【例文あり】使い回せる自動車業界の志望動機!事前知識なしでも簡単に作れる方法を紹介!

【例文あり】使い回せる自動車業界の志望動機!事前知識なしでも簡単に作れる方法を紹介!

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就活を始める際に、車が好きなあなたは自動車業界の主要企業を一通り受けてみようと考えているのではないでしょうか。

その際気になるのが「志望動機って使い回ししてもいいのかな?」ということです。

いちいち0から作っていては時間も手間もかかりますので、そう思うのは当然です。

この記事では「志望動機は使い回してもいいの?」からはじめ「自動車業界の概要」「自動車業界の主要企業」「自動車業界の最新の動向」など自動車業界のことを簡単に説明します。

その後、「志望動機を考える3step」「志望動機の構成」「志望動機のクオリティを上げるポイント」を順番に説明し最後に例文を2つ紹介します。

少し長文にはなりますが、最後まで読むことで業界への理解が深まり、志望動機の書き方の参考にもなります。

是非、最後までご覧下さい。

この記事を読んでわかること
  • 自動車業界の動向
  • 志望動機の作成方法
  • 自動車業界の志望動機のポイント
  • 自動車業界の志望動機の例文
この記事をおすすめしたい人
  • 自動車業界を志望している人
  • 志望動機の書き方がわからない人
  • 選考を通過する志望動機を作成したい人

目次目次を全て表示する

【自動車業界の志望動機】志望動機は使い回していいの?

結論ですが志望動機は部分的に使い回してもいいです。

しかし、使い回してもいいのは「部分的に」です。

全文を使い回すと受ける企業の「強み」や「独自性」に関する記載内容に一貫性がなくなったり、企業研究をしていないと思われるので注意して下さい。

この記事ではこの「部分的に使い回しができる」の考え方や、簡単に受ける企業の強みを見つけることができる方法などを順番に説明していきます。

【自動車業界の志望動機】自動車業界の最新の動向

自動車業界の志望動機を作成する上では、自動車業界について深く理解しておくことも非常に重要です。

そこで、ここからは自動車業界の最新の動向について詳しく紹介していきます。

さまざまなポイントを踏まえた上で業界理解をすることで、企業の採用担当者に良い印象を与えられる志望動機を作成できるでしょうから、ぜひ確認してみてください。

業界規模

自動車業界の最新の動向を抑える上で、業界の規模についてもしっかりと把握しておくことが非常に重要であると言えます。

自動車業界の業界希望は約60兆円であり、全製造業の20%弱を占めている、非常に規模の大きな業界です。

国内の生産台数は半導体不足などの影響により減少してしまっています。

グローバルで見ると、現状トヨタのシェア率が最も高いと言われてはいますが、中国市場の拡大や世界のEV推進など業界構造自体が変わってしまう可能性もあるため、「必ず、今後も圧倒的なシェアが続き続ける」とはなかなか考えがたいと言えるでしょう。

新たなビジネスの開拓

日本国内の自動車メーカーは今、岐路に立たされているといっても過言ではありません。

その理由は国内の人口減少や若者を中心とした深刻な自動車離れが原因で、自動車関連の市場は次第に縮小していくと予想されているからです。

そのため自動車メーカー各社は自動車販売以外のビジネスの構築が必要になってくるとしています。

実際にMaas(Mobility as a service)という「”地域住民や旅行者一人一人のトリップ単位での移動ニーズに対応して、複数の公共交通やそれ以外の移動サービスを最適に組み合わせて検索・予約・決済等を一括で行うサービス”」の提供に注力する自動車メーカーもあります。

引用元:https://jichitai.works/article/details/1943

CASE

「CASE」とは「Connected」「Automation」「Shared&Service」「Electric」の頭文字を繋げた造語になります。

これらは「繋ぐ」「自動化」「共有」「電動化」という今まで自動車とは関係のなかった領域での技術革新のことを言います。

それではそれぞれがどのように進化しているのかを詳しく見ていきましょう。

Connected

この「Connected」は今活発な動きを見せているインターネットとモノを繋ぐ「IoT」の技術を自動車に応用した技術です。

この技術が進歩することで今までにない新しいサービスの提供が可能になっています。

例えば保険会社の損保ジャパン日本興亜が提供している「スマイリングロード」のサービスは通信機能を搭載したドライブレコーダーにより、ドライバーの安全運転を管理するサービスです。

走行距離や急ブレーキの回数などを元にフィードバックしてくれたり、好成績を出せば素敵なプレゼントをゲットできる仕組みになっています。

他にも、車両に乗っていなくてもスムーズな駐車をしてくれる「リモートパーキングシステム」や出入りに手間取る駐車の問題を解決してくれるシステムなどがあり、車両とインターネットが繋がると今まで考えられなかったことが実現可能になります。

Automation

自動車業界がいう「自動化」とはまさに「自動運転」です。

一昔前までは「もっと未来の話」とか「映画の中のこと」との認識を持つ人が多かったと思いますが、国内の自動車メーカーはもちろん、海外の自動車メーカーも開発に注力しており、成果が出てきています。

ホンダやメルセデスは自動運転レベル3の市販車をすでに発売しており、日本やドイツでも走行が認められています。

このレベル3は条件付自動運転のレベルで、手を離すハンズオフに加え、進行方向から目を離すアイズオフまでが許される基準となります。

また、アメリカや中国ではセーフティドライバーが同乗する自動運転タクシーのサービスの実証が始まっており、今後も技術革新が進む領域となっています。

Shared&Service 

「Shared&Service 」は難しい書き方をしていますが、つまりは「カーシェアリング」のことを指します。

自動車メーカー各社は若者の車離れの原因の一つに「高い維持費」を挙げており、その解決のためにも「車を保持しない」=「車に乗らない」ではなく、「車を保持しない」=「カーシェアを使う」の構図を進めていくとしています。

