
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
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【大学3年なのに何もしてない】大学3年なのに就活してないのは手遅れ?
大学3年生になって「周りの友達は就活を始めているのに、自分はまだ何もしていない…」と焦りや不安を感じている方もいるのではないでしょうか。
結論から言えば、大学3年生でまだ就活を始めていなくても、決して手遅れではありません。
しかし、だからといって何もせず放置して良いわけでもありません。
現在の就職活動は早期化の傾向にあり、大学3年生の夏から秋にかけてインターンシップに参加する学生が非常に多く、企業側も早い段階から学生との接点を持とうとしています。
そのため、早期に動き出すことで、より多くの選択肢やチャンスを掴める可能性が高まります。
この時期に何もしていないと、情報収集の機会を逸したり、選考対策が後手に回ったりするリスクも考えられます。
焦りを感じるのは当然のことですが、まずは現状を把握し、これからどのように動いていくべきかを具体的に考えることが大切です。
【大学3年なのに何もしてない】最新情報!何もしてない学生の割合は?ライバルは動き出してる?
大学3年生の皆さんが最も気になるのは、他の学生がどれくらい就活を進めているのか、そして自分だけが取り残されているのではないかという点ではないでしょうか。
特に、大学3年生のこの時期は、就職活動の本格化に向けて多くの学生が動き始めるタイミングでもあります。
実際のところ、多くの学生が早い段階からインターンシップに参加したり、企業研究を始めたりしています。
26卒までの月別インターンシップ参加状況
マイナビキャリアリサーチLabの調査から26卒のインターンシップ参加状況を見ると、多くの学生が早期から積極的に活動していることがわかります。
特にサマーインターンシップが開催される8月と9月には、実に7割以上の学生がインターンシップに参加しています。
これは、早期から企業との接点を持つことが、その後の選考に有利に働くという認識が広まっていることを示しています。
もし、まだインターンシップに参加したことがない、あるいはこれから参加を考えているのであれば、この時期からでも遅くありません。
まずは、興味のある業界や企業のインターンシップ情報を収集し、積極的にエントリーしてみることをお勧めします。
26卒の内定獲得時期から見る就活早期化
近年の就職活動は「早期化」が顕著に進んでおり、リクルートの就職みらい研究所が行った26卒の学生たちの内定獲得時期の調査結果からも、その傾向は明らかです。
従来であれば大学4年生になってから本格的に内定が出始めるのが一般的でしたが、現在では大学3年生のうちに内定を獲得する学生も珍しくありません。
これは、企業側が優秀な人材を早期に確保しようとする動きと、学生側が早期から就職活動を意識し、対策を始めるようになったことの双方に起因しています。
特に、夏や秋のインターンシップに参加した学生が、そのまま早期選考に進み、年内に内定を得るケースも増えています。
早期に内定を獲得することで、残りの学生生活をより有意義に過ごせたり、複数内定の中からじっくりと企業を選んだりすることも可能になります。
もし、まだ内定がなくても焦る必要はありませんが、ライバルがすでに動き出しているという事実を認識し、自分も今からできることを始めていくことが重要です。
【大学3年なのに何もしてない】何もしてない学生は今すぐ就活を始めよう
大学3年生でまだ就職活動に手をつけていない皆さん、今すぐ行動を起こすことには多くのメリットがあります。
確かに「手遅れではない」とお伝えしましたが、それはあくまで「今からでも挽回可能」という意味であり、何もしないままで良いわけではありません。
- 自己分析や業界研究に余裕をもてる
- インターンやOBOG訪問などの経験チャンスが広がる
- 早期選考に乗れる=内定が早くきまりやすい
自己分析や業界研究に余裕をもてる
就職活動において、自己分析と業界研究は非常に重要なプロセスです。
