HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
MBTIは16種類の性格タイプに分けて人の特徴を理解する考え方です。
就活においても自分の強みや価値観を整理する手がかりとなり、適職を考える際の指針になります。
この記事では、診断結果を上手に活用することで、自分らしいキャリアを描くヒントを得る方法を解説します。
【各MBTIの相性】それぞれの性格
MBTIは16種類の性格タイプに分けて人の特徴を理解する考え方です。
一人一人の考え方や価値観には違いがあり、性格を理解することで人間関係や恋愛にも役立てることができます。
ここではそれぞれのタイプの特徴を分かりやすく整理し、恋愛傾向や関わり方のヒントも紹介していきます。
INTJ（建築家）
INTJは戦略的で計画性が高く、長期的な目標を冷静に追いかけることが得意なタイプです。
物事を論理的に考え、感情よりも合理性を優先しやすい傾向があります。
しかしその内面には強い信念があり、自分の理想や価値観に忠実に生きる姿勢を持っています。
知識を積み上げて未来を見据える力に優れているため、周囲から頼られる存在になることも多いです。
恋愛においては愛情表現が控えめで感情的な駆け引きは苦手ですが、一度心を開いた相手に対しては誠実に尽くし、長く安定した関係を築こうとします。
INTP（論理学者）
INTPは知識欲が強く、抽象的な概念や新しいアイデアを探求することを楽しむタイプです。
自由な発想で問題を解決し、常に新しい可能性を考え続けます。
人付き合いは少し慎重で、広く浅い関係よりも深い思考や対話を重視する傾向があり、そのため周囲からは物静かで研究熱心な人物として見られることもあります。
恋愛では一歩引いた立場になりやすく、相手を観察するような姿勢をとることがあります。
感情的なやりとりよりも知的なつながりを求めるため、話し合いや価値観の共有が大切になります。
深い理解を分かち合える相手となら長く穏やかな関係を築くことができるのが特徴です。
ENTJ（指揮官）
ENTJはリーダーシップに優れ、目標を達成するために人や状況を動かすことが得意なタイプです。
合理的な判断力と強い決断力を持ち、効率よく物事を進める能力があり、周囲をまとめる力も強く、頼れる存在としてリーダー的な立場に立つことが多いです。
恋愛では積極的で、主導権を握ることが多いのも特徴です。
パートナーには向上心や成長意欲を求め、共に目標に向かって努力できる関係を理想とし、感情表現はストレートで分かりやすく、愛情を言葉や行動でしっかり示す傾向があります。
ENTP（討論者）
ENTPは好奇心が旺盛で、柔軟な発想を持ち、新しいことに挑戦するのが得意なタイプです。
変化のある刺激的な環境で力を発揮し、アイデアを次々と生み出していくことができます。
一方でじっとしていることは苦手で、常に新しい体験を求める傾向があります。
恋愛においては情熱的でスリルのある関係を楽しみます。
知的なやりとりや駆け引きを好み、退屈を嫌うため、常に刺激を感じられる相手に惹かれます。
束縛されると自由を求めて距離を置くこともありますが、相手との関係を楽しむ力は非常に高いです。
INFJ（提唱者）
INFJは理想が高く、人や社会に良い影響を与えることを重視します。
自分の価値観を大切にし、表面では穏やかに見えても、内面には強い情熱を秘めています。
他人の感情を敏感に察し、支えとなることを自然に行うため、周囲から信頼されやすい存在です。
恋愛では一途で誠実に相手を大切にし、精神的なつながりを強く求め、形だけの関係には関心を持ちません。
相手の幸せや成長を本気で願い、献身的に支えることができるのも特徴です。
ただし理想が高いために相手に求めすぎてしまうこともあり、バランスを取ることが課題になることもあります。
INFP（仲介者）
INFPは優しく柔らかい心を持ち、他者の価値観を尊重する理想主義的なタイプです。
感受性が豊かで、人の気持ちに深く共感することができるため、周囲を安心させる存在です。
芸術や表現活動に魅力を感じる人も多く、自分の想いを形にすることで自己実現を目指します。
恋愛では相手に深い愛情を注ぎ、献身的に尽くす傾向があります。
精神的な絆をとても大切にし、上辺だけの関係には魅力を感じません。
一方で繊細で傷つきやすい一面もあり、相手の言葉や態度に影響を受けやすいところがあります。
