【例文5選】ガクチカでバスケットボール経験を書く方法やポイントを徹底解説!

【例文5選】ガクチカでバスケットボール経験を書く方法やポイントを徹底解説!

記事をお気に入り登録する

記事のお気に入りに登録

「記事のお気に入りに登録」のご利用にはログインが必要です。

会員登録がお済みでない方

無料会員登録
伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

【ガクチカでバスケットボール経験】ガクチカとは

ガクチカについて考える前に、ガクチカとは何であるのかについての理解も深めておきましょう。

ガクチカとは、学生時代に力を入れたことの略です。

学生時代とは、大学生の時期や専門学生の時期を基本的に指しています。

ただし、高校卒業後にすぐに就職を目指す人は、高校生時代に力を入れたことでも構いません。

基本的には、最後に学校に在籍していた時期の話をすることをおすすめします。

高校時代のことを書いてもいい?

結論として、大学生もしくは専門学校を卒業した方が高校時代のことをガクチカに書くのはあまりおすすめできません。

確かに、新型コロナウイルスが流行していた時期に学校に通っていた人がそうでない人と比べて、学生時代に取り組めたことが少ないのは、企業の採用担当者も分かっています。

しかし、その中でも、「何かしら工夫して取り組めたことがあったのでは?」という疑問を与えることになります。

大学生活で授業以外何もしていなかったのではと思われてしまう可能性が高いです。

ただ、本当に何も書くことがない場合は仕方なく、高校時代の話をしても良いですが、大学時代もしくは専門学生時代に何か力を入れて取り組んだことがなかったかについては、少し時間がかかってもいいので考えてみてください。

自己PRとの違い

ガクチカと自己PRの違いについても解説します。

混同してしまう人が多いため、あらかじめ区別しておきましょう。

ガクチカは学生時代に力を入れたことについて話し、その経験から物事への取り組み方やモチベーションの源泉についてアピールするものです。

一方で、自己PRは自分の強みや長所を前面に押し出してアピールするものであるため、厳格に区別しておきましょう。

前者は経験に力を入れ、後者は強みに力を入れます。

【ガクチカでバスケットボール経験】バスケットボールはガクチカになる?

