HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
企業が一般の消費者に対して認知してもらうために有効な手段としてCMがよく使われています。
今回はそんなCMでよく見る企業を6つ集めてみました。
CMだけではわからない企業のこともまとめていますのでぜひ参考にしてみてください。
広報手段としてはインパクトの大きいCM
電通が毎年発表している広告データによると、テレビCMの市場規模は2018年の時点で1兆9000億円以上となっており、いまだにマスコミ4媒体(テレビ・ラジオ・雑誌・新聞)とインターネット広告の中では一番市場規模の大きい媒体となっています。
また、CMで見かける企業は就活生にとっても十分魅力的な企業と言えます。
その理由は大きく分けて2つです。
1つ目は、私たちの生活にとって身近な商品やサービスであるから。
テレビは小さい子供からお年寄りまで特定の層が偏ってみるものではありません。
ですので、一般消費者にリーチすることができる故に幅広い人が知っている企業であるということが言えます。
2つ目は、テレビCMを打つことができるほどの潤沢な資金があるから。
テレビCMはインターネットなどの広告に比べて一本出すのにもお金が非常にかかります。
そうなってくるとある程度資金があって順調に経営ができている企業という認識を世間に対して与えることができ、企業に対して信頼感を醸成することができます。
以上の2点からテレビCMは企業にとって必要な広告媒体となっているのです。
ここからはそんなテレビCMでよく見かける企業を紹介していきます。
リクルートホールディングス
まず1つ目は、おなじみのリクルートホールディングスです。
2012年に分社化して以降、それぞれの企業で事業を行なっているわけですが、CMでみるときは「リクルート」と広報されています。
代表的なCMをあげていきましょう。
まずはリクルート住まいカンパニーのSUUMO。
「スモ、スモ♩」と耳に残るメロディーが特徴的ですね。
他にはリクルートジョブズのタウンワーク。
ダウンタウンの松本人志さんがCMキャラクターを勤められており、決めセリフは「バイト探しはタウンワーク。
」。
リクルートライフスタイルのホットペッパーやホットペッパービューティー、じゃらんなども積極的にCMを打っていますね。
リクルートは採用の窓口を2019年卒から一本化しました。
それぞれ分社化した企業にエントリーすることはできないので気をつけましょう。
RIZAPグループ
こちらは一時期攻めたCMで話題になりました、RIZAPグループです。
RIZAPグループは、完全個室のプライベートジム「RIZAP」の運営が有名ですが、それ以外にも衣類のオリジナルブランドを持っていたりライフスタイルにも進出しています。
RIZAPといえば、一人の人にフォーカスし、RIZAPジムに通う前のだらしない姿から通うことによって見違えるように変身した姿を見せるCMが特徴的です。
最近ではタレントの菊地亜美さんがダイエットに成功されているのが話題になりましたね。
「結果にコミットする」をキーワードからは、通い続けた人に対してはなりたい姿になるまで面倒を見るという徹底ぶりが伺えます。
実際、トレーニングだけではなく食事までトレーナーに管理してもらえ、完璧な環境で自分の体づくりができると言っても過言ではないでしょう。
60以上の子会社を持つRIZAPグループでは、新卒から新規事業や経営企画などを仕事とするチャンスが溢れており、いち早くビジネススキルを高めたいと考えている人は必見の会社かもしれません。
Sansan
渋めのCMが特徴のSansan。
俳優の松重豊さんらが出演しており、大事なクライアントとの交渉がうまく行かないことを報告した部下でしたが、実は社長が名刺をもらっていながらその管理ができておらず、接触のチャンスを逃していたことが判明。
部下は思わず「もっと早く言ってよ〜。
」とこぼす始末。
というCMです。
まだまだビジネス界にては紙の名刺が使われています。
名刺というのは無くしてしまいがち、そこでSansanはクラウドに名刺情報を蓄積することができるサービスを展開しています。
コロプラ
モバイルゲームサービスを国内・海外に展開しており、最近ではVRにも力を入れているコロプラ。
CMとして有名なのは、女優の桜井日奈子さんが出演しているモバイルゲームの「白猫プロジェクト」「白猫テニス」でしょう。
一時期はじゅんいちダビットソンさんや元プロサッカー選手の前園真聖さんもCMキャラクターに起用されており、シリーズ化されていました。
他にも魔法使いと黒猫のウィズなどのゲームもCM化されていたりします。
日清紡
「日清紡〜、名前は知ってるけど〜♪日清紡〜、何をやってるかは知らない〜♪」のフレーズと犬でおなじみ、日清紡です。
独特の歌詞・メロディーと犬の人間っぽい動きでなかなかインパクトのあるCMですが、日清紡は実は1907年創業の100年以上続く老舗企業なんです。
気になる事業内容ですが、無線や通信などのエレクトロニクス事業やブレーキ事業、精密機器事業、繊維事業、不動産事業など幅広い事業展開をしています。
確かにこれだけ幅広い事業を短いCM全てで伝えるのは難しいかもしれませんね、そういうこともあってあのようなインパクトのあるCM内容となったのかもしれません。
(出典:https://www.nisshinbo.co.jp/recruit/index.html)
LIFULL
旧ネクストという社名から2017年に名称変更したLIFULL。
暮らしにかかわる事業に幅広く取り組んでおり、有名な賃貸検索サービスHOMESや引っ越し、インテリア、地方創生までも手がけています。
有名なCMとしてはやはりHOMES。
最近のものでは女優の本田翼さんがCMキャラクターを務めており、「したい暮らしに、出会おう」をキーワードとされています。
少し前だと、お笑い芸人のバナナマンさんや女優の岡田結実さんがCMキャラクターとして起用されていました。
会社として2025年までに100社・100ヶ国の挑戦を掲げており、100人の経営者輩出を100ヶ国への進出を目指して成長中の企業です。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
CMが放映されている企業は私たちもよく目にする企業であるので、興味が惹かれやすいかと思います。
興味のアンテナが立ったら次は実際に自分の足で情報を取りに行って就活をさらによいものにしていきましょう。