自己分析を通して、自分の強みや弱み、興味関心、将来やりたいことなどを明確にすることで、自分に合った企業選びの軸を確立できます。
また、業界研究では、どのような業界があり、それぞれの業界でどのような企業が活躍しているのかを深く理解することで、自分のキャリアパスを具体的に描く手助けとなります。
これらは一朝一夕で完了するものではなく、じっくりと時間をかけて取り組む必要があります。
今から就活を始めることで、これらの重要な準備に十分な時間を割くことができ、納得のいく形で就職活動を進めることが可能になります。
焦って短期間で済ませてしまうと、ミスマッチが生じたり、選考で自分の魅力を十分に伝えきれなかったりするリスクが高まります。
インターンやOBOG訪問などの経験チャンスが広がる
早期に就職活動を始めることで、インターンシップやOB・OG訪問など、貴重な経験を積む機会が格段に広がります。
インターンシップは、実際の職場で働く経験を通して、業界や企業の雰囲気を肌で感じられる絶好の機会です。
実務体験だけでなく、社員の方々との交流を通じて、仕事のやりがいや難しさ、企業文化などを深く理解することができます。
また、OB・OG訪問では、志望する企業で働く先輩から直接話を聞くことで、リアルな情報を得られるだけでなく、選考に関するアドバイスをもらえることもあります。
これらの経験は、単に情報収集のためだけでなく、面接での具体的なエピソードとして語れる強みにもなり、選考対策としても非常に有効です。
多くの企業が早期からインターンシップや説明会を実施しているため、今から動き出すことで、これらのチャンスを逃すことなく掴むことができるでしょう。
早期選考に乗れる=内定が早くきまりやすい
近年、多くの企業で早期選考が実施されており、早い時期から内定を獲得する学生が増えています。
早期選考は、主にインターンシップ参加者や特定の大学の学生を対象に行われることが多く、本選考よりも少ない人数で実施されるため、競争倍率が低い傾向にあります。
今から就職活動を始めることで、これらの早期選考に間に合わせる可能性が高まります。
もし早期選考で内定を獲得できれば、残りの学生生活を心にゆとりを持って過ごすことができますし、他の企業の選考を受けるかどうかをじっくりと検討することも可能になります。
仮に早期選考で不採用になったとしても、そこで得た経験は無駄になりません。
面接やグループディスカッションなど、選考を経験すること自体が貴重な学びとなり、本選考に向けての課題点を見つけ、改善していくための良い機会となるでしょう。
【大学3年なのに何もしてない】27卒版!就活スケジュール
ここでは、27卒の皆さんがこれからどのように就職活動を進めていくべきか、早期選考が一般化した最新のスケジュールに沿って解説していきます。
このスケジュールを参考に、具体的な行動計画を立てていきましょう。
【大学3年なのに何もしてない】大学2年の3月~大学3年の5月にすべきこと
大学2年生の3月頃から大学3年生の5月頃は、本格的な就職活動に向けて準備を始める非常に重要な時期です。
この期間にどれだけ準備を進められるかで、その後の就職活動の成否が大きく左右されると言っても過言ではありません。
まだ何もしていないと感じている方も、これから紹介するステップを参考に、一つずつ着実に進めていきましょう。
- 就活サイトへの登録
- 自己分析
- 業界・企業研究
就活サイトへの登録
就職活動を始めるにあたり、まず最初に行うべきことは、主要な就活サイトへの登録です。
リクナビやマイナビといった大手サイトはもちろんのこと、自分の興味のある業界に特化したサイトや、逆求人型のサイトなど、複数のサイトに登録することをお勧めします。
就活サイトに登録することで、企業からのインターンシップ募集や説明会情報、採用スケジュールなどの最新情報を効率的に収集できます。
また、自己分析ツールや適性診断テストなどが利用できるサイトも多く、就職活動の初期段階で非常に役立ちます。
プロフィールを充実させておくことで、企業からのスカウトメールを受け取る可能性も高まりますので、登録後は積極的に情報を入力しておきましょう。
自己分析
