
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
この記事を読んでいるあなたは、Amazon(アマゾン)への入社を強く希望し、面接対策に本格的に取り組もうとしている方ですね。
Amazonは世界的なeコマース企業であり、そのビジネスは多岐にわたります。
当然、新卒採用の選考も人気が高く、面接では何を聞かれるのか、どう準備すればよいか不安に思う方も多いでしょう。
この記事では、Amazonの面接で聞かれる質問から具体的な対策方法まで、必要な情報を網羅的に解説します。
選考突破に向けて、一緒にポイントを確認していきましょう。
Amazon面接の特徴
Amazonの面接の最大の特徴は、OLP(Our Leadership Principles)と呼ばれる16項目の行動指針に基づいて、候補者の評価が徹底して行われる点です。
面接官は、あなたがAmazonのカルチャーにフィットする人材かどうかを、過去の具体的な行動経験から判断しようとします。
単なる知識やスキル以上に、例えばCustomer Obsession(顧客へのこだわり)やOwnership(当事者意識)といった指針を、あなたがどう体現してきたかが重視されます。
面接は、あなたの行動や考え方がAmazonの求める人材像と合致するかを確認する場であると理解してください。
Amazonの面接で聞かれること
Amazonの面接で聞かれる質問は、そのほとんどが行動面接(Behavioral Interview)と呼ばれる形式です。
これは、過去の具体的な経験について深く掘り下げる質問方法です。
例えば、チームで困難な課題に取り組んだ経験や、意見が対立した時にどう行動したか、といった内容です。
これらの質問はすべて、Amazonが大切にする行動指針(OLP)のどの項目をあなたが持っているかを確認するために設計されています。
志望動機や自己PRを回答する際も、これらの指針に関連付けた具体的なエピソードを交えて話すことが求められます。
Amazonの面接での回答のポイント
Amazonの面接を突破するために最も重要な回答のポイントは、STAR(スター)メソッドと呼ばれるフレームワークを使用することです。
面接官は、あなたの過去の行動事実に基づき、入社後も同様に活躍できるかを判断します。
受かる人と落ちる人の違いは、このSTARメソッドを使いこなし、自分の経験を具体的かつ論理的に伝えられるかどうかにかかっています。
これから、受かる人の具体的なポイントと、避けるべき落ちる人の特徴について詳細を解説します。
受かる人のポイント
面接に受かる人は、STARメソッド(Situation: 状況、Task: 課題、Action: 行動、Result: 結果)に沿って、自分の経験を整理し、具体的に説明できます。
特に重要なのがA(Action: 行動)の部分です。
その状況で、なぜあなたがその行動を選んだのか、他にどんな選択肢があったのか、どう考えて動いたのかを詳細に語れる必要があります。
また、Amazonの行動指針を深く理解し、自分のエピソードがどの指針(例:Deliver Results - 結果を出す)に関連するかを意識して回答を準備している方も評価が高いです。
単なる成功体験だけでなく、失敗から何を学び、次にどう活かしたかを自分の言葉で伝えられる人は、成長できる人材として高く評価されます。
落ちる人のポイント
一方で、面接で落ちる人には共通点があります。
最も多いのは、回答が抽象的で、具体的なエピソードに欠けるケースです。
STARメソッドで言えば、S(状況)やR(結果)は話せても、肝心のA(行動)、つまり自分が主体的に何をしたのかが不明瞭なのです。
質問に対し、一般論や自分の意見(〜すべきだと思います、など)で答えてしまい、過去の具体的な行動事実を話せない人も評価されません。
また、Amazonの行動指針への理解が浅く、自分の経験と全く結びつけられない場合、企業研究が不足している、あるいはカルチャーフィットしないと判断される可能性が高いです。
Amazonの面接フロー
Amazonの新卒採用における選考プロセスは、応募する職種(ビジネス職、技術職など)によって詳細が異なる場合があります。
一般的には、オンラインでの応募と適性検査(オンラインアセスメント)から始まります。
これを通過すると、複数回の面接が設定されます。
面接は1対1の場合もあれば、複数の面接官が担当することもあります。
形式はオンラインで行われることがほとんどです。
選考プロセス全体を通じて、一貫してAmazonの行動指針に基づき、あなたがAmazonで活躍できる人材かどうかが評価されます。
一次面接
一次面接(あるいは初期段階の面接)は、リクルーターや現場の中堅社員が面接官となることが多いです。
ここでは、学生時代の経験(ガクチカ)や志望動機、自己PRといった基本的な内容について、行動面接の形式で深掘りされます。
あなたがSTARメソッドを使って基本的な回答ができるか、コミュニケーション能力、そしてAmazonのカルチャーへのフィット感が確認されます。
例えば、チームでの経験について、その時のあなたの具体的な行動と思考プロセスを問われるでしょう。
リラックスして、準備してきたエピソードを論理的に伝えることが必要です。
二次面接
二次面接以降は、よりシニアな社員や採用ポジションのマネージャーが面接官となることが一般的です。
一次面接よりも、さらに深く、多角的にAmazonの行動指針への適合度を掘り下げられます。
より複雑な状況設定(例:期限が迫る中での優先順位付け、データに基づいて判断した経験など)に関する質問が増えるでしょう。
あなたの思考プロセスや、プレッシャーの中でどう行動したかを詳細に確認されます。
面接官から「なぜその方法を選んだのか?」「他に選択肢はなかったか?」といった深掘りが続くため、一つひとつの回答に対して自分なりの明確な根拠を持っておくことが重要です。
最終面接
最終面接(Loop面接と呼ばれる複数回面接の一部であることも)は、シニアマネージャーや事業部長クラスの社員が担当することが多いです。
これまでの面接での評価内容も踏まえ、Amazon.com, Inc. というグローバル企業で長期的に活躍できる人材か、そして入社意欲が本当に高いかが最終的に見極められます。
特に「Think Big(広い視野で考える)」や「Invent and Simplify(創造と単純化)」など、より高い視座での行動指針に関連する質問が来る可能性もあります。
あなたのキャリアプランや、Amazonのビジネスで何を成し遂げたいかを具体的に伝え、逆質問の場でも意欲を見せることが大切です。
Amazonの面接対策方法
Amazonの面接対策として、まず何よりも先にやるべきことは、Amazonの「16のリーダーシップ原則(OLP)」を完璧に理解することです。
次に、自分の過去の経験(アルバイト、サークル、学業など)を棚卸しし、各原則に紐づく具体的なエピソードをSTARメソッドの形式で書き出す作業が必要です。
様々な質問を想定し、一つの経験が複数の原則を体現する例など、多くの回答コンテンツを作成しておきましょう。
Amazonの提供するサービスや最新のビジネス情報を確認し、自分がどう貢献できるかを具体的に考えることも重要です。
大学のキャリアセンターなど、無料の模擬面接サービスを利用して練習するのも良い方法です。
おわりに
Amazonの面接は、行動指針(OLP)とSTARメソッドという明確な評価基準があるため、対策の方向性が非常に分かりやすいのが特徴です。
準備すべき内容は多いですが、それはあなた自身の経験を深く掘り下げ、自分を理解する絶好の機会でもあります。
この記事で紹介した情報を参考に、あなた自身の強みが伝わる具体的なエピソードを準備し、自信を持って面接に臨んでください。
あなたのキャリアがAmazonで花開くことを心から応援しています。