【例文6選】Open ESでの自己PRを効果的に書く方法とは?高評価のコツまで徹底解説!

【例文6選】Open ESでの自己PRを効果的に書く方法とは?高評価のコツまで徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

就活する上でES(エントリーシート)を書くことは避けられません。

最近では、企業の経営状況の悪化などにより大企業ですら安泰とはいえない時代であるため、できるだけ内定は多く持っておきたいところです。

そのためにはまず多くの企業へエントリーして選考や面接、インターンなどの数をこなすことが重要となります。

しかし、ES段階での通過率が悪いことやESを書くことに多くの時間が取られてしまうのは避けたいものです。

そんな就活生におすすめしたいのが、Open ESという複数の企業共通で提出できるESです。

この記事では、Open ESの紹介やそのメリットについて解説していきます。

この記事ををおすすめしたい人

「Open ES」に興味がある人

「Open ES」を利用したい人

書類選考を本気で突破したい人

この記事を読んでわかること

「Open ES」の利用方法

「Open ES」を利用するメリット

「Open ES」で高評価されるコツ

▼▼▼ この記事の要約動画はこちら ▼▼▼

目次目次を全て表示する

【自己PR】Open ESとは?

Open ESとは就活イベントや就活サービスを運営するリクナビが提供しているサービスです。

通常のESの場合は、その企業が作成したフォーマットや項目に従って記入し、その企業の指定する方法で提出します。

しかし、中には質問項目がほとんど同じであるESなどもあり、何枚も書くのは手間がかかり、提出を忘れる可能性や提出方法を間違える可能性があります。

この課題を解決するのがOpen ESです。

Open ESはリクナビのサイト上で提出し、複数の企業に一斉に提出できるもので、通常のESとの大きな違いは「同じ質問に何度も答える手間を省ける」点と「Open ESのwebサイト上で提出が完結する」点です。

Open ESは指定された特定の質問に一通り答えれば十分で、何回もESを書く必要はなく一度ESを書けば、何十社に一斉にエントリーできます

しかし、裏を返せばエントリーする全ての企業に対して同じ内容を送るため、その一枚の出来が悪ければ多くの企業で選考に進めない可能性があります。

そのため、その一枚の重要性を理解して丁寧に過不足なく質問に答えるように気をつけましょう。

ESは企業によって紙媒体での郵送、メール送信など、提出方法が異なる場合があり間違える可能性がありますが、Open ESはウェブサイト上で提出できるため送付ミスの可能性がなく、かつ手軽に提出できます

就活生にとってはとても便利なOpen ESですが、Open ESは基本的にリクナビのサービスであるため、リクナビと提携している企業にしか提出できない点には注意が必要です。

Open ESが提出可能であるか否かは、もし提出可能な企業であればエントリー後に「Open ESの提出可能」と表記されるため判断可能です。

Open ESはこちら▶︎OpenES | エントリーシート・履歴書の新しい仕組み。もっと伝わる自分らしさ

Open ESの書き方のコツ

ここではOpen ESの項目と例文を紹介します。

Open ESで書く項目は大きく分けて「基本情報」「資格・スキル情報」「自己PR情報」の3種類です。

「基本情報」は名前や生年月日、大学などの自分のプロフィールのことです。

この記事では特に「資格・スキル情報」と「自己PR情報」についてポイントと例文を解説していきます。

趣味・特技

Open ESで「趣味・特技」の項目を書くときは「趣味または特技」と「その趣味・特技で得たもの/将来へどう活かせるか」の2点を書きましょう。

就活生の中には、趣味や特技を書く時に「趣味も特技もない」という悩みでつまずいてしまう方も多いですが、これは他の人と比べて飛び抜けた何かを書かなければいけないと考えている場合が多いです。

趣味や特技は突出したものでなくても、自分が好きなアニメやゲーム、習ったことがあるスポーツ程度でも構いません。

具体的な「趣味・特技」の書き方ですが120字以内と文字数が限られているため、趣味か特技かどちらかに絞って少し詳しく書くことが重要になります。

単純に趣味や特技を書くだけでなく、それによって何を学んだか、何を得たか、どのように活かそうと思っているか、企業の人事担当者は見ています。

どれか一つ自分の趣味や特技を決めたら、説明するだけではなく「学んだこと」「気づいたこと」「今後に活かせること」など自分の考えを書きましょう。

以下例文をご紹介します。

私の特技はサッカーです。

中学生までは試合に出られませんでしたが、高校で必死に努力し続けレギュラーになり、大学へはサッカー推薦で入りました。

サッカーを通して努力は報われること、支えてくれる周りのありがたさを実感しました。

(114文字)