就職活動における自己分析は、自分の強みや弱み、興味、価値観、そして将来何をしたいのかを明確にするための大切なプロセスです。
これらを深く理解することで、どのような業界や企業が自分に合っているのか、どのような職種で自分の能力を発揮できるのかが見えてきます。
自己分析の方法としては、これまでの人生を振り返り、印象に残った出来事やそこから学んだこと、喜びを感じた瞬間や困難を乗り越えた経験などを書き出してみる「モチベーショングラフ」や「自分史」の作成が有効です。
また、友人や家族に自分の印象を聞いてみる「他己分析」も、客観的な視点を得る上で非常に役立ちます。
自己分析は一度やったら終わりではなく、就職活動を進める中で繰り返し見直すことで、より深掘りしていくことができます。
業界・企業研究
自己分析と並行して、業界・企業研究を進めることも重要です。
業界研究では、世の中にどのような業界が存在し、それぞれの業界がどのような特徴を持っているのか、市場規模や今後の成長性などを調べていきます。
自分が全く知らなかった業界の中に、思わぬ興味を見出すこともあります。
企業研究では、興味を持った特定の企業について、事業内容、企業理念、社風、競合他社との違い、そして具体的な職種などを詳しく調べていきます。
企業のウェブサイトはもちろんのこと、IR情報、ニュース記事、就職四季報なども参考にしましょう。
業界や企業について深く理解することで、志望動機や自己PRに説得力が増し、面接でも自信を持って話せるようになります。。
【大学3年なのに何もしてない】大学3年の6.7.8月にすべきこと
大学3年生の6月から8月は、就職活動において非常に重要な期間です。
この時期は、多くの企業がサマーインターンシップを開催し、学生は本格的な就職活動の雰囲気を感じ始めます。
まだ何もしていないと感じていても、この時期から動き出すことで、大きな遅れを取らずに済みます。
焦りを感じるかもしれませんが、まずは冷静に、そして計画的に行動を起こすことが成功への第一歩です。
- 企業の説明会に積極的に参加
- サマーインターンへの参加
- 就活ガイダンスへの参加
企業の説明会に積極的に参加
この時期から、様々な企業のオンライン・オフライン説明会が本格的に開催され始めます。
説明会は、企業の事業内容、社風、働き方、募集職種など、Webサイトだけでは分からないリアルな情報を得る貴重な機会です。
自分が少しでも興味を持った企業の説明会には積極的に参加しましょう。
多様な業界や企業の情報を集めることで、自己分析で漠然としていた興味や関心も具体化され、本当に自分に合った企業を見つけるヒントになります。
また、説明会によっては社員との交流会が設けられていることもあり、直接質問をしたり、企業の雰囲気を肌で感じたりすることができます。
これは、その後の選考に臨む上でも大きなアドバンテージとなるでしょう。
サマーインターンへの参加
6月から8月にかけては、多くの企業がサマーインターンシップを実施します。
サマーインターンは、実際の業務を体験したり、グループワークを通して企業課題に取り組んだりするプログラムが多く、業界や企業への理解を深める絶好のチャンスです。
特に、志望度の高い企業だけでなく、少しでも興味がある企業や、これまで知らなかった業界のインターンシップにも積極的に参加してみましょう。
様々な経験を積むことで、自身の適性や興味の幅が広がり、就職活動の軸をより明確にすることができます。
また、インターンシップの中には、参加者限定の早期選考ルートが設けられているケースも少なくありません。
もし、まだ応募できるインターンシップがあれば、すぐにでもエントリー準備に取りかかりましょう。
就活ガイダンスへの参加
大学のキャリアセンターや就職課では、この時期に就職活動に関する様々なガイダンスやセミナーを開催しています。
自己分析の方法、業界研究の進め方、ES(エントリーシート)の書き方、面接対策など、就職活動の基本から応用まで、専門家による実践的なアドバイスを受けることができます。
大学主催のガイダンスは、学内の就職状況や卒業生の進路データなど、具体的な情報提供も期待できます。
