
HRteamに新卒入社。 キャリアアドバイザーの経験を経てマーケティング事業へ異動。 アドバイザー時代にサービス立ち上げや人材開発、人事の業務に携わり、現在では「Digmedia」のメディア運営責任者を担っている。
就職活動を進めていく上で、自己PRのクオリティを高めることは第一志望への内定を勝ち取るために非常に重要なことです。
特に理系の方は分析力を自分の強みとしてアピールしたいと考えている方も多いでしょうが、果たして印象は良いのでしょうか。
今回は分析力を強みとしてアピールする際に企業に与える印象や伝えるポイントについて詳しく紹介していきます。
分析力で自己PRを作成したい人
自己PRに自信がない人
書類選考を本気で突破したい人
分析力をアピールする際のコツ
分析力をアピールする際の注意点
分析力をアピールした自己PRの例文
【分析力】そもそも自己PRとは
自己PRは、企業に自分の強みや貢献できる内容を伝えることを目的としています。
業務に活かせる自分自身のポテンシャルに焦点を当てるのがポイントです。
一方、長所は自分の特性や考え方、価値観を伝えるもので、人柄に注目します。
例えば、自己PRでは「ゼミのプロジェクトで培った予測・対策といった分析力を貴社のIT開発でも活かす」と具体的に企業への貢献を強調します。
対して、長所では「営業のアルバイトで売り上げ状況から課題を追求した分析力」として、自分の特性を示すことが中心です。
自己PRと長所は混同されがちですが、伝える内容の主旨は異なるため、自己PR・長所の違いはあらかじめ理解しておく必要があります。
自己PRは、企業に自分の強みや貢献できる内容などを伝えるのが目的で、業務で活かせる自分自身のポテンシャルに焦点を当てていくのがポイントです。
それに対して長所は、自分自身が持つ特性や考え方、価値観などに目を向けてアピールするため、より人柄の部分に注目した内容といえます。
【自己PR】分析力とは
ひとくちに分析力と言っても様々な種類があります。
自己PRについて理解ができたところで、ここからは分析力がどのような力なのかをしっかりと把握し自己PRに活用できるようにしていきましょう。
課題発見をして課題追求すること
分析力とはまず初めに、仕事において言うならば、課題を発見してそれを追求することが挙げられます。
何事においても課題というものは存在しており、その課題が何なのか、課題に対する事実、データを収集し、その事実、データを元に課題を追求していく力が仕事においては非常に重要とされているのです。
企業は基本的に常に組織をより良くしようとしています。
となると、まずは課題が何なのかについて把握できなければなりません。
小さなものから大きなものまで、自分が直面している課題は何なのかを常に分析し、追求し解決を目指していく人材こそ企業に求められていると言えるでしょう。
データを見て仮説を立てること
データを見て仮説を立てることができるスキルというのも分析力に当てはまることでしょう。
先ほど紹介した分析力の課題発見をして、追求することがデータを集めることならば、このスキルはデータを読み解く力です。
データを見て数学の観点から仮説立てを行い、課題を提示することができる人材は企業において強く求められることでしょう。
また、その課題対策について実施後にどのような変化があったかを確認して、改善へ導いていくことができれば、より組織が良くなっていくはずなので、いずれにせよ分析力は強く求められていると言えるでしょう。
分析力を自己PRの強みにしても問題ないのか?
自己PRでアピールする強みとして、分析力を選んでも問題ないのか、迷っている人は多いでしょう。
就活の自己PRでよくある強みの内容にはさまざまなものがありますが、分析力についてはありきたりかもしれない…という印象を持って不安になる学生も多いからです。
しかし結論からいうと、分析力を強みにする自己PRは十分良い内容になるため、選んでも問題はありません。
特にコンサル業界やIT業界では、PDCAを回してさまざまな試行錯誤を重ねる必要があります。
情報の分析力がものをいう世界でもあるため、分析力は評価に値するといえるでしょう。
自分なりの表現を加えたりエピソードで差別化を図ったりしながら、分析力を積極的にアピールしてみましょう。
分析力を自己PRの中でアピールするなら、特に理系学生は有利になりやすい傾向です。
理系の就活生は、普段から研究を進める際に、結論を導き出すための論理的思考力を大事にしています。
研究には多くのリサーチも必要になるため、情報を網羅したうえで全体を俯瞰する能力なども長けているといえます。
そのため理系学生は、研究の成果に対する分析力というエピソードで、アピールしやすいのが特徴です。
【自己PR】分析力がある人の特徴
自己PRで分析力をアピールするなら、そもそも分析力がある人とはどのような人なのか知ることが大切です。
分析力がある人の特徴をつかめば、より自分自身の性質を的確につかむきっかけになり、アピール内容にも説得力が増します。
分析力のある人には、以下のような特徴があります。
問題の本質に目を向けられる
必要な情報を正確に選択できる
データに筋道を立て、結論を出せる
分析力がある人の特徴を細分化すると、どういう資質があるのかということを紹介します。
単に分析力があると言うよりも、業務等の場で実施にどのように貢献できるのか分かりやすいように解説します。
では、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
問題の本質に目を向けられる
分析力が高い人は、問題の本質に目を向けて考えることができます。
単純に数字を比較して結果を見るのではなく、問題の本質は何なのか、根本的な課題は何なのか冷静に考察することができるのです。
分析は、表面上の数字を見るのみでは今ひとつ本質的なポイントが見えてこないものです。
最終的に分析結果を有益な結論につなげるには、データから読み取れる本質的な要素をつかむ必要があります。
分析力のある人は、普段から何事も本質をとらえようとするため、理解が早かったり次の行動がスムーズだったりするのも大きな特徴です。
必要な情報を正確に選択できる
分析力のある人は、必要な情報の判別・選択が得意といえます。
問題を分析するには、効率的に必要な情報を集める取捨選択の判断が欠かせません。
手当たり次第に必要そうな情報をチェックしていると、分析の精度は上がらず、余計なデータが絡むことでむしろ的外れな結論を導いてしまう恐れがあります。
必要な情報を選択できることは、さまざまな情報を目にする情報社会の現代において、非常に重宝されるスキルです。
それだけ効率的に分析を進められることにもなるため、要領が良く、効率的に動ける人だという証明にもつながります。
データに筋道を立て結論を出せる
分析力がある人は、データを客観的に筋道を立てて分析し、結論を出すことが得意です。
