【例文あり】化粧品業界の志望動機!志望動機の評価基準や考え方を徹底解説!

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はじめに

化粧品業界は、女性に人気のある業界の1つです。

とくに化粧品が好きな人は、この業界に興味を持ち志望を考えることでしょう。

しかし、志望理由が「化粧品が好きだから」といったものでいいのか、不安に思うかもしれません。

印象に残る志望理由にするために、化粧品業界の基本的な知識を身につけ、就職活動に備えましょう。

この記事では、化粧品業界の動向や職種、そして志望動機の作り方などを紹介するので、志望動機を考える際にぜひ参考にしてみてください。

【化粧品業界の志望動機】化粧品業界の動向

コロナ禍以前の化粧品業界は、順調に業績を伸ばしている業界でした。

新型コロナの影響を受けた現在では、消費者のニーズや美容意識に変化が見られ、業界の動向も以前と同じようには考えられません。

そこで、現在の化粧品業界の流れをつかんでいきましょう。

新型コロナの影響

化粧品業界の出荷額は年々上昇し、2019年には最高額を記録しました。

しかし、新型コロナの影響により緊急事態宣言が発出され、経済活動に対する制約が行われました。

訪日外国人の数は減少し、インバウンド需要が見込めず、2020年には売り上げが下落することになったのです。

外出する機会が減り、マスクを着用することが推奨されたこともあり、ファンデーションや口紅などの仕上げ用化粧品の購入は控えられました。

一方、化粧水をはじめとした基礎化粧品の購入は減少していません。

ただし、最近は新型コロナウイルスの流行も落ち着いており、マスクの着用は義務化されていません。

よって、徐々に消費量は回復の傾向にあると言えるでしょう。

メンズ製品の需要の増加

メンズ製品の需要が増加しているというのも、化粧品業界において見逃せないトレンドの一つであると言えるでしょう。

現代においては、様々なおしゃれの形があり、特にがっつりメイクはせずとも、ファンデーションだけはつける、スキンケアは徹底的に行うという男性はかなりの数います。

コロナ禍でリモートワークやオンライン会議などが増え、自分の顔と向き合う機会が増加したことも理由の一つなのでしょう。

いずれにせよ、メンズ製品の需要は高まっています。

業界を牽引するメーカー

化粧品業界の最大手は資生堂です。

そしてコーセーと花王が2番手を争っていますが、これらの大手3社も漏れなく新型コロナの影響を受けました。

2020年の中間業績では、前年と比較して20%以上落ち込んでおり、化粧品の販売は本格的に回復に至ったとはいえません。

このように3社の売り上げは国内や全体で見ると減少していますが、中国市場では3社とも売り上げが高くなっています。

また、オンラインを活用した非接触型のサービスを提供し、コロナ禍に対応した新しい取り組みをはじめています。

【化粧品業界の志望動機】化粧品業界の課題

化粧品は女性にとって生活必需品になっているので、この業界は比較的に安定していると考えられます。

ところが日本の人口は減り続け、コロナ禍では化粧品の消費量も減少しました。

国内の化粧品市場が将来的に縮小するリスクは、無視できない問題でしょう。

消費量の減少

新型コロナの影響で、テレワークや外出時にマスクを着用する機会が増えました。

在宅時間が多く、化粧直しの頻度は低くなりました。

その結果、化粧品の消費量が減少し、今後も販売数が伸び悩むと予測されます。

とくに仕上げ用化粧品の消費量の減少が激しく、中でもマスクによって崩れやすいファンデーションや口紅などの落ち込みが大きいです。

加えて、販売数が横ばいのままだった基礎化粧品も、クレンジングに関しては仕上げ用化粧品と同様の状況に置かれています。

デジタル化

対面で販売する機会が減ったことを受け、化粧品業界全体でデジタル化の動きを見せています。

衛生意識が高まり、肌に直接触れることは避けられるようになりました。

そこで化粧品業界は、撮影のみで肌の状態を測定する機器を導入したり、仕上がりをスマートフォン画面で確認できたりするようにし、デジタル化を進めています。

2次元コードを読み取ることで、化粧品をつけたときの印象がわかります。

さらに、イーコマース事業への注力や、デジタルカウンセリングなどの事業に取り組む企業も増えました。

【化粧品業界の志望動機】会社ごとで戦略が違う

化粧品業界を目指すにあたって志望動機を作成するときは、会社ごとにさまざまな戦略を打ち立てていることをぜひ理解しておきましょう。

企業がそれぞれ実施している戦略を理解しておけば、どのような貢献・活躍ができるのか、自分に合った職場なのかしっかり整理することができます。

そのうえで会社が求める人材を把握でき、採用担当者に響く志望動機を作成できるようになる仕組みです。

ここからは、化粧品業界における大手である以下の4社について、それぞれ異なる戦略を見ていきます。

・資生堂
・コーセー
・花王
・ポーラ

どのような戦略を実践しているのかチェックし、志望動機作成に役立てましょう。

資生堂

資生堂は、化粧品業界において他社の追随を許さないほど、圧倒的な売上を毎年記録しています。

国内シェアトップなのはもちろんのこと、海外における需要も大きく、国内外で活躍できる人材を常に求めているのが特徴です。

そんな資生堂では、採用活動のなかで候補者に、「ブランドを立ち上げるとしたらどのような価値を届けるか」と質問しています。

上記の質問には当然正解はないため、重要なのは深度の高い業界研究になります。

十分に研究を実施したうえで、自分の意見をしっかり述べることが求められるといえます。

国内における資生堂の事業展開の特徴といえば、低価格品から高価格品までさまざまなラインアップを扱っていることが挙げられます。

一方、海外では低価格帯のケア用品販売に注力している傾向です。

また最近では、ラグジュアリーブランド化の動きも見られ、富裕層向けの商品開発アプローチも盛んといえます。

働くうえでダイバーシティの取り組みを積極的に行っており、女性リーダー・管理職の活躍も著しいのが特徴です。

このように会社の事業展開の特徴、働くうえでの取り組みなどさまざまな面に目を向けて、研究を進めることが重要となります。

コーセー

コーセーは、トップの資生堂に対して、後述する花王とともにナンバー2・ナンバー3の座を争う企業になります。

業績は資生堂が圧倒的ではありますが、コーセーも化粧品業界においては十分な大手であり、特にスキンケア部門に力を入れていることで知られています。

そんなコーセーでは人間関係を重視し、働きやすい環境を整えることに注力しています。

したがって新卒採用では、コミュニケーション能力に優れた人や周りとの調和を大事にする人が、社風に合っていると判断されやすいでしょう。

また最近は、時代の流れも考慮し、SNSプロモーションに力を入れている傾向も見られます。

新卒の段階からSNSプロモーションにおける高いスキルを求めているわけではありませんが、現代ならではのバイラルマーケティングなどに明るい学生は、積極的に活躍イメージを持ってもらいやすいかもしれません。