私の趣味は散歩です。

ただ歩くのではなく、自分では入らない裏道や近所を歩くと知らなかった場所や知っている場所でも新たな発見をすることができました。

この経験から視野が広がったように感じます。

(93文字)

学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容

続いて「学業・ゼミ・研究室などで取り組んだ内容」に書きましょう。

この項目は250文字以内なので「趣味・特技」よりは分量が多くなります。

ここでのポイントは「学問領域の専門的な用語をなるべく避けること」「自分独自の考えや視点を書くこと」です。

特に大企業となると何万もの膨大な応募がある中で、専門的な用語で小難しく説明している文章は読み飛ばされる可能性があるので、一般的に使うわかりやすい言葉を使用しましょう。

また、ただ一般論を書いたりしても読み手におもしろいと思ってもらえないため、自分なりの考えや独自の視点を取り入れることが大事です。

以下に例文を示します。

私はフランスの哲学者、ミシェル・フーコーの研究をしていました。

フーコー哲学の研究を通して私たちが現在当たり前と思っていることは全く当たり前でないことがわかってきて、日々のニュースや何気ない出来事に対して決して、前提を疑う批判的な視点を持って考えることが身につきました。

特に、その出来事がどのような過程をたどって現在の状態になっているのか、現在の状態にならない条件はあるのか、過去と現在では何が違うのか、などの問いをよく考えるようになりました。

(220文字)

自己PR情報

「自己PR情報」は400文字以内となり「趣味・特技」や「学業、ゼミ、研究室などで取り組んだ内容」と比べて大幅に字数が増えるため、より文章力の差が出てきます。

また、指定の文字数が多いということは、それだけ重要な項目でもあり、実際多くの人事担当者は自己PRを重視して選考判断を下します

自己PRで大事なことは事実よりも理由にフォーカスして書くことです。

例えば「アメリカへの留学経験」について、何をしたか、何が起きたか、何が大変だったかといった事実の羅列をするのではなく、なぜ留学をしたかを掘り下げて書くことです。

なぜなら「アメリカへの留学経験」がある人は大勢いますが、その理由は人それぞれであり、だからこそ人事担当者にもその人らしさが伝わり自己PRとなるのです。

その上で「どんな能力によってあなたの会社へ貢献できるのか」を示し、その理由を具体的なエピソードともに書くとよいでしょう。

私はやると決めたことをやり抜く継続力によって貴社に貢献します。

新入社員として先輩方や取引先の方から学ぶ仕事の習慣や方法を徹底的に真似して継続することで、誰よりも成果を出します。

具体的にこの継続力を発揮した経験として大学時代の部活動があります。

私は大学のサッカー部に所属していました。

高校まではフォワードでしたが、大学からサイドハーフにポジションを変え、体力が足りないことが課題でした。そこで部活の練習に誰よりも早く来て走り込みを続けました。

また試合では特に徹底的に走ることを続け、結果として、チームトップの体力を身につけ誰よりも終盤まで走れるようになりました。

私が継続力を徹底的に意識するのは「継続は力なり」という信念を持っているからです。

貴社に入社後は、成果を出すための改善を継続することによって、必ず大きな成果を出すことを誓います。

(371文字)

以下の記事では、400字で自己PRを作成する方法について詳しく解説しています。

Open ESを利用する際には、ぜひこちらの記事も併せて参考にしてください!

学生時代に最も打ち込んだこと

「学生時代に最も打ち込んだこと」は「自己PR」と同じく400文字以内ですので、こちらも重要度の高い項目です。

「学生時代に最も打ち込んだこと」を書くのは、その学生が実際に何に興味を持ち、何をやったのかをみることで、その学生の性格を判断しやすいからです。

企業は実際にその会社で成果を出せる人間を求めているので、自分のどんな能力や強み、経験がその会社の利益となるかをわかりやすく書きましょう。

以下に例文を示します。

私は学生時代、学生団体での活動に打ち込みました。

この学生団体での活動に打ち込んだ理由ですが、私はもともと部活やクラスでも中心となってリーダーシップを発揮し、全体を取りまとめる役割になることが多かったため、自分のリーダーシップをもっと磨きたいと思い、50人前後のメンバーが所属する学生団体へ入りました。