単に原因を分析するだけでなく、データから客観的に問題を調査し、予測する能力を持っています。
無闇に分析するのではなく、効率的に筋道を立てて結論を導き出すことができるのも特徴です。
こうした人は、時間を無駄にせず、データから得られる情報を最大限に活用し、的確な判断を下すことができます。
このような分析力は、業務の効率化や問題解決に大いに役立ちます。
【分析力で自己PR】企業が見ているポイント
では企業はこの自己PRにおいてどのようなポイントを見ているのでしょうか。
自己PRを通して企業が確認したいと考えていることには大きく分けて2種類あるので、一緒に確認していきましょう。
人柄
企業は自己PRを通して人柄を知りたいと考えています。
なぜならば採用に至るまでの段階で企業が就活生の人となりを全て把握することは非常に難しいからです。
面接は多くて4次面接程度までありますが、それぞれの時間は限られていますし、なかなか人柄を知ることはできません。
そこで、より深く就活生のことを知るためにも、自己PRや志望動機などの文章を確認することを通じてどのような人柄であるのかについても確認しているのです。
企業の採用担当者も人なので、人柄が良く、一緒に働きたいと思ってもらえるような人材であることをアピールすることが大切です。
自社とのマッチ度
自社とどの程度マッチしているのかについても企業は自己PRを通して確認しています。
あなたが例えば
・東大出身で
・英検1級を持っていて
・医師免許と弁護士免許を保有していたとしても
企業とマッチしていなければ活躍することはできません。
例えばそこがパンを生産する工場であったとしたら、それらのスキルはほとんど意味がないでしょう。
よって、企業とマッチしているかどうかをあらかじめ確認しているのです。
あまり業務内容にそぐわない自己PRであった場合、長く働けない可能性やそもそも企業に貢献できないとみなされて、内定の可能性が大きく下がってしまいます。
必ず企業についてしっかりと分析しておき、自分の自己PRが企業の目標とするビジョンや業務内容と一致するようにしておく必要があります。
【分析力で自己PR】企業に与える印象
分析力があると自己PRに掲載することで企業にはどのような印象を与えられるのでしょうか。
企業側から見て分析力があると学生が述べた際に抱く印象には下記のようなものがあるので確認していきましょう。
課題解決力がある
まず分析力があるということは課題解決力があるとみなされる可能性が高いです。
基本的に分析を行う際には課題の発見から原因の追求、そしてその後の変化までを見ていくため、課題解決能力を持っているとみなされる可能性が非常に高いのです。
基本的に仕事というものは課題を発見して、それを改善または解決していくことの繰り返しなどで、課題解決能力があるということは組織における抜本的な課題を解決してくれる可能性もあり、非常に期待値が高まることでもあります。
自分の課題解決能力に自信があるならば、分析力に加えて自己PRに盛り込んでも良いくらい、企業からすると魅力的に見える文章の1つです。
ロジカルシンキングである
分析力があるということは、ロジカルシンキングである可能性も非常に高いと考えられます。
分析をする際は基本的に正確な数字で判断をして、なぜそうなったのかを追求していくため論理的に物事を考えるスキルがあると判断されるのです。
これは多くの方が納得できることでしょうが、論理的に物事を考えられる人物は仕事において非常に重要です。
熱くならず、客観的に物事を考えることができる人物は課題を見つける能力や課題を解決する能力に長けているとみなされますし、相手の気持ちになって考えることもできます。
ロジカルシンキングであるということが伝われば、企業からすると非常に魅力的な人材に映るので、ぜひでもアピールするようにしましょう。
情報収集能力がある
分析力があるということは情報収集能力があると企業の採用担当者に思われる可能性が高いです。
分析をする際には分析をするために、まず正しいデータを用意する必要があります。
その「分析をするためのデータ自体が」どこにあるのかを集めることができるという観点で、情報収集能力があると思われるのです。
必要なデータを自ら導き出す能力も必要ですが、必要なデータを引っ張ってくる能力も重要です。
一つひとつ計算していては、時間がいくらあっても足りません。
そこで情報を収集する能力があるということを端的にアピールする必要があります。
要領がいい
分析力を自己PRに活かすことで、企業に要領がいいという印象を与えることができます。
分析力があるということは、物事を進める手順を決められ、効率よく仕事ができることを示します。
企業は、効率的に仕事をこなせる手際のいい人材を求めています。
そのため、過去に分析力を活かした具体的な経験を交え、どのような順序で問題を解決したのかを示すと、採用担当者に対して自分の能力をわかりやすく伝えることができます。
【分析力で自己PR】向いている仕事
分析力がある人材はどのような職場でも活躍できることでしょうが、その中でも分析力を大いに活かすことのできる仕事には下記の6つがあります。
分析力に自信のある人は就活の選択肢に入れてみても良いのではないでしょうか。
詳しく紹介していきます。
マーケティング職
コンサルタント職
データサイエンティスト
ビジネスアナリスト
経理職
研究開発職
プロジェクトマネージャー
マーケティング職
分析力がある人はマーケティング職に非常に向いています。
マーケティング職は常に数字を見て分析し、そしてその分析をもとに改善して効果を検証するという、常にPDCAを回しているような仕事です。
つまり感覚ではなく、事実で数字を見て改善をかけていく必要があるため、分析力を持っている人物が求められますし、分析力がある人物は活躍できることでしょう。
近年ではマーケティング職の需要は常に増し続けているため、高待遇で募集をかけているところも多いです。
分析力に自信のある方は調べてみても良いのではないでしょうか。
コンサルタント職
コンサルタント職も分析力がある人材にはぴったりの就職先であると言えるでしょう。
コンサルタントはクライアントの課題解決を行うのが主な業務内容です。
本質的な課題の発見から解決まで導く仕事なので、分析力が活かされます。
コンサル職はマーケティング職よりもさらに需要が増しており、衰える気配が一向にないので、分析力に自信のある方を目指してみても良いでしょう。
コンサルティングファームは激務も多いですが、その分給料が非常に高いことが多いので、「若いうちは体力と分析力を活かしてしっかり稼ぎたい」と考えている方にはぴったりの職種であると言えるでしょう。
以下の記事では、コンサルタント志望の自己PRについて解説しています。
コンサルタント職に興味がある人はぜひ参考にしてください!