花王

花王は、前述のコーセーとともに業界シェアナンバー2の座を争う大手企業です。

ただし花王は化粧品のみに特化した会社ではなく、化粧品を含むさまざまな日用品を取り扱っているのが大きな特徴です。

そのため事業部は化粧品・ハイジーン&リビングケア・ライフケア・ヘルス&ビューティーケアに分かれています。

花王は近年グローバル展開に積極的な姿勢を見せているため、新卒採用の際は、グローバルに活躍できる人材を求める傾向もあります。

高い英語スキルや留学経験、グローバル社会への興味関心、国内にのみにとらわれない広い視野と柔軟性などが重要視されるといえるでしょう。

また、最近では持続可能な社会の実現に向けて、取り組みを強化している部分もあります。

そのため学生生活のなかでサスティナブルな取り組みに注力してきた人などは、そのことをガクチカなどでアピールすると、高評価につながる可能性があります。

ポーラ

ポーラも、化粧品業界では大手企業として有名です。

ポーラといえば訪問販売が有名で、歴史をたどると、化粧品業界において訪問販売を始めたのはポーラが最初になります。

「Science. Art. Love.」を会社の強みとして掲げており、たくさんの訪問販売員を配置しているのが大きな特徴です。

その数は全国5万人以上に及び、この点は競合他社と比べると圧倒的な数字を誇ります。

高品質な美容カウンセリングに力を入れているため、ほかには百貨店での対面販売にも注力しています。

そのため社風や事業の方向性的に、コミュニケーション能力に優れた人材こそが重宝されるといえるでしょう。

メインであるスキンケア部門においては、美白化粧品やエイジングケアの商品開発・販売に積極的なのも大きな特徴です。

【化粧品業界の志望動機】化粧品業界の職種

これまでに、化粧品業界の現在の状況を確認していきました。

次に、この業界の職種についていくつか紹介します。

化粧品業界の職種には、研究や企画、品質管理、そして営業や美容部員などが挙げられます。

それぞれの仕事の特徴を捉えましょう。

研究・開発

研究、開発では、有効成分の研究、新しい製品の開発や既存製品の改良などを行います。

大学と共同で研究したり、学会で発表したりすることもあります。

化粧品は消費者の肌に触れるので、大きな責任感を背負って取り組むことが重要です。

他にも、化粧品の効果を示すデータをとったり、皮膚への安全性を調べたりします。

化粧品の研究や開発には、さまざまな分野の知識が欠かせません。

とくに生物学や物理学などを専攻した理系出身者には、向いている職種でしょう。

企画・マーケティング

企画、マーケティングでは、市場調査から消費者のニーズや流行を探します。

それらをもとに新商品の企画の立案や販売戦略を検討し、企業の業績を向上させる業務です。

美容のトレンドに高い関心を持っているといいでしょう。

化粧品は、効果や効能がすぐにわかるものではありません。

そのため、消費者の購買意欲がかきたてられるような宣伝をする必要があります。

また、研究職の人や営業職の人など、さまざまな立場の人たちと協力しなければならないので、コミュニケーション能力も求められます。

生産・品質管理

生産管理では、製造ラインや在庫の管理の他に、原料調達を担う場合もあります。

計画に沿って製品が出荷できるように、管理しなければいけません。

管理するのは製品のみではなく、製品が作られてから市場に出るまでであり、製造と営業への調整も行っています。

品質管理では、消費者が安心して自社の商品を使用できるように、成分のチェックや薬事法に触れていないかを確認します。

不良品を作らないためにも、細かい点に気を配れる人に向いているでしょう。

営業

営業は、顧客に対して営業を行います。

百貨店やドラッグストア、化粧品専門店などに営業をかけ、市場を開拓します。

美容部員の売り上げ目標や、マネジメントの管理を担当することもあるでしょう。

他にも、店舗の売り上げの動向を把握しなければいけません。

ドラッグストアやバラエティショップなどの小売店では、価格の交渉もします。

海外へ進出している企業の場合は、現地でのマーケティングに携わり、現地の消費者のニーズに応えられるように幅広く仕事を受け持ちます。

美容部員

美容部員は、自社の商品を店頭で接客販売します。

訪問した顧客に対して、カウンセリングや商品の紹介を行います。

店内のマネジメントであったり、立ち仕事が中心であったりするなど、体力を必要とする職種です。

美容部員は、顧客の肌やメイクの方法に関する悩みが解消できるようにサポートします。

その際に、顧客に直接メイクやスキンケアも施すでしょう。

美容部員は接客だけではなく、レジや伝票の整理、商品の検品、店頭清掃などさまざまな業務をしなければいけません。

【化粧品業界の志望動機】男性でも化粧品業界に就職できる?

メンズメイクの製品が増えているということもあり、男性でも化粧品業界に興味を持っている人は多いです。

結論として、男性でも化粧品業界に就職できるでしょう。

特に性別による差別などは存在しません。

確かに、現在は女性の方が割合が多い業界ではありますが、男性だからと言って特に就活において困ることはないでしょう。

男性にしかない視点や専門知識などもあることでしょうから、それらをアピールすることができれば良い印象を与えられるはずです。

【化粧品業界の志望動機】理系学生は化粧品業界就職に有利?

化粧品業界を目指すうえで、理系の学生は有利なのか気になるところです。

文系と比べると理系の学生は、企画職や事務職、販売職はもちろんのこと、研究職も狙うことができます。

そのため比較的さまざまな分野の職種に挑戦しやすく、そういった意味ではキャリアの可能性をさまざま模索できるでしょう。

以下からは、理系学生が化粧品業界を目指すのは有利になるのかという点を、詳しく解説していきます。

専門性を活かすことができる

理系学部卒の学生は、就活の際に、その専門性を活かせるのが大きな利点です。

文系と比べると理系は専門知識を蓄えられるため、研究職も含めて志望できる職種の幅が広がりやすい傾向があります。

化粧品業界の場合、美容・健康という人の体に関わる分野も大きく関係してくるため、特に健康や人体の仕組みなどに精通しているとその知識は活かしやすいでしょう。

さらに大学院に進学すれば、その後のキャリアの選択肢はさらに広がるといえます。

専門性を活かして就職するなら、理系学生は比較的有利になると期待できます。

コーセーは理系に人気?

