都庁SPI方式の申し込み方法は?期限と受検までの流れを編集部が解説

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

都庁(東京都庁)のⅠ類B採用試験「新方式」は、第1次試験がSPI3(テストセンター方式)で受けられる人気ルートです。ただし、どれだけSPI対策を積んでも、申し込みを逃せばその年の挑戦権はゼロになります。

編集部が令和8年度(2026年度)の実施内容を確認すると、新方式(春実施)の申込受付は2月16日から3月2日までのわずか2週間で、受付はインターネットのみでした。締切時刻も午後3時と、日付だけ覚えていると足をすくわれる設定です。

さらに新方式は、申し込んで終わりではありません。申込後にテストセンターの受検予約という第2の手続きがあり、ここでつまずく受験者が毎年出るとされます。

この記事では、都庁SPI方式(新方式)の申し込み方法、期限、申込から受検までの流れ、やりがちなミスまでを、時系列に沿って編集部が解説します。

この記事を読んでわかること

・都庁新方式の申込方法と申込期間(令和8年度実績)
・申込からSPI受検・合格発表までの時系列の流れ
・テストセンター予約など申込後に必要な手続き
・申し込みでやりがちなミスと回避策

この記事をおすすめしたい人

・都庁Ⅰ類B新方式を受けると決めて手続きを確認したい人
・申込期限や受検日程から逆算して準備計画を立てたい人
・民間就活と並行して申込管理をする必要がある人

目次目次を全て表示する

結論:申込はインターネットのみ、春は例年2月中旬〜3月上旬

まず手続きの骨格から押さえます。都庁の採用試験の申し込みはインターネット受付で、新方式(春実施)は令和8年度の場合2月16日午前10時から3月2日午後3時まででした。この期間を逃すと受験できません。基本情報をこのセクションで整理します。

令和8年度の申込期間と締切時刻

令和8年度のⅠ類B新方式の申込受付は「2月16日午前10時〜3月2日午後3時」のインターネット受付でした。受付期間は約2週間と短く、締切は日付だけでなく「午後3時」という時刻まで設定されているのが特徴です。

深夜0時締切のイメージで最終日の夜に手続きしようとすると、その時点でアウトです。締切時刻の確認は申込準備の最重要ポイントといえます。

なお、申込期間は一般方式(令和8年度は2月16日〜3月10日)と新方式で異なっていました。同じⅠ類Bでも方式によって締切が違うため、併願情報を集める際に混同しないよう注意してください。

申込は東京都職員採用サイトから

申し込みは、東京都職員採用の公式サイトに案内される申込ページから行います。氏名・住所などの基本情報に加え、試験区分の選択などを入力して送信する流れです。

受験案内(試験案内)のPDFに申込手順・必要事項が明記されるため、入力前に必ず原文を通読してください。この記事を含む解説記事はあくまで補助であり、手続きの正は常に公式の受験案内です。

申込完了画面と受付番号は必ず控える

インターネット申込では、送信後に表示される完了画面や受付番号が「申し込めた」ことの証拠になります。スクリーンショットを保存し、完了メールとあわせて就活用フォルダにまとめておきましょう。

万一「申し込んだつもりが完了していなかった」というトラブルが起きたとき、控えの有無で対応のしやすさが変わります。送信ボタンを押して終わりではなく、完了の証拠を残して終わりと覚えてください。

あわせて、申込時に入力した内容の控えも残しておくと、2次試験前に「自分が何を登録したか」を確認する際に役立ちます。

年度により日程は変わる:必ず最新発表を確認

試験日程は例年、前年の冬から年明けにかけて発表されます。令和8年度の日程はあくまで実績値であり、翌年度も同じとは限りません。

受験を考え始めたら、東京都職員採用サイトをブックマークし、日程発表のニュースを定期的にチェックする習慣をつけましょう。就活サイトの二次情報より公式発表が常に先です。

特に新方式は制度の見直しが続いている試験です。試験内容や実施方法が変わる可能性もゼロではないため、「去年の先輩の経験談」を当てにしすぎず、常にその年度の一次情報で上書きする姿勢が安全です。

申し込みの前に確認・準備しておくこと

申込画面に向かう前に、確認しておくべきことが3つあります。受験資格、方式と区分の選択、そして申込に使う環境の準備です。ここを事前に固めておけば、2週間の受付期間に慌てることはありません。

