【例文あり】新卒で絶賛されるコンサル業界自己PR!論理性をアピールできる構成も紹介!

【例文あり】新卒で絶賛されるコンサル業界自己PR!論理性をアピールできる構成も紹介!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

インターンシップや就活で人気の高いコンサル業界は競争率も高く、就職難易度は非常に高いです。

そのためエントリーシートなどもコンサル業界に合わせた志望動機やガクチカのエピソードが必要になります。

この記事ではその中でも自己PRに焦点を当て、コンサル業界で絶賛されるための書き方を「評価される自己PRは業務で活かせる強み」「コンサルの業務」「コンサル業界が求める人材を考察!」「コンサル業界受けの良い強み」「自己PRの構成」「自己PRのポイント」の順番で説明していきます。

最後に例文も用意しているので、是非参考にしてみて下さい。

目次目次を全て表示する

【コンサル向けの自己PR】自己PRを聞く理由

まず、企業が自己PRを聞く理由について理解しておきましょう。

これはコンサルに限ったことではなく、多くの企業の採用担当者が考えていることであるため、コンサル以外の企業を受ける際も覚えておいて欲しいことです。

求職者のことを知りたいから

企業は自己PRを通じて求職者のことを深く知りたいと考えています。

まず、どのような能力や特性を持っているのかについて確認することで、将来的に自社で活躍できる人物であるかどうかを判断します。

そして、企業研究をしっかり行っているか、企業に合った人物像をアピールしてくるかどうかを通じてモチベーションの高さを確認しているのです。

モチベーションが低い人材は、いくら能力が高かったとしても、企業とのマッチ度が低く早期離職の可能性があります。

早く離職されてしまっては、採用や人材教育などに費やした時間とコストが無駄になってしまいますし、就活生にとっても新卒というカードを失うことになります。

したがって、求職者に対して理解を深めたいと考えているのです。

【コンサル向けの自己PR】評価される自己PRは業務で活かせる強み

まずは「評価される自己PR は業務で活かせる強み」について説明していきます。

このことはどこの業界でも共通することです。

ただただ自己PRをするだけでは企業の採用担当者も「凄いですね」「そうなんだ〜」で終わってしまいます。

インターンや就活の場面で大切なのは「業務で活かすことができるか」です。

これは少し難しい言葉で言えば再現性があるかどうかをきちんと自己PRで伝える必要があります。

そのため自己PRでは「御社で私の〇〇の強みを活かし、〇〇のように活躍できます!」というあなたの入社してからのポテンシャルを伝えることが重要になってきます。

つまり、コンサル業界の具体的な業務をまずは理解し、その業務に合わせたあなたの強みをアピールすることができると企業の採用担当者から高評価をもらえる可能性が高くなるということです。

