HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
マーケティング職は就活生に人気がある職種の一つです。
最近よく聞くマーケティングという言葉ですが、その業務やスキルについて理解できているでしょうか? マーケティング職のインターンに参加することで、実際の業務について体験したり、必要なスキルを身につけたりなどのメリットがあります。
内定への一歩はインターンから
マーケティング職を希望する人の中には「まず何から始めればいいんだろう?」と悩んでいる人も多いです。
今回おすすめするのは、実際に業務を体験できるインターンに参加することです。
インターンに参加することで、 内定に近づくための3つのメリットがあります。
この記事では、マーケティング職で体験できる職種や具体的な参加するメリットについて解説していきます。
マーケティング職とは
マーケティングとは、顧客のニーズに合った企業の商品やサービスをを提供する市場を作り出すための活動です。
具体的には、顧客のニーズを調べる「市場調査」やWeb上で顧客に商品を知ってもらうための「Web広告」、他にも「コンテンツマーケティング」「データ分析」などがあります。
つまり、 マーケティングとは「商品が売れる仕組みを作る」ことです。
モノも情報も溢れている現在の市場では、いい商品を作っているだけでは顧客に選ばれません。
顧客が買いたいと思ってもらえる商品を作り、それを他社の商品と差別化して販売することが重要です。
商品の販売促進やそのための市場調査など、幅広い業務を担当するマーケティング職は、企業にとって重要な役割を担っています。
マーケティング職のインターンで体験できる業務内容は?
マーケティング職を志望する場合、インターンを通して実際の業務を経験することが大切です。
インターンに参加して体験できる業務には、大きく分けて「商品企画」「広告」「Webマーケティング」の3つがあります。
それぞれの職種について詳しくみていきましょう。
商品企画
商品企画とは、商品やサービスの性能・機能・コスト・利益などの様々な視点から戦略を練り、その商品の価格や販売方法を企画する仕事です。
具体的には、 新商品のアイデアを考えるために情報収集を行い、商品のコンセプトや市場調査を行います。
また、ターゲットとなる人たちをイメージして商品の性能や機能を企画して、需要シミュレーション、経営陣へのプレゼンテーションを行い、その後社内の各部門と調整を行うことで商品の販売が開始されます。
商品企画には、アイデアや高性能・高品質はもちろんですが、収益も合わせて算出することができるバランス感覚を求められるため、意識するようにしましょう。
広告
広告とは、企業や商品のブランドの認知度向上とイメージ形成を行い、新商品やサービスの販売を多くの人に知らせることが仕事内容です。
具体的には、 インターン先の企業が販売する商品の市場のシェア拡大や売上拡大を目指し、テレビ・新聞・雑誌・SNSなどの媒体を用いて宣伝します。
また、広告の業務ではただ広告活動をするだけではなく、その広告活動によってどれ程の認知拡大の効果があったのかを把握し、改善していくことも重要です。
Webマーケティング
Webマーケティングとは、言葉の通り「Webを用いたマーケティング」です。
インターン先の商品の認知拡大や販売促進を目的に、 自社サイトでSEO対策を施したコンテンツの発信や、ユーザーが求めている情報を提供するためにアクセス解析を行いコンテンツの企画内容を設計します。
最近では、自社サイトの他にSNSを用いて情報発信を行うSNSマーケティングに取り組む企業も多くなってきました。
Web媒体やSNSを日頃から利用している大学生だからこそ、インターン先の企業に貢献できることがあるでしょう。
長期インターンでの業務
長期インターンでは、短期インターンよりも長く関わることができるため「商品企画」「広告」「Webマーケティング」の他にも、企業にとって重要な業務である「データ分析」「イベント設計」などを体験することが可能な場合が多いです。
マーケティング職を志望する場合は、長い期間企業に関われる長期インターンに参加することもおすすめです。
マーケティング職のインターンに参加するメリット
マーケティング職を希望するなら、実際にインターンで仕事を体験するのがおすすめです。
就活生がマーケティング職のインターンに参加することで得られる3つのメリットについて、ここから具体的に解説していきます。
実際の業務を体験できる
マーケティング職のインターンに参加して得られるメリットは、 なんと言っても「マーケティング職の実務を実際に体験することができる」ということです。
1DAYインターンでは企業説明や簡単なグループワークで終わってしまう場合が多いですが、3日から1ヶ月間の短期インターンや1ヵ月以上の長期のインターンでは実際の業務を体験できます。
そのため、マーケティング職の業務の実態やその重要性についての理解を深めることができるでしょう。
また、マーケティングと一言でいっても「データ分析」や「広告」、「Webマーケティング」などの幅広いジャンルの仕事があります。
マーケティング職のインターンを探す際は、自分のやりたい仕事に合わせてインターン先を選ぶといいでしょう。
仕事に必要なスキルが身につく
インターンに参加して、マーケティング職として働く上で「必要なスキルを身につけることができる」点もメリットの一つです。
マーケティング職のインターンに参加することで、主に「フレームワーク」「リサーチ力」「分析力」のスキルを得ることができます。
「フレームワーク」とは、ビジネス上で考える必要があるポイントをパターン化して、誰でも簡単に分析や課題特定を行えるようにしたものです。
インターンでフレームワークを使って、論理的に課題の特定や市場調査を行うことで、マーケティングを行う際の基本的な考え方が身につきます。
「リサーチ力」は、マーケティング職にはなくてはならないスキルです。
リサーチ力とは、目標達成するためにどの数値を重視するかを決定するスキル。
新商品の企画や既存商品の販売促進のために、どの数値に着目するのか、どこまで調べればデータとして十分なのかなどを判断することができるリサーチ力が求められます。
リサーチすることで実際に集めたデータや数値を元に、全体の概要を把握し今後の分析の方向性やアウトプットを考えることも重要です。
集まった数値を分析して検討することで次の行動を決定することができるスキルは「分析力」と呼ばれています。
集めた数値をそのままにしておくのではなく、分析することで次のアウトプットに繋げることがマーケティング職には必要です。
就活に役立つ
最後に、インターンに参加することで得られるメリットは「就活に役立つ」ということです。
実際の業務に携わることで企業研究・業界研究にも役立つ知識・経験を得ることができます。
また、実際に業務を経験しているからこそ、志望動機も具体的になりやすく説得力を増すことになるでしょう。
このように、インターンに参加することで他の学生と差をつけ内定に一歩近づくことができます。
マーケティング職のインターン探しはdigmee
マーケティング職を希望する学生は、多くのメリットが得られるインターン参加してみることがおすすめです。
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