【例文あり】自己PR「勉強熱心」の書き方!高評価につながるコツや注意点を紹介!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

自己PRにおいて自分が勉強熱心であることをアピールしたい方も多いでしょう。

そこで、今回は企業の採用担当者に良い印象を与えられるコツや注意点などについて詳しく紹介していきます。

【自己PRで勉強熱心をアピール!】そもそも「勉強熱心」は自己PRに使える?

まず、そもそも勉強熱心であることを自己PRでアピールして良いのかということについて考えていきましょう。

結論として、全く問題ありません。

むしろ、社会人になってからも勉強をすることは豊富にあるため、勉強熱心であることは非常に良いアピールポイントと言えるでしょう。

また、勉強熱心な人は計画力や主体性が高いと考えられるので、その点においても高評価を得られる可能性が高いです。

よって、自分が勉強熱心であることは積極的にアピールして問題ありません。

【自己PRで勉強熱心をアピール!】勉強熱心の言い換え表現

勉強熱心を言い換える言葉にはさまざまなものがありますが、多くの人が用いる言い換え表現としては「一生懸命であること」や「ひたむきであること」「誠心誠意取り組むこと」「まっすぐさ」や「真摯に取り組む」といったことが挙げられます。

上記の言い換えの中で、自分が勉強熱心であることをより魅力的に説明できると感じられる言い換えがあるならば、積極的に採用してみてください。

一生懸命であること

勉強熱心という言葉を言い換える表現として「一生懸命であること」があります。

新しいことを学ぶ際には、ただ表面的に取り組むのではなく、全身全霊をかけて学びに向き合うことが大切です。

一生懸命に取り組む姿勢は、学習において深い理解を得るだけでなく、その過程で得た知識を実際に活用できる能力を養うことにも繋がります。

何事にも一生懸命に取り組むことで、自らの成長を促し、他者からも信頼される人材として認められることができます。

誠心誠意取り組むこと

「誠心誠意取り組むこと」として言い換えることもできます。

誠心誠意取り組む姿勢は、ただ知識を詰め込むだけでなく、学びに対して真剣に向き合い、理解を深めようとする意欲を示します。

この姿勢は、勉強だけでなく、仕事やプロジェクトに対しても重要な資質です。

誠心誠意取り組むことで、細部にまで注意を払い、より高い品質の成果を生み出すことができます。

また、誠心誠意取り組むことは、勉強熱心さを示すと同時に、自己成長や周囲への貢献に繋がる重要な要素です。

【自己PRで勉強熱心をアピール!】勉強で身につけられる力

勉強を通じて身につけられる力は、単に知識だけにとどまりません。

勉強を続けることで、私たちは思考の柔軟性や忍耐力、さらには目標を達成する力等を養うことができます。

以下に、それぞれの力について詳しく説明します。

柔軟な思考

勉強を通じて身につけられる柔軟な思考力は、多様な視点から物事を考える力を養います。

新しい知識や情報を学ぶことで、従来の固定観念に囚われず、異なる角度から問題を捉えることができるようになります。

例えば、複雑な課題に直面した際、柔軟な思考を持つことで、従来とは異なるアプローチや解決策を見出すことができます。

また、異なる文化や価値観を理解するための広い視野を持つことも、柔軟な思考力によって可能になります。

忍耐力

勉強を続ける中で培われる忍耐力は、困難や挫折に対して耐え抜く力を意味します。

学習の過程では、理解が進まなかったり、成果がすぐに現れないことがしばしばありますが、そのような時こそ忍耐力が試されます。

この力を鍛えることで、目の前の困難に対して粘り強く取り組み、最終的に成功を収めるための持久力を身につけることができます。

忍耐力は、勉強だけでなく、将来の職場や人間関係においても重要な資質です。

仕事のプレッシャーや厳しい納期に直面したときでも、忍耐力があれば冷静に対処し、乗り越えることが可能です。

目標達成力

勉強を通じて身につけられる目標達成力は、設定した目標に向かって努力し、結果を出すための力を指します。

