webテストの1つ、GPSとは?問題構成や特徴などを徹底解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

はじめに

GPSというwebテストを初めて聞いたという人は多いでしょう。

SPIなどの有名なテストに比べ、GPSはマイナーであまりなじみのないものなので、どんなものかわからないと疑問に思う方も少なくありません。

そこで今回は、GPSテストとは何なのか、問題構成や特徴を踏まえながら詳しく解説していきます。

事前に理解しておけば、志望している企業の選考に通過できる可能性がぐっと高まるので、お困りの方はぜひ参考にしてみてください。

【GPSとは】GPSとは?

GPSは、ベネッセコーポレーションが作成するwebテストです。

一般的な紙で行うテストと違い、web上で解答をするテストとなります。

そのため、web形式のテストに慣れていないと、いざ本番で解こうと思っても理解に時間がかかり、最後の問題までたどり着けないというトラブルが発生する可能性があります。

また、他のwebテストと比較すると問題形式がやや特殊なため、事前の対策は欠かせません。

事前の対策が可能なwebテストで落ちてしまうのは非常にもったいないことなので、しっかり準備して本番の試験に臨みましょう。

ここからは、GPSの問題構成、特徴といった項目に分けて、GPSテストの概要について細かく解説していきます。

【GPSとは】対策が難しい

GPSの大きな特徴といえば、とにかく対策するのが難しいところだといえます。

なぜなら、そもそも存在自体がマイナーだからです。

そのため、GPSに関する対策本も、ほとんど世の中には出回っていません。

また、GPSには他の一般的なWEBテストとは異なり、思考力の科目があります。

思考力の科目では問題解決力が必要不可欠ですので、いかにロジカルな考え方ができるのかが求められるでしょう。

とはいえ、GPSのさまざまな特徴をきちんと理解しておけば、結果は大いに伸ばせる可能性があります。

【GPSとは】出題企業例

GPSは結論から言うと、そこまで多くの企業が出題してくるわけではありません。  

場合によっては、就活の中で一度も遭遇せずに終わる就活生もいるでしょう。  

しかし、ベネッセコーポレーションや関西電力株式会社など大手が導入していることもあるので、注意が必要です。  

また、人材系や教育系の企業はGPSテストの導入に積極的なので、このような企業や業界を受ける場合は、頭の片隅に置いておいた方が良いでしょう。

【GPSとは】見分け方

「https://www.gps-cbt.com/」というURLを使用している場合は確実にGPSのテストです。  

あらかじめメールなどでWebテストのリンクが送られてきた場合は、見分けておき、直前まで対策を行うことをお勧めします。  

また、事前に過去にその企業が用いたeebテストについて調べられる場合もあるので、もし分かった場合は確認し、しっかりと対策をしていきましょう。

【GPSとは】GPSの問題構成

まずは、GPSがどんな問題構成になっているかを把握しましょう。

GPSは、基礎能力・パーソナリティ・思考力の3つのテーマから出題されます。

このとき、思考力・基礎力・パーソナリティの3つが出題されることもあれば、思考力・パーソナリティの2つだけ、あるいは思考力のみ問われることも少なくありません。

どの組み合わせにも、等しく思考力が出題されていることに注目してください。

GPSでは特に思考力が重視されており、これが他のwebテストと比べて特殊な問題形式になっている理由です。

テスト対策をするためには、それぞれがどんな内容となっているのかを理解することが重要でしょう。

ここからは、それぞれの項目がどんなことを見るためのものなのかを、一つひとつ見ていきます。

基礎能力

基礎能力では、言語処理能力と非言語処理能力の2つを評価します。

問題は全部で35問あるので、25分間で解くためには迅速に解答していく必要があるでしょう。

言語処理能力は、語句や文の理解、推論など文章から読み取る力や、自身の考えていることを言語化する力が求められます。

非言語処理能力は、数の計算を行う文章題や表・グラフの読み取りなど、主に計算問題が出題されます。

濃度を求める問題など、なかには解き方が複雑なものもあるので事前の復習は必須です。

しかし、難易度的にはそれほど難しいものではないため、中学レベルの数学を中心に見直していれば十分対処することが可能です。

SPIテストと同じような問題形式となっているので、こちらの対策が十分にできている人はすんなりと解くことが可能でしょう。

基礎能力の出題内容

言語処理能力:語句や文の関係理解、推論など

数理処理能力:文章題や表・グラフの読み取りなど

思考力

特に重要となる思考力では、批判的思考力・創造的思考力・協同的思考力の3つが評価されます。

全部で35問あり、制限時間は45分です。

それぞれの思考力についてはのちほど詳しく解説しますが、いずれもビジネスパーソンとして仕事をするうえで重要となる考え方とされています。

Global-Proficiency-Skillという名前のとおり、総合的な問題解決能力が試されます。

そのため、どれか1つでも大きく欠けている部分があると、選考に影響してくる場合があるでしょう。

どれも対策が難しいものですが、それだけ対策している就活生も少ないので、周りに差をつけられるところなのです。