化粧品業界の大手であるコーセーは、理系の学生に比較的人気な傾向が見られます。

コーセーを志望する際は、その人気度の高さや人気の理由などを詳しく知っておくと良いでしょう。

ちなみに、コーセーの理系総合職の倍率は約30倍にまでのぼります。

非常に狭き門であり、優秀な経歴とスキルを持つ学生しか内定を獲得できないのは言うまでもありません。

なお、化学・応用化学系の学部生であれば最先端の研究につながるため、専門性を活かせるのはもちろんのこと、大きなやりがいを感じられる可能性があります。

コーセーが理系学生に人気な理由や、今後の動向などについては、以下の記事をぜひ参考にしてみてください。

【化粧品業界の志望動機】募集形式

化粧品業界を目指すときは、複数ある募集形式にまず目を向けておきましょう。

主な募集形式は、次のとおりです。

・総合職
・一般職

それぞれの特徴を理解したうえで、自分に適性のあるほうにエントリーすることが重要になります。

志望動機も、募集形式に合ったものを作成していく流れです。

では、それぞれの募集形式の特徴を詳しく解説していきます。

総合職

化粧品業界の募集形式の一つには、まず総合職が挙げられます。

総合職は前述の職種のなかですべてが配属先として選択肢に上がってくるのが特徴です。

そのため総合職に応募する際は、あらゆる仕事に就く可能性を考慮しておきましょう。

ただ、研究・開発系の職種は理系出身者のみが対象になることが多いです。

また新卒で化粧品メーカーなどに入社したときは、最初に配属されるのは営業部が多い傾向にあります。

一般職

化粧品業界には、もう一つの募集形式として一般職があります。

一般職は主に、デパートやドラッグストアなどに勤務する美容部員にあたる仕事が多く、本社勤務の仕事とは毛色が変わってきます。

一般職は消費者とより近い立場になるため、ブランドのイメージに大きく関わるという特徴もあります。

ブランドの顔としての意識を持ったうえで会社に貢献する必要がある、重要な仕事です。

【化粧品業界の志望動機】志望動機に必要な要素

就活で化粧品業界を目指すときは、志望動機で採用担当者から高評価を獲得するためにも、そもそも志望動機にはどのような要素を入れるべきなのかを整理しておきましょう。

志望動機とはいえ、単純に志望した動機を書くのみでは、アピールに欠けます。

自分自身のアピールもしっかりと行ったうえで、良いイメージを持ってもらうことが重要になります。

化粧品業界の志望動機で、必要となる要素は次のとおりです。

必要となる要素

・業界を選んだ理由

・応募企業を選んだ理由

・将来ビジョン

・自分の提供できる価値

それぞれの重要なポイントを解説していきます。

業界を選んだ理由

化粧品業界の志望動機を作成するときは、まず業界を選んだ理由を明確に示しましょう。

なぜ化粧品業界なのか、ほかの業界ではなぜだめなのかを詳しく述べることで、志望動機の説得力を高めていきます。

女性にとって化粧品は毎日使用するなじみ深いもので、多くの方が多かれ少なかれ興味を持っているものです。

そのため化粧品を使ったとき・選んだときなどから得た実体験をもとに、自分自身の思いや熱意を伝えると良いでしょう。

志望動機は、具体的かつ自分自身だからこそ述べられるオリジナリティのあるものが望ましいです。

そのために自分自身の化粧品に関する具体的なエピソードは、化粧品業界で働きたいと思ったきっかけを伝えるうえで大きく役立つでしょう。

応募企業を選んだ理由

化粧品業界の志望動機を作成する際は、応募先企業を選んだ理由もしっかりと伝えるようにしましょう。

化粧品関係の企業は、世の中にたくさんあります。

そのなかでも応募先企業を選んだ理由を明確に伝えられなければ、「うちでなくても良いのでは?」という疑問を持たれてしまいます。

一口に化粧品業界といっても、関係する企業は、ターゲット層や海外進出の有無、価格帯、戦略、具体的な事業内容は企業ごとに違うものです。