実際、各社が「カーシェア」を推進していることで街中に「カーシェアポイント」が増え、週末はそこに一台も止まっていないという風になりつつあります。

こうしたことからもこの「Shared&Service 」は伸びる領域であると言えます。

Electric

「Electric」は「電動化」とされており、それは「電気自動車」のことを指します。

世界中で地球温暖化などの環境問題に取り組む必要があるとされており、自動車メーカーも例外ではありません。

その中でも特に「脱炭素社会」の実現に向けてEUが2035年以降にハイブリット車を含むガソリン車販売を規制する方針を打ち出しました。

その結果、ヨーロッパを中心に多くの自動車メーカーが「電気自動車」の開発に注力することになりました。

この「電気自動車」開発のネックは大きな車両を動かすためのバッテリー問題です。

このバッテリーが「電気自動車」全体のコストの4割を占めており、なかなか実用的な開発が進まない現状です。

そこで自動車メーカー各社は電池のメーカーとの共同開発に取り組み、競争力をつけようとするメーカーも増えてきており、技術革新も近い未来の話になりつつあります。

水素エネルギー

水素エネルギーは近年においても非常に注目されている、自動車業界において非常に注目されているポイントの一つです。

水素エネルギーは環境に優しい次世代エネルギーとして非常に有用だからです。

水素は地球上に最も多い元素であり、枯渇する心配がありません。

また、CO2の排出などもないので環境に優しいのも大きな特徴です。

ただし、EV同様、製造過程に非常に問題を抱えておりCO2を発生させないブルー水素やグリーン水素などの方法はありますが、まだまだ発展途上なので、「水素エネルギーが覇権を握る時代がすぐに来るか」と聞かれると、そうでもないでしょう。

【自動車業界の志望動機】自動車業界の概要

続いて自動車業界の概要についても詳しく説明していきます。

自動車業界には大きく分けて4種の業種があり、それぞれについてしっかりと確認していきましょうましょ

完成車メーカー

完成者メーカーは、自動車業界において中心の役割を果たす企業とされており、自動車部品メーカーや商社から鉄鋼などの原材料を用いて、最終的な製品である車両を設計開発に組み立てることを主な業務としています。

トヨタや日産、ホンダといった世界的によく知られる企業がこのカテゴリーに含まれており、高品質な車両を市場に提供することで、グローバルな自動車市場において強い影響力を持っています。

完成車メーカーの強みとして、車両の設計や開発における総合的な能力があり、これらの企業は安全性や環境性能、性能、デザインなど消費者のニーズに応えるために、必要なあらゆる面での研究開発に力を入れている点が挙げられます。

新しい駆動技術や自動運転、技術など、自動車業界の将来を左右するような先進技術の開発にも積極的に取り組んでいます。

製品の積計から販売アフターサービスに至るまでの一連のプロセスを管理することで、ブランド価値を高め、顧客満足を追求しているのです。

高いブランド力と市場での競争力を確立し、業界におけるリーダーシップを保持している企業と言えるでしょう。

自動車部品メーカー

自動車部品メーカーは自動車産業の中で非常に重要な役割を担っており、エンジン部品やトランスミッション、ブレーキシステム、電子機器、内装など自動車を構成するさまざまな部品の製造と開発をしています。

自動車は数千から数万の部品で構成されており、そのほとんどが専門の部品メーカーによって共有されています。

こうした部品メーカーは完成車メーカーと密接に連携し、高品質な部品を提供することで、最終製品である自動車の性能や安全性や快適性を向上させているのです。

多くの自動車部品メーカーは、特定の部品やシステムに特化しており、例えばデンソーはカーエアコン、アイシンはパワートレインなど、それぞれにおいて得意な分野を持っています

自動車ディーラー

自動車ディーラーは消費者と自動車産業の間の重要な橋渡し役として機能しています。

主な業務は新車や中古車の販売だけでなく、車両の定期点検や車検、修理等、アフターサービスも行います。

自動車ディーラーは顧客に対して車両の購入から、その車両の生涯にわたるサポートを提供し、顧客満足を追求しているのです。

正規販売店のディーラーは特定の完成車メーカーと直接契約を結んでおり、メーカーの新車のみを取り扱っています。

メーカーから提供される研修や技術・情報にアクセスでき、メーカーの純正部品を使用しているので、品質と安心感を確保できるのが大きな特徴と言えるでしょう。

一方で、サブディーラーは正規の販売店と異なり、複数のディーラーやオークションなどから仕入れたさまざまなメーカーの車両を販売しています。

これにより、顧客は幅広い選択肢から自分に合った車を選ぶことが可能になり、場合によっては正規販売店よりも低価格で車両を購入することもできるでしょう。

全般的に自動車のディーラーは、顧客が車両を購入する際のアドバイスやサポートを提供するだけでなく、車検や定期的なメンテナンスなど、車両の維持や管理に関わる一連のサービスを提供している業者といえます。

自動車関連サービス

自動車関連サービスも、自動車業界において非常に重要な役割を担っている企業のことです。

中古車販売店からカー用品店、ガソリンスタンド、損害、保険会社、レンタカー会社など自動車の購入から日用の使用、メンテナンス、さらには非常時のサポートまで自動車のライフサイクル全般をカバーしているのが大きな特徴です。

中古車販売店は新車に比べて手頃な価格で車を手に入れたい消費者にとって重要な選択肢であり、品質保証や整備済みの車両を提供することで中古車市場の信頼性を高めています。

ガソリンスタンドは自動車の運転に必要な燃料供給のほか、洗車や軽微なメンテナンスサービスを提供し、日常的な車の使用をサポートしています。

損害保険会社は事故や故障など、不測の事態に備える重要な役割を担っており、レンタカー会社は旅行やビジネスなど、一時的に車が必要な際、移動手段を提供し、利便性を高めています。