また、思考力はすぐに高められるというものではないので、日々の努力が問われるところでもあります。

GPSで問われる思考力とは

批判的思考力:一歩立ち止まり、論理的・合理的に解を求める力

創造的思考力:問題をとらえ、解決の道筋を切り拓く力

協働的思考力:コミュニケーションを客観的にとらえ、共に解決に向かう力

批判的思考力

批判的思考力では、「なぜ?」や「本当にそうか?」といった問いかけをしながら、物事を判断する力が求められます。

本当にそれが正しいのかという、物事の本質を見抜くためには、批判的思考力が重要です。

物事を判断する際に盲目的にならず、常にこのような思考で考えることは、リスクを考慮するときや問題の根拠を提示する際などに役立ちます。

インターネットやSNSなど、さまざまな情報が溢れている現代においては、その情報が本当に信用できるものかを見抜く力は必須と言えるでしょう。

具体的な問題例としては、主張を支える「暗黙の前提」の選択肢から正しいものを選択するといったものがあります。

問題を精読することと、事実と主張を分けて考えることが重要になるでしょう。

創造的思考力

創造的思考力では、多角的な視点を持って現状の課題を解決する力や、既存の枠組みにとらわれず今までにはないアイディアを出すといった力が試されます。

発想力は単なる思いつきではなく、ある事柄から着想を得たり、違う事例から自分の課題に結びつけたりといった創造的思考力が必要になります。

この力は、事業を立ち上げるときに他のビジネスモデルを参考にするときや、企画やアイディアを出すときなどに活かすことができるでしょう。

創造的思考力の問題例として、複数の文章に共通する趣旨と類似した趣旨を選択するというものが挙げられます。

文章が複雑で理解するのに時間がかかることが予想されるため、速く正確に読む必要があるでしょう。

協働的思考力

協働的思考力とは、自分と相手の共通点や違いを意識し、物事をわかりやすく伝えるときに必要になる力です。

入社して、社会人として活動していくにあたり、さまざまな立場や価値観を持った人と関わっていかなければいけません。

そのような人に何かを伝えたいと思ったときは、相手にとって伝わりやすいか、相手の立場になり伝わるかを意識することが大切です。

そのためには、一つひとつの意見に共通することや異なる点を明確にし、最適な課題解決をしていく協同思考力が求められます。

協働的思考力の問題例としては、対話の中から問題解決を妨げる要因を特定し、選択肢の中から解答するといったものが挙げられます。

日常会話を構造的に捉え、一つひとつの要因を分解して論理的に分析する考え方が必要と言えるでしょう。

パーソナリティ

パーソナリティでは、レジリエンス・リーダーシップ・コラボレーションの3つが問われます。

23問を10分以内に解答するので、1つの問題に時間をかけすぎないようにしましょう。

この項目では、主に受験生の人柄や個性などがチェックされます。

レジリエンスではストレスに対応する力が、リーダーシップでは自主性やチャレンジ精神などが、コラボレーションでは他人と協力して物事に対処していく力が試されるのです。

テストを実施している企業が理想とする人物像を把握し、それに合わせて選択肢を選ぶと良いでしょう。

難易度はそれほど高くはありませんが、それぞれがテキスト問題なので、制限時間内にすべて解き切るためには文章を速く読む必要があるでしょう。

GPSで問われるパーソナリティとは

レジリエンス:情緒安定性、立ち直りの早さ、状況に応じ冷静に対応する力

リーダーシップ:自ら先頭に立って進める力、未知のものに挑戦する力、粘り強くやり抜く力

コラボレーション:相手の立場に立とうとする姿勢、他者と関わろうとする積極性

【GPSとは】GPSの特徴

ここまでGPSの問題構成について解説しました。

どれも社会人として働いていくうえで必要となる力が試されることがわかります。

このGPSは、全体的な難易度としてはそれほど高くない傾向にあります。

しかし、制限時間が短いうえに問題数が多く設定されているので、サクサクと解いていかなければいけないことには注意しておきましょう。

それほど大きな特徴はありませんが、思考力を問われる問題に苦労する方も少なくありませんので、こちらの対策に力を入れることをおすすめします。

思考力を測る問題がある

GPSの大きな特徴として、玉手箱やSPIなどのメジャーなwebテストにはない思考力を測る問題があることが挙げられます。

他のwebテストにはない問題なので、問題集などの対策本がなく、そのため対策が難しい項目と言われることも珍しくありません。

また、先ほども軽く触れましたが、思考力を高めるにはある程度時間がかかります。

一朝一夕で身につくものではなく、テストのためだけに勉強して乗り切るということが難しい点にも注意が必要です。

GPSで高得点を出すには、この思考力を問う問題をどれだけ解けるかが重要と言えます。

音声や映像の問題がある

GPSにはテキスト問題だけでなく、音声のみ、または音声と映像を用いた問題が出題されるのが特徴です。

長い音声や映像は流れませんが、その分無駄な情報がないので、なるべく聞き漏らさないよう頭の中を整理しながら聞くことが大事です。

ほとんどの場合、音声やアニメ映像が流れ、それについて解答していくことになります。

出題される問題は複雑で難しいものではなく、大学生3人組みが会話しているのを聞いたり、野球のドラフト中継を見ている場面が流れたりと、日常的な風景を切り取ったテーマで出題される場合が多いです。

