インターンシップでもwebテストがあるの?本選考との違いも徹底解説  

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はじめに

就活の本選考ではwebテストを実施する企業が多くありますが、インターンの選考でもwebテストを実施するのか気になる方も多いと思います。

もしwebテストが実施される場合、その難易度や本選考との違いがあるのかも気になるでしょう。

また、webテストにはいくつか種類があるため、それぞれの特徴についても理解しておくことが大切です。

そこで今回は、インターンシップでもwebテストがあるのか、また本選考との違いについて詳しく解説します。

【インターン選考ってwebテストあるの?】インターン選考でwebテストはあるの?

結論からお伝えすると、インターンの選考でもwebテストを設けている企業は一定数存在します。

しかし、すべての企業がインターン選考でwebテストを実施しているというものではありません。

また、仮にテストがある場合でも、難易度は本選考に比べて低くなっていることが多いため、あまり身構えずに取り組みましょう。

webテストを実施する企業の特徴を把握して、どんな種類のテストが実施されるのかがわかれば、事前に対策も可能です。

【インターン選考ってwebテストあるの?】インターン選考でwebテストを実施する企業の特徴

先ほどもお伝えしたとおり、インターンを実施している企業の中には選考の時点でwebテストを実施しているケースがあります。

そのような企業にはいくつかの特徴があるため、あなたが希望している企業に当てはまっている場合は、webテストがあるかもしれないと思っておいた方が良いでしょう。

インターンに参加したいという強い気持ちがある方は、事前にテスト対策を行うことをおすすめします。

ここからは、インターン選考でwebテストを実施している企業の特徴について解説していきます。

長期インターンで募集している企業

インターンシップの中には、1~3ヶ月以上にわたって実際の仕事に参加できる長期インターンがあります。

社会人と同じように業務を遂行することが求められるため、その企業を志望している方にとっては、1日完結型や1週間程度の短期間のインターンと比較すると人気が高い傾向にあります。

さらに、長期インターンはスキルの習得だけではなく、本選考の面接が免除されるなど本選考に有利に働くこともあり、これによって応募が殺到するケースも少なくありません。

参加中は給与も発生するため、企業側としては給与を支払うに値する学生に参加してほしいと思っています。

そのため、参加する学生を選抜するためにwebテストを実施する傾向があります。

有名企業や大企業

有名企業や大企業が開催するインターンも学生からの人気が高く、高倍率になることが予想されます。

そのため、参加する学生を絞るためにwebテストを実施する可能性が高いと言えます。

名の知られている企業でも、新卒採用の人数が5名程度の少人数になることもあり、志望している学生はその枠に入るためにさまざまな対策をしなければなりません。

その中のひとつがインターンシップで、たとえ1日完結型だったとしても、本選考の際にインターンに参加したことを伝えられれば、志望度が高いことをアピールできるでしょう。

また、インターン中に高い成績を残すことができれば社員に顔を覚えてもらいやすく、本選考の前に「一度面談がしたい」などの連絡が来るかもしれません。

【インターン選考ってwebテストあるの?】本選考でのwebテストとの違い

本選考でwebテストが実施されるのは一般的だという認識を持っている学生も多いでしょう。

そのため、インターンでwebテストがあるとわかったときに焦ったり不安になったりする方もいるかもしれません。

インターン選考で実施されるwebテストと本選考で実施されるwebテストは同じものではなく、明確な違いがあるため、その違いを事前に理解しておくことが大切です。

ここからは、本選考でのwebテストとの違いについて解説していきます。

周りのレベル

インターンと本選考のwebテストの大きな違いは周りのレベルにあるでしょう。

インターンの選考は本選考よりも早期に実施されることが多く、学生のレベルが本選考ほど高くありません。

そのような時期からwebテストの対策を本格的に進めている学生は多くはないため、周りのレベルに違いが出ることが特徴です。

そのため、選考を突破したいと考えている方は、早い時期から試験の対策をしておくと良いでしょう。

また、仮にインターンのwebテストに合格したとしても、実際の本選考では多くの学生がwebテストの対策に力を入れているため、本番まで気を抜かずに勉強し続けることも大切です。

