
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
28卒として富士通を受けるなら、本選考や早期選考がいつ始まり、締切がいつなのかを先に押さえておきたいのではないでしょうか。
富士通の新卒採用サイトを2026年10月5日に確認したところ、28卒の募集はまだ始まっておらず、2027年2月頃に情報を更新する予定だと書かれていました。
富士通の新卒採用は職種ごとの求人に応募するジョブ型で、締切は1回ではなく、毎月の応募期間(ターム)ごとに設けられています。
この記事では、公式サイトに残る27卒・26卒の日程をもとに、28卒の本選考と早期選考の時期の目安、職種別の選考フロー、Webテスト、インターン優遇の有無を整理します。
- 本選考・早期選考の時期と締切の目安
- 職種別の求人に応募する選考フロー
- Webテストの受け方と倍率の考え方
- インターン優遇の有無と28卒インターンの日程
- 募集職種と富士通Japanほか出向先との違い
目次[目次を全て表示する]
富士通28卒の本選考・早期選考はいつ?
富士通の28卒の本選考の日程は、2026年10月5日の時点で公式サイトに載っていません。
応募コース・選考フローのページには、「2027年卒採用の応募受付は終了しました。2028年卒採用については2027年2月頃に情報更新予定です。」と書かれています。
時期の手がかりになるのが、同じページに残る27卒の日程で、求人の公開と第1タームの応募受付は2026年3月2日に始まりました。
政府が要請している28卒の就職・採用活動の日程でも、広報の開始は大学3年生の3月1日以降です。
28卒は2027年2月の情報更新を見て、3月上旬の第1タームから応募できるように準備しておくのが安全です。
27卒の応募期間は1タームあたり7日〜17日と短いため、公開を待ってから書類を作り始めると間に合わないおそれがあります。
| 知りたいこと | 公式の記載(2026年10月5日確認) | 28卒の動き方 |
|---|---|---|
| 本選考はいつ | 28卒は2027年2月頃に情報更新予定。27卒は2026年3月2日に求人公開・応募開始 | 2027年2月までにプレエントリーと書類の下書きを済ませる |
| 締切はいつ | 27卒は第1〜第7タームで締切が7回(3月8日〜8月30日) | 第1タームの締切(27卒は3月8日)を目標にする |
| 早期選考はいつ | 早期選考という枠の記載なし | 最も早い第1タームが実質の最初の選考と考える |
| 面接・内々定はいつ | 27卒の第1タームは一次面接4月、最終面接5月下旬、結果は面接の1か月後が目途 | 4〜5月の面接予定日に他社の予定を入れすぎない |
| 学校推薦 | 27卒は学校推薦と自由応募を一元化し、自由応募のみ | 28卒の扱いは2027年2月の更新で確かめる |
本選考のエントリー開始と締切はいつ?
富士通の本選考は、職種ごとに出される求人を選び、毎月の応募期間ごとに応募する仕組みです。
27卒では、2026年3月2日に求人が公開され、応募期間は第1タームから第7タームまで7回に分かれていました。
| 27卒のターム | 応募受付期間 | 適性検査の受検締切 |
|---|---|---|
| 第1ターム | 2026年3月2日〜8日 | 3月17日 |
| 第2ターム | 4月1日〜7日 | 4月16日 |
| 第3ターム | 4月27日〜5月13日 | 5月22日 |
| 第4ターム | 5月29日〜6月5日 | 6月16日 |
| 第5ターム | 7月1日〜10日 | 7月21日 |
| 第6ターム | 8月3日〜17日 | 8月26日 |
| 第7ターム | 8月21日〜30日 | 9月8日 |
出典:富士通新卒採用サイト 応募コース・選考フロー(2026年10月5日確認)。
26卒でも、2025年3月時点の同じページによると、テーマの公開が2025年3月4日以降、第一回の応募締切が3月21日で、2年続けて3月に最初の締切がありました。
締切が7回あっても安心はできず、公式サイトは充足した求人から募集を終了すると書いています。
希望する職場の求人が後のタームまで残っている保証はないため、第1タームか第2タームでの応募を目標にするのが確実です。
応募にあたってのFAQでは、応募締切の延長はできないと回答しています。
応募情報と適性検査の両方を締切までに終えた人だけが選考の対象になるので、応募したら受検案内のメールをすぐに確認する習慣をつけておきましょう。
ほかの大手企業の早期選考・本選考の締切は、次の記事で毎日更新しています。
早期選考はいつ?どんな人が案内される?