ただし、テキスト問題からいきなり音声問題や映像問題に切り替わることもあるため、頭の切り替えが難しいという点に注意しましょう。

【GPSとは】GPSの平均点

GPSの場合、平均点はおよそ40前後です。

さらに52点を越えると優秀な評価となり、58を越えると非常に優秀という扱いになります。

つまり、批判的思考力、協働的思考力、そして創造的思考力も、すべて備わっている証です。

ここまでくると、どのような企業に就職する際にも、武器として使える大きな強みになるでしょう。

【GPSとは】GPSの対策

ここまでで、GPSの特徴や出題される思考力の種類について解説しました。

しかし、問題形式や特徴について理解しても、どうやって対策を行えば良いかわからないと悩んでいる人もいるでしょう。

実際、GPSは他のwebテストより対策が難しい傾向にあります。

また、対策に余計な時間をかけたくない、効率良く進めたいと思っている人も多いでしょう。

ここからは、そのような方に向けて、GPSの対策について紹介します。

具体的な対策法が知りたい人や、効果的な練習が気になる人は参考にしてみてください。

SPIや玉手箱で練習をする

GPSテストになじみがないような人でも、SPIや玉手箱といったテストなら受けたことがあるという人は少なくありません。

GPSの基礎能力テストに関しては、玉手箱やSPIのテストと大差がないと言われています。

そのため、玉手箱やSPIの参考書などを利用して対策することをおすすめします。

この2つのwebテストは採用している企業が多いので、教材や問題集が充実しているのがメリットです。

また、最近はwebテストの練習ができる無料のアプリや、例題が載っているwebサイトも多く存在しており、これらを活用して対策をしているという方も珍しくありません。

このように、基礎能力に関しては事前の対策が可能なので、GPSテストが不安な人は一度やっておくようにしましょう。

問題のイメージを固めておく

思考力問題の対策として、まずはどのような問題が出るかのイメージを固めておくことが大切です。

もし事前のイメージが固まっていない状態でテストに臨んだ場合、人によってはうまく解答できない場合があります。

事前に問題形式や出題内容が把握できていれば、本番でも慌てることなく対処できるでしょう。

問題のイメージを固めるためには、GPSの公式ホームページに目を通しておくと良いでしょう。

思考力テストの概要や、音声やテキスト問題の例題が載っているため、予備知識をつけるには最適です。

問題の例文を知っておけば時間配分のしやすさもかなり違ってくるので、テストを受ける方は下記の公式サイトを一度チェックしておくようにしましょう。

GPSを採用している企業の選考に参加する

先述したとおり、GPSはややマイナーなwebテストのため参考書といった類のものはありません。

問題集を解いて数をこなすといった方法が実践しづらいため、実際にGPSを練習するために、一度GPSテストを行っている企業の選考に参加してみましょう。

これにより、時間配分や問題の傾向などを掴むことができ、さらに自分の弱点がどこにあるのかを把握することもできます。

もし狙っている企業がGPSテストを実施しているならば、GPSテストを実施している別の企業で練習することをおすすめします。

また、スケジュールの調整が難しいかもしれませんが、2~3社受けていくとそのうち慣れてくるので、場合によっては高得点を出せるかもしれません。

速読の練習をする

GPSテストの中には、長文を読まなければいけない設問も出てくることがあります。

そのため、場合によっては1つの設問だけで時間を取られてしまうおそれも出てくるでしょう。

だからこそ、どんな設問が来ても良いように、文章をできる限り早く読めるようになっておかなければいけません。

ちなみに速読の練習方法は、意識的に文章を早く読むようにするだけではなく、1つの文章を塊としてとらえることです。

