
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
就職活動を進める中で、スポーツジムやフィットネス業界への就職を検討している新卒の皆さんは多いのではないでしょうか。
健康志向の高まりとともに成長を続けるこの業界は、人々の生活に密着し、やりがいを感じられる仕事がたくさんあります。
しかし、採用を勝ち取るためには、熱意だけでなく、なぜこの業界を選んだのか、その企業で何をしたいのかを明確に伝える志望動機が不可欠です。
この記事では、スポーツジム(フィットネス)業界の概要から動向、そして採用担当者の心に響く志望動機の作成方法までを徹底解説します。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】スポーツジム(フィットネス)の概要
スポーツジムやフィットネス業界は、単に体を動かす場所を提供するだけでなく、お客様の健康維持や体力向上、さらにはQOL(生活の質)の向上をサポートする重要な役割を担っています。
この業界で働くことは、直接的に人々の人生を豊かにすることに繋がります。
ここでは、まず業界の基本的な仕組みや業務内容を理解し、志望動機作成の土台を築きましょう。
具体的な仕事内容を知ることで、自分がその中でどのように貢献したいのかを明確にイメージできるようになります。
基本的な仕組み
スポーツジム・フィットネス業界の基本的な仕組みは、お客様から月会費や都度利用料といった料金をいただくことで、トレーニング施設やプログラム、専門的な指導サービスを提供するというビジネスモデルが主流です。
サービス形態は多岐にわたり、大手フィットネスクラブのように総合的な設備と多様なプログラムを提供する施設もあれば、特定のトレーニングに特化したパーソナルジムや、24時間営業で手軽に利用できる小型ジムなどもあります。
お客様のニーズに応じた多様な料金体系やサービスを展開することで、継続的な利用を促し、安定した収益を上げています。
特に、近年はサブスクリプションモデルの導入や、オンラインでの指導サービス提供など、デジタルトランスフォーメーションを活用した新しい仕組みも登場しており、常に変化し続けている点が特徴です。
主な役割と業務内容
スポーツジム・フィットネス業界の主な役割は、お客様の「なりたい姿」をサポートし、健康的な生活を送るための環境とサービスを提供することです。
具体的な業務内容は、大きく分けて「トレーナー・インストラクター業務」と「フロント・運営業務」があります。
トレーナーは、お客様一人ひとりの目標や体力レベルに合わせたトレーニング指導やカウンセリングを行い、安全かつ効果的な運動の実施をサポートします。
スタジオプログラムを担当するインストラクターもこの役割に含まれます。
一方、フロント・運営業務は、入会・退会手続き、施設管理、清掃、イベント企画、集客活動など、ジム運営全般に関わる多岐にわたる業務を担当します。
どの役割も、お客様とのコミュニケーションを通じて、ジムを快適に利用してもらい、目標達成を後押しするという点で非常に重要です。
業界内の多様な業態
スポーツジム・フィットネス業界は、総合フィットネスクラブの他にも、お客様の多様なニーズに対応するために様々な業態が存在します。
例えば、一対一で専門的な指導を行うパーソナルトレーニングジムは、より個別化されたサービスを求めるお客様に支持されています。
また、特定の時間帯やプログラムに特化することで低価格を実現したチョイストレーニングジムや、女性専用、高齢者向けなど、ターゲット層を絞り込んだ専門性の高い施設も増加傾向にあります。
さらに、医療機関と連携したメディカルフィットネスや、企業の健康経営をサポートする法人向けサービスも重要な事業領域となっています。
これらの多様な業態を理解することは、自身の興味や適性に合った企業を見つける上で非常に役立ち、志望動機を練る上でも具体的な企業選びの根拠となります。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】スポーツジム(フィットネス)の動向
スポーツジム・フィットネス業界は、人々の健康意識の高まりや高齢化社会の進展といった社会背景を受け、常に変化し続けている成長産業です。
特に、新型コロナウイルスの影響で一時は厳しい状況に置かれましたが、その後の「ウェルネス」や「自己投資」への関心の高まりが追い風となり、再び活発な動きを見せています。
