【例文16選】自己PRが分からない!誰でも書ける高評価のコツや注意点を徹底解説

【例文16選】自己PRが分からない!誰でも書ける高評価のコツや注意点を徹底解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

自己PRは面接やエントリーシートで必ず求められる項目の一つですが、「何を書けばよいのか分からない」と悩む就活生は多いです。

「そもそも自己PRと長所の違いが分からない」「自分の強みが見つからない」「エピソードが思い浮かばない」など、自己PRを作成する際にさまざまな壁にぶつかることがあります。

しかし、ポイントを押さえれば、誰でも魅力的な自己PRを作ることが可能です。

本記事では、自己PRが分からない原因や、企業が自己PRを求める理由、効果的な見つけ方を詳しく解説します。

さらに、読みやすい構成の作り方や、強み別の例文11選も紹介するため、自分に合った自己PRを作る参考になります。

この記事を読むことで、自己PRの作成に自信を持ち、企業に伝わる魅力的なアピールができるようになるはずです。

この記事をおすすめしたい人

自己PRが分からない人

自己PRを完成させたい人

書類選考を本気で突破したい人

この記事を読んでわかること

自己PRとは何なのか

自己PRを作成する際の注意点とコツ

自己PRの例文

目次目次を全て表示する

【自己PRが分からない】自己PRとは?

就職活動において必ず遭遇するのがこの自己PRです。

しかし、「何をアピールしたら良いのか分からない!」「アピールすることがない!」と頭を抱える就活生はとても多く、あなたもその一人ではないでしょうか?

この記事では、そんな難関である自己PRの書き方が分からない就活生のために、その書き方や聞かれる理由などを順番を追って説明していきます。

最後に例文も用意していますので、是非参考にして、あなたにとって最高の自己PRを作っていきましょう!

長所との違い

まずは多くの就活生が疑問に思っている自己PRと「長所の違い」について説明していきます。

長所と自己PRは一見同じことのように思えますが、その内容は大きく違います。

今回のテーマである自己PRとは、あなたの強みや長所、資格やスキルをアピールしながら、入社後にどのようにしてそれらを活かしていくのかを伝える項目です。

そのため、長所とは自己PRするための道具であると言えるでしょう。

自己PRで大切なポイントは、あなたの強みや長所を入社後どう活かすのかを具体的に伝えることです。

【自己PRが分からない】自己PRが分からない原因

自己PRと長所の違いが分かったところで、次はあなたが「自己PRが分からない原因」を紐解いていきましょう。

ここでは多くの就活生が陥る2つの原因に焦点を当てて解説していきます。

なぜ分からないのか
  • 「実績を気にしすぎ」
  • 「分析ができていない」

実績を気にしすぎ

自己PRが分からない原因の1つ目は「実績を気にしすぎ」ているということです。

これは多くの就活生に当てはまる原因です。

強みや長所というと、「やっぱり何か結果を残していることじゃないといけないよね」と思っていませんか?

