は、なぜその行動をしたのか(Why)、何をしたのか(What)、どうやって行動したのか(How)の順で話す構成です。

この方法の特徴は、経験の裏にあるあなたの価値観や考え方をしっかり伝えられることです。

単なる事実や成果だけでなく、あなたがどう感じ、どう考えて行動したのかを説明することで、個性が際立ちます。

例えば、ボランティア活動の経験を話すとき、まず「なぜその活動に参加したのか」という動機から話すと、聞き手はあなたの考え方を理解しやすくなります。

その後、具体的に何をして、どう取り組んだのかを話すことで、行動力と価値観を一貫して伝えることができます。

【面接でのガクチカの話し方】実際に話す際のコツ

実際に面接をする際に、事前に面接対策を行いましょう。 これからは面接で話す際の具体的なコツについて紹介します。

面接官と会話することを意識する

面接時に多くの就活生は、自分が話したいこと・伝えたいことを限られた時間で話きることを意識してしまいます。

しかし、これは大きな間違いで大切なのは、自分が伝えたいことを要点をまとめて話した後に、面接官の質問に答えながら会話をするということです。

自分が言いたいことはPREP法(結論→理由→エピソード→結論)を意識しながら話していきましょう。

その後会話の中での深掘りによって、自分の良さをアピールできるようにしていきましょう。

人事が質問する点を考える

ガクチカの質疑応答では、面接官の興味を引くことで印象を残します。

そのためにも、面接官が思わず質問したくなるような内容を話すのがベストです。

たくさんの就活生を相手にしている中で、ほかの人とは違うガクチカを話すと面接官の関心も高まります。

またガクチカでの困難や苦労について具体的に話すことで、深みのあるガクチカが出来上がります。

どのようにして成功へと辿り着いたのか、面接官の気持ちを惹きつける内容を考えましょう。

部活やボランティア活動、アルバイトや趣味などさまざまなガクチカがある中で、何について話すかを選ぶことも成功の鍵を握っています。

自分の能力をアピールしやすく、かつ企業の求める人物像にマッチできるような、面接官の興味を引くガクチカを選びましょう。

【面接でのガクチカの話し方】具体的な回答例

面接でのガクチカの話し方の具体的な回答を5パターン紹介します。 自分の経験に近い例文があれば、是非参考にしてみてください。

回答例1:アルバイト

私はカフェでアルバイトをしていた際に、注文のミスが多く、お客様に迷惑をかけることが課題だと感じました。

そこで、お客様が快適に過ごせる環境を作りたいと思い、注文時に「メニュー名の復唱」と「提供前の確認作業」を徹底しました。

また、ピーク時には他のスタッフとの連携も重要だと考え、各自の業務を明確に分担し、互いにフォローできる体制を整えました。

その結果、ミスが大幅に減り、スムーズな接客ができるようになり、スタッフ間での信頼も深まりました。

この経験から、課題を見つけ改善策を実行する大切さを学びました。

御社でも、お客様にとって最適なサービスを提供できるよう、問題解決に努めていきたいと考えています。

回答例2:部活・サークル活動

私は大学のテニスサークルでリーダーを務めており、メンバーのモチベーションが低下している状況に直面しました。

サークル活動を充実させたいと考えた私は、メンバー全員と話し合い、各自が目標を持って練習に取り組めるよう、新たに試合形式の練習を導入しました。

さらに、定期的に目標達成の進捗を確認する機会を設け、メンバー同士が互いに成長を認識し合える場を作りました。

この結果、全員が意欲を持って練習に励むようになり、試合でも好成績を残せるようになりました。

チームをまとめながら目標に向かって努力することの重要性を実感し、この経験を通じて培ったリーダーシップを、御社でのプロジェクト管理に活かしていきたいです。

回答例3:長期インターン

私はマーケティング会社での長期インターンに参加し、商品の売上拡大を目指すプロジェクトに携わりました。

プロジェクト当初は、消費者のニーズが明確に掴めず、戦略が上手くいかないという課題に直面しました。

そこで、アンケートを実施して消費者の意見を収集し、その結果に基づきターゲット層を見直しました。

加えて、定期的にチーム内でアイデアを共有し、柔軟に戦略を修正しました。

結果として、プロジェクト開始後3か月で売上を15%向上させることができ、クライアントからも高い評価をいただきました。

この経験から、状況に応じて柔軟に対応する力と、消費者視点の重要性を学びました。

御社でも、顧客のニーズに応えられる商品企画に貢献したいです。

回答例4:留学

大学2年生の夏にアメリカへ1年間留学し、異文化の中で生活しながら英語力を高める挑戦をしました。

特に初期は、言語の壁や文化の違いに戸惑い、クラスで発言することが難しいと感じる場面が多々ありました。

しかし、積極的に現地の友人や先生に話しかけることで少しずつ自信をつけ、さらに英会話クラブに参加してスピーキング力を強化しました。

その結果、徐々にクラスでの発言も増え、最終的にはプレゼンテーションでも高評価を得ることができました。

この経験を通じて、壁を乗り越えるために挑戦し続ける姿勢と異文化理解の大切さを学びました。

御社での業務でも、国際的な視点を活かし、チームに貢献できる人材を目指します。

回答例5:学業

私は大学で機械工学を専攻し、特に最終学年の卒業研究に力を入れました。

私の研究テーマは「省エネ技術の効率的な活用」で、従来の方法よりエネルギーを節約する新しい方法を模索することが課題でした。

研究の過程で多くの困難に直面しましたが、粘り強く試行錯誤を重ね、データ分析を行いながら仮説を検証しました。

最終的に、実験結果に基づき従来法よりも20%エネルギー消費を削減する手法を確立し、教授からも高評価を得ました。

この研究を通して、課題に対して最後まで諦めずに取り組む姿勢と、理論を実用化する力が身につきました。

御社でのプロジェクトにも、論理的に解決策を見つけ出す力を活かして貢献したいと考えています。

【面接でのガクチカの話し方】まとめ

必ずガクチカは面接でも聞かれることですので、適当にではなくじっくりと考えるようにしましょう。

そして自分の価値観はどうだというのが伝わりやすいように、ガクチカの話も順番を意識しながら作ってみましょう。

最初はきれいな流れを心がけるとガクチカが思いつかなくなる可能性もありますので、思うままに箇条書きをして振り返ってみてください。

その後自分なりに文章を組み立てて、さらに細かく質問されても良いように分析しておきましょう。

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