このような動向を理解することは、志望企業がどのような戦略を持っているのかを把握し、入社後に自分がどのように貢献できるかを考える上で不可欠です。
ここでは、業界の主要な動向について具体的に見ていきましょう。
健康意識の高まりと利用者層の拡大
近年、生活習慣病の予防や美容・ダイエットへの関心だけでなく、精神的な健康を含む「ウェルネス」への意識が国民全体で高まっています。
この意識の変化は、スポーツジム・フィットネスの利用者層を大きく広げています。
かつては若年層や特定のスポーツ愛好者が中心でしたが、現在では健康維持を目的とする中高年層や、リフレッシュやストレス解消を目的とするビジネスパーソンなど、幅広い年代・目的の人々が施設を利用するようになりました。
企業側も、初心者向けのプログラムの充実や、リハビリテーションに特化したサービスなど、多様なニーズに応えるためのサービス開発に力を入れており、この動向は今後も続くことが予想されます。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進
スポーツジム・フィットネス業界では、DX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進んでいます。
これは、単にオンラインレッスンを提供するだけでなく、テクノロジーを活用して顧客体験を向上させる取り組み全般を指します。
具体的には、AIを活用した個別のトレーニングメニュー提案、ウェアラブルデバイスと連携した運動データの可視化、予約や決済をスムーズにするアプリの導入などが挙げられます。
また、非接触型のサービス提供や、自宅でのトレーニングをサポートするオンラインプラットフォームの強化も進んでいます。
テクノロジーを取り入れることで、よりパーソナライズされたサービスを提供できるようになり、お客様の利便性向上と、施設運営の効率化という両面で業界を大きく変革させています。
パーソナルトレーニング市場の成長
お客様一人ひとりの目標や体質に合わせたオーダーメイドの指導を行うパーソナルトレーニング市場が、特に顕著な成長を見せています。
集団でのトレーニングでは得られない、きめ細やかなサポートと高い効果が支持されており、健康やボディメイクに対する自己投資意欲の高い層からの需要が伸びています。
企業側も、専門性の高いトレーナーの育成に注力したり、特定の分野に特化したパーソナルジムを展開したりするなど、この市場の拡大に対応しています。
パーソナルトレーニングは、お客様との信頼関係構築が成功の鍵となるため、専門知識だけでなく、高いコミュニケーション能力が求められる分野として注目されています。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】志望動機を作成する前に
スポーツジム・フィットネス業界で働くという熱意は重要ですが、採用担当者に響く志望動機を作成するためには、その前にいくつかの準備が必要です。
漠然とした憧れや、「運動が好きだから」といった理由だけでは、他の応募者との差別化は図れません。
徹底した自己分析と企業研究を行うことで、なぜその業界、そしてその企業でなければならないのかという明確な根拠を見つけることができます。
この準備が、志望動機の説得力と深みを格段に高めます。
業界・企業研究の徹底
志望動機を作成する上で最も重要なのが、業界全体と、特に志望する企業についての徹底的な研究です。
業界の動向、競合他社との違い、企業が掲げる理念やビジョン、主力サービス、そして直近のニュースなどを詳しく調べましょう。
企業のウェブサイトだけでなく、IR情報や業界ニュースなども活用し、その企業が業界内でどのような立ち位置にあり、どのような戦略で成長を目指しているのかを深く理解する必要があります。
例えば、「24時間営業の利便性を追求している」「特定世代へのサービスに力を入れている」など、企業ごとの具体的な特徴を把握することで、「なぜこの企業を選んだのか」という理由に説得力を持たせることができます。
自己分析の深化
「なぜスポーツジムで働きたいのか」という問いに対し、表面的な理由ではなく、自身の価値観や経験に基づいた深い答えを見つけるために自己分析を徹底しましょう。
過去の経験の中から、運動や健康に関するエピソード、人をサポートした経験、困難を乗り越えた経験などを振り返り、自身の強みや仕事への価値観を言語化します。