富士通の新卒採用サイトには、早期選考という枠も、早期選考に案内される人の条件も書かれていません。
公式に示されているのは、全員が同じ求人検索から応募し、タームごとに選考が進む流れだけです。
そのため、富士通で最も早く選考を受ける方法は、3月上旬に始まる第1タームに応募することだと考えておきましょう。
27卒の第1タームでは、3月8日に応募を締め切り、一次面接が4月6日〜17日、最終面接が5月26日〜31日に設定されていました。
政府が要請する日程では採用選考の開始は大学4年生の6月1日以降ですが、富士通の27卒は第1タームの面接が4月から設定されていた点を知っておくと、準備の時期を見誤りません。
インターンの参加者を早期選考に案内するという記載も、公式サイトにはありません。
2025年3月7日の採用方針のプレスリリースでは、他社のインターン経験や起業などの実ビジネス経験、研究活動による専門性も加味して採用すると説明しています。
特別な案内を待つより、自分の経験を職種の人材要件に結び付けて第1タームに備えるほうが、結果につながりやすい動き方です。
面接から内定までの時期
富士通の本選考の面接は、一次面接、二次面接、最終面接の3回で、公式サイトにタームごとの面接予定日程が載っています。
27卒の第1タームを例にすると、一次面接が4月6日〜17日、二次面接が5月11日〜14日、最終面接が5月26日〜31日でした。
最終面接の結果は、合否に関わらず面接日程の1か月後を目途に連絡すると書かれているので、第1タームなら6月下旬ごろに結果が分かる計算です。
最終面接に合格した人には入社の意思確認があり、配属を約束できる人数が限られているため、結果の通知から短い期間で意思を確かめると公式に書かれています。
期限までに内々定を受け入れると、希望した部署と職種への配属が約束されます。
面接の予約は先着順で、予約期間中に予約をしなかった場合は選考を辞退したものとして扱われます。
予約できる日程以外の個別の調整も原則できないため、応募したタームの面接予定日程は、応募の時点で手帳に押さえておくことが大切です。
なお、27卒の応募マニュアルによると、面接はTeamsで行われ、最終面接は開始時間の10分後を目安に入室が許可されます。
政府の日程では正式な内定日は大学4年生の10月1日以降なので、内々定を受けたあとの正式な内定はその時期になると考えておきましょう。
富士通の選考フロー(職種別のJOBマッチングコース)
富士通の本選考は、職種と配属先の職場を選んで応募するJOBマッチングコースで行われます。
27卒の応募コース・選考フローでは、コースが2つに分かれていました。
研究職以外を希望する人向けの「JOBマッチングコース(研究所以外)」と、研究職向けの「JOBマッチングコース(研究所コース)」です。
- プレエントリー(マイページの登録)
- 求人検索で応募する求人を選ぶ
- 応募(履歴書・成績証明書の提出と質問項目への回答)
- 適性検査(応募締切後にメールで案内)
- 書類審査
- 一次面接(人事面接)
- 二次面接(職場の面接官との面接)
- 最終面接
- 入社意思確認・内定
研究職以外のコースは、内定の時点で配属先の職場と職種を約束するのが特徴です。
二次面接では各職場の面接官が、応募者がその求人に合うかを確かめると説明されていて、研究成果などの資料を画面に映して説明することもできます(任意)。
研究所コースは修士課程修了見込みか博士号取得予定の人が対象で、研究概要資料の提出、マッチング面接、人事面接の順に進みます。
どの求人に応募するかで面接する職場が決まるため、応募の前に求人の業務内容と人材要件を読み込んでおくことが欠かせません。
職種ごとの応募の仕組みと併願のルール
27卒では、求人は2026年3月2日に公開され、その後は毎月の月初に、そのタームで募集する求人が更新されました。
応募マニュアルによると、求人は募集会社、職種、分野、キーテクノロジー、勤務地の5つの項目で絞り込めます。
応募では、富士通指定の履歴書と、カバーレターの欄に成績証明書をアップロードし、志望理由などの質問項目に答えます。
質問項目は求人によって異なり、応募後は自分でも内容を確認できなくなる項目があるため、回答は手元にメモを残しておくよう公式に案内されています。
併願については、よくある質問で、複数の求人に応募できるものの、各タームの選考日程が共通なので1タームで1つの求人への応募を勧めると回答しています。
