【内定直結】外資系企業・ベンチャー企業のインターンで活躍する学生の3つの特徴

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

企業が力を入れて開催するインターン。

高く評価された学生には、早期選考のルートを紹介されるなど、就職活動を有利に進める機会が与えられることがあります。

インターン の第一の目的としては就業体験。

しかし、就職活動を前へ進める足がかりにしたいというのが、多くの学生の本音でしょう。

ここでは、インターンにおける評価のポイントを解説します。

インターンで内定直結もしくは有利になる

インターンとは、就業体験の場になります。

ただ、企業によっては、内定に直結するインターンを行うところもあります。

特に、外資系金融・外資系コンサル・ベンチャー企業では、インターン実施時から能力の秀でた学生を見定めていることが多いです。

インターンに参加する学生側のメリットは、

・同じインターン生と情報交換できる

・ミスマッチを防ぐ

・早期で内定が決まる可能性がある

があります。

一方、企業側のメリット(目的)は、

・優秀な学生を見つけること

・自社のイメージアップ

になります。

インターン で優秀な学生と評価された人が、内定直結もしくは優遇されることがあります。

業界ごとに、高い評価を受けるためのポイントについて解説していきます。

 

 

外資系金融

現状の知識で勝負する

 

金融知識が既にある人は、積極的に用いてアピールに繋げましょう。

基礎中の基礎ですが、株式や債権といった単語に対して正確に理解できていることを示しましょう。

学部や院で金融を専門とする経営学や商学の学生は知識の面では優位になるかもしれません。

知識の評価基準としては、3点挙げられます。

1.間違った知識を持っていないか

金融業界は、ミスを嫌います。

お金を扱うため一つのミスで顧客の信頼を失ってしまう恐れがあります。

また、誤った知識を顧客に伝えることは許されません。

積極的な姿勢は歓迎されるため、自分の知識に自信がもてない時は、周りに質問をするなど意欲を見せるようにしましょう。

2.知識をチームワークに活かせるか

知識があるからといって絶対有利というわけではありません。

要素②で紹介しますが、グループワークで大切なことは、役割分担です。

チームとして結論を出すために、いかに良い進め方をできるかを大切にしましょう。

あなたが得た知識は、わざわざアピールしなくても、社員の方には伝わることでしょう。

3.アウトプットに反映できるか

相手にいかにうまく伝えるかということは、入社後も大切なことです。

この際に独自性の高いアウトプットを出すように意識しましょう。

入社後、銀行で提案を作成する際、知識を列挙するだけでは、どの銀行・企業でもできてしまいます。

あなたが関わったからこそ出来たオリジナリティのあるアウトプットを出すことができれば、企業からの評価は高くなります。

非財務情報の分析に注力する

 

会社の財政状態、経営成績等の財務情報に対して、

企業に関する財務以外の情報のことを非財務情報と言います。

経営戦略・経営課題、リスクやガバナンスに係る情報等を指します。

グループワークでは、金融の知識が必要な部分と、不必要な部分があります。

企業の利益をいかに出すかという点が抑えられておれば大丈夫です。

この点に関しては、就活を通して得たフレームワークやノウハウを活かすことができたら大丈夫でしょう。

金融知識に苦手を感じる・チームに金融知識を得意とする人がいる場合には、役割分担として非財務情報に注力することがいいでしょう。

学習意欲を見せる

 

現時点で知識がないからといって、外資系金融を諦める必要はありません。

「法学部なので、理系なので、経済・金融のことが分かりません。

と言う学生が多いです。

しかし、社会人と比較すると全学生が知識不足です。

アカデミックな世界で学んできた知識は、ビジネスの世界での知識とは別のものになります。

もちろん土台の知識として、あるに越したことはありませんが、入社後に必要となる知識は、入社後のOJTと、トレーニングで身につけることは可能です。

企業は、知識ではなく、学生の学習意欲を見ています。

次の2点を押さえましょう。

・世の中の動きを捉えようとする態度

・気づきをメモする姿勢

企業の国際化に伴い、組織形成が様変わりしていく現代。

担当部署から全く違う部署に移動する可能性もあります。

将来そうした変化に対応するためにも、若いうちから感性を磨き、様々なシーンにアンテナを張ることが大切です。

金融業界を志す人は、金融だけでなく、経済や社会、さらにファッションやITなどトレンド情報にも目を通しておく必要があります。

そこで、得た情報や気づきをメモしておくことで、自然と課題発見力や提案力、問題解決力が身につくはずです。

また金融業界には、FinTechという言葉をよく耳にするように、IT化の波が押し寄せています。

AI、IoTといった新しい分野に対しても情報の収集を行い、知識を深めていく必要があります。

外資系コンサル

コミュニケーション能力

 

抽象的ですが、人柄が重要です。

コンサル業界全般に言えることですが、人が資産になります。

コンサルティング業務は営業等と同じく、クライアントへの客商売です。

人当たりの良さは大切です。

一緒に働いて楽しい人と感じさせることが重要です。

コンサルの仕事は忙しい時が多く、職場に嫌な雰囲気を出す人がいるだけでモチベーションは落ち、成果も下がってしまいます。

以下の要素を持つ人は組織で働く上で好まれます。

・自信はあるけど謙虚な人

・面白いけど毒がないボケをいう人

・じっくりと真剣に話を聞いてくれる人

外資系コンサルのインターンでは、社員の方と接する時間が短いことが多いです。

少ない時間でいかにアピールできるかが重要です。

もちろんインターンで活躍すれば、自然と目には止まると思いますが、地道なアピールもしていくといいでしょう。

コンサルタントとしての基礎能力

 