したがって応募先企業を選んだ理由を具体的に伝えるには、競合他社との差別化が重要です。

そのためには企業研究が必要不可欠となり、企業研究は進めれば進めるほどその企業への理解が深まります。

面接で深掘りされてもしっかり答えられるように、その企業でなければならない理由は具体的に伝えるようにしましょう。

将来ビジョン

化粧品業界の志望動機では、自分自身の将来ビジョンもあわせて伝えることが大切です。

企業にとって、候補者がその企業で働いて活躍できるイメージが持てることは、採用を検討するうえで非常に重要になります。

将来ビジョンがしっかりしている人は活躍のイメージが具体的にできるため、採用については前向きに検討したくなるものです。

本気度も伝わりやすく、計画的に将来を見据えて行動していることがわかります。

やりたいことや目標に触れて将来ビジョンを伝えるときは、配属希望の職種も述べておくと良いでしょう。

企業・業界に対する研究が深いことも伝わるため、高評価につながりやすくなります。

なお、将来ビジョンを具体的に伝えるという狙いでも、念入りに企業研究をすることは重要になります。

自分の提供できる価値

化粧品業界を目指す際は、志望動機のなかで業界・その企業を志望した理由にあわせて、将来のビジョン、そして自分の提供できる価値をアピールしましょう。

企業にとってあなたを採用することは、最終的に価値のあることでなければなりません。

そのため就活の場では、自分を採用することでいかに価値を提供できるか、アピールすることが肝心といえます。

まずは化粧品業界がどのような人材を求めているのか理解したうえで、求められる人材として、魅力的な価値を提供できることを伝えていきましょう。

後述する「化粧品業界が応募者に求めるもの」を参考に、自分はそれを持ち合わせていることを述べることが重要です。

そうすることで企業は、あなたが活躍することで、企業の利益に貢献してくれることをイメージしやすくなります。

結果、あなたを採用することについて、企業は前向きな姿勢を持てるようになる仕組みです。

【化粧品業界の志望動機】化粧品業界が応募者に求めるもの

ここからは、化粧品業界が応募者に求めるものを整理していきましょう。

前述のとおり、志望動機を作成する際は、自分が「企業から求められる要素」を持ち合わせていることをアピールする必要があります。

そのためには企業が理想とする人物像、すなわち化粧品業界における採用活動のニーズをつかむことが大切です。

化粧品業界が応募者に求めるものは、具体的には次のことが挙げられるでしょう。

化粧品業界が応募者に求めるもの

・勉強熱心な姿勢

・コミュニケーション能力

・向上心

・分析力

上記のことを満たす学生は、就活で高評価を獲得しやすいといえます。

では、詳細をチェックしていきましょう。

勉強熱心な姿勢

化粧品業界では、企業は応募者に対して勉強熱心な姿勢を強く求めています。

どの部署に配属されても、化粧品業界では常に学ぶ姿勢・知識をつけることに貪欲な姿勢が重要になるからです。

部門を問わず、化粧品業界では自社商品に対する知識は必要になりますし、化粧品に対するトレンドは常にキャッチしておくことが欠かせません。

新商品が出るスピードは非常に早く、トレンド・流行も目まぐるしく変化します。

もちろん他社商品に対するリサーチも欠かせないでしょう。

したがって勉強熱心であることは大前提として重要になり、それを支えるモチベーションとして、化粧品への興味関心・好きな気持ちも必要といえます。

化粧品について詳しく知りたい・化粧品が好きという気持ちを持って積極的に勉強できることこそが、化粧品業界に適性があるといえるでしょう。

コミュニケーション能力

化粧品業界では、コミュニケーション能力も必要になります。

直接お客様と接する美容部員はもちろんですが、法人相手の営業部でも取引先とのやり取りは欠かせませんし、その他の部署でも社内外の人とコミュニケーションをたくさん取ることになります。

円滑に仕事を進めるには、細やかなコミュニケーション・報連相は必要不可欠です。

相手の伝えたいことを引き出すヒアリング能力なども重要になるため、コミュニケーション上手な人は、化粧品業界では評価されやすいといえます。

学生生活のさまざまな場面でコミュニケーションを養ってきた人は、化粧品業界を目指す際には、積極的にその能力をアピールしたいところです。

向上心

化粧品業界が応募者に求めている能力の一つとして、向上心というものが挙げられるでしょう。

化粧品業界は常に新しいトレンドや技術が生まれ、非常に競争が激しいです。

特にSNSが発展している現代においては、想像もできないスピードで様々な技術やメイクの手法が生まれています。

つまり、向上心を持たなければ生き残ることができない業界なのです。

向上心を持つことは、このような変化に適応し、自己成長を遂げるための重要な要素と言えるでしょう。

分析力

化粧品業界においては、市場のトレンドや消費者のニーズを正確に把握し、競合他社との差別化を図るために、分析力を有しておく必要があると言えるでしょう。

分析力があれば、正確な情報をもとに的確な判断を下すことができます。

競争力を維持しながら業界での成功を目指すことができるので、分析力のある人材は多くの企業に求められていると言えるでしょう。

【化粧品業界の志望動機】志望動機の評価基準

化粧品業界におけるさまざまな職種について述べました。

自分に合いそうな仕事がわかると、志望する理由は考えやすくなるでしょう。

企業は応募者の価値観や適性から、志望動機を評価します。

評価されるポイントを押さえて、志望動機を整理してみてください。

志望度の高さ

志望動機では、まず志望度の高さを評価します。

志望度の高さは、業界を志すきっかけやどのくらい企業研究を行っているかといった要素から判断されます。

第一志望である場合はその旨を強調し、ぜひアピールしましょう。

志望動機をはっきりさせるためにも、企業について調べることは大切です。

そして入社後にどのように成長したいのか、自分が働いている姿をイメージして、明確に意欲を伝えてください。

入社後の目標は、長期のものと短期のものの両方を挙げられるといいです。

価値観

企業は、応募者が一緒に働きたいと思える考え方を持った人材であるかどうかを、志望動機から判断します。

考え方や価値観にズレがあると、同じ目標に向かって働くことができません。

価値観が企業と合っているのかを知るために、今までの経験を振り返り、自分の物事の捉え方を把握してください。

価値観は抽象的なものなので、事前に明らかにしておきましょう。

志望する企業の価値観に共感できなければ、働き続けることは難しくなります。

考え方のズレは、苦痛の原因になってしまうからです。

企業適性

入社後のミスマッチで、せっかく採用したにもかかわらず、早期退職されてしまうことがあります。

企業はそれを防ぐために、志望動機の段階で応募者の人柄を知り、理念や価値観、社風などとマッチしているのかを測ります。

志望動機では企業ごとの特徴をつかみ、独自性に言及してください。

同じ化粧品業界の企業でも、理念や社風は異なります。

応募者の人柄が企業の社風から大きく外れていると、疑問を抱かれてしまいます。

志望動機を述べる際には、自分の性格や価値観が企業と合うことを伝えましょう。

【化粧品業界の志望動機】志望動機の考え方

志望動機で評価される基準を押さえた後は、就活の軸を考えましょう。

化粧品業界について知り、さまざまな志望理由を挙げることができても、一貫性のないものだと意味がありません。

就活の軸を決め、矛盾が生じない受け答えを目指してください。

就活の軸を決定する

就活の軸とは、業界や企業を選んだ基準のことです。

この基準は、自分に関係するものと自分以外に関係するものの2つに分けられます。

自分に関係する基準は自分がしたいこと、自分以外に関係する基準は企業の特色から決めることができます。

働くうえで何を成し遂げたいかについて考え、それを言語化できれば、仕事選びで自分にとって譲れない条件が見えてくるでしょう。

自分なりの基準があると志望動機がまとまるので、自己分析や企業研究などを行い、就活の軸を決めましょう。

就活の軸の見つけ方

就活の軸を決めるためには、基準となるものを見つけなければいけません。

まずは、これまでの人生で印象に残った出来事を思い出し、深掘りしましょう。

「なぜ記憶に残っているか」「なぜ楽しかったのか」というように深掘りを続けることで、モチベーションの原点がわかり、就活の軸にしやすくなります。

自己分析をすることで、客観的に自分を捉えられます。

得手不得手を知り、自分自身に対する理解を高められると、就活の軸が見つかるでしょう。

業界・企業研究を行う

就活の軸を見つけた後は、業界と企業研究を行いましょう。

自分の就活の軸を満たすことができる業界、企業を探してください。

とくに企業研究では、業界内のポジションや企業の独自性について注目すると良いです。

同じ化粧品業界の中でも、力を入れているところは異なります。

他にはない特徴を志望する企業から見つけられると、自分がそこで働きたい理由が明確になります。

自己分析により、自分の強みや弱みが再認識できたのなら、自分のスキルが活かせるような企業も調べてみてください。

就活の軸と企業との接点を見つける

企業研究を行った後は、就活の軸と企業との接点を見つけましょう。

接点が見つかると2つを論理的につなげることができ、志望動機の質を向上させられます。

企業は、応募者との適性を重要視しています。

就活の軸を述べる際には、企業との接点を意識するようにしてください。

志望する企業が目指している方向と、自分の成し遂げたいことが関連していると、これから共に働く未来がイメージしやすいです。

早期離職はリスクがあるので、就活の軸は企業に合う内容の方が好まれます。

【化粧品業界の志望動機】「化粧品が好きだから」は志望動機になるの?

結論として「化粧品が好きだから」といった理由は志望動機になりません。

なぜなら企業は自社の化粧品のファンではなく、ファンを増やす活動に貢献できる人材を求めているからです。

企業にとって、製品を楽しむ側としての「好き」では物足りません。

評価される志望動機にするためには、製品を生産したり提供したりする側の目線に立ちましょう。

企業が知りたいことは、応募者が入社後に何をしたいかです。

「好き」という理由だけでは、その企業である必要性が伝わりません。

「化粧品が好きだから」ではなく「なぜ好きなのか」という視点で、就活の軸を思索できると良いです。

化粧品が好きな理由を掘り下げ、自分がその好きな製品とどのように関わっていきたいのかを考えましょう。

【化粧品業界の志望動機】志望動機の構成

志望動機を作るために、自己分析や企業の研究をした後は、実際に書かなければいけません。

しかし書く段階になると、どのような構成にすればいいのか迷うのではないでしょうか。

次に書き方のポイントを説明するので、参考にしてください。

結論

志望動機は、結論ファーストを必ず守るようにしましょう。

企業が最初に読む書き出しの文章は、第一印象を決めるためにも重要です。

最初に受けた印象は残りやすく、その後の評価が左右されるので、書き出しにはぜひ力を入れてください。

結論から書かれている文章は、伝えたいことがわかりやすいです。

文字数は限られているので、冒頭では要点を簡潔にアピールしてください。

志望動機の結論部分は、企業選びの基準である就活の軸から導入すると非常に書きやすくなります。

根拠

次に、結論に対する根拠を書きましょう。

先に結論が出ているので、後の内容は頭に入りやすいです。

根拠とは、就活の軸を形成したエピソードなどのことを指します。

自分の過去の経験を振り返りながら、例を挙げるようにしてください。

企業は根拠の部分を非常に重視しており、エピソードを具体的にすると説得力も増します。

根拠がないと、志望に至った経緯が把握できません。

企業が求めている人物像と合うエピソードを選び、筋が通った志望動機を作りましょう。

展望

最後に、入社後にどのようなことを成し遂げたいか、どのように企業に貢献できるかなどといった今後の展望を述べましょう。

その際に過去のエピソードを踏まえて、仕事への活かし方に触れられるといいでしょう。

入社後に活かせるスキルだけではなく、これから一生懸命に働いていくという意欲や熱意も伝えてください。

企業はあなたの能力や人柄が、入社後に活躍できるかを知りたいのです。

さらに企業の強みまで言及できると、企業研究をしていることもアピールできます。

【化粧品業界の志望動機】志望動機のポイント

企業には、毎日多くのESや履歴書が届きます。

冒頭がありきたりな志望動機だと、印象に残すことは難しいです。

採用担当者に魅力を感じてもらえるような志望動機を作るために、2つのポイントを紹介するので、ぜひ役に立ててください。

一貫性を見失わない

志望動機を作る際に注意したいことは、一貫性のある内容かどうかという点です。

化粧品業界の志望動機を考えたときに、結論と展望で主張が自然と異なってしまうことがあります。

結論として「このようなことがしたいから志望した」と述べたのにもかかわらず、展望で「したいこと」について言及する際に違うことを挙げてしまうのです。

2つの「したいこと」が関連していなければ、つながりのない文章になります。

結論となる就活の軸をはじめに述べ、展望で企業にどのように貢献して結論を達成したいかという形にして、一貫性を失わないようにしましょう。

一貫性を保てないと違和感のある志望動機になってしまいますが、具体的なエピソードに基づいて考えられたものなら、軸はブレません。

「なぜ」をベースに考える

化粧品業界の志望動機を考えていると「企業のどの商品に魅力を感じたか」という考え方に偏ってしまうことがあります。

それでは、好きという理由で志望動機を述べていることにつながります。

企業が知りたい内容は「なぜ興味を持ったのか」という点なので「なぜ」を中心に考えてください。

「なぜこの業界なのか」「なぜこの企業なのか」というように、なぜという質問を繰り返すことによって、志望する理由を深掘りしていくことが可能になります。

このように掘り下げられれば、志望に至ったきっかけも自覚されるでしょう。

なぜという問いかけを何度も行うと、根本にあるものが見出されるからです。

さまざまな「なぜ」から考えられるものを言語化し、他の志望動機との差別化を図りましょう。

【化粧品業界の志望動機】志望動機の例文

これまでに、志望動機の構成やポイントを見ていきました。

最後に化粧品業界の美容部員と研究、開発の志望動機の例文を紹介します。

ぜひ例文を参考にして、実際に志望動機を書いてみましょう。

志望動機は、200字から300字の間で書くことが多いです。

少なすぎると企業に熱意が届きません。

構成は結論を冒頭に書き、それから根拠を述べ、最後に展望を伝えます。

志望動機は書類でも面接でも必ずチェックされる項目なので、わかりやすいものにすることを意識してください。

美容部員の志望動機

「顧客のなりたい」を叶えたいからです。
メイクがうまくできず悩んでいたときに、美容部員の方に化粧品の提案や化粧のやり方を教えてもらいました。
自分がしたいメイクや似合うメイクを一緒に模索し、今まで使用していなかった化粧品に挑戦することができたのです。
新しい楽しみ方が見つかり、その結果、なりたい自分になることができて自信がつきました。
顧客と直接関わる美容部員の接客に力を入れている貴社で、自分と同じように悩む人の悩みを解決したいです。
日々のメイクの時間が楽しいものになる手助けをし、一人ひとりに合った提案やアドバイスができるように心がけます。
そして、その人の「なりたい」を叶えるような接客をしたいと考えています。

マーケティングの志望動機

私はマーケティング活動を通じてお客様の「美」の追求のサポートをしたいと考えており、御社を志望致しました。
志望のきっかけは、スキンケア・ヘアケア用品の販売アルバイトをしたことです。
最初のうちは商品知識もなく、お客様が抱えやすい悩みもわからなかったため、売上に貢献するどころか、先輩に質問しながら仕事をこなすことで精一杯でした。
しかし退勤後に商品知識をたくさん共有してもらい、業務中も先輩の販売方法を真似したことで、私は1か月後には売上トップを記録できるようになりました。
先輩がお客様の悩みに合う商品を的確に提案していたことが印象的で、私たちスタッフは、そのようにお客様の立場に立ったうえでアドバイスすることが重要だと考えたのです。
この販売経験を活かし、御社に入社した際もお客様目線で物事を考え、マーケティング活動に考えを反映させていきたいと考えています。

営業の志望動機

私は化粧品を通じてお客様に自信を持ってもらい、幸せな日々の実現を手助けしたいと考えています。
化粧品の営業職に就きたいと考えたのは、学生時代に経験した営業のインターンです。
私はもともと見た目に自信がなく、人から悪い印象を持たれているのではないかとよく考えてしまうことがありました。
しかしコスメを使ったことで顔の印象が明らかに変わり、私は自信を持つことができました。
そのためインターンの活動にも集中でき、お客様の悩みに合わせた提案をすることで、MVPを受賞させていただくこともできました。
この経験により、私はお金を稼ぐことよりも商品購入によってお客様に喜んでいただくことに、大きな達成感を抱くようになったのです。
貴社に入社した際は、自分と同じ経験をする人をたくさん増やしたいと考えており、そのためにいち早く商品知識をつけ、売上にも貢献したいと思います。

研究・開発の志望動機

好きなことを制限されない商品を作りたいからです。
学生時代に肌トラブルを抱え、自分のしたいメイクがなかなかできませんでした。
しかし、肌の弱い人でも使える化粧品の存在を知り、メイクができるようになりました。
思うようにメイクができないままであったら、自分の好きなことが1つ失われていたでしょう。
肌に優しい化粧品にはまだ制限があり、人によって合うものが異なります。
どのような人でも気軽に試せるように、大学の研究で身についた生物学の知識を活かして、商品の研究や開発に取り組みたいと考えています。
敏感肌の人向けの商品を主力としている貴社で、肌に優しい化粧品の研究、開発の幅を広げ、メイクの好きな人が自由なメイクを実現できるようにしたいです。