これまで就職活動について何もしてこなかった、何から始めて良いか分からないという方は、まずは大学のガイダンスに参加することから始めてみるのがおすすめです。
同じような状況の仲間と出会える機会にもなり、情報交換の場としても役立つでしょう。
6月から8月の行動がその後の就職活動に大きく影響することは間違いありませんが、今から始めることに遅すぎるということはありません。説明会やインターンシップ、ガイダンスは、どれも「自分を知る」きっかけになります。特に、就職活動が初めての方にとっては、経験を積みながら“就活の勘”を養う絶好の機会です。行動することでしか見えてこない自分の価値観や適性があります。焦らず、でも積極的に、まずは一歩踏み出してみましょう。
【大学3年なのに何もしてない】大学3年の9.10.11月にすべきこと
大学3年生の9月から11月は、サマーインターンシップの経験を活かし、就職活動を本格化させる重要な時期です。
この期間は、秋のインターンシップに参加しながら、いよいよ選考対策にも力を入れ始めます。
まだ何もしていないと焦りを感じているかもしれませんが、ここからが巻き返しのチャンスです。
効率的に、かつ着実に準備を進めていきましょう。
- 秋インターンへの参加
- OB・OG訪問
- ESの準備
- 早期選考へのエントリー
秋インターンへの参加
夏のインターンシップに乗り遅れてしまった、あるいはもっと多くの企業を知りたいという方は、この時期に開催される秋のインターンシップに積極的に参加しましょう。
秋インターンシップは、夏のインターンシップと同様に、企業理解を深める良い機会です。
企業の採用担当者も、この時期に学生との接点を持つことを重視しています。
夏のインターンシップで得た学びや気づきを活かし、さらに深掘りした視点で企業を見ることで、より有意義な経験が得られるでしょう。
また、秋インターンシップも早期選考に繋がるケースがあるため、将来の選択肢を広げる意味でも参加をおすすめします。
OB・OG訪問
業界や企業への理解をさらに深めたい、あるいは具体的な仕事内容や社風について知りたいという方は、OB・OG訪問を積極的に行いましょう。
OB・OG訪問は、志望する企業で働く先輩社員に直接話を聞くことができる貴重な機会です。
インターネットや説明会だけでは得られない、リアルな声や具体的な働き方、キャリアパスについて質問することができます。
企業への理解が深まるだけでなく、面接での具体的なエピソードとして話せるネタを見つけられる可能性もあります。
また、訪問を通じて、自身のキャリアプランを具体的に描く手助けにもなるでしょう。
大学のキャリアセンターや卒業生のネットワークを活用して、積極的にアポイントを取りましょう。
ESの準備
多くの企業で、選考の第一歩としてES(エントリーシート)の提出が求められます。
9月から11月にかけては、インターンシップの経験やOB・OG訪問で得た情報を整理し、ESの準備を本格的に始めましょう。
ESは、企業が皆さんの個性や能力、志望度を判断する重要な書類です。
自己PR、ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)、志望動機など、様々な項目がありますが、それぞれの質問意図を理解し、自分の言葉で具体的にアピールすることが重要です。
何度も書き直し、友人や大学のキャリアセンターの職員に添削してもらうことで、より完成度の高いESを作成できます。
早期選考へのエントリー
この時期から、一部の企業では早期選考のエントリー受付が始まります。
特に、インターンシップ参加者や特定の大学の学生を対象とした、クローズドな選考が行われることがあります。
早期選考は、本選考よりも早い時期に内定を獲得できるチャンスです。
もし、興味のある企業が早期選考を実施している場合は、忘れずにエントリーしましょう。
早期選考に挑戦することで、実際の選考フローを経験でき、本選考に向けての良い予行練習にもなります。
たとえ早期選考で不採用になったとしても、その経験から学び、次の選考に活かすことができるため、積極的に挑戦することをおすすめします。
【大学3年なのに何もしてない】大学3年の12.1.2月にすべきこと