結論として、バスケットボールに取り組んでいた経験は十分ガクチカに活用できます。

特に部活でバスケットボールをしていた人は、練習に熱心に取り組んだことや試合の経験など様々な話ができます。

自然と「目標」「課題」「取り組み」「工夫」「成果」を思いつくため、スムーズに制作できるでしょう。

学生時代に取り組んでいたこととして十分にアピールできるエピソードを作成できます。

ただし、サークルで趣味遊び程度に取り組んでいた人は少し書き方に注意しなければなりません。

目標や目的課題に対しての取り組みや、そこからの学びを含めなければならないため、どのようなことを学んだのかについては注力して書きましょう。

よって、サークルであったとしても部活であったとしても、ガクチカにできることは変わりありませんが、書き方だけは少し気をつけなければなりません。

【ガクチカでバスケットボール経験】バスケットボール経験でアピールできる強み

では、バスケットボールの経験を通じてアピールできる強みにはどのようなものがあるのでしょうか。

バスケット経験者が身につけている可能性が高い能力には下記の4つがあるため、それぞれ当てはまるものを中心にアピールできるよう取り組んでみてください。

チームワーク

バスケットボールはチームスポーツであるため、チームワークを身につけられた人が多いです。

戦術に関する理解をチーム内で深め、連携と協力をしなければバスケットボールで勝利を目指すことはできません。

チームのメンバーと協力してやる信頼関係を構築してきたことで一緒に目標に向かって努力した経験をアピールしましょう。

チームで連携して目標に向かえる能力やお互いの短所を補いながら最大の成果を発揮するために工夫できる、などという言い方をすると良い印象を与えられます。

また、下記の言い換えを用いるのもおすすめです。

言い換え

傾聴力

リーダーシップ

忍耐力と継続力

バスケットボールは一朝一夕にスキルが伸びるスポーツではありませんし、短期間で目標を達成することは難しいです。

よって、忍耐力や継続力が求められます。

長期間地道な練習や努力を続けられたことは大きなアピールになります。

また高知や先輩からの指導や期待に応えるために取り組んだ努力などがあればより分かりやすく忍耐力と継続力についてアピール可能です。

ただし、「忍耐力」も「継続力」も多くの就活生がアピールする能力であるため、内容での差別化が難しい場合は、以下の言い換えを活用するのも選択肢の1つです。

言い換え

コミット力

粘り強さ

忍耐強い

不屈の精神

諦めない心

計画性と行動力

バスケットボールなどのスポーツは大会に優勝することや試合に勝つこと、レギュラーに入ることや体力の向上に努めることなど、何かしら目標を達成するために練習をしている人が多いです。

つまり、目標のために細かく計画を立てて着実に成長をしてきた人物は計画力や行動力をアピールできます。

多くの企業において計画性や行動力は求められているため、積極的にアピールしましょう。

また、「計画性」「行動力」などがありきたりに感じる、他の就活生と差別化できないと感じる場合は、以下の言い換えを用いても良いです。

言い換え

戦略的思考

実行力

構想力

実践力

PDCAサイクルを高速で回す能力

体力

バスケットボールを始めとしたスポーツに取り組むにあたっては、基礎的な体力の向上や筋トレなどに取り組んでいる人がほとんどです。

取り組むことで自然と体力がつくことが多いですが、その際に工夫をした経験があるならばぜひとも盛り込みたいところです。

仕事に取り組むにあたっては、体力は不可欠です。

新卒の方は特に成果が上げづらい分、行動力で結果を出す必要があります。

体力は一見ありきたりのアピールにも思えますが、非常に高く評価されるポイントです。

ただし、体力と表現すると若干安直な表現になってしまう場合もあるため、気になる方は以下の表現に言い換えても良いでしょう。

言い換え

コミット力

圧倒的な行動量

粘り強さ

【ガクチカでバスケットボール経験】ガクチカの構成

続いてガクチカを作成するにあたってのおすすめの構成を紹介します。

この構成はバスケットボール以外にもどのような経験を話す際にも活用できるものであるため、覚えておいて損はありません。

1. ガクチカの題材

まずはガクチカの題材について一言で話しましょう。

就活においては、常に結論ファーストを心がけることが大切です。

「私が大学時代に力を入れたことはバスケットボール部の活動です」などと一言で述べましょう。

これにより、あなたがこれから何の話を展開するのか、相手が念頭に置いて文章を読めます。

また、面接においても結論ファーストは同様に重要視しましょう。

2. なぜ取り組んだか

なぜバスケットボールの活動に力を入れたかについての説明も重要です。

なぜ取り組んだのか、動機の部分を明確にするとあなたがどのような物事に高いモチベーションを抱くのかについて伝わりやすくなります。

例えば、「中高でバスケットボール部に所属していて、大学でも続けるために部活に所属した」

「尊敬する先生がバスケットボール部の顧問を務めていた」などと話せれば良いです。

3. 課題や目標

その活動の中で何が目標もしくは課題であったのか、そしてそれを成し遂げるまたは克服するために取り組んだのかについて話しましょう。

例えば、例えば、「所属した時点では、趣味や遊び感覚で所属している部員がほとんどで練習メニューや部員のマインドに改善できる点が多々あった」「練習に熱心に取り組んでいるメンバーが多いものの練習試合の機会が少なかった」などが課題として挙げられます。

4. 取り組みや工夫

目標や課題についての説明ができたら続いて、それを達成もしくは解決するためにどのような取り組みや工夫を行ったのかについてわかりやすく説明しましょう。

この部分を詳しく説明できれば、あなたが仕事において問題が発生した際にも効果的な取り組みができる人物であるということがアピールできます。

例えば、「1年生の代表に立候補し、部員の練習へのモチベーションを上げるために、同じ大学のバスケットボールサークルや他大学のバスケットボールチームと連絡をとり、練習試合を申し込み、それに向けて練習メニューの見直しなどを行った」

