ガクチカでサッカー経験を書きたい!効果的なアピール法や例文を紹介!

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伊東美奈
Digmedia編集長
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

ガクチカは、企業が学生の能力や人柄などを知るために用意している質問です。

これまでに経験したエピソードとその過程の努力を伝えることが重要ですので、もちろんサッカー経験でガクチカを書くことも十分可能です。

スポーツである以上、なんらかのタイトルが必要なのではないかと考える学生は多いですが、華々しい成績や派手な経歴はなくても問題ありません。

伝えるべきポイントをしっかり伝えることができれば、サッカー経験も魅力的なアピールになります。

 はじめに

就活のESや面接では、あらゆる企業でガクチカが聞かれることが多くなりました。

ガクチカは、どんな内容を伝えるべきかあらかじめ準備しておかないと、その場で咄嗟に出てくるようなものではありません。

説得力を得るためには実体験が大切なため、サッカーなど部活やサークルでのスポーツ体験は有効に活用できます。

企業が何を目的にガクチカを聞くのか、それにどう答えるべきかをしっかり踏まえ、魅力的にアピールする方法を解説します。

【サッカーのガクチカ】ガクチカで見られるポイント

企業がガクチカで評価しているのは、就活生の人柄と自社にマッチした価値観を持っているかです。

そのため、成果の華々しさよりも努力の過程を重視しています。

ガクチカに取り組む過程に1番人柄や価値観が現れます。

成果よりも努力の過程

ガクチカを伝えるときに最も大切な考え方は、取り組みの成果よりも努力の過程を伝えることが重要ということです。

サッカーなどのスポーツではチームメイトのレベルや対戦相手の実力など、個人の努力と関係のない要因で成果が決まる側面もあります。

一方、努力は周囲の影響はなく個人でコントロールできることです。

企業は、自ら努力ができる人物であるかを知りたいと思っています。

また、努力の過程に現れる物事の行動を起こす際の考え方や価値観を評価しています。

それは、就活生の持つ考え方や価値観が自社の社風にあっているかを見極めるためです。

なぜ取り組んだのかやどのような目標を持って努力したのかを明確に述べるようにしましょう。

とはいっても成果も大切

成果よりも過程が大切と説明しましたが、成果が全く評価に影響がない訳ではありません。

大会やリーグで優勝したなど実績が大きければエピソードの説得力や企業に与えるインパクトが異なるのも事実です。

このような素晴らしい実績がある場合は、しっかりとガクチカで述べましょう。

また、優勝のような成果でなくても、勝率が改善したことや初戦敗退が多い中2回戦まで進出したことなど客観的な成果があると評価されやすくなります。

人間性や人柄

ガクチカで用いられたエピソードから、就活生の人間性や人柄を見極めたいと思っています。

チームの中でどのような役割を果たしていたのかにより、リーダーシップを発揮して集団を率いるのか、チームワークを重んじるのかなど推測できます。

また、日々の行動を通じて忍耐強さや継続力、チャレンジ精神などが評価できます。

特に、目標を定めて進む中で問題に直面した際の行動が、その人の人間性や価値観を表すと言われています。

そのため、チームにどのような問題を感じ、解決のための目標を定めたのかを振り返り明確にします。

そして、目標達成に向けた過程で起きた困難を説明し、取り組みの結果を述べるようにしましょう。

自社とのマッチ度

ガクチカから就活生の人間性や人柄を把握したら、自社の社風や風土にマッチするかを総合的に評価しています。

そのため、ガクチカの最後に伝える学びや企業へ貢献したいことのアピール内容が、企業の求める人物像とズレがないように気をつける必要があります。

プロジェクトチームを組み協力し支え合いながら仕事を進める社風を持つ企業に対して、チャレンジ精神が高いことをアピールしても評価されにくいです。

この場合は、傾聴力や協調性といった能力をアピールする方が適しています。

企業は単純に就活生の能力で評価するのではなく、自社とのマッチ度も大切にしています。

このマッチ度が低いと入社後の活躍が期待できないからです。

 【サッカーのガクチカ】サッカー経験でガクチカは書ける?