データサイエンティスト
データサイエンティストは大量のデータを分析し、洞察を得て、意思決定をサポートする役割をこなします。
統計学などを駆使して予測モデルを構築し、ビジネス上の課題に対する効果的な解決策を提供するのが重要な役割の一つです。
そのため、分析力が必須の職業であると言えるでしょう
ビジネスアナリスト
ビジネスアナリストも、分析力を活用できる仕事の一つです。
企業のデータを分析して市場の動向や業績を理解し、経営陣に意見を提出するのが仕事です。
データを通してビジネスの課題や機会を把握し、意思決定に洞察を提供する必要があるため、分析力が必須の仕事の一つであると言えるでしょう。
経理職
経理職では、分析力が必要不可欠です。 日々の業務では、膨大な数値データを扱い、それらを基に会社の財務状況を明確に把握することが求められます。 例えば、月次決算や予算策定において、収支バランスを計算し、改善点を見つけ出す作業が含まれます。 また、不正の兆候や異常な数値を迅速に発見する能力も重要です。 過去のデータと現在の状況を比較し、将来の見通しを立てる際にも分析力は欠かせません。 このように、経理職では、こうしたスキルを活用して経営陣の意思決定を支援する役割を担います。 分析力を駆使することで、会社の安定運営と成長に貢献することが可能です。
研究開発職
研究開発職では、分析力が革新的な成果を生むための原動力となります。 日常的に新しい技術や製品を開発する際には、大量のデータを正確に解析する能力が必要です。 例えば、実験データを分析して課題を明確にし、次の改良案を導き出す作業が重要です。 市場調査や競合分析を行い、新しい研究テーマを見つける場面でも、分析力が不可欠です。 さらに、複雑な問題に直面した場合でも、データの本質を見抜き、適切な解決策を提示する能力が求められます。 このように、研究開発職ではこの分析力を駆使して企業の競争力向上に直接貢献することが可能です。
プロジェクトマネージャー
プロジェクトマネージャーに分析力が求められる理由は、複雑な状況を俯瞰しながら的確な判断を下す力がプロジェクトの成否に直結するためです。
プロジェクトには複数の要素が絡み合い、納期、予算、品質など多様な観点での調整が必要となります。
その際、進捗状況や外部環境の変化、人員リソースの配分といった情報を正確に分析し、優先すべき課題を見極められるかが重要になります。
また、リスクを早期に発見し、影響の大きさや発生可能性を客観的に評価する力も、トラブルの未然防止には不可欠です。
感覚や経験だけに頼らず、数値や根拠に基づいた判断を行うことにより、チーム全体に信頼を与えることができ、結果として円滑なマネジメントへとつながります。
【分析力を自己PRに】分析力の言い換え
分析力を自己PRでアピールしているものの、「分析力」という言葉だけでは伝わりづらいと感じていませんか。
実は、分析力にはいくつかの言い換え表現があり、それぞれのニュアンスを理解し使い分けることによって、企業にとっても納得感の高いアピールをすることができます。
ここでは代表的な3つの言い換えを解説します。
問題を要素に分解して考える能力
洞察力
観察力
問題を分解して考える力
分析力の中でも、「問題を分解して考える力」は論理的思考に直結する重要な要素です。
一見すると複雑に見える課題であっても、要素ごとに分けて整理していくことで、解決への道筋が明確になることがあります。
この力を持つ人は、表面的な混乱に惑わされず、冷静に情報を扱い、的確に判断できる傾向にあります。
就職後も、多くの業務で複数の要因が絡む問題が発生しますが、そうしたときに冷静に課題を分割して優先順位をつけ、段階的に解決していける人材は、企業にとって非常に頼もしい存在です。
単に「分析力があります」と言うよりも、「複雑な事柄を整理して考える力がある」と具体的に表現することで、より現実的な評価につながるでしょう。
洞察力
洞察力は、表面に見える情報の奥にある本質や背景を見抜こうとする姿勢を意味します。
単なる事実の分析にとどまらず、「なぜそうなるのか」「本当の原因は何か」といった、見えない部分にまで意識を向ける力は、仕事を進める上で非常に重要です。
たとえば、顧客の要望が表面的には価格重視のように見えても、実は納期やサポート体制を重視しているといったケースもあります。
そのような背景に気づける力を持つ人は、相手のニーズを的確に捉えた提案ができ、結果的に信頼関係を築くことにもつながります。
自己PRで分析力を伝える際、「洞察力がある」という表現に置き換えることで、より深く物事を見つめる力があることを印象づけることができます。
観察力
観察力は、周囲の動きや変化に気づき、それを正しく捉える力です。
細かな点を見逃さずに情報を集められる能力は、分析の土台とも言えるものであり、正しい判断や改善策を導くためには欠かせません。
たとえば、業務の中で些細なミスや不自然な変化にいち早く気づき、トラブルを未然に防いだり、効率化のヒントを得たりすることができます。
観察力に優れた人は、報告書の数字の違和感にすぐ気づいたり、会議での発言の変化から組織内の動きを察知することもあります。
「観察力」という言葉を用いることで、注意深さや気配りの面も含めてアピールすることができるため、職種によっては「分析力」よりも伝わりやすいことがあります。
【分析力】読みやすい自己PRの構成方法
自己PRは、わかりやすく述べるためにも構成を意識する必要があります。
具体的には、次の流れ・構成に沿って書くことが大切です。
1.結論
2.エピソードや経験
3.どのように活かせるか
このような流れを意識して自己PRを作成すれば、採用担当者は強みを理解しやすくなります。
では次項からは、それぞれの部分で大事なポイントを解説していきます。
はじめに結論
自己PRでは、まず結論である自分の強みやアピールポイントを述べます。
最初に結論をはっきり伝えたほうが、採用担当者もアピールの内容を理解しやすくなるからです。
強みを述べるときのポイントは、インパクトを残せるように、強みの部分をできる限りオリジナリティのある言葉・表現に言い換えることです。