大学3年生の12月から2月は、早期選考が本格化し、同時に本選考に向けた最終準備を行う重要な時期です。
この時期にどれだけ集中して取り組めるかが、その後の就職活動を大きく左右します。
まだ何もしていないと不安を感じているかもしれませんが、諦める必要はありません。
今からでも着実に準備を進め、来るべき本番に備えましょう。
- 早期選考に参加
- 冬インターンシップへの参加
- 本選考対策
早期選考に参加
この時期は、多くの企業で早期選考が実施されます。
夏のインターンシップや秋のインターンシップに参加した学生を対象とした選考や、特定のスキルを持つ学生向けの選考など、様々な形で早期内定のチャンスが巡ってきます。
もし、早期選考の案内が届いたら、積極的に参加しましょう。
早期選考は、本選考よりも早い段階で内定を獲得できる可能性があるだけでなく、実際の面接やグループディスカッションを経験できる貴重な機会です。
選考を経験することで、自分の強みや弱みが明確になり、今後の対策に活かすことができます。
たとえ望む結果にならなかったとしても、その経験は必ず本選考で役立つはずです。
冬インターンシップへの参加
12月から2月にかけては、冬のインターンシップも開催されます。
これまでインターンシップに参加できなかった方や、さらに業界研究を深めたい方は、この機会を逃さずに参加しましょう。
冬インターンシップは、企業によっては本選考と連動していたり、早期選考の対象となったりするケースもあります。
ESのブラッシュアップ、Webテスト対策、面接やグループディスカッション(GD)の練習など、実践的な選考対策と並行して、企業への理解を深める機会として活用しましょう。
インターンシップを通じて得られた経験は、ESや面接での具体的なエピソードとして、あなたの魅力を伝える強力な材料となります。
本選考対策
3月からの本選考に向けて、本格的な対策を始める時期でもあります。
これまでに自己分析や業界・企業研究を進めてきた内容をもとに、ESの最終仕上げを行いましょう。
特に、企業ごとに求められる内容に合わせて、具体性を持たせた記述ができているかを確認してください。
また、Webテストは多くの企業で実施されるため、問題集を繰り返し解くなどして、早めに準備を進めておくことが大切です。
そして、面接対策とグループディスカッション対策も欠かせません。
模擬面接を繰り返し行い、自分の言葉で論理的に話す練習をしましょう。
グループディスカッションは、大学のキャリアセンターや就活イベントで練習会に参加し、実践的なスキルを磨くことをおすすめします。
【大学3年なのに何もしてない】大学3年の3月以降にすべきこと
大学3年生の3月以降は、いよいよ本選考が本格的にスタートする時期です。
この時期は、これまで積み重ねてきた努力の成果が問われる大切なフェーズとなります。
まだ何もしていないと感じている方も、焦らず、今からできることに全力を注ぎましょう。
ここからが本当の勝負です。
- 面接対策
- 内定承諾
面接対策
3月以降は、企業の面接が本格的にスタートします。
面接は、皆さんの個性や潜在能力、そして企業への熱意を直接アピールできる重要な機会です。
これまでの自己分析や企業研究で得た情報を基に、想定される質問への回答を具体的に準備しましょう。
特に、自己PR、ガクチカ、志望動機、入社後にやりたいことなどは、自分の言葉で自信を持って語れるように何度も練習することが大切です。
大学のキャリアセンターや就職予備校の模擬面接を活用したり、友人同士で面接練習を行ったりすることも非常に効果的です。
面接官の目を見て、ハキハキと、そして熱意を持って話すことを意識してください。
また、逆質問の準備も忘れずに行い、企業への関心の高さを示しましょう。
内定承諾
複数の企業から内定を獲得した場合、最終的にどの企業を選ぶのかを決断し、内定を承諾する時期が来ます。
これは、皆さんの今後のキャリアを左右する非常に重要な決断です。
内定が出たらすぐに飛びつくのではなく、本当にその企業で働きたいのか、自分の価値観やキャリアプランと合致しているのかを冷静に検討しましょう。
