繊維業界志望の志望動機のポイントを解説!繊維業界の構造や動向も解説!

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伊東美奈
Digmedia監修者
伊東美奈

HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。

繊維業界は国内市場が縮小している一方で、海外市場の規模は拡大しています。

一言で繊維業界といっても、素材・紡績・縫製・アパレルなど幅広い分野の仕事があります。

そのため繊維に関わる技術だけでなく、生産工程や品質管理、それに関わるIT技術など色々な場面があり、求められる人材も様々です。

「繊維・アパレル業界に興味はあるけど、自分の様なタイプの人間でも応募して大丈夫?」と思われる方もいらっしゃるでしょう。

今回は繊維業界を志望される方向けに、業界構造や今後の動向をふまえ、志望動機のポイントを解説していきます。

【繊維業界の志望動機】繊維業界の構造

繊維業界は川上から川下まで、それぞれ4つの業界から成り立っています。

同じ繊維業界でも製造から販売まで様々です。

それぞれの業界の特徴を理解して、自分が興味を持てたり挑戦してみたい領域があればぜひチャレンジしてみましょう。

川上:素材・原料

繊維業界の川上企業は主に原料を扱うメーカーを指します。

高度な技術力を用いて製品をつくり、様々な分野に進出しています。

また、原料メーカーとして高い技術力や品質・生産管理力があることも理解しておきましょう。

繊維素材業界

繊維素材業界は、繊維原料を扱う産業のことを指します。

具体的には、天然繊維(綿花、麻、絹、羊毛など)化学繊維(ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリプロピレンなど)を製造・加工・販売している企業群のことです。

衣料品をはじめとして、自動車や航空機、医療用品など様々な分野と密接に関わっています

繊維素材メーカーの具体的な企業として、東レ・帝人などがあります。

また、昨今ESGに力を入れており、リサイクル品の活用などサステナビリティを意識した素材の開発を行なっています。

環境に配慮した取り組みとしては、染色や洗浄過程において、化学薬品の削減や、水の循環利用をすることで環境負荷を低減します。

また、今後の課題としては、厳格化された環境規制国際競争にどう対応していくかです。

海外には中国をはじめドイツやアメリカなど強い競争力を持った国が多数あります。

日本ブランド」としてポジションを確立することが重要となります。

繊維素材メーカーで働きたい方は、原料に関する知識や環境規制についての理解を深めたり、業界のトレンドを把握しておくと良いでしょう。

また、メーカーは品質管理や製造プロセスを日々改善することが仕事ですから、そのプロセスについても理解しておくと、より興味を持てます。

テキスタイル業界

テキスタイル業界とは、アパレル製品に使われる生地の加工・製造・販売を行う企業群を指します。

具体的には素材メーカーから半製品を仕入れたり、様々な素材を複合した製品を開発し、織物やニットの製造・加工などを行います。

製品は、衣服、寝具、カーテン、タオルなどに用いられます。

素材の種類や、加工方法、染色技術、デザインなど多種多様な要望に応えることができます。

また素材メーカーと同様に、リサイクルや持続可能なモノづくりなど、環境に配慮した取り組みに力を入れています。

テキスタイル業界は、アパレルメーカーや線維商社とやり取りを行い、ビジネスを展開しています。

テキスタイルメーカーの具体的な企業としては、新内外綿株式会社・株式会社ロベリアなどがあげられます。

テキスタイルメーカーで働きたい方は、原料素材の知識や製造プロセスの理解はもちろん、デザインについても知っておくと良いです。

また、アパレルメーカーや繊維商社など多方面とのコミュニケーションが必要になるためコミュニケーション能力も磨いておくべきでしょう。

川中:中間製品

川中とは、繊維産業において中間に位置することを言い、アパレル業界が代表的でしょう。

メーカーから素材を仕入れて自社で商品を企画・開発・製造を行います。

企業によっては直接消費者のもとへ販売することもあります。

アパレル業界

アパレル業界は、衣服やファッションアイテムを製造・販売する産業のことを指します。

また、一言にアパレルといっても、衣服のデザイン・製造・販売に携わる企業や、ブランドを展開する企業、それらの企業の中で小売店や自社ECサイトなどを持ち直接販売している企業など様々です。

アパレル業界は、企画から製造・販売までする企業も多く、そのため幅広い職種が存在します。

デザイナー(ファッション、テキスタイル)、パタンナー、ソーイングスタッフなどの専門職、マーケティングや営業などの総合職、場合によってはITエンジニアなど様々な職種が関わりあっています。

アパレルメーカーの具体的な企業として、「ユニクロ」が有名なファーストリテイリングや、ワールドストアパートナーズなどがあります。

アパレル業界で働きたい方は、ファッションやデザインの知識、世の中のトレンドに加え、ITやマーケティング知識もあると良いです。

特に最近ではVR・AR技術が話題であり、店舗に行かなくてもバーチャル上で試着イメージがわかるようになりました。

日々めまぐるしく変化していくアパレル業界に、挑戦してみるのも面白いのではないでしょうか。

川下:最終製品・流通・小売

繊維業界の川下は、衣料品や雑貨などを消費者に販売する「小売業」です。

また、実店舗以外でもWEB上でのEC店舗(ネットショップ)があり、それに力を入れる企業も増えてきました。

小売業界

アパレル小売業界は、アパレルメーカーや卸売業者から商品を仕入れ、それを消費者に販売する企業群です。

アパレル小売業者の具体的な企業として、株式会社三越伊勢丹・イオングループなどがあげられます。

現在アパレルメーカーは、主にファストファッション企業(ユニクロ、ZARA、H&Mなど)が小売部門を作り、そのまま販売するSPAというビジネスモデルも存在するため、競争の激しい業界であると言えます。

経営に関する様々な課題もあります。

アパレルはサプライチェーンであるため、サプライヤーとの信頼関係が重要です。

しかし、サプライヤーにもピンからキリまであり、ずさんな品質管理や納期遅れなどがあるサプライヤーも存在します。

また、アパレル商品は季節性があり、在庫管理が非常に難しい業界です。

売れ残った場合は値下げセールなどを行い処分していかなくてはいけません。

一方で、トレンドを取り入れた魅力的な商品を提供することで、顧客に支持されることができ、成長する企業も多く存在しています。

アパレル小売業界で働くためには「コミュニケーション能力」が必須です。

お客様はもちろん、メーカーやサプライヤー、その他にも大勢の人たちと関わり合うためコミュニケーション能力は欠かせません。

【繊維業界の志望動機】繊維業界の動向

繊維産業の国内市場は、新型コロナウイルスの影響や少子高齢化により減少傾向にあります。

コロナ前の2019年では衣料品等の国内市場は11兆円ありましたが、コロナ渦では外出自粛要請もあり、2021年は8.6兆円と約3兆円もマイナスになりました。

国内就業者は2007年には68万人いましたが、2020年には40万人になり、30万人近く減少しています。

一方で、海外アパレル市場は拡大していっており、2019年1.8兆米ドルが2025年には2.3兆米ドルまで成長する見込みです。

そのため、高品質、高機能な素材の技術を有している国内企業は海外市場への進出に積極的です。

グローバルな競争力をつけるために、海外企業の買収や業務提携を行うなど世界各国にパートナーをつくり新規開拓を行っています

また、前述しましたが環境に配慮した製品の開発(再生繊維の利用、製造プロセスにおいては化学薬品の削減や節水)や、繊維製品とITを組み合わせたスマートテキスタイルの開発など健康分野にもビジネスを展開させています。

(参考引用:2030年に向けた繊維産業の展望)

【繊維業界の志望動機】繊維業界の職種

繊維業界の主要な職種についてどういったものがあるのか詳しく解説していきます。

自分が興味のある職種があれば是非しっかりと確認しておいて、志望動機を書く際の前提知識として理解しておくことが重要です。

川上(素材・原料)

繊維業界は、川上・川中・川下という流れの中で多くの職種が関わり合って構成されています。

そのなかでも「川上」と呼ばれる工程は、繊維の素材や原料の開発・供給に関わる領域であり、業界の根幹を支える重要な分野です。

ここでは、素材開発から製造、品質保証、販売・調達まで、様々な職種が協力しながら製品価値を生み出しています。

特に機能性や環境対応が求められる現代では、革新的な素材開発や持続可能な生産体制の構築が求められており、理系出身者を中心に高い専門性が求められます。

以下では、繊維業界の川上工程に関わる代表的な職種を5つに分けて紹介します。

研究開発

研究開発職は、新しい繊維素材や加工技術を創出する役割を担います。

たとえば、吸湿速乾性や抗菌性を備えた高機能繊維、あるいは再生可能資源を活用した環境配慮型素材の開発が主な業務です。

素材開発の最前線であり、化学・バイオ・高分子工学などの知識を活かす理系人材が中心となります。

生産技術・製造

生産技術や製造部門は、繊維素材の製造工程を効率的かつ安定的に運用するための設計・管理を行います。

たとえば、原料の配合、温度・圧力の調整、紡糸や加工プロセスの最適化などが日々求められます。

現場と研究部門の橋渡し役を担うことも多いポジションです。

品質管理・検査

品質管理や検査部門は、製造された繊維素材が規格通りに仕上がっているかをチェックする重要な役割を担います。

色合い、繊維の強度、吸水性など、用途に応じた多様な検査項目をもとに判断を行います。

不良品の流出を防ぐことで、企業の信用と製品の安全性を守ります。

営業・マーケティング

営業・マーケティング職は、自社で開発・製造した繊維素材をアパレル企業や加工業者に提案・販売する役割を担います。

営業職は、クライアントとの信頼関係を築きながら、ニーズに合った素材を提供し、商談をまとめていきます。

マーケティング職は、素材の魅力を適切に伝えるための市場調査やPR戦略、展示会の企画などを担当します。

調達

調達職は、繊維素材の原料となる天然繊維や石油化学系原料を国内外から安定的に仕入れる重要な職種です。

具体的には、原材料の選定、価格交渉、納期管理、在庫調整などが業務に含まれます。

世界的な原材料価格の変動や、サプライチェーンの混乱などに柔軟に対応する判断力が必要です。

川中(中間製品)

繊維業界における「川中」とは、原料や糸などの素材を加工して生地をつくり上げる工程を指します。

川上で生まれた繊維素材を糸にし、生地へと仕上げるこの工程は、服や日用品、産業用資材など最終製品の品質を左右する極めて重要な中核部分です。

繊維の加工には、糸を紡ぐ「紡績」、生地を織る・編む「織布・編立」、染色や機能性加工を行う「整理加工」など多岐にわたる工程が含まれます。

さらに、それぞれの製造工程において、生産技術や品質、納期を支える管理系職種や、デザイン・営業といった顧客との接点を担う職種も存在します。

ここでは、川中工程で活躍する代表的な職種を7つ紹介します。

紡績技術者

紡績技術者は、繊維を糸にする工程を担う技術者です。

天然繊維や化学繊維を目的に応じて加工し、一定の太さや強度、風合いを持つ糸を生み出すために、設備や工程の最適化を行います。

素材の特性を理解したうえで、均質な品質を保つための工程設計や装置設定なども重要な仕事です。

織布・編立技術者

織布・編立技術者は、紡績された糸を織物または編物として生地に仕上げる役割を担います。

織機や編機の動作設定、糸の張力や速度調整、生地の厚みや風合いのコントロールなどが主な業務です。

また、新しい織り方や編み方の技術開発を通して、付加価値の高い生地づくりにも関与します。

染色技術者

染色技術者は、生地に色を定着させる染色工程を担当します。

従来の染色手法だけでなく、環境負荷の少ない技術や新素材への対応染色など、技術革新も活発な分野です。

近年では省エネ・節水といった環境配慮型の染色技術が注目されており、持続可能性を意識した提案力も求められます。

整理加工技術者

整理加工技術者は、染色後の生地に機能性や快適性を付与する工程を担います。

たとえば、撥水・吸湿・防シワ・抗菌・UVカットなど、用途に応じた加工を施し、最終製品の価値を高めます。

機能性を実現するためには、薬剤の選定や機械の設定、加工時間や温度管理など細やかな技術調整が必要です。

テキスタイルデザイナー

テキスタイルデザイナーは、生地の色柄、織り方や編み方、風合いの設計を担当し、感性と技術を融合させたものづくりを行います。

ファッションやインテリア、雑貨などの用途に応じて、消費者の嗜好やトレンドを反映させたデザイン提案を行うことが求められます。

生産管理

生産管理は、繊維の加工全体を見渡し、工程の進捗や品質、納期を管理する職種です。

納期遵守やコスト削減、在庫管理など、製造と営業の中間に立って全体を調整します。

各工程との密な連携により、計画通りの生産を実現するためには、正確な情報収集と柔軟な対応力が不可欠です。

営業・マーケティング

営業・マーケティング職は、生地メーカーの製品をアパレル企業や商社などに販売し、市場での価値創出に携わる職種です。

営業職は取引先と信頼関係を築き、ニーズを把握したうえで最適な生地や仕様を提案します。

マーケティング職は、市場動向の分析や競合調査、新素材のプロモーションなどを担当します。

川下(最終製品・流通・小売)

繊維業界の川下に該当するのが、アパレル製品として形になった衣料品を企画・生産・販売し、最終的に消費者の手に届ける領域です。

この工程では、製品のデザインから始まり、縫製・生産管理・流通・マーケティング・販売まで、多様な職種が関わります。

近年は、環境配慮やデジタル化の流れを受けて、ECサイト運営やSNSを活用したプロモーションなど新たな役割も拡大しています。

また、ブランドの世界観や市場とのつながりを直接つくる職種が多いため、感性やトレンド感度、顧客視点を活かした働き方が求められます。

ここでは、川下領域で代表的な職種を12個、解説します。

アパレルデザイナー

アパレルデザイナーは、衣料品のデザインを手がけるクリエイティブな職種です。

トレンドや季節性、ブランドのコンセプトを考慮しながら、ターゲットとなる消費者に刺さる商品を企画・提案します。

素材選びや色の配色、シルエットの調整など細かな設計も行い、生産部門との連携も必要になります。

パタンナー

パタンナーは、デザイナーが描いたデザイン画をもとに、実際に衣服として形にするための型紙(パターン)を作成する専門職です。

立体的な構造や縫製工程を考慮して、サイズ感や着心地、デザイン性がバランスよく仕上がるよう調整します。

CADを使った作業や、試作品の修正対応も行うため、繊細な感覚と技術力が求められます。

縫製技術者

縫製技術者は、パターンに基づいて布を裁断し、ミシンなどを使って衣服を縫製する職人です。

素材に応じた縫い方や糸の選定、工程の順序などを考慮しながら、高品質な仕上がりを目指します。

手作業による試作や、高級ブランドの製品づくりにも携わることがあり、精度の高い技術が求められます。

近年では自動化機器と人の技術の両立も重要視されています。

生産管理

アパレル業界における生産管理は、企画された商品がスケジュール通りに製造・納品されるよう全体を調整する役割を担います。

品質、納期、コストの3要素をバランスよく管理する必要があり、海外の工場とのやり取りも頻繁です。

トラブル対応や製造現場の進捗確認など、スピード感ある対応力と交渉力が問われるポジションです。

品質管理

品質管理の担当者は、完成した衣料品が規格に合っているか、破損や不良がないかを検査し、消費者に安心して届けられる品質を保証する役割です。

色落ち、縫製不良、サイズ誤差などのチェックを行い、問題があれば改善指示を出します。

海外生産が多い業界において、一定基準を満たす製品を維持するため、丁寧さと判断力が求められます。

MD(マーチャンダイザー)

MDは、「何を、いつ、どのくらい、いくらで売るか」を決める商品戦略の立案者です。

市場や販売データを分析し、トレンドや消費者の動向を踏まえて販売計画を立てます。

商品企画から販促まで幅広く関与し、営業や店舗、在庫管理部門と連携して売上最大化を目指す重要な職種です。

論理的思考力とファッション感覚の両立が求められます。

バイヤー

バイヤーは、セレクトショップや百貨店などで取り扱う商品を国内外から仕入れる役割を担います。

展示会への参加やブランドとの商談を通じて、販売する商品のラインナップを決定します。

市場動向の分析力や流行への感度はもちろん、価格交渉や納期調整などのビジネススキルも必要です。

仕入れた商品が売上に直結するため、責任とやりがいの大きい職種です。

VMD(ビジュアルマーチャンダイザー)

VMDは、店舗のディスプレイや商品レイアウトを戦略的に考え、ブランドイメージや商品の魅力を視覚的に伝える役割です。

陳列やポップの配置を工夫し、顧客が商品に自然と興味を持つような空間づくりを行います。

店舗の売上に影響するため、販売データの分析やトレンドの理解も重要となります。

感性とマーケティングの視点が融合した職種です。

販売店(ストアスタッフ)

ストアスタッフは、店頭でお客様に接し、商品提案やコーディネートを行う接客販売の担当者です。

ブランドの“顔”として、丁寧な接客と商品知識、トレンドの理解が求められます。

顧客との関係構築やリピーターの獲得、売上向上への貢献度も高い職種です。

近年ではSNSを活用した情報発信やデジタルツールの活用も重要になっています。

ECサイト運営

ECサイト運営は、自社のオンラインショップやモール型ECでの販売に関わる業務を担当します。

商品ページの作成、プロモーション、在庫管理、Webデザインや数値分析まで業務範囲は広く、多岐にわたります。

SNS広告やSEO対策などのデジタルマーケティング施策も重要で、ITリテラシーとマーケティング思考が求められる職種です。

物流・在庫管理

物流・在庫管理は、製品を正確にスピーディーに倉庫や店舗に届けるための業務を担います。

入出荷のスケジュール調整、在庫状況の確認、配送ルートの管理など、効率的な物流を支える重要な役割です。

アパレル業界ではシーズンごとの入荷・在庫変動が大きいため、正確な数量把握と柔軟な対応力が不可欠です。

マーケティング・広報

マーケティング・広報は、ブランドや商品の魅力を社外に向けて伝える役割を担います。

SNS運用やWeb広告、キャンペーン企画、プレスリリースの作成など、幅広いチャネルで情報発信を行います。

ターゲット層の行動分析や競合調査に基づき、ブランドの価値を高める戦略を立てます。

クリエイティブと分析力、コミュニケーション力を兼ね備えた人材が活躍する職種です。

【繊維業界の志望動機】志望動機で見られているポイント

業界・企業研究を理解することで、目標の半分は達成したと言って良いでしょう。

それらをふまえ志望動機を書きますが、何を意識して書いていけば良いかをご紹介します。

採用側が何を意識して見ているかを理解しましょう。

熱意がどのくらいあるのか

採用側は志望動機から入社意欲や熱意を見ており、企業研究や業界研究の深さなどから判断されます

いくら自分の強みをアピールしたところで業界・企業研究無しでは、ただの自慢話に終わり、採用側にもネガティブな印象を与えてしまいます。

企業研究の目的は、企業の「好きなところ」を探し、「自分の強み」をマッチさせることです。

企業の好きなところについて、経営理念や社長の考え、商品・サービスなど色々考えられます。

ちなみに、売上規模や業界シェア率などを好きなところにしない方が良いです。

「ウチより売上規模や人気が高い会社に行けば良いでしょ?」「それってウチの会社じゃなくても良くない?」と判断されてしまいます。

もっと身近な感覚で「好きな理由」を自分なりにで良いので考えてみてください。

学生の人柄

学生の「人柄」についても重要なポイントです。

人柄は、主に面接時に受け答えや表情から好感が持てるか判断されます。

具体的には、実際のコミュニケーションでは笑顔や清潔感などがあげられます。

コミュニケーションは「話が噛み合っているか」「会話のキャッチボールができているか」を普段から意識すると良いでしょう。

笑顔は無理につくると不自然になりますので、できる範囲で大丈夫です。

志望動機に入れ込む内容としては、「ポジティブ思考」や「目標設定がなされているか」などからも判断されています。

ポジティブ思考は前向きになった原体験など、目標設定は具体的な期間や数字を入れると説得力が増します。

学生と企業のマッチ度

採用側は、学生と企業がどれだけマッチ度が高いかも重要な判断材料としています。

学生のやりたいことが企業理念や経営方針がマッチしているかを考えます。

企業の根本的な部分と、学生の相性が良くなければ、早期離職の恐れがあります。

企業側としては人材採用に莫大なコストがかかるため、早期離職されることは大変痛手であり、できる限り避けたい問題です。

学生も無理に企業側に合わせにいくと入社後「想像していたことと違う」となり、早期退職してしまう可能性が高くなります。

素晴らしいスキルや能力、人柄であっても、マッチするかどうかは企業によって違います

業界への理解度合い・適正

繊維業界を志望するにあたり、まず求められるのが業界や企業への理解の深さです。

この業界は川上(原料・素材)から川下(アパレル・販売)まで幅広い工程で構成されており、それぞれに求められる知識や技術も異なります。

どの工程に興味があり、なぜその職種で働きたいのか、そしてその企業の強みや事業方針とどのように関わりたいのかを明確に語れることが重要です。

たとえば、環境配慮型素材の開発に取り組む企業に対しては、サステナブル素材に興味を持ったきっかけや関連する学びを具体的に述べると説得力が増します。

また、自分の強みや性格が、その職種の求める人物像と一致していることを示すことも欠かせません。

主体性・成長意欲

繊維業界は、素材開発から製品提案まで幅広く変化が求められる業界であり、自ら課題を見つけて取り組む主体性が重視されます。

たとえば、製造現場での改善提案や、顧客ニーズを読み取った新しいデザインの提案など、自分から動く姿勢が結果につながる場面が多く存在します。

そのため志望動機の中でも、「自ら考えて動いた経験」や「自分の成長に向けて努力したこと」を伝えると好印象です。

また、入社後にどのようなスキルを身につけたいか、どんな専門性を高めたいかなど、明確な成長意欲を表現することも大切です。

企業は、指示待ちではなく自発的に動ける人材を求めているため、能動的な姿勢を示すことが差別化のカギとなります。

論理性・表現力

志望動機では、論理的な構成とわかりやすい表現が非常に重要です。

いくら思いが強くても、内容が支離滅裂であれば説得力は失われます。

そのため、PREP法(結論→理由→具体例→結論)やSDS法(Summary→Details→Summary)など、構造的な伝え方を意識しましょう。

たとえば「私はテキスタイル開発に携わりたい」と結論を示し、その理由や背景となる学び、さらに具体的な経験を補足しながら話すと、説得力が高まります。

また、難解な専門用語を避け、自分の言葉で丁寧に伝えることも大切です。

面接やエントリーシートでは、伝えたいことを限られた文字数や時間内にまとめる必要があるため、普段から論理的な構成と表現の練習をしておくと安心です。

個性・独自性

繊維業界は多様な職種と価値観が共存しており、採用担当者も「この人ならではの視点や強み」を重視しています。

そのため志望動機では、自分の経験や思考から生まれた独自の視点や課題意識を盛り込むことが大切です。

たとえば、ファッションではなく「肌着の快適性に興味を持った」「染色工程の水使用量に課題意識を持った」など、視点の違いが印象に残ります。

また、これまでの学びや活動のなかで得た気づきを繊維業界と結びつけて語ることで、他の応募者との差別化につながります。

個性を表現する際には、自分の価値観や判断軸を言語化することがポイントです。

たとえば「素材の背景を大切にしたものづくりに共感した」といった、自分ならではの共感ポイントを述べると効果的です。

繊維業界特有の視点

繊維業界を志望する際は、ものづくりへの関心やトレンド理解といった一般的な志望動機に加え、業界特有の視点を持っているかどうかも重要な評価ポイントになります。

なぜなら、繊維業界は素材開発から製品企画、流通までが多段階にわたっており、それぞれに独自の専門性や価値観が存在しているからです。

特に近年は、環境に配慮した素材や機能性の高い繊維の需要が高まり、ファッション性だけでなく技術革新や社会課題との関わりも深まっています。

以下では、志望動機や面接でアピールすべき3つの視点を詳しく解説します。

素材への興味・関心

繊維業界では、「糸・布」という素材そのものへの関心が非常に重視されます。

特に川上に位置する素材メーカーや川中の加工業者では、素材の機能性、風合い、強度、快適性など、細やかな特性に興味を持っているかが評価のポイントとなります。

たとえば、「触り心地の違いに興味を持ち、繊維の構造を学び始めた」「再生繊維と天然繊維の特徴を比較して研究した」など、具体的なきっかけがあると好印象です。

単なる消費者としての興味を越えて、構造や性能に着目した素材視点があるかが差別化につながります。

ファッション・トレンドへの関心

川下にあたるアパレル業界や小売業、テキスタイルメーカーなどを志望する場合、ファッションやトレンドへの関心は欠かせない要素です。

流行の色柄やシルエット、素材の動向を敏感にキャッチできる感性が求められるため、日頃からファッション誌やSNS、店頭での情報収集を習慣化していることがプラスになります。

志望動機においても、「自分なりに注目しているブランドや流行」「好きなテキスタイルの傾向」などを具体的に語ることで、自身の観察力や好奇心をアピールできます。

サステナビリティへの意識

近年、繊維業界では環境負荷の低減が最重要課題の一つとして位置づけられています。

染色工程での水使用量の削減や、有害化学物質の排除、再生素材の活用など、製造・流通全体でサステナブルな取り組みが進められています。

そのため、志望動機の中でサステナビリティへの関心や、自身の取り組み・学びを示すことは強いアピールになります。

企業の取り組みに共感し、それに対しどう力になれるかを語ることも重要です。

【繊維業界の志望動機】志望動機を作成する前に

志望動機をいきなり書く前に、いくつか準備をする必要があるので項目ごとに解説していきます。

この準備を怠ってしまうと志望動機のクオリティも下がってしまい、企業からの評価も悪くなってしまう可能性が高まるので注意してください。

業界研究

志望動機を書く前に行うべき重要なステップとして「業界研究」があります。

これは、志望する業界の構造、動向、課題などを深く理解するプロセスです。

業界研究を徹底的に行うことで、後に企業分析を進める際にも役立ち、志望動機や面接での議論に深みを加えることができます。

業界の全体像を掴むことは、自分がどのようにその業界に貢献できるかを明確にするのにも不可欠です。

専門の記事やWEBサイトの記事を調べることも大切です。

もっと詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

企業研究

志望動機を作成する前に志望する企業の特性や強み、求める人材像を深く理解するための「企業研究」も不可欠です。

企業の歴史、文化、ビジネスモデル、そして市場でのポジションなどを把握することで、その企業がなぜ自分にとって魅力的なのかを明確にすることができます。

この準備は、志望動機の説得力を高めるだけでなく、面接時に企業への深い理解と高い関心を示すことが可能になります。

企業研究の方法については、企業の公式サイト、業界レポート、関連記事など、信頼できる情報源を活用しましょう。

詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

自己分析

志望動機を考える前の自己分析は、自分の価値観やキャリアにおける目標を明確にするために非常に重要です。

自己分析を通じて、自分の強み、興味がある業界や職種、長期的なキャリアプランを把握することができます。

これにより、なぜ特定の企業で働きたいのか、その企業が自分のキャリア目標や価値観にどのように合致するのかを深く理解し、説得力のある志望動機を作成することが可能になります。

自己分析は、自分自身と向き合うことで、自分の軸をしっかりと持つことにも繋がります。

自己分析の具体的な方法については、専門のガイドや記事を参照すると良いでしょう。

詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

【繊維業界の志望動機】繊維業界で求められる人材

これらのポイントをふまえた上で、繊維業界に求められる人材の特徴について見ていきましょう。

荒波の渦中にいる繊維業界ですから、求められる人材もそれに対応できる人が望ましいです。

具体的に3つの特徴があります。

独創性のある人

繊維業界全体が衰退傾向にあるため、既存のやり方にとらわれない独創性のある人材が求められています。

独創性のある人は「考え」だけでなく、その考えを実行する「行動力」にも秀でています。

行動量が増えれば失敗の数も増えますが、それに挫けない「精神力」も持ち合わせています。

目標が実現するまで行動を繰り返すことで、新しい道を切り拓くことができるでしょう。

また、常に自分自身にアンテナを立て、新しい情報や知識を吸収し、柔軟に変化に対応していきます。

リーダーシップを発揮できる人

繊維業界は、これからの業界・企業を引っ張っていける人材が必要です。

上記のような「独創性」のある人は貴重な戦力ですが、1人では目的を達成することはできません。

「早く行きたいなら一人で行け、遠くへ行きたいならみんなで行け」と言われるように、同じチームや組織のメンバーからの協力が不可欠です。

そのために、メンバーを巻き込む力や、モチベーションを持たせる力が必要です。

さらに先見性の鋭い人材が求められますから、新しい技術や情報に敏感な人が向いています。

ステレオタイプのない人

繊維業界において、多くの企業は海外進出も積極的であるため、異なるバックグラウンドを持った人材と一緒に働くことがあたり前になりつつあります。

そういった環境で相手のことを尊重し、考え・価値観を受容できる人材が求められます。

そのためにはどんな人にも興味を持ち、交流が深められるコミュニケーション能力がある人が向いています。

「この業界は〇〇だ」「この人は〇〇だ」と決めつけてしまうステレオタイプの性格では難しいでしょう。

【繊維業界の志望動機】志望動機の構成

ここからは具体的に志望動機の書き方をご紹介します。

志望動機には、読みやすく理解しやすい「構成」があります。

順を追って解説していきますので、構成を理解して伝わりやすい志望動機を書いていきましょう。

志望している理由

はじめに、なぜその企業を志望するか「結論」を述べましょう。

いわゆる「結論ファースト」が基本です。

「私は〇〇を実現したいため、貴社を志望しました。」といった感じになります。

結論ファーストは志望動機を書く以外でも、面接での会話や仕事上での報連相にも役に立ちます。

また、最初に何を言いたいのか述べることで、ロジカルな印象を与えることができます。

根拠となるエピソード

次に、結論に至った「根拠」が必要になってきます。

「なぜ〇〇がしたいと思ったのか」という理由です。

ここでは自分が体験したエピソードを組み込んで書いてみましょう。

自らの原体験を述べることで、具体的かつ他の就活生との差別化を図ることができます

ここで語るエピソードは「なぜこの業界なのか」「なぜこの会社なのか」が納得できる内容が好ましいです。

入社後に活かせること・成し遂げたいこと

最後に、「入社後の展望」で締めくくります。

結論と根拠を踏まえて、入社後に何を成し遂げたいのか、どういう活躍ができるのか具体的に語ることで、面接官にイメージが伝わりやすく、熱意も伝わりやすいです。

熱意が伝わると、「この人なら採用してもすぐに辞めないだろう」と判断してもらいやすく内定に一歩近づきます。

具体的には「貴社で〇〇として働き、〇〇を実現したいと考えております」といった内容になります。

【繊維業界の志望動機】志望動機を書く上での注意点

志望動機を書くにあたり、できれば書かない方が良いポイントをご紹介します。

中には「ぶっちゃけそう思ってるよ」という内容もあるでしょうが、わざわざ志望動機に書く必要はありません。

下記の注意点に留意し、余計な失点を防ぎましょう。

待遇を志望理由に据えている

まず、「待遇」を理由に志望したことは伏せましょう。

待遇とは具体的に福利厚生や給与などです。

もちろん本音の部分では「待遇」を意識するのは当然のことでしょう。

仕事をする以上、少しでも高い報酬や条件の良い待遇を望むのは当たり前のことです。

誰もが少しでも良い環境で働きたいと考えているでしょう。

しかし、「待遇」が理由であれば、それこそ「ウチより待遇が良いところがあれば、ヨソに行くってこと?」と思われかねません。

何より企業の求める人物の大前提は「利益を生み出す」ことができる人材です。

そのため企業にとってどのように利益を生み出すか、どのように役に立つ人材であるかアピールすべきです。

エピソードが抽象的

エピソードが抽象的なものは、できれば書かない方が無難です

抽象的なエピソードを書くと「この人あまり考えていないのかな」と判断される恐れがあります。

考えられていないと感じる理由は「なぜそうなのか理由が具体的に深堀りされていない」ことがあげられます。

いわゆる「何となく」という理由です。

何となくの理由は「世間一般ではそうだね」というくらいの印象しかなく、他の就活生との差別化も図れません

また、自らの原体験などの具体的なエピソードがなければ、なぜその志望動機に至ったのか納得しにくいです。

どうしても具体的なエピソードがない人は「将来こうなりたいから貴社を志望する」という形で攻めましょう。

受身な姿勢

「待遇」の部分でも述べた通り、企業から「与えられる何か」を志望動機にすることは避けるべきです。

企業側は「利益貢献」してくれる人材が欲しいのであって、「〇〇してくれる」という意識を持った受け身の姿勢がある人は求めていません

こういった受け身の姿勢では入社後も「指示待ち人間」になるのではと思われてしまいます。

また他にも「この人は他に志望動機が無いのかな」と思われたり、前述のとおり「ウチじゃなくても良いね」と思われます。

繰り返しになりますが、繊維業界はさらに新たな活路を見出すため、求めている人材もそれに合った特徴のある人です。

受け身の姿勢ではなく、自ら周りの人を巻き込む力、掴み取る力を持った人材が相応しいです。

【繊維業界の志望動機】例文

最後に、構成をふまえ具体的な例文をご紹介しますので、自分に当てはめながら書いてみてください。

志望動機について、採用側が見るポイント、構成、注意点を意識した上で書いていくと、わかりやすく伝わりやすい文章になります。

権威業界×商品開発×志望動機

【結論】
私は「より環境にやさしい高品質な製品」の開発に関わりたく貴社を志望いたしました。
【根拠】
私の幼少期、実家は縫製工場を営んでおり、祖父や父から糸についての知識や染色などの製造工程を見せてもらった経験があります。
祖父から素材の話や工程を聞いて「そうやって服とか鞄って作られてるんだ」と思ったことや、そのお蔭で自分は生活させてもらえてたんだなと実感しています。
自分の生活を支えてくれた繊維産業がこれからもずっと存続していってほしいと思います。
そのために、持続可能な製品づくりに関わっていきたいと考えております。
【入社後の展望】
世界市場で「日本ブランド」を確立できるような、高品質・高性能な製品開発に携わっていきたいです。

繊維業界×マーケティング職×志望動機

【結論】
IT技術を駆使してマーケティング分野で活躍したく、貴社を志望いたしました。
【根拠】
私は大学で統計学やIT技術を学びながら、アパレルショップでアルバイトをしております。
ショップではお客様と雑談を交えた会話をしながら、ご要望にお応えできる商品をご提案しています。
ある時、どうすればもっと楽しく働けるかと考え、自分でエクセルを作りお客様情報や購入された商品データを分析して店長に仕入提案してみました。
すると、自分が提案した商品が売れてお客様からも「こんなのが欲しかったの、ありがとう!」と感謝のお言葉をいただきました。
この経験から、もっとマーケティングについて知りたいと思いました。
【入社後の展望】
貴社のマーケティング部門で働き、新しいIT技術やマーケティング知識をどんどん吸収してお客様のファン化や利益貢献に尽力したいと考えています。

繊維業界×研究職×志望動機

私は先端材料の開発を通じて社会貢献を目指しており、化学の力で社会に革新をもたらすことに強い情熱を持っています。

そして多様な視点から問題を捉え、それぞれに適切なソリューションを提供する能力を活かし、繊維業界の研究職で貢献したいと考えています。

その中で貴社のように分野を横断し、持続可能な繊維製品の開発に取り組む姿勢に大きく共感しました。

特に、環境に配慮した素材開発や、新たな繊維技術を用いた機能性向上など、今後さらに需要が高まると考えられる領域が魅力的に感じました。

私の化学と生物学の知識を活かしながら、革新的な繊維製品の研究に携わりたいです。

貴社の先進的な技術力と私の学びが融合することで、業界に新たな風を吹き込むことができると信じています。

繊維業界×営業職×志望動機

私は繊維業界で営業職として貢献することを目指しており、クライアントの要望と自社の技術を結びつける重要な役割を果たしたいと考えています。

学生時代の企業インターンで培ったチームワークと、創造的なプロジェクトへの参加経験は、営業として大きな強みとなります。

営業として、製品の魅力を伝えるだけでなく、顧客の要望を理解し、技術チームと協力してソリューションを提案することで、意義ある貢献をしたいと思います。

また貴社が提供する環境に配慮した高機能繊維製品に魅力を感じており、これらの製品を市場に広めることで、社会に新たな価値をもたらしたいです。

貴社に入社した後は、営業職として市場と技術の架け橋となり、繊維業界における新たな可能性を開拓していきたいと考えています。

まとめ

繊維業界はその性質から幅広い職種があり、また業界の転換期であるため、変化に柔軟に対応できる人材が求められます

一方で、繊維業界は原料の取扱いから、商品の企画・製造・販売まで多くの職種があり、必要なスキルも様々です。

また企業によって、そのタイミングによっても求められる人材や採用人数も変わってきますし、運にも左右されるでしょう。

それでも繊維業界に挑戦してみたいと興味を持たれているのであれば、ぜひトライしてみてください。

がんばる皆さんを応援しています。

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