受験資格(年齢要件)を試験案内で確認する

Ⅰ類Bの受験資格は年齢要件が中心で、学歴の要件はありません。令和8年度の新方式(春)は22〜29歳(採用年4月1日時点)が対象でした。秋の第2回が実施される年度では、春より1歳下の年齢から受験できる設定の実績もあります。

年齢要件は年度・実施回で異なるため、自分の生年月日が対象範囲に入るかを試験案内の原文で確認してください。ここを誤ると申込自体が無効になります。

なお、Ⅰ類Bは「大卒程度」という区分名ですが、これは試験問題のレベルを示すものです。学歴そのものは要件ではないため、年齢さえ合えば幅広い経歴の人が受験できます。

方式と試験区分を決め切る

同一年度のⅠ類Bでは、一般方式と新方式のどちらか一方を選んで申し込む形とされています。また新方式の中でも行政・ICT・土木・建築・機械・電気といった試験区分の選択が必要です。

申込後の方式・区分変更は原則できない前提で考えるべきです。「どの土俵で戦うか」は申込ボタンを押す前に決め切っておきましょう。

区分選びでは採用予定者数も判断材料になります。令和8年度の新方式では行政が190人と最大で、ICTや技術系は数人〜数十人規模でした。自分の専攻との相性とあわせて、試験案内の最新の募集数を確認して決めてください。

申込環境とメールの受信設定

インターネット申込では、連絡用のメールアドレスが手続きの生命線になります。申込完了通知や受検案内など、重要な連絡がメールで届くためです。

迷惑メールフィルタで公式からの通知が弾かれる事故は毎年の定番トラブルとされます。申込前に受信設定を確認し、就活用に毎日見るアドレスを登録することを徹底してください。

申込から受検までの流れを時系列で整理

新方式の手続きは「申し込んだら試験日に会場へ行く」という従来型の試験とは流れが違います。申込→受検予約→受検→合格発表という4段階を、令和8年度の実績日程に沿って時系列で確認しましょう。全体像が頭に入ると、逆算の計画が立てやすくなります。

ステップ1:インターネット申込(2月16日〜3月2日)

まず申込期間内に公式サイトから出願します。入力内容に不備があると受付されない場合があるため、時間に余裕のある期間前半での申込が安全です。

申込が完了すると、以降の手続き(SPIの受検方法など)に関する案内が届きます。案内の見落としが次のステップの遅れに直結するので、メールと申込ページの両方をこまめに確認しましょう。

入力時は、氏名の漢字や生年月日といった本人確認に関わる項目の誤りに特に注意してください。送信前に入力内容を最初から読み直す一手間が、後のトラブルを防ぎます。

ステップ2:テストセンターの受検予約

新方式のSPI3はテストセンター方式です。案内に従って、受検期間内(令和8年度は3月11日〜3月24日)の希望日時と会場を自分で予約します。全国の会場から選べるため、地方在住でも受検しやすい仕組みです。

注意すべきは直前になるほど希望会場・希望時間帯の枠が埋まりやすいことです。予約は案内が来たら即動くのが鉄則です。性格検査を事前に済ませる形式が一般的な点も、案内に沿って対応してください。

会場選びでは、自宅や大学からのアクセスに加えて当日の交通遅延リスクも考慮しましょう。初めて行く会場なら、地図で建物の入口まで確認しておくと当日の余裕がまったく違います。

ステップ3:SPI受検→合格発表(4月14日→5月29日)

予約した日時にテストセンターで基礎能力検査を受検します。本人確認書類など当日の持ち物は予約時の案内に従ってください。

当日は開始時刻より余裕を持って会場に着くのが原則です。受付で本人確認を済ませ、指定された席のパソコンで受検する流れが一般的で、電卓や参考書の持ち込みはできません。仕上げは前日までに終えておきましょう。

令和8年度は、1次合格発表が4月14日、2次試験(プレゼンテーション・個別面接・グループワーク)が5月8日〜20日、最終合格発表が5月29日という日程でした。申込から3カ月半で結果が出るスピード感です。

年間スケジュール表:春の試験と秋の第2回

都庁の新方式には、春の実施に加えて秋の「第2回」が設けられた年度があります。年間を通じたチャンスの全体像をカレンダーとして持っておくと、申込時期を逃さず、対策の山場も設計できます。編集部が実績ベースの年間スケジュールを表にまとめました。