コンサルタントとしての基礎能力は把握しておきたいところです。

発言の質、論理性は基礎能力となります。

コンサルタントでは、あらゆる業種の企業がクライアントとなり、幅広い知識が求められます。

必要なのは、クライアントの現状を、丁寧なコミュニケーションと客観的データをもとに把握・分析し、物事の本質を捉える力になります。

加えて、クライアントにとって実現可能な解決策にまで落とし込む、相手の状況を理解した上での的確な提案力が求められます。

積極性

 

積極性は、大きく以下の2つのタイプに分けることができます。

・積極性=好奇心

経営戦略に関わるコンサルは、企業のトップとのコミュニケーションの中で、彼らが納得する解決策を出します。

この時に必要となるのが、企業(顧客)に対する好奇心です。

深い企業理解や幅広い業務知識を行ったうえで、コンサルティング業務を担当することになりますが、企業に対して先入観を持たずにフラットに見なければ、本質的な課題を見つけることはできません。

好奇心を持ち続け、自ら調べていく姿勢が大切です。

・積極性=リーダーシップ

常に人と関わる職業です。

それは、クライアントであったり、チームのメンバーであったりします。

プロジェクトが成功するか否かは、周囲の人間とどれだけ良好な関係を築けるといっても過言ではありません。

ここでの良好な関係とは、互いに信頼しているという意味です。

自分の意見を述べ、意見を示さなければ、信頼してもらえるわけがありません。

しかし、自信がなくて発言できないという人が多いです。

そういう人にこそ一番に発言していくべきです。

発言しやすい空気をつくることも立派な役割となるからです。

ベンチャー企業

コミュニケーション能力

 

成長企業では、明るさが必要です。

経験したことがない仕事や解決すべき課題が山積みの成長企業では、真剣に仕事をしつつも、多少のことは笑い飛ばして楽しむくらいの余裕がないといけません。

インターンの場でも、”分からない。

” ”できない。

”といったネガティブな発言は控えるようにしましょう。

積極的に発言する

 

どの企業にも共通して言えることかもしれませんが、主体的な人が求められています。

ベンチャー企業では、受け身体質の人材は不必要です。

もし内容が分からないなら、”分からない”と意思表示するなど、主体的に関わる姿勢が大切です。

それも難しかったら、メモする役割に立候補するなど、チーム内での自分の役割を明確にしましょう。

インターンの場で、事前知識を問われることは、ほとんどありません。

企業によっては、インターンの始めに講義を行うところもあります。

その場で教えてもらったことは、最大限活かすように真剣に講義を受けてください。

 

結果にこだわる

 

ベンチャー企業とひとくくりにしても、多様な企業が存在し、こんな人材が求められていると一概に言うことは難しいです。

ただ、結果にこだわる人材が求められていることに関しては言い切ることができます。

大手企業では多少結果が出なくてもリカバリーすることが可能ですが、ベンチャー企業では結果が経営に直結します。

ただ、全く失敗が許されないというわけではありません。

失敗したとしても、次に繋げる学びが得られていることが求められます。

成果にこだわり続けることが不可欠な環境であると言えるでしょう。

結果を出していく際に、次の3点を意識しましょう。

・コスト意識

・圧倒的なスピード

・実現可能性

ベンチャー企業では、年齢や経験に関係なく、経営者視点を求めます。

経営者視点には、いくつかの要素がありますが、その中でこの3点は意識してください。

・コスト意識

目に見えるコストと目に見えないコストが存在します。

お金という目に見えるコストについて、いかに良いものを安く仕入れるか、高く購入してもらうかということを考えましょう。

目に見えないコストとしては、時間が代表的です。

無駄な時間を極限まで省く姿勢が大切です。

・圧倒的なスピード

ベンチャー企業の強みでもあります。

大手企業と同じタイミングで始めたとしても、認知度の観点等から確実に後れをとります。

圧倒的に早いスピードで事業企画を進め、少しでも早くリリースし、消費者からの認知度をつくること求められます。

この際、ペルソナにいかに認知してもらえるかが鍵になります。

大手企業は、多少後れをとっても、ベンチャー企業が認知をとれていない・認知が浅い場合には、取り返すことができます。

そのため、ペルソナの認知度を掴み、狭くても深い関係を築くことが大切です。

・実現可能性

上の2点等を踏まえて実現可能性を考えましょう。

述べたように、1つの結果が経営に直結してしまうのが、ベンチャー企業です。

会社の経営を考える意識は高く持っておくことが大切です。

インターンを有意義な場に

インターンで評価されるためのポイントについて、業界別に紹介しました。

今回取り上げた業界を受ける人は、各業界の3つの要素を押さえるようにしましょう。

また、インターンは企業理解を深め、本選考に進むかどうかを判断する絶好の機会。

実際の社員の方から話を聞くことができる・働く姿を見る機会は重要です。

インターンを有意義な場にして、就活を有利に進めていきましょう。

 

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