HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
今回は、デジタルマーケティングの志望動機について解説していきます。
近年、デジタル化が発達してきており、伸びている分野であるデジタルマーケティングで挑戦したいと考えている人もいるのではないでしょうか。
今回は、そのような方に向けた記事になっていますので、しっかりとしたデジタルマーケティングの志望動機を書けるようになりましょう!
目次[目次を全て表示する]
【デジタルマーケティングの志望動機】デジタルマーケティングの概要
志望動機を書く前にデジタルマーケティングについて知っておくべき背景知識を紹介していきます。
この背景知識の理解がなければ、相手に刺さる志望動機を書くことができないので、デジタルマーケティングの背景知識の理解に努めていきましょう!
デジタルマーケティングって何?
デジタルマーケティングとは、デジタル技術を活用して商品やサービスを宣伝・販売するマーケティング手法のことを指します。
ウェブサイトやSNS、メールマーケティング、オンライン広告などのツールを使ってターゲット層にリーチし、需要を生み出してサービスを販売します。
デジタルマーケティングは、従来の広告よりも効果検証やターゲットへのアプローチが効果的であると考えられています。
また、従来の広告よりも工数が少なく、手軽に多くの人の認知度を高めることができるとも考えられています。
皆さんもYouTubeやSNSの閲覧時に、広告が流れてきてなじみ深いものとなってきているのではないでしょうか。
Webマーケティングと何が違う?
Webマーケティングとは、自社の運営するサイトに訪れたユーザーのニーズを分析し、ニーズに合ったコンテンツを提供することです。
デジタルマーケティングは、Webサイト以外にもSNSやアプリを活用するため、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部であると言えます。
簡単に解説すると、Webマーケティングでは、自社Webサイトやメディアに訪れた人に提供し、デジタルマーケティングは、Webサイト以外にもSNSやアプリ、メールなどを活用して、コンテンツを提供することです。
具体的にどんな仕事をしている?
具体的な仕事内容は以下があります。
Webサイトの企画・制作
Webサイトはデジタルマーケティングにおいて最も基本的なツールの1つとなっています。
Webサイトの企画や制作を行い、ユーザーが快適に利用できるサイトを作り上げることが求められます。
SEO対策
Webサイトの検索エンジン上位表示を目指すためのSEO対策を行います。
具体的には、キーワードの選定やコンテンツの最適化、外部リンクの取得などを行い、検索エンジンのアルゴリズムに対応したWebサイトを作り上げます。
SNSの運用
SNSを活用して商品やサービスをアピールするためのSNS運用を行います。
具体的には、投稿内容の企画や作成、フォロワーとのコミュニケーション、広告配信などを行い、SNSを通じてターゲット層にアプローチします。
メールマーケティング
メールマーケティングでは、メールを使って商品やサービスをアピールする手法となっています。
配信リストの作成や配信内容の企画・作成、効果測定などを行い、効果的なメールマーケティングを実現します。
従来のワードだけのメールではなく、ユーザーにより認知してもらえるように最近では、メールに分かりやすい画像を貼り付けたりとより商品やサービスをユーザーに理解してもらおうとメールマーケティングも進化してきています。
広告配信
デジタルマーケティングでは、GoogleやFacebookなどの広告プラットフォームを活用した広告配信を行います。
配信対象のターゲット層や広告コピー、配信先の選定などを行い、需要喚起を図ります。
デジタルマーケティングを行っている企業
人材業界などの業界がオウンドメディアやSNSを通じて、自社でデジタルマーケティングをしている場合があります。
人材業界に限らず、オウンドメディアを持ち、SNSで自社情報を積極的に発信している企業は益々増えています。
また、デジタルマーケティングに特化した企業もあり、幅広い事業を持つ電通、博報堂、サイバーエージェントを筆頭として他にもマクロミル、Speee、デジタルガレージ、トランスコスモス、アイレップなど広告業界もデジタルマーケティングに注力しています。
【デジタルマーケティングの志望動機】デジタルマーケティングの動向
上記において、デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いや具体的な仕事内容などについて解説しました。
違いについては、理解できましたでしょうか?