結果としては、多くの人間関係での失敗を重ねつつも、目標に向かって全員のモチベーションを高め、組織全員で努力することを達成しました。

論理だけでなく、感情にどう訴えかけるかを考え続けたことがとても勉強になりました。

この経験を通して「人の感情を動かす方法」を理解したので、社会人になった際には、チームや部署を取りまとめ、強いリーダーシップを発揮して目標達成へ努力しようと思います。

(337文字)

以下の記事では、400字でガクチカを作成する方法について詳しく解説しています。

Open ESを利用する際には、ぜひこちらの記事も併せて参考にしてください!

顔写真・画像貼り付け

OpenESでは、自分の顔写真や、学生時代に打ち込んだことの成果を示す証拠写真・画像を貼り付けることができます。

これは、より説得力をもって自分自身をアピールするうえで非常に役立ちます。 文章のみで訴えかけることより、写真や画像があったほうがイメージにつながりやすいでしょう。

したがって、顔写真は写真館でデータでもらえるのか、事前にしっかり確認する必要があります。

また、貼り付けるときは回転やサイズに気をつけてください。

特に向きのズレやサイズ違いがあると、計画性のなさや不器用さ、ちょっとした配慮ができないなどの悪い印象につながる恐れがあります。

規定サイズどおりの写真や画像を丁寧に貼り付けて、アピール要素を増やしましょう。

【Open ESの自己PR】顔写真なしでも大丈夫?