決してそうではありません。

強みや長所は結果が伴わなくても培うことができるものです。

企業の採用担当者も結果より、あなたが経験してきたことの過程を重視する傾向にあります。

そのため、実績や結果が残せていないからといって、強みや長所にできないと考えることはやめにしましょう。

分析ができていない

自己PRが分からない原因の2つ目は単に自己「分析ができていない」場合も多いです。

自己PRを書く際に必ず行う必要があるのが自己分析です。

あなたの過去の経験や転機となった出来事などを振り返ることで、あなたの強みや長所が浮き彫りになるはずです。

しかし、この自己分析に真剣に取り組んでいない場合、あなたがあなた自身のことを十分に理解できていない状況にあると言っても過言ではありません。

自己PRを書くなら、まずは自己分析に真剣に取り組むということを忘れないようにしましょう。

【自己PRが分からない】自己PRを企業が求める理由

自己PRが書けない理由が分かったところで、次は視点を変えて「企業が自己PRを聞く意図」を理解していきましょう。

企業の採用担当者は

聞いてくる目的
  • 「企業のニーズにマッチしているか」
  • 「志望度の高さ」
  • 「論理的に伝える能力があるのか」

などを確認しようとしています。

1つひとつの理由を深掘りしてみていきましょう。

企業のニーズとマッチしているか

企業が自己PRを聞く意図の1つ目は「企業のニーズとマッチしているか」どうかを確認しようとしています。

企業のニーズとは言い換えると企業が求める人材となります。

あなたがどんなに優秀なスキルや経験を持っていたとしても、受ける企業がそのスキルや経験を求めていなければ、それは十分なアピールに繋がらないと断言できます。

また、社風や企業の雰囲気に合っているのかを判断する材料としても自己PRは活用される傾向にあります。

志望度の高さ

企業が自己PRを聞く意図の2つ目は「志望度の高さ」を確認するためです。

どんなに世の中が便利になり、効率よく仕事ができる環境が整っていたとしても、熱意がないと仕事は上手くいきません。

そのため、まずはその熱意を志望度の高さから汲み取ろうとする意図があります。

「絶対に御社に入社したい!」「御社以外は考えられません!」という溢れる熱意を文章で上手く表現することで、必ず大きなプラス評価に繋がります。

その熱意の伝え方は、後の作る際のポイントや構成の仕方の項目で詳しく説明していきます。

論理的に伝える能力があるのか

企業が自己PRを聞く意図の3つ目は「論理的に伝える能力があるのか」を確認するためです。

自己PRや志望動機は文字数が制限された中で、いかにあなたの伝えたいことを上手く表現するかが鍵になってきます。

そのため、文章にまとまりがあって分かりやすい内容になっていると、「この学生は伝える能力に長けているな」という印象を与えることができます。

また、この論理的に伝える能力とはコミュニケーション能力に通ずるスキルであるため、働く上で必須の能力とも言えます。

文章からコミュニケーション能力をアピールできると、大きなプラス評価に繋がりますので、構成の仕方などに工夫してみる必要があると言えます。

【自己PRが分からない】自己PRの見つけ方

企業が自己PRを聞く意図が分かったところで、次は本題でもある「自己PRが分からない人の見つけ方」を詳しく解説していきます。

ここではその見つけ方として

見つけ方4選
  • 「自己分析をする」
  • 「企業が求める人物像を参考にする」
  • 「短所を言い換える」

の3つの方法を紹介していきます。

自己分析をする

自己PRの見つけ方1つ目は「自己分析をする」ことです。

先ほど説明しましたが、自己PRを書く際は必ずこの自己分析を実施すべきだと言えます。

自己分析は単にあなたの強みや長所を把握するためのものではなく、価値観や志向、モチベーションの源泉を把握するためのものです。

学生の時に打ち込んだこと、熱中したこと、のめり込んだことなどを深掘りすることで、必ずあなたのアピールするべきポイントが見つかるはずです。

企業が求める人物像を参考にする

自己PRの見つけ方2つ目は「企業が求める人物像を参考にする」ことです。

探しても考えても自己PRが思いつかない場合は、あなたが受ける企業の求める人物像を参考に文章を組み立てていきましょう。

「やる気に満ちた人材」を求めている場合→あなたがやる気を持って取り組んだエピソードを探すことから始めていく

そうすることで、あなたのエピソードを文章中に組み込むができますし、深掘り質問をされた場合でも対応することができるはずです。

短所を言い換える

自己PRの見つけ方3つ目は「短所を言い換える」という方法です。

長所が見つからないあなたでも、自分の短所はいくつか見つかるはずです。

この見つかった短所ですが、これはあなたの長所と表裏一体であると言えます。

そのため、短所を言い換えることで長所に変えてしまうという魔法のような方法で自己PRの文章を組み立てることができます。

言い換えの例え

飽き性→好奇心旺盛

慎重な性格→危機管理能力が高い

【自己PRが分からない】自己PR作る際のポイント

ここからは実際に「自己PR作る際のポイント」を具体的に解説していきます。

ここでは特に大切なポイントである

ポイント
  • 「内定者の自己PRを参考にする」
  • 「結果よりも過程に重点を置く」
  • 「強みは一つにする」

の3つにフォーカスし解説します。

内定者の自己PRを参考にする

自己PRを作る際のポイント1つ目は「内定者の自己PRを参考にする」ことです。