実績ベースの年間カレンダー

春は令和8年度、秋は令和7年度の実績をもとにした目安です。年度により変動するため、実際の日程は必ず公式発表で確認してください。

時期 春実施(令和8年度実績) 秋の第2回(令和7年度実績)
申込受付 2月16日〜3月2日 8月上旬〜中旬
SPI受検期間 3月11日〜3月24日 9月上旬〜下旬
1次合格発表 4月14日 10月上旬
2次試験 5月8日〜5月20日 11月上旬〜中旬
最終合格発表 5月29日 11月下旬

春と秋で申込時期が半年ずれているため、「春を逃したら翌年まで待ち」とは限らないのが新方式の特徴です。

対策の山場をどこに置くか

春受験なら、SPI対策の仕上げは1月〜2月、2次対策は3月〜4月が山場です。秋の第2回なら夏休みがSPI仕上げの期間になります。

民間就活の山場との重なりも意識しましょう。春の受検期間は民間本選考のES・Webテストラッシュと重なりやすく、秋の第2回はサマーインターン後の早期選考と重なります。都庁のSPIを単発のイベントではなく、就活全体のテスト対策計画の中に位置づけるのが併願層の賢い設計です。

いずれの場合も、申込開始時点でSPI対策が5割程度進んでいる状態が理想です。「申込してから勉強を始める」計画では、約1カ月後の受検期間に間に合わせるのが苦しくなります。

第2回の実施有無は夏の発表で確認

秋の第2回は毎年度の実施が保証されているものではなく、実施区分や年齢要件も年度で変わります。例年夏頃に案内が出るため、春に間に合わなかった人は6月〜7月から公式サイトの発表を追いかけておきましょう。

特に大学3年生は、第2回の年齢設定次第で「3年の秋に受験できる」可能性があるため、確認の価値が大きいといえます。

申し込みでやりがちなミスと回避策

手続き自体は難しくありませんが、それでも毎年つまずく人が出るのが申込です。編集部が整理した典型的なミスを先回りで知っておけば、ほぼすべて防げます。自分の計画と照らして確認してください。

ミス1:締切時刻(午後3時)の誤認

最多の想定ミスが、締切を「最終日の24時まで」と思い込むパターンです。令和8年度の受付は最終日の午後3時まででした。授業やバイトの後に手続きするつもりだと、その日はもう終わっています。

回避策はシンプルで、最終日を当てにせず受付開始から1週間以内に申込を済ませることです。早く申し込んで失うものは何もありません。

ネット申込は「いつでもできる」からこそ、後回しにする言い訳が無限に生まれます。受付開始日をカレンダーに登録し、申込を最優先タスクとして処理してしまいましょう。

ミス2:申込後の受検予約を放置する

新方式特有のミスが、申込完了で安心してテストセンター予約を後回しにするケースです。予約が遅れると希望の日時・会場が埋まり、対策の仕上がりと関係ない不利を背負います。

「申込」と「受検予約」は別の手続きだと認識し、案内が届いたら24時間以内に予約まで完了させる、と自分ルールを決めておきましょう。

ミス3:方式・区分の選択ミスと情報の古さ

一般方式と新方式を取り違えて申し込む、前年の日程情報で計画を立てていて締切を逃す、といったミスも想定されます。方式は併願できないとされるため、選択ミスのダメージは1年分です。

出願時は必ずその年度の受験案内の原文を確認し、SNSやまとめ記事の日付の古い情報を根拠にしないことを徹底してください。

ミス4:受験資格の読み違い

年齢要件の基準日(採用年4月1日時点など)を読み違えて、対象外なのに申し込んでしまう、あるいは対象なのに諦めてしまうケースも考えられます。既卒や留年経験がある人は、自分の生年月日と基準日を丁寧に突き合わせましょう。

また、春の試験と秋の第2回で年齢要件が異なる実績があるため、「春は対象外でも秋なら受けられる」という場合もあり得ます。1つの実施回の要件だけを見て可能性を閉じないことも大切です。

判断に迷う場合は、試験案内の記載をもとに、案内に示された問い合わせ窓口へ確認するのが確実です。

受験案内の原文確認は省略しない

この記事で紹介した日程・手続きは令和8年度(春)および令和7年度(秋)の実績に基づくものです。申込方法・期間・締切時刻・年齢要件・必要書類は年度ごとに変わる可能性があります。出願の際は、必ず東京都職員採用の公式サイトで最新の受験案内を確認し、原文の指示に従ってください。

