HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
こんにちは。
新卒採用の支援を担当している者です。
この記事を読んでいるあなたは、NTTデータグループのコンサルティングファームとして高い人気を誇るクニエへの入社を強く希望し、面接対策に臨もうとしている就活生の方ですね。
人気企業であるクニエの選考、特に面接で何が聞かれるのか、どう準備すればよいか不安に思うことも多いでしょう。
この記事では、クニエの面接で聞かれる質問から具体的な対策方法まで、内定獲得に必要な情報を網羅的に解説します。
クニエ面接の特徴
クニエの面接は、日系のコンサルティングファームならではの、比較的穏やかな雰囲気の中で行われることが多いです。
しかしその中で、候補者がコンサルタントとしての論理的思考力を持っているか、そしてクニエのカルチャーに合う人材かを深く見極めようとする点に特徴があります。
クニEはクライアントに伴走し、実行支援まで行うことを強みとする会社です。
そのため、面接官はあなたの思考力と同時に、チームで誠実に仕事に取り組める人柄かどうかも重視しています。
クニエの面接で聞かれること
クニエの面接で聞かれる質問は、大きく分けて3種類あります。
1つ目は、志望動機や学生時代の経験といった、あなた自身に関する基本的な質問です。
なぜコンサル業界なのか、その中でもなぜ数ある企業の中からクニエを選んだのか、その理由を深く問われます。
2つ目は、ケース面接です。
特定のビジネス課題に対し、論理的に考え解決策を提案する力が試されます。
3つ目は逆質問です。
質問の内容から、あなたの入社意欲や会社への理解度が見られます。
クニエの面接での回答のポイント
クニエの面接を通過するためには、回答のポイントを押さえることが重要です。
面接官は、あなたの回答内容そのものだけでなく、その結論に至るまでの思考プロセスが論理的であるかを厳しく見ています。
選考を通過する人とそうでない人の違いは、事前準備の深さと、自分自身の考えを的確に説明できるかにかかっています。
ここでは、面接で高く評価されるポイントと、逆に評価を下げてしまう注意点について、具体的に解説していきます。
受かる人のポイント
面接に受かる人、つまり内定を掴む者には共通点があります。
第一に、志望動機が非常に明確です。
なぜ他の総合コンサルティングファームやIT企業ではなく、NTTデータグループであり日本発のコンサルであるクニエなのか。
その理由を、クニエが持つ事業の強みやプロジェクト実績と、自分自身の経験やキャリアプランを結びつけて具体的に説明できます。
ケース面接では、完璧な答えでなくても、面接官との対話を通じて、問題の本質を捉え、論理的に思考プロセスを説明できる人が評価されます。
過去の経験を語る際も、チームの中で自分がどう考え行動し、課題解決にどう貢献したかを主体的に話せる人は、入社後の活躍イメージが湧きやすくなります。
落ちる人のポイント
一方で、面接で見送られてしまう方にも特徴があります。
最も多いのは、志望動機が曖昧で、コンサルタントになりたい、戦略に関わりたいといった一般論に終始し、なぜクニエでなければならないのか、その熱意が伝わらないケースです。
企業研究が浅く、他社、特に他のコンサルファームとの違いを理解していないと感じられると厳しい評価になります。
ケース面接の場で、プレッシャーから黙り込んでしまったり、逆に自分の考えに固執して議論にならなかったりすると、コンサルタントとしての適性が低いと判断されがちです。
クニエの面接フロー
クニエの新卒採用における選考プロセスは、エントリーシートとWebテストから始まるのが一般的です。
これらを通過すると、複数回の面接が設定されます。
面接の回数は職種別や年度によっても異なりますが、通常は一次面接、二次面接、最終面接の3回程度が多いようです。
面接は個人面接の形式が中心で、どこかのステップでケース面接が実施されることが特徴です。
一次面接
一次面接は、若手から中堅クラスの社員、つまり現場のコンサルタントが面接官となることが多いです。
時間は30分から1時間程度で、主にエントリーシートに記載された内容に基づき、学生時代の経験や自己PR、志望動機といった基本的な質問が中心です。
あなたの人柄やコミュニケーション能力、論理的思考力の基礎が見られます。
この段階で、比較的短時間のケース面接、例えばフェルミ推定や特定のお題に対する施策立案などが課されることもあります。
コンサルタントとしての素養があるかどうかの第一関門です。
二次面接
二次面接は、マネージャークラスのシニアな社員が面接官を務めることが一般的で、ここが実質的な選考の山場となることが多いです。
一次面接よりも難易度の高い、本格的なケース面接が実施される可能性が非常に高いです。
与えられたビジネス課題に対し、現状の分析、問題点の特定、解決策の立案といった一連の思考プロセスを、面接官との議論を通じて説明することが求められます。
志望動機についても、なぜクニエなのか、入社後にどの領域でどんなキャリアを歩みたいかを、より深く、具体的に問われるでしょう。
最終面接
最終面接は、パートナーと呼ばれる役員クラスの社員が担当します。
時間は30分程度が目安です。
これまでの面接での評価も踏まえ、あなたの入社意欲の高さ、そしてクニエのカルチャーに本当にフィットする人材かどうかが最終確認されます。
質問内容としては、改めて志望動機やキャリアプラン、他社の選考状況などが中心です。
ケース面接が行われることは少なく、対話の中であなたの人柄やコンサルタントとしての覚悟、仕事への熱意が見られます。
最後まで自分の言葉でしっかり思いを伝えましょう。
クニエの面接対策方法
クニエの面接対策として最も重要なのは、自己分析、企業研究、そしてケース面接対策の3本柱です。
なぜコンサルタントなのか、なぜ数あるコンサルティングファームの中でクニエを選んだのか、その理由を徹底的に掘り下げてください。
クニエが手掛けるサービスや事業内容、他社との違いを、採用サイトや転職者向けの記事、関連する本なども参考に深く理解しておくことが必要です。
ケース面接は、事前準備が結果を大きく左右します。
大学のキャリア支援や、無料登録できる就活サービスなどを活用し、模擬面接で声に出して練習を重ねましょう。
おわりに
クニエの面接は、コンサルタントとしての素養を試される、挑戦しがいのある選考です。
準備すべき内容は多いですが、それ自体があなたの論理的思考力を鍛え、自己成長に繋がる貴重な機会でもあります。
この記事で紹介した情報を参考に、自信を持ってあなた自身の考えや熱意を伝えてください。
あなたの就職活動が実を結び、クニエからの内定を勝ち取ることを心から応援しています。
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