あなたが受ける企業の内定者ということは、自己PRの内容が評価された人ということになります。

そのため、内定者の自己PRの文章からは多くのことを得ることができるはずです。

何に焦点を当てているのか、何をアピールしているのか、どんな強みや長所をアピールするべきなのかなどのポイントに注目して見るようにしましょう。

そして自分の自己PRとどこが違うのかを照らし合わせることで、より完成度の高い自己PRを組み立てることができるでしょう。

結果よりも過程に重点を置く

自己PRを作る際のポイント2つ目は「結果よりも過程に重点を置く」ことです。

自己PRが分からない人の特徴として、実績を気にしすぎというポイントがありました。

それがまさにこのことを指しており、企業の採用担当者は結果は副産物程度にしか考えていません。

大会で一位になったとしても、その中で何を学び何を感じたのかというポイントの方が注目されます。

逆にこの学びや感じたことがない場合、どんなに優れた結果や実績を残していたとしても、評価されることはないと考えた方が良いでしょう。

強みは一つにする

自己PRを作る際のポイント3つ目は「強みは一つにする」ことです。

よくありがちなのが、あれもこれもと強みを詰め込みすぎて、結局何を伝えたかったのかが分からない文章になってしまうことです。

これを防ぐためにも、アピールするあなたの強みや長所は一つに決めておきましょう。

強みを一つに絞ることで、文章の内容がすっきりしますし、企業の採用担当者に伝わりやすくなります

自己PRは欲張り過ぎずに、伝えることを意識して文章を構成していきましょう。

【自己PRが分からない】自己PRを作る際の注意点

ここまで自己PRを作る際のポイントなどを解説してきましたが、ここでは反対に「自己PRを作る際の注意点」を解説していきます。

ここでは特に注意が必要な

注意点
  • 「誇張しすぎない」
  • 「定型文の引用」

の2つのポイントを紹介していきます。

誇張しすぎない

自己PRを作る際の注意点1つ目は「誇張しすぎない」ことです。

「〇〇の大会で優勝しました」「〇〇で最優秀賞を頂きました」という結果の誇張は調べればすぐにバレるのでやめておきましょう。

また、エピソードを少し盛るというのは許容範囲内と言えますが、大袈裟に誇張してしまうのはNGです。

誇張しすぎることで内容に現実味がなくなってしまい、文章全体の説得力を低下させることになってしまい、プラスどころかマイナス評価に繋がってしまう可能性があり危険です。

自己PRは盛ってもいいが誇張はしない、という意識を持っておきましょう。

定型文の引用

自己PRを作る際の注意点2つ目は「定型文の引用」はしない方がいいということです。

就職活動中に企業の採用担当者は何十、何百という就活生の自己PRに目を通すことになります。

そんな中で「あ、これ定型文だな」と気づかれた段階で読む気を失いますし、「この学生はやる気ないんだろうな」という最悪の印象を与えることになってしまいます。

定型文や就活サイトの例文は参考程度にし、あなた自身の言葉で文章を組み立てる方が良いと言えます。

【自己PRが分からない】自己PRの読みやすくなる構成方法

自己PRを書く際のポイントが分かったところで、次は「自己PRの詳しい構成」の仕方を解説していきます。

ここでは構成の順番通りに

自己PRの構成6ステップ
  1. 「結論を述べる」
  2. 「根拠を述べる」
  3. 「根拠の中に直面した課題を述べる」
  4. 「課題を乗り越えた方法を述べる」
  5. 「結果・結論を再度述べる」
  6. 「入社後について述べる」

の6つの項目に分けて解説していきます。

1.結論を述べる

自己PRを書く際は必ず「結論を述べる」ことから始めていきましょう。

この結論ファーストで書くことで、論理的な思考力があるという印象を与えることができます。

また、最初にあなたが必ず伝えたい内容である「結論」を述べることで、企業の採用担当者にきちんと強みや長所が伝わるはずです。

この結論ファーストの書き方は自己PRだけでなく志望動機やガクチカでも使えますので、早めに書き方を習得しておくことをおすすめします。

2.根拠を述べる

結論部分が簡潔に書けたら、次にそれを補足するために「根拠を述べる」ようにしましょう。

根拠と言うと少し堅苦しいですが、言い換えるとなぜその結論に至ったのかという理由です。

書き方としては、結論部分の説得力を上げるためにも具体的なエピソードに軽く触れながら書いていきたい部分です。

就活コンサルタント木下より

面接で尊敬する人を聞かれた時の中途入社と新卒入社の違い

ここはあなたの価値観や志向を表現するために重要な部分のため、しっかりとエピソードを深掘りしながら書き進めるように意識しておきましょう。

3.根拠の中に直面した課題を述べる

結論、根拠が書けたら「根拠の中に直面した課題を述べる」ようにして、エピソードの信憑性をより上げていきましょう。

例えば部活動で勝てない時期が続いたことや、学力が思うように伸びないなどの様々な課題の中から結論部分を一番効果的にアピールできるものを選びましょう。

このような挫折のエピソードは企業の採用担当者の興味関心を引くための重要なポイントです。

必ずエピソードの中に盛り込んでいきましょう。

4.課題を乗り越えた方法を述べる

直面した課題と「課題を乗り越えた方法を述べる」ことはセットとして考えておいて下さい。

この課題の乗り越え方から問題解決能力の高さをアピールできることはもちろんのこと、あなたの価値観や志向を表現するためにも欠かせない要素の1つだと考えておきましょう。