勉強においては、定期的なテストや試験、課題提出といった明確な目標がありますが、これらを一つ一つクリアすることで達成感を得ることができます。

この経験は、目標達成の喜びを知るだけでなく、自信を育むことにも繋がります。

目標達成力を身につけることで、自らの行動計画を立て、着実に目標に向かって進むことができるようになります。

【自己PRで勉強熱心をアピール!】自己PRの構成

ここからは自己PRを作成するにあたっておすすめの構成について詳しく紹介していきます。

ちなみにこの構成はどのような能力をアピールする際も使えるものなので、他の企業を受ける際、勉強熱心さ以外をアピールする歳でも活用してみてください。

①結論

まずは一言、結論を述べることが非常に重要です。

勉強熱心さが自分の強みであるということを一言で分かりやすく述べていきましょう。

最初に結論について述べることで、あなたの強みを念頭に置いた上で企業の採用担当者が自己PRを読んでくれます。

就活の時期になると、企業の採用担当者は非常に忙しく、全ての自己PRや志望動機をくまなく読む時間はありません。

その際に冗長に述べられている、結論がよくわからない文章が提出されると、読む気がなくなってしまいますし、集中力も総がれてしまいます。

そこで、まずは結論を述べ、「この人の強みは勉強熱心さである」ということを念頭に置いて読んでもらえる文章を作成していきましょう。

②エピソード

続いて、あなたの強みが勉強熱心さであることをアピールできるエピソードについてわかりやすく述べていくことが重要です。

なぜならば、ただ自分で「勉強熱心である」と述べているだけでは、客観的な要素を盛り込むことができず、信頼性に欠けてしまうからです。

そこで、あなたの勉強熱心さをアピールするにあたって、裏付けるようなエピソードを選ぶことが非常に重要です。

資格試験や受験など勉強に取り組んだことはもちろんのこと、アルバイトやサークル、部活動などの活動において勉強したことなどでも構いません。

可能な限り、客観的かつ「誰が読んでも理解できる」内容を盛り込むようにしましょう。

数字で表せる情報が効果的

エピソードについて述べる部分では、可能な限り数字で表せる情報を盛り込むことが良いでしょう。

エピソードを書くときには客観的な情報である数字を盛り込むと効果的だからです。

長時間勉強したよりも「毎日5時間勉強した」と書いた方が、より熱心に取り組んでいたことが伝わりやすいです。

これは当然ながら勉強熱心さをアピールする場合以外にも活用できるものであり、どのような自己PRを述べる際にも数字を盛り込むことが重要であるとされています。

数字は誰が聞いても印象が変わらない、定量的なものなので、初めて会う企業の採用担当者も、客観的に見てあなたをが魅力的であるかどうかを判断することができるのです。

③入社後どう活かすか

自己PRの最後は入社後にそのスキルをどのように活かすのかについてわかりやすく説明していくことが重要です。

あなたが勉強熱心さを活かして入社後どのように活躍できるのか役に立てるのか、詳しくアピールしていきましょう。

ここでの姿が企業の社風や求めている人物とマッチしていると。

より良い印象を与えることができます。

「自分はしっかりと企業研究についても取り組んでおり、企業に対する入社への意欲も高い」ということを積極的にアピールすることができれば良いでしょう。

【自己PRで勉強熱心をアピール!】勉強熱心をアピールする際の注意点

ここまでは自己PRを作成するにあたっての構成やポイントについて詳しく紹介してきました。

ここからは自己PRの注意点について紹介していきます。

完成した自己PRがあるならば、以下の注意点にに当てはまっていないかを確認することも非常に重要です。

就活は総合点で判断されるので、プラスの印象を与えることにだけ注力するのではなく、マイナスの印象を避けることも重要になってくるのです。

達成したこと自体をアピールしない

達成したこと自体をアピールしないというのも、勉強熱心さをアピールする際の注意点の一つです。