例えば、一字ずつ目で順番に追うのではなく、文章の塊を順番に追うようなイメージです。

これだけでも、文章全体を読むスピードは各段に上がりやすくなるでしょう。

アプリで練習をする

GPSテストの対策は基本的に難しいですが、一応ベネッセが提供している就活サービスに登録することで、GPSの回答練習ができるようになっています。

なおこちらの就活サービスは無料で登録できるため、気になる人はチャレンジしてみると良いでしょう。

また他にも、GPSと同じようなSPIや玉手箱のWEBテストをやっておくのも、1つの手です。

この辺りで出題される内容を勉強しておくだけでも、GPSで役に立つことが出てくる可能性があります。

いずれも対策アプリが出ていますので、ぜひ試してみてください。

性格テストの対策もする

場合によっては性格テストで落とされる可能性もあるので、しっかりと対策をしておくことが重要であると言えるでしょう。  

なぜならば、一貫性のない回答をしている人材である場合、嘘をつく人材、または何も考えずに回答している人材と思われてしまう可能性があるからです。  

自分が首尾一貫した回答をできるよう、常に自分の中で考えの柱を持っておくことが重要です。

出題内容を把握しておく

事前に出題内容についてある程度理解することができれば対策も容易なので、調べることをおすすめします。  

SPIや玉手箱のように完璧に対策することはなかなか難しいです。  

しかし、事前に情報収集を行うことで、出題内容を把握しておくこと自体はできます。  

公式サイトや記事などに目を通して、一通り解き方について自分の中である程度シミュレーションしておくことが重要であると言えます。

【GPSとは】GPSのサンプル問題

ここまでGPSとはどのようなWebテストであるか紹介してきました。

より具体的にGPSのテスト内容をイメージするために、サンプル問題を紹介します。

短音声動画問題

短い会話のやり取りを聞いて、論理の飛躍や矛盾があるかどうかを判断する問題です。

日常の会話の中で、「違和感を覚える」=「素早く思考力を働かせる」ことができるかを問うテストです。

短音声動画サンプル問題

A:我々のレストランは、常連のお客さんが増えているが、売上は頭打ちになっている。売上を伸ばすにはどうしたらいいだろうか。

B:ファミリー層が利用しやすいようにするのはどうでしょうか。店内にキッズスペースを作れば、家族連れの利用者がこれまでより増えると思います。

C:いや、シニア層に気に入ってもらえるようにして、利用者を増やすのがいいでしょうね。一部の席を昔の喫茶店風に作り変えて、懐かしさを感じてもらえる仕掛けをするのがいいと思います。

A:そうか、つまり、これまでターゲットにしてきた客層は間違っていたということだね。

問題:会話に論理的におかしい部分が含まれているか
(正)含まれている/(誤)含まれていない

Aは「常連客は増えているが売上が頭打ち」という現状から、「ターゲット客層が間違っていた」と結論付けています。

そして、BとCの提案はあくまで売上を伸ばすための「可能性」を示すものであり、現状の客層が間違っていたという証拠ではありません。

よって、Aの発言において論理の飛躍があると判断できます。

動画・音声問題

日常に存在する様々な場面設定の中で、それを見聞きしながら3つの思考力のうち、いずれかを発揮できるかどうかを問う問題です。

音声・実写映像・アニメ映像形式で出題されるため、本来であれば図表やイラストが表示されます。

以下のサンプルでは文字起こししたものを紹介します。

動画・音声サンプル問題

あなたはZ市の広報課の職員として、会議に出席しています

課長:Z市の発展のためには人口増加が必要だ。特に移住者を増やすためには、Z市の良さを全国にアピールすることが大事だと考えている。そこで、Z市ならではの良さをアピールしたい。何をアピールしたらいいかみんなから意見を出してほしい。