ガクチカは実体験をもとに組み立てるのが一番です。

スポーツ活動は絶好の材料ですので、サッカー経験があるなら、ぜひそれでガクチカを組み立てましょう。

ただ多くの学生が、「サッカーとはまったく関係のない企業相手に、果たして大丈夫だろうか」と考えます。

確かにサッカーと接点のない企業を受ける場合、通用するガクチカが書けるのか不安に感じるでしょう。

でもそれは、なぜ企業がガクチカを聞くのかという本質に立ち戻れば解決します。

 十分かけます!

結論からすれば、サッカー経験を活用してガクチカを書くことは十分に可能です。

サッカーに限らずスポーツに真面目に取り組んだ経験は、とても有効に使えることを覚えておいてください。

自分としては単にスポーツが好き、サッカーが好きというだけで、特に深く考えることなく楽しく活動していただけだと考えるかもしれません。

それでも、人が何かに打ち込んでいるときにはとても多くのことを学ぶことができますし、それがその先の人生を豊かにする糧になるのは事実です。

社会生活に活かせる学びがあった自覚はないかもしれませんが、改めて向き合うことで魅力的なアピール材料を見つけることが可能でしょう。

 経歴は華々しくなくても大丈夫!

スポーツに打ち込んだことのある人なら、恐らく誰もが少なからず「結果がすべて」という考えが染みついているのではないでしょうか。

試合で戦う以上、勝利をおさめることがステータスとなるのは事実ですし、大会に参加するなら華々しい成績を残してこそ、出場した意義があると考えるのも無理はありません。

ただしガクチカでアピールする場合には、決して経歴に華々しい成績がなければならないわけではないことを覚えておいてください。

もちろん県大会優勝、MVP獲得など華々しい経歴があるなら、それを堂々とアピールするのは正解です。

ただし一般企業への就活においては、たとえサッカーの成績がよかったからといって内定を獲得できるわけではありません。

華々しい経歴よりも、さらにアピールすべきことがたくさんありますので、まずはそれを理解しましょう。

【サッカーのガクチカ】ガクチカでサッカー経験を使うメリット・デメリット

サッカー経験をガクチカに使うことはメリットの方が大きいですが、デメリットも存在します。

メリットは組織人としての対応経験があることで、デメリットは競技人口が多く埋もれてしまう可能性があることです。

メリット

サッカーを通じて得た経験は、スポーツチーム特有の上下関係を重視し尊敬と礼儀を大切にする習慣を身につけていると評価されます。

これは、トップダウンの意思決定が行われるような体育会系の企業文化では、特に評価される傾向にあります。

スポーツを通じて培われる組織への忠誠心は企業にとって貴重な資源であり、社員が長期にわたって会社に貢献し続ける可能性が高いと評価されます。

加えて、部活動における集団での協調性や厳しい練習を通じて培われるストレス耐性は、社会人として必要とされる重要な資質です。

このため、サッカーの経験を伝えることは、組織を重んじて貢献する素養があるというメッセージをアピールできます。

デメリット

サッカーは、野球と並び部活動が盛んでとても競技人口が多いスポーツです。

そのため、サッカー経験をガクチカにする就活生も必然的に多くなります。

サッカーに関する多くのエピソードに埋もれてしまわないために、具体性を高めるなど書き方を工夫する必要があります。

活動内容の深掘りをして詳細に伝えるようにしましょう。

【サッカーのガクチカ】ガクチカを作成する際のアピールポイント

ガクチカを作成する際のアピールポイントにはさまざまなものがありますが、特にサッカー経験を話す際にアピールできるポイントについて詳しく紹介していきます。

下記のスキルはサッカー経験において身につきやすいものなので、自信がある方は積極的にアピールしていきましょう。

リーダーシップ

サッカー経験のある人は往々にしてリーダーシップを身につけている人が多いです。

主将を務めた経験のある人だけに限定されると思われがちですが、サッカーにおいてはさまざまなリーダーシップを身につけられます。

例えば、率先して何かに取り組む姿勢や、責任をもって物事に取り組むことも、リーダーシップに当てはまります。

あなたがサッカーに取り組む際、これらの経験がある場合、リーダーシップがあると言えることも多いです。

企業は将来的にリーダーになれる、人々を引っ張ることのできる人材を採用できれば理想的であると考えているので、リーダーシップをアピールするのは選択肢としておすすめです。