ENFJ（主人公）
ENFJは人を導く力を持ち、周囲に影響を与えるカリスマ性のあるタイプです。
強い責任感と行動力を持ち、人の成長や幸せを支えることに喜びを感じ、自然にリーダーシップを発揮し、周りを明るい方向へ導いていきます。
恋愛では愛情深く相手に寄り添い、献身的にサポートします。
相手を幸せにするために努力を惜しまず、常に関係を良好に保つために行動するため、相手は安心感を持ちやすく、強い信頼関係が築かれます。
ENFP（運動家）
ENFPは明るくエネルギッシュで、人とのつながりや新しいアイデアを大切にするタイプです。
自分らしさを重視し、枠に縛られることを嫌うため、独創的な発想で行動することも多いです。
恋愛では情熱的で、相手を喜ばせようと全力で動き、新鮮さや刺激を求めるため、日々の関係に変化や楽しさを取り入れたいと考えます。
共感力も高く、相手の気持ちを理解して寄り添うことができますが、束縛を嫌うため自由を尊重し合える関係を望みます。
常に前向きでポジティブな姿勢を持つため、パートナーにとっては元気を与えてくれる存在となります。
ISTJ（管理者）
ISTJは責任感が強く、計画的に物事を進めることを得意とするタイプです。
ルールや秩序を重んじ、信頼性が高く、堅実な姿勢で行動し、現実的な考え方をするため、周囲から頼りにされやすい存在でもあります。
恋愛においては誠実で一途に相手を大切にし、派手な言葉や大げさな愛情表現は少ないものの、行動で愛情を示す傾向があります。
安定した関係を築くことを重視し、信頼と責任感をもとにパートナーシップを育てていきます。
相手に安心感を与えることができるため、長期的で信頼に満ちた関係を築けるタイプです。
ISFJ（擁護者）
ISFJは思いやりにあふれ、周囲を支えることに喜びを感じるタイプです。
伝統や習慣を大切にする傾向があり、安定した環境を好むため、周囲の人にとっては落ち着きや安心の象徴となります。
恋愛では相手を優しく包み込むように尽くすことができ、自分よりも相手の幸せを優先することも多いです。
穏やかで落ち着いた関係を求め、日常の中で自然体の愛情を注ぎます。
そのため、パートナーは安らぎを感じやすく、長期的に信頼できる関係を築くことが可能です。
一方で献身的すぎるあまり、自分の気持ちを後回しにしてしまうことがあるため、バランスを意識することも大切です。
ESTJ（幹部）
ESTJは組織的で現実的な性格を持ち、目標達成に向けて努力する力に優れています。
ルールや秩序を大切にし、周囲をまとめるリーダーシップを発揮することが得意で、強い責任感を持ち、自ら率先して行動するため、頼れる存在として見られやすいです。
恋愛では誠実さを大切にし、安定した関係を築こうとし、主導権を握ることが多く、頼れるパートナーとして振る舞います。
愛情表現はシンプルで実直ですが、その分わかりやすく、相手に安心感を与える特徴があります。
責任感の強さからパートナーを守ろうとする気持ちが強く、堅実で信頼できる関係を作ります。
ESFJ（領事）
ESFJは社交的で温かく、人を喜ばせることが得意なタイプです。
人を支えることに喜びを感じ、思いやりのある行動が自然にできるため、安心感を与える存在です。
恋愛では愛情深く、パートナーに尽くす姿勢を持っています。
相手の気持ちに寄り添い、安心できる日常を大切にするため、長く続く関係を築くことが可能です。
感情表現も豊かで、愛情を言葉や態度で伝えることができるため、相手は安心しやすいです。
誠実で安定したパートナーシップを重視するため、結婚を意識した真剣な恋愛を求める傾向があります。
ISTP（巨匠）
ISTPは実践的で柔軟性があり、手を動かしながら学ぶことを好むタイプです。
冷静で感情に流されにくく、問題解決力に優れていて、状況に応じて臨機応変に対応できるため、周囲から頼りにされやすい存在です。
恋愛ではクールな一面がありながらも、相手を大切に思う気持ちはしっかり持っています。
そのため、自由を尊重し合える相手との関係が心地よく続きやすいです。
感情表現は控えめですが、行動や態度で愛情を示すため、誠実さが伝わります。
束縛を嫌うため、信頼に基づいた関係でこそ愛情を深められるタイプです。
ISFP（冒険家）
ISFPは優しく感受性が豊かで、今この瞬間を大切にするタイプです。