TOEICのスコアが300点上がったとしても「300点上がったこと」自体はあまり重視されていません。

「300点を上げるために自分で考えて取り組んだこと」や「取り組んだ過程」について企業は確認したいと思っています。

そこで、あなたがどのように目標達成に向けて取り組んだのかについて分かりやすく説明していくことが重要です。

なぜならば、企業はあなたが達成したことよりも、達成するにあたって取り組んだことについて再現性があるか、就職してからも能力を高めるために努力をし続けることができるかを重視しているからです。

印象に残るような表現を考える

勉強熱心さをアピールするにあたっては、可能な限り印象に残るような表現を考えることも非常に重要であると言えるでしょう。

勉強は多くの人が取り組んだことがあるものなので、たとえしっかりした考えや過程をアピールしていたとしても、面接官の印象に残りにくい可能性があると言えます。

そこで、表現を工夫して、新しい表現を考えてみると良いかもしれません。

例えば、勉強熱心であることを「勤勉」や「努力家」などと言い換えてみるのも良いでしょう。

可能な限り、他の就活生と同じような内容にならない、差別化できる言い方を考えてみることが非常に重要であると言えます。

奇抜な言い方をする必要はありませんが、ありきたりな言い方ではなく、印象に残る言い方に言い換えられないか考えてみることが重要なのです。

【自己PRで勉強熱心をアピール!】例文

ここまでは自己PRを作成するにあたってのポイントや構成の方法、注意点などについて詳しく紹介してきました。

最後に、ここまでの内容を踏まえた上で例文を2つ作成したので、ぜひ確認してみてください。

例文①

私の強みは、長期間努力を続けられる勉強熱心さです。

将来は海外で仕事をしたいと考え、流暢な英語を話すことを目標に、大学2年生の春から英語の勉強を始めました。

初めの3ヶ月は1日1時間から始めて、勉強する習慣を身につけることを意識しました。

大学3年生からは1日4時間と決め、1年以上、休まず学習を続けています。

定期的に資格試験を受け、文法だけでなく、リスニングや発音の勉強も取り入れています。

その結果、TOEICのスコアが300点以上上がり、スピーキングテストでもやや複雑な表現を使える能力があるとされる170点を獲得できました。

貴社に入社した暁には、私の強みである継続力を活かし、何事も粘り強く取り組み、貢献する所存です。

プロジェクトが停滞した際にも、粘り強く取り組み、チームの士気を高められるような人材を目指します。

例文②

私が持つ最大の強みは、理解が早く情報を素早く吸収する能力です。

大学1年生の時に始めたカフェでのアルバイトでは、100以上ものメニューがあるという複雑な環境で働いていました。

特に、コーヒー豆の種類や焙煎方法、ミルクとの組み合わせなど、覚えるべきことが山積みでしたが、私はこれらを短期間でマスターすることができました。

また、ただ知識を吸収するだけでなく、その知識を組織化し、共有することにも力を入れてきました。

これまで口頭で伝えられていたレシピを、わかりやすいマニュアルにまとめ上げることで、新人スタッフの教育が格段に効率化し、研修期間の短縮につながりました。

この成果が認められ、私はアルバイトリーダーの役職を任されることになりました。

これらの経験から、新しい環境においても迅速に情報を吸収し、その場のニーズに合わせて柔軟に対応できる能力を身につけました。

貴社においても、この吸収力と状況把握能力を活かし、チームに貢献していきたいと考えています。

おわりに

今回は自己PRで勉強熱心さをアピールする際のポイントについて詳しく紹介してきました。

勉強熱心さは多くの就活生がアピールするところではありますが、うまく伝えることができれば企業の採用担当者に良い印象を与えられる、強い強みの一つでもあります。

ぜひ本記事を参考に、企業の採用担当者に良い印象を与えられる自己PRを作成してください。

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