【コンサル向けの自己PR】コンサルの種類

続いて、コンサルにはどのような種類があるのかについての理解も深めておきましょう。

自分が興味があるものを中心に、どのような役割をこなし、どのような能力が求められるのかについて確認してみてください。

戦略系コンサルタント

戦略系コンサルタントは、企業の長期的なビジョンと方向性を定めるために戦略の策定と実行支援を行います。

クライアント企業の市場分析、競合分析、ビジネスモデルの評価を行い、成長戦略や新規事業展開の提案をします。

例えば、新市場への進出や製品ラインの拡大、コスト削減戦略など、具体的なプランを提供することが大切です。

クライアントの経営層とコミュニケーションを取り、重要な意思決定に関与するため、高いレベルのビジネス知識と分析力が求められます。

itコンサルタント

ITコンサルタントは、企業のITインフラやシステムの最適化、デジタルトランスフォーメーションを支援します。

クライアント企業の業務プロセスを理解した上で、効率化や自動化のためのシステム導入を提案することが仕事です。

クラウドサービスの活用やセキュリティ強化策の提案なども行います。

最新の技術を駆使して企業の競争力を高めることがやりがいであり、技術的な問題解決能力が高い人に向いている仕事です。

シンクタンク系コンサルタント

シンクタンク系コンサルタントは、政治や経済、社会といった分野に関する政策立案や提言を行うコンサルタントです。

政府系シンクタンクと民間シンクタンクの2種類があり、前者は社会問題や政治戦略など特定の分野に関する調査を行い、国や地方自治体に対して政策を提言する組織です。

後者はシンクタンクの業務も行うコンサルティングファームと説明するとわかりやすいです。

政府や地方自治体の依頼を受けることもありますが、メインは企業のサポートです。

いずれにおいても、関わることになるプロジェクトの規模が大きいことが魅力の1つといえます。

総合系コンサルタント

総合系コンサルタントはその名の通り、経営戦略や人事、IT、マーケティングなど幅広い分野にわたるコンサルティングサービスを提供します。

クライアント企業の多岐にわたる課題に対して、総合的な視点から解決策を提案するのが役割です。

例えば、組織を再編成する際の支援やデジタルマーケティング戦略の立案、業務プロセスの最適化なども仕事の1つです。

複数の分野に関する知識を活かして、企業の多様な課題を解決できる点が魅力です。

様々な業界や業務に関わることができるため、幅広い業界知識と問題解決能力を身につける必要があります。

会計系コンサルタント

会計コンサルタントは、財務諸表の分析や会計システムの導入支援、内部統制の強化など、会計や財務に関する幅広いサービスを提供します。

企業の財務の健全性を評価した上で、効率的な資金管理やコスト削減策を提案します。

予算管理の改善や税務戦略の最適化、監査対応の支援などが主な業務です。

企業の財務基盤を強化し、成長支援できる点がやりがいと言えます。

専門的な会計知識を活かし、企業の役割を支える必要があるため、日々会計に関しての知識を深める必要があります。

人事系コンサルタント

人事系のコンサルタントは企業の人事戦略や組織の開発、労務管理の支援を行います。

クライアント企業の人材課題を解決し、効率的な人材配置や育成プログラムの構築をサポートすることも仕事の1つです。

例えば、人材評価システムの導入や研修プログラムの設計、労務問題の解決なども役割の1つといえます。

企業の成長を人材面から支えることができ、組織の活性化に貢献できる点がやりがいです。

多様な人材と関わる必要があるため、コミュニケーションスキルやリーダーシップが求められます。

事業再生コンサルタント

事業再生コンサルタントは、経営危機に直面している企業の再建を支援します。

財務分析や経営戦略の見直し、事業計画の策定を通じて企業の再生を目指します。

例えば、債務整理の支援や事業ポートフォリオの再構築、不採算事業の撤退なども役割の1つです。

困難な状況にある企業を再建し、新たな成長の道筋をつくれることがやりがいです。

責任重大であるため、高いストレス耐性と問題解決能力が求められますが、その分成功した時の達成感が非常に大きい仕事であると言えます。

財務系コンサルタント

財務系コンサルタントは、企業の資金調達や投資戦略、リスク管理など財務に関する専門的なアドバイスを提供します。

クライアント企業の財務状況を分析し、最適な資金運用や投資機会を提案します。

M&Aのサポートや資本構成の最適化、リスクマネジメントの策定なども役割の1つです。

企業の財務戦略を直接支えることで、企業の成長と発展に貢献できる点がやりがいといえます。

高い財務知識と分析力が求められますが、その分自分の専門知識を活かして具体的な成果を出すことができる職業です。

【コンサル向けの自己PR】コンサルの業務

自己PRを作るには「コンサルの業務」の内容を知る必要があります。

一般的にコンサルタントの仕事の約7〜8割はミーティングとそのための情報収集や分析、資料作成などの準備と言われています。

ではその「クライアントミーティング」と「情報収集・分析・資料作成」とは具体的にどのような業務なのか詳しくみていきましょう。

クライアントミーティング

この「クライアントミーティング」とはクライアントの現状や将来のビジョン、修正するべきポイントなどについてヒアリングを行い、そのヒアリングを通して課題発見や情報の共有、将来のビジョンの策定をすることがメインの業務になります。

つまりはクライアントのニーズや隠れた問題点をミーティングを繰り返す中で洗い出し、それに対してどのように対策していくのかを話し合いするということです。

その中で他の会社の成功事例の共有であったり、知見のある方を紹介したりすることもコンサルタントの業務内容になります。

情報収集・分析・資料作成

この「情報収集・分析・資料作成」はクライアントミーティングから得られたクライアントの課題に対して、どのようなプランで解決まで導いていくのかを一つの資料にまとめることを言います。