このように自動車を持つ消費者の生活を豊かにし、安全で快適なドライブライフを支えるために必要不可欠な企業であると言えるでしょう。

【自動車業界の志望動機】自動車メーカーの仕事内容

まずは「自動車メーカーの仕事内容」について深掘りしていきます。

ここでは大きく「製品開発」「製造」「販売」「サービスとメンテナンス」の4つに分けてそれぞれ仕事内容を説明していきます。

自動車業界の仕事内容  
  • 製造開発
  • 製造
  • 販売
  • サービスとメンテナンス

製品開発

自動車メーカーの仕事内容の最初に説明するのは「製品開発」の仕事です。

この「製品開発」に携わりたいと思っている学生の人も多いのではないでしょうか。

その名の通り新しい車種や新モデルなどの製品開発に取り組む仕事です。

仕事内容は市場の需要やトレンドの分析を行い、それに基づいたデザインの策定やエンジン・車体構造の設計、安全性や燃費の向上などの研究開発を行います。

開発のプロセスでは、コンピューターシミュレーションや試作車の製作、試乗をしてのテストやそれのフィードバックや評価も行います。

世の中にない車を自らの手で開発していくという、車好きには本当に堪らない仕事内容です。

しかし、それは自分の好みだけではなくトレンドや世間の需要を分析しながら行う必要があります。

この「製品開発」の段階でのあらゆるミスは、実際に車を購入し乗る消費者を様々な危険に晒してしまう可能性があり、責任重大な仕事内容でもあります。

製造

「製品開発」の部門が設計図を担当し、この「製造」の部門は文字通り車を実際に設計図通りに作り上げる仕事を担当しています。

基本的には自動車メーカーの自社の工場で車両の製造を行います。

製造のプロセスには、車体の組み立て、塗装を行ったのち、エンジンやトランスミッションの組み付け、配線などがあります。

機械での車両の製造が進んではいるものの、まだまだ細かな作業や製品の確認などは人の手が介入し製造を行っています。

また、この「製造」の仕事はただ設計図通りに作るだけではなく、高度な製造技術や生産効率の向上にも取り組んでおり、品質の高い自動車の効率的な生産を目指すことも含まれています。

販売

自動車メーカーは「製品開発」「製造」を経て作られた車両を「販売」することで売上をあげています。

どんなに質の高い車や、豪華絢爛な車を製造したとしても、それが売れなければ何の意味もありません。

そういう理由からこの製造した自動車を顧客に「販売」する仕事はかなり重要な仕事です。

この「販売」という仕事は「販売戦略の立案」「マーケティング活動」「営業」などに分類することができます。

「販売戦略の立案」は「会社としてこの車種は〇〇の路線で売っていこう」という大筋の戦略を考える仕事です。

戦略がそもそも間違っていると、どんなに「営業」が動いても販売には繋がりません。

また、その大筋が決まった段階で「マーケティング活動」を担当する部署が「このようなキャンペーンをしよう」「CMの内容はどうしよう」などの顧客と自社を繋げる手助けをします。

そして最終的に「営業」が顧客に直接交渉や提案をすることでニーズに合った車種の提供や購入のサポートをし、車両の販売が成立するという流れになります。

サービスとメンテナンス

自動車メーカーは顧客に対して車両を「販売」することで仕事が終わりとはなりません。

逆にいうと、ここからの方が顧客と自動車メーカーの付き合いは長くなります。

自動車メーカーは顧客に対してアフターサービスの提供を行っており、具体的には定期点検、修理、故障などを保証するサービスなどがあります。

販売を行うディーラーやサービスセンターを通じて、顧客の車両のアフターメンテナンスや修理を行うことで車両の安全性と信頼性を担保するためです。

車の故障や事故が起こると最悪の場合人の命に関係するため、このアフターサービスやメンテナンスは非常に重要かつ、必要な仕事内容の一つになっています。

【自動車業界の志望動機】自動車メーカーの職種

仕事内容が分かったところで次は「自動車メーカーの職種」について説明していきます。

経理や総務、人事などの職種も当然ありますが、ここでは「開発エンジニア」「マーケティング」「生産技術者」「営業」といった自動車メーカーの職種として代表的な4つを説明していきます。

自動車業界の職種  
  • 開発エンジニア
  • マーケティング
  • 生産技術者
  • 営業

開発エンジニア

「製造開発」の仕事を担当する「開発エンジニア」をまずは説明していきます。

この「開発エンジニア」は車両や組み立てるための部品の開発に携わるエンジニアのことを指します。

車両の機械設計や電子制御、車体設計などのエンジニアが集まり、車両の設計、開発、評価、テストを繰り返し行い、新しい車両や新技術の開発を行います。

開発エンジニアは世の中にまだ存在していない新車種や新技術の開発を最も身近に行う職種で、非常に魅力的な仕事です。

また、自動車メーカーの強みや技術力の顔となるため、応募してくる学生は非常に多く、就活では人気の職種になります。

マーケティング

この「マーケティング」は仕事内容の「販売」に分類される仕事です。

主な業務内容としては製品の「市場調査」や「マーケティング戦略の立案」「販売促進活動」などを行うことです。

正確に顧客のニーズや世の中のトレンド情報を分析し、現状の自社製品の需要を把握して販売戦略を考える仕事になります。

「販売」するためにはまずこの「市場調査」が欠かせない要素になってくるため、「マーケティング」の仕事は非常に重要な役割を担っています。

「販売促進活動」には広告やプロモーション、イベントの企画・実施なども含まれており、実際に顧客と接する機会も非常に多い仕事です。

広告にはテレビCMなどの実施や、その内容の構成を考える仕事も含まれており、マーケティングの仕事は想像よりも多岐に渡ります。

生産技術者

「製造」の仕事内容でも軽く触れましたが、良い品質の製品を効率よく製造することを自動車メーカーには求められます。

その難題に挑む職種が「生産技術者」です。

「生産技術者」の仕事内容は主に自動車の製造工程や生産ラインの改善を担当します。

例えば生産ラインの設計や生産プロセスの改善、生産の自動化システムの導入や、生産ラインの省人によるコスト削減などを目指し、日々設計の見直しやテストを行っています。

この繰り返しが自動車メーカーの生産効率の向上や、よりより品質の車両を製造することに繋がっています。

営業

「営業」は「販売」の業務を担当し、顧客に自社商品を販売します。

主な業務内容としては「自動車の販売促進」や「販売活動」を担当しています。

日本各地だけでなく海外にも拠点を構え、現地の顧客への自社の車両を提案や販売する商談を行います。

顧客は法人、個人を問わず様々なので、それに伴ってニーズも様々です。

「営業」はその顧客のニーズに合わせた提案を行うことで、決して安くない買い物をしてもらうことに繋げます。

無事契約交渉がまとまったら、納期の確認や定期点検などのアフターサービスの説明などを行い、最終の納車までサポートします。

直接顧客と向き合う職種なので、難しい要求や無理難題に直面することもありますが、自社製品が売れる感動を体感できるやりがいのある職種です。

【自動車業界の志望動機】自動車業界の主要企業

自動車メーカーの「仕事内容」と「職種」が理解できたところで、「自動車業界の主要企業」を紹介していきます。

ここでは「トヨタ自動車」「スズキ」「ホンダ」の国内大手3社と「フォルクスワーゲン」の海外企業大手の1社を説明していきます。

自動車業界の主要企業  
  • トヨタ
  • ホンダ
  • スズキ
  • フォルクスワーゲン

トヨタ自動車

「トヨタ自動車」のことを知らない日本人はいないのではないでしょうか。

それほどに世界的に有名で、日本最大手の自動車メーカーです。

愛知県豊田市に本社を置く、「トヨタ自動車」はトヨタグループの中核企業で、ダイハツ工業と日野自動車の親会社であり、SUBARUの筆頭株主です。

国内シェアは3割を超えており、2022年のグループ全体の販売台数は1048万台と、3年連続で世界1位となっています。

車両のラインナップの豊富さやハイブリッド技術、水素エンジンの開発などに強みを持ち、技術的に進んでいる企業です。

主要ブランドは「トヨタ」と「レクサス」で国内外に多くのファンが存在しています。

スズキ

「スズキ」に関しても多くのテレビCMなどを通して認知を広げている大手自動車メーカーです。

静岡県浜松市に本社を置く、国内販売台数2位の自動車メーカーです。

「スズキ」は自動車だけでなく、バイクなどの二輪車も販売しておりその規模は世界販売台数で8位、国内販売台数は2位です。

軽自動車に力を入れており、1998年から採用しているコーポレートスローガンは「小さなクルマ、大きな未来」としており、ここからも軽自動車への注力が見てとれます。

それだけではなく「スズキ」は登録車販売にも注力しており、全方面から自動車販売に取り組んでいます。

またインドでは海外企業ですがインド国内最大手の企業となっており、今後市場の伸長が見込めます。

ホンダ

「ホンダ」は東京都港区に本社を置く自動車メーカーで正式名称は「本田技研工業」です。

この「ホンダ」、自動二輪車の販売台数、売上高は世界1位、自動車の販売台数は世界7位となっています。

国内での登録車販売では2位、軽自動車販売では3位となっており、「N-box」は軽自動車モデル別販売で首位に立っています。

他にも小型ジェット機の出荷数世界1位、芝刈り機のシェアも世界1位、他には発電機、除雪機、小型耕うん機の国内シェアが1位と自動車だけでなく、様々な分野で大きな影響力を与える大手企業であると言えます。

フォルクスワーゲン

「フォルクスワーゲン」はドイツのヴォルフスブルクに本社を置く、世界最大手の自動車メーカーです。

「フォルクスワーゲン」のグループには「アウディ」「ポルシェ」「ランボルギーニ」「ベントレー」といったクルマ好きなら誰もが知っている世界的自動車メーカーを抱えており、ヨーロッパでは20年以上に渡りトップシェアを維持しています。

また近年中国に進出し、シェアを伸ばしています。

主力製品は「ビートル」や「パサート」「ポロ」「ゴルフ」などがあり、特に「ゴルフ」は世界的に大ヒットし、ベストセラーとなりました。

販売台数で「トヨタ自動車」と競っており、世界的大手自動車メーカーの一つと言えます。

【自動車業界の志望動機】自動車業界に向いている人

続いて自動車業界に向いている人の特徴についても詳しく紹介していきます。

下記の4点が当てはまる人は、自動車業界で働くに当たってストレスフリーに楽しく業務に取り組むことができるでしょう。

クルマが好きな人

なんといっても、車が好きな人は自動車業界で働くに当たってぴったりであると言えるでしょう。

むしろ車があまり好きじゃないならば、自動車業界で働くのもストレスが溜まるかもしれません。

ただし、「ただ車が好きなだけ」でなく、将来車に関して、どのように関わっていきたいか、どのようにビジネスにつなげたいか考えられる人に向いているといえます。

自分が車が好きであるかし、どのような仕事を担当するのか、どのような業務が自分に向いているのかをしっかりと分析しておくことが重要です。

ただ車が好きというだけでは、あまりにも志望動機として弱いのでマイナスな印象を与えてしまう可能性もあります。

しっかりと自分が車が好きであるということを活かし、どのように仕事をしていくのか考えていくことが重要なのです。

リーダーシップを発揮できる人

リーダーシップを発揮できる人も、自動車業界において活躍できる可能性が高いです。

確かにどの業界にも言えることですが、リーダーシップを持って意欲的に物事を進められる人はさまざまな場面において非常に重宝されます。

特に自動車業界は日本経済を支えている非常に大きな業界であり、「自分が日本の経済を支えるんだ」という強い意思を持って業務に取り組むことができる人は非常に向いていることでしょう。

将来の日本経済に影響を与えるようなプロジェクトを任される可能性もあるので、メンタルの強さや多さなども求められてきます。

リーダーシップを発揮し、日本の経済に貢献するという意思を持って働くことができる人物は、まさに自動車業界にぴったりであると言えるでしょう。

グローバルに活躍したい人

グローバルに活躍したい人も自動車業界で働くことに非常に向いています。

日本の自動車メーカーは現在世界でもトップクラスのシェア、そしてプレゼンスを持っています。

海外に行って「日本と言えば何か?」と聞かれると「寿司」「侍」の次に「車」と言う人もいるほど、「日本=車」というイメージは海外からすると強いのです。

売り上げの海外比率も非常に高く、日本市場を超えて、グローバル市場での競争が非常に重要と言えます。

よって、海外文化に興味を持っている人、人や英語が得意な人、国際交流をしてみたいという方は、非常に自動車業界に向いていると言えるでしょう。

協調性を持って働きたい人

協調性を持って働きたい人も自動車業界にぴったりであるといえます。

自動車は皆さんご存知の通り、さまざまな細かい部品や素材から作られているものです。

さらにそれが消費者にも当たるまではメーカーだけでなく、工場やディーラーなどさまざまな人を介して届けられるのです。

つまり、多くの人の連携や協調が欠かせない業界であると言えますが、消費者に届くまでに関わる人々の種類が数ある業界の中でもトップクラスに多いです。

よって、組織としての働き方ができる人、これまで協調性を持って何か成し遂げてきたことがあるという人には、ぴったりの業界です。

よって、これまで何かしら部活やサークルなどで協調性を持って取り組んだ経験があるならば、積極的に述べることができると良いでしょう。

【自動車業界の志望動機】志望動機を作成する前に

志望動機を作成するうえで事前にやっておいてほしい準備事項があります。

準備事項をしっかりと行い、よりよい志望動機を作成しましょう。

業界研究

志望動機を作成する前にやっておいてほしいことの一つ目は「業界研究」です。

業界研究とは自分の志望する業界について研究することです。

自動車業界の仕事内容や動向についてしっかりと研究することが重要になります。

業界研究をしっかりとやることで次の「企業研究」がやりやすくなるので、業界研究は丁寧にやりましょう。

詳しい業界研究のやり方は以下の記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。

企業研究

志望動機を作成する前にやっておいてほしいことの二つ目は「企業研究」です。

企業研究は自分の志望する企業について研究することです。

志望動機を作成するうえで企業研究は重要な工程になります。

自分が志望する企業でなくてはならない理由を話すためにしっかりと企業研究をやりましょう。

具体的な企業研究のやり方は以下の記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。

自己分析

志望動機を作成する前にやっておいてほしいことの三つ目は「自己分析」です。

自己分析は、ガクチカや自己PRを作成するうえでも重要な工程なのでしっかりと行うようにしましょう。

自己分析をすることで自分の強みを活かしてどのように活躍していきたいのかを明確にすることができます。

自己分析のやり方は以下の記事で詳しく紹介しているので是非参考にしてみてください。

【自動車業界の志望動機】志望動機を考える3step

ここからは実際に「自動車業界の志望動機」を考えていきましょう。

そのための考え方として「志望動機を考える3step」をご紹介します。

ここでは「どんなことを成し遂げたいのかイメージする」「どうして成し遂げたいのかを考える」「企業を選んだ妥当性を見つける」の3stepを順番に説明していきます。

志望動機を考える3step  
  • step1:どんなことを成し遂げたいかイメージする
  • step2:どうして成し遂げたいのかを考える
  • step3:企業を選んだ妥当性を見つける

step1:どんなことを成し遂げたいかイメージする

まずはあなたが今「どんなことを成し遂げたいかイメージする」ことから始めましょう。

様々な仕事内容や職種がある自動車業界であなたが「成し遂げたいこと」は何か、「どんな目標を持ち仕事をしていきたいのか」を未来志向で考えましょう。

もし可能であれば夢のように大きな目標を設定することをおすすめします。

この「高い目標設定」は「仕事に対する熱意」や「チャレンジ精神」をアピールできることにも繋がります。

成し遂げたいことが思いつかないときは?

もしあなたに自動車業界で「成し遂げたいこと」が思い浮かばなかった場合は、無理に設定しなくても大丈夫です。

その場合は「企業が社会に提供している価値」をより深掘りし、あなたの身の回りのことに置き換えて考えてみましょう。

例えば「環境問題に積極的に取り組んでいる企業」であれば「より良い地球を自分の孫の代まで残してあげたい」など「企業が社会に提供している価値」から関連付けて考えるとイメージしやすいです。

step2:どうして成し遂げたいかを考える

まず最初に設定した「どんなことを成し遂げたいかイメージする」で明確になった「目標」に対して、「どうして成し遂げたいかを考える」が次のステップです。

この項目は「どうして」の部分が重要なので、あなたの実体験のエピソードを絡めて組み立ていくことをおすすめします。

「大学生の時に〇〇だったから」「高校生の時に〇〇に出会ったから」などの経験を絡めて組み立てることで、エピソードの質が上がり「どうして成し遂げたいのか」の話の説得力が上がります。

step3:企業を選んだ妥当性を見つける

自動車業界には多くの大手企業があり、基本的には車両を設計開発し製造、販売している流れは大きく変わりません。

その中でも「なぜ御社を選んだのか」「なぜうちの会社を選ばれたのか」の理由を明確にしておかないと「この学生は自動車業界であればどこでもいいんだな」と思われてしまいます。

そう思われないためにも「企業を選んだ妥当性を見つける」必要があります。

ここの理由が曖昧だと「志望動機使い回しているな」とバレてしまいますので注意が必要です。

【自動車業界の志望動機】志望動機を効率的に作る方法

就活を始める際に、車が好きな人であれば自動車業界の大手企業を一通り受けてみようと思っているのではないでしょうか。

エントリーシートを効率的に作るために、志望動機を使いまわしたいと考えている人も多いでしょう。

そこでは、自動車業界の志望動機を簡単に作れる方法を紹介します。

以下の3つの項目について詳しく解説していくので、最後まで読んでいってください。

  • ネタを集めておく

  • 企業の求める人物を把握する

  • 例文を参考にする

ネタを集めておく

自動車業界の志望動機を効率よく作成するためには、就活が始まる前から自己分析をして志望動機で使えるネタを集めておくことが必要です。

例えば、部活動やサークル、ゼミ、インターン、課外活動での経験や学びなど志望動機でかけそうなことを普段から考えておきましょう。

出来事だけではなく、そこで得た強みからなぜその企業を志望するに至ったのかまで述べられるようにすると良いでしょう。

志望動機のネタを複数パターンを考えておくことで、ある程度使いまわしができます。

自分自身の強みを理解し、アピールに使える強みや経験を集めておけば、どのような質問にも対応しやすくなります。

企業の求める人物像を把握する

次に、企業の求める人物像を把握しておきましょう。

どれだけ素晴らしい経験や強みがあったとしても、企業が求める人物像に合っていなかったり、その企業の働き方や社風に合わないと判断されてしまえば、評価が低くなってしまいます。

質の高い志望動機を書くうえで業界研究は避けられません。

自動車業界の概要や企業の社風を理解することで業界理解が深まり、高評価を得られる志望動機を書くことができます。

逆に企業の求める人物像がわかっていないと、自動車業界であればどこでもいいんだなと思われてしまう可能性があります。

事前に企業の求める人物像を把握し、それに合うように志望動機の考え方や書き方を工夫しましょう。

例文を参考にする

最後は、例文を参考にすることです。

毎回志望動機を1から作成するにはかなり時間がかかってしまいますよね。

そのため、例文を参考にして自分なりの回答を作ることをおすすめします。

しかし、例文をそのまま真似してしまうとありきたりなエントリーシートになり、ほかの学生との差別化ができません。

自分なりの表現や語彙を使って工夫し、オリジナリティを出すようにしましょう。

また、例文にプラスして企業の独自性にも言及しましょう。

志望動機を使いまわしていると思われないためにも、業界研究と企業研究をしたうえで志望動機を書くようにしましょう。

この記事を載せているdigmediaでも例文を紹介しているので参考にしてください。

【自動車業界の志望動機】志望動機を作成する際の注意点

自動車業界の志望動機を作成する際には何に注意して書いたらいいのでしょうか。

注意すべきことを頭に入れてから志望動機を作成することで、企業から高評価を受けることができます。

ここでは以下の注意点について詳しく解説していきます。

  • 待遇・条件に触れている

  • 具体性がない

  • 受け身すぎる

  • 顧客目線

待遇・条件に触れている

まず1つ目は、待遇・条件に触れていることです。

志望動機を書く際に、企業の待遇や給与、労働環境などについて触れるのはやめておきましょう。

そればかり書いてしまうと、会社の志望度や労働意欲を疑われてしまうかもしれません。

仕事の内容よりも給与や待遇の良いところを求めて転職してしまうかもしれないという印象を与えてしまう可能性があります。

企業は長く働いてくれる人材を求めているので、給与や待遇などについて書かれた志望動機では評価が低くなってしまいます。

そう思われることを避けるために、基本的にこれらには触れないようにしましょう。

働き方ややりたいことに結び付けてポジティブな書き方をするのであれば、必ずしもNGではありません。

具体性がない

2つ目は、具体性がないことです。

具体性がない志望動機の評価は高くなりません。

社会貢献をしたい、御社の製品を広めたいなど具体的ではない志望動機では、企業研究ができておらず志望度が低いのではないかと思われてしまいます。

そのため、志望動機ではなぜそれを目指したのか、なぜやりたいのか、どのような部門のどのような事業に携わりたいかなどをできるだけ具体的に書けるようにすると良いでしょう。

自動車業界の業界研究、企業研究をしっかりして、その企業であなたがどのような働き方をしているかイメージしながら書くようにしてください。

なるべく抽象的な表現を避け、その企業の特色を織り交ぜて書くとより高評価を得ることができます。

受け身すぎる

3つ目は、受け身すぎることです。

御社に入社して、営業のノウハウを学びたいです、などといった受け身すぎる志望動機は評価が低いです。

これに加えて、学んだあとにそのスキルを使ってどのような仕事に就きたいか、どのように貢献できるかなどを述べられるとよいです。

あなたにはどんな強みがあり、どんな価値観で、それを企業でどう活かすことができるかをアピールしましょう。

受け身ではなく、自分で貪欲に学んでいく姿勢も大切です。

企業が求める人物像を意識しながら書くようにしてください。

ここまで書けるとクオリティの高い志望動機になります。

顧客目線

「御社の商品が好きで志望した」などといった顧客目線の志望動機もあまりよくないです。

入社後は商品を消費するのではなく、研究・開発、企画・マーケティング、経理、営業などといった仕事につき、辛い仕事もこなしていかなくてはなりません。

商品が好きなだけでは、やっていけないのでは?と思われてしまうこともあります。

企業の商品について言及することは悪いことではありませんが、ただ好きというだけではなく、自分が入社してからやりたいことや思いなどもアピールしましょう。

商品を好きで熱意があり、入社してからのイメージもついていれば評価の高い志望動機になります。

【自動車業界の志望動機】志望動機の構成

ここからは「志望動機の構成」について説明していきます。

この記事のタイトルにもなっている「使い回せる自動車業界の志望動機」を作る上でこの「志望動機の構成」部分が非常に大切です。

「志望動機の構成」は大きく分けて「結論」「根拠」「展望」の3つに分類できます。

結論的にはこの「結論」「根拠」の部分が使い回せる部分です。

この「結論」と「根拠」に関しては、あなたの就活をする上での軸であったり、成し遂げたいことや目標、それに対する根拠となるエピソードやあなたの価値観の部分になります。