協調性

サッカーはチームでプレーするスポーツなので、協調性を身につけられることが多いでしょう。

自分が部活やサークルなどの組織の中でどのような役割を担っていたのか、また、何かしら行動したことで周囲に貢献したエピソードがあるならば、積極的にアピールしていきたいところです。

また、その協調性が就職してからも活かせるものである場合、なお良い印象を与えられるはずです。

目標達成能力

サッカーはチームで目標に向かって取り組むスポーツなので、目標達成能力をアピールできる人も多いでしょう。

目標達成能力は、どの業務を行うにあたっても重要な能力なので、どのような企業で働くことになったとしても活かせる場合が多いです。

サッカーにおいては「全国大会に出場する」や「大会で優勝する」など、チーム全体に関する目標はもちろんのこと、「レギュラーを勝ち取る」「次の試合で得点する」など、個人的な目標を立てて取り組むことも多いです。

こうした目標を立てて、それを達成する能力があるかどうかというのは企業からすると非常に重要なポイントであるため、積極的にアピールできると良いでしょう。

怪我

一見、怪我をした経験はマイナスにしか映らないと思われがちです。

しかし、大怪我をしたサッカー選手が復帰した際に讃えられるのと同様に、怪我を乗り越える経験は就活においても役に立ちます。

怪我をしてしまって、試合に出られず悔しい思いをした経験や、辛く厳しいリハビリを乗り越えた経験は、乗り越えることができた場合、非常に強いアピールポイントとなります。

スポーツをする人に怪我はつきものですが、それをどのように乗り越えたのか話す、または違う形でチームに貢献した経験について話せると、辛いことを乗り越える力があると判断してもらえることでしょう。

挫折経験

挫折経験も、怪我の経験と似ていますが、サッカーを通して得た経験としてアピールできるものです。

サッカーは一昔前と比べて、日本でも大人気のスポーツとなり、競技人口が多いので、夢を達成できるのはほんの一握りです。

海外で活躍する日本人選手が増えているので、目標が高くなる一方、実際に達成できる人は多くありません。

よって、挫折を経験した人が多いでしょうが、その中でも自分はどれだけ努力をしたのか、どのようなことに注力したのかについて述べることができれば、質の良いガクチカを作成できるはずです。

