あなたのガクチカ大丈夫?協調性はガクチカではない!

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はじめに

ガクチカを作成している学生を見ていると、ガクチカと協調性を勘違いしてしまう人がいます。

実は、協調性はガクチカではなく、これを間違ってしまうと、ガクチカで伝えるべきことが伝わらない可能性があります。

ガクチカは、企業にとっての数少ないアピールタイムになっていますので、しっかりとガクチカの意味を理解するようにしてください。

ガクチカって何?

ガクチカをわかりやすく説明すると、学生時代に力を入れたことを聞かれています。

そのため、ここでの結論は何に力を入れたかを書くことが重要です。

学生時代に力を入れたことを聞いているので、感想文で終わらないことが重要です。

学生時代に力を入れたことを感想文のようなイメージで書いてしまうと、相手に何も伝わりません。

相手は、何を頑張ったのかを聞きたいというわけではなく、 どう頑張ったのか、学生時代の出来事に対して何を思っているのかを聞いているのです。

この部分を勘違いしないのは重要になっていて、ココを間違ってしまうと、相手に伝えなければならないことが伝わらないのです。

自己PRとの違い

ガクチカを理解するためには自己PRとの違いを把握する必要があるでしょう。

自己PRというのは、自分のアピールの場なので、協調性を結論として書くことが可能になっています。

しかし、 ガクチカの場合は、協調性を結論として書くのはやめたほうが良いです。

ガクチカにおいて、協調性を結論として書いてしまうと、ガクチカの意味をそもそも理解していないと思われてしまう可能性がありますので、十分に注意しましょう。

ガクチカというのは、特定のエピソードに対して、自分が何を思っているのかを書いたり、自分がどう考えてどう動くのかを伝えたりする場になっています。

そのため、協調性をアピールしてしまうと、この人は自分の考えで行動するのは苦手な人だと思われてしまう可能性があります。

つまり、 優柔不断な性格というイメージを植え付けてしまう可能性がありますので、ガクチカで協調性をアピールするのは好まれないのです。

このように自己PRとガクチカの内容を混同してしまうと、デメリットは大きいので、最初にガクチカなのか自己PRなのかを念頭に置いたうえで取り組むようにしましょう。

協調性の伝え方

ここでは仮にガクチカで協調性を伝えることになった場合の伝え方について紹介します。

ガクチカで協調性を結論にしてしまうのは、あまりおすすめではありませんが、 ガクチカを得たこととして伝える場合は、ガクチカに使える可能性があるのです。

また、ガクチカにおけるエピソードの一部で、協調性をアピールするのは、なんら問題がありませんので、どうしても協調性をガクチカでアピールしたいならば、ぜひ参考にしてみてください。

1,協調性を得たこととして伝える

ガクチカで協調性を使う場合には、協調性を得たこととして伝える方法があります。

ガクチカは、なんらかのエピソードを通じて、自分がレベルアップしたことを伝える場でもあります。

エピソードを通じて何を得たかは人それぞれで、語学力を得ることもありますし、人によっては協調性を得ることもあるでしょう。

たとえば、サークル活動で団体のスポーツをやったとします。

その結果、チームワークや協調性の重要さを学んだというのも協調性のアピール方法として使えるはずです。

協調性も能力の一つという考え方をすれば、ガクチカでアピールすることができますので、覚えておきましょう。

また、社会において協調性というのは重要です。

特に会社組織になってくると、周囲の想いを汲み取ることも重要になってくるのです。

そう考えれば、協調性も企業が求めていることの一つだと言えるでしょう。

ただし、注意が必要な点としては、 協調性は他人を優先して、自分を犠牲にするばかりの能力ではないと注意してください。

この場合は、協調性があるではなく、優柔不断というイメージを与えてしまう可能性があるのです。

2,協調性を持っているものとして伝える

ガクチカにおいて協調性をアピールするためには、協調性を持っているものとしてアピールする方法もあります。

ガクチカの起承転結における部分で、協調性がないため失敗したというエピソードは一例です。

協調性がなく失敗したことや協調性が必要だと感じたことによって、協調性を発揮し、なんらかの成功や成果を得たエピソードなら、協調性をアピールすることができるでしょう。

ガクチカのエピソードを作成する際に、協調性が必要なる場面は大学生活にはかなり多いことがわかります。

それをうまく利用すれば、エピソードを組み立てやすくなるのではないでしょうか。

まとめ

ガクチカと協調性における勘違いを理解できたのではないでしょうか。

ガクチカと協調性のとらえ方を間違ってしまうと、相手の求められていることに応えられない可能性があります。

その場合は合格も遠くなってしまいますので、今一度、ガクチカと協調性について考え直してみる必要があります。

ガクチカをすでに作成しているのならば、自分のエピソードがガクチカと協調性を混同するものになっていないか確認してみてください。

特に最近の学生は、ガクチカを協調性と考えている人が多いようです。

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