絶対にエントリーシートを通過させる書き方とコツをお教えします!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

履歴書だけでなくエントリーシートも一緒に提出するように求めてくる企業も多いので、どのように書くかを知っておくのは大変重要です。

他の学生よりも劣った書き方をしてしまうと、皆の中に埋もれてしまって興味を持ってもらえないまま終わってしまいます。

特に人気の企業の場合ある程度人数を絞って面接なども行いたいと考えていますので、エントリーシートの出来次第で選考から漏れてしまうこともあるのです。

こちらでは、面接から内定まで進めるように詳しい書き方を紹介していきます。

エントリーシートとは?

よく就活を始める頃に聞く言葉だと思いますが、意味としては 企業に提出する応募書類になります。

履歴書と違い、企業によっては提出を求めてこないこともありますし、皆学生へ質問してくる項目も違います。

エントリーシートは企業が独自で用意しているもので、より自社に合う学生を採用するために見ているのです。

こちらはエントリーシートというほうに、ESとも略されて言われています。

志望動機や自己PRを書き、企業に送るもの

一般的に提出しなければならない履歴書では、項目も限られていてだいたいの用紙もすべて似たようなことを聞いています。

今までどこの学校に入学してきて資格は何を持っているのかなど過去のことはわかっても、現在や未来についてどのように考えているのかはわかりません。

そこでどのような学生から応募が来ているのか見るためにも、履歴書だけでは見えない学生の本質や性格、熱意などを見ているのです。

中でも 志望動機や自己PRは学生の能力ややる気が見えやすいので、だいたいどの企業でもエントリーシートで質問してきます。

企業にとってマッチする学生かどうかを、じっくりと見られています。

就活の第一歩!

書類選考がなくすぐに面接へ進み内定が簡単に決まるということはまずありません。

就活をする際に必ず履歴書とエントリーシートの提出から始まり、ここで突破できたときだけ次の面接へと進めます。

だからこそはじめの第一歩になりますので、思いが伝わるように丁寧に作成していきましょう。

適当に考えてしまうと、その気持ちが文章や書き方、雰囲気から表れてしまいます。

たかがエントリーシートと思わずに、企業に「この子を採用したい」と思ってもらえるように工夫をしてわかりやすい文章で書くことが求められます。

履歴書を書くときと同じくらいの緊張感を持って、自分のことを知ってもらえるように書きましょう。

エントリーシートの書き方

エントリーシートを見てすぐに書き始められる方は少ないでしょう。

そして、もしあまり何も考えずにそのまま書いてしまったら、変な文章になったまま提出してしまうかもしれません。

まず書き始める前に、どのようなことを書くのかしっかりと文章の順番や伝えたいことを考え抜いてからにしましょう。

丁寧に考えて書いた文章というものは、面接官に伝わります。

ここではどんな風に書いたら良いのか詳しく説明していきます。

過去の自己分析をまずしよう

簡単に文章を考えてしまうのではなく、まずは過去の自分を振り返るところから行います。

正直自分のことだからよくわかっていると思いがちな学生は多いのですが、意外と自分のことをしっかりと知らない方も多いのも事実です。

過去を振り返って自分はどんなときに力を発揮して頑張っていたのか、どんなことが好きで苦手だったのか、どんどんと思い付くままに書くと新しい自分を発見することもあります。

本当の自分はこういったことを求めているのかもしれないと気づきもありますので、必ず自己分析をしましょう。

その後に自分のことが段々わかってきたら、次の段階に移り文章を書きましょう。

ラブレターのように書こう

企業では優秀で能力のある学生がほしいと思っていますが、それ以上に自社のことを理解していて一番に好きで働きたいと思っている方を選びたいと思っています。

どんなに優秀な学生でも質問をしていくにつれて他の企業が第一志望だとわかると、その学生よりも多少能力が劣っていても頑張るという熱意があり企業を一番にしてくれている方を選びます。