民間就活と並行するための申込・受検管理術

都庁新方式の受験者には民間併願層が多く、春の申込・受検期間は民間の本選考ラッシュとも重なります。手続きの抜け漏れを防ぎながら両立するための管理術を、編集部の視点で提案します。

「締切カレンダー」を一元化する

都庁の申込締切・受検予約・受検日・合格発表日と、民間各社のES締切・Webテスト期限を、1つのカレンダーに集約しましょう。都庁だけ手帳、民間はアプリ、と分けると抜けが生まれます。

登録の際は締切当日ではなく「締切2日前」にアラートを設定するのがコツです。当日通知は事故のもとです。

加えて週に1回、カレンダー全体を見渡す棚卸しの時間を決めておくと、新しく発表された日程の追加漏れも防げます。都庁の発表も民間の選考案内も随時動くため、一度作って終わりではなく更新し続けることが大切です。

SPI受検日は民間の選考と離して設定する

テストセンターの受検日を自分で選べるのは新方式の利点です。民間の面接やテストが密集する週を避け、直前に仕上げの時間を確保できる日程を選びましょう。

受検期間の前半に予約しておけば、万一体調を崩した場合のリカバリー余地も残せます。「選べる」という利点を戦略的に使ってください。

民間のテストセンター経験を都庁の前に積む

スケジュール設計の仕上げとして、可能なら都庁のSPI受検より前に、民間企業の選考でテストセンターを1回以上経験しておくことをおすすめします。会場の流れや時間感覚を体で知っているだけで、本番の消耗が大きく減ります。

申込管理とは「手続きを守ること」であると同時に、「経験を積む順番を設計すること」でもある、というのが編集部の考えです。

逆に、都庁の受検が就活全体で最初のテストセンターになりそうな場合は、模擬テストで時間制限つきの通し演習を最低1回行い、本番の時間の圧を疑似体験しておきましょう。ぶっつけ本番だけは避けるべきです。

申し込みに関するよくある質問

最後に、都庁新方式の申し込みについて受験希望者から寄せられがちな疑問をQ&A形式で整理します。手続きの細かい不安をここで解消し、迷いなく出願準備に入れる状態をつくりましょう。いずれも一般的な傾向に基づく回答なので、最終判断は必ずその年度の受験案内で行ってください。

受験料はかかりますか?

地方自治体の職員採用試験は、民間の資格試験と異なり受験料がかからないのが一般的です。都庁の受験に際して高額な費用は想定しなくてよいでしょう。

ただし、テストセンターまでの交通費や対策教材の費用は自己負担です。金銭面のハードルが低いぶん、「とりあえず申し込む」受験者も集まりやすく、それが倍率にも表れていると編集部は見ています。

申込後に試験区分や方式を変更できますか?

申込内容の変更は原則できない前提で考えるべきです。方式や区分の選択は、申込前に決め切っておくのが基本です。

入力ミスなどやむを得ない事情がある場合は、放置せず速やかに試験案内に記載された問い合わせ窓口に相談してください。自己判断で二重に申し込むような対応はトラブルのもとです。

SPIの受検日は後から変更できますか?

テストセンターの予約は、システム上、期限内であれば変更できる仕組みが用意されているのが一般的です。ただし変更可能な期限や条件は案内によって決まっているため、予約時に確認しておきましょう。

変更に頼る前提ではなく、講義や民間選考と重ならない日程を最初から選ぶのが第一です。受検期間の前半に予約しておけば、万一の際の振り替え余地も残せます。

まとめ

この記事では、都庁SPI方式(Ⅰ類B新方式)の申し込み方法と、受検までの流れを編集部が解説しました。

要点を振り返ります。申込はインターネットのみで、令和8年度の春実施は2月16日〜3月2日午後3時という約2週間の受付でした。申込後はテストセンターの受検予約という第2の手続きがあり、受検期間(3月11日〜24日)から逆算した早めの行動が必須です。1次合格発表は4月14日、2次試験を経て最終合格発表は5月29日というスピード選考でした。

秋には第2回が実施された年度もあり、春を逃しても年内にチャンスが巡る可能性があります。締切時刻の誤認・受検予約の放置・古い情報での計画という3大ミスを避け、締切カレンダーの一元管理で民間就活と両立させましょう。

日程・手続きは年度ごとに変わります。出願の際は必ず東京都職員採用の公式サイトで最新の受験案内を確認し、余裕を持って申込を完了させてください。準備した人から順に、挑戦権を手にできます。

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