【サッカーのガクチカ】ガクチカを作成する際のおすすめ構成

ガクチカなどの就活に関する文章は、結論を最初に伝えるようにします。

その後、体験した出来事を通じて得た学びを伝えます。

そして、経験や学びから貢献したいことを述べて締めくくりましょう。

結論

「私は部活動でサッカーに真剣に取り組んできました」のように、何を大学生活で力を入れてきたのかを最初に述べます。

初めに結論を伝えることで、企業は、就活生がこれから何を伝えようとするのか理解した上で話を読み進められます。

これにより、論理的でわかりやすい印象を与えられます。

結論を推察する必要がなくガクチカの内容に集中することができ、本来伝えたかった強みや価値観が伝わりやすくなります。

目標・課題

どのような目標や課題があったのかを序盤で述べるようにすることで、後に続く行動の動機がわかりやすくなります。

このときの目標の立て方や何に課題を感じるのかから、就活生の持つモチベーションの源が現れる部分です。

例えば、高い目標を掲げて挑戦するのか、努力すれば達成可能な目標を細かく立て着実に進もうとするのかなど人により違いが現れます。

企業にアピールしたいことに合わせた内容にしましょう。

どんな努力をしたのか

先にあげた目標を達成したり課題を解決するために、どのような行動を起こしたのかを述べます。

その際、取り組んだ期間や頻度、協力の仕方など行った工夫や改善の内容をできる限り具体的に述べましょう。

そうすることで信憑性が増すとともに、企業がエピソードの詳細な状況をイメージできて共感しやすくなります。

行動を起こした内容から、自身の価値観や人柄が伝えられるように意識して書いてみましょう。

結果・学び

行動を起こした結果と行動した経験を通じて得た学びを述べます。

他のガクチカと差別化できている高い目標を立てても行動を起こしただけでは不十分で、企業から評価は期待できないです。

目標や課題を掲げて行動したからには、結果を振り返る必要があります。

その振り返りから学びを得なければ、成長は見込めないと社会人として期待されません。

達成できたかや解決したかではなく、その過程から学びを得て伝えるようにしましょう。

 折角の貴重な経験も、経験を述べるだけでは意味がない

長年サッカーに打ち込み、理想のプレーができるようになるため一心不乱に頑張ってきた人もいるでしょう。

思い出の中の自分は常にサッカーに打ち込んでいたかもしれませんし、それはかけがえのないものであることは間違いありません。

ただ一般企業相手に、子どもの頃から所属してきたチームや収めた成績など、単なるサッカー経験を並べてもあまり魅力的なアピールにはなりません。

自身にとってとても貴重で大切な経験であっても、それを述べるだけでは非常にもったない結果になってしまいます。

企業が知りたいのは経歴や経験ではなく、その人がそこから何を学び、今ここにいるかです。

サッカー経験があったからこそ自分が知り得た、人生における大切なものをぜひアピールしてください。

貢献したいこと

最後に志望企業で貢献したいことやチャレンジしたい取り組み、将来のビジョンを述べます。

その際、結果・学びで述べたことを生かした志望企業に合わせた具体的な内容であることが大切です。

ガクチカの締め括りに述べることで印象に残りやすく、志望企業に対する志望度の高さをアピールできます。

企業はガクチカを通じて得た学びを入社後も再現性高く行えて、事業に貢献するポテンシャルがあるのかに注目しています。

【サッカーのガクチカ】サッカー経験をガクチカにする注意点

基本的にはガクチカは大学生活での内容を指していますので、大学入学前の経験は避けましょう。

また、サッカー経験が浅いものは、行動の期間が短く学びも少ないと評価されにくい点には注意が必要です。

その経験はいつものか

ガクチカで問われている学生時代は、基本的には大学時代と捉えましょう。

そのため、大学在学中の部活動やサークル活動、クラブチームでの出来事をガクチカに用いるのが賢明です。

もし、高校時代の出来事のガクチカで通ったとしても、面接で改めて大学時代について質問される可能性が高いでしょう。

大学入学前の出来事をガクチカにすると、直近の大学生活で熱意を持って打ち込んだことがないことを伝えてしまうことになります。

これは、大学生活を目的なく過ごしていたような印象を企業に与えかねないので注意しましょう。

経験が浅いものはNG

サッカーなどのスポーツをガクチカにするには、長年続けてきた経験があることが大前提としてあります。

そのため、数ヶ月程度の経験では企業に評価されにくいため、少なくとも2年以上の経験を目安にして書くと良いでしょう。

スポーツを未経験から始めた場合、数ヶ月では初心者でありサッカー経験を語るには短いです。

そのため、ガクチカのエピソードとしては説得力が低いと言わざるを得ないでしょう。

 長く続けたからこその挫折の中での試行錯誤をアピールしよう

経歴を軸にしないとは言え、もしサッカー経験が半年間も続いていないようであれば、そこからアピール材料を探すのは難しいでしょう。

ただ単に長く続ければよいというわけではありませんが、やはり一定期間続けることで得られる経験は多くなります。

特にサッカーの技術を上げる努力をする中で、少なからず挫折経験を味わうことはあるでしょう。

長く続けば続くほどうまくいかないこと、失敗することや苦い思いをするチャンスが増えますので、そうした経験の中での試行錯誤から組み立てるのは有効です。

何に挫折を感じるかは人それぞれ千差万別ですので、実体験であれば材料は本当に何でも構いません。

メンバー入りできない、シュートが決まらない、メンバーとコミュニケーションがうまく取れないなど、あらゆる挫折から学びがないかを見直してみてください。

専門用語は使わない

専門用語を使わないことも、サッカーをガクチカで話す際に重要です。

サッカー人気が高まっているとはいえ、サッカーを知らない人はガクチカに「オフサイド」や「アディショナルタイム」と書かれていても、理解できないことでしょう。

また、たとえ理解できたとしても「誰が読んでも理解できるよう、配慮がされていない」と思われ、いずれにせよマイナスイメージを与える可能性が高いです。

よって、可能な限り専門用語は使わず、わかりやすい文章構成を心がけることが重要なのです。

実績だけにならないようにする

ガクチカにおいて聞いているのは「就活生がどのような経験をし、どのようなことに努力できるか」です。

よって、ただ「県大会で優勝した」などの実績を述べるだけでは意味がありません。

その実績を残すためにどのようなことに取り組んできたのかについて話す必要があるのです。

あなたが実績を残すために努力したこと、工夫したことをわかりやすく伝えましょう。

 