同僚:はい、それでは私からアピールするべきZ市の良さをお伝えします。今回の議題を考えるためのヒントを得るために、Z市に住む住人を無作為に1000人選び、郵送アンケートを実施しました。アンケートではZ市の良さについて複数の選択肢から当てはまるものを3つまで選んでもらいました。こちらをご覧ください。Z市の良さについての調査結果は治安の良さが92%、次いで、住民同士の関係性の良さが88%と他の選択肢に比べて、高い数値となりました。この結果から、Z市ならではの良さは治安と住民の関係性の良さであることがわかります。ですから、安心安全で温かい街であることをアピールすべきだと考えます。

問題:同僚の主張に対する反論として、最も適当なものを一つ選びなさい
A(誤):治安と住民同士の関係性は関連しているので、正しい結果とは言えないのではないか
B(誤):Z市に長年住んでいる市民に調査を行わないと、本当の良さはわからないのではないか
C(正):治安や住民の関係性が、同程度に高い市が他にもあるのではないか
D(誤):良いと感じた理由を具体的にヒアリングしないと、わからないのではないか
E(誤):安心安全で温かい街という表現は曖昧で伝わりにくいのではないか

それぞれの反論について解説していきます。

Aについて、治安と住民の関係性に関連があったとしても、それぞれの項目が高いことは客観的事実であるため、反論としては弱いです。

Bについて、無作為抽出した1000人に長年住んでいる市民も含まれている可能性があります。

加えて「本当の良さ」という定義が曖昧であるため、以上2点から反論としては的確ではないでしょう。

Cについて、Z市ならではの良さをアピールするという前提条件から考えると、この反論は理にかなっています。

同様の特性を持つ市が他にもあれば、Z市固有の魅力とは言えないでしょう。

Dについて、具体的な理由をヒアリングすることは重要ではありますが、会議の目的である「何をアピールするか」であり、調査方法の妥当性を議論することではありません。

Eについて、今回の論点は「Z市ならではの良さ」があるのか否かという点であり、広報の手段という論点とは異なります。

テキスト問題

動画・音声よりもやや複雑な問題(比較検討や、図表からの細かい読み取りを要する)に対して、思考力を発揮できるかを問います。

思考力別の設問によって、多角的な評価が可能です。

テキストサンプル問題

批判的思考を問う問題:仮定を問う(暗黙の前提)

次の主張の背景にある考え(表に出ていないが主張を支えている考え)として最も適当なものを、A〜Eのうちから一つ選べ

主張1:商品をより多く販売するためには、お客様に買いたいと思ってもらうことが重要である
A(誤):売り手と買い手の思いを合致させることが商品の品質よりも優先する
B(誤):商品をより多く販売するためには謙虚な態度こそが欠かせない
C(正):商品の購入を決定するのはお客様である
D(誤):自分の熱意は必ずお客様に伝わるものである
E(誤):商品が売れるかどうかは自分の気持ち次第である

それぞれについて解説していきます。

Aについて、主張1は売り手と買い手の思いの合致や品質の優先順位については言及していません。

Bについて、主張1の核心である顧客の購買意欲と、謙虚な態度には直接的な関係はありません。

Cについて、顧客が買いたいと思うことが重要である理由は、最終的な購入決定権が顧客にあるという暗黙の前提を正確に捉えています。

Dについて、顧客の視点に立って購買意欲を高めることの重要性を説いている主張1と前提には熱意は関係ありません。

Eについて、主張1が顧客の購買意欲を重視しているのに対して、この選択肢は売り手側の視点に偏っています。

【GPSとは】GPSを受験するメリット

GPSを受験するメリットには様々なものがありますが、最も代表的なものとしては結果が個人結果レポートとして配布されることが挙げられます。  

自分の強みやこれからの対策方法などについても確認することができ、自己分析ツールとして非常に有用です。  

その他にも、思考力レクチャーや思考力トレーニングなども存在しているため、一度受けて足りないものを対策すると、選考を有利に進めることができるはずです。

おわりに

今回は、webテストの1つであるGPSについて詳しく解説しました。

GPSは主に思考力に重きを置いたテストになっており、受験者の問題解決能力を測るためにさまざまな問題が出題されます。

対策としては、基礎能力についてはSPIや玉手箱の問題集を解く、また思考力の問題についてはGPSの公式サイトを見ると問題のイメージが掴めます。

また、不安に感じている人や高得点を狙っている人は、GPSを採用している企業の選考を一度受けてみると良い練習になるでしょう。

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