ここで大切なことは、チームとしてではなくあなたがどう考えどんな行動をとったのかということです。

自ら考えアクションを起こしたエピソードでなければ、大きなプラス評価に繋げることは難しいので、必ず自発的に何かをしたエピソードを選ぶようにしましょう。

5.結果・結論を再度述べる

課題を乗り越えたエピソードを述べた後に「結果・結論を再度述べる」ようにすることで、企業の採用担当者の頭に残りやすくすることができます。

ここで大切なことは、決して成功した結果や目標を達成できたことでなくても良いということです。

企業の採用担当者はあなたのその経験の過程を重視しており、そこで得た学びや経験を評価しています。

仮に目標が達成できなかった場合でも、きちんと振り返り対策をすることで、プラス評価に繋げることも可能です。

その経験から得た学びや経験が今のあなたの強みや長所に繋がっていることを端的に伝えることで、大きなプラス評価に繋げることもできます。

6.入社後について述べる

自己PRの最後は必ず「入社後について述べる」部分を作りましょう。

この記事の冒頭でも説明しましたが、自己PRとはあなたの強みや長所、資格やスキルをアピールしながら、入社後にそれらをどう活かせるのかをアピールする項目です

そのため、あなたがその企業に入社した場合、どのようにして活躍していくのかを具体的に書き説明する必要があります。

ここの内容が具体的である程、入社への熱意があると判断される傾向にあるため、企業研究を十分にして他の応募者よりも具体的にアピールしていきましょう。

【自己PRが分からない】自己PR診断ツール・テンプレートの活用方法

自己PRが分からないと悩む方にとって、最も効果的なのが診断ツールや構成テンプレートの活用です。

これらのツールは、自分の強みや性格傾向を可視化することで、アピールの軸を見つける手助けになります。

また、文章が苦手な方でも、テンプレートを使えば自然と説得力のある構成ができるようになります。

就活の自己PR作成を効率よく進めるうえで、診断ツールとテンプレートはとても心強い存在です。

ここでは、それぞれの活用法について具体的にご紹介します。

診断結果から自己PRの軸を決める

己PRに使える自分の強みが分からないときは、診断ツールを活用するのがおすすめです。

性格診断や強み発見ツールは、複数の質問に答えるだけで、自分の性格傾向や価値観、行動パターンなどを客観的に整理してくれます。

協調性が高い、着実に物事を進めるタイプ、変化に強いなど、自分では当たり前に思っていた特徴が「強み」として明文化されることで、自己PRの軸が見えやすくなります。

また、複数の診断を受けて共通項を探すことで、ぶれない核となる特性が浮き彫りになるのも利点です。

診断結果をそのまま使うのではなく、過去の経験と結びつけて「自分がどんな場面でその強みを発揮したか」を言語化することが、効果的な自己PRにつながります。

構成のテンプレートを活用する

自己PRの内容がある程度決まっていても、どうやって文章にまとめればよいか分からず手が止まってしまう方は多いです。

そんなときに役立つのが、自己PRの構成テンプレートです。

最も基本的な型は、「結論→根拠→エピソード→成果→入社後の活かし方」といった流れです。

この順番に沿って書くことで、論理的で伝わりやすい自己PRになります。

テンプレートのメリットは、内容を当てはめていくだけで自然と説得力のある構成になる点です。

とくに文章に自信がない方や、言いたいことがまとまらない方にとって、構成のガイドがあることは大きな安心感になります。

テンプレートに慣れてきたら、自分らしい表現に少しずつ言い換えていくことで、より魅力的な自己PRに仕上げることができます

【自己PRが分からない】強み別の自己PR例文集

ここまで読み進めたあなたはもうすでに自己PRが書きたいとウズウズしている頃ではないでしょうか?