結論として、Openesでも、もちろん写真はあった方が良いです。

インパクトがある上に、内容も伝わりやすくなります。

しかし、自己PRを作成する上で写真なしでも対処する方法はあるので、一緒に確認していきましょう。

顔写真

基本的に顔写真は必須と言っても良いでしょう。

履歴書において顔写真が必須であるように、企業に個別にエントリーシートを提出する場合でも提出を求められる場合がほとんどです。

ただし、全ての就活生が日程に余裕があるわけではないので、写真館に行く時間がない人も多いでしょう。

中には1万円程度かかる写真館もあるので、予算的にも厳しいはずです。

そういった場合は、証明写真機を利用するか、最悪、スマホのカメラで対応しても良いでしょう。

就活における証明写真についてはこちらの記事で詳しく紹介しているので、時間がある時に確認してみてください。

自己PR写真

自己PRにおいても、必須とは言えませんが、もちろんあった方があなたに関するイメージをしやすいでしょうから添えておいた方が良いと言えます。

ちょうど良い写真がなかったら、フリー画像を利用するのも選択肢の一つでしょう。

文字のみよりも写真入りの方が内容が伝わりやすくなりますし、印象にも残りやすいです。

選考通過率が少しでも上がるかもしれないので、余裕のある人はぜひ、写真を添えてください。

【OpenESの自己PR】使用する写真を選ぶための基準

OpenESでは、自己PRの内容だけでなく、使用する写真の印象も重要です。

履歴書やエントリーシートに添付する写真は、第一印象を左右する要素となります。

企業の採用担当者は、写真から応募者の雰囲気や印象を判断するため、適切なものを選ぶことが求められます。

明るさや画質はもちろん、服装や表情にも注意を払い、ビジネスシーンにふさわしい写真を用意することが大切です。

ここでは、自己PRに適した写真を選ぶポイントを解説します。

基準を意識し、より好印象を与えられる写真を選びましょう。

適切な照明を使用しているかどうか

前提として、まず明るさが適切でなければ表情や雰囲気が伝わりにくいため注意することが必要です。

写真が暗すぎると顔がはっきりと映らず、採用担当者に与える印象も悪くなります。

適切な照明を使用することで、顔の表情が明るくなり、清潔感のある印象を与えられます。

自然光の入る場所や、白色の照明を利用することで、肌の色味を自然に保つことができます。

逆光や強すぎる光を避け、顔全体が均等に照らされる環境で撮影することが理想的です。

また、影が強く出すぎると顔の一部が暗くなり、不自然な印象を与える可能性があります。

撮影時は、ライティングのバランスを考えながら、顔がはっきりと映るように調整しましょう。

就活生にふさわしい装いであるか

自己PRで使用する写真であることから、就活生として正しい装いであることが大切です。

派手な服装やメイク、髪型であると常識を持っていない印象を与えてしまう可能性があるため、注意することが必要です。

一般的に、就活の写真ではスーツを着用するのが基本です。

男性はシンプルなダークカラーのスーツに、白いシャツと落ち着いた色のネクタイを合わせるのが適切です。

女性の場合も、派手な色やデザインを避け、落ち着いた色味のスーツやジャケットを選ぶと良いでしょう。

また、髪型にも気を配ることが大切です。

清潔感のある髪型を意識し、顔がしっかり見えるように整えると好印象を与えやすくなります。

メイクはナチュラルにし、アクセサリーも控えめにすると、就活にふさわしい印象を保つことができます。

写真のサイズや画質が規定に沿ったものになっているか

照明や装いに気を使って適切な写真を作成したとしても、サイズがずれてしまっていると画質が悪くなってしまい、悪い印象を与えてしまいます。

そのため、規定に沿ったサイズと画質で提出することが大切です。

一般的に、OpenESで推奨される写真のサイズは縦4:横3の比率で、解像度の高い画像が望ましいとされています。

ピクセル数が低すぎると画像がぼやけてしまい、不鮮明な印象を与えるため注意しましょう。

また、写真の背景にも気を配る必要があります。

無地の背景を選ぶことで、顔が際立ち、清潔感のある印象になります。

自撮りやスナップ写真をそのまま使用するのではなく、証明写真に近いクオリティのものを選ぶと良いでしょう。

適切なサイズ・画質・背景を意識し、企業に好印象を与えられる写真を準備しましょう。

【OpenESの自己PR】自分の強みを見つける方法

自己PRを作成する際に最も重要なのは、自分の強みを明確にすることです。

しかし、「何をアピールすればよいか悩んでしまう」と感じる就活生も多いのではないでしょうか。

自分の強みを見つけるためには、客観的な視点を持ちつつ、これまでの経験を振り返ることが大切です。

また、強みは特別なスキルだけでなく、日常的な行動や価値観の中にも隠れています。

ここでは、自分の強みを見つける具体的な方法を紹介します。

これらを実践することで、自分ならではの強みを発見し、効果的な自己PRを作成できるようになります。

目標から逆算する

自分の目標から逆算して、そのために必要な能力などを考え、自分に足りないものを見つめなおすことで自分の強みが分かります。

目標を明確にすることで、これまで自分が努力してきたことや培ってきたスキルが浮き彫りになります。

たとえば、「営業職として活躍したい」と考えた場合、求められるスキルは「コミュニケーション能力」「課題解決力」などが挙げられます。

過去の経験を振り返りながら、目標を達成するために発揮した能力を整理することで、自分の強みが明確になります。

また、「苦手を克服するために努力した経験」も強みになります。

目標達成の過程でどのような行動をとったのかを分析し、それを自己PRに落とし込むことで説得力のあるアピールができるようになります。

自己分析シートを作成する

自己分析シートを作成して、「得意なこと」「好きなこと」「大切にしている価値観」「今までの成功体験・失敗体験」「身につけたスキルや資格」などをカテゴリごとに書き出すことで、自分についての理解を深めると他の人にない強みも見つかってきます。

紙やExcelを使って、自分に関する情報を整理するのがおすすめです。

たとえば、「過去に達成したこと」や「失敗から学んだこと」を振り返りながら、自分の特徴や行動パターンを分析すると、どのような場面で自分の力が発揮されるのかが分かります。

また、「なぜそれを得意だと感じるのか」「どのような価値観が背景にあるのか」を深掘りすると、より説得力のある自己PRにつながります。

自己分析を行い、他の就活生と差別化できる自分ならではの強みを見つけ出しましょう。

周囲からの意見を聞いてみる

どうしても思い浮かばないときは、他者から自分がどのように見えているのかを訪ねてみると、自分では気づけなかった強みが明らかになったり、そのヒントが得られたりします。