例えば、「学生時代に部活動で怪我をした経験から、リハビリや予防の重要性を実感した」といった具体的なエピソードは、説得力を増します。
自己分析を通じて得られた「自分の持ち味」と「企業の求める人物像」との接点を見つけることが、唯一無二の志望動機を生み出す鍵となります。
求める人物像の理解
志望する企業が公開している採用情報や社員インタビューなどを通じて、企業がどのような人物を求めているのかを明確に理解しましょう。
フィットネス業界全体で共通して求められる「健康への関心」や「コミュニケーション能力」だけでなく、その企業特有の社風や価値観を把握することが重要です。
例えば、お客様一人ひとりと深く関わることを重視する企業であれば「傾聴力」や「ホスピタリティ」、新しい挑戦を推奨する企業であれば「主体性」や「柔軟性」が求められるかもしれません。
企業が求める人物像に、自分の強みがどうマッチするかを具体的に示すことで、採用担当者に「入社後に活躍できるイメージ」を強く抱かせることができます。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】志望動機の考え方
スポーツジム・フィットネス業界の志望動機を考える際は、「好き」という感情論だけで終わらせず、論理的かつ具体的な貢献意欲を示すことが重要です。
採用担当者は、あなたの熱意はもちろんのこと、入社後にどのような価値を発揮してくれるのかという将来性を見ています。
ここでは、他の応募者と差をつけ、あなたの個性と専門性を際立たせる志望動機の考え方を3つのステップで解説します。
この考え方に沿って構成を組み立てることで、説得力のある志望動機を作成できます。
「なぜその業界か」を明確にする
まず、数ある業界の中で「なぜスポーツジム・フィットネス業界を選んだのか」という理由を明確にしましょう。
単に「運動が好きだから」という理由では不十分です。
例えば、「自身が運動を通じて健康の大切さを実感した経験から、人々の健康寿命を延ばすという社会貢献性の高い仕事に携わりたい」といった、より深い動機や社会的な意義にまで踏み込む必要があります。
この「なぜ」の部分が明確になることで、志望動機全体に説得力が生まれます。
業界特有の魅力、例えば「お客様の成長を間近で見られる」「人々の人生をサポートできる」といった点に、自分の価値観がどう結びついているかを言語化しましょう。
「なぜその企業か」に焦点を当てる
次に、同業他社が多数存在する中で、「なぜ、その企業でなければならないのか」という具体的な理由に焦点を当てます。
この部分こそ、徹底した企業研究の成果を発揮するポイントです。
企業の理念、提供している独自のサービス、特に力を入れている分野、競合他社との差別化ポイントなどを引き合いに出し、自身の目標や価値観との一致を具体的に示します。
例えば、「御社の『地域密着型で全ての世代に健康を提供する』という経営方針は、私が目指す『誰もが気軽に運動できる社会の実現』と完全に一致しており、特に力を入れているシニア向けプログラムに魅力を感じました」といったように、具体的なサービスや方針に触れることが重要です。
「入社後どのように貢献できるか」を示す
志望動機の締めくくりとして、入社後にあなたがその企業でどのように貢献したいのか、具体的なビジョンを示しましょう。
これは、単なる「頑張ります」という意気込みではなく、あなたの強みやスキルが企業の事業内容や求める人物像と結びつき、どのような成果をもたらすかを具体的に示す必要があります。
例えば、「学生時代に培ったイベント企画力を活かし、地域住民を巻き込んだ集客イベントを定期的に実施することで、新規顧客の獲得に貢献したい」といったように、あなたの専門性やポテンシャルをアピールしましょう。
採用担当者は、あなたの「入社後の活躍イメージ」を強く持つことができ、採用メリットを感じられます。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】志望動機の構成
採用担当者が志望動機をスムーズに理解し、あなたの熱意と論理性を適切に評価できるように、志望動機は明確な構成に沿って伝えることが重要です。
結論から先に述べ、その根拠となる理由とエピソードを具体的に展開し、最後に将来の展望を語るという構成は、相手に伝わりやすく、説得力を持たせるための基本的な型です。