しかし、0から書き出すのは難しいことなので、自己PRの「例文」を11個用意しました。

ここでは

・「継続力」
・「協調性」
・「分析力」
・「分析力」
・「コミュニケーション能力」
・「努力」
・「几帳面」
・「正確性」
・「臨機応変さ」
・「探究心」
・「粘り強さ」
・「誠実さ」

3つの長所をアピールする内容としていますので、是非参考にして下さいね。

強み別例文1: 継続力

私の強みは他の人に負けない継続力があることです。

私は大学3年生の時に夏休みを活用し、営業系の長期インターンに参加しました。

コミュニケーション能力に自信があった私は、当初難なくこなせると考えておりましたが、現実はそう甘くなく、全く契約が取れませんでした。

そこで先輩社員の技術を教えてもらい、自分の営業の時にそれを活用したら初めて契約が取れました。

そこから自分の中で工夫し、自分流の営業方法を身につけたことで、インターン生の中で1番契約を多くとることができました。

この経験から諦めずに継続して努力を続けることで成果を出すことができることを学び、この継続力というスキルは貴社に入社してからも活かせると自負しております。

以下の記事では継続力を自己PRでアピールする方法について解説しています。

継続力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文2: 協調性

私の強みは協調性があることです。

私は大学でテニスサークルに所属しており、サークル長を務めていました。

私が就任した時はチームの状態がとても悪く、試合に全く勝てない時期でした。

その原因がメンバー間の会話不足であると感じたため、練習前、試合前に必ずミーティングを行い、チームで円滑な意思疎通を取ることを心がけました。

そうすることで、チームの関係性が改善され試合でも勝つことができるようになり、夏の大会では優勝することができました。

この経験からチームをまとめるための協調性が培われ、今では私の一番の強みとなっています。

この強みは貴社に入社後も仕事を円滑に進めるために活かせると確信しております。

以下の記事では協調性を自己PRでアピールする方法について解説しています。

協調性を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文3: 分析力

私の強みは高い分析力です。

私は大学2年生の時からレストランでアルバイトをしており、よく店長が売上が伸びないと悩んでいました。

そこで私はその原因を掴むべく、お客様にアンケートを取り、問題点が何かを分析しました。

その結果、値段が少し高いという意見が多く、気軽に来てもらうにはハードルが高いという結論に至りました。

そこでランチタイムに割安セットメニューを出したり、少し量が少ないけど割安のメニューを発売しました。

すると目に見えてお客様の数が増え、それに伴い売上も伸びました。

この経験から、物事の本質を考え分析することの大切さを身をもって学びました。

この分析力は貴社のIT開発部門で活かせると考えております。

以下の記事では分析力を自己PRでアピールする方法について解説しています。

分析力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文4: コミュニケーション能力

私は、相手の立場を理解し、適切な対応を取るコミュニケーション能力を強みとしています。

大学では、飲食店のアルバイトを3年間続け、ホールスタッフとしてお客様対応を担当しました。

特に、常連のお客様の嗜好や会話の傾向を意識しながら接客することを心がけました。

その結果、お客様から「話しやすい」とお褒めの言葉をいただく機会が増え、リピーターの獲得にも貢献しました。

また、店内の円滑な運営を目指し、キッチンスタッフとも積極的にコミュニケーションを取りました。

業務の状況を共有し、忙しい時間帯でもスムーズに連携できる環境を整えることで、チーム全体の業務効率が向上しました。

この経験を通じて、相手の気持ちを理解し、状況に応じた対応を取る力が養われたと考えています。

貴社においても、お客様やチームメンバーとの信頼関係を大切にしながら、円滑なコミュニケーションを意識して取り組んでいきます。

以下の記事ではコミュニケーション能力を自己PRでアピールする方法について解説しています。

コミュニケーション能力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文5: 努力

私は、目標を達成するために、粘り強く努力し続けることができます。

大学では、ゼミ活動においてデータ分析を担当し、大量の情報を整理する業務に取り組みました。

当初、専門的な分析ツールの操作方法が分からず、思うように作業を進められませんでした。

しかし、諦めるのではなく、書籍を活用しながら独学で学び、オンライン講座も受講することで知識を身につけました。

さらに、ゼミの先輩や教授に積極的に質問し、実践的なスキルを向上させ、結果として、分析の精度が向上し、研究成果が学会で発表されるまでになりました。

この経験を通じ、困難な状況に直面しても諦めずに努力を積み重ねることで、成果を出せることを学びました。

貴社に入社してからも、常に学ぶ姿勢を忘れず、新たな課題にも前向きに取り組んでいきたいと考えています。

そして、結果的に貴社の業績や社会全体の利益になるような仕事がしたいです。

以下の記事では努力を自己PRでアピールする方法について解説しています。

努力を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文6: 几帳面

私は、物事に対して細部まで注意を払い、正確に業務を遂行する几帳面さを強みとしています。

大学では、学生団体の会計担当として活動し、イベント運営の予算管理を任されました。

特に、経費の記録を細かく整理し、支出や収入の詳細を明確にすることを徹底しました。

また、会計報告書を作成する際には、数字の整合性を何度も確認し、ミスを防ぐよう努めました。

さらに、過去のデータをもとに、次年度の予算計画を作成し、財務状況の見える化を図りました。

そして、この取り組みが評価され、翌年度の予算が増額される結果につながりました。

几帳面な性格を活かし、細かい作業にも責任を持って取り組むことができると、この経験からも改めて確信することができました。

貴社においても、正確性を求められる業務に対し、慎重かつ丁寧に対応していきたいと考えています。

以下の記事では几帳面を自己PRでアピールする方法について解説しています。

几帳面を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文7: 正確性

私は、正確な作業を心がけ、細部まで確認しながら業務を進めることができます。

大学では、研究室でデータ整理を担当し、実験結果の記録業務を任されました。

実験データの入力作業は細かいミスが許されず、誤った情報が結果に影響を及ぼします。

そのため、入力後には必ず複数回確認を行い、誤りを防ぐことを徹底しました。

また、データを整理しやすくするために、カテゴリーごとに分ける工夫を取り入れ、研究の進行をスムーズにしました。

さらに、膨大なデータを効率的に処理するために、自分なりにフォーマットを作成し、誰でも簡単に入力や閲覧ができるようにしました。

この工夫により、研究メンバー全体の作業効率が向上し、教授や先輩からも高く評価されました。

正確な作業を継続することで、チーム全体の信頼を得られることを実感しました。

この経験を通じて、細かな点にまで注意を払い、慎重に業務を進める姿勢の重要性を学びました。

貴社でも、正確な業務遂行を意識し、信頼される成果を生み出していきます。

以下の記事では正確性を自己PRでアピールする方法について解説しています。

正確性を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文8: 臨機応変さ

私は、状況の変化に素早く対応し、適切な判断ができる柔軟性を強みとしています。

大学では、塾講師のアルバイトをしており、生徒の理解度に応じて指導方法を工夫し、一人ひとりの苦手分野を把握し、説明の仕方を変えることで、理解を深めるよう努めました。