【サッカーのガクチカ】例文

サッカー部のモチベーション改革で勝率を改善した例文と、大学からサッカーをはじめ挫折も経験しながら粘り強く継続した例文を紹介します。

例文のように成果の大きさではなく、どのような学びを得たかが大切です。

 サッカーの部活を題材にした例文

私が学生時代に一番力を入れたのは、サッカーの部活動です。
私は幼少期より地元のサッカークラブに所属し、中・高と全力でサッカーに打ち込んできたため大学でもサッカー部を選択しました。
ところが入部当時、チーム成績は大幅に低迷し、部全体のモチベーションも非常に低い時期でした。
そこで私は勝ち星を目指す前に、部が結束し、全員が本気で勝利を信じられる環境を作るべきと考えました。
まず自らムードメーカーとなり、部内のコミュニケーションの活性化とトレーニングメニューの刷新を開始しました。
最初は煙たがられましたが、常にメンバー全員に声をかけ続けることを実践した結果、徐々に協力者が増え、さまざまな意見も出てくるようになりました。
そのような努力を1年間続けた結果、部に活気が戻り、リーグ成績も10チーム中9位から4位にまで上昇することができました。
コミュニケーションと新規提案が組織力になることを、実感として学びましたので、御社においてもこの経験を活かし、業績につなげられる働きをしたいです。

 サッカーサークルを題材にした例文

大学生時代に力を入れたのは、サッカーのサークル活動です。
それまで経験がなかったスポーツなので、技術的に追い付かず、経験者メンバーから足手まといだと言われたこともありました。
単なる憧れから始めましたが、他の人の迷惑になるならやめるべきかと悩み、挫折しそうになりました。
ただそんなときにも理解し協力してくれる何人かのチームメイトに励まされ、できる限りのことはしようと改めて覚悟を決めました。
その後は、同じく初心者のチームメンバーを集めて基礎メニューをこなし、試合に出られない分、裏方の仕事も積極的に引き受けるよう努めました。
その結果徐々にわだかまりも解け、チーム一丸となって共に勝敗を分かちあえる仲になれたことが何より嬉しい経験です。
引退前、レクリエーションで初心者チームと経験者チームで試合をしたときに、1ー1の同点を収めることもできました。
どんな状況でも協力者は得られる、努力は報われるという信念をもとに、御社でも業務に邁進したいと考えています。

高校までのサッカー経験を題材にした例文

私が学生時代に力を入れたのは、高校時代のサッカー部です。

私は中学の部活動でサッカーを始め、高校では強豪校に入部しました。

しかし、中々成果が出ず、練習メニューを増やしたり、走り込みをしたりと工夫をしましたが、レギュラーにはなれず、最終的にマネージャーとして3年まで所属しました。

挫折経験を経て、レギュラーメンバーが練習しやすいよう、コミュニケーションを重ね、トレーニングを一新し、意見を聞き、可能な限り実現することで、部内のモチベーションが上がり、高校時代最後の試合で県内優勝をすることができました。

この経験から、自分が実現できないことも、周囲と協力することで達成できることを学びました。

貴社に入社した暁には、この経験を活かし、周囲を巻き込み、積極的に仕事に取り組むことで貢献したいと考えています。

 

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 まとめ

企業がガクチカを聞く理由は、その経験からその人が何を学び、何を得たかを知るためです。

もちろんサッカーの経歴も十分ガクチカの材料になりますし、必要なアピールをすることも可能です。

ただし、企業がガクチカで重要視するのは結果ではなく過程ですので、経歴や成績だけを並べてもあまり意味はありません。

逆に言えば、たとえ華々しい成果がなくてもサッカー経験を魅力的なガクチカにすることはできますので、そこで何を得たかをしっかり伝えるようにしましょう。

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