企業の社風、事業内容、福利厚生、将来性など、様々な観点から比較検討することが大切です。
必要であれば、内定先企業の人事担当者に再度質問したり、OB・OG訪問でさらに詳しい話を聞いたりするのも良いでしょう。
納得のいく決断ができるよう、焦らず、しかし期限内にしっかりと考えて内定承諾を行い、晴れて就職活動を終わらせましょう。
【大学3年なのに何もしてない】何もしてない人が今すぐ準備するもの
就職活動をスムーズに進めるためには、いくつかの基本的なアイテムを事前に揃えておくことが大切です。
これらの準備は、あなたの就活を形から整え、自信を持ってスタートさせるための第一歩となります。
- 就活の服装一式(リクルートスーツなど)
- 証明写真
- スケジュール帳
- 就活用ノート
- 履歴書
- 筆記用具
就活の服装一式(リクルートスーツなど)
就職活動では、第一印象が非常に重要です。
特に、説明会やインターンシップ、面接など、企業と直接会う機会には、きちんとした服装が求められます。
まずは、リクルートスーツ一式を準備しましょう。
男性であれば、上下揃ったスーツ、白いワイシャツ、ネクタイ、革靴、そしてA4ファイルが入るビジネスバッグが必要です。
女性であれば、スカートまたはパンツスーツ、白いブラウス、パンプス、ビジネスバッグを用意しましょう。
清潔感があり、サイズが合ったものを選ぶことが肝心です。
急な説明会や面接が入っても慌てないよう、早めに準備しておくことをおすすめします。
証明写真
履歴書やエントリーシートには、証明写真の添付が必須です。
証明写真は、あなたの第一印象を左右する重要な要素の一つなので、写りの良いものを用意しましょう。
スピード写真でも問題ありませんが、可能であれば写真スタジオでプロに撮影してもらうのがおすすめです。
背景色や表情、服装のアドバイスももらえ、より好印象を与える写真に仕上がります。
また、データ形式でもらえるサービスを選べば、Webエントリーシートにも活用できて便利です。
サイズや枚数をよく確認し、少し多めに準備しておくと安心でしょう。
スケジュール帳
就職活動中は、説明会、インターンシップ、面接など、様々な予定が同時並行で進みます。
これらの情報をきちんと管理するために、スケジュール帳は必須アイテムです。
紙の手帳でもスマートフォンのアプリでも構いませんが、自分が一番使いやすく、見やすいものを選びましょう。
選考の日程や提出締切日、企業からの連絡など、重要な情報を一元管理することで、うっかり忘れてしまうといったミスを防げます。
また、選考を受けた企業名や結果などもメモしておくと、後々の振り返りや状況整理に役立つでしょう。
就活用ノート
就職活動中に得た情報や、自分の考えを整理するために、就活用ノートを用意することをおすすめします。
企業説明会で聞いた内容、インターンシップでの気づき、OB・OG訪問で得たアドバイス、面接で聞かれた質問内容とその回答、自己分析の結果など、あらゆる情報をこのノートに集約しましょう。
後から見返せるように、企業ごとにページを分けたり、日付を記入したりするなど、自分なりに工夫して整理することが大切です。
情報を「書く」ことで、記憶に定着しやすくなり、また選考対策の際に効率的に情報を引き出すことができます。
履歴書
選考の初期段階で提出を求められることの多い履歴書も、早めに準備しておきたいアイテムの一つです。
市販の履歴書用紙でも問題ありませんが、Web上でテンプレートをダウンロードして作成することも可能です。
学歴や職歴(アルバイト経験など)、資格、自己PR、志望動機など、記入すべき項目は多岐にわたります。
特に、自己PRや志望動機は、時間をかけて推敲する必要がある部分です。
企業の求める人物像に合わせて内容を調整できるよう、基本的な骨子を事前に作成しておくと、いざという時にスムーズに対応できます。
筆記用具
説明会や選考会場でアンケートの記入や筆記試験、簡単なメモを取る機会は意外と多いものです。
そのため、筆記用具は常に持ち歩くようにしましょう。
ボールペンはもちろんのこと、シャープペンシルや消しゴム、定規などもセットで持っておくと安心です。