そのためには参考になりそうな資料の読み込みや知見のある専門家へのインタビュー、必要なデータの読み解きなどが必要になってきます。

これらの情報を収集したのち、自分なりに支援する方向性が決まったらクライアントの課題に合うように独自の分析をし、PowerPointなどのプレゼン資料としてアウトプットして内容の整理をしていきます。

最終的にはクライアントにプレゼンし、納得してもらえれば実際にそこからプロジェクトが動き出します。

【コンサル向けの自己PR】コンサル業界が求める人材を考察!

コンサル業界の業務内容が具体的に分かってきたところで「コンサル業界が求める人材を考察!」していきましょう。

ここでは具体例としてコンサル業界のBig4の求める人材を紹介していきます。

大前提として社会を変えたいという志を持っているとして、他の要素で共通していることは一つのことを極めることができる人材であることです。

つまりは情熱を持って一つのことを極めたようなエピソードがあれば、企業の採用担当者からのウケはよくなるはずです!

デロイト トーマツ コンサルティング

協働する仲間と共に、活躍する場は、世界中どこでも。

を求める人材を一番最初に掲げており、グローバルな視点を求められています。

その中でも

日本企業を強くしたいという熱い想い

グローバルなマインドセット

特定領域の深い専門性

明確な長期的自己実現ビジョン

の4つを求める能力として採用ページに載せています。

その中でも特徴的な内容が

グローバルなマインドセット

として書かれている「グローバル=英語力ではない」という内容です。

文化・価値観の違うクライアント・メンバーと共に、混沌とした状況下でも平常心で、粘り強いコミュニケーション能力・強いリーダーシップを発揮できる人物こそ、真のグローバルプレイヤーといえるでしょう

と書かれており、難易度の高さを伺える内容になっています。

PwCコンサルティング合同会社

「戦略コンサルタント」「ビジネスコンサルタント」「デジタルコンサルタント」「ITソリューションコンサルタント」と大きく分けて4種類の職種で募集がされており、それぞれに違う求める人材の要件が書かれています。

その中でも共通して書かれているのが

”戦略案件に注力したい” “少数精鋭の組織で着実に成長したい”

”考える力を活かしてCXOアジェンダに携わりたい”

“自らが立てた戦略の実現まで見届けたい”

という志の高いチャレンジスピリッツを持つ人材であることです。

あとは1+1=3にも4にしようとする姿勢を持っていること、一緒に働く仲間をプロフェッショナルと理解しリスペクトできること、世の中の課題をITソリューションを使って解決したいと熱意を持って仕事に打ち込める人などが書かれています。

KPMGコンサルティング

KPMGでは”社会に信頼を、変革に力を”を存在意義に掲げ業務を行なっています。

その中でも大切にしている5つの価値観があり、就活生にも当然ですがこの5つを求められることになります。

それは

誠実に行動する

自己研鑽を重ね、高品質なサービスを提供し続ける”