ここでは、志望動機を構成する上で不可欠な3つの要素について、それぞれの役割と書き方のポイントを解説します。
結論
志望動機の冒頭では、まず最も伝えたい結論を一言で明確に述べましょう。
ここでいう結論とは、「御社を強く志望します」という意思表示と、あなたがその企業で成し遂げたいこと、または提供したい価値の核となる部分です。
例えば、「お客様のQOL向上に貢献するという御社の理念に強く共感し、トレーナーとして地域で最も信頼されるジム作りを目指したいと考え、志望いたしました」といったように、簡潔かつ力強くまとめます。
結論を先に述べることで、採用担当者はあなたの主張の全体像を瞬時に把握でき、その後の理由を聞く姿勢が整います。
簡潔で力強い一文を意識して作成しましょう。
理由・エピソード
結論の次に、なぜあなたがそのように考えるのかという理由と、それを裏付ける具体的なエピソードを展開します。
ここでは、あなたがスポーツジム・フィットネス業界を志望するに至った原体験や、その企業で働きたいと強く思ったきっかけを具体的に語ります。
単なる出来事の羅列ではなく、その経験から何を学び、それが現在の志望動機にどう繋がっているのかという「気づき」や「成長」のプロセスを丁寧に記述することが重要です。
例えば、「自身のダイエット成功体験から、運動が人に与えるポジティブな影響を実感し、次は自分がその喜びを広めたいと思った」といった、感情移入しやすいエピソードを盛り込み、あなたの人間性や仕事への真剣さを伝えましょう。
将来の展望
志望動機の最後は、入社後にあなたがその企業でどのような目標を持ち、どのように成長していきたいのかという将来の展望で締めくくります。
これは、単に「スキルアップしたい」という個人的な願望で終わらせず、その企業や業界の発展にどのように貢献していきたいのかという視点で語ることが大切です。
企業の事業展開やビジョンと結びつけ、「将来的には、御社の新店舗立ち上げに貢献し、マネジメント職として事業拡大の一翼を担いたい」といった、具体的かつ長期的な目標を示すと効果的です。
あなたのキャリアプランが企業にとってプラスになると採用担当者に感じさせることが、採用への大きな後押しとなります。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】志望動機のポイント
スポーツジム・フィットネス業界の志望動機は、あなたの熱意と論理性をバランスよく示すことが鍵となります。
特に、この業界特有の要素を盛り込むことで、他の業界への志望動機との差別化を図ることができます。
採用担当者は、単なる運動好きではなく、プロフェッショナルとしての自覚と、お客様への貢献意欲を見ています。
ここでは、志望動機をより魅力的で説得力のあるものにするための重要なポイントを解説します。
「好き」を「貢献意欲」に昇華させる
スポーツジム・フィットネス業界を志望する人の中には、「運動が好き」「体を動かすのが好き」という動機を持つ人が多くいます。
しかし、採用担当者に響くためには、この「好き」という感情を、「お客様の健康や目標達成に貢献したい」という強い意欲に昇華させて伝える必要があります。
例えば、「運動が好きだから、その楽しさを伝えるだけでなく、お客様の一人ひとりの人生に寄り添い、健康という価値を提供したい」といった表現にすることで、仕事へのプロ意識を示すことができます。
単なる趣味ではなく、仕事としてどのように価値を生み出したいのかという視点を明確にしましょう。
具体的なエピソードで裏付けをする
志望動機に説得力を持たせるためには、抽象的な主張ではなく、具体的なエピソードによる裏付けが不可欠です。
あなたが運動や健康に関心を持ったきっかけ、ジムを利用した際の感動体験、人をサポートした経験など、あなたの志望動機を形成した原体験を盛り込みましょう。
その際、「どのような状況で」「あなたが何を考え、どう行動し」「どのような結果や学びを得たのか」を具体的に記述することで、あなたの人間性や行動力が採用担当者に伝わりやすくなります。
「〇〇という経験から、御社で働くことに強い意味を見出しました」といった構成で、論理的な繋がりを持たせましょう。
企業理念への共感を具体的に示す
志望企業が掲げる理念やビジョン、特に力を入れているサービスへの共感を具体的に示すことは、「なぜこの会社なのか」という問いへの強力な答えとなります。
企業のウェブサイトや採用情報から、理念や特徴的なサービスを見つけ出し、あなたの経験や価値観がそれとどう結びつくのかを明確に説明しましょう。