また、授業中に予期せぬ質問を受けた際には、その場で最適な答えを考え、分かりやすく説明することを意識しました。

さらに、生徒が集中できない日や、急に予定が変更になった場合にも、すぐに対応策を考え、学習意欲を損なわないように調整しました。

例えば、気が散っている生徒にはゲーム要素を取り入れた問題を出し、関心を引きながら学習に集中できる環境を作りました。

この取り組みの結果、生徒の成績が向上し、保護者からも高く評価されました。

貴社でも、環境の変化に適応しながら、的確な判断を行い、成果を上げていきたいと考えています。

以下の記事では臨機応変さを自己PRでアピールする方法について解説しています。

臨機応変さを強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文9: 探究心

私は、新しい知識を深く追求し、実践する探究心があります。

大学では、プログラミングに興味を持ち、独学で学び始めました。

最初は基本的なコードの理解に苦戦しましたが、参考書やオンライン教材を活用しながら学習を続けました。

また、実際に動作するプログラムを作ることを目標に、小さなアプリケーションの開発に挑戦しました。

試行錯誤を重ねる中で、コードの最適化やエラー解決の手法を学び、知識を深めていきました。

さらに、ゼミでの研究にプログラミングを活用する機会があり、データ分析を自動化するツールを作成しました。

この取り組みにより、研究の効率が向上し、教授からも褒められました。

加えて、他の研究室の学生とも意見交換を行い、異なる視点からの知見を取り入れることで、より実践的な技術を習得しました。

この経験で、自ら課題を見つけ、解決に向けて粘り強く取り組むことで、新しいスキルを習得できることを実感しました。

これからも業務に必要な知識を積極的に学び、継続的に成長しながら会社に貢献します。

以下の記事では探究心を自己PRでアピールする方法について解説しています。

探究心を強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文10: 粘り強さ

私は、一度決めた目標に対して最後までやり抜く粘り強さを持っています。

大学では、陸上競技部に所属し、短距離走の選手として日々の練習に励みました。

記録を伸ばすために努力を続けていましたが、一時期タイムが伸び悩み、自信を失いかけたことがありました。

しかし、現状を打開するために、自分のフォームを見直し、トレーニング方法を改善しました。

さらに、コーチや先輩のアドバイスを積極的に取り入れながら、細かい動作の修正を重ねました。

この結果、半年後には自己ベストを更新し、チームのリレー選手として大会に出場することができました。

また、チーム全体の練習方法を見直す提案を行い、後輩にも粘り強く取り組む姿勢を伝えることができました。

入社後も、困難な課題に直面した際には冷静に状況を分析し、粘り強く解決策を模索していきます。

以下の記事では粘り強さを自己PRでアピールする方法について解説しています。

粘り強さを強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

強み別例文11: 誠実さ

私は、どのような状況でも責任感を持ち、誠実に行動することを大切にしています。

大学では、学習支援ボランティアに参加し、小学生の学習指導を担当しました。

生徒それぞれの理解度を把握しながら、個別の指導方法を考えることを意識しました。

また、生徒が疑問を抱いた際には、適当に答えるのではなく、分かるまで何度でも丁寧に説明しました。

さらに、保護者の方との面談では、生徒の成長を正直に伝え、改善点を一緒に考える姿勢を大切にしました。

その結果、生徒たちの学習意欲が向上し、成績が伸びる生徒も増えました。

加えて、ボランティア活動を通じて、多様な考えを持つ人々と接する機会が増え、異なる価値観を尊重することの大切さを学びました。

この経験を通じて、誠実に向き合うことが相手との信頼関係を築く上で重要であることを実感しました。

貴社においても、信頼される存在として、誠実に業務に取り組み、長期的に貢献できるよう努めます。

以下の記事では誠実さを自己PRでアピールする方法について解説しています。

誠実さを強みに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!

