HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
こんにちは。
新卒採用の支援を担当している者です。
この記事を読んでいるあなたは、グローバルな機械メーカーとして有名なクボタへの入社を強く希望し、面接対策に臨む就活生の方ですね。
クボタは農業機械やインフラ分野で高い人気を誇る企業です。
それだけに、選考、特に面接で何が聞かれるか不安も多いでしょう。
この記事では、クボタの面接選考に関して必要な情報を網羅的に解説します。
内定獲得に向け一緒に準備を進めましょう。
クボタ面接の特徴
クボタの面接は、全体的に穏やかな雰囲気の中で、学生一人ひとりの人柄や考えをじっくりと見極めようとする点に特徴があります。
クボタは食料、水、環境の分野で社会課題の解決を目指す会社です。
そのため、面接官はあなたの経験が、クボタの事業や技術にどう結びつくか、誠実な人材かを見ています。
ESに沿ったオーソドックスな質問が多いのも特徴的な点です。
クボタの面接で聞かれること
クボタの面接で聞かれる質問は、志望動機、学生時代に力を入れたこと、自己PRといった基本的な内容が中心です。
しかし、深掘りの仕方が重要です。
なぜ他の機械メーカーではなくクボタなのか、クボタのどの事業や製品、技術に興味があるか、といった点は必ず聞かれます。
入社後に挑戦したい仕事や、グローバルな視点を持っているかも、あなたの経験を通じて確認されることが多いです。
クボタの面接での回答のポイント
クボタの面接で高い評価を得るためには、回答のポイントを押さえることが重要です。
クボタは誠実さを重視する企業文化です。
ESの内容や発言に一貫性を持ち、自分自身の言葉で誠実に伝える姿勢が求められます。
また、なぜクボタの事業に貢献したいのか、その熱意を具体的なエピソードで補強することが内定への鍵となります。
ここでは、受かる人と落ちる人の特徴を具体的に紹介します。
受かる人のポイント
面接に受かる人、つまり内定者には共通点があります。
第一に、志望動機が非常に明確です。
なぜ他の機械メーカーではなく、食料、水、環境という分野でグローバルに貢献するクボタを選んだのか、その理由を自分（私）の経験と強みに結びつけて説明できます。
学生時代の経験を話す中、困難な課題に対してどのように考え、チームの中で行動したか、そのプロセスを論理的に話せます。
クボタの製品や技術、イノベーションへの関心が高く、入社後にどう貢献したいかというビジョンが具体的です。
面接官の質問の意図を汲み取り、誠実に対話できる人も高く評価されます。
こうした者は準備をしっかり行っています。
落ちる人のポイント
一方で、面接で見送られてしまう方にも特徴があります。
最も多いのは、志望動機が曖昧で、なぜクボタなのか、その熱意が伝わらないケースです。
大手メーカーだから、安定していそう、といった理由だけでは不十分です。
クボタが手掛ける農業や水インフラといった事業内容への理解が浅く、エントリーシートに書いた内容をただ読み上げるだけでは評価されません。
質問の回答が一方的で、面接官との対話が成立しない場合や、過去の経験について深掘りされた時に具体的に答えられないと、準備不足と判断されてしまう可能性があります。
クボタの面接フロー
クボタの新卒（卒）採用の選考プロセスは、エントリーシート（ES）の提出とWebテストから始まるのが一般的です。
これらを通過すると、面接が複数回（通常は約2回から3回程度）設定されます。
技術系か事務系か、希望する職種によって面接の内容や回数が異なる場合があります。
インターンシップやイベント参加者向けの選考ルート（第1希望など）が用意されていることもあります。
就活生の方も、最新の採用情報を必ず確認しましょう。
クボタグループ全体での選考が行われる場合もあります。
一次面接
一次面接は、若手から中堅クラスの社員や人事担当者が面接官となる個人面接、または集団面接の場合が多いです。
時間は30分から1時間程度です。
ここでは、ES（エントリーシート）に記載された内容に基づき、学生時代の経験（ガクチカ）や自己PR、志望動機といった基本的な質問が中心です。
あなたの人柄やコミュニケーション能力、クボタという会社への基本的な理解度が見られます。
緊張しすぎず、質問に対してハキハキと、自分の言葉で誠実に回答することが重要です。
二次面接
二次面接は、現場の管理職クラスの社員が面接官を務めることが一般的で、ここが実質的な選考の山場となることが多いです。
一次面接よりも一歩踏み込んで、あなたの思考の深さやポテンシャルが評価されます。
特に志望動機について、なぜクボタなのか、入社後にどの分野で、どんな製品やシステムの開発に携わりたいかを、より具体的に問われます。
過去の経験についても、その時直面した課題や、それをどう乗り越えたかというプロセスを論理的に説明する力が求められます。
最終面接
最終面接は、役員や人事部門の責任者クラスが面接官となり、個人面接で行われます。
時間は30分程度が目安です。
これまでの面接での評価も踏まえ、あなたの入社意欲の高さ、クボタのカルチャーへのフィット感、そして将来性が最終確認されます。
質問内容としては、改めて志望動機やキャリアプラン、他社の選考状況などが中心です。
論理性も重要ですが、それ以上にクボタで働きたいという熱意や、誠実な人柄が伝わるかが内定への鍵となります。
最後まで自分らしさを忘れずに臨みましょう。
クボタの面接対策方法
クボタの面接対策として、まず必須なのは徹底した自己分析と企業研究です。
なぜメーカー業界なのか、なぜクボタなのか、その理由を自分の経験と結びつけて明確にしましょう。
クボタが現在手掛ける幅広い事業内容、特に農業機械以外の分野（水、環境システムなど）や海外展開について、採用サイトや関連する記事、対策本を参考に深く理解することが重要です。
事業所一覧なども見ておくと良いでしょう。
大学のキャリアセンターや、無料登録できる就活サービス（会員登録が必要なものも含む）なども利用し、模擬面接で練習を重ねましょう。
おわりに
クボタの面接は、あなたのこれまでの経験と、未来への熱意を伝える大切な場です。
この記事で紹介した情報を参考に、万全の準備を整えてください。
就職活動は大変なことも多いですが、自分自身を見つめ直す良い機会でもあります。
クボタの採用トップページやマイページへのログイン、利用規約の確認も忘れずに。
あなたの就職活動が実を結び、クボタからの内定を勝ち取ることを心から応援しています。