例えば、「御社の『地域で一番親切なジム』という理念は、私がアルバイトで培ったきめ細やかなホスピタリティを発揮できる環境だと感じています」といった表現は、企業への理解度と入社意欲の高さを示します。
理念への共感は、入社後の定着率やモチベーションの高さを示す指標にもなり得ます。
入社後のキャリアプランを語る
入社後にあなたがどのように成長し、企業に貢献していくのかという具体的なキャリアプランを語ることは、あなたの意欲と長期的な視点を示す上で重要です。
「まずはトレーナーとしての基礎を固め、将来的には店長として顧客満足度と売上の両面で地域一番を目指したい」といったように、目標とするポジションや、達成したい具体的な成果を盛り込みましょう。
これは、あなたが入社後の活躍イメージをしっかりと持っていることの証となり、企業側も採用後の育成計画を立てやすくなります。
企業の成長戦略とあなたのキャリアプランが一致していることをアピールできれば、さらに説得力が増します。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】志望動機の例文
採用担当者の心に響く志望動機を作成するには、論理的な構成と熱意の伝わる表現が必要です。
ここでは、スポーツジム・フィットネス業界を目指す様々なタイプの新卒就活生を想定した志望動機の例文を5つご紹介します。
これらの例文を参考に、あなたの個性や具体的なエピソードを盛り込みながら、あなた自身のオリジナルの志望動機を作成してください。
重要なのは、型を真似るだけでなく、なぜそう考えたのかというあなたの内面を反映させることです。
例文1:トレーナー志望(自身の経験を活かす)
私が御社を志望する理由は、お客様一人ひとりの「変わりたい」という思いに寄り添い、自身が運動を通じて得た前向きな変化の喜びを広めたいからです。
高校時代に怪我でリハビリを経験した際、トレーナーの方の献身的なサポートのおかげで、ただ回復するだけでなく、以前よりも強くなれました。
この経験から、運動指導は単なるトレーニングではなく、人々の自信と人生の可能性を広げる行為だと確信しました。
特に、御社の少人数制パーソナルトレーニングは、お客様と深く向き合える環境であり、私の強みである傾聴力を活かし、お客様の潜在的なニーズを引き出しながら、最適なプログラムを提供することで、御社の顧客満足度向上に貢献したいと考えております。
例文2:フロント・運営志望(ホスピタリティを活かす)
私は、お客様がジムで過ごす時間を、「心身ともにリフレッシュできる特別な時間」にすることに貢献したいという思いから、御社の運営・フロント職を志望いたしました。
大学時代の接客アルバイトを通じて、お客様の期待を超えるサービスが、継続利用と信頼構築に繋がることを学びました。
御社の「地域に根ざした温かい雰囲気づくり」という理念に強く共感しており、私の強みである細やかな気配りと、お客様の顔と名前を覚えるホスピタリティを活かしたいと考えております。
入社後は、フロント対応を通じてお客様の声を丁寧に収集し、それを施設の改善やイベント企画に反映させることで、リピート率向上と地域コミュニティの中心となるジム運営に貢献したいと考えております。
例文3:DX推進に興味がある志望動機
私が御社を志望する理由は、フィットネスとテクノロジーを融合させた新たな顧客体験の創造に携わりたいからです。
大学で情報科学を専攻する中で、データの活用が人々の行動変容を促す可能性に魅力を感じてきました。
御社が近年力を入れているAIを活用したトレーニングログ管理システムは、まさに私が目指す「科学的根拠に基づいた効率的な健康サポート」を体現していると感じています。
入社後は、ITスキルとフィットネスへの関心を掛け合わせ、システムの効果的な運用と改善提案を行うことで、お客様一人ひとりに最適なサービスを提供するデジタルトランスフォーメーションを加速させたいと考えております。
例文4:地域貢献に重きを置いた志望動機
私は、運動を通じて地域社会の健康寿命の延伸に貢献したいという強い思いから、地域密着型の店舗展開をされている御社を志望いたしました。
地元のスポーツクラブでボランティア活動をしていた際、高齢者の方々が運動を通じて活き活きとしていく姿を見て、地域におけるフィットネス施設の重要性を痛感しました。