”正しいことを追求し、新たな価値創造に果敢に挑む

互いに尊重し合い、多様性を強みに変える

未来を見据え、社会の発展に寄与する

ことです。

しかし、いきなりこれらを全て兼ね備えた就活生はいないと思います。

KPMGが就活生に一番求めているのは「高い専門性をもって社会を変えていきたい」という強い想いを持っていること。

この世界をより良い場所へと導いていきたいという志です。

つまりは熱意ですね。

熱意と会社の存在意義、それに5つの価値観が合う人材を求めています。

​​EYストラテジー・アンド・コンサルティング

コンサルタントの仕事内容は多岐に渡りますし、クライアントによっては思いがけない要望があります。

そのため、クライアント要望も日々変化し複雑化している中でも、経営者と同じ意識を共有し、共に悩み、考え行動を起こすための共感力がまずは求められます。

そして社会全体を覆う課題に対する問題意識を持つこと、それを踏まえてあらゆる産業や専門領域に向けられる好奇心を持てることが大切です。

それに加え人と人、組織と組織を結びつけることへの関心と実行力を持つ人材を求めています。

入社後に受けることができる学習支援の内容が非常に充実しているので、専門的な知識に関しては入社後に学ぶことができます。

それよりも大切なことはその専門領域に興味・関心・好奇心を持てるのかどうかにかかっています。

世の中で起こっていることに対して広く興味を持つことと、仕事に対する熱意が特に重要です。

【コンサル向けの自己PR】コンサル業界ウケの良い強み

コンサル業界の求める人物像が少し理解できたところで次は「コンサル業界ウケの良い強み」についてみていきましょう。

ここでは特に仕事に直結する「課題解決力」と「協調性」の2つに絞って深掘りして説明していきます。

課題解決力

コンサル業界Big4の求める人材やコンサル業界の業務内容を見ればもう理解できていると思いますが、コンサルの仕事はずばりクライアントの課題を解決することです。

そのため、自己PRとして「課題解決力」をアピールすることは非常にウケもいいですし、適性があると思ってもらえる可能性も上がります。

それに加えてクライアントの課題やニーズを引き出すための「傾聴力」やデータを読み解く「分析力」、クライアントにプロジェクトを実行まで後押しするための「提案力」などの、課題解決までの流れを細分化した強みもウケが良い強みと言えます。

これらの能力があることは入社した後の姿を想像するために非常に重要で、一緒に働いてみたいと企業の採用担当者に思ってもらえる可能性がぐっと上がります。

協調性

この「協調性」を持っていることはどこの業界でも求められる要素の一つです。

その中でもコンサル業界ではこの「協調性」は非常に重要で、その理由はコンサルの業務はプロジェクトに対して1人で取り組むことはほとんどなく、チーム単位で働くことが多いためです。

さらにこのチームは社内の人だけではなく、クライアントの会社の担当者などと一緒にポロジェクトと進めることが多いため、異なる価値観を持つ人を巻き込み、協力して仕事をするための「協調性」は非常にウケが良く、アピールするべき強みです。

調整力

調整力をアピールすることで、時間管理ができる人であることをアピールできます。

コンサルタントは複数のプロジェクトを同時に進めることが多く、その中で時間管理やスケジュール調整は非常に重要です。

クライアントとのミーティングや内部チームの打ち合わせなど多くのタスクを効率的に管理しなければなりません。

特に、クライアントは突如要求を変更することなどもあるため、そのような場合でも柔軟に対応し、期待に応えなければなりません。

また、調整力がある人物は状況に応じて対応が可能であるため、複数のクライアントから同時に緊急の対応要請があった場合でも、優先順位を明確に定めてスムーズに対応できます。

【コンサル向けの自己PR】自己PRの構成

コンサル業界では論理的な思考があるかどうかも重要になってきます。

そのため自己PRにおいても「自己PRの構成」は企業の採用担当者からよく見られる部分になります。

ここでは構成を「自分の強み(結論)」「発揮したエピソード」「仕事での活かし方」の順番で組み立てていきます。

自分の強み(結論)

自己PRのまずはじめに「自分の強み」を書いていきます。

これは結論から書くテクニックで、このことで企業の採用担当者に今後の話の流れを予想しやすい状況を作り、あなたの話が頭に入ってきやすい状態にすることができます。

強みをより印象に残るように伝えるためのポイントは、オリジナリティのある言葉に言い換えることです。

例えば傾聴力を強みとした場合、単純に「私の強みは傾聴力です」と言っても記憶には残りにくいです。

その理由は、他の就活生も同じことを言っているため埋もれてしまうためです。

そうならないためにも、あなたのオリジナリティある一言を加えて「私の強みは相手のニーズを引き出す傾聴力です」など、少し工夫するなどして採用担当者の印象に残りやすい強みを心がけましょう。

発揮したエピソード

「自分の強み」を伝えたら次はその強みを「発揮したエピソード」を説明していきましょう。

この「発揮したエピソード」はできるだけ具体的なエピソードを用意するようにして下さい。

その理由は選考が進み、面接などで深掘りされた時に的確な回答ができるようにするためです。

それに加えて強みを発揮して、何かの課題を解決したエピソードであれば、あなたの問題解決力もアピールすることができますし、構成もしやすいのでおすすめです。

その際に注意したいのは、エピソードは色々話すのではなく一つに絞ることです。

それだけは意識し、自己PRを組み立てるようにして下さい。

仕事での活かし方

「自分の強み」そしてそれを「発揮したエピソード」の次は「仕事での活かし方」を書いていきます。

例えば、傾聴力が強みであれば、クライアントミーティングの際に活かしてニーズをたくさん汲み取ります。

などです。

最後にどのようにして仕事に活かしていくのかを書くことで、採用担当者は「この学生は入社後も上手くやっていけそうだ」「活躍してくれそうで頼りになりそうだ」と具体的に入社をイメージすることができます。