つまりはこの「結論」と「根拠」は普遍的な部分で、使い回したとしても影響がない部分となります。

しかし「展望」の部分に関しては「入社後にどうしていきたいか」「入社後にどのようにして目標達成していくのか」の話になるので、受ける企業に合わせてアレンジする必要があり、ここを使い回すことはできません。

それでは「結論」「根拠」「展望」の詳しい書き方について順番に説明していきます。

結論

志望動機における「結論」とは「あなたの就活の軸」を中心に考えると良いでしょう。

「自動車業界に入社するのは〇〇という目標を達成するため」「将来自動車業界を〇〇のように変えていきたい」「自動車業界で〇〇を成し遂げたい」などを最初に書くことで、採用担当者としても次の展開を予想しやすく、頭に入ってきやすいです。

この「結論」はダラダラとは書かずに端的に伝えるようにしましょう。

そうすることで、次の根拠や最後の展望を読むまで採用担当者の集中力が持ちます。

根拠

「結論」を端的に伝えた次はその「結論」に至った「根拠」を書いていきましょう。

この「根拠」は「あなたの就活の軸」を作った部分で、採用担当者も非常に重視しています。

この「根拠」は、より具体的なエピソードを用意して志望動機に組み込むようにしましょう。

当然ですが選考が進むと面接があり、その面接でもこの「根拠」の部分は深掘りされる可能性が非常に高く、志望動機を書きながらあなたの経験をよく振り返るようにしておくと面接の対策にも繋がります。

展望

「結論」「根拠」と書いてきた志望動機も、この「展望」でそのクオリティは大きく左右されます。

この「展望」は使い回しができない部分で、特に企業研究が重要な部分になります。

「入社後のあなたの展望」ですので、その企業が「強み」としていることや「独自性」などに言及する必要があり、企業ごとに内容を変える必要があります。

「入社後の目標」を伝えるだけではなく、「会社への貢献」をどうしていくかも一緒に書くことで採用担当者に「あなたが入社するイメージ」をさせることが可能で、それは非常に高評価に繋がることが多いので参考にして下さいね。

【自動車業界の志望動機】志望動機のクオリティを上げるポイント

自動車業界の志望動機の「構成」を説明してきましたが、ここからはその「志望動機のクオリティを上げるポイント」をご紹介していきます。

ここでは「『なぜ』をベースに考える」「企業の独自性に言及する」の2つに絞って説明していきます。

「なぜ」をベースに考える

自動車業界の志望動機を考える際に多くの学生が「企業の将来性」「提供しているサービス」や「ビジネスモデル」に注目し過ぎる傾向にあります。

それらの項目に言及し過ぎるあまり、他の学生との差別化が上手くできずに「パッとしない志望動機」になりがちです。

そうではなくあなたが「なぜ」自動車業界に興味をもち、その中でも「なぜ」この企業を受けようと思ったのかをベースに考えることで、より深い志望動機を作ることができます。

企業の独自性に言及する

この記事の最中にも何度か出てきていますが「企業の独自性に言及する」ことは必須ポイントです。

この「企業の独自性に言及する」ことを怠ると採用担当者から「この学生は志望動機を使い回ししているな」「自動車業界であればどこでもいいのでしょう」とマイナス評価に繋がります。

そうならないためにもまずはしっかりとした「業界研究」その後に「企業研究」をすることで「企業の独自性」がより明確に分かるようになります。

あなたがこの会社に入社する妥当性を感じてもらえるように上手く伝えるようにして下さい。

【自動車業界の志望動機】面接で志望動機の説得力を上げるポイント

続いては、面接で志望動機の説得力を上げる際のポイントについて紹介していきます。

自動車業界の企業を受けるにあたって、より良い印象を与えるためにも、下記の3つを工夫して述べていくことが重要です。

自動車業界を選んだ理由

まずはなぜ自動車業界を選んだのか述べなければならないので、自分が自動車業界を選んだ理由についてしっかりと考えていく必要があります。

自動車業界でなくてはならない理由、自動車業界でしか自分が成し遂げられない目標等について、業界の特徴を踏まえて考えることが重要です。

この時、可能な限り自動車業界にしかない魅力について説明するようにしましょう。

例えば「いろいろな人とコミュニケーションを取ることができる」と述べてしまうとマイナスイメージを与えてしまいます。

確かに、これは自動車業界に当てはまることでもありますが、「人とコミュニケーションを取ることが好きならば、営業職や接客業で働けば良いのではないか」と突っ込まれてしまいます。