家族や友人、アルバイト先の同僚や上司など、さまざまな視点から意見をもらうと、新たな発見があることが多いです。

たとえば、「冷静に判断している」「困っている人を自然にサポートしている」など、自分では当たり前に行っていることが、他者から見ると貴重な強みになる場合があります。

また、過去の行動やエピソードを交えながらフィードバックを受けることで、自分の特長を把握できるでしょう。

他者の意見を取り入れながら、気づかなかった強みを発見し、自己PRに活かすことが大切です。

積極的に周囲の声を聞くことで、客観的なアピールができるようになります。

【Open ES】選考通過率の高い自己PRの特徴

Open ESを通過する自己PRにはいくつかの特徴があります。

ここではOpen ESで高評価をもらえる自己PRの特徴について解説しますので、参考にしてみてください。

自分の強みを明確化できている

高評価をもらえる自己PRは、自分の強みを明確化できているという特徴があります。

また、自分の強みを把握するためには、十分な自己分析が必要です。

就活生の中で自分の強みについて自信を持って書くことができる人は少ないため、自分の強みがわからない人はまずは自己分析からスタートするようにしましょう。

以下の例文のように強みを明確かつ簡潔に述べるようにしましょう。

私が自分の強みと考えているものは、行動力です。

強みの根拠となるエピソードがある

評価される自己PRでは、自分の強みを明確化できていることはもちろん、強みの根拠も明確になっているという特徴があります。

強みをアピールするだけでは説得力に欠けるため、以下の例文のように強みを備えていることの根拠となるエピソードもわかりやすく記載する必要があります。

学生時代に野球部に所属しており、レギュラー入りをするために毎日厳しい練習をしていました。

しかし、それでも中々レギュラーになることは出来ませんでした。

そこで、レギュラーメンバーをサポートしようと決意し、そこからは食の栄養に関する勉強や審判に関する資格勉強などを行いました。

弱みも書いている

強みをアピールしつつ、自己理解度や自己分析の精度の高さなどを評価してもらうなら、弱みもあわせて書くことがおすすめです。

ただ強みを書くだけでは、自分を十分にアピールできているとはいえません。

まずアピールする前に、自分の至らなかったことや軽い失敗談などに触れると良いでしょう。

すると結果としてアピール内容がより強調されるため、採用担当者には魅力的に伝わりやすくなる仕組みです。

強みを活かしてどう会社に貢献できるか記述してある

自己PRでは、最終的にその強みをもってどう会社に貢献していきたいのか、企業にとってのベネフィットに触れていることが重要となります。

以下の例文のように、働く際にどのような活躍ができるのかアピールすると良いでしょう。

この経験から、自分に出来ることは何かを考え、積極的に行動し、忍耐強く勉強や業務を続けることができます。

【Open ES】自己PRを高評価してもらうコツ

実際に自己PRを書こうと思っても、どのようにして書けばよいのかわからないという人も多いでしょう。

ここでは、Open ESで自己PRを書く時に意識することについて解説します。

エピソードはできるだけ具体的に

自己PRは、就活生が自社に入社後にどのような活躍ができる人材なのかイメージしやすい内容になっていることもポイントです。

そのため、エピソードでは数字を使用して具体的に伝えるようにしましょう。

数字で表現することが難しい場合は、第三者からの評価などを織り交ぜて説明することをおすすめします。

アピールポイントは1つに絞る

自己PRでは、できるだけ多くの自分のアピールポイントを伝えたいと考える就活生も多いでしょう。

しかし、短い自己PRの中で伝えられることは限られているため、複数のアピールポイントを盛り込んでしまうと、何を伝えたいのかわかりにくくなってしまいます。

そのため、アピールポイントは特に伝えたいもの1つに絞り込むことが重要です。

入社後の目標に触れる

採用担当者はミスマッチを防ぐためにも、就活生がどのような入社後の目標を持っているのか知りたいと考えています。

そのため、自己PRの中でも入社後の目標に触れると良いでしょう。

自分が入社後どのように活躍したいのか織り交ぜておくことで、企業研究をしっかり行っており、業務内容も理解していることをアピールできます。

【Open ES】自己PRを書く時に気をつけること

Open ESを書く際には、いくつか気をつけなければいけないポイントもあります。

ここでは最後にOpen ESを書く時に気をつけることについて解説しますので、参考にしてみてください。

嘘は書かない

Open ESの自己PRでは、嘘を記載しないようにしましょう。

面接の際には自己PRの内容は必ずと言っていいほど深掘りされるため、嘘をついてしまうとうまく答えられなくなります。

また、採用担当者にも嘘を見抜かれてしまい、選考を通過できなくなってしまうでしょう。