【自己PRが分からない】志望職種・業界別の自己PR例文集

自己PRを作成する際には、自分の強みを正しく伝えるだけでなく、それが志望する職種や業界でどのように活かせるかを明確に示すことが大切です。

企業は、求職者が自社の業務にマッチした人物かどうかを見極めるために、自己PRの内容を注意深く確認しています。

たとえば、営業職ではコミュニケーション力や信頼構築の姿勢、企画職では発想力や分析力、技術職では継続力や探究心など、評価されやすい要素がそれぞれ異なります。

ここでは、代表的な3つの職種を取り上げ、それぞれにマッチした自己PRの例文を紹介します。

例文を参考に、自分の経験に置き換えて表現を工夫してみてください

志望職種・業界別例文1: 営業職

私の強みは、相手の立場に立って行動できることです。

飲食店でのアルバイトでは、ただ接客をこなすのではなく、お客様の表情や声のトーンに注意を払い、その場に合わせた柔軟な対応を心がけてきました。

たとえば、注文に迷っている様子のお客様にはメニューの特徴を簡潔に伝えることで、納得して注文していただけるよう工夫しました。

常連のお客様の好みや来店時間帯を覚えて対応したことで、感謝の言葉をいただくことも増え、リピート率の向上に貢献したと実感しています。

また、混雑時にはチーム全体の動きを見ながら他スタッフのサポートに入り、スムーズな店舗運営を支えました。

こうした行動の積み重ねにより、売上目標を毎月安定して達成することができました。

営業職においてもお客様一人ひとりの立場や状況を想像し、最適な提案ができる営業を目指したいです。

信頼関係を築く姿勢を大切にしながら、企業とお客様をつなぐ架け橋として貢献します。

志望職種・業界別例文2: 企画職

私の強みは、柔軟な発想力と課題解決に向けた行動力です。

大学ではゼミ活動の一環として学生向けのイベントを企画する機会がありましたが、初回は参加者が伸び悩み、課題の洗い出しが求められる状況でした。

私はまず参加者の声を集めるためにアンケートを実施し、ターゲット層のニーズに合致していない点や開催時間の不便さに気づきました。

そこで、開催テーマやスケジュールを再設計し、加えてSNSでの広報方法にも工夫を加えました。

画像にキャッチコピーを加えたり、ストーリー形式で投稿したりと、情報の伝え方を変えたことで反応が増えました。

結果的に、前回の1.5倍以上の参加者を集めることに成功し、企画全体の評価も大きく向上しました。

この経験から、データと発想を融合しながら柔軟に対応する力と、仮説検証の姿勢が身につきました。

企画職でも現状を分析し、新しい価値を提案する存在として、貴社の事業に貢献していきたいと考えています。

志望職種・業界別例文3: 技術職

私の強みは、目標に向かって粘り強く取り組む姿勢です。

大学では画像処理をテーマにした卒業研究に取り組みましたが、途中で精度と処理速度のバランスに課題が生じ、理論通りの結果が出せない期間が続きました。

そこで私は、既存の手法をただ試すだけでなく、自分なりに仮説を立てながら手法を組み合わせ、少しずつ条件を変えながら検証を進めました。

論文や書籍に加え、他大学の研究発表も参考にしながら改善の糸口を探し続けました。

その結果、最終的には処理速度と精度のバランスが取れた新たな手法を見出すことができ、研究発表会でも教員から高い評価を受けました。

この経験を通して、結果が出ない時期でもあきらめずに粘り強く取り組む姿勢が、自分の強みであると確信しました。

技術職においても、試行錯誤を重ねながら問題を乗り越える力が求められると感じています。

私はこの姿勢を武器に、製品やサービスの品質向上に貢献したいと考えています。

【自己PRが分からない】就活生のよくある質問集

自己PRを考える際、多くの就活生が抱える悩みは、話せるエピソードがないことや強みが分からないこと、内容が浅くて不安などといった、自己不信に近いものです。