多くのライバルがいるということを頭に入れ、無理のないペースで対策を進めていくようにしましょう。

ボーダーライン

周りのレベルが本選考ほど高くないと先ほどお伝えしましたが、これと同様に企業が設定しているwebテストの合格ラインも異なります。

早期に開催されるインターン選考のボーダーラインは、本選考のボーダーラインよりも低く設定されることが少なくありません。

あまりに厳しくしてしまうと、テストが厳しいという口コミが広まり、今後の採用に影響を与えてしまう可能性があるからです。

インターンに参加することで本選考に有利になることは少なからずあります。

しかし、あくまでも会社や仕事の内容を詳しく知ってもらうための活動のひとつとして捉えている企業も多く、参加する学生のレベルをざっくりと知るためにテストを設けているところも珍しくありません。

テストの形式と難易度

インターンの選考で使うwebテストと、本選考で使うwebテストを変えている企業も多いです。

webテストは種類が複数あり、出題形式や難易度が異なるため、それぞれについて対策する必要があります。

予習しないと解けないような特徴的な出題がされることも多いので、事前に確認しておくと安心でしょう。

テストの種類がわかった場合、そのテストの対策本を購入してはじめから問題を解いていくのが有効です。

費用の面や時間の面で難しいときは、例題や問題が載っているサイトが多数あるため、それらを活用して対策を進めていくことをおすすめします。

簡単に目を通しておくだけでも結果に違いが出るため、気になる方は一度取り組んでみると良いでしょう。

【インターン選考ってwebテストあるの?】インターン選考にwebテストを設けている理由

インターンの選考は本選考とは異なり、本格的な採用を目的としたものではないため、本来であれば実施しなくても良いものです。

しかし、インターンの選考にわざわざwebテストを設けている企業は、当然のことながら何らかの理由があってテストを実施しています。

このような理由を把握できれば、今後の選考を有利に運べるかもしれません。

ここからは、企業がインターンの選考にwebテストを設けている理由について解説していきます。

効率的に選考するため

webテストを設ける1つ目の理由は、学生を効率的に選考するためです。

特に有名企業や大企業のインターンの選考に関しては多くの学生から応募が集まるため、優秀な人材を効率的に選考することが重要となります。

たとえば、ペーパーテストが不得意であっても、それに代わるような魅力的な経験やマインドを持っているような学生は多数存在します。

しかし、やはり勉強ができることに越したことはないと捉える企業や、勉強ができる=ある程度優秀な学生であると考える企業が多いのが現状です。

また、webテストの結果という明確な選考基準を設けることで、不公平な選考とならないよう配慮している企業も少なくありません。

このように、効率良く選考を進めるために多くの企業はwebテストを実施していると考えられます。

書類選考を兼ねているため

webテストを設ける2つ目の理由は、書類選考を兼ねているためです。

有名企業や大企業のインターンに応募する学生は数多く存在するため、インターンの参加の有無を決めるwebテストを書類選考の一部として捉えている企業も多くあります。

webテストを書類選考の一部として実施することで、選考にかける手間や労力を軽減できるのです。

また、インターンを実施する時期は、中途採用や新卒採用の本選考の真っ只中であることも多く、人事担当者や書類選考をする方は多忙な傾向にあります。

すべての仕事に労力をかけたいものですが、それでは長時間の残業などが発生し、やがて心身を壊してしまう可能性があります。

やはり優先すべきなのは本採用のため、いかに手間をかけずに優秀な学生を選抜できるかが重要なのです。

【インターン選考ってwebテストあるの?】インターン選考のwebテストの難易度

結論からお伝えすると、インターン選考で実施されるwebテストの難易度はそこまで高くはありません

webテストが実施されるというだけで力が入ってしまうかもしれませんが、緊張せずリラックスして受験しましょう。

先ほどもお伝えしたとおり、インターンの選考は本選考よりも時期が早く、特に大手企業ではインターンをあくまで本選考とは関係ないものであると捉えていることが多いです。

大手企業や人気企業で導入されているSPIや玉手箱においては、出題される問題の多くは中学生でも解ける問題のレベルだと言われています。

もちろん個人差はありますが、なかには軽く復習する程度で突破する方も多いので、自分の学力に合わせて準備・対策を進めていくようにしましょう。

【インターン選考ってwebテストあるの?】インターン選考でよく使われるwebテスト

webテストにはいくつかの種類があり、企業によって導入しているテストの形式がそれぞれ異なります。

そのため、自分が志望している企業がどのwebテストを実施しているのか事前に調べておくことが大切です。

