サマーインターンに行かないとどうなる?理由・割合と夏にやるべきことを解説

サマーインターンに行かないとどうなる?理由・割合と夏にやるべきことを解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

7月から9月の夏休みを利用したサマーインターンは、本選考に近い環境を体験できる貴重な機会です。

とはいえ、地方在住や学業、部活動などの事情で参加が難しい学生も多くいます。

結論からいうと、サマーインターンに行かなくても就職に大きな影響はありません。実際、5日間以上の本格的なインターンに参加した学生は27.7%にとどまり、行かない人はむしろ珍しくないのが実情です。

この記事では、サマーインターンに行かないとどうなるのか、行かない人の割合や理由、参加のメリット・デメリット、そして行かない場合に夏でやるべきことまで解説します。

サマーインターンに行かないとどうなるか

大学3年生がサマーインターンに行かなくても、直接的に就職へ影響することは基本的にありません。

どうしても行けない、行きたくない学生は、無理に参加しなくても大丈夫です。

ただし、参加することで得られるメリットもあるため、メリットとデメリットを天秤にかけたうえで判断するのがおすすめです。

まずは、実際にどれくらいの学生が行かない選択をしているのかを確認しておきましょう。

サマーインターンに行かない人はどれくらいいるか

サマーインターンに行かない学生は、決して少数派ではありません。

マイナビの2027年卒調査によると、5日間以上のインターンシップに参加した学生は27.7%にとどまっています(出典:マイナビ 2027年卒 大学生キャリア意向調査 中間総括/2025年10月発表)。

つまり、多くの学生は5日以上の本格的なインターンには参加していないということです。

周りが全員インターンに通っているように見えても、実際には行っていない学生も数多くいます。

行かないことを過度に不安に思う必要はなく、大切なのはその期間をどう使うかです。

サマーインターンに行かない主な理由

サマーインターンに行かない理由は、人によってさまざまです。

下記のように、前向きな事情もあれば、やむを得ない事情もあります。

サマーインターンに行かない主な理由

地方在住でアクセスが難しいから

部活動やゼミなど学業が忙しいから

交通費や宿泊費の負担が大きいから

就活への意欲がまだ高まっていないから

志望業界・企業がまだ決まっていないから

バイトや家庭の事情で時間が取れないから

どの理由であっても、行かないこと自体が就活の失敗につながるわけではありません。

自分の状況に合わせて、参加するかどうかを冷静に判断しましょう。

サマーインターンに行くメリット

サマーインターンに行かない選択を考える前に、参加した場合のメリットも知っておきましょう。

主なメリットは以下の3点です。

行くメリット

実践的な経験を得られること

スケジュールの都合がつきやすいこと

インターン先から優先的に採用される場合があること

1.実践的な経験を得られること

比較的長期のサマーインターンに参加すると、アルバイトとは違って実際の業務やミーティング、事務作業に携わることができます。

他のインターン生や社員と関わることで職場環境を知ることができ、入社後の自分をイメージしやすくなります。

2.スケジュールの都合がつきやすいこと

サマーインターンは大学の夏休み中に行われます。

そのため予定を組みやすく、他のインターンやアルバイトと並行して進めやすいのがメリットです。

就活コンサルタント木下より

サマーインターン行かない

学業やアルバイトに忙しい大学3年生でも、少しでも企業や世の中のことを知ることができるのは大きなメリットです

3.インターン先から優先的に採用される場合があること

インターンを重視している外資系企業や金融業界では、サマーインターンを本選考と同等に扱っていることもあります。

注意

インターン中に良い成果を残せば優遇して採用される場合もあるため、募集要項でインターンが選考要素に含まれているかを確認しましょう。

ただし一般的には、サマーインターンは本選考とは別物なので、気負わず参加して問題ありません。

サマーインターンに行くデメリット

一方で、サマーインターンに参加することにはデメリットもあります。

主なデメリットは以下の3点です。

行くデメリット

夏休みの貴重な時間が減る

早期選考ルートを逃す場合がある

やりたいことができない場合がある

1.夏休みの貴重な時間が減ること

人生の夏休みとも言われる貴重な大学の夏休みが、サマーインターンによって減ってしまうのは大きなデメリットです。

部活や遊び、アルバイト、旅行など、やりたいことに使える時間が限られてしまいます。

2.早期選考ルートを逃す場合があること

サマーインターンに落ちても、インターンと本選考は別物であり、本選考の合否に直接影響することは基本的にありません。

ただし、インターン参加者だけに早期選考の案内を出す企業もあり、行かないとその優遇ルートを逃す可能性はあります。

とはいえ、早期選考は秋冬のインターンや説明会からも案内されるため、夏に行けなかったからといって挽回できないわけではありません。

就活コンサルタント木下より

サマーインターン行かない

サマーインターンに行けなくても、秋冬に動けば早期選考のチャンスは十分にあります。夏の参加有無だけで就活が決まるわけではないので、安心してください。

3.やりたいことができない場合があること

いざ参加できても、自分が思っていたような仕事を任せてもらえないことがあります。

そうならないよう、事前に自分がやりたいことを整理し、受ける業界や企業をよく分析しておきましょう。

サマーインターンに行った方がいい人・行かなくていい人

サマーインターンに行くべきかどうかは、自分の状況によって答えが変わります。

志望が固まっているかどうかが、判断の大きな分かれ目になります。

以下を参考に、自分がどちらに当てはまるかを考えてみましょう。

行った方がいい人

志望業界や志望企業がある程度固まっている人は、サマーインターンに行った方が有利です。

とくに、インターンを本選考と同等に扱う外資系企業や金融業界を志望している人は、参加が早期選考への近道になります。

また、早く就活の雰囲気に慣れたい人や、本選考に近い環境で実力を試したい人にも、サマーインターンは適しています。

行ける環境が整っているなら、経験を積む意味で参加を前向きに検討しましょう。

無理に行かなくていい人

一方で、地方在住で参加が難しい人や、学業や部活動を優先したい人は、無理に行く必要はありません。

志望業界がまだ定まっていない人も、焦って参加するより、まずは自己分析や業界研究で方向性を固める方が効果的です。

行かない期間を自己分析やガクチカづくりに充てれば、秋以降の就活で十分に取り返せます。

大切なのは、行くか行かないかよりも、その時間を目的を持って使うことです。

行くか迷ったらプロに相談する

サマーインターンに行くべきか、それとも別のことに時間を使うべきか、自分だけで判断するのは難しいものです。

迷ったときは、就活のプロに相談してみるのがおすすめです。

専任のアドバイザーがあなたの志望や状況をふまえ、いま何を優先すべきかを一緒に整理してくれます。

サマーインターンに行かない場合の過ごし方や、秋以降の動き方についても具体的なアドバイスがもらえます。

以下から無料で相談できるので、判断に迷っている人はぜひ活用してください。

行かない場合に大学3年の夏でやるべきこと

サマーインターンに行かない場合でも、夏を有意義に過ごせば就活で遅れをとることはありません。

行っている人に気負いすぎず、次の4つに取り組んでおきましょう。

大学3年の夏にすべきこと

ガクチカづくり

資格・検定に取り組む

自己分析

業界や企業について調べる

ガクチカづくり

就職を本気で考える学生にとって、ガクチカは重要な項目です

長期休みを使って部活動やボランティアなどに打ち込み、学生時代に成し遂げたエピソードを作っておけば、インターンに参加していなくても本選考で話す内容に困りません。

資格・検定に取り組む

自分をアピールする武器として、資格・検定は分かりやすい指標になります。

ポイント

簿記検定やTOEIC、実用英語技能検定などが就活生に人気で、下位級であれば難易度も高くないため夏休み中に取得しやすいです。

自己分析

まずは自分自身を深く理解するために、自己分析を行いましょう。

自己分析を通じて自分の価値観や強み興味のある分野を明確にすることで、数多くの企業のなかから自分に合った企業を見つけやすくなります。

企業を適当に選ぶと後々ミスマッチが起きやすいため、自己分析を正しく行い、自分に最適なキャリアパスを描くことが大切です。

さらに詳しい手法や具体例を知りたい方は、自己分析の記事も参考にしてください。

業界や企業について調べる

自己分析で方向性が見えたら、その業界や企業について詳しく調べましょう。

まずは興味のある業界の全体像を理解し、どのような企業が存在するのかを把握します。

企業のホームページを見れば、事業内容や社風、採用情報などを知ることができます。

Memo

業界の動向や企業のニュースにも目を通すことで、現在の市場環境や将来の展望を把握できます。

こうした情報収集を通じて、自分のキャリアビジョンを具体化していきましょう。

行かなくても秋・冬インターンや早期選考で挽回できる

サマーインターンに行けなくても、就活はここからいくらでも巻き返せます。

インターンのチャンスは夏だけでなく、秋や冬にも数多く用意されているからです。

秋冬のインターンは本選考に近い時期に行われるため、早期選考に直結するプログラムも多く、夏の遅れを取り返す絶好の機会になります。

夏に自己分析や業界研究を進めておけば、秋冬の選考ではより高い手応えを得られます。

万が一、受けたインターンにすべて落ちてしまっても、そこから大手に逆転内定する道は十分に残されています。

サマーインターンに行かないでよくある質問

サマーインターンに行かないことに関して、多くの学生が疑問や不安を抱えています。

ここでは、とくに多く寄せられる質問に答えていきます。

大学1年生でも参加できるか

サマーインターンは大学3年生を対象とすることが多いですが、1年生や2年生でも参加できる場合があります。

若手の育成や早期の人材発掘を目的に、幅広い学年へ門戸を開いている企業もあるためです。

参加を希望する場合は、企業の募集要項で学年の制約がないかを確認しましょう。

行かないと周りと差がつくのか

サマーインターンに参加すると、就活の雰囲気に早く慣れ、ESの書き方や選考への心構えを学べます。

そのため、参加した人としていない人とで多少の差が生じることはあります

ただし、サマーインターンに参加しないからといって就活が失敗するわけではありません。

自分のスケジュールや興味に基づいて、最適な選択をすることが大切です。

行かないと後悔する・意味ないは本当か

行かないと後悔する、行かないのは意味がない、といった声を目にすることもあります。

しかし、後悔するかどうかは参加の有無ではなく、その期間をどう過ごしたかで決まります。

サマーインターンに行かなくても、自己分析やガクチカづくり、業界研究に取り組めば、就活で十分に戦える準備が整います。

逆に、なんとなく参加して目的意識がないまま終えれば、行っても得られるものは限られます。行く行かないよりも、目的を持って動くことが後悔しないための鍵です。

まとめ

サマーインターンに参加しなかったことが、直接的に選考へ影響することはありません。

5日以上のインターンに参加した学生は27.7%にとどまり、行かない人はむしろ珍しくないのが実情です。

ただし、早期選考への近道になるなど参加のメリットもあるため、自分の志望や状況と照らし合わせて判断しましょう。

行かない場合も、自己分析やガクチカづくりで夏を有意義に使い、秋冬のインターンにつなげれば十分に巻き返せます。

迷ったときは一人で抱え込まず、就活のプロの力も借りながら、自分に合った選択をしていきましょう。

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