こうした不安は、自信のなさや経験不足ではなく、情報整理や表現の方法を知らないことが原因になっている場合が多くあります。

実際には、小さなエピソードや日常的な行動の中にも、自分らしい強みや成長の痕跡がたくさん存在します。

大切なのは、今ある素材をどう意味づけし、どう構成して伝えるかという視点です。

ここからは、自己PRが分からないと感じたときに、就活生がよく陥る悩みや疑問を3つ取り上げ、それぞれに対して考え方や解決のヒントをご紹介していきます。

エピソードが無い

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

自己PRでよくある悩みのひとつが「印象に残るようなエピソードがない」という不安です。

しかし、自己PRに必要なのは特別な経験ではありません。

大切なのは、日常の中でどんなことを考え、どのように行動したかを丁寧に振り返ることです。

アルバイトでの接客対応や、部活動での練習の工夫、サークル活動での役割分担など、身近な経験でも十分なエピソードになります。

印象的に見えるエピソードは、その人の思考と行動の描き方で成り立っています。

経験がないのではなく、言語化できていないだけというケースがほとんどです。

まずは、自分がこれまでに力を入れてきたことや、人から感謝された経験を思い出し、それがなぜ印象に残っているのかを言葉にするところから始めてみましょう。

自分の強みがない

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

「自分には特別な強みがない」と感じている方も多くいますが、それは強みの定義を狭く捉えすぎていることが原因です。

強みとは、大きな成果や目立つ実績だけを指すものではありません。

「約束を守る」「話を丁寧に聞く」「毎日同じ作業をきちんとこなす」など、一見すると地味でも、継続的に発揮されている行動こそが強みです。

自分にとって当たり前の行動ほど、自覚しにくいものですが、周囲から評価された経験があるなら、それは他人にとっての価値でもあります。

また、性格や価値観の中に強みが潜んでいることも多いため、診断ツールや第三者の意見を取り入れてみるのも効果的です。

自分の強みが見えないときは、無理にひねり出すのではなく、自然な自分の振る舞いに目を向けてみましょう。

全ての内容が浅く自信がない

就活コンサルタント木下より

ポイント解説

自己PRを書いたものの、全体的に内容が浅く感じてしまい、自信が持てないというケースもよく見られます。

その原因の多くは「結果」にばかり目が向いており、「過程」や「考え方」が十分に語られていないことです。

企業が知りたいのは、どんな成果を出したかだけではなく、どのように課題に向き合い、どんな工夫や努力を積み重ねたかというプロセスです。

困難をどう乗り越えたか、自分の行動が周囲にどう影響したかといった視点を加えることで、一見地味なエピソードにも深みが生まれます

また、構成が整理されていない場合も内容が浅く感じられる要因になります。

伝えたいことを「結論→理由→具体例→結果」の順で整理し、伝える構成を整えることで、より説得力のある自己PRに変わっていきます。

まとめ

多くの就活生が躓く自己PRですが、エントリーシートの中でも特に自分をアピールできる項目のため、しっかりと取り組むことが求められます。

アピールしたいことが思いつかない場合は自己分析や他己分析にまず取り組み、それでも浮かばない場合は企業が求める人物像を参考にしたり、短所を言い換えたりしましょう。

文章の構成は結論ファーストを心がけ、結論迷子にならないように気をつけましょう。

例文は参考程度にし、自分の言葉で組み立てるようにしましょう。

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