志望企業を選んだ理由

その企業に魅力を感じた理由についても、わかりやすく説明していくことが重要です。

ありとあらゆる自動車業界にある企業の中で、なぜそこを選んだのかわかりやすく言語化できるように対策をしていくことが重要なのです。

自動車業界はさまざまな企業に関わるため、例えば「なぜ完成車メーカーではなく、自動車部品メーカーを受けようと思ったのですか」と聞かれる可能性が非常に高いです。

よって、その企業独自のサービスの強みや特徴等を踏まえて、しっかりと考えていく必要があるのです。

誰が聞いても納得できるような、客観的な理由を定量的に説明できるように、対策をしていきましょう。

自動車に興味を持った理由

自動車に興味を持った理由についてもかなり高い確率で聞かれるので、しっかりと高いしっかりと対策をしていくことが非常に重要です。

多くの場合、そもそもなぜあなたが自動車に興味を持っているのかを企業の採用担当者は聞いてきます。

自動車業界に属している人は、ほとんどが車のことが非常に好きであり、高い熱量を持った、車のことが好きな人と働きたいと考えています。

よって、これまでの自分の過去の経験などから、なぜ自動車に興味を持ったのか言語化しておきましょう。

「ただ車が好きだから」ではなく、車に関連した、何か自分にとって印象的なエピソードや客観的な話を説明できるようにしておきましょう。

この段階で「車が好きだから」という一言で済ませてしまうと、志望動機としては弱いです。

しっかりと対策をしていない就活生であると思われる可能性が高いので、しっかりと対策をしていくことが重要なのです。

【自動車業界の志望動機】志望動機の例文

ここまで自動車業界の志望動機を作る上での「構成」と「クオリティを上げるポイント」を説明してきました。

最後はそれらを踏まえた例文を「技術職の例文」と「事務職の例文」の2パターン用意しました。

是非、あなたの志望動機の参考にして下さい。

技術職の例文

私は交通事故がない豊かな世の中を作りたいと強く思い、貴社を志望いたしました。

その理由として、私は高校生の時に自宅の近くで交通事故に遭いました。

幸い命に別状はありませんでしたが、今でも残る傷跡と深い心の傷はまだ完全には癒えていません。

事故を起こした加害者の方も長期間に渡り私のサポートをして下さったり、車の修理や補償、私の病院代の支払いなどで大変な苦労をされていました。

この経験から交通事故は関わった全員を不幸にすると実感しましたし、このような不幸な思いをする方が1人でも減ったら良いと強く感じました。

私は貴社が安全に対して同業他社よりも高い意識を持ち取り組みをされていることを知りました。

貴社の思いは私と同じ意識であり、私自身も貴社に入社し車両を製品開発の部分から携わりたいと強く思いました。

そして私の成し遂げたいことである交通事故のない豊かな社会を作り出すことにチャレンジしたいと考えています。

技術職の例文のポイント

この例文は、具体的な事故にあった経験から自動車業界を志望するという事が書かれており、説得力のある志望動機になっています。

「なぜその業界なのか」「なぜその企業なのか」についての説明がされていることがポイントです。

経験などの具体例を織り交ぜ、その業界や企業を選ぶことになった経緯を自分の言葉で書くことが大切です。

他の企業でもいいのでは?と思われないように、企業研究もしっかりしたうえで志望動機を作成しましょう。

営業職の例文

私が貴社の営業職を志望する理由は、国籍や人種を超えて、貴社の自動車で人々の生活を支えたいと思ったからです。
大学3年の夏休みにヨーロッパを回った際、多くの日本の車が活躍している姿を目にし、より多くの人々に日本の素晴らしい車を届けたいと感じました。
私の語学力を活かし、世界中の人々に車を届けることができるのは、グローバルに展開している貴社のような規模が大きく、世界基準で考えている企業であると考え、志望しました。
貴社に入社した暁には英語力を活かし、日本だけでなく、海外の企業や顧客に対しても営業活動を行い、一人でも多くの人に素晴らしい素晴らしい体験をしてほしいと考えています。

営業職の例文のポイント

「なぜ」をベースに考えられているというのも、営業職の例文を作成する際のポイントです。

具体的な展望が示されており、入社後のイメージが掴みやすいことでしょう。

曖昧な部分を可能な限り減らすことで、企業の採用担当者に良い印象を与えられる可能性が高まるので、しっかりと対策をしていくことが重要であるといえます。

事務職の例文

私は貴社に入社後、移動に制限のない世界を広げていくことに挑戦したいと考えています。

今現在も比較的田舎の地域に住む私は、幼少期から車での移動が当たり前でした。

スーパーに買い物に行くのも車、本屋さんに行くのも車、何をするにも車がないと成立しない状況です。

それは今も大きくは変わらず、この車での移動が私の豊かな生活を支えていたんだなと実感いたしました。

逆に考えると車で移動する選択肢がなかった場合、私は豊かな暮らしとはほど遠い不便な生活を強いられていたかもしれません。

この事実は私が住む日本だけでなく世界中で起こっていると感じており、貧困の格差が大きい地域ではより、移動の制限を強いられている人々が多くいて、その人々の為に私に何かできないかを考えるようになりました。

そんな時、貴社は比較的低価格で車を販売しており、移動の制限がより強い新興国でのシェアが高いことを知りました。

私は貴社に入社後、国内で経験を積み、最終的には海外で貴社の車を広げることにチャレンジしたいと考えています。

そのことは私の考える移動の制限がない世界を実現する近道だと感じていますし、この世界をもっと世界各地に広げたいと考えております。

事務職の例文のポイント

この例文では、自身の経験を具体的に書いています。

また、そこから感じた問題・課題と「なぜその企業なのか」の理由が強く結びついており、とても説得力の高い志望動機になっています。

高い評価を得られる志望動機を書くためには、自己分析と企業研究の両方が必ず必要です。

企業と自分の価値観ややりたいことがマッチしているということをうまくアピールしましょう。

【自動車業界の志望動機】志望動機が書けたら...

自動車業界の志望動機の例文はいかがでしたでしょうか。

きっとあなたも書くことにチャレンジしてみようと感じているのではないでしょうか。

その勢いのまま志望動機を書き切ったあなたはそれに満足してしまうかもしれません。

しかし、この志望動機を第三者に確認してもらうことが大切です。

友人や家族に頼める人は添削をしてもらいましょう。

この第三者の確認はあなたが今まで気が付かなかったところや気にかけていなかった言葉遣いなどをしっかり見てもらえますよ。

友人や家族に頼むのは恥ずかしいと思っているあなたには「就活エージェント」がおすすめです。

就活のプロがあなたの志望動機をしっかり添削してくれます。

「就活エージェント」の中でも特におすすめなのは「ジョブコミット」です。

少しでも気になった場合は下記リンクから登録だけでもしてみて下さい。

まとめ

就活が本格化してくると各企業に合わせて志望動機を0から作るのは難しいです。

しかし、志望動機の中でも「あなたの就活の軸」やその根拠であれば使い回しが可能です。

しかし、入社後の「展望」に関しては企業によって強みなどが違いますので企業研究などしっかりして準備する必要があります。

出来上がった志望動機はできれば第三者に一度確認してもらって下さい。

その際おすすめなのは「就活エージェント」に頼る方法です。

是非、参考にあなたの就活を進めて下さいね。

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