また、あなたが志望する職種の業務内容に合わせた強みの活かし方が説明できると高評価に繋がります。

【コンサル向けの自己PR】自己PRのポイント

この項目ではコンサル業界向けの「自己PRのポイント」を説明していきます。

ここでは特に重要な「エピソードは1つに絞る」「求める人物像に合ったエピソード選定」「論理的な構成」の3つを深掘りして説明していきます。

エピソードは1つに絞る

先ほど説明した構成の発揮したエピソードでも軽く触れましたが、「エピソードは1つに絞る」を意識して下さい。

多くの就活生がエピソードは多い方が説得力が増すと考えているようですが、エピソードが多いと1つ1つの内容が薄くなり、結局内容がぼやっとしてしまうことで上手く伝わらなくなってしまいます。

そうならないためにもエピソードは1つに絞って、そのエピソードを深掘りしていきましょう。

その方が説得力も増しますし、面接対策にもなります。

求める人物像に合ったエピソード選定

もしあなたの中で志望する企業が決まっている場合は、その企業の「求める人物像に合ったエピソード選定」をしていきましょう。

まずは志望する企業の求める人物像を確認し把握するようにして下さい。

把握できたら、その人物像に近いエピソードを選ぶことで、コンサル業界+企業ウケの良い自己PRを作ることができるようになります。

例えば、あなたが志望する企業の求める人物像が積極的にチャレンジする人材である場合は、あなた自身が何かにチャレンジしたエピソードを選ぶようにしましょう。

そうすることで強みと同時に企業が求めるチャレンジ精神をアピールすることができ、他の就活生よりも高評価を獲得することができます。

論理的な構成

論理的な思考力が求められるコンサル業界では特に自己PRにも論理的な構成に沿ったエントリーシートが作れているかどうかは重要な要素となります。

構成としては先ほど説明した「自分の強み」「発揮したエピソード」「仕事での活かし方」の順番で書いていきましょう。

その内容的なポイントとしては「論理が飛躍していないか」です。

あまりに飛躍しすぎた内容であるとマイナス評価に繋がる可能性があります。

文章のポイントとしては「1文の長さが適切か(60〜80字)」「構成がはっきりしているか」を見られているので気をつけて書くようにしましょう。

【コンサル向けの自己PR】例文

コンサル業界向けの自己PRの書き方を順番に説明してきました。

構成やポイント、ウケの良い強みなどが分かり、少し書いてみようかと思っている頃ではないでしょうか?

そこで最後にそれぞれ「課題解決力」と「協調性」を強みとした自己PRの例文を紹介しておきます。

是非、あなただけの自己PRの作成の参考にしてみて下さい。

課題解決力

私の強みは課題の原因を特定し、それを解決に導く力です。
私は飲食店でアルバイトをしており、そのお店の課題は集客力にありました。
本来であれば混んでいてもおかしくない時間でも空席が目立ち、店長とももっとお客さんに来て欲しいですねと話をしていました。
そこで私はお店の客数を増やすことを課題として考え、客数を増やすための方法を分析してみることにしました。
現状の問題点を考える中で、私はお客さんとの接点が少ないことに問題があると考えました。
その理由は、まず知らないお店には足を運ばないだろうと思ったからです。
その接点が少ない問題を解決するために私はお店のチラシを作成し、近くに貼るようにしました。
それに加えあまり活用できていなかったお店のSNSを使い、投稿を増やして露出を増やし、認知向上に努めました。
するとSNSのフォロワー数も伸び、チラシの効果もあってお店の集客力を高めることに成功し、今では週末は予約がないと入れないお店にまでなりました。
私はこの課題のフローを分析することで原因を特定し解決に導ける強みを活かし、課題発見から解決を目指す貴社の業務で活躍することができると考えています。