美的感覚に優れ、芸術や表現活動に関心を持つ人も多く、柔らかい印象を与えることができます。
恋愛では相手を思いやり、ロマンチックな一面があります。
また、静かで深い愛情を注ぎながら、自分の自由を大切にしつつ、相手の自由も尊重するため、バランスの取れた関係を作りやすいです。
情熱を静かに表すタイプであり、派手さはなくとも誠実で温かな愛情を持ち続けるタイプです。
ESTP（起業家）
ESTPはエネルギッシュで行動力があり、新しい経験や刺激を求めるタイプです。
社交的で人を楽しませることが得意であり、場を盛り上げる存在で、柔軟な発想を持ち、瞬発力のある現実的な思考で物事に対応します。
恋愛では情熱的で積極的に行動し、アクティブな関係を楽しみます。
相手と一緒に新しい経験をすることを大切にし、冒険を共有するような関係を築きます。
深刻になりすぎず、軽やかで楽しい恋愛観を持っているため、相手にとって刺激的な存在となります。
ESFP（エンターテイナー）
ESFPは明るく陽気で、人を楽しませることが得意なタイプで、今この瞬間を大切にし、楽しい経験を求めて積極的に行動します。
感情表現が豊かで、人を惹きつける魅力を持ち、自然に周囲を明るくする存在です。
恋愛ではオープンでストレートに愛情を伝えます。
一緒に楽しめる時間を重視し、日常の中で喜びを分かち合う関係を築きます。
楽しくポジティブな関係を作る力があるため、相手にとっては刺激的で明るい存在になります。
自由を大切にしつつも、相手との楽しい時間を最優先にできる点が魅力です。
【各MBTIの相性】相性が良い組み合わせランキング（恋愛編）
MBTI診断を使った相性分析は、恋愛関係を考える上で大きなヒントになります。
性格の特徴や価値観が異なることでぶつかることもありますが、違いを補い合うことで理想的な関係が生まれることも少なくありません。
ここでは恋愛において特に相性が良いとされる組み合わせをランキング形式で紹介していきます。
1位：ENFP（運動家） × INFJ（提唱者）
自由で明るくエネルギッシュなENFPと、深い洞察力と静かな情熱を持つINFJは、まさに理想的な相互補完の関係です。
INFJの誠実さや思いやりは、時に不安定になりやすいENFPを落ち着かせてくれます。
一方でENFPの明るさや柔軟さは、考え込みすぎて疲れやすいINFJの心を解放し、世界を広げてくれます。
お互いが相手の足りない部分を補い、強みを引き出し合うため、安心感と刺激が共存するバランスの良い関係を築けます。
恋愛においても友情においても長続きしやすい相性です。
2位：ENTP（討論者） × ENFP（運動家）
好奇心旺盛でユーモアのあるENTPと、情熱的で自由を大切にするENFPは、一緒にいるだけで刺激的な時間を過ごせる組み合わせです。
二人は会話を楽しむことが得意で、思いついたアイデアや夢を語り合う時間に大きな価値を見出します。
どちらも冒険心が強いため、新しい体験やチャレンジを共にしながら関係を深めていきます。
恋人であると同時に親友のような感覚を持てるため、楽しく自然体でいられる関係が築けます。
一方でどちらも自由を重んじるため、過度に束縛しようとすると摩擦が生まれやすいです。
3位：INTJ（建築家） × ENFP（運動家）
冷静に戦略を立てるINTJと、直感的で自由奔放なENFPは、真逆の性格でありながら強く惹かれ合う関係です。
INTJは物事を長期的に計画し、論理的に行動することを得意としています。
一方でENFPは直感と柔軟な発想を活かして新しい世界を切り開いていきます。
この二人が出会うと、INTJはENFPの持つ発想力や明るさから刺激を受け、自分の視野を広げられます。
性格の違いが衝突につながることもありますが、その違いを理解し受け入れることで、互いに成長し合える理想的な関係になります。
4位：ISFJ（擁護者） × ESFP（エンターテイナー）
ISFJは思いやりがあり、安定した関係を大切にするタイプです。
一方でESFPは明るく楽しいことが大好きで、周囲を盛り上げる力を持っています。
この二人が一緒になると、ISFJが安心感を与え、ESFPが関係に楽しさや活気をもたらすバランスの良い関係が築けます。
ESFPは新しい経験を大切にするため、ISFJの落ち着いた日常に彩りを加えてくれます。
逆にISFJは堅実さでESFPを支え、時に地に足をつけた視点を与える存在となります。
穏やかさと刺激の両方がある関係は、恋人同士にとって長く続きやすい理想的なものです。
5位：ENTJ（指揮官） × INTP（論理学者）
ENTJは行動力とリーダーシップを兼ね備え、目標に向かって突き進むタイプです。
一方でINTPは理論的で知識欲が強く、物事を深く考えることを得意としています。
この二人の関係は、ENTJがビジョンを描き、INTPがそのビジョンに論理的な裏付けを与えることで強いパートナーシップが生まれます。
恋愛においても、ENTJは積極的に関係を進め、INTPは冷静に支える立場となり、互いの役割が自然にかみ合います。
ENTJはINTPの知的な一面に魅力を感じ、INTPはENTJの行動力に引き込まれます。
時に意見の食い違いが生じることもありますが、目標を共有できれば強い絆に変わります。
【各MBTIの相性】相性が良い組み合わせランキング（友達編）
MBTIを用いた相性分析は恋愛だけでなく、友情にも役立ちます。
性格の傾向を理解することで、自分に合った友人関係を築きやすくなります。
特に友達同士の相性が良い組み合わせは、価値観が自然にかみ合い、居心地の良い関係を長く続けやすいことが特徴です。
ここでは友情において特に相性が良いとされる組み合わせをランキング形式で解説します。
1位：ENTP（討論者） × ENFP（運動家）
ENTPとENFPは新しいことに積極的に挑戦する性格を持っています。
二人が一緒にいるとアイデアが絶えず生まれ、退屈することがありません。
ENTPは議論や新しい発想を楽しみ、ENFPはその柔軟さでさらに広がりを加えます。
お互いの自由さを尊重できるため、束縛や気まずさが生まれにくいのも特徴です。
遊びの計画から大きな夢の話まで、常に盛り上がりながら行動に移せる関係性は、まさに親友コンビと呼ぶにふさわしいものです。
どちらもポジティブなエネルギーを持っているため、困難な状況でも前向きに支え合える強さがあります。
2位：ISTP（巨匠） × ESTP（起業家）
ISTPとESTPはどちらも行動力があり、実際に動いて体験することを好むタイプです。
共に現実的な考え方を持っているため、余計な駆け引きがなく、気楽な関係を築けます。
二人は計画を立てるよりも実際にやってみることを優先し、スポーツや旅行、アウトドアなどアクティブな活動を一緒に楽しめる相性です。
ESTPの社交的な一面がISTPを引き出し、ISTPの冷静さがESTPを落ち着かせるため、互いに補い合えるのも魅力です。
無理に合わせようとしなくても自然体で過ごせるため、長い付き合いでも疲れにくい友情になります。
3位：INFJ（提唱者） × ENFP（運動家）
INFJとENFPは、一見すると正反対のようですが、実は深いレベルで結びつきやすい組み合わせです。
INFJは落ち着いた思考と洞察力を持ち、相手の気持ちを理解する力に優れています。
一方でENFPは明るくエネルギッシュで、INFJに新しい視点や刺激を与えてくれます。
INFJはENFPの情熱を安心して受け止め、ENFPはINFJの静かな支えに心を開きます。
深い会話や本音を共有することができるため、表面的なつながりではなく心から信頼できる友情が築けます。
4位：INTP（論理学者） × ENTJ（指揮官）
INTPとENTJは、それぞれの強みを活かし合える理想的な友情関係です。
INTPは知的で柔軟な発想を持ち、独自の視点から新しいアイデアを出します。
ENTJはそのアイデアを実行に移す力とリーダーシップを兼ね備えており、二人が協力すると大きな成果を生み出せます。
夢を語る場面ではINTPの知性が光り、現実に形を与える場面ではENTJが力を発揮するため、バランスが良いのが特徴です。
また、ENTJはINTPの思考を刺激し、INTPはENTJに冷静な視点を提供するため、互いに学び合える関係でもあります。
5位：ISFJ（擁護者） × ESFP（エンターテイナー）
ISFJとESFPは、安心感と楽しさを兼ね備えた理想的な組み合わせです。
ISFJは思いやりがあり、友人を支えることを大切にし、一方ESFPは明るく社交的です。
この二人が一緒にいると、ISFJが安定感を提供し、ESFPが友情に活気をもたらすバランスの良い関係が築けます。
ESFPは時に突発的な行動をすることがありますが、ISFJの落ち着きがその勢いをうまく調整します。
逆にESFPの楽しさが、慎重になりがちなISFJの世界を広げてくれます。
【各MBTIの相性】相性が良い組み合わせランキング（仕事編）
MBTIの性格タイプは、仕事における人間関係やチームワークにも大きな影響を与えます。
仕事は一人で完結することは少なく、相性の良い相手と協力することで効率や成果が格段に高まります。
自分の強みと相手の強みを補い合える組み合わせは、チーム全体に良い影響を及ぼします。
ここでは特に仕事面で相性が良いとされるペアをランキング形式で紹介します。
1位：ENTJ（指揮官） × INTP（論理学者）
ENTJとINTPは、実行力と発想力を兼ね備えた理想的なコンビです。
ENTJはリーダーシップを発揮し、チームを目標達成に導く力を持っています。
一方でINTPは柔軟な発想で新しいアイデアを生み出し、論理的に物事を分析します。
この二人が組むと、INTPのアイデアをENTJが具体的な計画に落とし込み、実際に成果につなげられます。
ENTJは行動を優先しがちな面がありますが、INTPの冷静な思考が視野を広げます。
逆にINTPは考えすぎて動きが遅くなることがありますが、ENTJが背中を押すことで前進できます。
2位：INFJ（提唱者） × ENFP（運動家）
INFJとENFPは、理想と行動力を兼ね備えた相性の良い組み合わせです。
INFJは長期的なビジョンを描く力があり、人や社会にとって価値あるものを目指します。
ENFPはその理想を現実に近づけるための行動力や柔軟な発想を持ち、周囲を巻き込むエネルギーを発揮します。
INFJの描いた未来像をENFPが具現化していくことで、チーム全体が一体感を持ちながら進めます。
またENFPの明るさと柔軟さは、慎重になりがちなINFJの背中を押します。
逆にINFJの落ち着きは、ENFPが方向性を見失わないよう支える役割を果たします。
3位：ISTJ（管理者） × ENFP（運動家）
ISTJとENFPは、安定と創造性を両立できる組み合わせです。
ISTJは堅実で計画的に物事を進める力を持ち、責任感が強いタイプです。
一方、ENFPは新しい発想と柔軟さを持ち、変化や挑戦を恐れません。
ISTJがしっかりと基盤を固め、ENFPがそこに新しい風を吹き込むことで、安定しつつも革新性のある成果を出せます。
ENFPは自由な発想を大切にするため方向性が散らばることもありますが、ISTJが軌道修正して着実に進められるよう支えます。
逆にISTJは慎重になりすぎて挑戦を避けがちですが、ENFPの行動力がその枠を広げてくれます。
4位：ENTP（討論者） × INTJ（建築家）
ENTPとINTJは、自由な発想と戦略的な思考を組み合わせることで大きな成果を出せる相性です。
ENTPは次々と新しいアイデアを生み出し、状況を柔軟に変えていく力を持っています。
一方INTJは長期的な視点から戦略を立て、実現可能な形に整えることを得意とします。
この二人が組むと、ENTPの大胆な発想をINTJが実行可能な計画に変え、現実に落とし込むことができます。
INTJの冷静さはENTPの勢いを整え、ENTPのエネルギーはINTJの計画を前に進める推進力となります。
5位：ISFJ（擁護者） × ESTP（起業家）
ISFJとESTPは、地道な支えと大胆な行動力を兼ね備えた相性です。
ISFJは思いやりがあり、丁寧に人を支えることが得意で、ESTPは行動力があり、スピード感を持って物事を進めるタイプです。
この二人が組むことで、ISFJのきめ細やかなサポートとESTPの突破力が合わさり、実行段階で非常に強い力を発揮します。
ESTPは行動が先行しがちですが、ISFJが周囲との調整や細部の確認を行うことで、安心して突き進めます。
逆にISFJは新しい挑戦に慎重になることもありますが、ESTPがリスクを恐れず先頭に立つことで前に進む勇気を与えてくれます。
【各MBTIの相性】4つのグループごとの適職と不適職の特徴
MBTIは16タイプに分かれますが、その特徴は大きく4つのグループに整理することができます。
分析家、外交官、番人、探検家という分類で考えると、それぞれの強みや働き方の傾向が分かりやすくなります。
このグループごとの特徴を理解することで、自分がどのような環境で力を発揮できるのか、逆にどのような状況ではストレスを感じやすいのかを知ることができます。
分析家（紫色）グループ
分析家グループは論理的思考力と独創的な発想力を兼ね備えており、未来を見据えて新しい仕組みを生み出すことに適性があります。
戦略コンサルタントや研究開発、起業家のように変化をリードする職業で力を発揮します。
常に改善点を探し、効率化や革新を求めるため、既存の枠にとらわれない環境で能力を伸ばせます。
一方でルーティン作業ばかりが続く仕事や、提案しても上層部に受け入れられない環境ではモチベーションを失いやすいです。
自由度があり、試行錯誤や挑戦が歓迎される場に身を置くことが大切です。
外交官（緑色）グループ
外交官グループは強い共感力と理想を追求する姿勢が特徴です。
人の成長や社会に良い影響を与えることに価値を感じやすく、カウンセラー、人材開発、教育分野、非営利団体などで大きなやりがいを得られます。
また人との信頼関係を築く力があるため、チームや組織の中で周囲を支えながら成果を上げることができます。
ただし利益最優先で感情が無視される職場では疲弊しやすく、自分の価値観と大きくずれた目標を押しつけられると強いストレスを感じます。
共感や理念を大切にできるかどうかが、長く続けられるかの分かれ目になります。
番人（水色）グループ
番人グループは安定性と責任感を重視するタイプです。
コツコツと積み重ねる力に優れており、公務員、経理や事務、医療や福祉といった安定感のある仕事に適しています。
チーム全体の調和を保ちながら、地道な努力を続けて成果を出すことができるため、組織に欠かせない存在となります。
一方で方針が頻繁に変わる職場や、協調性よりも個人主義を重視する環境ではストレスを抱えやすいです。
安定を土台に力を発揮するため、長期的に落ち着いて働ける場を選ぶことが重要です。
探検家（黄色）グループ
探検家グループは柔軟性と行動力が際立ちます。
変化や実践を好み、デザイナー、接客、イベント企画、整備士や調理師といった技術職など、動きや工夫を伴う仕事で輝きます。
感覚的に状況をとらえてその場に応じて対応できるため、現場での問題解決にも強みを発揮します。
一方で動きが少なく裁量のないデスクワークや、成果が目に見えにくい環境ではやりがいを失いやすいです。
また細かいルールに縛られると、自分らしさを発揮できず不満を抱えることがあります。
挑戦や実践の場でこそ、本来の力を発揮できるグループです。
【各MBTIの相性】よくある質問
MBTIは性格の傾向を知る手がかりとして多くの人に活用されています。
相性診断という形で恋愛や友人関係、仕事などさまざまな場面に応用されることもあり、自分や相手を理解する材料として人気があります。
しかし診断結果をどこまで信用していいのか、相性が悪いと出たときにどう向き合えばいいのかなど、疑問を持つ人も少なくありません。
ここではよく寄せられる質問を取り上げ、考え方や実際の活用法について解説していきます。
MBTIの相性はどのくらい信用できる？
MBTIの相性診断は人気がありますが、100％正確に当たるものではありません。
あくまで性格の傾向を分かりやすく示したツールであり、すべての人の行動や考え方を完全に当てはめることはできません。
実際の人間関係は育った環境や価値観、経験によって大きく左右されるため、MBTIだけで相性を判断するのはリスクがあります。
MBTIの結果を絶対視するのではなく、コミュニケーションの一つの参考材料として柔軟に取り入れる姿勢が大切です。
相性が悪いときの対処法
診断で相性が良くないと出たとしても、それだけで関係がうまくいかないとは限りません。
むしろ大切なのは、相手の特徴を理解して歩み寄ろうとする姿勢です。
たとえば自分が感情表現を重視するタイプで、相手が論理を優先するタイプなら、お互いの強みを尊重しながら会話を進めることで関係は良くなります。
また違いを認め合うことで、自分にはない視点を学べるというメリットもあります。
相性が悪いと感じるときほど「相手はなぜその行動を取るのか」を考えてみることが重要です。
診断結果にとらわれすぎず、相手との関係を大切に育てていくことが最も良い対処法と言えます。
まとめ
MBTIは性格の傾向を知る上で有効ですが、絶対的な正解ではありません。
就活では結果を鵜呑みにせず、自分の経験や価値観と照らし合わせることが大切です。
診断をきっかけに自己理解を深め、相手の特徴も尊重しながら、自分に合った環境を見極めていきましょう。
_720x550.webp)
