HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
グローバル化が進み、海外旅行が当たり前になり訪日外国人も増え続けています。
就活生の中にも、これからの観光業界に注目している人は多いでしょう。
この記事では、観光業界の可能性や旅行会社のインターンの3つの特徴を解説しています。
観光業界の会社に就職したい!そんな就活生に
「日本の良さを海外からの観光客に届けたい」 「訪日外国人が増加しているから注目している」 このように観光業界に興味を持っている就活生は多くいます。
しかし、一言で観光業界といっても様々な業種があるため、どの仕事で観光業界に携わるかを絞っていかなければいけません。
そこで、この記事では観光業界に関わる主な業種の紹介や、旅行会社のインターンの特徴を3つ解説しています。
観光業界を志望する就活生は、自分にあった仕事を見つけるために興味のあるインターンに参加してみましょう。
今、観光業界がアツい!
最近では大学生の多くが国内旅行はもちろん、海外旅行を楽しむようになり、観光業界は親しみやすく人気の高い業界の一つです。
グローバル化やオリンピックなどもあり、観光業界に注目している就活生の中にも、実際の観光業界の現状を詳しく知らない人は珍しくありません。
インターンの参加や企業説明会などに参加する前に、まずは観光業界を取り巻く環境について把握しておきましょう。
旅行者が全般的に増加していると考えている人は多いですが、国内旅行に関しては減少傾向にあります。
その理由は、人口減少と交通網の発達です。
日本の人口は年々減少しており、それに比例して旅行する人が減ってしまいます。
また、最近では国内であれば新幹線や飛行機で簡単に旅行することができ、日帰りでの旅行が増加していることも原因の一つです。
そのため、国内旅行者数とその売り上げは年々低下しているという結果が出ています。
一方で、海外旅行者は増加傾向です。
安価で海外旅行ができるようになり、特にアジア圏へ旅行する日本人が増えています。
また、海外からの日本へ訪れる訪日外国人も年々増加しており、どの業種も海外からの観光客への取り組んでいる現状です。
今後、東京オリンピックや大阪万博などのイベントがあるため、更なる訪日外国人の増加が予想されています。
つまり、今の観光業界は特にインバウンドが非常にアツいというわけです。
観光業界の仕事って何があるの?
観光業界というと、ツアーを企画する旅行会社や観光施設などをイメージする人が多いのではないでしょうか。
しかし、観光業界には観光に関わる業種が全て含まれるため、様々な仕事があります。
ここからは、どのような観光業界にどのような仕事があるのかをご紹介します。
旅行代理店
観光業と聞いてまず最初にイメージするのが、ツアーを企画して販売する旅行代理店です。
旅行代理店の仕事には、観光する場所をプランニングするのはもちろん、計画に沿って安全にツアーが進むように宿泊施設や利用交通機関と調整を行うことも含まれます。
自身で企画するクリエイティブな仕事をしたい人にはおすすめです。
宿泊業
次に観光に関わる仕事としてあげられるのは、ホテルや旅館などの宿泊業です。
国内旅行では日帰りが増えていますが、増加傾向にある海外からの観光客は必ず宿泊施設が必要になります。
交通機関
観光業として見落とされがちなのが、交通機関です。
旅行先での移動には電車やバス、タクシーなどの交通機関を使うのが一般的であり、旅行先への移動には飛行機を使います。
そのため、航空会社や電鉄会社も旅行や観光に注力する会社は少なくありません。
2020年のオリンピックを間近に控え、それぞれの会社が取り組みを始めています。
観光施設
観光といえば、テーマパークや水族館、動物園などの観光施設に訪れることを目的にする旅行客が多いです。
このような観光施設も観光業界に含まれます。
日本中、世界中から人が集まってくる観光施設での仕事は、直接的に観光客の楽しい思い出を作ることに繋がるためやりがいを持って働けるでしょう。
飲食店・お土産店
多くの観光客が集まる観光地での飲食店やお土産店もまた、観光業界の仕事の一つです。
宿泊業と同様に、旅行の際には必ず食事する機会があるため、観光地にある飲食店は観光客に対しての取り組みを怠りません。
またお土産店に関しても、観光客が買って帰りたいと思うお土産を取り揃え、購入を促すための工夫をしています。
このように観光業界には様々な業種があり、自身がどこにやりがいを感じるのかを理解した上で、自分のスキルや強みを活かせる仕事を探してみましょう。
旅行会社のインターンの3つの特徴
観光業界を志望する就活生の中でも、旅行会社は特に人気があります。
しかし、旅行会社に抱く「観光客を案内している」「自分でツアーを企画するクリエイティブな仕事」というイメージと、入社後の実際の業務内容が異なってしまえば後悔してしまうでしょう。
旅行会社を目指している場合、まずはインターンに参加して業界研究・企業研究を進めましょう。
ここでは、旅行会社のインターンの3つの特徴について解説します。
1DAYの開催が主流
大手旅行会社のインターンは、説明会を兼ねた1DAYインターンが主流です。
1DAYインターンとは、短期インターンや長期インターンに分けられるインターンの中でも最も短いもので、1日で終了します。
そのため、インターン中に実際の業務を任されることはなく、観光業界や企業についての説明と簡単なグループワークなどを行うことが多いです。
ツアーの企画作成が体験できる
旅行会社の仕事の一つであるツアーの企画を作成する仕事を体験できるインターンも多くあります。
インターンに参加することで、実際にツアーを企画する社員の方から解説を受けることもでき、より入社後の仕事のイメージを具体的にすることができるでしょう。
中には、インターン参加者でチームを組んで課題に沿ったツアーを企画するグループワークもあります。
社員から直接意見をもらえる
インターンに参加する一番のメリットは、実際の業務を体験できることと社員の方の生の声を聞けることです。
インターン中の企画設計のグループワークの際や休憩時間などに社員の方と話す機会があるため、会社の雰囲気などのインターンに参加しなければ聞けないことを質問でき、業務への疑問などを解消することができます。
旅行や留学を兼ねたインターンシップもある
観光業界のインターンには、海外旅行や海外留学を兼ねたインターンも多いです。
自分でプランニングした企画をもとに現地を視察することも旅行会社の業務の一つのため、 その体験も兼ねて旅行や留学をインターンとして提供する企業があります。
中には、1年間の留学と観光業のインターンを組み合わせたツアーなどもあるため、自分に合ったインターンを入念に選ぶことが大切です。
また、留学の場合はインターンは有給でも、旅行や留学にかかる費用は必要になるため、注意しましょう。
インターンに参加して職種を絞っていこう
この記事で紹介した通り、観光業界には幅広い職種があります。
旅行会社だけでも、ツアーコンダクターや商品開発、店頭販売や法人営業などの職種があるのです。
まずは様々なインターンに参加し、自身が本当に行きたいと思える職種を絞っていきましょう。
また、グローバル化やIT化が進むことを視野に入れ、就職活動を進めていくことが大切です。
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