デジタルについては、言葉だけでは理解が追いつかない場合もありますので、そのような場合は、図などを活用して整理してみると分かりやすいと思います。
ここからは、デジタルマーケティングの動向について解説していきます。
デジタルマーケティングの将来性や課題など、少しでも理解していきましょう。
将来性
デジタルマーケティングの将来性は非常に明るいと言われています。
その理由として、3つの観点から説明していきます。
1点目は、デジタル化の進展によって、より多くの人々がデジタルマーケティングに触れる機会が増えていることです。
2点目は、近年の技術の進歩により、データ解析技術が飛躍的に進化しています。
そのため、より正確なターゲティングや広告配信が可能となり、より効果的なデジタルマーケティングが可能になると予想されます。
3点目は、顧客とサービスの接点を増やすためのオムニチャネル化をデジタルマーケティングが担っていることです。
以上の理由から、これから益々デジタル化が推進されていくこの世の中で、デジタルマーケティングの将来性は明るいことが予想されます。
課題
デジタルマーケティングの課題は以下にあります。
データの収集と活用
様々なデータを活用して分析を行うデジタルマーケティングでは、将来的に身体情報を扱う可能性も考えられます。
信頼を失うとブランディングに大きく影響するため、データのプライバシーや収集方法について最新の注意を払う必要があります。
プラットフォームの変化
デジタルマーケティングはGoogleやTwitterなどのプラットフォームに乗って営業を行います。
このプラットフォームが変わったときに対応できないと機能しなくなるため、対応力が課題となります。
クリエイティブな制作
いくらニーズが掴めていても競合他社との差別化がないと消費者の目に留まりません。
そこで、よりクリエイティブな発想と制作が課題となります。
【デジタルマーケティングの志望動機】志望動機は何を評価される?
上記において、デジタルマーケティングの将来性や課題を踏まえた今後の動向について解説しました。
デジタルマーケティング業界への志望度に変化はありましたでしょうか?
ここからは、デジタルマーケティング業界を志望する上で、どのようなことが評価されるのかについて解説していきます。
しっかり押さえて、魅力的な志望動機を作成できるようにしましょう。
何を成し遂げたいか
まずはじめに企業は、就活生が何を成し遂げたいのかという部分に注目します。
例えば、あなたの成し遂げたいことが「日本を明るくしたい」などであれば、それを原体験とともに答えられると良いと考えます。
デジタルマーケティングの志望動機に限らず、志望動機を書く、述べる際には、まずはあなたが何を成し遂げたいのかを述べる必要があるので、デジタルマーケティング以外の志望動機を考える際にも活用するようにして下さい。
手段としてなぜ企業を選んだか
成し遂げたいことを達成するための手段はいくらでもあります。
上記で述べた「日本を明るくしたい」であれば、政治家や映像、観光業などでも手段は変わっても日本を明るくすることに貢献できそうだと思いませんか?
だからこそ、複数ある手段の中で、なぜその会社を選んだのかを説明することが必要になります。
前提として、なぜ日本を明るくするための手段にデジタルマーケティングを選んだのかの説明も必要となります。
どのように貢献できるか
大前提、企業は利益を創りだせる人材を求めています。
その企業で働くことで、どのように貢献できるのかについても必ず説明するようにしましょう。
ここは、原体験をベースに原体験の延長を述べられると良いと考えます。
例えば、原体験として居酒屋のアルバイト経験で、ヒアリング力を身につけたので、御社に入社してからも居酒屋のアルバイト経験で培ったヒアリング力を生かして親身になれる営業マンを目指しますなどです。
【デジタルマーケティングの志望動機】志望動機の構成
上記において、デジタルマーケティングの志望動機で何が評価されるのかについて解説しました。
この評価ポイントを押さえて、デジタルマーケティングの志望動機を作成できるようにしましょう。
ここからは、志望動機の構成について解説していきます。
ガクチカや自己PRの記事を読んだのなら、志望動機も構成に関しては、それらとあまり変わりはありません。
しっかりとした構成で志望動機を作成して、相手に刺さる志望動機を目指しましょう!
結論
志望動機は、結論ファーストを必ず守るようにしましょう。
志望動機に限らず、質問されたことに回答する場合には、いつでも結論ファーストを心がけましょう。
また、志望動機と就活の軸は密接に関連していると思いますので、志望動機の結論部分は企業選びの基準である就活の軸を導入して述べられたり、書けると非常にやりやすいと思います。
最低限、結論ファーストは守りましょう!どれだけ内容が良い志望動機が作れたとしても、相手に伝わらなければ、無意味に等しいので、結論ファーストは肝に銘じておいて下さい。
根拠
結論に対する根拠を次に書きましょう。
根拠とは、就活の軸や志望する原体験を形成したエピソードなどです。
企業は、根拠の部分を非常に重視していますので、エピソードを具体的にすると説得力も増すと思います。
それに加えて、根拠を伝える場合も、根拠がいくつかあるのであれば、例えば、志望する理由は2つありますと、構造化して話すことができれば、聞き手も聞きやすいと思いますので、構造化も意識してみて下さい。
展望
今後の展望(入社後にどのようなことを成し遂げたいか、どのように企業に貢献できるか)などを述べるようにしましょう。
企業の強みまで言及できると企業研究していることもアピールすることができます。
展望については、自己分析と企業分析が必要となりますので、ここは個人的にOB・OG訪問をおすすめします。
OB・OG訪問を行って、他者から自分の分析を行ってもらい、企業分析についても実際に入社して働いている方から聞いた方が、自分で1から調べるより手っとり早いと思いますので、ぜひOB・OG訪問を活用してみて下さい!