事実の羅列だけで終わらせない

採用担当者は、自己PRの内容から就活生がどのような人物なのか知りたいと考えています。

しかし、事実を羅列しているだけでは人物像が伝わってこないため、選考を通過するのが難しくなってしまうでしょう。

オリジナリティに欠けると注目されない

オリジナリティに欠ける自己PRでは、採用担当者の印象に残りません。

採用担当者は多くの自己PRを見ているため、似たり寄ったりの自己PRでは興味を引くことはできないでしょう。

自己PRを書く際には、相手が関心を持ってくれるような言葉を選んで使うことがポイントです。

全く同じESを送らない

Open ESでは、まったく同じESを複数の企業に提出しないよう注意しましょう。

理由は、ESの質が落ちてしまうのを防ぐためです。

ESは、企業理念や求められている人物像に合わせて作り、自分の良さをアピールする必要があります。

そのため別の企業とまったく同じ内容のESを送れば、応募先の企業とは相違が出てきてしまうでしょう。

したがって、採用担当者にESが刺さらず、質の低いESを送ってしまうことになります。

Open ESを書くときは、まったく同じ内容になることに注意を払いましょう

自己PRの質が良い

選考を通過しやすくさせるためのポイントとして、多くの人が適当に書いてしまいがちな、趣味や特技の欄を充実させることが挙げられます。

この部分に力を入れると人柄が伝わりやすく、質も上がります。

読み手と価値観が似ていて、一緒に働きたいと思ってもらえると通過しやすいので、企業の公式サイトや説明会から求める人材や社員の特徴について調べ、どのような価値観の人が多いか会社の中を確認してみることをおすすめします。

【OpenESの自己PR】評価されやすい強み別例文集

自己PRでは、具体的なエピソードを用いて自分の強みを伝えることが大切です。

単に「〇〇が得意です」と述べるだけではなく、その強みがどのように発揮され、どのような成果につながったかを明確に伝える必要があります。

採用担当者に印象を残すためには、実体験を交えて論理的に説明することが大切です。

そこで、評価されやすい強みとして「計画力・洞察力・誠実さ・几帳面・分析力・企画力」をピックアップし、それぞれの特徴を活かした例文を紹介します。

自分の強みに近いものを参考にし、効果的な自己PRを作成してください

強み別の自己PR例文1: 計画力

例文

私は、目標達成に向けて計画を立て、着実に実行することを得意としています。

大学では、ゼミの研究プロジェクトで進行管理を担当しました。

当初、チーム内の進捗にばらつきがあり、締切に間に合わない可能性がありました。

そこで、作業を細かく分け、各メンバーの得意分野に応じた役割を決め、期限を設定しました。

また、週1回の進捗確認ミーティングを実施し、必要に応じて計画を調整することで、全員が効率よく作業を進められる体制を整えました。

その結果、発表資料を余裕を持って完成させることができ、教授からも優れた取り組みだと評価されました。

さらに、チーム全体の作業効率も向上し、各メンバーが自分の役割をより明確に理解できるようになりました。

プロジェクト終了後も、スケジュール管理の重要性を実感し、他の活動にも活かせるスキルを身につけることができました。

入社後も、スケジュール管理の力を活かし、効率的に業務を進めながら、チームの目標達成に貢献したいです。

以下の記事では、計画力を自己PRで効果的にアピールする方法について解説しています。

計画力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてください!

強み別の自己PR例文2: 洞察力

例文

私は状況を的確に把握し、課題を発見することを得意としています。

大学では、アルバイト先の飲食店で売上データの分析を担当しました。

ある時、特定の曜日に売上が低迷していることに気づき、その原因を特定するためにデータを詳細に調査しました。

すると、ターゲット層の来店時間や人気メニューの傾向に偏りがあることが分かりました。

また、従業員の配置や接客の対応が曜日ごとに異なり、それが売上に影響を与えている可能性があることも判明しました。

そこで、来店数が少ない時間帯に割引キャンペーンを実施し、特定のメニューを強化する施策を提案しました。

さらに、従業員の配置を見直し、繁忙時間帯の対応を統一することで、接客の質を向上させました。

その結果、売上が前年比15%増加し、リピーター数も増加しました。

この経験を通じて、問題の本質を見抜く力が重要であることを学びました。

今後も洞察力を活かし、状況を分析しながら最適な施策を提案できるよう努めていきたいです。

以下の記事では、洞察力を自己PRで効果的にアピールする方法について解説しています。

洞察力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてください!