「私の強みは分析力です」と伝えるのみでは、「よくあるパターン」という印象が強くなり、ほかの就活生との差別化が難しくなります。
一言足したり別の言葉を用いたりして、採用担当者に自分を印象付けることが大切です。
例としては、「数字を見て原因を見極められる分析力」「物事をふかんから見て全容をつかむ洞察力」などの表現が挙げられます。
「私の強みは、数字を見て原因を見極められる分析力です。」のように、まずは簡潔にアピールしたいポイントを述べましょう。
エピソードや経験
自己PRで自分の強みを伝えるときは、最初に強みを結論として述べたうえで、その強みが発揮されたエピソード・経験に触れましょう。
強みを深掘りして具体的にどのような能力なのか伝えるフェーズなので、エピソード・経験を具体的に述べれば、説得力が出てきます。
「塾講師のバイトをしていた際に伸び悩んでいた生徒の模試結果などから得意不得意をはじめとした特長を○○するなどして分析し、個人に寄り添った勉強法を考えることで共に合格を勝ち取った。」のように述べるとよいでしょう。
エピソードは基本的にどのような内容でも問題ありませんが、強みを活かして課題や困難をクリアしたエピソードがあると効果的です。
採用担当者も本人の入社後の活躍イメージをしやすくなり、より説得力があるからこそ魅力を感じやすくなるのがポイントです。
なお、エピソードは具体的に書く必要があるため、原則として一つに絞って書くようにしましょう。
どのように生かせるか
自己PRで自分の強みを伝えるときは、最後に、今後社会人になってからどう活かせるのか伝える必要があります。
自己PRは企業に対して自分を売り込むアピールなので、強みの活かし方を伝えることで、「こんな貢献ができる」「こんな活躍ができる」といった内容で締めくくることが重要になります。
どのように強みを活かせるのかという部分は、できる限り志望する職種の業務内容に合わせて書くと効果的です。
「入社後は、〇〇で培った分析力を活かして○○に尽力し、貴社のさらなる発展に貢献します。」のように述べると良いでしょう。
「こういう強みを持った学生なら、実際に入社したあとは積極的に活躍してくれそうだ」と企業は好感を持ちやすいからです。
再現性のあるアピールにつなげるには、企業や業界、職種に対しての研究・深掘りもあらかじめ必要になります。
【自己PR】分析力を効果的にアピールするポイント
ここからは分析力をアピールするにあたって、どのような点を重視すれば良いのかについて詳しく紹介していきます。
自己PRの質をより高め、企業の採用担当者の印象に残るような文章を作成するためにも、ぜひ下記の2点を参考にしてみてください。
エピソードを1つに絞る
分析力を自己PRで伝える際は、エピソードを一つに絞るように意識しましょう。
いくつものエピソードをアピール内で取り上げてしまうと、採用担当者は内容を把握しにくくなります。
決められた時間・文字数の中で複数のエピソードに触れるため、どうしても具体性に欠けてしまい、内容が薄くなるからです。
複数のエピソードを伝えたほうが効果的とおすすめするサイトもありますが、エピソードは絶対的に一つに絞るべきです。
どのような課題があってどう解決してきたのか、プロセスを伝える重要な部分の深掘りが不十分にならないように、エピソードは一つのみにしましょう。
何を分析したのかを明確に伝える
当然ながら何を分析したのかを明確に伝える必要があります。
自己PRを作成するにあたってはエピソードを話すことが多いですが、分析対象が何であったのかについても詳しく述べる必要があります。
そして、その後はなぜそれを分析したのかの背景まで書くと伝わりやすいでしょう。
特に自己PRのエピソードは話に抑揚をつけるためにもぜひ盛り込んでおきたいポイントなので、その内容を掘り下げることは非常に重要なのです。
分析の方法について説明する
分析力を自己PRでアピールする際、成果や結果だけに焦点を当ててしまうと、「本当にその結果は本人の力によるものなのか」といった疑問を採用担当者に与える可能性があります。
特に分析力は、目に見えづらい能力のため、どのような考え方をもとに情報を整理したのか、どのような手順で課題を分解したのかといった“方法”の説明が欠かせません。
たとえば、「複数のアンケート結果を比較し、相関関係のある項目を抽出した」「仮説を立てて検証用のデータを別に用意した」など、行動レベルまで落とし込んで具体的に述べることで説得力が高まります。
また、使ったツールやデータの出典、チーム内でどのように共有・実行したかを加えると、実務でも応用できる力だと評価されやすくなります。
数字で伝える
数字を用いることで、より分かりやすく企業の採用担当者にあなたの自己PRの内容を理解してもらえることでしょう。
分析して、行動したというだけでなく、分析をした結果、どういう数字がはじき出され、そしてどのようなことを行った結果、改善されたのかについて詳しく述べられていると非常にわかりやすいでしょう。
どのように改善したのかが明確に述べられていると、非常に分析したことが分かりやすいですし、実績として見えやすくなります。
数字というものは定量的ですし、一番わかりやすいものなので必ず盛り込むようにしましょう。
一文を短くする
分析力を自己PRでアピールする際は、一文を短くすることも必要です。
一文の長さは読みやすさに大きく影響するからです。
企業は採用活動を進める中で、日々多くのESを読むため、読みにくい文章はそれだけで-な印象になります。
読みにくいというだけで不合格になってしまう可能性もあるため、一文ごとの長さには注意が必要です。
一文が長くなると文章が横に伸びていく印象が強くなり、全体の流れや構成を把握しにくくなります。
できるだけ一文は50字~70字を目安にし、文章全体で縦に落ちる印象を与えることが大切です。
作成した自己PRが読みにくいと感じたときは、一文の長さを見直してみてください。
謙虚さを忘れない
自己PRや面接で過去の成果をアピールすることは重要ですが、どれほど優れた実績であっても、それを過度に誇張したり、自慢げな態度で伝えてしまうと、採用担当者に悪印象を与えるリスクがあります。