「他の大学と連携を取り、週に1回練習試合を行った」などと話せれば良いです。

5. 結果

取り組みの結果についても話しましょう。

ただし、ガクチカにおいて最も重要なのは、取り組みや工夫の部分であるため、文字数の指定が少ない場合は簡潔に一言述べるだけでも問題ありません。

例えば、「課題解決のためには現状把握をすることが重要であると学んだ」「実践的な経験を積むことができ、公式戦でも緊張することなく全員がのびのびとプレイできた」などと話せれば良いでしょう。

6. 学び

ガクチカを通じて最終的にどのようなことを学んだのかについて話せると、あなたが就職した際にどのように活躍できるのかについてもアピールできます。

例えば、「課題解決のためには現状把握をすることが重要であると学んだ」「まず問題が何であるかをあぶり出し、そしてその問題を解決するためにはどのように対策すれば良いか考える習慣が身についた」と話せると良い印象を与えられます。

7. 入社後の結び付き

文字数に余裕があれば入社後にどのように活躍するのかについても説明しましょう。

あなたがガクチカを通じて得た学びや経験を活用してどのように企業に貢献するのかについて説明します。

この部分で重要なのは、企業の理念や業務内容をしっかり理解しておき、それと結びついた話をすることです。

これにより、企業研究をしっかり行っているアピールと自分が活躍できるアピール、両方を同時に行うことができます。

【ガクチカでバスケットボール】例文5つ

最後に、本記事の内容を踏まえた上でガクチカの題材をバスケットボールにした例文を5つ、一緒に確認しましょう。

あなたがバスケットボールに取り組むにあたり、どのような環境でどのようなことに力を入れているのかに合わせて、最も近いものを中心に参考にしてみてください。

1. バスケットボール×部活の例文

私は大学時代、バスケットボールの部活に熱心に取り組んでいました。

高校時代に同じバスケットボール部に所属していた先輩が大学でも活躍しているのを見て、再び一緒にプレーしたいと思い、入部を決めました。

大学3年生の時、私たちのチームは半年間勝利を挙げることができませんでした。

そこで私はビデオ分析を積極的に行うことを提案しました。

試合のビデオを見返す中で、守備時にチームとしての約束事が明確でないことが原因であると気づき、守備練習に特に時間をかけ、チーム全体の守備力向上を目指しました。

この取り組みの結果、以前よりも試合での失点が平均15点減少し、連敗を止められました。

この経験から、物事の本質を深く掘り下げて分析する能力が培われ、どのような状況でも問題の根本的な解決策を見つけ出せるようになりました。

この分析力と問題解決能力は、貴社の業務においても大いに貢献できると自負しております。

プロジェクトの効率化を図るための戦略立案や、チームワークを向上させることを通して、貢献する所存です。

2. バスケットボール×部活の例文

学生時代に特に力を入れた活動は、高校でのバスケットボール部活動です。

私は病気がちで体力がなかったため、体力をつけることが急務でした。

バスケットボールは未経験からのスタートでしたが、強い意志を持って取り組みました。

休みの日も体力強化のために筋トレやダッシュを重ね、徐々に体力を築いていきました。

努力が実を結び、高校2年生からはチームのレギュラーとして試合に出場するようになりました。

3年生の時には、チームの一員として県大会で3位という成績を収めることができました。

この経験を通じて、私は自分自身の課題を見つけ出し、それを克服するために粘り強く努力を続ける力を身につけました。

この力は、貴社での業務においても大いに役立つと確信しています。

新しいプロジェクトにおいて未知の課題に直面したときでも、根気強く解決策を見つけ出し、目標達成に貢献する所存です。

3. バスケットボール×サークルの例文

学生時代、私は大学のバスケットボール部でマネージャーとして活動していました。