協調性

私の強みは異なる価値観を持つ人と協業できる協調性です。
私は留学期間中の夏季休暇に海外のインターンシップに参加する機会がありました。
その中で異なる文化の背景からチームで行う作業が上手く進まず、プロジェクトを続けることが困難になる程の大きな意見の食い違いがおこりました。
まず私は意見の食い違ったメンバーそれぞれから話を聞くことにしました。
話を聞く中でお互いの主張をきちんと理解する場を設けることが重要だと考え、実際にその場を用意し積極的に意見交換することにしました。
その結果、メンバーそれぞれの異なる文化の背景への相互理解が進み、チーム内の対立はほぼなくなり、課題であったプロジェクトを無事完了することができました。
私はこの経験から協業できる協調性を入社後も活かし、社内だけでなくクライアントも含めたチーム全体を上手く繋ぐ潤滑油として様々な業務を円滑に行う環境を整え、合意形成に導くことができると考えています。

調整力

私の長所は調整力です。
コンサルティングインターンに参加した際、複数のクライアントを担当しました。
緻密なタスク管理を行い、全てのプロジェクトをスムーズに進めることができました。
ある時は3社から同時に緊急の問い合わせがありましたが、各クライアントの優先度を素早く判断し、対応しました。
結果として、いずれのクライアントも迅速に問題が解決され、感謝の言葉を頂きました。
この経験を通じて、タスクを適切に管理する調整力が自分の強みであると再確認しました。
貴社での業務においても、この調整力を活かして貢献したいと考えています。
多くのプロジェクトが同時進行する中で、効率的なタスク管理と柔軟な対応を通じて、クライアントの信頼を築き、プロジェクトを成功に導く所存です。

【コンサル向けの自己PR】注意点

自己PRを書く際には、より良い印象を与えるためのポイントも複数存在しますが、気をつけておきたいこともあります。

就活は総合点で判断されるため、マイナスな印象を与えるのは避けたいところです。

以下のポイントを踏まえた上で、良い印象を与えつつマイナスなイメージを避けた自己PRを作成しましょう。

曖昧な表現は避ける

曖昧な表現をするとマイナスな印象を与えてしまう可能性があるため、気をつけましょう。

なぜならば、自己PRにおいて本当にその企業に入りたいと思っている就活生は、自分の魅力やモチベーションの高さを明確な表現でアピールします。

しかし、曖昧な表現をするということは、自分がアピールしている能力自体に自信がない、もしくは良い印象を与えたいとあまり思っていないと、思われてしまう可能性があります。

モチベーションについては判断されなかったとしても、少なくともあなたの魅力が何なのか最大限伝わらない可能性は高いです。

したがって、可能な限り明確で誰が読んでも理解できる表現で書くようにしましょう。

【コンサル向けの自己PR】自己PRが書けたら...

コンサル向けの自己PRは構成など気を付けるポイントが多く、一通り作るだけでも一苦労です。

しかし、自己PRは書けたら終わりではありません。

次のステップとして第三者に添削してもらうことを忘れないようにして下さい。

第三者に添削してもらうことで、自分では気づけなかったミスや話の食い違いなどが分かります。

より良い内容の自己PRにする場合は必ず行うようにして下さい。

頼むのは親しい友人や親などあなたのことをある程度理解している人が良いでしょう。

しかし、ちょっと恥ずかしい気持ちもありますよね。

そんな時は「就活エージェント」に頼ってみてはいかがでしょうか?

「就活エージェント」は就活のプロで、エントリーシートはもちろん、面接や企業選びまで手伝ってくれてかなり心強いですよ。

ちょっと気になっている場合、まずはエントリーシートの添削から試してみてはどうでしょうか。

リンクを貼っておきますので、気になる場合は登録してみて下さい。

まとめ

コンサル業界は就活生から人気の業界で競争率も非常に高いです。

多くの就活生がいる中で埋もれてしまわないような自己PRを作り上げていきましょう。

そのためには構成やウケの良い強み、ポイントなどをしっかりと意識して下さい。

書き終わっても内容に不安があるならば、一度就活エージェントを活用することも視野に入れておくと、気持ちも楽になりますよ。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます