HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
はじめに
今話題のWEBデザイナー。インターネットが普及して、どこでも誰でも目にする広告やHPなどのウェブサイトを作成しているのがWEBデザイナーです。
WEBデザイナーの仕事に興味はあるけどどんな仕事?WEBデザイナーを志望したいけど、どうやって志望動機書けばいいの?と感じている方いらっしゃいませんか?
是非この記事を読んで参考にしてみて下さい!
【WEBデザイナー志望動機】WEBデザイナーの将来性
Webデザイナーを就職で目指す際は、そもそもWebデザイナーに将来性はあるのか非常に気になるところです。
「将来的に仕事がなくなったらどうしよう」と考え、実際にWebデザイナーを目指すべきか悩んでいる人は多いでしょう。
実際に10年~20年後をめどに、約半数の仕事は発達を遂げたAIで事足りてしまうようになると言われています。
Webデザイナーの仕事も例外ではないため、将来性については十分に理解を深めておきたいところです。
そのためここからは、まずWebデザイナーの将来性について知っておくべきポイントを解説していきます。
Webデザイナーの将来性や今後の業界の動向予測をチェックし、就職のメリット・デメリットをしっかりと整理しておきましょう。
なお、ここで紹介する内容を理解したうえで志望動機を書くと、業界研究が進んでいるからこそ説得力のある内容に仕上がりやすくなります。
WEBデザイナーの現状
まずは、Webデザイナーの現状を整理していきましょう。
近年Webサイトの利用目的は、広告中心からオンラインストアや予約など、さまざまなサービスプラットフォームとしての役割の割合が増えてきています。
そのためWebデザイナーの活躍の幅は広がり、就職先として検討すべき選択肢は、必ずしもWeb制作会社のみではなくなってきました。
たとえば自社ホームページ・Webサービスに力を入れている会社のWeb系事業部、システム会社、Webスクールなどが挙げられるでしょう。
結果、Webデザイナーとして求められるスキルも、近年は多様化の傾向が見られます。
たとえばシステム会社に就職するのであれば、Web系の言語だけでなくさまざまなシステム構築系の言語を理解していると、Webデザイナーとして需要も高まりやすくなります。
多様化している業界の現状を理解したうえで、Webデザイナーとして就職する際は、あらゆる就職先の選択肢を模索することが大切です。
WEBデザイナーの需要
Webデザイナーの現状でお伝えしてきたように、Webサイト・Webサービスの利用目的の幅が広かった影響から、Webデザイナーの需要が近年増加しているといえます。
より洗練されたデザインで、かつユーザビリティの高いWebサイトを必要とする場面が多くなったためです。
スマホの普及、ネット広告の市場拡大、コロナ禍からのオンライン化の加速など、ほかにもWebデザイナーの需要が増している要因と考えられることがたくさんあります。
そのため昨今はWebデザイナーの求人数も安定しており、さまざまな就職先を検討できるのが特徴です。
また、活躍の幅が広がり需要が増したこと・働き方が多様化したことにより、Webデザイナーとして求められるスキルや資質にも最近は変化が見られます。
したがって需要があることに安心せず、現在Webデザイナーとして求められるスキルに柔軟に対応していくことが、就職に失敗しないポイントになります。
求められるもの
続いて、Webデザイナーに求められるものを整理してみましょう。
Webデザイナーの需要が右肩上がりの状態になり、働き方も多様化してきたということは、求められるスキルにもさまざまな変化が見られるということです。
そのため今後多くの場面で活躍でき、企業から魅力的だと感じてもらえるWebデザイナーは、より高度なスキルや幅広い知識を持つ人といえます。
そこに加えてデザインセンスや発想力、柔軟な考え方などが求められる具合です。
需要拡大の影響から、Webデザイナーは未経験者の参入も多いため、実際のところ高度なスキルを持った人材は業界にそこまで多くありません。
だからこそ幅広い知識、センス、発想力、高度なプログラミングスキルは差別化のポイントになってくるでしょう。
トレンドに対する理解も重要な分野のため、常に勉強する姿勢を持つことも重要といえます。
【WEBデザイナー志望動機】WEBデザイナーの仕事内容
まず、WEBデザイナーとは何かについて説明していきます。WEBデザイナーは別名、「WEBクリエイター」「ホームページデザイナー」などと呼ばれることがあります。
デザイナーの主な仕事内容は、企業や個人などのクライアントから依頼されたWEBサイトのデザインの担当・制作です。
【WEBデザイナー志望動機】WEBデザイナーに向いている人
Webデザイナーの志望動機を書く際は、あわせてWebデザイナーに向いている人の特徴をチェックしておきたいところです。
自分こそWebデザイナーに適性があるとアピールできれば、より説得力のある志望動機になるからです。
反対に自分に向いていない仕事だと、長続きせず、早い段階で転職につながってしまう可能性があります。
そのためWebデザイナーに向いている人について理解を深めることは、志望動機を書くうえで重要なことです。
具体的には、次の特徴に当てはまる人が、Webデザイナーに向いている傾向があります。
・職人気質な人
・コミュニケーション能力がある人
・流行に敏感な人
上記の特徴に当てはまる点が多ければ多いほど、Webデザイナーの適性は高いといえるでしょう。
それぞれの特徴について詳しく解説していきます。
①職人気質な人
まず1つ目の特徴は、職人気質な人です。
WEBサイトのデザイン作成には、オリジナリティーあるものを作り上げる柔軟な発想力とセンスが問われます。また、デザイン作成は顧客のニーズに合わせてできる限り良いものを作り上げようとこだわりぬくことが大切です。そのため、職人のように強い責任感をもってデザインにこだわることができる人はこの仕事が向いているでしょう。
②コミュニケーション能力がある人
2つ目の特徴は、コミュニケーション能力がある人です。
先ほど職人気質の性格の人がデザイナーに向いていると説明しましたが、デザイン作成には多くの人との協力が必要不可欠です。
例えば、1つのwebサイトを作成するにあたって、チームリーダーであるwebディレクターや、コピーライター、webコーダーなどとのやり取りが生じます。1人で作るのではなく、様々な役職の人たちと協力して作り上げるため、コミュニケーション能力がある人がこの仕事に向いているでしょう。
③流行に敏感な人
3つ目の特徴は、流行に敏感な人です。
webデザインは比較的トレンドなどの流行り物が多く、移り変わりが早い業界です。
また、若者の間で流行っている言葉や人、食べ物、ファッション、世の中の情勢、世界のトレンド等幅広く見る必要もあります。
そのため、デザイナーは常に新しいものにアンテナを張ってアイディアを自分のデザインに取り入れていく必要があります。
いろんなものに好奇心をもって流行を追い続けていける人は勉強も苦にならないでしょう。
【WEBデザイナー志望動機】そもそも志望動機とは?
webデザイナーとはどんな仕事なのか、どんな人が向いているのかを明確にしたところで、次はwebデザイナーを目指すための志望動機の書き方について紹介していきます。
そもそも、志望動機とは何でしょうか?学生は企業が志望動機を聞く理由を始めに知っておくことで、どのような志望動機を作成すればいいのか明確にすることができます。
結論として、企業は志望動機を通じて、「入社意欲の高さ」と「企業とのマッチ度」を知ろうとしています。
これは入社後に長く活躍できるかどうかを見極めるためです。どれほど優秀な人材でも、意欲が低い人や企業の雰囲気や価値観、目指す方向性が企業と合わない人は、短期間で離職してしまう可能性が高いです。
そのため、学生は志望動機では、企業のどんな理念や価値観に共感したのか、入社した後どのような仕事がしたいのか、なぜこの企業に入りたいと思ったのかをアピールするとよいでしょう。
【WEBデザイナー志望動機】志望動機を書く前の準備
Webデザイナーの志望動機を作成するときは、いきなり書いても内容がまとまらないため注意が必要です。
そのためまずは、Webデザイナーの志望動機を書くための準備に取り掛かりましょう。
先に行っておきたい準備は、次の3つのことが挙げられます。
・自己分析
・業界分析
・企業分析
自分・Webデザイナー業界・志望する企業、それぞれについて分析し、理解を深めることが深みのある志望動機を書くことにつながります。
理解が薄いまま志望動機を書くと、抽象的で「どの業界・職種にも当てはまる内容」になりがちなため注意しましょう。
では具体的にどのような点を分析すべきなのか、詳細を解説していきます。
自己分析
志望動機を作成するときは、まず自己分析がとにかく重要です。
志望動機では自分・業界・企業すべてがマッチしていることを伝える必要があり、そのためにはまず、自分について知らなければなりません。
・将来どのような人になりたいのか
・普段どのようなことを考えて生活しているのか
・何が好きで何が嫌いか
・大事にしている考え方は何か
など、自分について理解を深めていなければ、本当の意味でWebデザイナーに適性があるのか判断できないでしょう。
そのため自己分析は、じっくり時間を取って行うべき準備プロセスといえます。
なお、業界や企業は調べることで分析しやすくなっていますが、自己分析は基本的にツールを活用することが重要です。
ほかには身近な人から意見を聞くのも良いでしょう。
自己分析がかかわることは最も深掘りされやすいため、分析は念入りに行っておくべきです。
自己分析ツールは、LINEで簡単に強みがわかる「自己分析ツール」をぜひ活用してみてください。
業界分析
志望動機を作成する際は、業界分析も欠かせません。
前述のとおり自分・業界・企業すべてがマッチしていることを伝えられてこそ説得力のある志望動機になるため、Web業界がどのような業界なのか、詳しいポイントまで理解を深めることは重要です。
本記事の前半で紹介してきたような業界の動向や現在求められていること、Web業界におけるトレンドなどは、必ずリサーチしておきましょう。
また、関連するニュースのチェックも欠かさず行っておきたいところです。
Webデザイナーを目指すうえで業界に対して理解が深まれば、どのような仕事の選択肢があるのかも見えてくるため、より自分に合った方向性を見極められるでしょう。
企業分析
Webデザイナーの志望動機を書くときは、企業分析も重要になります。
同じWebデザイン系の業界でも、企業によって特色や具体的な事業内容などは異なるものです。
応募先を選ぶときは、なんとなく選んでいるように見えて、実は自分なりの就活の軸で「自分に合っている」という判断をしているはずです。
そのため志望動機では、上記の選んだ経緯や決定打になったことを積極的に言語化する必要があります。
企業分析が不足していると「他社でも良いのでは」という疑問が生まれてしまうため、「その企業でなければならない理由」を明らかにすることが大切です。
企業のホームページなどから理念や力を入れているポイント、こだわりなどを調べ、志望動機に活かしましょう。
【WEBデザイナー志望動機】志望動機の作成ポイント
続いて志望動機の構成ポイントについて説明します。志望動機を作る際、気を付けるべきポイントは主に3つあります。
この3つを確実に取り入れることで、読みやすい文章を作成することができるため面接官にアピールしやすくなります。
①結論を簡潔に述べる
1つ目は、結論を簡潔に述べることです。志望動機は結論ファーストを必ず守りましょう。
一番始めに結論を持ってくることで、面接官はあなたが何を言いたいのかがすぐにわかり、文章を読み進めていくうえで内容を理解しやすくなります。
また、志望動機の結論部分は、企業選びの基準である就活軸を利用することで非常に書きやすくなります。
企業を選んだ理由として、企業のどんな理念や価値観に共感し、自分の就活軸や働くうえで大切にしたいことととどこが一致したのかをアピールしましょう。
②具体的なエピソードを入れる
2つ目は、具体的なエピソードを入れることです。
ガクチカや自己PRと同様に、志望動機でも結論のもととなる具体的なエピソードを記載しましょう。
結論だけでは、他の学生と似た内容になることが多く、面接官にインパクトを与えられません。
実生活での体験談や就活で説明会やインターンを通して感じたこと等の具体的なエピソードを入れることで、説得力が増すので、オリジナリティ溢れる内容にして自分らしさが伝わる志望動機にしましょう。
③入社後に実現したいこと、入社意欲を伝える
3つ目は、入社後に実現したいこと、入社意欲を伝えることです。
志望動機の最後には、入社後企業でどんな仕事をしたいのか、自分の強みをどのように活かしていきたいのか、入社してからの意思表示などを述べましょう。
この企業に入りたい理由とそのエピソードに因んだ自分の強みを最後にアピールすることで、企業側も入社後のイメージがしやすくなり、あなたの志望度が高いことが伝わるでしょう。
【WEBデザイナー志望動機】志望動機の例文
3つの構成ポイントはおわかりいただけましたでしょうか?
応募先の企業を選んだ理由、自身のこれまでの経験エピソードや活かせるスキル、将来の働くビジョンの順番で志望動機を構成していきましょう。
続いて、実際に志望動機の例文を2パターン紹介します。
志望動機として、未経験者の場合はwebデザイナーを志した理由、もしくは業界・他職種での経験をアピールすることが大切です。
2つのバージョンを紹介するので、自分にあう方を参考にしてみてください。
WEBデザイナーを志した理由をアピールした例文
私が御社を希望した理由は、大学時代独学で勉強したデザイン制作にとても興味があり、webデザイナーとしてこの業界に入りたいと思ったからです。
サークルでウェブサイトを作成したことをきっかけにデザイン制作の勉強を始めました。
始めはわからないことだらけでしたが、photoshopやillustratorを使い勉強していくうちにもっと完成度の高いウェブサイトを作りたいと思い試行錯誤を重ねました。
その結果、アクセス数を150まで増やすことができました。
御社はwebマーケティングに力を入れていることを説明会で知り、私もwebデザインを活かして顧客に満足していただけるよう力を尽くします。
他業界・他職種での経験をアピールした例文
私が御社を志望した理由は、中途採用や未経験者を多数採用しているからです。
デザインの仕事は様々な感性や人生経験を持った人たちが共に働いている職場なのだと御社の説明会やインターンを通して感じました。
デザインの制作経験や実務経験はないのですが、前職が営業職だったため、いろんな方から聞いた体験談や様々な分野の情報を最大限生かし、制作に貢献します。
また、御社の分業体制にも興味があり、前職で培ったコミュニケーション能力を発揮していきます。
経験者であることをアピールした例文
貴社を志望する理由は、貴社が持つ独自の技術力と革新的なプロジェクトに大きな魅力を感じているからです。
過去2年間、私はWeb制作会社でWebデザイナーとして働いており、使いやすいWebサイトの開発というミッションのもと、UIデザインの深い知識を身につけました。
この経験を通じて、ユーザーインターフェースの重要性と、それを支える技術の奥深さを実感しました。
また、HTML、CSS、JavaScriptなど、複数の言語を使ってプロジェクトを推進した経験があります。
貴社が取り組むプロジェクトの中には、革新的なアイデアと技術が必要とされるものが多く、私のこれまでの経験とスキルを活かせると確信しています。
特に、ユーザー体験を重視したデザインの重要性が高まる中、私のUIデザインの経験は貴社のプロジェクトに新たな視点をもたらすことができると思います。
【WEBデザイナー志望動機】志望動機の注意点
続いて、志望動機を述べるにあたっての注意点についても詳しく紹介していきます。
就活は総合点で判断されるので、マイナスの印象を与えないようにすることも非常に重要です。
また、こちらで紹介しているポイントをWebデザイナー以外の職業でも活用できるものなので、どの仕事を受ける際にも注意点として念頭に置いておきましょう。
業務内容と関連がない
業務内容と関係がない志望動機を述べてしまうと、非常にマイナスなイメージを与えてしまう可能性が高いので注意が必要です。
志望動機と業務内容が全く関連していないと、企業研究を全く行っていない、モチベーションの低い人材であると思われてしまう可能性が非常に高いです。
やる気がないと思われてしまうと、その時点で就職できる可能性は非常に低くなるので注意が必要と言えます。
その企業の業務内容を理解する
その企業の業務内容についてもしっかりと理解しておかなければなりません。
たとえ非常にモチベーションが高く、企業研究を行っていたとしても、業務内容についてだけすっぽりと抜けてしまっており、志望動機で話せていない場合、志望度が低い文章であるとみなされてしまうことがあります。
Webデザイナーという仕事だけでなく、その企業でWebデザイナーはどのような働き方をしているのか、何をしているのかなどを念頭において作成することが重要です。
最初に結論を述べていない
志望動機に限らず、ガクチカや自己PRなどにおいても当てはまることですが、結論を最初に述べないと、だらだらと話している印象を与えてしまい、結局何が言いたいのか伝わらなくなってしまうことが非常に多いです。
最初に何をアピールするのか、絞って簡潔に伝えるように心がけることが重要であると言えるでしょう。
福利厚生のことしか話していない
福利厚生の話ばかりしてしまうと、志望度が低い人材であると思われてしまう可能性が非常に高いでしょう。
なぜならば、福利厚生はあくまで副次的であり、仕事とはあまり関係がないものであることが多いです。
休みの日だけを待ち望んでいる仕事においては、あまりやる気を出さない人材であると思われてしまう可能性があるでしょう。
よって、なるべく福利厚生の話はせずに、自分のやる気が出ることについてアピールしていくことが重要です。
【WEBデザイナー志望動機】志望動機が書けたら!
2つの例文はいかがだったでしょうか?
3つの構成ポイントをおさえながら、面接官に伝わりやすい志望動機を作ってみてください。
最後に、志望動機が書けたら、ESを就活のプロに添削してもらいませんか?
就活のプロに添削してもらうことで、自分では気づかないミスを直してもらえたり伝わりやすい文章に直してもらえたりします。
自分では完璧にできたと思っていても、他人が読むと理解しにくかったり企業側からすると的を得ていなかったりするので、就活のプロに見てもらうことをお勧めします。
下記に添削サイトのURLを記載しておくので、気になった方は是非クリックしてみてください。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございます。
webデザイナーに向いている人の特徴や志望動機の書き方について紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
まとめとして志望動機は、結論ファーストで具体的なエピソードを交えながら、入社後に活かせる自分の強みをアピールしましょう。
また志望動機の例文として、webデザイナーを志した理由をアピールするバージョンと、他業界・他職種での経験をアピールするバージョン2つを紹介したので参考にしてみてください。