ですから「好き」という気持ち、「絶対働きたい、ここしかない!」という気持ちをぶつけるだけでも変わってくるのです。

抽象的でどこにでも書けそうなエピソードは避けて、 この企業だったら入社したいという気持ちを具体的に伝えましょう。

本気の熱意を持っていれば、採用になる可能性がグンと上がります。

自分の人となりがわかるエピソードを書こう

エントリーシートからは、どんな学生なのかという部分が見えてほしいと思っています。

もし一生懸命書いたつもりでも、自分自身がどんな人間かということを表現できていないと、気持ちが伝わらずに終わってしまいます。

「私はこういった人間です」ということがわかるエピソードを書くようにし、人となりが面接官に伝わることを意識しましょう。

そのためには理想論ばかりを書くのではなく、過去の体験に基づいてどうなっていきたいのか書く必要があります。

さらに文章の順番も大切で、 まずは結論そして理由、具体例、最後に結論と書くだけで大変伝わりやすい文章となります。

エントリーシートを通過させるために

どんなに内定がほしいと思っても、エントリーシートを通過させないことにはその中間にある面接にも進めません。

あのときこんな風に書いておけば良かったと後悔しないように、エントリーシートを通過させるコツをしっかりと覚えておきましょう。

ここで紹介しているコツを守れば、他のライバルの学生に差を付けられます。

企業の求めている人物像に合うエピソードを!

企業と一口に言っても、さまざまな業種があり仕事の内容も変わってきます。

どの企業でもまったく同じタイプを求めているわけではないので、 自分のこれから受ける企業ではどんな学生を求めているのかを見てその人物像に合うエピソードを厳選しましょう。

自己分析をしたときにさまざまな頑張ったことや好きなことなどが出てきていると思いますので、その中からより企業に合いそうなものを選びエントリーシートに記入していきましょう。

いつも誰かと力を合わせてプロジェクトなどを行う際には、チームワークを大切にしたエピソードが良いですし、中小のベンチャー企業を受ける際には何もないところから新しい挑戦をしたエピソードがウケます。

ほとんど関係のない話を書いてしまうと、その時点で自社とマッチしていないと判断されてしまいます。

第三者からの添削を受けよう

自分だけで完璧だと思っていても、実は文章の構成がおかしく相手には話が伝わっていないことも考えられます。

初めての就活でのエントリーシートを記入するわけですので、第三者にも見てもらい意味が通じるか魅力があるかなどを見てもらいましょう。

特に添削を受ける際には、社会人など就活を潜り抜けてきた人に見てもらいましょう。

何人かの人に見てもらうことで、思わぬ気づきも出てくる可能性があります。

さらに誤字脱字などのうっかりミスも、見てもらえることで防げます。

おかしいところは書き直し、より魅力的になったエントリーシートを提出しましょう。

結論ファーストで書く

エントリーシートを書く際には、まず結論から話すようにしましょう。

どんな話かわからないまま具体的なエピソードを聞いてしまうと、今から何の話が始まるのかいまいちわからないままになってしまいます。

「何の話?」ということばかりが面接官の頭をよぎり、せっかくの本来は良い文章が伝わらないという事態になってしまいます。

まず今からこの話が始まりますよという意味でも結論を述べて、その後なぜその結論に至ったのかの理由、具体的にはどのような体験をしてそう思ったのかを伝えましょう。

最後に話をより印象づけられるように、結論をもう一度繰り返しどのように貢献できるか伝えます.

まとめ

エントリーシートを適当で軽い気持ちで書いてしまうと、他の学生に負けてしまいます。

まず書き始める前には自分をしっかりと知るために、自己分析をして振り返りましょう。

そして自分のこれから受ける企業ではどんな学生がほしいのかを把握し、その理想像に近いエピソードをチョイスしてアピールしましょう。

ラブレターを書くような気持ちで、自分の人となりがわかるような文章を心がけることも大切です。

書き終わった後は、第三者の添削を受けることでさらに魅力的なエントリーシートを仕上げられます。

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