【デジタルマーケティングの志望動機】志望動機のポイント
上記において、志望動機の構成について解説しました。
相手に伝わりやすい構成で話すようにして、素晴らしい志望動機を披露して下さい!ここからは、志望動機のポイントについて解説していきます。
構成だけでなく、内容をよりブラッシュアップして相手に刺さる志望動機を作成できるようにしましょう。
背景知識を関連させる
採用担当者は、業界や企業に関心がない学生よりも、しっかりと業界研究や企業研究を行った上で選考に臨む学生を求めています。
このことから冒頭で説明した背景知識などを取り入れた上で、志望動機が書けると良いと思います。
しかし、デジタルマーケティングは、カタカナ語や難しい用語があるので、まずは用語の確認から行っていきましょう。
自分で調べて分からなかった、理解できなかった場合には、OB・OG訪問を通じて実際に働いている方からわかりやすく解説してもらいましょう。
背景知識を身につけることで、選考で役立つのはもちろんのこと、入社してからも役立つこと間違いなしです。
一般論で終わらない
一般論で志望動機を終わらせてしまう就活生が多いです。
「○○を解決したい」→「××が問題だと思ったから」で終わっている学生がいます。
これだと単なる一般論に終わってしまい、誰でも言える回答となってしまいます。
また、なぜ問題に感じたのかという私的な部分(とても重要な部分、オリジナリティ)が全く伝わらないです。
そこで、もう一歩深掘りして、原体験を絡めて説明するようにしましょう。
求められる人物像に当てはまることをアピール
求められる人物像に当てはまっていることは内定への近道だと考えます。
例えば、挑戦する人を求めている企業では、「チャレンジした。」や「前例のない」など単語や原体験からもアピールすることができます。
選考を受ける前に前もって、企業が求める人物像を確認するようにしましょう。
企業によってはホームページにも求める人物像を記載してない企業もありますので、そのような場合は、質疑応答の時間に質問したり、ミッション・ビジョン・バリューを参考にしてもよいかもしれないです。
デジタルマーケティングではどのような人材が求められるか?
企業ごとにデジタルマーケティングで求める人材は異なるものの、分析能力は高い・クリエイティブな発想力がある・新しい技術へのアンテナが高い・プロジェクトマネジメント能力が高いなどが代表的であります。
加えて、上記において、デジタルマーケティングの課題を記載したと思いますので、そこから逆算してみても良いかもしれないと思います。
課題を埋められる存在は、デジタルマーケティングの領域に限らず、どの企業も求めていると思います。
簡潔な文章に気をつける
簡潔な文章ほど考えていることが明確に伝わりやすいです。
そこで結論ファーストや一文を短くすること、意味が複数に取られないような言葉を使うことに気をつけましょう。
だからこそ、ESなどでは、短文で区切ったりして長々書かないように心がけるようにしましょう。
また、学部で使っていた用語などのような一定の人しか分からないような専門用語は避けて、誰でも理解できるワード選定を行いましょう。
【デジタルマーケティングの志望動機】志望動機の例文
日本の物が世界でマーケティングを通して、売れる文化を作りたいです。個人的にマーケティングを学んだときに、アメリカでは「物の品質ではなくマーケティングで物を売る」という文化があることを知りました。他国の製品の品質が上がり、差別化が難しくなる中、マーケティングで物を売る文化を日本で生み出すことで日本製品が再び注目されるのではないかと考えました。プラットフォームの変更への対応がどこよりも迅速な貴社で、研究室で最新技術への知見を深めてきたことを生かして、次世代のプラットフォームの先駆けとなり、マーケティングで物を売る文化を作りたいです。
【デジタルマーケティングの志望動機】志望動機が書けたら、、、
志望動機を書いて、満足する就活生が多くいます。し
>しかし、第三者に添削をしてもらうことで、自分が気がつかなかった点も分かり、素晴らしい志望動機につながります。
添削は就活のプロである就活エージェントを使うことをおすすめします。
以下、就活エージェントが添削をしてくださいますので、気軽に利用してみて下さい!
おわりに
今回は、デジタルマーケティングの志望動機についてまとめました。
デジタルマーケティングは将来性がありますが、その分、業界の変化やスピード感は非常に早いものとなっています。
だからこそ、対応力はすごく求められると思います。
非常に今後、熱くなってくる業界かと思います。
入社まではまだ考えなくても、説明会や選考への参加を検討してもよいかもしれないです。