複数の求人で合格しても内々定を受けられるのは1つだけで、同じ求人には同じ年度に一度しか応募できません。
不合格になっても別の求人には同じ年度のうちに応募できるので、第1タームで本命の求人に応募し、後のタームで別の求人に挑むという組み立ても可能です。
求人一覧には富士通Japanなど採用出向会社の求人も並ぶので、応募する求人の募集会社の欄は必ず確かめておきましょう。
富士通のWebテスト(適性検査)の種類と倍率・難易度
富士通の本選考では、応募の締切後に適性検査(Webテスト)の受検案内がメールで届きます。
応募マニュアルでは、適性検査の受検完了をもって応募の手続きが完了すると書かれています。
27卒の第1タームでは、応募締切の3月8日から受検締切の3月17日まで9日間でした。
適性検査の種類や出題形式は公式サイトに書かれていないため、検査の名前で対策を絞り込むことはできません。
言語・計数・性格のどれが出ても対応できるよう、大学3年生の2月までに一般的な適性検査の問題集を1冊通して解いておくと、応募期間に慌てずに済みます。
注意したいのは、適性検査は同じ年度に一度しか受検できない点です。
富士通株式会社(採用出向会社を含む)と富士通グループ合同採用では、それぞれ1回ずつの受検です。
同じ年度に2つ目の求人へ応募しても受け直しはできないため、最初の1回で力を出し切る必要があります。
受検期限に間に合わなかった場合はそのタームの応募を辞退したものとして扱われ、一度辞退した求人には後のタームでも応募できません。
倍率については、富士通は2025年3月の採用方針で、新卒採用でも計画数を定めずに通年で採用すると発表していて、採用人数の公表もないため、公式の数字から倍率は計算できません。
倍率の数字を探すより、応募する求人の人材要件と自分の経験の結び付きを書類で示すことに時間を使うほうが、選考の結果を左右します。
富士通の早期選考にインターン優遇はある?
富士通の新卒採用サイトとインターンの募集ページには、インターン参加者を早期選考に案内する、選考の一部を免除するといった優遇の記載はありません。
2026年10月5日の時点で、インターンに参加したかどうかで本選考の扱いが変わるという公式の記載は見当たりません。
一方で富士通は、2025年3月の採用方針で、ソリューションエンジニアやセールスなど幅広い職種で、入社前に現場に入り込む有償インターンを増やすと説明しています。
その狙いは、ビジネスやデジタルツールの基礎スキルを身につけてもらい、会社と学生の双方が入社後の働く姿をイメージできる機会をつくることだとされています。
優遇の有無にかかわらず、有償インターンは希望する職場の仕事を確かめ、本選考の求人選びに生かせる機会になります。
同じ方針で、他社のインターン経験も採用で加味すると書かれているので、富士通のインターンに参加できなかった人も不利だと考える必要はありません。
28卒のインターンの日程と選考
富士通の28卒向けインターンは、社員と一緒に実際の業務に取り組む職場受入型の有償インターンで、富士通グループとして募集しています。
| 項目 | 職場受入型・冬季有償インターンシップ |
|---|---|
| 対象 | 2028年卒が中心(2029年卒以降、既卒も可) |
| 期間 | 1か月コース 2026年12月1日〜25日/2か月コース 12月1日〜2027年1月29日 |
| 応募締切 | 2026年8月18日23:59(終了) |
| 選考 | 応募→適性検査(8月27日締切)→書類審査→受入職場との面談(10月1日〜4日) |
| 給与 | 時給1,800円(富士通株式会社の場合。交通費・宿泊費は別途) |
出典:富士通グループ 有償インターンシップ、職場受入型・冬季有償インターンシップ(2026年10月5日確認)。
応募は最大3つの求人まで併願できますが、参加できるのは1つの求人だけです。
応募の条件には、9月〜12月に参加する夏季の有償インターンに参加予定がないことが挙げられていて、夏と冬の2回の募集があったことが分かります。
冬季の募集は8月18日に締め切られているため、次の募集があるかどうかは、採用サイトのイベント・インターンのページで確かめましょう。
インターンの適性検査も同じ年度に一度だけで、夏に受検した人は夏の結果で書類審査が行われると書かれています。
インターンの応募で適性検査を受けた人は、本選考でも同じ年度の受検ルールが当てはまるか、2027年2月の情報更新で確かめておくと安心です。