企画職の志望動機

私が貴社を志望する理由は、「お客様が安心して使用できる商品を企画し、提供したい」という強い願望からです。
私自身もかつて肌のトラブルに悩んでいましたが、貴社の化粧品を利用し、劇的に肌質が改善された経験があるからです。
そのような商品は、安全性と品質に対する徹底したこだわりがある貴社でなければ企画・開発できないと確信しています。
貴社に入社した暁には、実体験、そして大学時代に学んだマーケティングの技術を活かし、市場調査やデータ分析を通じて消費者のニーズを的確に捉え、それに応える製品開発に貢献できると確信しています。
私の分析力と経験を活かして、貴社の製品開発チームに貢献し、多くのお客様に喜びと安心を提供できるよう尽力したいと考えています。

【化粧品業界の志望動機】NG行動   

化粧品業界の志望動機を作成するときは、人によってさまざまな志望動機がありますが、中にはNGな内容もあるため事前に注意したいところです。

具体的には、以下のNG行動が挙げられます。

・ただブランドが好きという理由で志望する
・その先を考えない
・メイクで個性をアピールしない

上記のNG行動については、知らず知らずのうちに意外とやりがちなため注意が必要です。

では、詳細を一つひとつチェックしていきましょう。

ただブランドが好きという理由で志望する

化粧品業界を目指すときは、ただブランドが好きというだけで志望していないかよく考えましょう。

「化粧品ブランドが好きだから、自分に向いていそう」「化粧品メーカーで働けば、好きなブランドの化粧品が社割で買えてラッキー」などの理由で志望すると、自分のスキルを活かせない可能性があるからです。

単純にブランドが好きというのであれば、一般消費者として購買を続ければ良い話になるため、好きだから働くという理由は成立しません。

企業は、長期的な経営のために、必要な力を持っていることを考慮して人材を新規採用します。

その際には、企業の理念や社風に合っているかどうかもチェックするでしょう。

つまり自分を採用することは、企業にとってもメリットがある必要があります。

どのような点を活かせるから化粧品業界に適性があるのか、明確に示せることが前提条件となります。

その先を考えない

志望動機を作成する際は、結果としてどうしたいのか、最終的なゴールまで考える必要があります。

単純に「美容部員としてお客様のサポートをしたいから」というだけでは、「その先」が見えてきません。

その先で何を実現したいのか明確に示せなければ、志望動機として説得力がなく、考えが浅い印象が拭えません。

「美容部員としてお客様のサポートをし、幸せな日々を実現したい」などのように、その先に叶えたいことが備わっていることが重要になります。

メイクで個性をアピールしない

化粧品業界を志望する際は、メイクで個性をアピールしないというNG行動にも注意する必要があります。

ネイリストや美容部員などの美容系職種では、「美の個性」が選考に関わる大きなポイントになります。

とはいえ大事なのは雰囲気に合っているかどうかなので、「合わない」と判断されれば、落とされる原因になります。

志望するメーカーが大事にしている個性や雰囲気などをよく研究し、雰囲気に合うメイクで面接に臨むことが重要です。

【化粧品業界の志望動機】採用で有利になるために

化粧品業界を目指すときの就活で少しでも有利になるためには、さまざまな準備を進めておく必要があります。

化粧品業界は人気が高く、多くの企業で倍率が跳ね上がるのが特徴です。

内定を勝ち取るには戦略をしっかり練る必要があり、できる対策は積極的に実践したいところです。

具体的な準備のポイントを整理していきましょう。

短期インターンに参加しよう

化粧品業界を目指す就活を少しでも有利にするには、短期インターンへの参加がおすすめです。

たとえば資生堂の場合、採用は本選考直結のインターンのみとなっています。

つまり資生堂を目指すなら、インターン参加は必須となり、参加していなければチャンスさえ失ってしまうのです。

さらに資生堂の倍率は80倍にも及ぶため、一次選考でさえ通過は難しいことをよく理解しておきましょう。

なお、2020年9月に実施されたインターンでは、5人組に分かれたうえで討論を行っています。

プロダクトマーケティング案が主なテーマであり、3日間じっくり話し合い、発表まで行う形式です。

インターンの評価は直接選考に関わるため、インターン=選考という気持ちで臨むことが求められます。

このようにインターンから選考につながっていくパターンは、決して珍しくありません。

インターンに参加していれば優先的に評価してもらえることも多いため、化粧品業界を目指すなら、インターンには積極的に参加しましょう。

おわりに

この記事では、化粧品業界について紹介しました。

化粧品業界の現状や職種を知っておくと、志望動機が作りやすくなります。

志望動機の考え方や書き方が、わかったのではないでしょうか。

構成やポイントを踏まえて、オリジナリティのあるものを目指してください。

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