御社の「全ての世代に開かれた健康拠点」というビジョンは、私の目指す社会の実現と完全に一致しています。
入社後は、持ち前の企画力を活かし、地域の祭りや健康講座と連携したジムの認知度向上と集客イベントを積極的に展開することで、地域で最も愛され、信頼されるジムの実現に貢献したいと考えております。
例文5:新しいことに挑戦したい志望動機
私が御社を志望する理由は、常に新しいトレーニングメソッドやサービスに挑戦し続ける御社の姿勢に、私の持つ「主体性と成長意欲」が最も活かせると感じたからです。
既存の概念にとらわれず、最新の研究に基づいたプログラムを積極的に導入されている点に、この業界の未来を感じました。
私自身、学生時代には未経験の分野に飛び込み、試行錯誤を繰り返しながらサークルを立ち上げた経験があり、変化を恐れず挑戦し続けることにやりがいを感じます。
入社後は、その挑戦意欲と学習能力を活かし、新しいプログラムの導入時におけるスタッフへの技術共有やマニュアル作成などに積極的に取り組み、御社の成長を加速させる一員となりたいと考えております。
【スポーツジム(フィットネス)の志望動機】よくある質問
スポーツジム・フィットネス業界への就職を考えている新卒の皆さんからは、志望動機を作成する段階で様々な疑問が寄せられます。
特に、「運動経験が必須なのか」「『運動が好き』という理由だけでは不十分か」といった質問は頻繁に聞かれます。
採用担当者は、あなたの熱意だけでなく、仕事への適性やプロ意識を見ています。
ここでは、就活生が抱きやすい疑問を解消し、より自信を持って選考に臨めるよう、よくある質問とその回答をまとめました。
運動経験は採用に必須ですか
必ずしも必須ではありませんが、健康や運動に対する関心と知識は求められます。
プロのアスリートレベルの運動能力は求められませんが、お客様の健康をサポートする立場として、運動習慣や基本的な解剖学、トレーニングに関する知識を持っていることは大きなアドバンテージになります。
例えば、運動経験がなくても、スポーツ栄養学を学んだり、資格取得に向けて努力したりするなど、入社に向けた努力の姿勢を示すことが重要です。
「運動が好き」という気持ちだけでなく、「なぜその知識を仕事に活かしたいのか」という理由を明確に伝えられれば、運動経験の有無は選考の決定的な要素にはなりません。
「運動が好き」という志望動機は避けるべきですか
「運動が好き」という理由は、この業界を目指す上での一つのきっかけとしては問題ありませんが、志望動機の「核」としては避けるべきです。
採用担当者が知りたいのは、あなたの「好き」という感情が、「お客様の課題解決や企業の成長」にどう繋がるかというプロフェッショナルとしての視点です。
例えば、「運動が好きだから」ではなく、「運動を通じて得られる身体的・精神的なメリットを、より多くの人に広めたい」といった、貢献意欲や社会的な視点を含めて表現することが重要です。
この「好き」を、仕事に対する情熱やモチベーションの源泉として、具体的な貢献意欲と結びつけて語りましょう。
他社との差別化が難しい場合はどうすればよいですか
他社との差別化が難しいと感じる場合は、より具体的な企業研究と自己分析の接点を探しましょう。
業界全体で提供されているサービスは似ていても、企業の「理念」「社風」「店舗の雰囲気」「ターゲット層」「地域への貢献度」など、必ず独自のカラーがあります。
例えば、「他社が最新機器に注力する中、御社はトレーナーによるきめ細やかなカウンセリングに重きを置いている点に共感した」といったように、目に見えにくい企業の価値観や哲学に焦点を当てることが有効です。
そして、その企業の独自のカラーとあなたの経験や強みがどうリンクするかを具体的に説明すれば、説得力のある差別化が図れます。
おわりに
この記事では、スポーツジム・フィットネス業界を目指す新卒就活生の皆さんに向けて、業界の概要から採用担当者に響く志望動機の作成方法までを解説しました。
この業界は、人々の健康意識の高まりとともに、今後も成長と変化が期待されるやりがいのある分野です。
志望動機を作成する上で最も大切なのは、「なぜその企業でなければならないのか」という理由を、あなたの具体的な経験と将来の貢献意欲と結びつけて論理的に語ることです。
今回解説した構成やポイントを参考に、あなたの熱意と個性が最大限に伝わる志望動機を作成してください。
徹底した準備と自信を持って選考に臨めば、きっと納得のいく結果が得られるはずです。