今から富士通グループの仕事を知る場としては、28卒向けのFUJITSU GROUP CAREER PARKがあります。
2026年10月29日にオンラインで開かれ、申し込みは10月2日から受け付けています。
富士通の有償インターンの倍率や選考の流れは、次の記事で詳しくまとめています。
富士通の事業と職種(ソリューションエンジニア・セールスほか)
富士通は、イノベーションによって社会に信頼をもたらし、世界をより持続可能にしていくことをパーパスに掲げるIT企業です。
27卒の募集要項では、富士通は国内に拠点を構えるグローバル企業や金融機関、官公庁(中央省庁)、社会インフラを支える企業を担当していると説明しています。
募集職種は、ソリューションエンジニア、セールス、マーケティング、コンサルタント、デザイナー、データサイエンティスト、施工管理、研究開発、コーポレートで、募集学科は全学部全学科です。
研究開発はソフトウェア開発・ハードウェア開発・研究に、コーポレートは法務・知的財産、財務・経理、サプライチェーンマネジメント、総務・人事に分かれています。
ここで混同しやすいのが、富士通Japanは富士通とは別の会社だという点です。
富士通Japanは自治体、医療・教育機関、流通産業などの分野を担当していて、富士通株式会社の募集要項の中で採用出向会社として募集されています。
富士通Japanの求人で内定した場合は、富士通株式会社に入社したうえで富士通Japanへ出向する形になり、1FINITYとトランストロンも同じ扱いです。
一方、富士通グループ合同採用の参画会社に応募して内定した場合は、その会社に入社します。
担当したい顧客の分野と、どの会社の求人なのかを先に決めてから応募すると、求人選びで迷いません。
初任給は担う職責に応じて決まります。
2026年4月時点(予定)では、早期から自律的な業務遂行が求められる職務が月額315,000円、一定期間の育成が必要な職務が月額294,000円です(いずれも諸手当を除く)。
富士通が求める人物像
富士通は採用サイトのMessageページで、求める人材を次のように書いています。
「富士通のパーパスに共感し、自らのパーパスと重ね合わせて未来を描き、「挑戦」していく方。そして、周囲と「信頼」を構築し、「共感」を引き出し合いながら進められる方です。」
挑戦・信頼・共感は、富士通が大切にする価値観としても挙げられています。
ここで求められているのは、会社のパーパスを覚えることではなく、自分自身のパーパスを言葉にし、富士通のパーパスと重ねて説明できることです。
たとえば、研究やゼミで新しいやり方に取り組んだ経験は挑戦に、立場の違う人と役割を分けて成果を出した経験は信頼と共感に当てはめて整理できます。
採用方針のプレスリリースでは、若手社員に入社後の早い段階から専門性や付加価値の高い仕事を担ってもらうと説明しています。
ジョブ型の選考では求人ごとに人材要件が示されるので、人物像と求人の人材要件の両方に、自分の経験を1つずつ結び付けておくと、書類と面接で話がぶれません。
社員が自分のパーパスを語るMy purposeのページも、自分の言葉を整理する手がかりになります。
富士通の本選考・早期選考に関するよくある質問
富士通の本選考と早期選考について、検索で多い疑問に答えます。
回答はいずれも、2026年10月5日に確認した富士通の新卒採用サイトと応募資料の記載にもとづきます。
インターンに参加していなくても本選考は受けられる?
本選考の締切を過ぎたら次の募集はある?
学校推薦で応募できる?
不合格になったら、もう一度応募できる?
富士通の本選考・早期選考のまとめ
富士通の28卒の本選考の日程は、2026年10月5日の時点で公式サイトに載っておらず、2027年2月頃に情報が更新される予定です。
27卒は2026年3月2日、26卒は2025年3月4日以降に求人が公開されたことから、28卒も2027年3月上旬の第1タームに応募できるよう準備しておくのが安全です。
選考は職種ごとの求人に応募するJOBマッチングコースで、適性検査、書類審査、3回の面接を経て、内定時に配属先の職場と職種が約束されます。
早期選考の枠やインターンの優遇は公式に書かれていないため、第1タームが実質の最初の選考だと考えて動きましょう。
まずはプレエントリーを済ませ、2月の情報更新までに履歴書・成績証明書・適性検査の準備を終えておきましょう。
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