強み別の自己PR例文3: 誠実さ

例文

私は誠実に人と向き合い、信頼関係を築くことを大切にしています。

大学では、ボランティア活動の一環で外国人留学生向けの日本語サポートを行いました。

最初は、言語の壁や文化の違いから、なかなかスムーズに意思疎通ができませんでした。

そこで、一方的に教えるのではなく、相手の話をじっくり聞きながら、理解度に応じた説明を心がけました。

また、会話を通じて相手の興味を引き出し、楽しく学べる環境を作るよう工夫しました。

加えて、授業以外の場面でも積極的に声をかけ、不安や困りごとがあればすぐに相談できるよう努めました。

その結果、留学生たちは次第に積極的に会話をするようになり、日本語の習得スピードも向上しました。

また、活動終了後も感謝の言葉をもらい、自分のサポートが相手の成長につながったことを実感しました。

この経験から、誠実に相手と向き合うことの大切さを学びました。

社会人になっても、この姿勢を大切にしながら信頼される存在を目指します。

以下の記事では、誠実さを自己PRで効果的にアピールする方法について解説しています。

誠実さを強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてください!

強み別の自己PR例文4: 几帳面

例文

私は細部にまで気を配り、正確に作業を進めることを得意としています。

大学では、学園祭のパンフレット制作を担当しました。

掲載する情報に誤りがないよう、事前に関係者と細かい確認作業を行いました。

また、フォントやデザインの統一感を意識し、視認性の高いレイアウトを工夫しました。

さらに、印刷前に何度も校正を行い、ミスを最小限に抑えました。

特に、スケジュール管理にも注意し、早めにデザインを完成させることで、余裕を持って最終チェックができるよう調整しました。

その結果、正確で見やすいパンフレットが完成し、来場者からも「分かりやすい」と好評を得ました。

また、担当者からも「細かい部分まで丁寧に仕上げられている」と高い評価をいただきました。

この経験を通じて、几帳面に仕事を進めることの重要性を学びました。

今後もこの強みを活かし、正確性の求められる業務に貢献したいです。

以下の記事では、几帳面を自己PRで効果的にアピールする方法について解説しています。

几帳面を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてください!

強み別の自己PR例文5: 分析力

例文

私はデータを整理し、論理的に考えることを得意としています。

大学では、マーケティングゼミで企業の商品戦略の分析を行いました。

購買データをもとに消費者の傾向を調査し、特定の層に支持されている商品群を特定しました。

その結果、ターゲット層に最適な広告施策を提案し、売上向上に貢献しました。

また、仮説を立て、それをデータで検証するプロセスの重要性を学びました。

加えて、競合企業の販売戦略とも比較し、どの要素が差別化につながるのかを細かく分析しました。

さらに、消費者アンケートを活用し、データと実際のニーズのズレを検証することで、より効果的なプロモーション施策を考案しました。

この経験から、根拠に基づく意思決定の大切さを実感しました。

さらに、データを多角的に見ることで、新たな発見につながることを学びました。

入社後も、分析力を活かし、データをもとにした戦略立案を行いたいです。

以下の記事では、分析力を自己PRで効果的にアピールする方法について解説しています。

分析力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてください!

強み別の自己PR例文6: 企画力

例文

私は新しいアイデアを形にし、実現することを得意としています。

大学では、地域活性化プロジェクトのイベント企画を担当しました。

地域の特産品をPRするため、企業と連携し、体験型イベントを企画しました。

ターゲット層を分析し、より多くの人が参加しやすいプログラムを考えました。

また、SNSを活用したプロモーションを行い、イベントの認知度向上を図りました。

さらに、来場者のニーズを把握するため、アンケート調査を実施し、次回に向けた改善策を検討しました。

その結果、前年より参加者数が30%増加し、地域のPRにも貢献しました。

また、メディアにも取り上げられ、企業側からも「有意義なイベントだった」と好評を得ました。

この経験を通じて、企画力が成果に直結することを実感しました。

今後もこの強みを活かし、人を惹きつける企画を生み出していきたいです。

以下の記事では、企画力を自己PRで効果的にアピールする方法について解説しています。

企画力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてください!

まとめ

これまで何度も同じ項目に記入する必要があったESの課題を解決するOpen ES。

Open ESは書き方次第で選考通過率が大きく変わるものです。

裏を返せば、どれだけ優秀な人でも書き方が適当であれば落とされてしまいます。

まず適切な書き方をマスターして面接や面談などの次の選考へ進みましょう。

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