慢性的に膝が悪く、プレイヤーとして高いレベルでの競技参加が難しかったため、異なる形で大好きなバスケットボールに関わる道を選びました。

私が重視したのはメンバーが気持ちよく練習できる環境を整えることでした。

それに加えて、試合のビデオ分析の効率化に注力しました。

撮影した動画を編集し、分析しやすい形に再構成することで、選手たちが自分たちのプレーを客観的に評価しやすくしました。

この取り組みの結果、チームは各試合での成績を詳細に分析し、改善点と強みを明確に把握できるようになりました。

これが功を奏し、私たちのチームは初めて全国大会への出場を果たすことができました。

この経験から、雰囲気作りとチームのサポートがいかに重要か、また技術的なスキルがどのように具体的な成果に結びつくかを学びました。

貴社においても、この学んだスキルと経験を活かして、特に動画制作業務におけるプロジェクト管理やクリエイティブな提案を行い、プロジェクトの成功に寄与したいと考えています。

4. バスケットボール×サークルの例文

学生時代に力を入れた活動は、大学でのバスケットボール部活動です。

小学校から高校まで長年にわたって続けてきたバスケットボールを大学でも続けることにしました。

大学のバスケットボール部は毎年リーグ戦で3回勝つのがやっとという弱小チームでした。

そこで私はまずは全員が楽しくプレーできるような環境を作ることに注力し、実践的な練習方法の導入や、ボールを使ったレクリエーション活動を提案し、実施しました。

これにより、メンバー全員がバスケットボールの楽しさを再発見し、厳しい練習にも前向きに取り組むことができるようになり、2年生の時には1部リーグに昇格しました。

さらに、3年生の時には新入生が15人も加入するほど人気の部活に成長しました。

この経験から、問題の本質を捉え、適切な解決策を提案し実行する能力を身につけました。

また、メンバーのモチベーションを高め、チームを1つにまとめるリーダーシップスキルも磨かれました。

貴社でプロジェクトリーダーとしてこれらのスキルを活かし、チームを導き、目標達成に貢献する所存です。

5. バスケットボール×クラブチームの例文

学生時代に力を入れて取り組んだことは、バスケットのクラブチームでの活躍です。

私はプロを目指すメンバーが多く在籍する強豪チームでプレーし、成長を目指しました。

チームは非常にレベルが高く、試合に出場することは容易ではありませんでしたが、トップクラスの選手たちと共にトレーニングを行う中で、成果を出す人々が共通して持つ特性、すなわち問題を的確に認識し、一つひとつ丁寧に解決していく姿勢を学びました。

この経験は、後に営業職のインターンシップで大いに役立ちました。

インターン中、私はクライアントの問題の本質を素早く見抜き、効果的な解決策を提案することで、他の参加者と比べ成約数で3倍の差をつけることができました。

このようにして身につけた問題の本質を見抜く力と、その問題に対して最適な解決策を提案するスキルは、貴社の営業職として活かせると考えています。

私はこれらのスキルを用いて、クライアントの実際のニーズに応じた提案を行い、長期にわたる良好な関係を築き上げられると考えています。

まとめ

本記事では、ガクチカの題材をバスケットボールにする際のポイントやアピールできる能力、おすすめの構成などについて紹介しました。

基本的なガクチカの書き方は分かった人が多いでしょうが、それでもなかなかうまく書けない人や企業選び、自己分析の段階での不安がある人も多いでしょう。

そこで、おすすめなのは就活エージェントに相談することです。

ジョブコミットでは、自己PRや志望動機、ガクチカなどのESの作成はもちろん、面接対策や企業研究のサポートも行っています。

完全無料で利用できるため、忙しくアルバイトをする余裕がない就活生の方にもおすすめできるサービスです。

この記事を友達におしえる!

LINEで送る ツイートする シェアする URLをコピーする

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます