自己PRとガクチカの違いとは?ESに書くときのポイントや例文も紹介

自己PRとガクチカの違いとは?ESに書くときのポイントや例文も紹介

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録

「ガクチカと自己PRの違いは?」 「ガクチカと自己PRの内容は被っても大丈夫?」 「ガクチカや自己PRに何を書いたら良いのか分からない時にはどうしたら良いの?」 就活で、ガクチカや自己PRを聞かれることがあることについては知っていても、両者の違いになどについてこのような疑問がある人もいるのではないでしょうか。

この記事では、自己PRとガクチカの違いやガクチカと自己PRが被ってもOKな場合とNGな場合、ガクチカと自己PR作成のポイントなどを紹介していきます。

この記事を読むことで、自己PRとガクチカの違いを理解できるだけでなく、通過率をアップさせるガクチカや自己PRの作成方法を把握できるでしょう。

ガクチカや自己PRの違いが分からず、どのように作成したら良いか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

ガクチカとは?

就職活動を経験した学生以外には「ガクチカ」という言葉はあまり馴染みがないかもしれませんが、これは「学生時代に力を入れて頑張ったこと」という言葉を短くまとめた略称でです。

「学生時代になにか熱中したことはありますか?」「学生時代にこれだけは頑張ったと胸を張って言えることはありますか?」といった聞かれ方をするので、このような質問を受けたら「ガクチカについて聞かれているんだな」と思って答えるようにしましょう。

自己PRとは?

自己PRは自分の良いところや、他人とは異なる自分ならではの強みといったことを企業にアピールするためのものです。

自分の長所や強みが仕事上でも生かせることを積極的に伝えるようにしましょう。

たとえば、自分は長所が我慢強さであるならば、「私の長所はどんなに難しい課題に直面したときも諦めずに最後までやり遂げるところです」というようにすると、担当者は学生の入社後の姿をイメージすることができるので良い評価につなげることができるでしょう。

ガクチカと自己PRは被ってもいい?

ガクチカと自己PRはエピソードが被りがちですが、極力別のエピソードを用いたほうが良いでしょう。

同じエピソードを用いてしまうと、「この学生は物事への取り組みが消極的なのではないか」と思われてしまうことがあります。

そもそも、一枚のエントリーシートの中でガクチカと自己PRを同時に聞いてくるということは別々の内容を答えることを期待しているのであり、さまざまな角度からアプローチを行って被りのない内容にしたほうが無難です。

ガクチカと自己PRが被ってもOKな場合

ガクチカと自己PRに使えるエピソードがあまりないという人もいるでしょう。

ガクチカと自己PRのエピソードやテーマは、アピールポイントや見方を変えれば同じものを使ってもOKです。

たとえば、どちらもアルバイトのエピソードを使うとします。

ガクチカでは、「積極的にコミュニケーション取り、顧客のニーズを掴もうとした」ことを話し、自己PRでは「リーダーシップを取り、スタッフが働きやすい環境づくりに尽力した」ことを話すというように、視点を変えることで被ってもOKなものに仕上がるでしょう。

ガクチカと自己PRが被るとNGな場合

ガクチカと自己PRの内容を全く同じものにしてしまうのはNGです。

「学生時代に打ち込んだことや頑張ったことがないのか」「大学生活に何をしていたいのか」と思われてしまう危険性があります。

アピールできないだけでなく、マイナス評価を得てしまう可能性もあるため、できる限り違うエピソードを用意するようにしましょう。

もしエピソードが被るようであれば、前述したようにアピールポイントを変え、両者の違いが分かるように工夫する必要があります。

ガクチカと自己PRで企業が聞きたいポイントとは?

企業がガクチカと自己PRの両方を聞くのは、見ているポイントに違いがあるからです。

企業が「なぜガクチカや自己PRを聞くのか」「何を知りたいと思っているのか」ということを理解して作成しなければ、採用担当者に効果的なアピールができません。

ここからは、ガクチカと自己PRで企業が聞きたいポイントについて紹介していきます。

ガクチカや自己PRをこれから作成しようとしている人は、ぜひ参考にしてください。

ガクチカを聞く意図

企業がエントリーシートでガクチカについて質問するのは、「学生時代にどのような経験をしているのか知りたい」からです。

経験したいと思ったきっかけや実績などを聞くことで、その学生の価値観や物事への取り組み方といったことが分かります。

もう一つの理由は「その経験の中からどのようなことを学んだのか知りたい」からです。

レベルの高い経験であればあるほど大きな問題に直面することも多く、その問題をどう解決したのかを知ることは仕事で課題に直面したときにも生かせるからです。

自己PRを聞く意図

では、企業が学生の自己PRを聞くのはどうしてでしょうか。

それは、「学生の人柄を知りたい」というのが主な理由です。

そして、「長所や強みが自社の求めている人物像にマッチしているか」を確かめるためでもあります。

企業が学生に何を求めているのかと言えば、最終的には業績に貢献してくれること、そして企業を発展させてくれることです。

そのためには学生の長所や強みが仕事上で十分に発揮されなければなりません。

企業側は自己PRを聞くことでそれを判断しているのです。

自己PR作成のポイント

ガクチカと自己PRは混同されやすく質問に対する回答の内容が似通ったものになりがちですが、実際には求められている内容がまったく違うということはここまで見てきて分かっていただけたと思います。

求められているものが違えばアピールする内容も違うわけで、当然ながら書き方も違ってきます。

ここでは自己PRを作成するにあたって注意すべきことや、より魅力的な自己PR文を考えるポイントについて詳しく紹介しましょう。

PREP法で書く

自己PRを作成する時は内容が一番重要であることは言うまでもありませんが、文章構成に注意することでもアピール度をアップさせることができます。

そこでぜひ覚えてほしいのが「PREP法」と呼ばれる文章構成です。

PREP法ではまず冒頭に結論(Point)を持ってきて、最も伝えたい内容を簡潔にアピールします。

2番目には、そのような結論に至った理由(Reason)を書いて根拠を示しましょう。

3番目には、長所を発揮したエピソードを具体例(Example)として伝えます。

そして、最後にもう一度結論(Point)を繰り返すことで、自分のアピールポイントをより印象的なものとします。

PREP法は企画書の作成など入社してからも使えるテクニックなので、ぜひこの機会にマスターしておきましょう。

第三者目線を入れる

自分の長所や強みを探す方法として最も基本的な方法は自己分析です。

「これまでに経験したことの中で、どんなことに一番興味を持って取り組んできたのか」、「ピンチになった時にどのように考えて、どのような行動を起こしたのか」といったとを掘り起こしてみると、自分という人間の特徴が明らかになってきます。

それでもなかなか見つからないという場合は、自分をよく知る第三者から意見を聞いてみるのも良いでしょう。

家族や親友などの意見を聞くうちに、自分では気付かなかった特徴が明らかになってくることもあります。

このような第三者の客観的な意見を自己PRに取り入れることはエントリーシートの内容に説得力をも持たせる効果もあります。

エピソードを入れる

「あなたの長所はどんなところですか?」という質問に対して「私の長所は◯◯なところです」と事実だけを伝えても何のアピールにもなりません。

たとえば、「私の強みはいつでも冷静に決断を下すことができるところです」と答えたとしても、それが本当なのか、それとも自分を少しでもよく見せるための噓の内容なのかを判断する材料がまったくないからです。

自己PRとした書いた内容に説得力を持たせるためには、具体的なエピソードを入れて信憑性をもたせる必要があります。

「どのような経験を通じてその長所を獲得することができたのか」「その長所をどのような場面で生かすことができたのか」ということまで具体的に伝えるようにしましょう。

業務につなげる

自己PR聞かれた時には、自分の特徴や長所が志望する会社において仕事をするうえで生かせることをアピールしなければなりません。

たとえば、応募した企業が海外進出に積極的な企業でフロンティア・スピリットを持つ人材を求めているにもかかわらず、自己PRとして「私の長所は堅実なところです」と答えたら採用担当者はどう思うでしょうか。

「うちの会社は積極的な海外進出を考えているから、堅実な人間は必要ない」と思われてしまうでしょう。

先程も説明したように、自己PRを通じて企業は「自社が求めている人物像に合致しているのか」を見ています。

ですから、自己PRを作成する場合は、仕事で求められる人物であることをアピールすることが重要です。

例文

私の長所は「リーダーシップを発揮して周りの人たちをまとめ、目標に向かって頑張る集団を作り上げること」です。

私は小学生の時はソフトボール部、中学から大学までは一貫して硬式野球部に所属していました。

私自身はそれほど野球がうまかったわけではありませんが、中学3年生の時に顧問の先生から「お前は人をまとめる力があるから」と言われてキャプテンを任されることになりました。

私はキャプテンを任されたからには一生懸命役割を果たしてチームを強くしようと考えて独自の練習メニューを考えて監督に採用してもらい、低学年のメンバーとコミュニケーションを積極的に図ることでチームワークの向上にも務めました。

その結果、市の大会で優勝することができたのです。

この経験を通して、成功のためにはチームワークが必要であることを学び、高校でも大学でもキャプテンとして頑張ってきました。

貴社は仕事をするうえでチームワークを大切に考えているということを知り、私の長所であるリーダーシップを存分に発揮できるのではないかと思い、今回志望いたしました。

ガクチカ作成のポイント

ガクチカは就活において書類選考の材料となるだけでなく、面接に進んだ場合は質問のネタとして使われることもある、非常に重要なものです。

できれば複数のガクチカを用意しておくと応募する企業に応じて効果的にアピールすることができるでしょう。

また、ガクチカを質問された時は基本的には大学生での経験を伝えるべきで、大学受験など大学入学以前のことは避けるべきでしょう。

ここではガクチカを作成するにあたって押さえておきたいポイントをいくつか紹介していきます。

STAR法で書く

自己PRでは「PREP法」について説明しましたが、ガクチカの場合は「STAR法」を用いると魅力的な文章を作成することができます。

STAR法を用いる場合、最初にガクチカについての概要(Situation)を書いて、その時の状況や背景について簡単に説明します。

次に、その中で感じた課題(Target)などを明らかにし、課題を克服するためにどのような目標(Task)を掲げたのかを具体的にみてみましょう。

この際、日数的なことや予算的なことなど定量的な条件を使うと、相手に具体的なイメージを与えることができます。

その次に、目標を達成するために起こした行動(Action)を書きます。

プロセスを具体的に説明しましょう。

そして、最後が行動の結果(Result)です。

これも数字など定量的な尺度があると読み手への説得力がアップします。

企業が求める人物像に合わせる

ガクチカを作成する際は自己PR同様、企業がどのような人物を求めているのかを理解して、その人物像に沿った形でアピールする必要があります。

ここの「ガクチカを聞く意図」のところでも説明したように、ガクチカは「学生時代にどのような経験をして、その経験の中で何を学んだか」という内容を書くわけですが、その内容が仕事に役立たないのであれば意味がありません。

大切なことは「経験の中で学んだことが仕事上でどのように役立つのか」、そして、「その結果として企業にどれだけの貢献ができるのか」ということです。

企業が成長力のある人材を求めているならば成長力があることを、即戦力を求めているなら十分な知識やスキルがあることをガクチカを使ってアピールするようにしましょう。

エピソードを入れる

ガクチカを作成する時に、「他の就活生に差をつけるためには大きな成功経験を書かなければならないのではないか」と考える学生も多いですが、そのような必要はありません。

ガクチカで重要なのは成果ではなく、「経験を通じて何を学んだのか」、「その教訓が社会人になってからどう生かせるのか」ということを説明することです。

ですから、エピソード自体は平凡なものでも構わないのですし、失敗体験でも問題ありません。

それよりも大切なことはエピソードをできるだけ具体的に説明することです。

熱中することになったきっかけや、直面した問題、その問題を解決するために起こした行動などを書くと、ガクチカの内容に説得力が生まれてアピール度も高くなるでしょう。

例文

私は学生時代、家庭教師のアルバイトをしていました。

両親が教師だったため、人に勉強を教えることに興味を持っていかたらです。

生徒は中学校3年生になったばかりでしたが、偏差値は40前後で学力的にかなり問題がありました。

親御さんからは「できれば偏差値60以上の高校へ進学させたい」という希望を聞いていたので、高校入試までの一年弱で偏差値60までに成績アップさせることを目標にしました。

実際に勉強を教えてみて分かったのは、生徒が勉強にまったく興味がないのです。

そこで少しでも勉強に興味を持ってもらうために、生徒が興味のある漫画の話題を取り入れるなど、楽しい雰囲気で勉強できる環境を用意しました。

また、授業内容の復習を習慣づけるために前回の授業でやった範囲について次回の授業で小テストを行うといった工夫もしました。

その結果、受験直前の模試では偏差値62を取るまでになったのです。

この経験を通じて、成果を出すためにはやる気を引き出すことが重要であること、また、信頼感が大切であることを学びました。

この教訓を仕事でも生かしたいと思います。

ガクチカと自己PRに何を書いたら良いのか分からない場合

「ガクチカと自己PRに何を書いたら良いのか分からない」「企業にアピールできるほどの経験がない」という人もいるでしょう。

ガクチカと自己PRに何を書いたら良いのか分からない場合には、就活エージェントのサポートを受けるのがおすすめです。

就活エージェントは、専任のアドバイザーが企業探しだけでなく、履歴書やESの添削や面接対策など幅広くサポートをしてくれます。

ガクチカや自己PRを書けないと悩んでいる人にも、的確なアドバイスをしてくれるでしょう。

現在、様々な就活エージェントサービスがありますが、株式会社リアステージが運営する「ジョブコミット」がおすすめです。

専任のアドバイザーが、企業紹介から選考対策、入社準備まで二人三脚でサポートしてくれます。

ガクチカや自己PRを書けないと悩んでいる人は、「ジョブコミット」に登録しましょう。

ガクチカの通過率をアップさせる方法

「自分が作成したガクチカに自信が持てない」「これで選考に通過できるか不安」という人もいるでしょう。

ここからは、ガクチカの通過率をアップさせる方法を紹介していきます。

前述したガクチカ作成のポイント、企業がガクチカを聞く意図などとともに、ここで紹介する通過率アップの方法も参考に、ガクチカを考えてみてください。

自分の強みを見つける

ガクチカの通過率をアップさせるためには、まず、企業に合った自分の強みを見つける必要があります。

「企業が入社後に活躍できる人材ある」「物事や価値観が企業に合っている」ということを採用担当者に感じてもらえなければ、書類選考を通過することは難しいでしょう。

企業がどのような人材を探しているのか把握し、入社後に活かせる強みをアピールできるエピソードを用意してガクチカを作成してください。

内定者のエントリーシートを参考にする

ガクチカの通過率をアップさせたい場合には、内定者のエントリーシートを参考にするのもおすすめな方法です。

内定者のエントリーシートを参考にすれば、自分のガクチカのどこを直せば良いものになるのか分かりますし、選考通過のために必要なポイントを理解できます。

また、内定者のエントリーシートを参考にすることで、一人で一から考えるよりも短い時間でガクチカを作成でき、就活をスムーズに進められるでしょう。

内定者のエントリーシートが集められたWebサイトもありますので、ぜひ参考にしてみてください。

ES添削サービスを活用する

ES添削サービスを活用することも、ガクチカの通過率をアップさせる方法の一つです。

出来上がったガクチカは自分で何度も添削している人もいるでしょう。

しかし、自分だけではミスや主観が入った分かりにくい文章になっていても気づかない場合も少なくありません。

ES添削サービスを利用することで、第三者が読んで分かりやすいガクチカになっているか、ミスなどがないか客観的に見てもらえます。

質の高いガクチカになるように、ぜひES添削サービスを利用してみてください。

ガクチカと自己PRの違いを理解して自分をアピールしよう

いかがでしたか。

ガクチカと自己PRを混同してしまっている学生も多いですが、企業がそれぞれの質問からどのような回答を引き出そうとしているのかを理解していれば、内容が重複してしまうということはないでしょう。

ガクチカも自己PRも就活ではとても重要な質問なので、しっかりと準備をして魅力的な文章を作成しなければなりません。

ここで紹介したポイントを十分に理解した上で、採用担当者に「この学生が欲しい」と思われるように頑張りましょう。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます