
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就活生の皆さん、こんにちは。
面接対策、順調に進んでいますか。
面接でよく聞かれる質問の一つに、得意科目があります。
もし、あなたの得意科目が国語で、それを面接でどう伝えれば良いか悩んでいるなら、この記事がきっと役に立ちます。
国語は、アピールの仕方次第であなたの強みを面接官に強く印象づけられる科目です。
この記事では、なぜ面接で得意科目が聞かれるのか、国語と答える際の具体的なポイントや例文、注意点まで、就活生が知りたい情報を網羅的に解説していきます。
しっかり対策して、自信を持って面接に臨みましょう。
面接で得意科目が聞かれる理由
面接官が何気なく聞いているように感じる得意科目の質問ですが、実はしっかりとした意図が隠されています。
企業側は、この質問を通じてあなたの表面的な知識を知りたいわけではありません。
むしろ、あなたという人の内面や、会社に入社した後、どのように活躍してくれる可能性があるのかを知りたいのです。
この質問の意図を正確に理解することが、的確な回答を準備する第一歩になります。
面接官がこの質問から何を知ろうとしているのか、具体的な理由を掘り下げていきましょう。
強みが知りたい
面接官は、得意科目そのものよりも、あなたがその科目を通じてどのような強みを培ってきたのかを知りたいと考えています。
例えば、数学が得意な人なら論理的思考力、英語が得意な人ならコミュニケーション能力や異文化への適応力を想像するでしょう。
国語が得意だと答える場合、面接官はあなたがどのような力を持っているのか判断しようとします。
それは読解力かもしれませんし、表現力や他者への共感力かもしれません。
大切なのは、その科目の勉強や経験を通じて、自分がどんな力を身につけ、それが仕事でどう活かせるのかを説明することです。
あなたの回答から、入社後に活かせる具体的な強みを見つけようとしているのです。
個性や人柄が知りたい
得意科目は、その人が何に興味を持ち、どのような考え方をする傾向があるのか、個性や人柄を色濃く反映します。
例えば、なぜその科目が好きになったのか、どの分野に特に興味を持ったのか、どのように勉強してきたのか。
そういったエピソードには、あなたの価値観や物事に取り組む姿勢が表れます。
面接官は、履歴書やエントリーシートだけでは見えてこない、あなた自身の言葉で語られる人間的な魅力を知り、その人柄を理解しようとしています。
得意なことについて話す時のあなたの表情や熱意も、人柄を判断する重要な材料になります。
自分らしさが伝わるよう、素直な言葉で話すことが大切です。
企業との相性を知りたい
企業は、自社の社風や業務内容と、あなたの持つ強みや価値観がどれだけマッチしているか、つまり相性を見ています。
得意科目から見えるあなたの強みや興味の方向性が、企業の求める人物像と合致していれば、入社後の活躍が期待できると判断されます。
例えば、データ分析を重要視する企業であれば、数学や統計学が得意な人が評価される可能性もあります。
しかし、どの科目を選ぶかが重要なのではありません。
国語が得意なことが、その企業の仕事においてどのように貢献できるかを、相手に分かりやすく伝えることが何よりも大切です。
自分の強みと企業の求める人物像の接点を見つけ、アピールする方法を考えましょう。
面接で国語を得意科目と答える際のポイント
国語を得意科目としてアピールする際は、ただ本を読むのが好き、というだけでは面接官の心には響きません。
国語という科目を通して、あなたがどのような力を培ってきたのか、そしてその力が仕事にどう活かせるのかを具体的に伝える必要があります。
国語と一口に言っても、現代文、古文、漢文、あるいは作文や表現活動など、分野は多岐にわたります。
自分が国語のどの側面に強みを持ち、それがどういった能力につながっているのかを自分自身でしっかり理解し、論理的に説明できるように準備することが重要です。
文学や表現力を強調する
国語が得意な人の中には、文学作品の読解を通じて人の感情の機微を理解することが得意な人や、自分の考えを言葉で表現する力に長けている人が多いでしょう。
文学作品から登場人物の心情や背景を深く読み解く力は、仕事において相手の立場に立って物事を考える力や、顧客の隠れたニーズを察知する力として活かすことができます。
また、自分の考えを的確な言葉で分かりやすく伝える表現力は、プレゼンテーション、報告書の作成、メールでのやり取りなど、あらゆる業務で必要とされる基本的な強みです。
こうした力を、具体的なエピソードを交えてアピールする方法を考えましょう。
国語の学びがどのように役立つか説明する
国語の勉強は、単に知識を暗記することではありません。
例えば、現代文の評論では、筆者の主張や論理展開を正確に把握する読解力、つまり論理的思考力が鍛えられます。
古文や漢文では、現代とは異なる時代背景や文化を理解し、その上で文章の意味を読み解く力が必要です。
これらの力は、複雑な情報の中から問題の本質を見抜いたり、多様な価値観を持つ人々と協働したりする際に大いに役立ちます。
自分が大学の授業やゼミなどで、国語の学びを通じて実際にどのような経験をし、どのような力を身につけたのか、そしてそれがどう仕事に活かせるのかを具体的に説明することが大切です。
面接の得意科目で国語を答える際の回答例文
ここからは、実際に面接で国語を得意科目として答える際の回答例文を3パターン紹介します。
これらの例文はあくまで一例です。
丸暗記するのではなく、自分自身の経験や強み、志望する企業の業務内容に合わせて、あなたらしい言葉で作り直す際の参考にしてください。
回答の基本構成は、結論である得意科目は国語ですと先に述べ、次にその理由や具体的なエピソード、最後にその力を入社後どう活かしていくかを伝える流れが良い印象を与えます。
例文1:論理的読解力・要約力をアピールする場合
私の得意科目は国語です。
特に、現代文の評論を読むことが好きでした。
筆者が何を伝えたいのか、その論理構成を読み解き、短い言葉で要約する勉強に力を入れてきました。
大学のゼミでは、複雑な資料を読み解き、要点をまとめて発表する機会が多かったのですが、この国語で培った読解力と要約力のおかげで、教授や仲間からも分かりやすいと評価をもらうことができました。
この力は、入社後も、お客様の要望を的確に把握したり、会議の内容を整理したりする業務で活かしていけると存じます。
例文2:表現力・伝達力をアピールする場合
私の得意科目は国語です。
理由は、自分の考えや感じたことを言葉で表現するプロセスが好きだからです。
大学時代はサークル活動で広報を担当し、SNSやブログ記事の作成を任されていました。
どうすれば活動の魅力が多くの人に伝わるか、言葉を選び、文章の構成を工夫する経験を積みました。
その結果、新入部員の数が前年の2倍になり、言葉で人を動かすことの難しさと面白さを知る経験となりました。
御社の業務においても、この表現力を活かし、製品やサービスの魅力を正確かつ魅力的に相手に伝えていく仕事で貢献したいと考えております。
例文3:他者理解・共感力をアピールする場合
私が得意科目として挙げたいのは国語です。
特に文学作品を読むことを通じて、登場人物の心情や、その言動の背景にある文化・時代背景を深く理解することに興味を持って取り組んできました。
一見、理解しがたいと感じる人の行動にも、必ず何らかの理由があるという視点を持てるようになったと感じています。
この経験から培った、相手の立場に立って物事を考える力は、入社後、チームメンバーやお客様と良好な関係を築き、多様な意見を尊重しながら業務を進めていく上で活かせると考えております。
面接の得意科目で国語を答える際の注意点
国語を得意科目として答える際、いくつか注意すべきポイントがあります。
まず、単に本を読むのが好きという理由だけでは、面接官へのアピールとしては非常に弱いです。
それがどう仕事に活かせる強みなのかを必ずセットで説明する必要があります。
また、国語は数学などと比べて答えが一つに定まらない曖昧な科目だと思っている人も多いため、なぜ得意なのか、どのような力を得たのかを論理的に説明できないと、かえって印象が悪くなってしまう可能性もあります。
自分の考えをしっかり言語化する対策が重要です。
面接で国語を得意科目と答えることに関するよくある質問
最後に、得意科目で国語と答えることについて、就活生の皆さんからよく聞く質問と、それに対する答えを紹介します。
面接対策をしっかり進める上で不安に感じやすいポイントだと思いますので、ここで確認しておきましょう。
苦手な科目について聞かれた時の対策や、そもそも国語を選んでも良いのかという不安を解消していきます。
苦手な科目についても触れるべきか
得意科目について話した後、流れで苦手な科目について聞かれる可能性は十分にあります。
その際、隠さずに正直に答えることが大切です。
しかし、ただ苦手でした、で終わらせてはいけません。
重要なのは、なぜ苦手だと感じたのか、そしてその苦手な科目を克服するために、自分なりにどのような工夫や努力をしたのかをセットで伝えることです。
例えば、数学が苦手だったが、公式を丸暗記するのではなく、基礎的な問題に立ち返って理解しよう努めた経験などは、あなたの問題解決能力や誠実な姿勢のアピールにもつながります。
面接官は、苦手なことにどう向き合ったかを見ています。
得意科目に国語を選んで大丈夫か
得意科目に国語を選ぶことを不安に感じてしまう就活生も多いようですが、結論から言えば、全く問題ありません。
数学や英語と比べて、ビジネスに直結しにくいと思ってしまいがちですが、そんなことはありません。
この記事の中でも紹介してきたとおり、国語を通じて培われる論理的思考力、表現力、他者理解力といった力は、あらゆる仕事の基礎となる非常に重要な力です。
大切なのは、科目の名前ではなく、その学びを通じて自分が何を得たのか、そしてそれを入社後にどう活かしていくのかを、自信を持って面接官に説明できることです。
志望する企業の業務内容と結びつけて具体的に話せると、なお良いでしょう。
おわりに
この記事では、面接で得意科目として国語と答えるためのポイントや例文、注意点などを網羅的に解説してきました。
面接官が質問する意図を正しく理解し、国語の学びを通じて得た自分自身の経験と強みを、仕事にどう活かせるかという視点でしっかり結びつけて準備することが何よりも大切です。
国語は、あなたの論理的思考力や表現力、人間的な魅力を伝える強力な武器になります。
この記事を参考に、あなただけの説得力のある回答を準備し、自信を持って面接に臨んでください。
就活生の皆さんの成功を心から応援しています。