企業はチームで働くことを前提としているため、個人の功績を過剰に強調しすぎる姿勢は、協調性に欠ける人物だと受け取られることがあります。
特に、成果をアピールする際に「自分だけでやり遂げた」と強調しすぎると、周囲の支えやチームの存在を軽視しているように映ってしまいかねません。
そのため、実績を伝える際には「関わってくれた方への感謝」や「学ばせてもらった姿勢」などを織り交ぜ、常に謙虚な姿勢を忘れずに伝えることが大切です。
【自己PR】分析力をアピールする注意点
ここまで自己PRに分析力をアピールする際のポイントについて詳しく紹介してきましたが、当然ながら分析力をアピールする際にも注意点というものは存在します。
下記について留意した上で作成することで、より企業の採用担当者にマイナスのイメージを与えるリスクを下げることができるので、ぜひ確認してみてください。
分析しただけではアピールにならない
分析力を自己PRでアピールする際、ただ「分析しました」と伝えるだけでは十分ではありません。
重要なのは、分析の結果どのような課題や傾向が明らかになり、それに対して自らどんな行動を起こしたのかを具体的に説明することです。
企業側は、単なる情報処理の能力だけでなく、そこから得られた気づきをもとに行動に移せる人材を求めています。
たとえば、「売上データを分析した結果、特定の時間帯に注文が集中していたため、スタッフのシフトを調整して対応した」など、課題の発見から改善に向けた実践までを一連の流れで伝えることが必要です。
分析を通して状況を把握し、それを踏まえて具体的に動けた経験こそが、実践的な分析力として高く評価されます。
分析と施策の一貫性を意識する
就活の自己PRにおいて分析力を強みにする際は、基本的に取り上げるエピソードは問題解決系の内容になります。
生じた問題に対して分析力を発揮し原因を見極める…というところまでは良くても、その後の施策が論理的でないと、的確な分析ができていない印象になります。
的外れな施策で採用担当者に疑問を与えてしまうと、「本当に分析力に自身があるの?」と思われる原因になり、評価には大きく影響してきます。
そのため分析と施策の一貫性はしっかりと意識し、分析の結果、理にかなった施策を実践できているのかはよく確認しましょう。
面接とエントリーシートで矛盾が起こらないようにする
就職活動において、エントリーシートと面接の内容に一貫性を持たせることは非常に重要です。
エントリーシートではしっかりとした自己PRを書けていても、面接で異なるエピソードを話してしまったり、表現が大きく変わってしまったりすると、企業側は「この人の話は信用できるのか」と疑念を抱く可能性があります。
また、矛盾があることで準備不足や自己理解の浅さと捉えられてしまい、評価が下がってしまうこともあります。
そのため、エントリーシートに記載した内容をもとに、面接でも同じ軸やエピソードを用いながら、自分の言葉で伝えられるようにしておくことが大切です。
一貫性のある内容は、信頼感を高めるだけでなく、就活生の誠実さや準備力をアピールする材料にもなります。
分析結果以外も伝える
分析結果以外を伝えるというのも分析力をアピールする際の注意点として覚えておきたいポイントの1つです。
分析した結果しか話されていない場合、その後の変化がわからず、実績として評価されにくいのです。
よって、分析した後もどのような結果が出たのかや、どのように評価されたのかなどについて詳しく述べるようにしましょう。
前提条件を伝える
分析の前提条件を伝えるというのも分析力をアピールするにあたって非常に重要なポイントなので、忘れないようにしましょう。
分析して、こうなったという記述があったとしても、前提の数字がないと、それがどのように効果をもたらしたのかについてわからず、評価がしにくくなってしまいます。
必ず、前提としてまずはどのような状態であったのか、どのような数字であったのかなどを分かりやすく述べることが非常に大切なのです。
専門用語をつかわない
自己PRや面接で分析力をアピールする際、分析のテーマが専門性の高いものであっても、できるだけ専門用語を避けてわかりやすく伝えることが非常に大切です。
人事担当者は必ずしもその分野の専門家ではないため、難解な用語や細かすぎる技術的な説明をされても、内容の価値を正しく理解してもらえない可能性があります。
その結果、本来なら高く評価されるべき経験や実績が、十分に伝わらずに埋もれてしまうこともあります。
たとえば、「○○の解析を通じて△△が判明した」といった表現にとどめる、あるいは「これは、データをもとに行動傾向を整理するような作業です」などと補足説明を加えるなど、相手の理解に配慮した表現が重要です。
伝える相手に合わせて表現を工夫すること自体も、コミュニケーション能力や論理的思考の一部として評価されるポイントです。
【分析力】エピ―ソード別自己PR例文集
では悪い例文について確認したところで、ここまで紹介してきた分析力をアピールするために重要なポイントを踏まえた上で作成された自己PRの例文について紹介していきます。
エピソード別の良い例の例文を紹介しているので、是非とも参考にしてみてください。
分析力×マーケティングのインターン経験のOK例文
この能力は、マーケティングの長期インターンシップを通じて磨かれました。
インターンでは、主にメディアの運用とInstagramの広告作成を任されていました。
特にInstagramの広告では、初めに直面した課題は、どのようなコンテンツがユーザーの関心を惹き、なぜそれが効果的なのか、という点でした。
この問題に対し、単に直感に頼るのではなく、ABテストを徹底的に用いることで、具体的かつ定量的なデータ収集に着手しました。
様々な画像、コピーライティング、ターゲティングの変数を試しながら、どの組み合わせが最も高いエンゲージメントとコンバージョン率をもたらすかを分析しました。
経過を細かく追い、データに基づく洞察を行い、その結果、広告のクリックから登録への転換率を前年比1.2倍に引き上げることに成功しました。