本格的な演習はせずとも、最低限どんな雰囲気のテストなのか把握しておきましょう。

どの種類のテストかわからない場合は、多くの企業で使用されている玉手箱やSPIを中心に対策しておくと安心です。

最後に、インターンの選考でよく使われているwebテストを4つご紹介します。

玉手箱

よく使われるwebテストのひとつが玉手箱です。

日本エス・エイチ・エル社が提供しているテストで、自宅のパソコンを使用して受験できるものになっています。

大手有名企業が採用している検査方法のため、大手企業を中心に受けようと考えている方は玉手箱を中心に対策することがおすすめです。

出題科目は言語・計数・英語の3つがあり、これらの科目の中でも形式が複数に分かれています。

また、同じ問題形式からは1種類の問題が出続けるという特徴を持っています。

自分がどの形式のテストを受けているのかは、右上に表示されている制限時間でおおむね判断が可能です。

なお、性格検査も同時に行われることが多いので、この点も意識しておくと良いでしょう。

SPI

玉手箱と同様によく使われるwebテストとして、SPIも挙げられます。

SPIはwebテストの中でも有名なテストであり、このテストなら聞いたことがあるという方も多いでしょう。

玉手箱同様に多くの企業で採用されているwebテストであり、主に自宅のパソコン、テストセンター、企業が設けた会場などで試験を受けることができます。

テストセンターや会場で受験する場合は、日中の時間に外出する必要があるため受験スケジュールを確保しておきましょう。

テストは性格検査、また言語と非言語からなる基礎能力検査の2部構成となっており、それぞれ30分、35分の制限時間が設けられています。

なお、途中でテストを中止することは原則できないため、自身の体調に注意してテストを受けるようにしてください。

TG-WEB

SPIや玉手箱と比較して採用している企業はさほど多くはありませんが、大手金融や外資系コンサルティング会社など特定の業界でよく導入されているwebテストがTG-WEBです。

人事コンサルティング会社である「ヒューマネジー」が提供しているテストであり、基本的に自宅での受検が可能となっていますが、テストセンターで受ける形式も用意されています。

暗号・展開図・推論など、玉手箱やSPIに慣れている方にとっては馴染みのない問題が多く出題される傾向にあり、難易度が高いことで知られています。

その難易度は、事前学習をしないと突破できないと言われているほどです。

そのため、TG-WEBがよく使われる業界を志望している方は事前に対策してから本番の試験に臨むようにしましょう。

CAB

主にSEやPGなど、IT企業で見られる職種の選考で採用されているのがCABです。

CABは玉手箱と同じく日本エス・エイチ・エル社が提供している総合適正テストであり、専門的な仕事を遂行するのに適切な処理能力があるかを見る試験です。

受験方法はwebで実施するweb-CABと、会場で実施する通常のCABの2種類があり、web-CABの方が難易度が高いと言われています。

テスト内容としては暗算・法則性・命令表・暗号の4科目で構成されており、主に論理的思考力が問われます。

玉手箱やSPIなどの一般的なwebテストとは異なり、パズルのような図形を使った問題が多数出題されるため、IT系の職種を志望している方は対策が必須です。

【インターン選考ってwebテストあるの?】早めの対策を心がけよう

ここまでインターンの選考で実施されるwebテストについて解説しました。

インターンの選考で実施されるwebテストのボーダーラインは本選考よりも低いと言われているものの、やはり早めに対策をすることをおすすめします。

インターン選考に通過するための近道となるだけでなく、周りより早いスタートを切れるため、差別化につながるでしょう。

就活本番になるとエントリーシートや面接の準備に追われ、webテストの勉強まで手が回らないかもしれません。

特にTG-WEBやCABを採用している業界を志望している方は、webテストで足切りになることもあるでしょう。

もしインターン選考でwebテストがある場合、無理のないペースでwebテスト対策を進めていき、自身が望む結果を手に入れるようにしてください。

まとめ

すべての企業がインターンの選考でwebテストを実施しているわけではありませんが、webテストを設けている企業は一定数存在します。

しかし、テストがあるとしても難易度はそこまで高くはないため、自分が志望している企業がどのwebテストを実施しているのか事前に調べておくことが大切です。

インターンの選考で使用される玉手箱、SPIは中学生レベルだと言われていますが、TG-WEBやCABを受ける予定がある方は一度試験範囲を確認し、苦手分野の勉強を進めていくようにしましょう。

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