特に、ボールペンはインク切れや故障のリスクも考えて、予備を1本携帯することをおすすめします。
基本的なことですが、いざという時に困らないよう、これらの筆記用具は忘れずに準備しておきましょう。
【大学3年なのに何もしてない】業界別!いつまでに何もしてないとやばいの
就職活動のスケジュールは、志望する業界によって大きく異なります。
特に人気の業界や採用数が少ない業界は、早期から選考が始まる傾向にあります。
ここでは、主な業界別に「いつまでに何をしていないと厳しい状況になるか」の目安をお伝えします。
- 投資銀行・コンサル業界
- メーカー・総合商社・デベロッパー・メガバンク
- IT・Web業界(特にベンチャー企業)
- 中小企業・サービス業・小売業
投資銀行・コンサル業界
投資銀行やコンサルティング業界は、就職活動の中でも特に早期化が顕著な業界です。
大学3年生の夏、遅くとも秋にはインターンシップに参加している学生がほとんどで、このインターンシップがそのまま早期選考に直結するケースが非常に多く見られます。
もし大学3年生の冬になっても、これらの業界のインターンシップや説明会に参加経験がない場合、かなり厳しい状況と言えるでしょう。
選考自体も高度なロジカルシンキングやケーススタディが求められるため、十分な対策期間が必要です。
今から目指すなら、まずは業界研究と選考対策に全力を注ぎ、来年以降の選考に備える、あるいは他の業界も視野に入れるなどの戦略が必要です。
投資銀行やコンサル業界は確かに競争が激しく、準備期間も長く求められますが、今の時点で諦める必要はありません。来年以降の選考や長期インターンを見据え、地道に対策を積むことで、チャンスを掴む道は残されています。また、ロジカルシンキングなどの選考対策は、他業界でも十分に通用するスキルです。視野を広げつつ、自分の将来に最もフィットするキャリアを見極める期間にしてみてはいかがでしょうか。
メーカー・総合商社・デベロッパー・メガバンク
メーカー、総合商社、デベロッパー、メガバンクといった大手企業も、比較的早期から採用活動を始める傾向があります。
特に総合商社やメガバンクは、大学3年生の夏から秋にかけてのインターンシップが本選考に大きく影響することが多いです。
デベロッパーも同様に、冬から春にかけての早期選考が活発です。
これらの業界では、企業理解を深めるための説明会やOB・OG訪問も重要になります。
もし大学3年生の冬の時点で、インターンシップへの参加経験がなく、自己分析や業界研究も不十分だと、本選考が始まる3月までに挽回するのはかなり大変です。
今すぐ、これらの準備に取り掛かり、できるだけ多くの企業にアプローチしていく必要があります。
IT・Web業界(特にベンチャー企業)
IT・Web業界、特にベンチャー企業では、採用スケジュールが比較的柔軟で、通年採用を行っている企業も多く見られます。
しかし、だからといって油断はできません。
成長著しいベンチャー企業では、優秀な人材を早期に確保しようとする動きがあり、大学3年生の夏から秋にかけてインターンシップを実施し、そのまま早期内定を出すケースも増えています。
技術職であれば、大学3年生のうちにポートフォリオを準備しておくことが求められることもあります。
もし大学3年生の冬以降も何もしていないと、既に多くのライバルが内定を獲得している可能性があり、選択肢が狭まるリスクがあります。
スピード感を持って情報収集し、興味のある企業の動きをしっかり追うことが重要です。
中小企業・サービス業・小売業
中小企業やサービス業、小売業の中には、大学3年生の春以降、つまり大学4年生になってから本格的な採用活動を始める企業も少なくありません。
そのため、他の業界と比べて就職活動の開始時期が比較的遅くても、十分間に合う可能性が高いです。
しかし、これは決して「何もしなくていい」ということではありません。
これらの業界でも、早期に内定を得て安心して残りの学生生活を送る学生は多くいます。
また、大手企業に比べると情報が少ないこともあるため、自分から積極的に説明会に参加したり、企業に問い合わせたりする行動力が求められます。
もし大学3年生の春になってから慌てて準備を始めるようでは、やはり後れを取ってしまう可能性があります。
【大学3年なのに何もしてない】就活の特効薬!何もしてないなら周りの人からアドバイスを受けよう
「大学3年生なのに何もしてない…」という状況から一人で就職活動を進めるのは、情報収集から選考対策まで、すべてをゼロから始めることになり非常に大変です。
そんな時に頼りになるのが、周りの人からのアドバイスです。
一人で抱え込まず、積極的に周囲に助けを求めることが、現状を打破する「特効薬」となるでしょう。
- 大学のキャリアセンターを利用する
- 就職エージェントに企業を紹介してもらう
- 学部やサークルなどのコミュニティの先輩にアドバイスをもらう
大学のキャリアセンターを利用する
まずは、あなたの大学にあるキャリアセンターや就職課を積極的に利用しましょう。
キャリアセンターは、就職活動のプロフェッショナル集団です。
自己分析の相談に乗ってくれたり、ES(エントリーシート)の添削をしてくれたり、模擬面接を行ってくれたりと、就職活動に関するあらゆるサポートを受けることができます。
学内限定の求人情報や、卒業生のデータなども豊富に持っているため、具体的な企業選びの相談にも乗ってくれるでしょう。
何から始めたら良いか分からない場合は、まずキャリアセンターの窓口を訪ねてみてください。
就職エージェントに企業を紹介してもらう
より具体的な企業とのマッチングを求めるなら、就職エージェントを利用するのも効果的です。
就職エージェントは、学生の希望や適性に合わせて、非公開求人を含む様々な企業を紹介してくれるサービスです。
エージェントが企業の採用担当者と直接やり取りしているため、企業の求める人物像を詳しく教えてくれたり、選考対策のアドバイスをくれたりもします。
特に、特定の業界や職種に絞って探したい場合や、自分に合った企業がなかなか見つからない場合に非常に役立ちます。
複数のエージェントに登録して、自分に合った担当者を見つけるのも良いでしょう。
学部やサークルなどのコミュニティの先輩にアドバイスをもらう
最も身近で、かつ実用的なアドバイスをもらえるのが、あなたの学部やサークルの先輩たちです。
既に就職活動を経験した先輩たちは、生の声で具体的な企業の雰囲気や選考対策、苦労した点などを教えてくれるでしょう。
同じ大学、同じ学部出身だからこそ分かる情報や、共感できる悩みも多いはずです。
どのように自己分析を進めたか、どの企業のインターンシップに参加したか、どんなESを書いたかなど、具体的な経験談を聞くことで、自分の就活に役立つヒントがきっと見つかります。
気軽に連絡を取って、ぜひ話を聞かせてもらいましょう。
まとめ
大学3年生でまだ就職活動に何も手をつけていないと、不安や焦りを感じるのは当然のことです。
しかし、手遅れではありません。
重要なのは、この瞬間から具体的な行動を起こすことです。
業界によって就活のスケジュール感は異なりますが、どの業界を志望するにしても、自己分析や業界・企業研究、そして選考対策は不可欠です。
特に、投資銀行やコンサル、大手メーカー、総合商社などは早期からの動き出しが重要です。
もし「何から始めればいいか分からない」「一人で進めるのは不安」と感じるなら、積極的に周りのサポートを活用しましょう。
大学のキャリアセンターや就職エージェントは、あなたの就活を強力に後押ししてくれる専門家です。
また、身近な先輩たちの経験談は、あなたの悩みを解決し、具体的な行動を促すきっかけになるはずです。
今からでも遅くありません。
具体的な目標を立て、できることから一つずつ着実に進めていきましょう。
伊東美奈
(Digmedia監修者/キャリアアドバイザー)
伊東美奈
(Digmedia監修者)
「何もしていない」と不安に思う気持ちはとても自然なものですが、就職活動は今からでも十分に巻き返しが可能です。特にインターンシップや企業研究といった“はじめの一歩”は、自分の興味関心に基づいて動くことが成功への鍵になります。早期に内定を得る学生が増えている一方で、「自分のペースで納得のいく進路を見つけたい」と考える企業も少なくありません。焦らず、でも確実に一歩を踏み出すことが、未来を変えるきっかけになりますよ。