社会人としても、この経験を活かし、まずは根本的な原因を突き止め、データドリブンでの改善策を施していくことをお約束します。(424字)
以下の記事では、自己PRでインターン経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
インターン経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
分析力×営業インターンのOK例文
この能力は携帯販売の長期インターンシップ中に特に発揮されました。
研修を終え、いざ販売業務に携わってみると、初期段階では成約率が他のスタッフに比べて低い状況でした。
そこで先輩の了解を得てセールストークを録音し、後でそれを分析することにしました。
8件のセールストークを録音し、それらを自分のものと比較分析したところ、私が顧客に自社の商品を買うメリットを説明する際のタイミングが早すぎることに気づきました。
そこで戦略を変更し、まずは顧客との雑談を通じて親近感を築き、その後で商品のメリットを説明するように心掛けました。
この小さな変更が大きな成果をもたらし、わずか1ヶ月で成約件数が1.5倍に増加しました。
この経験から得た分析力は、単に販売の分野に留まらず、さまざまなビジネスシーンで活用できると考えています。
私は、インターンシップで培った分析力と問題解決能力を活かし、貴社のコンサルタントとして活躍し、パートナー企業の課題を解決し、さらなる成長を支援する提案をしていきたいと考えています。
この能力を活かし、貴社の価値創造に貢献できることを強く信じています。(511字)
以下の記事では、自己PRで長期インターン経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
長期インターン経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
分析力×アルバイト経験のOK例文
この力は、飲食店でのアルバイト経験から磨かれました。
私が担当したのは売上が伸び悩む商品の位置を分析し、改善するプロジェクトでした。
当該商品は、レジから見通しの悪い場所に位置しており、私はこれが低い売上の一因ではないかと仮説を立てました。
実証のため、私はその商品をレジ近くに配置し、同時に元の場所にも置き続ける実験を行いました。
この変更の効果を計測するため、1ヶ月間の売り上げデータを精密に収集・分析しました。
その結果、レジ付近に配置した商品の売上が3%増加したことが明らかになりました。
さらに、他の商品についても同様の試みを行い、一貫してレジ付近に配置した商品の方が売り上げが良いという結果に結びつきました。
社会人としても、このような仮説を立て、実証的なデータをもとに分析・改善を行うアプローチで、クライアントのビジネス課題を解決していく所存です。(412字)
以下の記事では、自己PRで飲食店アルバイト経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
飲食店アルバイト経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
分析力×サークル経験のOK例文
具体的なエピソードとして、大学のサークルで新入生歓迎会の企画・実行を任された際の経験があります。
私たちのサークルは活動が充実しているにも関わらず、新入生の参加者数が他サークルと比較して見劣りしていました。
問題解決にあたり、まず新入生が多く参加する他サークル3つを調査しました。
この調査から、これらのサークルが共通してSNSを駆使していることが明らかになりました。
この分析結果を基に、私たちのサークルでも積極的なSNS活用を開始しました。
メンバーの日常やイベントの様子を定期的にアップすることで、サークルの魅力を外部に発信しました。
その結果認知度が飛躍的に向上し、前年比1.3倍の新入生がサークルに入会するという目覚ましい成果を得ることができました。
貴社への入社を果たした暁には、成功している事例に対しても常に分析を行い、改善の余地を探る姿勢を持ち続けることで、自己の成長と組織への貢献を両立していきたいと思っています。(436字)
以下の記事では、自己PRでサークル活動経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
サークル活動経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
分析力×ゼミのOK例文
分析力×部活動経験のOK例文
この力を身につけた具体的なエピソードとして、高校時代の体験をお話しします。
進学した高校はスポーツの強豪校で、多くの才能ある選手に囲まれていました。
当初、私は試合にほとんど出場できず、チームの勝利に貢献する機会もありませんでした。
この状況を変えるため、まずレギュラー獲得を目指し、自己分析とチーム分析に着手しました。
分析の結果、私の強みはディフェンス能力にあること、チームが守備に課題を抱えていることも判明しました。
そこで私はディフェンスに特化し、そのスキルをさらに磨くことに集中しました。
日々の練習でディフェンス力を高めることで、徐々にその努力は認められ、レギュラーの座を勝ち取ることができました。
そして、実際の試合においても、そのディフェンス力でチームを何度も救い、勝利に大きく貢献することができました。
この経験から得た分析力は、単にスポーツの場だけに留まらず、様々な状況での問題解決にも応用できると確信しています。
貴社においても、チームの現状を正確に把握し、そして、そのギャップを埋めるために自らができることを見極め、積極的に取り組むことで、チームの成果向上に貢献したいと思っています。(509字)
以下の記事では、自己PRでゼミ活動経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
ゼミ活動経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
分析力×塾講師のOK例文
私の強みは問題を的確に分析し、創造的な解決策を提案する能力にあります。
この能力を身につけた具体的な経験として、個別指導塾でのアルバイトが挙げられます。担当していた生徒は英語が苦手で、特に長文読解に大きな課題を抱えていました。
生徒は英語の勉強に多くの時間を割いていましたが、成績は期待したほど伸びていませんでした。
この問題に対処するため、まず生徒の答案を詳細に分析しました。
その結果、彼が知識問題ではなく、長文読解の設問で多くの点数を落としていることが明らかになりました。
そこで問題の根本は読解力にあると判断し、英語の学習だけに留まらず、国語の読解力を高めることが重要だと考えました。
英語の学習と並行して、難易度の高い国語の読解問題にも取り組むよう指導しました。
これにより、彼の英語と国語の成績が飛躍的に伸びました。
この経験から得た分析力と問題解決能力は、エンジニアとしての仕事においても大いに役立つと確信しています。
エンジニアリングの課題に直面した際には、問題の本質を深く掘り下げて理解し、従来の枠にとらわれない多角的な視点から解決策を提案できるよう努めます。(480字)
以下の記事では、自己PRで塾講師経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
塾講師経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
分析力×学業のOK例文
私は大学3年生からAIロボットの研究に取り組んでいました。
研究初期段階で、ロボットが不備により動作がうまくいかない問題に直面しました。
そこで、私はデータを用いて徹底的な分析を行うことにしました。
まず、ロボットの部品や構造、仕組みを一から見直し、詳細に分析し、多くのデータを収集し、何が問題の原因となっているのかを客観的に評価しました。
分析の結果、特定の部品に問題があることが判明しました。
この問題を解決するために、どのようにすればロボットが正常に動作するかを予測し、具体的な対策を考えました。
例えば、部品の材質や配置を変更することで、ロボットの動作が改善する可能性が高いことを見出しました。
これらの予測と対策を実際に試行し、問題解決に向けて何度も試行錯誤を繰り返しました。
その結果、AIロボットを無事に完成させることができました。
この経験を通じて、私はデータ分析の重要性と、その分析結果を基にした対策立案の有効性を実感しました。
IT開発では、しばしば予期せぬ問題が発生し、それを迅速かつ正確に解決することが求められると理解をしています。
私は、データに基づいた分析を行い、問題の根本原因を特定し、最適な解決策を見つけることで貴社の事業に貢献したいと考えています。(530字)
分析力×留学のOK例文
私は、異文化理解と分析力の両方を活かして物事を深く考察する力に自信があります。
大学3年次にアメリカへ半年間留学した際、現地のマーケティングの授業で「日本とアメリカの消費行動の違い」というテーマでプレゼンを担当しました。
現地の消費者調査やインタビューを実施したうえで、年代・地域・価値観といった複数の要素から消費傾向を比較し、背景にある文化や習慣の影響を分析しました。
その結果、データと考察のバランスが高く評価され、教授からクラス内で最も論理的で実用性が高いとコメントをいただきました。
表面的な数値だけでなく、背後にある要因を掘り下げる姿勢を評価されたことが大きな自信となっています。
私は今後も、多様な文化や価値観を尊重しつつ、それぞれの立場に立って物事を分析する姿勢を大切にし、国際的なプロジェクトでも的確な判断と対応ができる人材として貢献したいと考えています。
以下の記事では、自己PRで留学経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
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分析力×趣味のOK例文
私の趣味は風景写真の撮影であり、そこから培った分析力を活かすことができると感じています。
大学時代、構図や光の使い方によって印象が大きく変わることに着目し、被写体の魅力を最大限に引き出す方法を研究してきました。
どの時間帯にどういった角度で撮影すればより印象的な一枚になるか、複数の条件を比較しながら撮影を繰り返した結果、地元のフォトコンテストで優秀賞を受賞することができました。
その過程では、現地の天候履歴や太陽の動きを記録して、データと直感の両方を使って計画を立てることに努めました。
何となくの感覚に頼らず、要因ごとに整理して試行錯誤を重ねた経験は、マーケティングや広報といった分野でも十分応用できると考えています。
今後は、物事を感覚ではなく論理で捉える力を活かし、情報の整理や仮説検証を通じて、企業活動の説得力ある発信にも貢献していきたいと思っています。
分析力×資格のOK例文
私は、情報を的確に整理し、数値や言語を扱う場面で精度の高い判断ができる点が強みです。
その力を証明する一つの経験が、簿記2級とTOEIC830点の資格を同時期に取得したことです。
もともと計画性には自信がなく、学習にも偏りが出やすかったため、学習内容を分野ごとに分け、日別の学習計画をExcelで管理する方法を導入しました。
進捗を数値化し、苦手分野の割合をグラフで可視化することで、弱点の克服と全体のバランス調整が可能になりました。
また、TOEIC対策では模試結果を分析し、文法・語彙・リスニングの分野ごとに精度を上げるよう、過去問を活用して検証と改善を重ねました。
このように、データをもとに冷静に状況を把握し、改善につなげる力は、業務の中でも成果を出すために有効であると考えています。
今後も、数値と論理の両面から課題に向き合い、効率よく成果を上げられる人材として貢献したいです。
以下の記事では、自己PRで資格取得経験を用いて強みをアピールする方法について解説しています。
資格取得経験をテーマに自己PRを作成したい人はぜひ参考にしてみてください!
【分析力で自己PR】低評価されやすいNG例文集
就職活動で自己PRを作成する際、強みを効果的に伝えるためには、具体的なエピソードや成果を交えることが重要です。
しかし、実際には具体性が欠けていたり、成果につながらなかったり、根拠が薄い自己評価に偏ったりする例も少なくありません。
ここでは、悪い点を意図的に残したまま作成した「分析力」をテーマにしたNG例文を3つ紹介します。
改善点も紹介するので、それぞれの問題点を理解することで、より説得力のある自己PRを作成する参考にしてください。
具体性がない文章
私の強みは高い分析力にあると自負しています。
これまでの学生生活を通して、物事を論理的に考える習慣を身につけてきました。
特に、課題に取り組む際には、データをもとにして根拠を示しながら解決策を考えることが得意だと自信を持っています。
この能力は、様々なチームでディスカッションする際にも役立ったと思います。
どのような場面においても、常に仮説を立て、データを整理し、結論を導き出すプロセスを重視してきました。
このような経験を通じて、私は一貫して論理的思考の重要性を実感してきました。
今後は、貴社での業務においてもこの分析力を活かし、論理的な判断をもとに組織の成長に貢献したいと考えています。
さらに、多様な意見を取り入れながら、データを基にした最適な解決策を提案する力を伸ばしていきたいと考えています。
成果が乏しい文章
私は、アルバイト先でのデータ収集において分析力を発揮した経験があります。
具体的には、店舗の来客数を調査し、曜日や時間帯ごとの傾向を把握しました。
このデータを基に、店長に報告し、繁忙時間帯のスタッフ配置の提案を試みました。
しかし、結局提案が実施されず、売上への影響は見られませんでした。 それでも、分析に取り組む姿勢は評価されたと感じています。
また、この経験を通じて、提案を形にするには単にデータを示すだけでは不十分であり、実行可能性を高めるための工夫やプレゼンテーションスキルの必要性を痛感しました。
今後は、データを根拠として提案の説得力を高めるスキルを磨きたいと考えています。
このように、自分の分析力をさらに発展させることで、実際の成果につなげる能力を伸ばしていく意欲があります。
就活コンサルタント木下より

この例文では、分析したデータが行動や成果に結びついていない点が問題です。
提案内容を具体化し、それが実施された場合にどのような成果が予測されるのかを記述することで改善できます。
また、提案が実現しなかった背景を簡潔に説明しつつ、それを踏まえて次にどのように工夫を加えたかなど、成長のプロセスを描くことも有効です。
根拠のない自己評価が高い文章
分析力には非常に自信があります。
私は、友人や知人から「論理的だね」と言われることが多く、実際に人生の中で役立つ助言をいくつかした経験があります。
たとえば、大学の友人が進路に悩んでいたときに、彼の興味や特技をもとにアドバイスをした結果、「おかげで進むべき道が見えた」と感謝されました。
また、アルバイト先でも、何度か自分の提案を店長に伝えたことがあり、改善案として受け入れられたことがあります。
このように、私は周囲からの評価を通じて、自分の分析力が他者にとって有益であると実感しています。
企業においても、この能力を活かして、問題解決や業務効率化に貢献できると確信しています。
特に、データや情報を基にした具体的な提案をすることで、組織全体に良い影響を与えられると思っています。
就活コンサルタント木下より

この例文は主観的な評価や他者の反応に頼りすぎています。
この文章を改善するには、具体的な事例と数値的な成果を取り入れることが必要です。
たとえば、課題解決において実際に行った分析プロセスやその結果として得られた具体的なアウトプットを記述することで、信頼性が向上します。
また、エピソードの客観性を重視することで説得力を持たせられます。
【分析力で自己PR】業界別おすすめ特集
分析力をアピールして就活を成功させるなら、準備にあたってさまざまな記事を参考にしておきましょう。
たとえば、分析力をアピールしたい証券会社志望の人には、以下の記事がおすすめです。
IT業界の詳しい業務内容を解説するとともに、業界を志望するうえでやっておきたい準備のポイントなどを解説しています。
また、広告業界を志望するうえで自己PR作成にてこずっている人は、以下の記事が参考になるはずです。
記事内では選考を突破できる考え方から具体的な書き方まで網羅しているため、魅力的な志望動機を書きたい学生は必見です。
ほかには、理系で研究を自己PRにしたい人は、ぜひ以下の記事をチェックしてみてください。
ガクチカの内容として研究はアピールしやすいため、アピールのコツや注意点などを積極的に学んでおきましょう。
【分析力で自己PR】この記事のまとめ
今回は自己PRにおいて分析力をアピールする際のポイントや注意点、良い例文、悪い例文について紹介してきました。
分析力は多くの就活生がアピールするポイントではありますが、より深掘りし、具体的に述べることができれば、企業から非常に魅力的に映るポイントでもあります。
特に理系の方は数字を用いて定量的に自己PRが書け、有利でもあるので、是非この利点を活かして第一志望への就職を叶えてください。
就活コンサルタント木下より
この例文は、具体的なエピソードをもっと追加する必要があります。
抽象的な表現が多いため、実際にどのように分析力を発揮したのか、具体例を挙げることで説得力を持たせるべきです。
たとえば、具体的にどんな場面でデータを分析し、課題解決をしたのか、そのプロセスや成果を記述し、明確な行動と結果を示すことで信頼感を高めることができます。